JP2000118222A - エアサスペンション装置 - Google Patents

エアサスペンション装置

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JP2000118222A
JP2000118222A JP10289320A JP28932098A JP2000118222A JP 2000118222 A JP2000118222 A JP 2000118222A JP 10289320 A JP10289320 A JP 10289320A JP 28932098 A JP28932098 A JP 28932098A JP 2000118222 A JP2000118222 A JP 2000118222A
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JP
Japan
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stabilizer
axle
air
pair
air spring
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JP10289320A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Hiramatsu
睦巳 平松
Fujio Momiyama
冨士男 籾山
Hideyuki Kakizawa
秀幸 柿沢
Akira Takeishi
晶 武石
Takashi Sasaki
隆 佐々木
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/30Rigid axle suspensions
    • B60G2200/314Rigid axle suspensions with longitudinally arranged arms articulated on the axle

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ばね下質量を軽減して乗員の乗り心地を向上さ
せ、ローリング時の操縦安定性を向上できる。 【解決手段】サイドフレームに配設されたエアスプリン
グに接着する第1及び第2サスペンションビーム18,
28に架設されるアクスルハウジング12と、一対のラ
ジアスロッド31,31と、スタビライザバー33の両
端に第1及び第2スタビライザアーム34,36の基端
が固着されたスタビライザ32とを備える。サイドフレ
ーム14,24に取付ブラケット19,29がそれぞれ
垂設され、その取付ブラケットの下端にスタビライザバ
ーが回動可能に取付けられ、スタビライザアームの先端
がアクスルハウジング又はサスペンションビームにそれ
ぞれ回動可能に取付けられる。第1及び第2スタビライ
ザアームが平面視で3度〜10度だけ後方に向うに従っ
て末広がりに傾斜してそれぞれ取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの車軸に対し
て4個のエアスプリングを用いたエアサスペンション装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アクスルハウジングの左右下面に
略中央が固着された左右のサスペンションビームの前端
及び後端をそれぞれエアスプリングによりシャシフレー
ムである一対のサイドフレームに接続するエアサスペン
ションペン装置が知られている。この装置では1つの車
軸に対して合計4個のエアスプリングが使用され、車軸
を回転可能に支持するアクスルハウジングはサスペンシ
ョンビームの略中央に取付けられる。車軸はエンジンの
出力により回転してその両端部に設けられた車輪を回転
させることにより車両が走行できるようになっている。
このようなエアスプリングにより車体を支持するエアサ
スペンション装置では、金属バネにより車体を支持する
方式に比較して、バネ上共振点を低く設定でき、かつ細
かい振動を吸収できるため、乗員の乗り心地を向上でき
るようになっている。
【0003】一方、エアサスペンション装置には、アク
スルハウジングとシャシフレームとの間の突っ張り棒又
は引戻し棒の役割を果たすラジアスロッドと、車両旋回
時におけるシャシフレーム及びボデーの旋回外方への傾
きを押え込むスタビライザとが備えられる。ラジアスロ
ッドは、アクスルハウジングとアクスルハウジングより
前方のクロスメンバとの間に架設された一対のアッパラ
ジアスロッドと、上記クロスメンバとサスペンションビ
ームとの間に架設された一対のロアラジアスロッドによ
り構成される。一対のアッパラジアスロッドは前端から
後端に向うに従って互いに近付くように、即ち略V字状
になるようにそれぞれ架設され、一対のロアラジアスロ
ッドは互いに平行に車両の進行方向に延びてそれぞれ架
設される。
【0004】スタビライザは、スタビライザアームの後
端がシャシフレームの一対のサイドメンバにそれぞれ枢
着され、一対のスタビライザアームの前端はスタビライ
ザバーの両端にそれぞれ接続される。スタビライザバー
