JPH09323805A - 自動格納装置における出庫情報管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】１台のホストコンピュータと接続した２種類の
自動格納装置のそれぞれの管理コンピュータの内いずれ
か１台の管理コンピュータが故障しても、正常な１台の
管理コンピュータに２種類の物品の出庫情報が記憶され
るようにする。 【解決手段】ホストコンピュータから第１及び第２の管
理コンピュータに所定の識別番号に基づき第１及び第２
の物品の出庫情報が出されると、第１の管理コンピュー
タが第１の物品の出庫データ及び第２の物品のバックア
ップ出庫データを更新し、同時に第２の管理コンピュー
タが第２の物品の出庫データ及び第１の物品のバックア
ップ出庫データを更新し、第１の物品及び第２の物品の
出庫が完了すると、前記第１及び第２の物品の出庫デー
タとバックアップ出庫データを比較して相違しているか
否か判別し、相違している場合には相違しているバック
アップ出庫データを出庫データに更新してなることを特
徴とする自動格納装置における出庫情報管理方法とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、同一患者に属する
カルテ及びＸ線フィルムといった相互に関連のある２種
類の物品をそれぞれ別々に格納する２種類の自動格納装
置における出庫情報管理方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】格納保管棚に多数収容されている物品の
中から、管理コンピュータの指令により、受渡し装置が
特定の物品を自動的に取り出し、また自動的に返却し得
るような物品の自動格納装置がある。例えば、病院で
は、外来患者又は入院患者のカルテやＸ線フィルムを同
じ格納保管棚に保管しておき、必要に応じて自動的に取
り出せるようにしているが、カルテ等の薄手の物品ばか
りでなくＸ線フィルム等の厚手の物品（全ての患者にと
って必要なわけではない）も収納可能とするため、１患
者当たりの物品の格納スペースを大きくせねばならず、
個々の収納スペースも空き部分が多くなり、無駄なスペ
ースが生じてしまい、不経済であった。

【０００３】そこで、格納保管棚をカルテ等の薄手の物
品の格納保管棚と、Ｘ線フィルム等の厚手の物品の格納
保管棚とに分け、それぞれ専用の管理コンピュータで入
出庫作業指示とデータ管理を行い、このそれぞれ専用の
管理コンピュータにホストコンピュータを接続し、この
ホストコンピュータからの出庫情報により、カルテ等の
薄手の物品とＸ線フィルム等の厚手の物品をそれぞれ自
動的に取り出せるようにした自動格納装置がある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな自動格納装置では、ホストコンピュータから患者の
ＩＤ番号（識別番号）に基づく出庫情報をそれぞれ専用
の管理コンピュータに出し、薄手物品の管理コンピュー
タは薄手物品の出庫情報を受け、薄手物品の出庫作業指
示とデータ管理を行い、厚手物品の管理コンピュータは
厚手物品の出庫情報を受け、厚手物品の出庫作業指示と
データ管理を行うようになっているが、薄手物品の管理
コンピュータ又は厚手物品の管理コンピュータのうちい
づれか一方の管理コンピュータが故障すると、当該管理
コンピュータの管理する物品の出庫情報が消失してしま
い、当該管理コンピュータの管理する物品を一々確認せ
ねばならず、システムを復旧するのに多大な手間と時間
がかかるという問題があった。

