JP2000117628A - ウェーハ研磨装置 - Google Patents

ウェーハ研磨装置

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JP2000117628A JP10295777A JP29577798A JP2000117628A JP 2000117628 A JP2000117628 A JP 2000117628A JP 10295777 A JP10295777 A JP 10295777A JP 29577798 A JP29577798 A JP 29577798A JP 2000117628 A JP2000117628 A JP 2000117628A
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    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/34Accessories
    • B24B37/345Feeding, loading or unloading work specially adapted to lapping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B41/00Component parts such as frames, beds, carriages, headstocks
    • B24B41/005Feeding or manipulating devices specially adapted to grinding machines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動運転を行うCMP装置において、高いス
ループット及び良好な研磨精度が得られると共に設置面
積特に間口の小さなレイアウトの実現。 【解決手段】 研磨布13を有する第1及び第2の研磨定
盤14,15 と、ウェーハを保持して研磨布に押し付けなが
ら回転する第1及び第2のウェーハ保持ヘッド31,32
と、ウェーハロード部41と、ウェーハアンロード部42
と、第1のウェーハ保持ヘッドを回転する第1のヘッド
回転機構と、第2のウェーハ保持ヘッドを回転する第2
のヘッド回転機構と、未研磨ウェーハをウェーハロード
部41に搬送する第1の搬送機構と、研磨済ウェーハをウ
ェーハアンロード部42から搬送する第2の搬送機構とを
備え、第1研磨定盤とウェーハロード部が対角線上に位
置し、第2研磨定盤とウェーハアンロード部が対角線上
に位置するように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェーハ研磨装置
に関し、特にウェーハ上にICパターンを形成する工程
の途中で表面を平坦化するのに使用される化学的機械研
磨(Chemicla Mechanical Polishing:CMP) 法によるウェ
ーハ研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICの微細加工が進んでおり、多
層に渡ってICパターンを形成することが行われてい
る。パターンを形成した層の表面にはある程度の凹凸が
生じるのが避けられない。従来は、そのまま次の層のパ
ターンを形成していたが、層数が増加すると共に線やホ
ールの幅が小さくなると良好なパターンを形成するのが
難しく、欠陥などが生じ易くなっていた。そこで、パタ
ーンを形成した層の表面を研磨して表面を平坦にした
後、次の層のパターンを形成することが行われている。
また、層間を接続するメタル層を形成するため、穴を形
成した後メッキなどでメタル層を形成し、表面のメタル
層を研磨して除去することで穴の部分のメタル層を残す
ことも行われている。このようなICパターンを形成す
る工程の途中でウェーハを研磨するのには、CMP法に
よるウェーハ研磨装置(CMP装置)が使用される。
【0003】図1は、ICの製造工程におけるCMP法
による加工を説明する図であり、(1)は層間絶縁膜の
表面を研磨して平坦化する処理を、(2)は穴の部分の
メタル層のみが残るように表面を研磨する処理を示す。
図1の(1)に示すように、基板1上にメタル層などの
パターン2を形成した後層間絶縁膜3を形成すると、パ
ターン2の部分が他の部分よりも高くなり、表面に凹凸
が生じる。そこで、CMP装置で表面を研磨し、右側の
ような状態にした後次のパターンを形成する。また、層
間を接続するメタル層を形成する場合には、(2)に示
すように、下層のパターン2の上に接続穴を形成した
後、メッキなどでメタル層4を全面に形成する。その
後、CMP装置で表面のメタル層4がすべて除去される
まで研磨する。
【0004】図2は、CMP装置の基本構成を示す図で