はパイプ又は中実棒を曲げることにより一対のスタビラ
イザアームと一体的に形成され、車幅方向に延びてアク
スルハウジング又はサスペンションビームに回動可能に
保持される。一方、スタビライザ及びロアラジアスロッ
ドがそれぞれ別部材で構成されることに起因する部品点
数の増大及び重量の増大を防止することを目的としてス
タビライザアームにロアラジアスロッドを兼ねさせたも
のも提案されている(実開昭59−302)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スタビライザ
アームにロアラジアスロッドを兼ねさせても、従来のス
タビライザはアクスルハウジング又はサスペンションビ
ームに保持されるので、スタビライザバー自体がいわゆ
るばね下質量を構成し、ばね下質量の増大からエアスプ
リングの応答性が鈍化して乗員の乗り心地の向上には限
界がある不具合がある。また、従来のスタビライザはス
タビライザバーの両端に一対のスタビライザアームの前
端がそれぞれ略直角に接続されているため、車両のロー
リング時におけるシャシフレームの旋回外方の変位に対
して車軸の変位を生じさせることがなく、車両のローリ
ング時の操縦安定性を向上できない不具合もある。本発
明の目的は、ばね下質量を軽減して乗員の乗り心地を向
上させうるエアサスペンション装置を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、ローリング時の操縦安定性を
向上できるエアサスペンション装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図2に示すように、車軸11前後の第1サイド
フレーム14に配設された第1及び第2エアスプリング
16,17と、車軸11前後の第2サイドフレーム24
に配設された第3及び第4エアスプリング26,27
と、前端が第1エアスプリング16に接着し後端が第2
エアスプリング17に接着する第1サスペンションビー
ム18と、前端が第3エアスプリング26に接着し後端
が第4エアスプリング27に接着する第2サスペンショ
ンビーム28と、第1及び第2サスペンションビーム1
8,28に架設され車軸11を回転可能に支持するアク
スルハウジング12と、先端がアクスルハウジング12
にそれぞれ回動可能に取付けられ基端が第1及び第2サ
イドフレーム14,24にそれぞれ回動可能に取付けら
れた一対のラジアスロッド31,31と、車幅方向に延
びるスタビライザバー33の両端に第1及び第2スタビ
ライザアーム34,36の基端が固着され一対のラジア
スロッド31,31と協動しかつ一対のラジアスロッド
31,31とともに平行リンク機構を構成するスタビラ
イザ32とを備えたエアサスペンション装置の改良であ
る。
【0007】その特徴ある構成は、車軸11の前又は後
の第1及び第2サイドフレーム14,24に第1及び第
2取付ブラケット19,29がそれぞれ垂設され、第1
及び第2取付ブラケット19,29の下端にスタビライ
ザバー33がそれぞれ回動可能に取付けられ、第1及び
第2スタビライザアーム34,36の先端が前記アクス
ルハウジング12又は第1及び第2サスペンションビー
ム18,28にそれぞれ回動可能に取付けられたところ
にある。請求項1のエアサスペンション装置では、第1
及び第2取付ブラケット19,29の下端にスタビライ
ザバー33がそれぞれ回動可能に取付けられるので、ス
タビライザバー33は第1及び第2取付ブラケット1
9,29を介して第1及び第2サイドフレーム14,2
4に保持され、スタビライザバーをアクスルハウジング
又はサスペンションビームに保持する従来のものに比較
していわゆるばね下質量が軽減する。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、第1及び第2スタビライザアーム34,3
6が平面視で3度〜10度だけ後方に向うに従って末広
がりに傾斜してスタビライザバー33及びアクスルハウ
ジング12にそれぞれ取付けられたエアサスペンション
装置である。この請求項2に記載された装置では、車両
が旋回してローリングし始めると、第1及び第2サイド
フレーム14,24は旋回外方に傾き始め、この傾きに
伴って一対のスタビライザアーム34,36の先端が旋
回内方に変位し、旋回外方の車軸11を前方に引っ張
り、旋回内方の車軸11を後方に押して後輪13を前輪
と同相にして、車両のローリング時の操縦安定性が向上
する。
【0009】請求項3に係る発明は、図示しないが、車
軸前後の第1サイドフレームに配設された第1及び第2
エアスプリングと、車軸11前後の第2サイドフレーム
に配設された第3及び第4エアスプリングと、前端が第
1エアスプリングに接着し後端が第2エアスプリングに
接着する第1サスペンションビームと、前端が第3エア
スプリングに接着し後端が第4エアスプリングに接着す
る第2サスペンションビームと、第1及び第2サスペン
ションビームに架設され車軸を回転可能に支持するアク
スルハウジングと、先端がアクスルハウジングにそれぞ
れ回動可能に取付けられ基端が第1及び第2サイドフレ
ームにそれぞれ回動可能に取付けられた一対のラジアス
ロッドと、車幅方向に延びるスタビライザバーの両端に
