JP2000118635A - ファイルホルダの自動入出庫装置 - Google Patents

ファイルホルダの自動入出庫装置

Info

Publication number
JP2000118635A
JP2000118635A JP29159198A JP29159198A JP2000118635A JP 2000118635 A JP2000118635 A JP 2000118635A JP 29159198 A JP29159198 A JP 29159198A JP 29159198 A JP29159198 A JP 29159198A JP 2000118635 A JP2000118635 A JP 2000118635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entry
storage
file
file holder
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29159198A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Uchiyama
晴美 内山
Shigeji Tanii
繁治 谷井
Mototsugu Mikami
基次 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumahira Safe Co Inc
Original Assignee
Kumahira Safe Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumahira Safe Co Inc filed Critical Kumahira Safe Co Inc
Priority to JP29159198A priority Critical patent/JP2000118635A/ja
Publication of JP2000118635A publication Critical patent/JP2000118635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単であって、入出庫頻度の高いファイ
ルホルダと低いファイルホルダの管理を全自動で行うこ
とができ、また、建物のスペースレイアウトに柔軟に対
応し得るファイルホルダの自動入出庫装置を提供する。 【解決手段】格納棚3a〜3dを、搬送装置6の移動経
路に沿う入出庫口1dからの距離が各々異なるように、
複数の群別に配置すると共に、ファイルホルダのコード
及び入出庫の回数を記憶する記憶手段と、該記憶手段の
データに基づき、入出庫頻度の高いファイルホルダを入
出庫口1dに近い格納棚群(格納棚3a,3b)に格納
し、入出庫頻度の低いファイルホルダを入出庫口1dか
ら遠い格納棚群(格納棚3c,3d)に格納する制御手
段とを備える自動入出庫装置1を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルホルダの
自動入出庫装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に特開平8−19840
7号公報にて、台車と格納棚との間に受け渡し装置を介
在させてファイルホルダの入庫及び出庫を行う自動入出
庫装置を提案した。この自動入出庫装置は、例えば大病
院でカルテ管理等に使用されるものであり、一般に、一
つのファイルホルダに対して一人の患者のカルテを収納
して使用しているケースが多い。患者は普通、入院患者
と外来患者に分けられ、そのため各カルテの出し入れ
(ファイルホルダの入出庫)の頻度も違い、また、例え
ば同じ外来患者でも毎日通院する人もいれば、月に一度
だけ通院する人などもいて、各ファイルホルダの入出庫
の頻度は様々なものとなっている。
【0003】さて、ファイルホルダの冊数が増えた場
合、従来では、入出庫頻度の高いファイルホルダは自動
入出庫装置内の格納棚にそのまま格納しておき、入出庫
頻度の低いファイルホルダは、自動入出庫装置外に別途
設けた格納棚に人手で格納して分類するという方法が採
られている。例えば、外来患者の最終来院日から或る一
定期間が過ぎたファイルホルダを入出庫頻度の低いファ
イルホルダとみなして、そのリストをコンピュータによ
りプリントアウトし、事務員が前記の別途に設けた格納
棚にそのリストに基づいて頻度の低いファイルホルダを
人手で移し換えるというものである。しかし、この人手
による移し換えの方法は、事務員にとってかなりの労力
負担になるばかりでなく、いざその入出庫頻度の低いフ
ァイルホルダが必要となった場合には、事務員がその目
的のファイルホルダを探し出さなくてはならず、格納棚
内に多数のファイルホルダが格納されている場合には、