ある。図示のように、CMP装置は、研磨定盤11とウ
ェーハ保持ヘッド21とを有する。研磨定盤11の表面
には、弾性がある研磨布13が貼り付けられており、回
転軸12を中心として回転する。回転する研磨定盤1の
研磨布4上には、図示していないノズルから研磨材であ
るスラリが供給される。ウェーハ保持ヘッド21は、研
磨するウェーハ100を保持して研磨布13に所定の圧
力で押し付けながら、回転軸22を中心として回転す
る。これにより、保持されたウェーハの表面が研磨され
る。上記の研磨布13には、スラリのウェーハとの接触
面への供給を容易にするために溝が設けられるのが一般
的である。図ではウェーハ保持ヘッド21が1個の場合
を示したが、これでは研磨定盤1の右側などの部分を使
用しておらず、生産効率が十分でない。そこで、2個又
は4個などの複数個のウェーハ保持ヘッド21を設け、
複数枚のウェーハを同時に研磨するのが一般的である。
【0005】CMP装置で研磨を行う場合、まずウェー
ハ100のアライメントを行い、ローダ部に搬送する。
ウェーハ保持ヘッド21はローダ部のウェーハを吸着機
構で保持して研磨定盤11上に移動し、ウェーハを研磨
定盤11に押し当て、研磨を行う。研磨が終了すると、
同様にウェーハ保持ヘッド21は吸着機構でウェーハを
保持してアンローダ部に搬送する。アンローダ部に搬送
されたウェーハ100には研磨スラリが付着しているの
で、洗浄機で洗浄した後乾燥してカセットなどのウェー
ハ回収部に搬送される。ウェーハは研磨された後、リソ
グラフィなどにより更にICパターンが形成されるの
で、砥粒や研磨屑などが残っているとICパターンの欠
陥の原因になるので、洗浄は非常にクリーンなレベルで
行う必要があり、一旦洗浄されたウェーハにはごみなど
が付着しないようにする必要がある。
【0006】CMP装置は、高精度の研磨が行えるとい
った研磨品質に関する高性能化と共に、スループットと
いった処理効率の改善や設置面積を小さくするといった
ことが要求されている。そこで、複数台の研磨定盤を設
け、複数台の研磨定盤へのウェーハの供給を行うウェー
ハロード部と複数台の研磨定盤からのウェーハの搬出を
行うウェーハアンロード部を共通化することが行われて
いる。このような構成であれば、複数台の研磨定盤に対
してウェーハロード部とウェーハアンロード部はそれぞ
れ1個でよいので、設置面積を小さくできる。また、研
磨に要する時間に比べて、ウェーハロード部から研磨定
盤上へのウェーハの搬送や研磨定盤からウェーハアンロ
ード部へのウェーハの搬送に要する時間は短いので、こ
のような構成にしても処理効率が低下することはない。
更に、ウェーハの研磨においては、研磨速度は早いが精
度が十分でない粗研と研磨速度は遅いが高精度の研磨が
できる精研を組み合わせて行う場合があるが、上記のよ
うな構成であれば、複数台の研磨定盤のうちの1台で精
研を行い、他の研磨定盤で粗研を行うといった運用も可
能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の複数台の研磨定
盤を備えたCMP装置では、ウェーハロード部とウェー
ハアンロード部がそれぞれ設けられているが、ウェーハ
ロード部へのウェーハの搬送とウェーハアンロード部か
らのウェーハの搬送は同じ搬送機構で行われていた。そ
のため、研磨の終了したウェーハを搬送した搬送機構に
は砥粒や研磨屑などのゴミが付着し、ウェーハロード部
へ搬送する研磨前のウェーハにそのようなゴミが付着す
る。研磨面に付着したこのようなゴミはあまり問題には
ならないが、ウェーハの裏面に付着したゴミは研磨圧力
をむらにするなどの問題を引き起こし、研磨品質を低下
させる。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
のもので、複数台の研磨定盤を設け、複数台の研磨定盤
へのウェーハの供給を行うウェーハロード部と複数台の
研磨定盤からのウェーハの搬出を行うウェーハアンロー
ド部を共通化したCMP装置において、研磨前のウェー
ハへのゴミの付着が低減できるレイアウトを実現するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明のCMP装置は、2台の研磨定盤が隣接し、
ウェーハロード部とウェーハアンロード部が隣接し、第
1の研磨定盤とウェーハロード部が対角線上に位置し、
第2の研磨定盤とウェーハアンロード部が対角線上に位
置するように配置し、ウェーハロード部へのウェーハの
搬送と、ウェーハアンロード部からのウェーハの搬送
は、異なる系統で行う。
【0010】すなわち、本発明のCMP装置は、表面に
研磨布が設けられ、研磨布を回転する第1及び第2の研
磨定盤と、ウェーハを保持してウェーハの表面を研磨布
に押し付けながら回転する第1及び第2のウェーハ保持
