JP2008277635A - ウェハ研磨装置、ウェハ研磨システム及びウェハ研磨方法 - Google Patents

ウェハ研磨装置、ウェハ研磨システム及びウェハ研磨方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1ステップ研磨又は複数ステップ研磨を高いスループットで実施でき、装置全体がコンパクト化して占有面積の縮小化を実現する。
【解決手段】2つのプラテン21,22に夫々設置された第1のウェハ保持ヘッド26及び第2のウェハ保持ヘッド27を具備し、2つのプラテン21,22の間にウェハが載置されるウェハ移載装置23を配設する。前記2つのウェハ保持ヘッド26、27を夫々第1の移動手段33、第2の移動手段34により2つのプラテン21,22とウェハ移載装置23の間を移動させる。更に、2つの移動手段33、34を支持する旋回移動手段35により2つのウェハ保持ヘッド26,27を夫々、一方のプラテン21又は22から他方のプラテン22,21まで180度だけ旋回移動させることにより、2ステップ研磨を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明はウェハ研磨装置、ウェハ研磨システム及びウェハ研磨方法に関するものであり、特に、複数のプラテンを使用して1又は2以上のステップにて研磨加工を実行するウェハ研磨装置、ウェハ研磨システム及びウェハ研磨方法に関するものである。
従来、此種ウェハ研磨装置(CMP装置)1は、図9に示すように、回転駆動可能なプラテン2と、該プラテン2上面に貼着された研磨パッド3と、ウェハを保持する昇降可能なウェハ保持ヘッド4と、前記研磨パッド3上面に研磨剤を供給する供給ノズル(図示せず)とを備え、前記プラテン2はモータ5の駆動により回転軸6を介して回転するように構成されている。
ウェハ研磨の際は、研磨パッド3上面にウェハを所定圧力で押し付け、該研磨パッド3及びウェハを回転させながら、研磨パッド3上面に研磨剤を供給して研磨する。
複数のウェハをCMP処理する場合、スループットを向上させる観点から、複数のウェハを同一のプラテン上に配置して複数のウェハを同時にCMP処理する方法があるが、複数のウェハ全てについて均一な高加工品質を確保することが不可能であるため、一つのプラテンで一枚のウェハをCMP処理する方法が取られている。
又、1つのプラテン上に1枚ずつウェハを載置して、1ステップ研磨、即ち、1つの工程で研磨する場合、或いは、2ステップ研磨、即ち、研磨条件(研磨剤の種類、研磨圧力、研磨速度など)を途中で変更して2つの工程で研磨する場合、1つのプラテンにウェハを供給、排出する際に待ち時間が生じるためにスループットが低下する。
そこで、スループットを向上させるために、従来、種々の研磨方法が提案されている。例えば、1つのプラテンと、1つの移送装置に位置決め可能に1つウェハ保持ヘッドを保持する位置決め手段を備えて成るユニット(移送装置を共用化したものを含む)をn個組み合わせたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。又、n個のプラテンと、1つの移送装置に位置決め可能に(n+1)個のウェハ保持ヘッドを保持する位置決め手段を備えたものがある(例えば、特許文献3、4参照)。
更に、2つのプラテンと、1つの移送装置に位置決め可能にウェハ保持ヘッドを保持する位置決め手段を備えて成るユニットを2個組み合わせ、1つのプラテンを共用化したものがある(例えば、特許文献5、6参照)。又、2つのプラテンと、移送装置に位置決め可能にウェハ保持ヘッドを保持する位置決め手段を2つ備え、夫々の位置決め手段を相互独立に制御可能に構成したものがある(例えば、特許文献7参照)。
特開平11−204468号公報 特開平10−202515号公報 特開平09−174420号公報 特開2005−131772号公報 特開2003−332282号公報 特開2000−263433号公報 特開2000−117628号公報
特許文献1又は2記載の従来技術は、2ステップ研磨を実行する場合に連続した研磨加工が困難であるため処理効率が低下する。
又、特許文献3又は」4記載の従来技術は、2ステップ研磨を実行する場合、ウェハを持ち替えることなく連続してCMP処理を行えるが、1ステップ研磨を実行する場合は、複数のプラテン間でCMP処理を行うため、複数のプラテン間にウェハを移動させる時間だけ生産性が低下する。
更に、特許文献5又は6記載の従来技術は、1ステップ研磨を実行する場合、使用されないプラテンが存在するために装置のサイズが大きくなる。又、特許文献7記載の従来技術は、1ステップ研磨及び2ステップ研磨の双方で効率の良い研磨加工を実現できるが、プラテンと移送装置を円周上に配置する必要があり、位置決め手段の剛性確保のために装置のサイズが大きくなる。