【０００５】そこで、本発明は、２種類の自動格納装置
のそれぞれの管理コンピュータの内いずれか１台の管理
コンピュータが故障しても、故障してない１台の管理コ
ンピュータに２種類の物品の出庫情報が記憶・保存され
るようにし、以て上述した課題を解決した自動格納装置
における出庫情報管理方法を提供することを目的とする
ものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、識別番号を付された複数の
第１の物品を縦横に配置された多数の棚にそれぞれ格納
する第１の格納保管棚と、該第１の格納保管棚の前面に
沿って移動可能な第１の受渡し装置を駆動制御し前記第
１の物品の入出庫を管理する第１の管理コンピュータ
と、識別番号を付された複数の第２の物品を縦横に配置
された多数の棚にそれぞれ格納する第２の格納保管棚
と、該第２の格納保管棚の前面に沿って移動可能な第２
の受渡し装置を駆動制御し前記第２の物品の入出庫を管
理する第２の管理コンピュータと、前記第１の管理コン
ピュータと第２の管理コンピュータを統括するホストコ
ンピュータとを備えてなる自動格納装置において、前記
ホストコンピュータから前記第１の管理コンピュータ及
び前記第２の管理コンピュータに所定の識別番号に基づ
き第１の物品及び第２の物品の出庫情報が出されると、
第１の管理コンピュータが第１の物品の出庫データ及び
第２の物品のバックアップ出庫データを更新し、同時に
第２の管理コンピュータが第２の物品の出庫データ及び
第１の物品のバックアップ出庫データを更新し、第１の
物品及び第２の物品の出庫が完了すると、前記第１の物
品の出庫データと前記第１の物品のバックアップ出庫デ
ータを比較して、同時に前記第２の物品の出庫データと
前記第２の物品のバックアップ出庫データを比較して相
違しているか否か判別し、相違している場合には相違し
ている第１の物品のバックアップ出庫データを第１の物
品の出庫データに更新し、相違している第２の物品のバ
ックアップ出庫データを第２の物品の出庫データに更新
してなることを特徴とする自動格納装置における出庫情
報管理方法とした。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明を適
用した立体自動倉庫の一実施例について説明する。図９
は本発明を適用した立体自動倉庫の斜視図であり、同図
に示すように、立体自動倉庫１は、コンテナ１３を格納
するための並設された一対の収納庫２，２′を有し、該
収納庫２，２′にはコンテナ１３を格納するための多数
の棚３，３，…が縦横に配置されている。一対の収納庫
２，２′間にはスタッカクレーン５が収納庫２，２′の
前面に沿って移動可能に配設されている。

【０００８】また、図１０は収納庫とスタッカクレーン
を示す斜視図であり、同図に示すように、スタッカクレ
ーン５は、左右収納庫２，２′間の床面に敷設されたレ
ール６，６上を走行モータ７の駆動により走行する走行
フレーム８と、該走行フレーム８に立設された縦枠９
と、該縦枠９に昇降可能に取付けられ、昇降モータ１０
の駆動により昇降する積載ユニット１１とから構成され
ている。

【０００９】また、図９に示すように、コンテナ１３内
にはＸ線フィルムを収納した多数の収納袋１４，１４，
…が格納されている。また、収納庫２，２′の外側はサ
イドパネル１５，１５で覆われ、収納庫２，２′の側面
は上部がフロントパネル１６、下部が机１７で覆われて
いる。机１７は収納庫２，２′の側面前方に突出し、か
つ後方が開放された構造で、左机１７ａ、中央机１７
ｂ、及び右机１７ｃからなり、一体に形成されている。

【００１０】また、中央机１７ｂは上面に略四角形の開
口を有し、該開口には前記積載ユニット１１が進退可能
となっている。更に、右机１７ｃの上面は略四角形に開
口され、該開口にはローラコンベア１９がコンテナ１３
を前後方向に搬送可能に配設されている。そして、ロー
ラコンベア１９及び右机１７ｃから取扱ステーション２
０が構成されている。なお、図９中、２１はそれぞれの
収納袋１４の固有のバーコードを読み取るバーコードリ
ーダである。

【００１１】また、立体自動倉庫１には立体自動倉庫統
括制御装置２３が接続され、該立体自動倉庫統括制御装
置２３にはローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）２４
を介して立体自動倉庫用管理コンピュータ２５が接続さ
れている。

【００１２】そして、立体自動倉庫用管理コンピュータ
２５の指令により、立体自動倉庫統括制御装置２３がス
タッカクレーン５を駆動制御し、スタッカクレーン５の
積載ユニット１１により収納庫２，２′の所定の棚３か
ら所望のコンテナ１３が取出され、取扱ステーション２
０のローラコンベア１９のオペレータに対して後方位置
に移載され、ローラコンベア１９により該コンテナ１３
がローラコンベア１９のオペレータに対して前方位置に
移動され、該前方位置でオペレータによりコンテナ１３
の荷捌きがされ、取り出された収納袋１４のバーコード
がバーコードリーダ２１により読み取られ、荷捌きされ
たコンテナ１３がスタッカクレーン５の積載ユニット１
１により収納庫２，２′の所定の棚３に戻されるように
なっている。

