JP3032802B2 - 希ガス放電灯 - Google Patents

希ガス放電灯

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JP3032802B2
JP3032802B2 JP9072054A JP7205497A JP3032802B2 JP 3032802 B2 JP3032802 B2 JP 3032802B2 JP 9072054 A JP9072054 A JP 9072054A JP 7205497 A JP7205497 A JP 7205497A JP 3032802 B2 JP3032802 B2 JP 3032802B2
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opening
rare gas
discharge lamp
gas discharge
envelope
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敏 田村
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は希ガス放電灯に関
し、特にガラスバルブの内面にアパ−チャ部を有する発
光層を形成すると共に、外周面に一対の帯状の外部電極
を配置した希ガス放電灯において、光出力の増加が可能
な発光層及び外部電極の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、図10〜図12に示
す希ガス放電灯を提案した。同図において、1は例えば
ガラスバルブにて密閉状に構成された直管状の外囲器で
あって、その内面には希土類蛍光体,ハロリン酸塩蛍光
体などの1種又は2種以上の蛍光体を含む発光層2が形
成されている。特に、この発光層2には所定の開口角を
有するアパ−チャ部2aがほぼ全長に亘って形成されて
いる。そして、外囲器1の封着構造はガラスバルブの端
部にディスク状の封着ガラス板を封着して構成されてい
るが、例えば単にガラスバルブを加熱しながら縮径加工
し溶断して構成することもできる。尚、この外囲器1の
密閉空間には水銀などの金属蒸気を含まないキセノン
(Xe),クリプトン(Kr),ネオン(Ne),ヘリ
ウム(He)などの希ガスが単一又は混合して所定量封
入されているが、キセノンを主成分とする希ガスの封入
が望ましい。
【0003】この外囲器1の外周面にはシ−ト構体3が
密着するように巻回されている。このシ−ト構体3は、
例えば外囲器1の全長とほぼ同程度の長さを有し、かつ
厚さが20〜100μmの範囲に設定された絶縁性の透
光性シ−ト4と、この透光性シ−ト4の一方の面に互い
に所定の間隔だけ離隔配置して接着された不透光性の金
属部材よりなる帯状の一対の外部電極5,6と、この外
部電極5,6の端部から、それと電気的な接続関係を有
し、かつ導出端が透光性シ−ト4の端縁部分より突出す
るように導出された端子51,61と、透光性シ−ト4
の一方の面に付与された粘着ないし接着機能を有する接
着層9とから構成されている。尚、シ−ト構体3におい
て、透光性シ−ト4としては、例えばポリエチレンテレ
フタレ−ト(PET)樹脂が好適するが、ポリエステル
樹脂など他の樹脂も利用できる。又、接着層9としては
シリコ−ン系接着剤が好適するが、アクリル系接着剤な
ど他の接着剤も使用できる。
【0004】又、外部電極5,6及び端子51,61
は、腐食電位列が離れた位置にある金属部材にて構成さ
れており、例えば外部電極5,6としては帯状のアルミ
ニウム箔が、端子51,61としては短冊状の銅が好適
する。しかしながら、外部電極5,6としては導電性に
優れ、かつ不透光性の金属部材であればアルミニウムの
他に、ニッケルなどの金属部材も利用できるし、端子5
1,61としては銅の他に、銀,ステンレス,Cu−N
i合金などの金属部材も利用できる。特に、外部電極
5,6の幅Wと端子51,61の幅dとは、0.1W≦
d≦0.5W なる関係に設定されている。尚、端子5
1,61の肉厚は0.1〜0.5mmの範囲が望まし
い。
【0005】さらに、端子51,61の表面には、外部
電極5,6及び端子51,61を構成する金属部材とは
異なった金属部材で、かつ外部電極5,6及び端子5