従来技術では一般に、異なる種類の研磨剤を使用して該研磨剤の種類ごとにプラテンを複数設けて、各プラテン上にて複数ステップ研磨を順次実行する方法、或いは、複数のプラテンごとにウェハ保持ヘッドを設ける方法などが採用されているが、いずれも一長一短があり、1ステップ研磨と複数ステップ研磨の双方において高いスループットを実現することは困難であり、又、プラテンとウェハ保持ヘッドの数が増加し、装置全体のサイズが大きくなるという問題があった。
そこで、1つのプラテンを用いて1ステップ研磨を行う場合、或いは、複数のプラテンを順次用いて複数ステップ研磨を行う場合に、高いスループットでウェハを研磨でき、装置全体を大きくさせることなく占有スペースを縮小させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、ウェハ保持ヘッドにより保持されたウェハをプラテン上の研磨パッドに押し付けて研磨するウェハ研磨装置において、互いに間隔を有して並設された第1のプラテン及び第2のプラテンと、第1のプラテン、第2のプラテンの上方に夫々設置された昇降可能な第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドと、第1のプラテンと第2のプラテンの間に配設され、且つ、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置されるウェハ移載装置と、第1のウェハ保持ヘッドを第1のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第1の移動手段と、第2のウェハ保持ヘッドを第2のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第2の移動手段と、第1の移動手段と第2の移動手段を支持すると共に、前記ウェハ移載装置を中心として旋回して第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドを夫々第2のプラテン、第1のプラテンの位置決め箇所に移動停止させる第3の移動手段とを備え、第1のプラテン又は第2のプラテンにより夫々研磨されたウェハを第2のプラテン又は第1のプラテンの位置決め箇所に旋回移動させて研磨できるように構成して成るウェハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、1ステップ研磨の場合、第1のプラテンと第2のプラテンは研磨条件を同一に設定して研磨加工する。まず、第1の移動手段で第1のウェハ保持ヘッドをウェハ移載装置の位置決め箇所まで移動させて前記ウェハを保持し、該ウェハ保持ヘッドを第1のプラテンの位置決め箇所まで移動させて研磨加工を開始する。これに若干遅れて2番目のウェハをウェハ移載装置に載せた後、前記同様に、該ウェハを第2のウェハ保持ヘッドで保持し、第2のプラテンの位置決め箇所まで移動させて研磨加工を開始する。
このように、2つのウェハを順次独立に第1のプラテン、第2のプラテンに夫々移動させて研磨し、研磨後のウェハをウェハ移載装置上のウェハ搬出部に順次移動させて排出し、この後、ウェハ移載装置上に搬入されている3番目のウェハ、4番目のウェハを第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドで夫々保持して、前記同様の手順で1ステップ研磨を繰り返す。
又、2ステップ研磨の場合、第1のプラテンと第2のプラテンは研磨条件を異ならせて研磨加工する。先ず、1番目のウェハがウェハ移載装置のウェハ搬入位置に載せられた後、第1のウェハ保持ヘッドが第1の移動手段でウェハ移載装置のウェハ搬入位置まで移動して該ウェハを保持し、次に、第1のウェハ保持ヘッドが第1のプラテンの研磨位置まで移動して研磨を開始する。
他方、第2のウェハ保持ヘッドは第2の移動手段でウェハ移載装置上のウェハ供給部まで移動して2番目のウェハを保持する。そして、1番目のウェハの研磨終了後に、第1のウェハ保持ヘッドは第3の移動手段で第2のプラテンの研磨位置まで旋回移動し、また、2番目のウェハは第2の移動手段で第1のプラテンの研磨位置まで移動して研磨を開始する。
1番目のウェハの研磨終了後、第1のウェハ保持ヘッドはウェハ移載装置まで移動して1番目のウェハを排出させたのち、代わりに3番目のウェハを保持する。又、2番目のウェハの研磨終了後、第2のウェハ保持ヘッドは第3の移動手段で第2のプラテンの研磨位置まで旋回移動して研磨を開始する。これ以降、上記の工程を繰り返すことにより、第1のプラテンと第2のプラテンにより2ステップ研磨が順次行われる。