ヘッドと、研磨前のウェーハが載置されるウェーハロー
ド部と、研磨後のウェーハが載置されるウェーハアンロ
ード部と、第1のウェーハ保持ヘッドを第1の研磨定盤
とウェーハロード部とウェーハアンロード部のそれぞれ
の上に位置するように回転する第1のヘッド回転機構
と、第2のウェーハ保持ヘッドを第2の研磨定盤とウェ
ーハロード部とウェーハアンロード部のそれぞれの上に
位置するように回転する第2のヘッド回転機構と、研磨
前のウェーハをウェーハロード部に搬送する第1の搬送
機構と、研磨後のウェーハをウェーハアンロード部から
搬送する第2の搬送機構とを備え、第1及び第2の研磨
定盤が隣接し、ウェーハロード部とウェーハアンロード
部が隣接し、第1の研磨定盤とウェーハロード部が対角
線上に位置し、第2の研磨定盤とウェーハアンロード部
が対角線上に位置するように配置されることを特徴とす
る。
【0011】本発明によれば、第1の搬送機構と第2の
搬送機構が設けられ、ウェーハロード部へのウェーハの
搬送と、ウェーハアンロード部からのウェーハの搬送は
別の搬送機構で行われるため、研磨前のウェーハへのゴ
ミの付着が低減される。第1及び第2のウェーハ保持ヘ
ッドは、それぞれ2枚のウェーハを保持して独立に回転
することが可能であるようにすれば、研磨定盤の表面を
有効に使用できる。
【0012】2台の研磨定盤は、例えば、一方を粗研用
に、他方を精研用として使用してもよい。ここで、ウェ
ーハロード部とウェーハアンロード部を回転や平行移動
によりずらす機構を設けて、ウェーハロード部とウェー
ハアンロード部のいずれかをウェーハ保持ヘッドとの受
渡し位置に選択的に移動させるようにすることで、ウェ
ーハロード部とウェーハアンロード部が異なり、且つ同
じ位置で受渡しが行える機構が考えられる。この機構を
利用すれば、研磨定盤を3台設け、3台の研磨定盤を粗
研用と精研用に分け、処理時間の長い方を2台とするこ
とでスループットを向上させることが考えられる。しか
し、この構成では、第1及び第2搬送機構は異なる方向
からウェーハロード部とウェーハアンロード部の共通の
受渡し位置にアクセスする必要がある。そのため、研磨
前のアライメントを行う部分や研磨後の洗浄を行う部分
を異なる方向に設ける必要があるが、これはCMP装置
の設置面積を増大させ、特にCMP装置へのウェーハの
搬入・搬出が行われる間口を広げるため、自動化工程を
構築する上では好ましくない。
【0013】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施例のCMP
装置のレイアウトを示す上面図である。図示のように、
2台の研磨定盤14と15が設けられており、その上に
ウェーハを保持して押し付ける2個のウェーハ保持ヘッ
ド31と32が設けられている。ウェーハ保持ヘッド3
1と32は、それぞれウェーハ保持回転機構33と34
及び35と36を有する。各ウェーハ保持回転機構はウ
ェーハを吸着して保持でき、研磨時には空気圧により研
磨定盤14と15に設けられた研磨布に押し付ける。ウ
ェーハ保持ヘッド31と32は、一端が回転軸40に、
他端が環状のガイド39に支持された回転バー37と3
8に吊り下げられ、回転バー37と38の回転に応じて
回転できるようになっている。これにより、ウェーハ保
持ヘッド31と32は、ウェーハロード部41とウェー
ハアンロード部42の上に移動できるようになってい
る。
【0014】複数個のウェーハカセット62に収容され
た研磨前の未研磨ウェーハは、移動機構61上を移動可
能に支持された搬送アーム60により取り上げられ、中
継台59上に載置される。搬送アーム58は、中継台5
9上に載置されたウェーハにおける研磨する層の厚さを
測定して確認する厚さ測定器57に搬送する。層厚が確
認されたウェーハは、搬送アーム58によりウェーハロ
ード部41上の受け部材43と44上に載置される。
【0015】ウェーハアンロード部42上の受け部材4
5と46上に載置された研磨が終了した研磨済ウェーハ
は、搬送アーム48により第1洗浄器51上に載置され
る。第1洗浄器51で洗浄されたウェーハは、搬送アー
ム54により隣の第2洗浄器52上に載置される。この
ように研磨済ウェーハの洗浄は、2段階で行われる。搬
送アーム48は研磨した直後のウェーハを搬送するため
汚れがひどいが、搬送アーム54は第1段階の洗浄が終
了したウェーハを搬送するため、汚れは搬送アーム48
ほどひどくはない。第2洗浄器52での第2段階の洗浄
が終了したウェーハは、搬送アーム55により乾燥器5
3上に載置され乾燥される。搬送アーム54と55は、
移動機構56上を移動可能に支持されている。第2段階
の洗浄が終了したウェーハは第1段階の終了したウェー
ハより更に汚れが少ないので、第1段階の終了したウェ