1,61を構成する金属部材の位置する腐食電位列の間
に位置する金属部材で図示しないメッキ層が形成されて
いる。例えば外部電極5,6にアルミニウム箔が、端子
51,61に銅が用いられる場合には、メッキ層を構成
する金属部材としてはニッケル,鉛−錫系半田が望まし
い。このメッキ層の形成は電気メッキ,無電解メッキが
好適するが、浸漬,溶射などによって被着・形成するこ
ともできる。このメッキ層の厚みは、例えば5〜30μ
m、特に10〜20μm程度が望ましいが、その範囲外
での使用も可能である。
【0006】上述のシ−ト構体3は外囲器1の外周面
に、外部電極5,6が外囲器1と透光性シ−ト4との間
に位置するように装着されており、後述の第2の開口部
(8)において、透光性シ−ト4の一方の端部4aに他
方の端部4bを重ね合わせた上で接着されている。特
に、シ−ト構体3の外囲器1への装着状態において、外
部電極5,6の一端間には第1の開口部7が、外部電極
5,6の他端の間には第2の開口部8がそれぞれ形成さ
れており、発光層2からの光は主としてアパ−チャ部2
aを介して第1の開口部7から放出される。
【0007】この希ガス放電灯は、例えば次のように製
造される。まず、例えば青色領域,緑色領域,赤色領域
にそれぞれ発光スペクトルを有する蛍光体を含む水溶性
の蛍光体塗布液をガラスバルブよりなる外囲器1の内面
に塗布・乾燥し、焼成することにより発光層2が形成さ
れる。次に、図示しないスクレ−パを利用して発光層2
の一部を強制的に所定の開口角を以て剥離・除去するこ
とにより、アパ−チャ部2aが形成される。次に、この
外囲器1を密閉状に構成し、かつ内部空間にキセノンな
どの希ガスを所定量封入する。
【0008】次に、図11〜図12に示すように、透光
性シ−ト4の所定部分に一対の外部電極5,6を離隔し
て配置すると共に、外部電極5,6の端部から端子5
1,61を導出し、かつ透光性シ−ト4及び外部電極
5,6に接着層9を形成してシ−ト構体3を構成する。
次に、図13に示すように、シ−ト構体3を展開した状
態で例えば組み立てステ−ジ10に載置する。引き続
き、外囲器1をシ−ト構体3の透光性シ−ト4の一端4
aに、外囲器1の長手方向が外部電極5,6の長手方向
に沿うように(平行となるように)位置させる。この状
態で、外囲器1に従動ロ−ラ11,11を、外囲器1が
透光性シ−ト4に若干押しつけるように配置する。この
状態で、ステ−ジ10を若干M方向に移動させた後、N
方向に移動させる。これによって、シ−ト構体3は、図
10に示すように、外囲器1の外周面に巻回される上、
透光性シ−ト4の一端4aに他端4bが重ね合わされ、
接着層9によって接着されて希ガス放電灯が完成する。
【0009】この希ガス放電灯は、外部電極5,6にイ
ンバ−タ回路から端子51,61を介して、例えば周波
数が30KHz,電圧が2500VO-P 程度の高周波高
電圧が印加されることによって点灯するものであり、光
はアパ−チャ部2aを介して第1の開口部7から放出さ
れる。特に、この希ガス放電灯には水銀が用いられてい
ないために、点灯後における光量の立ち上がりが急峻で
あり、点灯と同時に光量がほぼ100%近くまで達する
上に、光量や放電電圧が周囲温度の影響を殆んど受けな
いという特徴を有していることから、例えば原稿照射装
置に適用した場合には、原稿面照度を高めることがで
き、原稿の読み取り精度を向上させることができる。
【0010】尚、この希ガス放電灯には、次のような各
種の効果も期待できる。例えば、外部電極5,6と端子
51,61との重なり部分にはメッキ層が介在されてい
るために、腐食電位列の離れた位置にある金属部材にて
構成された外部電極5,6と端子51,61とを直接的
に接続しても異種金属接触腐食の発生を抑制することが
できる。
【0011】特に、外部電極5,6の幅Wと端子51,
61の幅dとの関係を 0.1W≦d≦0.5W に設
定すれば、外部電極5,6と端子51,61との接続部
分における異種金属接触腐食の発生をメッキ層の存在と
相俟ってより効果的に抑制できる。従って、長期間に亘
って安定した動作状態を維持できる。しかしながら、端
子51,61の幅dが0.1W未満になると、外部電極
に対する接続強度が低下する。逆に、それの幅dが0.