請求項2記載の発明は、ウェハ保持ヘッドにより保持されたウェハをプラテン上の研磨パッドに押し付けて研磨するウェハ研磨装置において、互いに間隔を有して並設された第1のプラテン及び第2のプラテンと、第1のプラテン、第2のプラテンの上方に夫々設置された昇降可能な第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドと、第1のプラテンと第2のプラテンの間に配設され、且つ、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置されるウェハ移載装置と、第1のウェハ保持ヘッドを第1のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第1の移動手段と、第2のウェハ保持ヘッドを第2のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第2の移動手段と、第1の移動手段と第2の移動手段を支持すると共に、前記ウェハ移載装置を中心として旋回して第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドを夫々第2のプラテン、第1のプラテンの位置決め箇所に移動停止させる第3の移動手段とを備え、第1のプラテン又は第2のプラテンにより夫々研磨されたウェハを第2のプラテン又は第1のプラテンの位置決め箇所に旋回移動させて研磨できるように構成し、更に、第1のプラテンとウェハ移載装置の間、及び、第2のプラテンとウェハ移載装置の間に夫々液体飛散防止用の仕切壁を設けると共に、該仕切壁に上記第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドが通過する通路を形成し、前記仕切壁は上記第3の移動手段と一体に旋回できるように設けて成るウェハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、請求項1と同様の作用を有し、加えて、第1のプラテン及び第2のプラテンを互いに近接して配置しても、各プラテンとウェハ移載装置の間に仕切壁が設けられているので、研磨加工中に、2つのプラテンの一方に供給された研磨剤等が他方のプラテン側に飛散することを阻止する。又、仕切壁には各ウェハ保持ヘッドの移動を許容する通路が形成され、且つ、該仕切壁が第3の移動手段と一体旋回可能に取り付けられているので、2つのプラテンとウェハ移載装置の間において、前記ウェハ保持ヘッドは仕切壁と干渉することなく移動する。
請求項3記載の発明は、上記ウェハ移載装置は、未研磨のウェハを搬入するウェハ搬入手段と、研磨済みのウェハを搬出するウェハ搬出手段とを備え、該ウェハ搬出手段とウェハ搬入手段は前記第3の移動手段の旋回中心位置と対応する位置に独立に移動できるように構成してなる請求項1又は2記載のウェハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、ウェハ搬入手段とウェハ搬出手段は、第3の移動手段の旋回中心位置と対応する位置に交替で相互独立に移動する。このため、未研磨のウェハは、ウェハ搬入手段によりウェハ移載装置上のウェハ供給部にセットされたのち、ウェハ保持ヘッドにより保持される。又、研磨済みのウェハは、ウェハ保持ヘッドによりウェハ移載装置上のウェハ排出部にセットされたのち、ウェハ搬出手段により外部に搬出される。
請求項4記載の発明は、上記第3の移動手段は上記旋回中心位置から退避可能に設けられ、且つ、該旋回中心位置に上記第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドを洗浄するためのヘッド洗浄装置が設置されている請求項1,2又は3記載のウェハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、第1のウェハ保持ヘッド又は第2のウェハ保持ヘッドの洗浄時に、第3の移動手段を旋回中心位置から所定位置に退避させることにより、ヘッド洗浄装置により第1のウェハ保持ヘッド又は第2のウェハ保持ヘッドが洗浄処理される。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載のウェハ研磨装置を備えたウェハ研磨システムであって、該ウェハ研磨装置が2つ以上並設されていると共に、該隣り合うウェハ研磨装置の間には、一のウェハ研磨装置で研磨されたウェハをその隣側に設置された他のウェハ研磨装置に移送するための移送装置が設けられているウェハ研磨システムを提供する。