【００１３】次に、本発明を適用したファイルフォルダ
自動格納装置の一実施例について説明する。図１１は本
発明を適用したファイルフォルダ自動格納装置の斜視図
であり、同図に示すように、ファイルフォルダ自動格納
装置３１は、カルテ等を収納するファイルフォルダ３９
を格納するための並設された一対のファイルフォルダ格
納保管棚３３，３３′を有している。該一対のファイル
フォルダ格納保管棚３３，３３′間にはファイルフォル
ダ格納保管棚３３，３３′の前面に沿って移動するよう
に移動柱３５が上下レール間に移動可能に配設され、該
移動柱３５には台車３７に吊り下げられているファイル
フォルダ３９を取り出し、ファイルフォルダ格納保管棚
３３，３３′の所定箇所に受渡し格納する受渡し装置３
６が昇降自在に取付けられている。

【００１４】そして、ファイルフォルダ自動格納装置３
１にはファイルフォルダ格納保管棚用統括制御装置４１
が接続され、該ファイルフォルダ格納保管棚用統括制御
装置４１にはローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）４
２を介してファイルフォルダ格納保管棚用管理コンピュ
ータ４３が接続されている。

【００１５】そして、ファイルフォルダ格納保管棚用管
理コンピュータ４３の指令により、ファイルフォルダ格
納保管棚用統括制御装置４１が移動柱３５と受渡し装置
３６を駆動制御し、受渡し装置３６によりファイルフォ
ルダ格納保管棚３３，３３′の所定箇所に吊り下げ格納
されたファイルフォルダ３９が取出され、台車３７に受
渡し格納するようになっている。この際、受渡し装置３
６内に引き込まれたファイルフォルダ３９は、受渡し装
置３６のファイルフォルダ・バーコードリーダ（図示せ
ぬ）によりファイルフォルダ３９の固有のバーコードが
読み取られるようになっている。

【００１６】そして、図１に示すように、前記立体自動
倉庫用管理コンピュータ２５及び前記ファイルフォルダ
格納保管棚用管理コンピュータ４３はホストコンピュー
タ４５に接続されている。立体自動倉庫用管理コンピュ
ータ２５は、各立体自動倉庫の作業指示とデータ管理を
行い、更にファイルフォルダ格納保管棚側の入出庫デー
タもバックアップのためデータ管理を行うようになって
いる。また、ファイルフォルダ格納保管棚用管理コンピ
ュータ４３は、各ファイルフォルダ格納保管棚の作業指
示とデータ管理を行い、更に立体自動倉庫側の入出庫デ
ータもバックアップのためデータ管理を行うようになっ
ている。

【００１７】次に、本発明による出庫情報管理方法につ
いて、図２のフローチャートに沿って説明する。先ず、
外来患者又は入院患者のカルテやＸ線フィルムを取り出
す必要があると、ホストコンピュータ４５により外来患
者又は入院患者のＩＤ番号が検索され、当該患者のＩＤ
番号（例えば、「111111」とする）及び出庫先等の出庫
情報が、ホストコンピュータ４５から立体自動倉庫用管
理コンピュータ２５及びファイルフォルダ格納保管棚用
管理コンピュータ４３に出される（ステップ１０１）。

【００１８】そして、出庫情報がホストコンピュータ４
５から立体自動倉庫用管理コンピュータ２５に入力され
ると、収納袋出庫ファイル（図３参照）及びファイルフ
ォルダ・バックアップ出庫ファイル（図４参照）が更新
される（ステップ１０２）。また、図３は収納袋出庫フ
ァイルの一例を示し、コンテナ番号「○○○○○」のコ
ンテナに格納されたＩＤ番号「111111」の収納袋が取扱
ステーションＡ１で荷捌きされ、内科に出庫されること
を示している。また、図４はファイルフォルダ・バック
アップ出庫ファイルの一例を示し、格納アドレス「イイ
イイイイ」に格納されたＩＤ番号「111111」のファイル
フォルダが内科に出庫されることを示している。

【００１９】そして、立体自動倉庫用管理コンピュータ
２５から立体自動倉庫統括制御装置２３に前記収納袋出
庫ファイルに基づき出庫指示を出し（ステップ１０
３）、当該収納袋の出庫が完了したか否かが判別され
（ステップ１０４）、出庫が完了すると（ＹＥＳ）、収
納袋マスターファイル（図５参照）を更新し（ステップ
１０５）、ステップ１１０へ移行する。また、図５は収
納袋マスターファイルの一例を示し、患者のＩＤ番号に
基づいて、収納袋にも同一のＩＤ番号が付されており、
コンテナ番号「○○○○○」のコンテナに格納されてい
たＩＤ番号「111111」の収納袋が４月１日に内科に出庫
されたことを示している。