探し出すためにかなりの時間を要し、結果として、患者
の診療時間までにカルテの手配が間に合わなくなってし
まうというおそれがあった。
【0004】また、近年、同じくファイルホルダの入出
庫効率を高める目的で、入出庫頻度の高いファイルホル
ダと低いファイルホルダを各々別の棚設備に自動的に格
納する自動管理システムも開発され、その一例が特開平
7−237714号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の自
動管理システムにおいては、入出庫頻度の低いファイル
ホルダをコンテナ等の箱体に纏めて収納することにより
管理しており、したがって、このコンテナを搬送する搬
送装置及びこのコンテナを格納する棚設備が別途必要と
なるため、構造が複雑となって、高価なシステムになる
という問題があった。また、前記コンテナにファイルホ
ルダを収容する際は、やはり人手に頼っているので、事
務員にとって労力負担になるという問題もあった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに創作されたものであり、構造が簡単であって、入出
庫頻度の高いファイルホルダと低いファイルホルダの管
理を全自動で行うことができるファイルホルダの自動入
出庫装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の目的を達
成するため、ファイルホルダの入出庫口と、ファイルホ
ルダを懸吊して格納する格納棚と、該格納棚との間でフ
ァイルホルダの受け渡しを行う受け渡し装置と、該受け
渡し装置を昇降自在に取着した移動柱を備えた搬送装置
と、該搬送装置の移動をガイドするガイドレールとを有
するファイルホルダの自動入出庫装置において、前記格
納棚を、搬送装置の移動経路に沿う入出庫口からの距離
が各々異なるように、複数の群別に配置すると共に、フ
ァイルホルダのコード及び入出庫の回数を記憶する記憶
手段と、該記憶手段のデータに基づき、入出庫頻度の高
いファイルホルダを入出庫口に近い格納棚群に格納し、
入出庫頻度の低いファイルホルダを入出庫口から遠い格
納棚群に格納する制御手段とを備える構成とした。
【0008】また、前記ガイドレールを、前記格納棚群
同士の間においてトラバーサを介して接続する構成とし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明を実施した自動入出
庫装置の概略構成を示す外観斜視図、図2はファイルホ
ルダの格納プロセスを示すフロー図、図3はファイルホ
ルダの他の格納プロセスを示すフロー図、図4は格納棚
及びファイルホルダの外観斜視図(それぞれ一部省
略)、図5は受け渡し装置の概略構成を示す外観斜視図
(フレーム等は省略)、図6は搬送装置の概略構成を示
す外観斜視図である。
【0010】図1において、自動入出庫装置1は、筐体
となるパネル1aの前面に、入庫するファイルホルダを
積載した台車2をセットする入庫口1b及び出庫させる
ファイルホルダを受け取るべく台車2をセットする出庫
口1cからなる入出庫口1dを形成している。パネル1
a内には、ファイルホルダを一冊ごとに懸吊して格納す
る格納棚3a〜3dと、入出庫口1dに挿入された台車
2と格納棚3a〜3dとの間に介在してファイルホルダ
の受け渡しを行う受け渡し装置5と、受け渡し装置5を
昇降自在に取着した移動柱16を備えた搬送装置6と、
搬送装置6の移動をガイドするガイドレール7を内蔵し
ている。
【0011】図4を基に格納棚3a〜3d及びファイル
ホルダの一例を説明すると、先ず格納棚3a〜3dは、
ブロックごとに仕切られた複数段の棚板3eに、ファイ
ルホルダ4を懸吊する保持具3fを複数取り付けた構造
となっている。一方、ファイルホルダ4は折り畳まれた
(閉じた)状態であるときに、カルテ等のファイルを収
納する収納体4aと長尺の係止体4bを形成する。収納
体4aはポリプロピレン等の合成樹脂材料或いは紙質材
料等で成型され、中間部位を折返し形成した構造となっ
ている。係止体4bは下縁部4cを介して収納体4aの
上部に一体的に取り付けられており、その前後端に下面
端部4d,4dを露呈させている。係止体4bの上部に
は、前後端にわたって左右一対に被係止面4e,4eが
形成されており、前記保持具3fのスリット部に懸吊さ
れる態様となっている。係止体4bの前後端近傍には、
受け渡し装置5の爪部材10(図5)が係合する係合孔
4fが穿設される。
【0012】受け渡し装置5としては従来公知のものが
適用可能であるが、効率的な入出庫を行うためにはファ
イルホルダを複数貯留できる構造であるものが望まし
い。その一例を図5を参照して説明すると、受け渡し装
置5は、ファイルホルダ4の係止体4bの係合孔4f
(図4)に係合してチャッキングする爪部材10,10