この構成によれば、一のウェハ研磨装置でウェハを研磨したのち、該ウェハを移送装置により隣側のウェハ研磨装置に移送して更に研磨することにより、3以上のステップ研磨が可能になる。例えば、2つのウェハ研磨装置を並設したウェハ研磨システムにおいてはウェハを研磨する場合、2つのウェハ研磨装置の一方によりウェハを2ステップ研磨にてCMP処理した後、該ウェハを他方のウェハ研磨装置に移送して更に1ステップ研磨または2ステップ研磨にてCMP処理を行える。従って、該ウェハに対して全体として3ステップ研磨または4ステップ研磨が実施される。
請求項6記載の発明は、2つのウェハ研磨装置が並設された請求項5記載のウェハ研磨システムによりウェハを研磨する方法であって、2つのウェハ研磨装置の一方にウェハを搬送して1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施する工程と、該1ステップ研磨又は2ステップ研磨が実施されたウェハを移送装置により他方のウェハ研磨装置に移送する工程と、該他方のウェハ研磨装置により前記ウェハに更に1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施する工程とを含み、前記ウェハに対して全体として3ステップ研磨または4ステップ研磨を実施するウェハ研磨方法を提供する。
この方法によれば、先ず、一方のウェハ研磨装置にウェハを搬送して1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施した後、該ウェハを移送装置により他方のウェハ研磨装置に移送する。そして、前記ウェハに対して更に1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施する。これにより、前記ウェハに対して全体として3ステップ研磨または4ステップ研磨が実施される。
請求項1記載の発明は、1つのプラテンを使用して1ステップ研磨を2箇所で交互に行う場合と、2つのプラテンを順次使用して2ステップ研磨を行う場合の両方において、待ち時間を発生させることなく連続して研磨加工を行うので、高いスループットを得ることができる。又、1ステップ研磨及び2ステップ研磨の双方において、近接して並設した2つのプラテンを使用するため生産性が向上するだけでなく、占有スペースの小さいコンパクトな構成が実現される。
更に、1ステップ研磨又は2ステップ研磨のいずれの場合も、各研磨加工のプロセス時間の割合により連続的な研磨加工が左右されないので、生産効率の良い1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施することができる。特に、2ステップ研磨において第1の研磨工程と第2の研磨工程が終了した後、直ちに次の研磨動作にスムーズに移行でき、第1の研磨工程と第2の研磨工程の一方が他方の研磨加工状況によって待機させられることがなく、待機時間によるウェハ加工面の腐食を良好に防止することができる。
請求項2記載の発明は、2つのプラテンの一方から他方への研磨剤の飛散が仕切壁により阻止されるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、研磨剤の飛散による環境汚染を未然に防止できると共に、種類の異なる研磨剤が相互に混ざる恐れもなく、ウェハの加工品質が向上する。又、ウェハ保持ヘッドは仕切壁と干渉することなく、前記プラテンとウェハ移載装置の間を円滑に移動することができる。
請求項3記載の発明は、ウェハ搬入手段とウェハ搬出手段は、第3の移動手段の旋回中心位置と対応する位置まで移動できるので、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、ウェハ搬入手段により未研磨のウェハをウェハ移載装置上のウェハ供給位置に正確に載置できると共に、ウェハ移載装置上のウェハ排出位置に載置された研磨済みのウェハをウェハ搬出手段により確実に搬出させることができる。ウェハ移載装置は、第3の移動手段の旋回中心にあるため、第1のウェハ保持ヘッド、又は第2のウェハ保持ヘッドがウェハ移載装置とウェハの供給又は、排出を行なっている際にも、第3の移動手段を用いて他方のウェハ保持ヘッドを2つのプラテンに自在に位置決めできる。
請求項4記載の発明は、第3の移動手段の旋回中心位置にヘッド洗浄装置が設置されているので、請求項1,2又は3記載の発明の効果に加えて、構造がコンパクトでありながら、ウェハ保持ヘッドを旋回中心位置に移動させるのみで容易かつ迅速に洗浄することができる。ヘッド洗浄装置は、第3の移動手段の旋回中心にあるため、第1のウェハ保持ヘッド、又は第2のウェハ保持ヘッドがヘッド洗浄装置によるヘッド洗浄を行なっている際にも、第3の移動手段を用いて他方のウェハ保持ヘッドを2つのプラテンに自在に位置決めできる。
請求項5記載の発明は、2以上のウェハ研磨装置にウェハを順次移送して研磨加工を行うことにより、希望する複数(3以上)ステップ研磨が可能になるので、高い加工品質のウェハを容易に得ることができる。