5Wを超えると、シ−ト構体3を外囲器1に巻回する際
に、端子51,61を外囲器1の外周面に倣い易くする
ための加工をしなければならず、その加工が極めて面倒
になる。従って、両者は上述の関係に設定することが望
ましい。
【0012】又、製造過程において、透光性シ−ト4の
一方の面には、接着層9が形成されているために、外囲
器1をシ−ト構体3の上で転動させるだけの単純動作に
よって、シ−ト構体3を外囲器1の外周面に巻回し密着
させることができ、その上、外部電極5,6は透光性シ
−ト4に予め所定の間隔で配列されているために、貼り
付けの際に外部電極5,6の間隔を所定の間隔となるよ
うに調整する必要が全くない。従って、作業能率を飛躍
的に改善できるのみならず、機械化が可能となり、一層
の量産効果が期待できるなどの優れた効果が期待でき
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、この希ガス放電灯を原稿照射装置に適用した場合に
は、アパ−チャ部構造により発光層2の放射光の高密度
化が可能となることから、原稿面照度を高めることがで
き、原稿の読み取りを確実に行うことができるものであ
る。
【0014】しかしながら、近時、OA機器は、その処
理能力を高め、事務処理の効率化を図るために、原稿の
送り速度をさらに高速化する傾向にあり、原稿の読み取
り精度(解像度)が損なわれる方向にある。
【0015】従って、原稿の送り速度の高速化に対応す
るには、原稿面の照度を高めるように希ガス放電灯の光
出力(光量)を増加すればよい。例えば外囲器1の管径
を太くすると共に管入力(電力)を増加させれば、比較
的に容易に光量を増加させることができるものの、この
種装置では原稿面と希ガス放電灯との間隔が6〜12m
m程度と狭いために、かかる間隔以上に太い管径の希ガ
ス放電灯は配置が難しくなる。
【0016】かといって、サイズを変更しないで現状の
希ガス放電灯の管入力を増加させれば、それに伴って光
量も増加させることはできるものの、管入力を増加させ
る割りには光量の増加割合は少なく、十分な読み取り精
度の得られる程度の原稿面照度を得ることはできないも
のである。
【0017】それ故に、本発明の目的は、比較的に簡単
な構成によって外囲器のサイズや管入力などに変更を加
えなくても光出力を改善できる希ガス放電灯を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上述
の目的を達成するために、内面に発光層の形成されない
アパ−チャ部を有し、かつアパ−チャ部を除く部分に1
種又は2種以上の蛍光体を含む発光層を形成すると共
に、内部の密閉空間に水銀などの金属蒸気を含まない希
ガスのみを封入した外囲器と、外囲器の外周面に、それ
のほぼ全長に亘って互いに離隔して配置し、かつ離隔部
分に第1,第2の開口部が形成されるように配置した金
属部材よりなる帯状の一対の外部電極とを具備し、前記
発光層の付着量を1cm2当たり5〜30mgの範囲に
設定したことを特徴とする。
【0019】又、本発明の第2の発明は、内面に発光層
の形成されないアパ−チャ部を有し、かつアパ−チャ部
を除く部分に1種又は2種以上の蛍光体を含む発光層を
形成すると共に、内部の密閉空間に水銀などの金属蒸気
を含まない希ガスのみを封入した外囲器と、外囲器の外
周面に、それのほぼ全長に亘って互いに離隔して配置
し、かつ離隔部分に第1,第2の開口部が形成されるよ
うに配置した金属部材よりなる帯状の一対の外部電極
と、外囲器の外周面に、外部電極が被覆されるように装
着した絶縁部材とを具備し、前記発光層の付着量を1c
2当たり5〜30mgの範囲に設定したことを特徴と
する。
【0020】又、本発明の第3の発明は、前記アパ−チ
ャ部を、第1の開口部にほぼ対応する外囲器の内面部分
形成したことを特徴とし、第4の発明は、前記第1の
開口部の開口角θ1を第2の開口部の開口角θ2より大き
くなるように設定したことを特徴とし、第5の発明は、
前記アパ−チャ部の開口角θ3を第1の開口部の開口角
θ1より大きく設定し、かつ発光層の端部(アパ−チャ
部との境界部分)が第1の開口部に食み出さないように
構成したことを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の第の発明は、前記第1
の開口部の開口角θ 1 を60〜120°の範囲に設定し
たことを特徴とし、第の発明は、前記外部電極の外囲
器側の面に光反射性を付与したことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる希ガス放電
