JP2000118241A - 自動車用ドアガラスランの取付け構造 - Google Patents

自動車用ドアガラスランの取付け構造

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JP2000118241A
JP2000118241A JP10303243A JP30324398A JP2000118241A JP 2000118241 A JP2000118241 A JP 2000118241A JP 10303243 A JP10303243 A JP 10303243A JP 30324398 A JP30324398 A JP 30324398A JP 2000118241 A JP2000118241 A JP 2000118241A
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雄志 大島
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輝仁 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ドアの窓開口の湾曲コーナ部に取付け
られるガラスランの浮き上りを防止すること。 【解決手段】 自動車ドアのフレームの縦枠部3Aに沿
って取付けられるガラスラン5Aから分岐してJ字状に
前方へ伸び、上記縦枠部3Aからドアウエストラインに
移る湾曲コーナ部のフランジ11に嵌込まれるガラスラ
ンのコーナ部5Cの下面に、コーナ部5Cとガラスラン
5Aとの間の隅角をつなぐつなぎ部56を形成するとと
もに、つなぎ部56の側面に突起57を形成する。一
方、ドア本体内に設けた補強パネル2には係止穴21を
形成し、上記突起57を係止穴21に嵌入係止せしめる
構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドアに取付
けられるガラスラン、特にそのコーナ部の取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車ドアには、ドアフレームおよびド
ア本体のウエストラインに沿って一連にドアガラスラン
(以下、ガラスランという)が取付けられている。そし
て車種によっては、ドアの窓まわりに丸味をつけたいと
するドア外観のデザイン上の要求等から、ドアフレーム
の縦枠部からウエストラインに移る窓開口のコーナ部を
湾曲形状とし、これに沿って湾曲形状としたガラスラン
のコーナ部を取付けている。
【0003】図2および図3はその代表例を示すもの
で、ガラスラン5のうち、ドアフレーム3の後部縦枠部
3Aに沿い更に下方へ伸びる押出成形のガラスラン5A
は、上記縦枠部3Aに沿って設け更にドア本体1内を下
方へ伸びる断面コ字形のチャンネル部材4に嵌込み取付
けられている。
【0004】ガラスラン5Aの中間部のアウタ側から
は、枝分かれするように型成形のコーナ部5CがJ字状
に前方へ伸びている。そしてその先端は、ドア本体1の
外板1aのウエストライン10に形成され、ドアの補強
パネル2と重ねられた上縁フランジ11に沿って取付け
たガラスラン5Bの後端末に当接している。コーナ部5
Cは、後方へ湾曲しつつ立ち上って上記縦枠部3Aへと
連なるフランジ11の後端コーナ部に嵌込まれている。
【0005】なお、ガラスラン5Aには上記コーナ部5
Cと対応してインナ側に型成形のコーナ部5C´が接合
している。コーナ部5C´はアウタ側のコーナ部5Cよ
りも短く、その先端が、ガラスラン5Bと対向してドア
本体1の内板の上縁フランジに取付けられたガラスラン
(図示略)の後端末に当接している。
【0006】ドア本体1のウエストラインの前端部で
は、ガラスラン5B前端末が、縦方向のガラスラン5D
に当接している。図2において、6はドアガラスであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記型成形
のコーナ部5Cのように、フレーム縦枠部に沿うガラス
ランから枝分れしてJ字状に伸びるコーナ部は、それ自
体が上下に変形しやすく不安定である。しかも、ガラス
ランのコーナ部と、これを取付けるドアのコーナ部のフ
ランジとの曲率の不可避的な不一致から両者の嵌合が不
完全になりやすい。このため、経時により、また手指等
によってガラスランのコーナ部に上方への外力が加えら
れるとコーナ部がはずれて浮き上ってしまう。
【0008】本発明は、かかる浮き上りを防止するガラ
スランの取付構造を実現することを課題としてなされた
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアフレーム
の縦枠部に沿うガラスランから分岐してJ字状に伸び、
上記縦枠部からウエストラインへ移行するドアのコーナ
部に取付けられ、その先端がウエストラインに沿うガラ
スランと連接する型成形のコーナ部を備えたガラスラン
において、上記型成形のコーナ部にはその下面と上記縦
枠部に沿うガラスランとの間の隅角をつなぐつなぎ部を
形成するとともに、つなぎ部の側面に突起を形成する。
一方、ドア本体内の上部に設けた補強パネルには、上記
突起と対応する位置に係止穴を形成する。そしてガラス
ランの上記コーナ部を、ドアのコーナ部へ取付けるとき
に、上記突起を上記係止穴に嵌合係止せしめる構造とす
る。
【0010】上記つなぎ部を設けたことでガラスランの
コーナ部自体が上下に変形しにくくなり、かつガラスラ
ンのコーナ部と一体の上記つなぎ部の突起を補強パネル
に係止することでガラスランのコーナ部の浮き上りが防
止される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2により、従来例との相違点を中心に説明する。
【0012】ドアフレーム3の後部縦枠部3Aに沿って
設けられ、下端がドア本体1内へ延出する断面コ字形の
チャンネル部材4に取付けられるガラスラン5Aはゴム
の押出成形体で、断面コ字形の本体部の左右の側壁51
の先端から対向方向に伸びてドアガラス6の縦縁を挟む
シールリップ52を備えており、本体部をチャンネル部
材4に嵌込むことにより取付けられる。なお、ドアフレ
ーム縦枠部3Aに沿うガラスラン5Aの上半部には、モ
ールリップ53が形成されており、縦枠部3Aの内周縁