【００２０】一方、出庫情報がホストコンピュータ４５
からファイルフォルダ格納保管棚用管理コンピュータ４
３に入力されると、ファイルフォルダ出庫ファイル（図
６参照）及び収納袋バックアップ出庫ファイル（図７参
照）が更新される（ステップ１０６）。また、図６はフ
ァイルフォルダ出庫ファイルの一例を示し、格納アドレ
ス「イイイイイイ」に格納されたＩＤ番号「111111」の
ファイルフォルダが、出庫口Ｘ１から内科に出庫される
ことを示している。

【００２１】そして、ファイルフォルダ格納保管棚用管
理コンピュータ４３からファイルフォルダ格納保管棚用
統括制御装置４１に前記ファイルフォルダ出庫ファイル
に基づき出庫指示を出し（ステップ１０７）、当該ファ
イルフォルダの出庫が完了したか否かが判別され（ステ
ップ１０８）、出庫が完了すると（ＹＥＳ）、ファイル
フォルダ・マスターファイル（図８参照）を更新し（ス
テップ１０９）、ステップ１１０へ移行する。また、図
８はファイルフォルダ・マスターファイルの一例を示
し、患者のＩＤ番号に基づいて、ファイルフォルダにも
同一のＩＤ番号が付されており、格納アドレス「イイイ
イイイ」に格納されていたＩＤ番号「111111」のファイ
ルフォルダが４月１日に内科に出庫されたことを示して
いる。

【００２２】そして、ステップ１１０で収納袋出庫ファ
イルと収納袋バックアップ出庫ファイルを比較し、かつ
ファイルフォルダ出庫ファイルとファイルフォルダ・バ
ックアップ出庫ファイルを比較して違いがあるか否か判
別し、違いがある（ＹＥＳ）場合には、違いのある収納
袋バックアップ出庫ファイルを収納袋出庫ファイルに更
新し、かつ違いのあるファイルフォルダ・バックアップ
出庫ファイルをファイルフォルダ出庫ファイルに更新し
（ステップ１１１）、出庫情報処理を終了し（ステップ
１１２）、一方、ステップ１１０で違いがない（ＮＯ）
場合には、ステップ１１２に移行して出庫情報処理を終
了する。

【００２３】従って、立体自動倉庫用管理コンピュータ
２５、及びファイルフォルダ格納保管棚用管理コンピュ
ータ４３の内いずれか１台の管理コンピュータが故障し
ても、残りの管理コンピュータに直前の収納袋出庫ファ
イルとファイルフォルダ・バックアップ出庫ファイル、
又は収納袋バックアップ出庫ファイルとファイルフォル
ダ出庫ファイルが記憶されているので、出庫データが消
去されることはなく、しかも２台の管理コンピュータが
相互にチェックした正確な出庫データが記憶されている
ので、正確な出庫データによりシステムを支障なく速や
かに復旧することができる。

【００２４】なお、上述実施例では、患者のＩＤ番号に
基づいて、収納袋にもファイルフォルダにも同一のＩＤ
番号が付されているが、これに限らず、それぞれ異なる
ＩＤ番号が付されていてもよいことは勿論である。ま
た、上述実施例では、立体自動倉庫用管理コンピュータ
で収納袋マスターファイルを更新し、ファイルフォルダ
格納保管棚用管理コンピュータでファイルフォルダ・マ
スターファイルを更新しているが、これに限定されるわ
けではなく、ホストコンピュータで収納袋マスターファ
イル及びファイルフォルダ・マスターファイルを更新す
るようにしてもよい。また、上述実施例では、立体自動
倉庫用管理コンピュータと立体自動倉庫統括制御装置を
ローカルエリアネットワークを介して接続し、ファイル
フォルダ格納保管棚用管理コンピュータとファイルフォ
ルダ格納保管棚用統括制御装置をローカルエリアネット
ワークを介して接続したが、ローカルエリアネットワー
クに限らず、他の通信手段でもよいことは勿論である。
更に、上述実施例では、出庫情報管理について述べた
が、入庫情報管理についても同様に入庫データのバック
アップ・データをとることができ、同様の効果がもたら
される。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第１の管理コンピュータ及び第２の管理コンピュータの
内いずれか１台の管理コンピュータが故障しても、残り
の管理コンピュータに直前の第１の物品の出庫データと
第２の物品のバックアップ出庫データ、又は第２の物品
の出庫データと第１の物品のバックアップ出庫データが
記憶されているので、出庫データが消去されることはな
く、しかも２台の管理コンピュータが相互にチェックし
た正確な出庫データが記憶されているので、正確な出庫
データによりシステムを支障なく速やかに確実に復旧す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用した立体自動倉庫及びファイルフ
ォルダ自動格納装置からなる自動格納装置のシステムブ
ロック図である。