灯の第1の実施例について図1を参照して説明する。
尚、図10〜図13に示す先行技術と同一部分には同一
参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図にお
いて、この実施例の特徴部分は、ガラスバルブなどより
なる外囲器の内面に1種又は2種以上の蛍光体を含む
発光層2Aを形成すると共に、発光層2Aの付着量を1
cm2当たり5〜30mgに設定したことと、外部電極
5,6における第1の開口部7の開口角θ1を第2の開
口部8の開口角θ2より大きく設定すると共に、開口角
θ1を60〜120°の範囲に設定したことである。
尚、外部電極5,6における第1の開口部7にほぼ対応
する外囲器1の内面部分には発光層2Aを形成しないア
パ−チャ部2aが形成されている。
【0023】この外囲器1の構成部材としては、誘電率
が大きく、かつ気密性が確実に保持でき、透光性を有す
る材料であれば一応適用が可能であるが、例えばガラス
の中でも比較的に誘電率の大きい鉛ガラスなどが好適す
るものである。これの肉厚は例えば0.2〜0.6mm
の範囲に設定されており、この範囲では一応の生産性,
光特性が得られる。しかしながら、肉厚が0.2mm未
満になると、外囲器の機械的な強度が極端に低下する
ために、量産設備による生産工程でのガラス破損に伴う
不良率が増加するようになるし、逆に、肉厚が0.6m
mを超えると、縞状の放電状態が目視され、アパ−チャ
部2aから放出される光にチラツキが生ずるようになる
のみならず、希ガス放電灯にパワ−が十分に入らなくな
って光出力が低下するようになる。従って、外囲器
肉厚は上記範囲内に設定することが望ましい。
【0024】又、発光層2Aは、希ガス放電灯の用途に
よって、使用する蛍光体が1種のみにて構成されたり、
2種以上を混合して構成されたりする。例えば三波長域
発光形の場合には、例えば青色領域に発光スペクトルを
有するユ−ロピウム付活アルミン酸バリウム・マグネシ
ウム蛍光体,緑色領域に発光スペクトルを有するセリウ
ム・テルビウム付活リン酸ランタン蛍光体,赤色領域に
発光スペクトルを有するユ−ロピウム付活硼酸イットリ
ウム・ガドリウム蛍光体を混合してなる混合蛍光体にて
形成され、その付着量は1cm2 当たり5〜30mgの
範囲に設定されている。この範囲では所望の光出力が得
られるものの、その付着量が5mg未満になると、光出
力が低下してしまい原稿面照度が不足するようになる
し、逆に、30mgを超えると、均質な発光層の形成が
困難になる。従って、発光層2Aの付着量は上記範囲内
に設定することが望ましい。
【0025】さらに、外部電極5,6のそれぞれの離隔
部分には第1,第2の開口部7,8が形成されており、
それぞれの開口角θ1 ,θ2 はθ1 >θ2 の関係に設定
されている。第1の開口部7の開口角θ1 は60〜12
0°の範囲が、第2の開口部8の開口角θ2 は55°程
度がそれぞれ望ましい。しかしながら、第2の開口部8
は絶縁破壊しない程度に狭いことが望ましく、例えば最
低2mm程度の離隔距離を確保することが推奨される。
尚、上述のアパ−チャ部2aの開口角は第1の開口部7
の開口角θ1 とほぼ同程度に設定されている。
【0026】この実施例によれば、発光層2Aの付着量
が1cm2 当たり5〜30mgに設定されており、しか
も、第1,第2の開口部7,8の開口角θ1 ,θ2 がθ
1 >θ2 の関係に設定され、かつ開口角θ1 が60〜1
20°の範囲に設定されていることと相俟ってアパ−チ
ャ部2aを介して第1の開口部7から放出される光出力
を、外囲器のサイズや管入力に変更を加えなくても効果
的に改善できる。従って、例えばOA機器の原稿照射装
置に適用した場合には、原稿面照度を高めることができ
ることから、仮に原稿の送り速度が高速化されても、十
分の読み取り品位を確保できる。
【0027】特に、発光層2Aの付着量は通常の照明用
蛍光ランプに比較すると2〜10倍程度に設定されてお
り、通常の照明用蛍光ランプでは特性的に好ましいもの
ではないと考えられている量であるにも拘らず、希ガス
放電灯では光出力が有効に増加している。この原因につ
いては明らかではないが、外部電極5,6の間(外囲器
の長手方向に対してほぼ直角方向)に無数の放電路が
形成されることによって縞状の状態で点灯する希ガス放
電灯に特有の現象と考えられる。
【0028】又、発光層の付着量を5〜30mg/cm
2 の範囲に、第1の開口部7の開口角θ1 を60〜12
