JP2000118295A - コンビネーションスイッチ - Google Patents

コンビネーションスイッチ

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JP2000118295A
JP2000118295A JP31396998A JP31396998A JP2000118295A JP 2000118295 A JP2000118295 A JP 2000118295A JP 31396998 A JP31396998 A JP 31396998A JP 31396998 A JP31396998 A JP 31396998A JP 2000118295 A JP2000118295 A JP 2000118295A
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JP
Japan
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main body
steering angle
angle sensor
cancel cam
cancel
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Pending
Application number
JP31396998A
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English (en)
Inventor
Kazunori Umezawa
和則 梅沢
Masahiro Matsuda
雅博 松田
Miyuki Nagai
美由紀 永井
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Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンビネーションスイッチに内蔵した光センサ
式の舵角センサを埃等から有効に保護し、信頼性を高め
る。 【解決手段】キャンセルカム17と一体のセンサープレ
ート27と裏カバー24へ着脱自在に取付けられるエン
コーダ25からなる光センサ式の舵角センサを設け、こ
の舵角センサとキャンセルカム17を裏カバー24上に
組付けてキャンセルカム小組体23を作る。このキャン
セルカム小組体23を本体部1の裏側から取付けて、舵
角センサとキャンセルカム17を空間18内へ収容する
とともに、本体部1の裏側開口部を裏カバー24で覆
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のハンド
ル近傍に設けられるコンビネーションスイッチであっ
て、舵角センサを内蔵するものに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなコンビネーションスイッチは
公知であり、例えば特開平9−1290992号には本
体部の裏側にキャンセルカムを収容し、かつこのキャン
セルカムの周囲に舵角センサのセンサープレートを一体
化するとともに、本体部の裏側をステアリングコラムと
一体の略三角形状をなすブラケットへ取付けたコンビネ
ーションスイッチが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、舵角センサ
は精密な部品であるから埃等から有効に保護する必要が
あるが、上記従来例のような三角形のブラケットでは空
間が多くなり、十分に保護することが難しくなる。しか
も舵角センサを光センサ式を採用する場合には、外光の
影響を回避して信頼性を高める必要があるが、このよう
な配慮も払われていないので、光センサ式にすることが
難しくなる。そこで本願発明は係る課題の解決を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るコンビネーションスイッチは、ハンドル
近傍に設けられた本体部と、この本体部に取付けられた
ライテイングスイッチ及びワイパスイッチと、本体部裏
側に配設されてハンドルと一体回転するキャンセルカム
と、このキャンセルカムと一体に設けられたセンサプレ
ートを有する舵角センサとを備えたコンビネーションス
イッチにおいて、上記舵角センサがセンサプレートとエ
ンコーダを有する光センサ式であり、これら舵角センサ
及びキャンセルカムを裏カバーと一体の小組体とし、こ
の小組体を本体部の裏側に開口する空間内へ収容し、裏
カバーで本体部の開口部を覆ったことを特徴とする。
【0005】
【発明の効果】本願発明によれば、舵角センサがセンサ
プレートとエンコーダからなる光センサ式であるが、こ
れらとキャンセルカム及び裏カバー等を予め小組体し、
この小組体を本体部の空間内へ裏側の開口部から収容
し、この開口部を裏カバーで覆ったので、舵角センサを
本体部と裏カバーで囲まれた密閉空間内へ収容できる。
したがって、埃等から舵角センサを保護できるととも
に、外光の影響を極力少なくできるので、舵角センサの
信頼性を高めることができる。そのうえ、小組体とした
ので、組立が容易になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図1は実施例に係るコンビネーションスイッ
チの要部断面図(図4の1−1線相当部)、図2は全体
の分解斜視図、図3はキャンセルカム部の分解斜視図、
図4は本体部の平面図である。
【0007】まず、図2において、このコンビネーショ
ンスイッチは、ハンドルポストへ取付けられる本体部1
と、その左右両側に取付けられるライティングスイッチ
2及びワイパスイッチ3とを有する。
【0008】ライティングスイッチ2はレバー4により
操作され、これを回動すると、ウインカスイッチの切り
替えが行われ、その際キャンセルピン5がライティング
スイッチ2から突出するようになっている。ワイパスイ
ッチ3もレバー6により操作される。
【0009】本体部1の中央部に設けられた同心円状の
ケーブル収容部7には、ロール状に巻かれたフラットケ
ーブル8が収容され、その一端はコラムターミナル9を
なし、本体部1の側部に一体形成されたコネクタ10へ
結合される。
【0010】フラットケーブル8の他方端部はステアタ
ーミナル11へ接続し、ステアターミナル11はフラッ
トケーブル8の上方を覆うロテータ12に一体形成され
たターミナルケース13内へ収容され、図示しないエア
バックの作動部へ接続される。
【0011】ロテータ12は略漏斗状をなし、中央の筒
部14はフラットケーブル8の内周側空間を通過してケ
ーブル収容部7の中央部に開口する中心穴16へ嵌合す