請求項6記載の発明は、2つのウェハ研磨装置にウェハを順次移送して複数工程にて研磨加工することにより、3ステップ研磨又は4ステップ研磨が可能になるので、生産性の向上を維持しつつ、従来に比べて高い研磨品質のウェハを容易に製造することができる。
本発明は1つのプラテンを用いて1ステップ研磨を行う場合、或いは、複数のプラテンを順次使用して複数ステップ研磨を行う場合に、高いスループットでウェハを研磨加工でき、装置全体を大型化することなく占有スペースを縮小化させるという目的を達成するため、ウェハ保持ヘッドにより保持されたウェハをプラテン上の研磨パッドに押し付けて研磨するウェハ研磨装置において、互いに間隔を有して並設された第1のプラテン及び第2のプラテンと、第1のプラテン及び第2のプラテンの上方に夫々設置された昇降可能な第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドと、第1のプラテンと第2のプラテンの間に配設され、且つ、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置されるウェハ移載装置と、第1のウェハ保持ヘッドを第1のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第1の移動手段と、第2のウェハ保持ヘッドを第2のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第2の移動手段と、第1の移動手段と第2の移動手段を支持すると共に、前記ウェハ移載装置を中心として旋回して第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドを夫々第2のプラテン及び第1のプラテンの位置決め箇所に移動停止させる第3の移動手段とを備え、第1のプラテン又は第2のプラテンにより夫々研磨されたウェハを第2のプラテン又は第1のプラテンの位置決め箇所に旋回移動させて研磨することによって実現した。
以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図8に従って説明する。本実施例は、第1のプラテン及び第2のプラテンの上方に夫々設置された第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドを具備し、2つのプラテンの間にウェハが載置されるウェハ移載装置を配設し、第1のウェハ保持ヘッドと第2のウェハ保持ヘッドを、第1の移動手段と第2の移動手段で2つのプラテンとウェハ移載装置の双方の位置決め箇所まで夫々移動させることにより、1ステップ研磨を高いスループットで実施できる。
更に、2つの移動手段を支持する旋回移動手段(第3の移動手段)で2つのウェハ保持ヘッドを夫々反対側のプラテンまで旋回移動させることにより、2ステップ研磨を高いスループットで実施できる。又、2つのプラテンや移動手段をコンパクトに配置できるので、装置全体のサイズを大きくすることなく占有面積の縮小化が実現される。
図1は、本実施例に係るCMPシステム11の全体構成を示す平面図である。同図に示すように、CMPシステム11は、ウェハ研磨部12と、該ウェハ研磨部12の一側に設けられたウェハ洗浄部13と、更に該ウェハ洗浄部13の一側に設けられたウェハ収納部14とを備え、ウェハ洗浄部13、ウェハ収納部14には夫々洗浄装置15、ウェハ収納用カセット16が設置されている。
ウェハ研磨部12に搬入されたウェハは、1ステップ研磨又は2ステップ研磨にてCMP処理され、研磨済みのウェハは搬送用ロボット17に受け渡されてウェハ洗浄部13に搬送され、洗浄装置15によって洗浄される。更に、洗浄後のウェハは搬送用ロボット18に受け渡されてウェハ収納部14に搬送され、ウェハ収納用カセット16に収納される。
次に、前記ウェハ研磨部12に設置されたCMP装置10の構成について詳述する。ウェハ研磨部12にはモータ(図示せず)にて回転駆動可能な第1のプラテン21と第2のプラテン22が所定間隔を有して並設され、第1のプラテン21、第2のプラテン22の上面には第1の研磨パッド24、第2の研磨パッド25が夫々貼着されている。又、第1のプラテン21と第2のプラテン22の間にはウェハ移載装置23が配設され、該ウェハ移載装置23には、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置される。
又、第1の研磨パッド24、第2の研磨パッド25の上方には、ウェハを保持して各研磨パッド24,25に夫々所定の圧力で押し付ける昇降可能かつ回転駆動可能な第1のウェハ保持ヘッド26、第2のウェハ保持ヘッド27、並びに、各研磨パッド24,25上に夫々研磨剤を供給する供給ノズル(図示せず)が設けられている。