0°の範囲に設定すると共に、外部電極5,6の外囲器
側に光反射性を付与すれば、第1の開口部7から放出さ
れる光出力を一層に増加させることができる。この際、
第2の開口部8の離隔長さを2mm程度の狭い開口角
(ほぼ29°に相当)に設定すれば、第2の開口部8か
らの光の漏洩が抑制され、第1の開口部7から放出され
る光出力の改善効果が期待できる。
【0029】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、第1の開口部7に対応する外囲器
1の内面部分に形成されているアパ−チャ部2aの開口
角θ3 を第1の開口部7の開口角θ1 より大きく設定し
たことである。このアパ−チャ部2aの開口角θ3 は例
えば70〜130度の範囲に設定されているが、用途,
目的などに応じて適宜に変更できる。尚、第1の開口部
7の開口角θ1 と第2の開口部8の開口角θ2はθ1
θ2 の関係に設定されている。
【0030】この実施例によれば、外囲器1の外周面に
シ−ト構体3を巻回する際に、第1の開口部7とアパ−
チャ部2aとのセンタ−が若干ずれても、第1の開口部
7から放出される光の光軸のずれを緩和できる。このた
めに、例えば原稿照射装置に適用しても、十分に高い読
み取り精度を得ることができる。
【0031】図3は本発明の第3の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、透光性シ−ト4のそれぞれの端部
4a,4bを外部電極5の上において重ね合わせ、この
重ね合わせ部分を超音波溶着したことである。
【0032】この実施例によれば、重ね合わせ部分4
a,4bの超音波溶着が外部電極5の外側面において行
われるために、外囲器内面の発光層2Aに作用する超音
波振動が緩和される。従って、第1,第2の実施例に比
較すると、発光層2Aの外囲器内面からの剥離を大幅に
抑制でき、光出力の改善が可能となる。
【0033】図4は本発明の第4の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、外囲器1の外周面に一対の外部電
極5,6を接着層を利用して貼着した後に、外囲器1の
外周面にPET樹脂などの透光性シ−ト4Aを、外部電
極5,6が被覆されるように巻回して接着したことであ
る。
【0034】この実施例によれば、外囲器1の外周面に
透光性シ−ト4Aを巻回するに先立って、外囲器1の外
周面にシリコ−ンワニスなどの透光性の絶縁被膜を形成
しておけば、外部電極間の絶縁耐力を改善できる。
【0035】図5は本発明の第5の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、外囲器1の外周面に一対の外部電
極5,6を接着層を利用して貼着した後に、外囲器1の
外周面にPET樹脂などの熱収縮性樹脂よりなる保護チ
ュ−ブ12を、外部電極5,6が被覆されるように装着
し、熱収縮させたことである。尚、この保護チュ−ブ1
2は外囲器1に装着した後、例えば150〜200°C
程度に加熱し、収縮させることにより外囲器1の外周面
に密着される。
【0036】この実施例によれば、上述の各実施例に比
較すると、機械化,作業能率の点で劣るものの、保護チ
ュ−ブ12に接着層を使用しないために、端子の構成部
材と接着剤成分との反応による腐食がなく、長期間に亘
って安定した動作状態を維持できる上、保護チュ−ブ1
2に継目がないために、上述の実施例のように透光性シ
−ト4の端部の重ね合わせ部分の剥がれを完全に防止で
きる。
【0037】特に、外囲器1の外周面に保護チュ−ブ1
2を装着するに先立って、外囲器1の外周面にシリコ−
ンワニスなどの透光性の絶縁被膜を形成しておけば、外
部電極間の絶縁耐力を一層高めることができる。
【0038】図6は本発明の第6の実施例を示すもので
あって、基本的な構成は図1に示す希ガス放電灯と同じ
である。異なる点は、シ−ト構体3の外周面にPET樹
脂などの熱収縮性樹脂よりなる保護チュ−ブ12を装着
した後に、熱収縮させたことである。尚、この保護チュ
−ブ12は外囲器1(シ−ト構体3)に装着した後、例
えば150〜200°C程度に加熱し、収縮させること
により透光性シ−ト4の外周面に密着される。
【0039】この実施例によれば、希ガス放電灯の適用
部所における環境条件が厳しい,安全基準が高いなどの
場合には、例えば耐熱性などに優れ、かつ透光性を有す
る保護チュ−ブ12にてシ−ト構体3を被覆することに
よって、より高品位の製品を提供できる。
【0040】特に、この実施例の構造は、図2,図3,