第1及び第2スタビライザアームの基端が固着され一対
のラジアスロッドと協動しかつ一対のラジアスロッドと
ともに平行リンク機構を構成するスタビライザとを備え
たエアサスペンション装置の改良である。
【0010】その特徴ある構成は、車軸の前又は後の第
1及び第2サイドフレームに第1及び第2取付ブラケッ
トがそれぞれ垂設され、第1及び第2取付ブラケットの
下端に第1及び第2スタビライザアームの先端がそれぞ
れ回動可能に取付けられ、スタビライザバーがアクスル
ハウジングに支持され、第1及び第2スタビライザアー
ムが平面視で3度〜10度だけ後方に向うに従って末広
がりに傾斜してスタビライザバー33及び第1及び第2
取付ブラケットにそれぞれ取付けられたところにある。
請求項2及び請求項3に係る発明において、第1及び第
2スタビライザアーム34,36が平面視で3度未満の
傾斜であるとローリング時の操縦安定性を十分に向上で
きず、10度を越える傾斜であると後輪13の前輪に対
する回転が過大となる。なお、第1及び第2スタビライ
ザアーム34,36の好ましい傾斜は5度〜8度であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1及び図2に示すように、車両で
あるトラック10の車軸11(図2)は車幅方向に延び
るアクスルハウジング12に挿通され、かつこのハウジ
ング12により回転可能に保持される。車軸11の外端
には一対の後輪13,13がそれぞれ取付けられる。車
軸11前後の第1サイドフレーム14には第1及び第2
エアスプリング16,17が配設され、車軸11の前後
の第2サイドフレーム24には第3及び第4エアスプリ
ング26,27が配設される。これらのエアスプリング
16,17,27,28には一対のサスペンションビー
ム18,28が備えられる。即ち、第1サスペンション
ビーム18は前端が第1エアスプリング16に接着し後
端が第2エアスプリング17に接着する。第2サスペン
ションビーム28は、前端が第3エアスプリング26に
接着し後端が第4エアスプリング27に接着される。サ
スペンションビーム18,28の長手方向中央には車軸
11を回転可能に支持するアクスルハウジング12が取
付けられ、アクスルハウジング12は第1及び第2サス
ペンションビーム18,28に架設される。
【0012】アクスルハウジング12と第1及び第2サ
イドフレーム14,24の間には一対のラジアスロッド
31,31が取付けられる。具体的に、ラジアスロッド
31,31の後端はアクスルハウジング12にそれぞれ
回動可能に取付けられ、ラジアスロッド31,31の前
端は第1及び第2サイドフレーム14,24にそれぞれ
回動可能に取付けられる。これらのロッド31,31は
平面視で前端から後端に向うに従って間隔が次第に狭ま
る略V字状に配設される。また、第1及び第2サイドフ
レーム14,24と第1及び第2サスペンションビーム
18,28との間にはスタビライザ32が設けられる。
このスタビライザ32は車幅方向に延びるスタビライザ
バー33の両端に第1及び第2スタビライザアーム3
4,36の基端が固着されて形成される。第1及び第2
スタビライザアーム34,36はロアラジアスロッドの
作用を兼ね、既に設けられている一対のラジアスロッド
31,31と協動しかつこの一対のラジアスロッド3
1,31とともに平行リンク機構を構成する。一対のラ
ジアスロッド31,31及び第1及び第2スタビライザ
アーム34,36により、トラック10が加速又は減速
したときに発生する第1及び第2サイドフレーム14,
24に対するアクスルハウジング12の前後方向におけ
るずれようとする力が押えられる。即ち、ラジアスロッ
ド31,31及びスタビライザアーム34,36はアク
スルハウジング12と第1及び第2サイドフレーム1
4,24との間の突っ張り棒又は引戻し棒の役割を果た
すようになっている。
【0013】車軸11の前方の第1及び第2サイドフレ
ーム14,24には第1及び第2取付ブラケット19,
29が下方に向ってそれぞれ垂設され、第1及び第2取
付ブラケット19,29の下端にはスタビライザバー3
3が枢着される。またスタビライザバー33の両端は第
1及び第2スタビライザアーム34,36の基端にそれ
ぞれ挿入されかつ溶接等により固着され、スタビライザ
アーム34,36の先端は第1及び第サスペンションビ
ーム18,28に取付けられる。第1及び第2スタビラ
イザアーム34,36はフラットバーによりそれぞれ形
成され、フラットバーの幅方向を鉛直方向に向けた状態
で第1及び第2サスペンションビーム18,28の外方
に配設される(図1)。また第1及び第2スタビライザ
アーム34,36は平面視で後端に向うに従って末広が
りに配設される。スタビライザ32は第1及び第2スタ
ビライザアーム34,36の先端がそれぞれ上下逆相で
回転したときにスタビライザバー33がねじれるように
構成される。このスタビライザ31によりトラック10
が旋回してローリングしたときにスタビライザバー33
にねじれが発生し、このねじれ剛性が抵抗となって、旋
回内方のスタビライザアーム34,36の上方に跳ねよ
うとする動きが押えられ、第1及び第2サイドフレーム