ーハを搬送する搬送アーム54とは別に搬送アーム55
を設けている。乾燥器53で乾燥されたウェーハは、搬
送アーム60によりウェーハカセット62に戻される。
【0016】2台の研磨定盤14と15における研磨
は、半周期ずれて行われる。研磨定盤14と15におい
て研磨が行われている間に、層厚が確認されたウェーハ
がウェーハロード部41上の受け部材43と44上に載
置される。研磨定盤14での研磨が終了すると、ウェー
ハ保持ヘッド31はウェーハ保持回転機構33と34に
ウェーハを保持して時計回りでウェーハアンロード部4
2上に移動し、受け部材45と46上に研磨済ウェーハ
を載置する。次に、ウェーハ保持ヘッド31は、ウェー
ハロード部41の上に移動し、受け部材43と44の上
に載置された未研磨のウェーハをウェーハ保持回転機構
33と34に吸着する。この間に搬送アーム48が受け
部材45上の研磨済ウェーハを第1洗浄器51に搬送す
る。ウェーハ保持ヘッド31は未研磨ウェーハを保持し
て研磨定盤14上に移動し、研磨が開始される。この間
に未研磨ウェーハがウェーハロード部41上の受け部材
43と44上に載置され、第1洗浄器51での洗浄が終
了したウェーハが第2洗浄器52に移動されるのに並行
して搬送アーム48が受け部材46上の研磨済ウェーハ
を第1洗浄器51に搬送する。
【0017】次に、研磨定盤15での研磨が終了する
と、ウェーハ保持ヘッド32はウェーハ保持回転機構3
5と36にウェーハを保持して反時計回りでウェーハア
ンロード部42上に移動し、受け部材45と46上に研
磨済ウェーハを載置する。次に、ウェーハ保持ヘッド3
2は、ウェーハロード部41の上に移動し、受け部材4
3と44の上に載置された未研磨のウェーハをウェーハ
保持回転機構33と34に吸着する。他の動作は、上記
と同じである。
【0018】研磨定盤14と15、及びウェーハ保持ヘ
ッド31と32のウェーハ保持回転機構33と34及び
35と36は、従来と同じ構成のものが使用できるが、
ここでは空気圧により、所定の圧力でウェーハを研磨布
に押し付ける構造のウェーハ保持回転機構を使用した。
図4は、ウェーハ保持ヘッド31のウェーハ保持回転機
構33の構成を示す図である。
【0019】図示のように、ウェーハ保持回転機構33
は、キャリア部材71、研磨面調整リング74と、ガイ
ドリング75と、回転基板77と、回転ガイド板80
と、スリップリングを有する回転軸82と、ギア83、
84と、モータ85を有する。キャリア部材71には、
空気を噴出する空気口72と負圧が印加される吸着口7
3が設けられている。空気口72から噴出される空気圧
でウェーハ100を研磨布13に押し付け、吸着口73
に負圧を印加することでウェーハ100をキャリア部材
71に吸着して保持する。研磨面調整リング74は、研
磨布13に所定の圧力で接触して、内部の研磨布13の
状態を一様にして、研磨むらが生じるのを防止する。ま
た、ウェーハ保持ヘッド31が上方に移動する場合に
は、キャリア部材71を保持し、ウェーハ100を研磨
布13に押し付ける場合には、キャリア部材71に対し
て相互に拘束しない状態になる。ガイドリング75は、
ウェーハ保持ヘッド31が上方に移動する場合には、研
磨面調整リング74を保持し、ウェーハ100を研磨布
13に押し付ける場合には、研磨面調整リング74に対
して相互に拘束しない状態になる。
【0020】回転基板77とキャリア部材71及び研磨
面調整リング74の間には、ゴムシータ76が設けられ
ており、空気口78から所定の圧力の空気圧を印加する
ことでキャリア部材71を所定の圧力で押し下げ、空気
口79から所定の圧力の空気圧を印加することで研磨面
調整リング74所定の圧力で押し下げる。空気口78か
らの空気圧でキャリア部材71を押し下げると、キャリ
ア部材71とウェーハ100の間の間隙が変化し、空気
孔72から噴出される空気圧が同じでもウェーハ100
が研磨布13に押し付けられる圧力を変化させることが
できる。
【0021】回転基板77は、ベアリング81を介して
回転ガイド板80に回転可能に支持されており、モータ
85が回転すると、ギア84と回転軸82のギア83を
介して回転する。ウェーハ保持回転機構34、35、3
6も上記と同様の構成を有する。上記のように、CMP
装置には、未研磨ウェーハの膜厚測定器や、研磨済ウェ
ーハの洗浄器及び乾燥器が必要である。複数台の研磨定
盤を設けてスループットを向上させる場合、未研磨ウェ
ーハの裏面に砥粒や研磨屑などのごみが付着して研磨精
度が劣化するのを防止する必要があると共に、設置面
積、特にCMP処理の自動化ラインでは、未研磨ウェー
ハ及び研磨済ウェーハの供給及び回収を行う間口の大き
さが問題になる。そのため、本実施例のように、2台の
研磨定盤に対してウェーハロード部41とウェーハアン