図5に示す実施例にも適用することができる。
【0041】
【0042】
【0043】尚、本発明は、何ら上記実施例にのみ制約
されることなく、例えば発光層に含まれる蛍光体として
は、セリウム・テルビウム付活リン酸ランタン蛍光体
(LaPO4:Ce,Tb),ユ−ロピウム付活硼酸イ
ットリウム・ガドリウム蛍光体などの他に、錫付活リン
酸ストロンチウム・マグネシウム蛍光体((SrMg)
3(PO42:Sn),ユ−ロピウム付活リンバナジン
酸イットリウム蛍光体(Y(PV)O4:Eu),ユ−
ロピウム付活硼リン酸ストロンチウム蛍光体(2SrO
・(P27・B23):Eu)などのリン酸塩蛍光体,
硼酸塩蛍光体の他、例えばセリウム・テルビウム付活ア
ルミン酸マグネシウム蛍光体(MgAl1119:Ce,
Tb),セリウム・テルビウム付活イットリウム・シリ
ケ−ト蛍光体(Y2SiO5:Ce,Tb),ユ−ロピウ
ム付活アルミン酸バリウム・マグネシウム蛍光体(Ba
Mg2Al1627:Eu),ユ−ロピウム付活酸化イッ
トリウム蛍光体(Y23:Eu)なども使用できる。さ
らに、透光性シ−トの端部の重ね合わせ部分は単に接着
の他に、熱溶着したり,超音波溶着したり,接着と溶着
を併用したりすることもできる。その上、透光性シ−ト
の端部は外部電極の上で重ね合わせることもできる。
【0044】
【実施例】次に、第1の実験例について説明する。ま
ず、青色領域に発光スペクトルを有するユ−ロピウム付
活アルミン酸バリウム・マグネシウム蛍光体,緑色領域
に発光スペクトルを有するセリウム・テルビウム付活リ
ン酸ランタン蛍光体,赤色領域に発光スペクトルを有す
るユ−ロピウム付活硼酸イットリウム・ガドリウム蛍光
体をそれぞれ65,15,20重量%の割合で混合して
なる水溶性の蛍光体塗布液を外径が8mm,肉厚が0.
5mm,長さが360mmの鉛ガラスよりなる外囲器の
内面に塗布し発光層を形成する。次に、スクレ−パを用
いて発光層の一部を強制的に剥がすことによって開口角
75°のアパ−チャ部を形成する。尚、発光層の1cm
2 当たりの付着量は、図7に示すように、3〜35mg
の範囲で変化させた。以下、図10〜図13に示す先行
技術と同様の方法にて希ガス放電灯を製造した。尚、第
1の開口部の開口角θ1 は75°に、第2の開口部の開
口角θ2 は55°にそれぞれ設定した。
【0045】この希ガス放電灯を点灯回路に組み込み、
インバ−タ回路の出力電圧(周波数は30KHz一定)
を定格電圧(2500V0-P )の90%電圧に設定し、
外囲器から8mm離隔した原稿照射面の照度及び発光層
の形成性(塗布の容易性)を評価したところ、図8に示
す結果が得られた。尚、同図において、原稿面照度の評
価項目では、○は照度が9000(Lx)以上であるこ
とを、△は照度が8500(Lx)以上で9000(L
x)未満であることを、×は8500(Lx)未満であ
ることを示している。又、塗布の容易性の評価項目で
は、○は容易であることを、△は若干困難であるも実用
上は支障ないことを、×は困難であることを示してい
る。
【0046】同図から明らかなように、発光層の付着量
が10〜30mgの範囲では十分の原稿面照度が得られ
ているが、5mgと35mgでは実用性はあるものの、
若干照度が低下しており、3mgでは実用上問題になる
ことがわかる。一方、発光層の付着量が25mg以下で
は良好な発光層が形成できるが、付着量が30mgでは
実用上は支障ないものの、塗布が若干困難になり、付着
量が35mgでは塗布が難しくなり、均質な発光層が形
成できなくなる。従って、発光層の付着量は、両評価項
目の評価結果に基づいて、5〜30mgの範囲に設定す
ることが望ましい。
【0047】次に、第2の実験例について説明する。第
1の実験例(図7)において、発光層の付着量を15m
gに、外部電極の幅(周方向の長さ)を8mmにそれぞ
れ固定し、外部電極における第1の開口部の開口角θ1
を、図8に示すように、50〜105°の範囲で変化さ
せた希ガス放電灯を製造した。
【0048】この希ガス放電灯を点灯回路に組み込み、
インバ−タ回路の出力電圧(周波数は30KHz一定)
を定格電圧(2500V0-P )の90%電圧に設定し、
外囲器から8mm離隔した原稿照射面の照度、外部電極
間(第2の開口部間)での絶縁破壊の有無を測定・観察
したところ、図8に示す結果が得られた。尚、同図にお
いて、原稿面照度の評価項目では、○は照度が9000
(Lx)以上であることを、△は照度が8500(L
x)以上で9000(Lx)未満であることを、×は8
500(Lx)未満であることを示している。又、絶縁