したがって、個々のウェハ保持ヘッド26,27で保持したウェハを各研磨パッド24,25上面に押し付けて、該研磨パッド24,25及びウェハを回転させながら、研磨パッド24,25上に研磨剤を供給することによりウェハ下面が研磨される。
ウェハ移載装置23には夫々、図2に示すように、ウェハ供給手段28とウェハ排出手段29が設けられ、該ウェハ供給手段28はウェハ搬入位置31に移動可能でありウェハ搬入位置31で前記搬送ロボットから研磨前のウェハを受取りウェハ保持ヘッド26,27へ供給する、又、ウェハ排出手段29はウェハ搬出位置32へ移動可能であり、ウェハ保持ヘッド26,27から受取った処理済ウェハを前記搬送用ロボット17に受け渡す。
更に、ウェハ移載装置23及び前記プラテン21,22の上方には第1の移動手段33、第2の移動手段34が設けられている。第1の移動手段33、第2の移動手段34の駆動方式としては、ボールネジ駆動方式またはエアシリンダ駆動方式などを採用することができる。また、第1の移動手段33、第2の移動手段34には夫々第1のウェハ保持ヘッド26、第2のウェハ保持ヘッド27が移動可能に支持されている。
したがって、第1の移動手段33によって第1のウェハ保持ヘッド26がウェハ移載装置23と第1のプラテン21の間を往復動作することにより、第1のウェハ保持ヘッド26はウェハ移載装置23、並びに、第1のプラテン21の研磨位置まで移動して位置決めされるようになっている。即ち、第1の移動手段33により第1のウェハ保持ヘッド26は、第1のプラテン21とウェハ移載装置23との双方の位置決め箇所(研磨位置、ウェハ受け渡し位置)に移動停止するように構成されている。
同様に、第2の移動手段34によって第2のウェハ保持ヘッド27がウェハ移載装置23と第2のプラテン22の間を往復動作することにより、第2のウェハ保持ヘッド27はウェハ移載装置23、並びに、第2のプラテン22の研磨位置まで移動して位置決めされるようになっている。即ち、第2の移動手段34により第2のウェハ保持ヘッド27は、第2のプラテン22とウェハ移載装置23との双方の位置決め箇所(研磨位置、ウェハ受け渡し位置)に移動停止するように構成されている。
更に、ウェハ移載装置23の上方には、第3の移動手段である旋回移動手段35が付設されている。旋回移動手段35は、第1の移動手段33と第2の移動手段34を支持すると共に、ウェハ移載装置23を中心として旋回して、第1のウェハ保持ヘッド26、第2のウェハ保持ヘッド27を夫々第2のプラテン22、第1のプラテン21の位置決め箇所(研磨位置)に移動停止させる。
したがって、該旋回移動手段35により第1のウェハ保持ヘッド26は、第1の移動手段33と共にウェハ移載装置23の回りに180度だけ水平旋回することによって、第1のプラテン21と反対側の第2のプラテン22の研磨位置まで回転移動して停止する。同様に、旋回移動手段35により第2のウェハ保持ヘッド27は、第2の移動手段34と共にウェハ移載装置23の回りに180度だけ水平旋回することによって、第2のプラテン22と反対側の第1のプラテン21の研磨位置まで回転移動して停止する。尚、旋回移動手段35の旋回中心位置と対応する位置には、前述したウェハ搬出手段31とウェハ搬入手段32が相互独立に交替で移動できるように構成されている。
旋回移動手段35は、図3に示すように、第1の移動手段23及び第2の移動手段34が指示されている部材の外周部に旋回指示部(図示しない)を持ち、モータ(図示しない)で回転駆動される。第1のウェハ保持ヘッド26と第2のウェハ保持ヘッド27は、旋回移動手段35の外周部にて互いに対峙して配置されている。
従って、モータ駆動によって旋回移動手段35が180度だけ往復回動することにより、第1のウェハ保持ヘッド26と第2のウェハ保持ヘッド27は、第1のプラテン21と第2のプラテン22の間を旋回移動する。
本実施例では、回転中の第1のプラテン21又は第2のプラテン22の上面に供給された研磨剤等の液体が、第1のプラテン21又は第2のプラテン22に対向配置された第2のプラテン22又は第1のプラテン21側に飛散しないように、第1のプラテン21とウェハ移載装置23の間、及び、第2のプラテン22とウェハ移載装置23の間には夫々液体飛散防止用の仕切壁38が設けられている。
図3に示すように、仕切壁38は上壁部39と下壁部(補助壁部)40から成る。上壁部39は、旋回移動手段35と一体に旋回できるように取り付けられ、上壁部39の平面視形状は、図4に示すように、第1のプラテン21と第2のプラテン22間に配置された一対の鉛直面部41と、該鉛直面部41の両端から第1のプラテン21,第2のプラテン22の外周形状に対応するように形成された円弧面部42、43とから構成されている。