を覆うようになっている。アウタ側のモールリップ53
の下端には、これを延長するように側壁52に沿って下
方へ伸びJ字状に湾曲して前方へ伸びる型成形のコーナ
部5Cが接続してある。コーナ部5Cの前方への延出部
は下方に開口する断面コ字形で、内壁541側にシール
リップ55を備えている。
【0013】なお、インナ側のモールリップ53の下端
にもコーナ部5Cと対向する型成形のコーナ部5C´が
接続されている。コーナ部5C´の先端はカラスラン5
Aから僅かに突出しており、先端は段カット面となって
いる。
【0014】ガラスラン5Aのアウタ側のコーナ部5C
の湾曲中心部には、内壁541から下方へ三角形状に延
出し、コーナ部5Cよりも下側のガラスラン5Aのシー
ルリップ53の根元に接続してコーナ部5Cとガラスラ
ン5A間の隅角をつなぐつなぎ部56がリブ状に形成し
てあり、その外側面には傾斜端縁に沿う位置に突起57
が形成してある。突起57の下側の面はゆるやかな傾斜
面571としてある。
【0015】上記コーナ部5C、5C´は、これを成形
するキャビティを有する金型内に、押出成形されたガラ
スランの中間部をセットし、キャビティ内にゴム材料を
注入することにより形成される。このとき、つなぎ部5
6も同時に成形される。
【0016】一方、ドア本体1のウエストライン10に
は、ドア外板1aの上縁フランジ11が形成してあり、
フランジ11の後端は湾曲しつつ上昇してフレーム縦枠
部3Aのアウタ側の側縁に連なっている。外板1aの内
面には補強パネル2が設けてあり、その上端縁は上記フ
ランジ11に重ねて溶接されている。そして補強パネル
2には、取付状態とした上記アウタ側のコーナ部5Cの
突起57と対応する位置に四角形状の係止穴21が形成
してある。上記フランジ11には、シールリップ55を
備えた上記コーナ部5Cの先端と同一断面形の押出成形
のガラスラン5Bが嵌め込んである。ガラスラン5Bの
後端末は、フランジ11の後端湾曲コーナ部の直前位置
としてある。
【0017】コーナ部5Cは、ガラスラン5Aを上記チ
ャンネル部材4に嵌込むとともに、コーナ部5Cを上記
フランジ11の後端湾曲コーナ部に嵌込むことにより取
付けられる。このとき、上記つなぎ部56を補強パネル
2の内面に沿わせるようにし、下方へ若干の引っ張り力
を加えた状態で突起57を補強パネル2の係止穴21に
その上方から押込むようにして嵌入し、図1(C)に示
すように係止穴21の前縁上部隅角に係止させる。コー
ナ部5Cの前端末とガラスラン5Bの後端末とは互に当
接する位置としてあり、両者は連接する。
【0018】なお、ドア内板の上縁フランジにも、ガラ
スラン5Bと対称形状のガラスランが嵌着してあり、そ
の後端末は段カットされ、インナ側のコーナ部5C´の
前端末と当接している。
【0019】上記アウタ側の型成形のコーナ部5Cの取
付け構造によれば、コーナ部5Cは、ガラスラン5Aか
ら分かれて前方へ伸びるコーナ中心部が、つなぎ部56
によりガラスラン5Aと結合されているから、ガラスラ
ン5Aに対して上下方向に変形しない。しかもコーナ部
5Cは、つなぎ部56の突起57が補強パネル2の係止
穴21に結合することで下方への引っ張り力が加えられ
ているからフランジ11との嵌合力が強化されている。
従ってコーナ部5Cとフランジ11の曲率に不一致があ
っても、また外力により上方へつき上げられても、フラ
ンジ11からはずれて浮き上りが生じることは全くな
い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、自動車ドアの窓開口の
湾曲コーナ部において、これに取付けたガラスランのは
ずれによる浮き上がりが完全に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラスランの取付構造を示すもので、
(A)はガラスランのコーナ部の斜視図、(B)はガラ
スランが取付けられるドアのコーナ部の斜視図、(C)
はガラスラン側の突起とドア側の係止穴との係合を示す
斜視図である。
【図2】ガラスランが装着されたドアの正面図である。
【図3】従来のドアガラスランのコーナ部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ドア本体 10 ウエストライン 2 補強パネル 21 係止穴 3 ドアフレーム 3A ドアフレーム縦枠部 4 チャンネル部材 5 ドアガラスラン 5A 縦枠部に沿うガラスラン 5B ウエストラインに沿うガラスラン 5C ガラスランのコーナ部 56 つなぎ部 57 突起
フロントページの続き (72)発明者 岩佐 則正 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D127 BB01 CB05 CC05 DE10 DE17 DE23 DE25 DE32 EE29 GG08 GG09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアフレームの縦枠部に沿って取付けた
    押出成形のドアガラスランから分岐してJ字状に伸び、
    上記縦枠部からドア本体のウエストラインに移る湾曲コ
    ーナ部に沿って取付けられ、先端が上記ウエストライン
    に沿って取付けたドアガラスランの端末に連接する型成
    形のコーナ部を備えた自動車用ドアガラスランにおい
    て、上記型成形のコーナ部には、その下面と上記縦枠部
    に沿うドアガラスランとの間の隅角をつなぐつなぎ部を
    形成するとともに、つなぎ部の側面に突起を形成する一
    方、ドア本体内の上部に設けた補強パネルには上記突起
    と対応する位置に係止穴を設け、該係止穴に上記突起を
    嵌入係止せしめたことを特徴とする自動車用ドアガラス
    ランの取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014177256A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Nishikawa Rubber Co Ltd グラスランの取付構造

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