破壊の有無の評価項目では、○は絶縁破壊が発生してい
ないことを、△は絶縁破壊が少ない頻度で発生している
ものの、一応実用域にあることを、×は絶縁破壊が頻繁
に発生していることを示している。
【0049】同図から明らかなように、第1の開口部の
開口角θ1 が65〜105°の範囲では十分の原稿面照
度が得られているが、開口角θ1 が60°では若干照度
が低下しており、開口角θ1 が55°以下では大幅に低
下している。これは、外部電極の幅が固定されているた
めに、開口角θ1 が小さくなると第2の開口部の開口角
θ2 が相対的に大きくなって、第2の開口部から光が漏
れるようになり、従って、第1の開口部からの光量が減
少するためと考えられる。又、第1の開口部の開口角θ
1 が90°以下の範囲では外部電極の第2の開口部間で
の絶縁破壊は認められなかったが、開口角θ1 が95°
及び100°では僅かであるものの、絶縁破壊が認めら
れ、開口角θ1 が105°では絶縁破壊の頻度が頻繁で
あり、高品位レベルの維持が困難になる。尚、開口角θ
1 が100°及び105°の時の第2の開口部の離隔長
さはそれぞれ2.1mm及び1.7mmであった。従っ
て、外部電極の幅が一定化されている場合には、第1の
開口部の開口角θ1 はそれぞれの評価項目の評価結果に
基づいて、60〜100°の範囲に設定することが望ま
しく、第2の開口部の離隔長さはほぼ2mm以上に設定
することが望ましいものである。
【0050】次に、第3の実験例について説明する。第
2の実験例(図8)において、発光層の付着量を15m
gに、外部電極における第2の開口部の離隔長さを2m
mにそれぞれ固定し、第1の開口部の開口角θ1 を、図
9に示すように、50〜140°の範囲で変化させた希
ガス放電灯を製造した。尚、外部電極の幅は、開口角θ
1 が大きくなるほど狭くなり、開口角θ1 が小さくなる
ほど広くなっている。
【0051】この希ガス放電灯を点灯回路に組み込み、
インバ−タ回路の出力電圧(周波数は30KHz一定)
を定格電圧(2500V0-P )の90%電圧に設定し、
外囲器から8mm離隔した原稿照射面の照度を測定した
ところ、図9に示す結果が得られた。尚、同図におい
て、○は照度が9000(Lx)以上であることを、△
は照度が8500(Lx)以上で9000(Lx)未満
であることを、×は8500(Lx)未満であることを
示している。
【0052】同図から明らかなように、第1の開口部の
開口角θ1 が70〜100°の範囲では十分の原稿面照
度が得られているが、開口角θ1 が60°及び110〜
120°では若干照度が低下しており、開口角θ1 が5
0°及び130〜140°では大幅に低下している。特
に、開口角θ1 が130〜140°において原稿面照度
が大幅に低下しているのは、外部電極の幅が狭くなった
ために、十分のパワ−が入らなくなったものと考えら
れ、開口角θ1 が110〜120°で原稿面照度が若干
低下しているのも同様の原因によるものと考えられる。
従って、外部電極における第2の開口部の離隔長さが一
定化されている場合には、第1の開口部の開口角θ1
60〜120°の範囲に設定することが望ましい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外囲器の
内面に発光層の形成されないアパ−チャ部を有し、かつ
アパ−チャ部を除く部分に発光層が形成されており、そ
発光層の付着量が1cm2当たり5〜30mgに設定
されているために、第1の開口部から放出される光出力
を、外囲器のサイズや管入力に変更を加えなくても効果
的に改善できる。従って、例えばOA機器の原稿照射装
置に適用した場合には、原稿面照度を高めることができ
ることから、仮に原稿の送り速度が高速化されても十分
の読み取り品位が期待できる。
【0054】特に、開口角θ1を60〜120°の範囲
に設定すれば、発光層の付着量が1cm2当たり5〜3
0mgに設定されていることと相俟って、第1の開口部
から放出される光出力を一層増加させることができる。
【0055】又、第1の開口部の開口角θ1 は第2の開
口部の開口角θ2 より大きく設定されているために、第
2の開口部からの光漏洩による損失を減少でき、第1の
開口部からの光出力を改善できる。
【0056】
【0057】さらには、外部電極の外囲器側に光反射性
を付与すれば、上述の構成と相俟って第1の開口部から
の光出力を一層に改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す縦断面図。