が一対のシャフト11に左右方向にスライド自在に装着
されており、左右から取り込んだファイルホルダは懸垂
部材12に懸吊して貯留する構造となっている。すなわ
ち、懸垂部材12は、その断面形状において一端側がT
字形を呈して一対の懸吊部12aを形成しており、トラ
ック状に周回配設したチェーン13に複数取り付けられ
ることにより、互いに隣接し合う懸吊部12a,12a
にて係止体4bの被係止面4e,4e(図4)を係止し
て、複数のファイルホルダを並列状に懸吊するようにな
っている。符号14はチェーン13を間欠回動させる駆
動モータ、符号15は、懸垂部材12に懸吊されたファ
イルホルダを、係止体4bの下面端部4d,4dの部位
で重量支持する懸吊支持部材である。
【0013】次に、搬送装置6は、図6に示すように、
受け渡し装置5を昇降自在に取着した移動柱16を備
え、その下端部はガイド台車17に固着されている。こ
こで、ガイドレール7は図1に示すように、床に敷設さ
れた下部レール8とパネル1aの天板付近に架設された
上部レール9から構成されており、ガイド台車17に
は、下部レール8の上面を転動するように、駆動モータ
18により駆動する駆動輪19と従動輪20が軸着され
ている。また、ガイド台車17の四隅部には下部レール
8の側端部に当接して搬送装置6の移動をガイドするガ
イドローラ21,21,21,21が軸着されている。
一方、移動柱16の上端側には、上部レール9の側面部
を転動するように、駆動モータ22により駆動する駆動
輪23と従動輪24が軸着されている。符号25は受け
渡し装置5の昇降用の駆動モータ、符号26は搬送装置
6を制御する制御装置を示す。
【0014】さて、格納棚3a〜3dは、図1からも明
らかなように、搬送装置6の移動経路に沿う入出庫口1
dからの距離が各々異なるように、複数の群別に配置さ
れている。本実施形態では、格納棚3aと3b、格納棚
3cと3dがそれぞれファイルホルダの取り出し面を対
向させるように並列状に配置させており、格納棚3a,
3bを入出庫口1dに近い格納棚群とし、格納棚3c,
3dを入出庫口1dから遠い格納棚群としている。ま
た、搬送装置6の移動経路となる下部レール8及び上部
レール9を、それぞれ直線レール部8a,9a及び曲線
レール部8b,9bから構成している。曲線レール部8
b,9bはパネル1a内の後方において半周回状に形成
され、このうち曲線レール部8bは直線レール部8a,
8aに一体的に接続している。曲線レール部9bは、直
線レール部9aと別体的に配設されており、その形状は
開口部を下方に向けた断面コ字状(図示せず)を呈し、
搬送装置6のガイドローラ27(図6)が嵌入するよう
になっている。
【0015】曲線レール部8b,9bにおける搬送装置
6の走行は、一対のガイドローラ21(図6)が曲線レ
ール部8bの内周側に当接すると共に、ガイドローラ2
8が曲線レール部8bの外周側に当接し、さらに、移動
柱16の上端部においては、ガイドローラ27が曲線レ
ール部9b内に嵌入することにより、所定の走行軌道を
描いてスムースに行われるものである。
【0016】次に、自動入出庫装置1は、図示しない管
理コンピュータを有しており、当該管理コンピュータ
は、ファイルホルダの入出庫の指示や格納棚の空き領域
の検索等を行うと共に、ファイルホルダのコード及び入
出庫の回数を記憶する記憶手段と、該記憶手段のデータ
に基づき、入出庫頻度の高いファイルホルダを入出庫口
に近い格納棚群に格納し、入出庫頻度の低いファイルホ
ルダを入出庫口から遠い格納棚群に格納する制御手段と
を備えた構成となっている。
【0017】ここで、ファイルホルダのコードとはファ
イルホルダの個々を特定するためのID番号等をいい、
本実施形態ではファイルホルダに付されたIDラベル
(図示せず)のバーコードにより特定されるものであ
る。また、ファイルホルダの入出庫の回数とは、或るフ
ァイルホルダの自動入出庫装置1への入庫回数、または
自動入出庫装置1からの出庫回数、または入庫回数と出
庫回数の合計数等のいずれかをいうものとする。
【0018】さらに、入出庫頻度とは、一定期間内にお
ける或るファイルホルダの入出庫回数(入庫回数、出庫
回数、入庫回数と出庫回数の合計数等)をいうものとす
る。この入出庫頻度の高低を決める方法は、全ファイル
ホルダの入出庫頻度のばらつき分布等も考慮して適宜に
選択され得るものであり、一例としては、一定期間内
(例えば一ヵ月)における或るファイルホルダの入出庫
回数を入出庫頻度値Rとした場合、この入出庫頻度値R
と前記記憶手段に記憶されている全ファイルホルダの入
出庫頻度値Rの平均値σとを比較することにより入出庫
頻度の高低を決めるという方法が挙げられる。
【0019】図2を基に当該方法を用いた場合のファイ
ルホルダの格納プロセスについて説明すると、先ず、フ