る。なお、筒部14の内周面に突起15が一体形成さ
れ、ここで後から詳述するキャンセルカム17側と係合
し、キャンセルカム17の回転トルクを伝達されてロテ
ータ12がキャンセルカム17と一体回転するようにな
っている。
【0012】ロテータ12の上方には回転部カバー20
が被せられ、その周囲に一体形成された係合穴21と、
本体部1に形成した爪22(図4)を係合することによ
り、本体部1と一体化される。
【0013】本体部1の裏側には下向きに開口する空間
18(図1)が設けられ、この内部にキャンセルカム1
7が収容される。但し、キャンセルカム17は他部品と
一体化したキャンセルカム小組体23をなしている。
【0014】図3はこのキャンセルカム小組体23の構
造を示し、裏カバー24、エンコーダ25、コイルスプ
リング26、センサープレート27、キャンセルカム1
7、ワッシャ28、ジョイントピース29等で構成され
ている。
【0015】このうち、センサープレート27は円板状
をなし、外周部に等間隔で多数の光透過用スリット27
aが形成され、内周側はインサート成形によりキャンセ
ルカム17と一体成形されている。
【0016】このセンサープレート27の外周部は略コ
字状断面をなすエンコーダ25の空間内を通過し(図1
参照)、センサープレート27とエンコーダ25により
公知の光センサ方式の舵角センサを構成している。
【0017】裏カバー24の中央部には円筒状のボス3
0が立設され、その基部近傍に形成されたレール部31
にエンコーダ25の両側に突出形成された突起32が嵌
合することにより、ボス30の半径方向外方から着脱自
在に取付けられるようになっている。裏カバー24の四
隅部には通し穴33が設けられ、ここで本体部1の裏側
へネジ止めされるようになっている。
【0018】ボス30はキャンセルカム17の筒部34
内側へ嵌合し、かつ筒部34内へ上方から挿入されたジ
ョイントピース29の連結脚部35がボス30の内側へ
嵌合して、摺動回転自在に結合し、かつジョイントピー
ス29の側部へ突出形成された連結腕部36がキャンセ
ルカム17の筒部34内周側に形成された溝部39と係
合することによりキャンセルカム17がボス30へ回転
自在に連結される。
【0019】なお、ワッシャ28は連結脚部35の周囲
に嵌合され、ボス30の周囲に嵌合されたコイルスプリ
ング26の上端部に対するバネ受けになっている。
【0020】キャンセルカム17の外周部には、対称位
置にキャンセル突起38が一体に形成され、キャンセル
ピン5が突出した状態でハンドルを戻し方向へ回転させ
たとき、キャンセル突起38がキャンセルピン5へ押し
当てられてウインカスイッチ操作のために回動していた
レバー4を中立位置へ戻すようになっている。
【0021】図1に示すように、キャンセルカム17は
ステアリングシャフト39へ一体回転するように取付け
られ、かつステアリングシャフト39の上端部は中心穴
16を貫通して図示しないハンドルと連結されている。
【0022】また、裏カバー24は本体部1の裏側開口
部を略密閉状態に覆っており、センサープレート27及
びエンコーダ25は本体部1と裏カバー24に囲まれた
空間内に位置している。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
キャンセルカム小組体23を組み立てるには、図3に示
すように、裏カバー24のボス30に対して、コイルス
プリング26及びキャンセルカム17を嵌合し、さらに
上方よりワッシャ28を介してジョイントピース29を
嵌合する。その後、エンコーダ25をボス30の半径方
向外方からレール部31へ嵌合すれば、キャンセルカム
小組体23が得られる。
【0024】このとき、エンコーダ25を裏カバー24
に対してボス30の半径方向で着脱自在としたので、エ
ンコーダ25と外周部が上下方向で重なり合うセンサー
プレート27をキャンセルカム17と一体化してあって
も、容易に組み立てることができる。
【0025】その後、このキャンセルカム小組体23を
本体部1の裏側からその空間内へ入れ、裏カバー24を
本体部1へネジ止めすると、本体部1とキャンセルカム
小組体23が一体化する。このとき、エンコーダ25と
センサープレート27からなる舵角センサを本体部1と
裏カバー24による略密閉空間内収容したので、埃等か
ら有効に保護できる。そのうえ、外光の影響を極力避け
ることができるので、光センサー式を採用してもその信
頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るコンビネーションスイッチの要部
断面図
【図2】全体の分解斜視図
【図3】キャンセルカム部の分解斜視図
【図4】本体部の平面図
【符号の説明】
1:本体部、2:ライティングスイッチ、3:ワイパス
イッチ、17:キャンセルカム、23:キャンセルカム
小組体、24:裏カバー、25:エンコーダ、27:セ
ンサープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 美由紀 埼玉県鶴ヶ島市太田ヶ谷1053番 東洋電装 株式会社テクニカルセンター内 Fターム(参考) 3D030 DB01 DB19 DB22 DB27 3K039 NA05 NB02 NB11 NB12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル近傍に設けられた本体部と、この
    本体部に取付けられたライテイングスイッチ及びワイパ
    スイッチと、本体部裏側に配設されてハンドルと一体回
    転するキャンセルカムと、このキャンセルカムと一体に
    設けられたセンサプレートを有する舵角センサとを備え
    たコンビネーションスイッチにおいて、上記舵角センサ
    がセンサプレートとエンコーダを有する光センサ式であ
    り、これら舵角センサ及びキャンセルカムを裏カバーと
    一体の小組体とし、この小組体を本体部の裏側に開口す
    る空間内へ収容し、裏カバーで本体部の開口部を覆った
    ことを特徴とするコンビネーションスイッチ。
JP31396998A 1998-10-18 1998-10-18 コンビネーションスイッチ Pending JP2000118295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199223A2 (en) * 2000-10-20 2002-04-24 Niles Parts Co., Ltd. Combination switch
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