又、一対の鉛直面部41の内側には、第1のプラテン21と第2のプラテン22との間を連絡する通路44が形成され、該通路44は第1のウェハ保持ヘッド26、第2のウェハ保持ヘッド27の移動を許容する。従って、通路44により第1のウェハ保持ヘッド26、第2のウェハ保持ヘッド27は仕切壁38と干渉することなく移動できるように形成されている。
下壁部40は、ウェハ移載装置23と第1のプラテン21、第2のプラテン22の間に固定された円弧面部45と、該円弧面部45の上端より第1のプラテン21、第2のプラテン22の上面を覆うように連設された水平面部46とから成る(図5参照)。
前記プラテン21、22とウェハ移載装置23の間に仕切壁38を設置したことにより、ウェハ研磨中に第1のプラテン21又は第2のプラテン22の上面に供給された研磨剤などが、その反対側の第2のプラテン22、第1のプラテン21の上面に飛散しないように構成されている。壁に飛散した研磨剤を純水等で洗浄する従来技術(図示しない)があり、旋回移動手段35により上壁部39が移動する前に壁に飛散した研磨剤は洗浄することが出来る為、上壁部39が旋回しても第1のプラテン21、第2のプラテン22で夫々使用していた研磨剤を第2のプラテン22、第1のプラテン21に持込むことは無い。
次に、本実施例の作用について説明するが、CMPシステム11を構成する各動作部は、図示しない制御装置により所定の動作プログラムに従って統括的に動作制御されている。図6(a)〜(e)は1ステップ研磨によりウェハをCMP処理するときの動作工程を示す。尚、説明の都合上、同図においては移動手段33,34,35等の図示を省略している。
ここでは、第1のプラテン21と第2のプラテン22において夫々ウェハに対して1ステップ研磨を実施するために、第1のプラテン21と第2のプラテン22に夫々設定されている研磨剤などの研磨条件は互いに同一である。
先ず、図3に示したウェハ移載装置23のウェハ供給部28にウェハを載置した後、第1の移動手段33により第1のウェハ保持ヘッド26がウェハ移載装置23の受取位置まで移動する(図6(a))。次に、第1のウェハ保持ヘッド26はウェハ移載装置23上のウェハを受け取った後(図6(b))、第1の移動手段33により第1のプラテン21上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する(図6(c))。
この研磨中に、次に研磨すべきウェハがウェハ移載装置23上に載置され、このあと、第2のウェハ保持ヘッド27が第2の移動手段34によりウェハ移載装置23の受取位置まで移動して、前記ウェハを受け取る(図6(d))。そして、第2のウェハ保持ヘッド27は、第2の移動手段34により第2のプラテン22上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する(図6(e))。
斯くして、第1のウェハ保持ヘッド26は第1のプラテン21上でウェハを研磨加工し、同時に、第2のウェハ保持ヘッド27は第2のプラテン22上でウェハを研磨加工する。
次に、第1のプラテン21上におけるウェハの研磨が終了すると、第1のウェハ保持ヘッド26は、第1の移動手段33によりウェハ移載装置23の位置決め箇所まで移動する(図6(a))。そして、第1のウェハ保持ヘッド26は研磨済みのウェハを排出し、代わりに、ウェハ移載装置23上に供給されている未研磨のウェハを受け取る(図6(b))。このあと、第1のウェハ保持ヘッド26は、第1の移動手段33により第1のプラテン21上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する(図6(c))。
他方、第2のプラテン22上におけるウェハの研磨が終了すると、第2のウェハ保持ヘッド27は、第2の移動手段34によりウェハ移載装置23の位置決め箇所まで移動する。そして、第2のウェハ保持ヘッド27は研磨済みのウェハを排出し、代わりに、ウェハ移載装置23上に供給されている未研磨のウェハを受け取る(図6(d))。
このあと、第2のウェハ保持ヘッド27は、第2の移動手段34により第2のプラテン22上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する。斯くして、再び第1のウェハ保持ヘッド26は第1のプラテン21上でウェハを研磨し、同時に、第2のウェハ保持ヘッド27は第2のプラテン22上でウェハを研磨する(図6(e))。これ以降は、図6(a)〜(e)に示した一連の動作工程を順次繰り返すことにより、第1のプラテン21と第2のプラテン22において夫々1ステップ研磨が効率良く実施される。