ァイルホルダの入庫指示がなされると、ファイルホルダ
は台車2(図1)から搬出されて、ファイルホルダに付
されたIDラベルが図示しないバーコードリーダにより
読み取られる。そして、管理コンピュータのファイルホ
ルダコードデータとの照合が行われた後、管理コンピュ
ータに記憶されている当該ファイルホルダの入出庫頻度
値Rと、同じく管理コンピュータに記憶されている全フ
ァイルホルダの入出庫頻度値Rの平均値σとの比較演算
が行われる。この比較の結果、入出庫頻度値Rが平均値
σよりも大きい場合には、ファイルホルダは入出庫口1
d(図1)に近い格納棚群、すなわち格納棚3aまたは
格納棚3bの空き領域に格納され、入出庫頻度値Rが平
均値σよりも小さい場合には、ファイルホルダは入出庫
口1dから遠い格納棚群、すなわち格納棚3cまたは格
納棚3dの空き領域に格納される。ファイルホルダの入
出庫がなされる毎に、管理コンピュータに記憶されてい
る入出庫頻度値R、平均値σのデータが更新されるのは
勿論である。
【0020】また、全ファイルホルダの入出庫頻度のば
らつき分布が極端に偏っている場合などには、入出庫頻
度値Rを、前記平均値σの代わりに予めインプットした
任意の設定数値と比較させるようにしても良い。図3は
格納棚群を3つの群、すなわち、入出庫口に近い格納棚
群、中間位置の格納棚群、入出庫口から遠い格納棚群に
分けて、当該方法を用いた場合の格納プロセスを示すフ
ロー図である。この場合、入庫されたファイルホルダの
コードが読み取られ、管理コンピュータのファイルホル
ダコードデータとの照合が行われた後、管理コンピュー
タに記憶されている当該ファイルホルダの入出庫頻度値
Rと、予め管理コンピュータにインプットした任意の設
定数値S1 との比較演算が行われ、この比較の結果、入
出庫頻度値Rが設定数値S1 よりも大きい場合には、フ
ァイルホルダは入出庫口に近い格納棚群の空き領域に格
納される。もし、入出庫頻度値Rが設定数値S1 よりも
小さい場合、今度は設定数値S2 (S1 >S2 )との比
較演算が行われ、入出庫頻度値Rが設定数値S2 よりも
大きい場合には、ファイルホルダは中間位置の格納棚群
の空き領域に格納され、設定数値S2 よりも小さい場合
には入出庫口から遠い格納棚群の空き領域に格納され
る。
【0021】なお、目的の格納棚群にファイルホルダを
格納すべき空き領域が無い場合には、その旨を管理コン
ピュータのモニタに表示させ、一時的に別の格納棚群の
空き領域にファイルホルダを退避格納させるなどの処置
が採られ得る。
【0022】以上のように、入出庫頻度の高いファイル
ホルダを入出庫口に近い格納棚群に格納し、入出庫頻度
の低いファイルホルダを入出庫口から遠い格納棚群に格
納することにより、長期運用におけるファイルホルダの
入出庫効率を高めることが可能となるものである。ま
た、各格納棚群の格納棚は全て同一のもの、すなわち一
冊ごとにファイルホルダを懸吊するタイプの棚に統一す
ることができるので、拡張性に優れ、従来の自動入出庫
装置との汎用性を確保することができる。
【0023】また、本発明によれば、入庫の際に限ら
ず、定期的に、例えば休日や夜間等の運用時間外に、管
理コンピュータに記憶された全ファイルホルダの入出庫
頻度に基づき、格納棚群同士の間で入れ換え作業を行う
ことにより、入出庫頻度の高いファイルホルダを入出庫
口に近い格納棚群に格納し、入出庫頻度の低いファイル
ホルダを入出庫口から遠い格納棚群に格納させることも
可能である。
【0024】なお、以上説明した形態は、ガイドレール
7を直線レール部8a,9aと曲線レール部8b,9b
から構成し、さらに曲線レール部8b,9bを半周回さ
せて格納棚3a〜3dを並列状に配置させることによ
り、自動入出庫装置1の奥行き寸法の増大を抑え、装置
のコンパクト化を実現させた例を示したものであるが、
本発明においては、格納棚群のレイアウトはこれに限定
されるものではない。図7は格納棚群のレイアウト変更
例を示す説明図であり、図7(a)に示すように曲線レ
ール部を1/4周回させて格納棚群を直角状に配置させ
たり、図7(b)に示すようにガイドレールを直線レー
ル部のみから構成して、格納棚群を直列状に配置させて
も良いのであって、設置する建物のスペースレイアウト
に対応して適宜に選択され得るものである。
【0025】また、図7(c)に示すように、格納棚群
を多数隣接配置させ、各格納棚群の前面のガイドレール
7の末端に直交するようにトラバーサ29を配置させ
て、該トラバーサ29により搬送装置6を移送させる構
成としても良い。このように、ガイドレールを、格納棚
群同士の間においてトラバーサを介して接続させる構成
とすれば、搬送装置の移動距離を少なくすることができ
るので、格納棚群の数が多い場合には特に有効であり、
ファイルホルダの入出庫効率をさらに高めることが可能