14,24及びボデーの旋回外方への傾きが押え込まれ
るように構成される。
【0014】このように構成されたエアサスペンション
装置では、第1及び第2取付ブラケット19,29の下
端にスタビライザバー33がそれぞれ回動可能に取付け
られるので、スタビライザバー33は第1及び第2取付
ブラケット19,29を介して第1及び第2サイドフレ
ーム14,24に保持される。このため、スタビライザ
バー33をアクスルハウジング12又はサスペンション
ビーム18,28に保持する従来のものに比較していわ
ゆるばね下質量を軽減させることができ、エアスプリン
グの応答性が向上して乗員の乗り心地が向上する。
【0015】また、図3〜図5に示すように、本発明の
エアサスペンション装置を備えた車両であるトラック1
0が、右側にカーブする道路41を旋回してローリング
すると、第1及び第2サイドフレーム14,24はボデ
ー42とともに図3の二点鎖線で示すように左側に傾き
始める。このため第1及び第2サイドフレーム14,2
4の上記傾きに伴い、第1及び第2取付ブラケット1
9,29の下端に枢着されたスタビライザバー33は右
側に変位し、第1及び第2スタビライザアーム34,3
6の基端が図4の二点鎖線で示すように右側に変位す
る。このため、第2スタビライザアーム36は第2サス
ペンションビーム28を前方に引っ張り、第1スタビラ
イザアーム34は第1サスペンションビーム18を後方
に押す。この結果、第1及び第2サスペンションビーム
18,28に架設されているアクスルハウジング12は
車軸11とともに右向きに回転し、車軸11は二点鎖線
で示すように右向きに回転する。従って、後輪13は図
5に示すように前輪43と同相(アンダステア)になる
ので、トラック10のローリング時の操縦安定性が向上
し、トラック10がスピンするのを防止できる。
【0016】なお、この実施の形態では、車両としてト
ラックを挙げたが、本発明のスタビライザはバス又はそ
の他の車両にも適用できる。また、この実施の形態で
は、スタビライザバーを第1及び第2取付ブラケット1
9,29の下端に取付けたが、図示しないが、第1及び
第2取付ブラケットの下端に第1及び第2スタビライザ
アームの先端をそれぞれ回動可能に取付け、スタビライ
ザバーをアクスルハウジングに支持し、第1及び第2ス
タビライザアームを平面視で3度〜10度だけ後方に向
うに従って末広がりに傾斜してスタビライザバー及び第
1及び第2取付ブラケットにそれぞれ取付けてもよい。
更に、この実施の形態では、アクスルハウジング12及
び第1及び第2サイドフレーム14,24に別々に形成
されたラジアスロッド31,31の後端及び前端をそれ
ぞれ回動可能に取付けたが、ラジアスロッドは平面視で
前端から後端に向うに従って間隔が次第に狭まる略V字
状に一体的に形成されたものであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1及び第2取付ブラケットの下端にスタビライザバーを
それぞれ回動可能に取付けるので、スタビライザバーは
第1及び第2取付ブラケットを介して第1及び第2サイ
ドフレームに保持される。このため、スタビライザバー
をアクスルハウジング又はサスペンションビームに保持
する従来のものに比較していわゆるばね下質量を軽減さ
せることができ、エアスプリングの応答性が向上して乗
員の乗り心地を向上させることができる。また、第1及
び第2スタビライザアームが平面視で3度〜10度だけ
後方に向うに従って末広がりに傾斜してそれぞれ取付け
れば、車両が旋回してローリングすると、第1及び第2
サイドフレームは旋回外方に傾き、この傾きに伴って一
対のスタビライザアームの先端が旋回内方に変位する。
この結果、スタビライザアームは旋回外方の車軸を前方
に引っ張り、旋回内方の車軸を後方に押して後輪を前輪
と同相にするので、車両のローリング時の操縦安定性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアサスペンションペン装置を示す平
面図。
【図2】そのエアサスペンションペン装置の左側面図。
【図3】そのトラックが右旋回し終わる直前の状態を二
点鎖線で示すトラックの背面構成図。
【図4】そのトラックが右旋回し終わる直前のスタビラ
イザの状態を二点鎖線で示すトラックの要部平面構成
図。
【図5】そのトラックが右カーブの道路を旋回し終わる
直前の状態を示すトラックの平面構成図。
【符号の説明】
11 車軸 12 アクスルハウジング 14 第1サイドフレーム 16 第1エアスプリング 17 第2エアスプリング 18 第1サスペンションビーム 19 第1取付ブラケット 24 第2サイドフレーム 26 第3エアスプリング 27 第4エアスプリング 28 第2サスペンションビーム 29 第2取付ブラケット 31 ラジアスロッド 32 スタビライザ 33 スタビライザバー 34 第1スタビライザアーム 36 第2スタビライザアーム