ロード部42を完全に離れた位置に設け、未研磨ウェー
ハの供給ルートと研磨済ウェーハの回収ルートを別々に
することが望ましい。
【0022】例えば、粗研と精研を行うCMP装置で
は、スループットだけに着目すれば、ウェーハアンロー
ド部42に位置にも別の研磨定盤を設けて合計で3台の
研磨定盤を設けて粗研用と精研用に分け、処理時間の長
い方を2台とすることでスループットを向上させること
が考えられる。この場合、ウェーハ受渡し部に2個のロ
ード用受け部材と2個のアンロード用受け部材の4個の
受け部材を設け、回転又は平行移動によりいずれか2個
を選択可能にすることで、ロード用受け部材とアンロー
ド用受け部材を別々にできる。従って、この構成であれ
ば、未研磨ウェーハの裏面に砥粒や研磨屑などのごみが
付着して研磨精度が劣化するのを防止することができ
る。しかし、この場合にも、ロード用受け部材とアンロ
ード用受け部材へのウェーハの搬送は別々の搬送アーム
で行う必要がある。そのため、異なる方向からアクセス
するように搬送アームを設ける必要があり、それに関係
する膜厚測定器や洗浄器なども異なる方向に設けること
になる。これでは間口が大きくなってしまう。また、こ
のような構成は、粗研と精研の処理時間が2倍程度異な
る場合にのみ効果があり、同程度の処理時間であれば本
実施例でも処理時間は同じであり、スループットは向上
しない。従って、このような場合には、特に本発明のレ
イアウトが好ましい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、自
動運転を行うCMP装置において、高いスループット及
び良好な研磨精度が得られると共に、設置面積特に間口
の小さなレイアウトが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】CMP法による処理を説明する図である。
【図2】CMP装置の基本構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例のCMP装置のレイアウトを示
す図である。
【図4】実施例のウェーハ保持ヘッドの構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
11…研磨定盤 21、31、32…ウェーハ保持ヘッド 41…ウェーハロード部 42…ウェーハアンロード部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 謙児 東京都三鷹市下連雀九丁目7番1号 株式 会社東京精密内 Fターム(参考) 3C058 AA07 AB03 AB04 AC01 AC05 CB09 DA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に研磨布が設けられ、該研磨布を回
    転する第1及び第2の研磨定盤と、 ウェーハを保持して該ウェーハの表面を前記研磨布に押
    し付けながら回転する第1及び第2のウェーハ保持ヘッ
    ドと、 研磨前の前記ウェーハが載置されるウェーハロード部
    と、 研磨後の前記ウェーハが載置されるウェーハアンロード
    部と、 前記第1のウェーハ保持ヘッドを、前記第1の研磨定盤
    と前記ウェーハロード部と前記ウェーハアンロード部の
    それぞれの上に位置するように回転する第1のヘッド回
    転機構と、 前記第2のウェーハ保持ヘッドを、前記第2の研磨定盤
    と前記ウェーハロード部と前記ウェーハアンロード部の
    それぞれの上に位置するように回転する第2のヘッド回
    転機構と、 研磨前の前記ウェーハを前記ウェーハロード部に搬送す
    る第1の搬送機構と、研磨後の前記ウェーハを前記ウェ
    ーハアンロード部から搬送する第2の搬送機構とを備
    え、 前記第1及び第2の研磨定盤が隣接し、前記ウェーハロ
    ード部と前記ウェーハアンロード部が隣接し、前記第1
    の研磨定盤と前記ウェーハロード部が対角線上に位置
    し、前記第2の研磨定盤と前記ウェーハアンロード部が
    対角線上に位置するように配置されることを特徴とする
    ウェーハ研磨装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウェーハ研磨装置であ
    って、 前記第1及び第2のウェーハ保持ヘッドは、それぞれ2
    枚の前記ウェーハを保持して独立に回転することが可能
    であるウェーハ研磨装置。
JP10295777A 1998-10-16 1998-10-16 ウェーハ研磨装置 Expired - Fee Related JP3045233B2 (ja)

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