となる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るファイルホルダの自動入出
庫装置によれば以下のような効果を奏する。 (1)格納棚を、搬送装置の移動経路に沿う入出庫口か
らの距離が各々異なるように複数の群別に配置すると共
に、ファイルホルダのコード及び入出庫の回数を記憶す
る記憶手段と、記憶手段のデータに基づき、入出庫頻度
の高いファイルホルダを入出庫口に近い格納棚群に格納
し、入出庫頻度の低いファイルホルダを入出庫口から遠
い格納棚群に格納する制御手段とを備える構成とするこ
とにより、人手を要せずに全自動で入出庫頻度の高低別
にファイルホルダを各格納棚群に振り分けることが可能
となる。また、各格納棚群の格納棚は全て同一のもの、
すなわち一冊ごとにファイルホルダを懸吊するタイプの
棚に統一することができるので、構造が簡単となり、ま
た拡張性に優れ、従来の自動入出庫装置との汎用性を確
保することができる。さらに、格納棚の配置設計の自由
度を大きくとることができ、設置する建物のスペースレ
イアウトに柔軟に対応できる。また、1台の搬送装置で
複数の格納棚群に対応可能となるので、経済的であると
共に、ファイルホルダの格納数の割に自動入出庫装置の
外形寸法を小さくすることができる。 (2)ガイドレールを、格納棚群同士の間においてトラ
バーサを介して接続させる構成とすれば、搬送装置の移
動距離を少なくすることができるので、格納棚群の数が
多い場合には特に有効であり、ファイルホルダの入出庫
効率を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した自動入出庫装置の概略構成を
示す外観斜視図である。
【図2】ファイルホルダの格納プロセスを示すフロー図
である。
【図3】ファイルホルダの他の格納プロセスを示すフロ
ー図である。
【図4】格納棚及びファイルホルダの外観斜視図(それ
ぞれ一部省略)である。
【図5】受け渡し装置の概略構成を示す外観斜視図であ
る。
【図6】搬送装置の概略構成を示す外観斜視図である。
【図7】格納棚群のレイアウト変更例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 自動入出庫装置 1d 入出庫口 2 台車 3a〜3d 格納棚 4 ファイルホルダ 5 受け渡し装置 6 搬送装置 7 ガイドレール 8 下部レール 8a 直線レール部 8b 曲線レール部 9 上部レール 9a 直線レール部 9b 曲線レール部 16 移動柱 29 トラバーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C017 VA42 VC04 3F022 CC02 FF01 JJ07 KK11 MM01 MM02 MM03 MM14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルホルダの入出庫口と、ファイル
    ホルダを懸吊して格納する格納棚と、該格納棚との間で
    ファイルホルダの受け渡しを行う受け渡し装置と、該受
    け渡し装置を昇降自在に取着した移動柱を備えた搬送装
    置と、該搬送装置の移動をガイドするガイドレールとを
    有するファイルホルダの自動入出庫装置において、 前記格納棚を、搬送装置の移動経路に沿う入出庫口から
    の距離が各々異なるように、複数の群別に配置すると共
    に、 ファイルホルダのコード及び入出庫の回数を記憶する記
    憶手段と、 該記憶手段のデータに基づき、入出庫頻度の高いファイ
    ルホルダを入出庫口に近い格納棚群に格納し、入出庫頻
    度の低いファイルホルダを入出庫口から遠い格納棚群に
    格納する制御手段とを備える構成としたことを特徴とす
    るファイルホルダの自動入出庫装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールは、前記格納棚群同士
    の間においてトラバーサを介して接続されることを特徴
    とする請求項1に記載のファイルホルダの自動入出庫装
    置。