【図２】本発明による自動格納装置における出庫情報管
理方法のフローチャートである。

【図３】収納袋出庫ファイルの一例を示す図である。

【図４】ファイルフォルダ・バックアップ出庫ファイル
の一例を示す図である。

【図５】収納袋マスターファイルの一例を示す図であ
る。

【図６】ファイルフォルダ出庫ファイルの一例を示す図
である。

【図７】収納袋バックアップ出庫ファイルの一例を示す
図である。

【図８】ファイルフォルダ・マスターファイルの一例を
示す図である。

【図９】本発明を適用した立体自動倉庫の斜視図であ
る。

【図１０】収納庫とスタッカクレーンを示す斜視図であ
る。

【図１１】本発明を適用したファイルフォルダ自動格納
装置の斜視図である。

【符号の説明】

１ 立体自動倉庫 ２，２′ 収納庫 ３，３，… 棚 ５ スタッカクレーン １１ 積載ユニット １３ コンテナ １４ 収納袋 １９ ローラコンベア ２０ 取扱ステーション ２１ バーコードリーダ ２３ 立体自動倉庫統括制御装置 ２４ ローカルエリアネットワーク ２５ 立体自動倉庫用管理コンピュータ ３１ ファイルフォルダ自動格納装置 ３３，３３′ ファイルフォルダ格納保管棚 ３５ 移動柱 ３６ 受渡し装置 ３７ 台車 ３９ ファイルフォルダ ４１ ファイルフォルダ格納保管棚用統括制御装置 ４２ ローカルエリアネットワーク ４３ ファイルフォルダ格納保管棚用コンピュータ ４５ ホストコンピュータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 識別番号を付された複数の第１の物品を
   縦横に配置された多数の棚にそれぞれ格納する第１の格
   納保管棚と、 該第１の格納保管棚の前面に沿って移動可能な第１の受
   渡し装置を駆動制御し前記第１の物品の入出庫を管理す
   る第１の管理コンピュータと、 識別番号を付された複数の第２の物品を縦横に配置され
   た多数の棚にそれぞれ格納する第２の格納保管棚と、 該第２の格納保管棚の前面に沿って移動可能な第２の受
   渡し装置を駆動制御し前記第２の物品の入出庫を管理す
   る第２の管理コンピュータと、 前記第１の管理コンピュータと第２の管理コンピュータ
   を統括するホストコンピュータとを備えてなる自動格納
   装置において、 前記ホストコンピュータから前記第１の管理コンピュー
   タ及び前記第２の管理コンピュータに所定の識別番号に
   基づき第１の物品及び第２の物品の出庫情報が出される
   と、第１の管理コンピュータが第１の物品の出庫データ
   及び第２の物品のバックアップ出庫データを更新し、同
   時に第２の管理コンピュータが第２の物品の出庫データ
   及び第１の物品のバックアップ出庫データを更新し、第
   １の物品及び第２の物品の出庫が完了すると、前記第１
   の物品の出庫データと前記第１の物品のバックアップ出
   庫データを比較して、同時に前記第２の物品の出庫デー
   タと前記第２の物品のバックアップ出庫データを比較し
   て相違しているか否か判別し、相違している場合には相
   違している第１の物品のバックアップ出庫データを第１
   の物品の出庫データに更新し、相違している第２の物品
   のバックアップ出庫データを第２の物品の出庫データに
   更新してなることを特徴とする自動格納装置における出
   庫情報管理方法。