【図4】本発明の第4の実施例を示す縦断面図。
【図5】本発明の第5の実施例を示す縦断面図。
【図6】本発明の第6の実施例を示す縦断面図。
【図7】発光層の付着量に対する原稿面照度及び塗布の
容易性の関係を示す図。
【図8】外部電極の幅を一定にした場合における第1の
開口部の開口角θ1 に対する原稿面照度及び絶縁破壊の
有無の関係を示す図。
【図9】第2の開口部の離隔長さを一定にした場合にお
ける第1の開口部の開口角θ1に対する原稿面照度の関
係を示す図。
【図10】先行技術にかかる希ガス放電灯の縦断面図。
【図11】先行技術にかかるシ−ト構体の展開図。
【図12】図11のX−X断面図。
【図13】先行技術にかかる希ガス放電灯の製造方法を
説明するための縦断面図。
【符号の説明】
1 外囲器 2A 発光層 2a アパ−チャ部 3 シ−ト構体 4,4A 透光性シ−ト(絶縁部材) 4a,4b 端部 5,6 外部電極 51,61 端子 7 第1の開口部 8 第2の開口部 9 接着層 12 保護チュ−ブ(絶縁部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/00 H01J 61/35 H01J 61/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に発光層の形成されないアパ−チャ
    部を有し、かつアパ−チャ部を除く部分に1種又は2種
    以上の蛍光体を含む発光層を形成すると共に、内部の密
    閉空間に水銀などの金属蒸気を含まない希ガスのみを封
    入した外囲器と、外囲器の外周面に、それのほぼ全長に
    亘って互いに離隔して配置し、かつ離隔部分に第1,第
    2の開口部が形成されるように配置した金属部材よりな
    る帯状の一対の外部電極とを具備し、前記発光層の付着
    量を1cm2当たり5〜30mgの範囲に設定したこと
    を特徴とする希ガス放電灯。
  2. 【請求項2】 内面に発光層の形成されないアパ−チャ
    部を有し、かつアパ−チャ部を除く部分に1種又は2種
    以上の蛍光体を含む発光層を形成すると共に、内部の密
    閉空間に水銀などの金属蒸気を含まない希ガスのみを封
    入した外囲器と、外囲器の外周面に、それのほぼ全長に
    亘って互いに離隔して配置し、かつ離隔部分に第1,第
    2の開口部が形成されるように配置した金属部材よりな
    る帯状の一対の外部電極と、外囲器の外周面に、外部電
    極が被覆されるように装着した絶縁部材とを具備し、前
    記発光層の付着量を1cm2当たり5〜30mgの範囲
    に設定したことを特徴とする希ガス放電灯。
  3. 【請求項3】 前記アパ−チャ部を、第1の開口部にほ
    ぼ対応する外囲器の内面部分に形成したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の希ガス放電灯。
  4. 【請求項4】 前記第1の開口部の開口角θ1を第2の
    開口部の開口角θ2より大きくなるように設定したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の希ガス放電灯。
  5. 【請求項5】 前記アパ−チャ部の開口角θ3を第1の
    開口部の開口角θ1より大きく設定し、かつ発光層の端
    部(アパ−チャ部との境界部分)が第1の開口部に食み
    出さないように構成したことを特徴とする請求項3記載
    の希ガス放電灯。
  6. 【請求項6】 前記第1の開口部の開口角θ1を60〜
    120°の範囲に設定したことを特徴とする請求項4記
    載の希ガス放電灯。
  7. 【請求項7】 前記外部電極の外囲器側の面に光反射性
    を付与したことを特徴とする請求項1又は2記載の希ガ
    放電灯。
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US09/046,925 US6150758A (en) 1997-03-25 1998-03-24 Noble gas discharge lamp having external electrodes with first and second openings and a specified amount of fluorescent coating material

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