フロントページの続き (72)発明者 柿沢 秀幸 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内 (72)発明者 武石 晶 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 隆 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA03 BA06 CA03 DA02 DA04 DA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸(11)前後の第1サイドフレーム(14)
    に配設された第1及び第2エアスプリング(16,17)と、
    前記車軸(11)前後の第2サイドフレーム(24)に配設され
    た第3及び第4エアスプリング(26,27)と、前端が前記
    第1エアスプリング(16)に接着し後端が前記第2エアス
    プリング(17)に接着する第1サスペンションビーム(18)
    と、前端が前記第3エアスプリング(26)に接着し後端が
    前記第4エアスプリング(27)に接着する第2サスペンシ
    ョンビーム(28)と、前記第1及び第2サスペンションビ
    ーム(18、28)に架設され前記車軸(11)を回転可能に支持
    するアクスルハウジング(12)と、先端が前記アクスルハ
    ウジング(12)にそれぞれ回動可能に取付けられ基端が第
    1及び第2サイドフレーム(14,24)にそれぞれ回動可能
    に取付けられた一対のラジアスロッド(31,31)と、車幅
    方向に延びるスタビライザバー(33)の両端に第1及び第
    2スタビライザアーム(34,36)の基端が固着され前記一
    対のラジアスロッド(31,31)と協動しかつ前記一対のラ
    ジアスロッド(31,31)とともに平行リンク機構を構成す
    るスタビライザ(32)とを備えたエアサスペンション装置
    において、 前記車軸(11)の前又は後の第1及び第2サイドフレーム
    (14,24)に第1及び第2取付ブラケット(19,29)がそれぞ
    れ垂設され、 前記第1及び第2取付ブラケット(19,29)の下端に前記
    スタビライザバー(33)がそれぞれ回動可能に取付けら
    れ、 前記第1及び第2スタビライザアーム(34,36)の先端が
    前記アクスルハウジング(12)又は前記第1及び第2サス
    ペンションビーム(18,28)にそれぞれ回動可能に取付け
    られたことを特徴とするエアサスペンション装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2スタビライザアーム(34,3
    6)が平面視で3度〜10度(θ)だけ後方に向うに従って
    末広がりに傾斜して前記スタビライザバー(33)及び前記
    アクスルハウジング(12)にそれぞれ取付けられた請求項
    1記載のエアサスペンション装置。
  3. 【請求項3】 車軸(11)前後の第1サイドフレーム(14)
    に配設された第1及び第2エアスプリング(16,17)と、
    前記車軸(11)前後の第2サイドフレーム(24)に配設され
    た第3及び第4エアスプリング(26,27)と、前端が前記
    第1エアスプリング(16)に接着し後端が前記第2エアス
    プリング(17)に接着する第1サスペンションビーム(18)
    と、前端が前記第3エアスプリング(26)に接着し後端が
    前記第4エアスプリング(27)に接着する第2サスペンシ
    ョンビーム(28)と、前記第1及び第2サスペンションビ
    ーム(18、28)に架設され前記車軸(11)を回転可能に支持
    するアクスルハウジング(12)と、先端が前記アクスルハ
    ウジング(12)にそれぞれ回動可能に取付けられ基端が第
    1及び第2サイドフレーム(14,24)にそれぞれ回動可能
    に取付けられた一対のラジアスロッド(31,31)と、車幅
    方向に延びるスタビライザバー(33)の両端に第1及び第
    2スタビライザアーム(34,36)の基端が固着され前記一
    対のラジアスロッド(31,31)と協動しかつ前記一対のラ
    ジアスロッド(31,31)とともに平行リンク機構を構成す
    るスタビライザ(32)とを備えたエアサスペンション装置
    において、 前記車軸(11)の前又は後の第1及び第2サイドフレーム
    (14,24)に第1及び第2取付ブラケット(19,29)がそれぞ
    れ垂設され、 前記第1及び第2取付ブラケット(19,29)の下端に前記
    第1及び第2スタビライザアーム(34,36)の先端がそれ
    ぞれ回動可能に取付けられ、 前記スタビライザバー(33)が前記アクスルハウジング(1
    2)に支持され、 前記第1及び第2スタビライザアーム(34,36)が平面視
    で3度〜10度(θ)だけ後方に向うに従って末広がりに
    傾斜して前記スタビライザバー(33)及び前記第1及び第
    2取付ブラケット(19、29)にそれぞれ取付けられたこと
    を特徴とするエアサスペンション装置。
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