JP29159198A 1998-10-14 1998-10-14 ファイルホルダの自動入出庫装置 Pending JP2000118635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29159198A JP2000118635A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 ファイルホルダの自動入出庫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29159198A JP2000118635A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 ファイルホルダの自動入出庫装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000118635A true JP2000118635A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17770934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29159198A Pending JP2000118635A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 ファイルホルダの自動入出庫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000118635A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224197A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Takazono Sangyo Co Ltd 薬剤分包装置
JP2009286617A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Kongo Co Ltd 自動書籍管理装置
JP2012223631A (ja) * 2012-08-22 2012-11-15 Takazono Sangyo Co Ltd 調剤装置のカセット配置案内機構
JP2016044008A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 村田機械株式会社 搬送保管システム
JP2017109821A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 株式会社ナベル 自動倉庫の制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224197A (ja) * 2001-01-31 2002-08-13 Takazono Sangyo Co Ltd 薬剤分包装置
JP2009286617A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Kongo Co Ltd 自動書籍管理装置
JP2012223631A (ja) * 2012-08-22 2012-11-15 Takazono Sangyo Co Ltd 調剤装置のカセット配置案内機構
JP2016044008A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 村田機械株式会社 搬送保管システム
JP2017109821A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 株式会社ナベル 自動倉庫の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001233405A (ja) 図書館の蔵書自動出納システムと図書館の蔵書出納ロボットならびに図書館の蔵書出納ロボットのハンド機構
JP2000118635A (ja) ファイルホルダの自動入出庫装置
JP2851237B2 (ja) 図書保管管理装置
JP4713221B2 (ja) 図書保管管理装置
JP2843753B2 (ja) 図書入出庫装置
JP3337602B2 (ja) 自動格納倉庫システム
JP4970732B2 (ja) 自動書籍管理装置
JP3980116B2 (ja) 入出庫管理装置及び駐車管理装置
JPH0139374B2 (ja)
JP2000229712A (ja) 図書保管管理装置
JP2001301920A (ja) 図書保管管理装置
KR960010224B1 (ko) 정보기록매체 자동보관장치
JPS5948581A (ja) 格納設備
JP2786819B2 (ja) ホルダ用自動格納装置の制御方法
JP3458937B2 (ja) 物品仕分け設備
JPH09323805A (ja) 自動格納装置における出庫情報管理方法
JP3364619B2 (ja) ファイルホルダの自動入出庫装置
JPH0418962Y2 (ja)
JPS62140903A (ja) フオルダ−自動検索装置
JPH048324B2 (ja)
JPH09169406A (ja) ホルダの自動取り出し格納装置
JPH1095511A (ja) ホルダの自動格納管理システム
JPH048323B2 (ja)
JP2526174B2 (ja) カルテ管理方法とそのための装置
JP2540119Y2 (ja) 搬送台車の案内レール