即ち、第1のウェハ保持ヘッド26がウェハ移載装置23の受取位置まで移動して未研磨のウェハを受け取った後、第1のプラテン21上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する。その間に、次に研磨すべきウェハがウェハ移載装置23上に載置され、第2のウェハ保持ヘッド27がウェハ移載装置23の受取位置まで移動してウェハを受け取った後、第2のプラテン22上の研磨位置まで移動して研磨加工を開始する。
斯くして、第1のウェハ保持ヘッド26は第1のプラテン21上で研磨加工を実施し、同時に、第2のウェハ保持ヘッド27は第2のプラテン22上で研磨加工を実施する。以下、上記一連の研磨動作を順次繰り返すことにより、多数のウェハが効率良く研磨される。
以上の如く、第1のプラテン21と第2のプラテン22で夫々ウェハに対して1ステップ研磨を同時並行的に実施でき、この場合、待ち時間を発生させないので高いスループットが確保される。
上記1ステップ研磨の説明では、一種類のウェハ処理の場合を1例として挙げたが、二種類のウェハに対し二種類の1ステップ研磨を夫々第1のプラテン21と第2のプラテン22とで研磨剤を変えて同時並行的に処理する場合も、前述の動作工程で可能である。
次に、図7(a)〜(j)は、ウェハを2ステップ研磨にてCMP処理する場合の研磨動作工程を示す。ここでは、第1のプラテン21と第2のプラテン22の双方を使用してウェハに対して2ステップ研磨を実施するために、第1のプラテン21と第2のプラテン22における研磨剤などの研磨条件は互いに相異している。図示例では、第1のプラテン21上で第1工程の研磨が実施されたあと、第2のプラテン22上で第2工程の研磨が実施される。
先ず、図3に示したウェハ移載装置23のウェハ供給部28にウェハを載置した後、第1の移動手段33により第1のウェハ保持ヘッド26がウェハ移載装置23上の受取位置まで移動する(図7(a))。次に、第1のウェハ保持ヘッド26はウェハ移載装置23上のウェハを受け取った後(図7(b))、第1の移動手段33により第1のプラテン21上の研磨位置まで移動し、第1工程の研磨加工を開始する(図7(c))。
この研磨中に、次に研磨すべきウェハがウェハ移載装置23のウェハ供給部28に載置され、その後、第2のウェハ保持ヘッド27が第2の移動手段34によりウェハ移載装置23の受取位置まで移動する。そして、第2のウェハ保持ヘッド27は、第2の移動手段34によりウェハ移載装置23上に移動してウェハを受け取る(図7(d))。
次に、第1のプラテン21上においてウェハに対する第1工程の研磨が終了すると、第1のウェハ保持ヘッド26は旋回移動手段35により第2のプラテン22上の研磨位置まで旋回移動し、前記ウェハに対して第2工程の研磨加工を開始する(図7(e)、(f))。そして、第2の移動手段34により第2のウェハ保持ヘッド27が第1のプラテン21上の研磨位置まで移動し、第1工程の研磨加工を開始する(図7(g))。
斯くして、第1のウェハ保持ヘッド26は第2のプラテン22上で第2工程の研磨加工を実施し、同時に、第2のウェハ保持ヘッド27は第1のプラテン21上で第1工程の研磨加工を実施する。
そして、第2のプラテン21上においてウェハに対する第2工程の研磨加工が終了すると、第1のウェハ保持ヘッド26は第1の移動手段33によりウェハ移載装置23上の受取位置まで移動し(図7(h))、研磨済みのウェハを排出し、代わりに、ウェハ移載装置23上に供給されている未研磨のウェハを受け取る。
他方、第1のプラテン21上での第1工程の研磨が終了すると、第2のウェハ保持ヘッド26は旋回移動手段35により第2のプラテン22上の研磨位置まで旋回移動し、前記ウェハに対して第2工程の研磨加工を開始する(図7(i)、(j))。このあと、第1のウェハ保持ヘッド26は第1の移動手段33により第1のプラテン21上の研磨位置まで移動し、再び第1工程の研磨加工を開始する。
これ以降は、図7(a)〜(j)に示した一連の動作工程を順次繰り返すことにより、ウェハに対する2ステップ研磨が効率良く実施される。
本実施例では、上記旋回移動手段35の旋回中心位置にはウェハ保持ヘッド26,27を洗浄するためのヘッド洗浄装置(図1の符号48参照)が設置され、ウェハ保持ヘッド26,27の洗浄時にウェハ供給手段28とウェハ排出手段29を旋回中心位置から夫々ウェハ搬入位置32とウェハ搬出位置32まで退避できるように構成されている。
従って、ウェハ保持ヘッド26,27の洗浄時に、ウェハ供給手段28とウェハ排出手段29を旋回中心位置から所要箇所まで退避させたのち、ウェハ保持ヘッド26,27を旋回中心位置に設置したヘッド洗浄装置48まで移動させることにより、ウェハ保持ヘッド26,27の洗浄処理が実施される。
この構成によれば、旋回移動手段35の旋回中心位置にヘッド洗浄装置48が設置されているので、装置全体のコンパクト化が図られ、且つ、ウェハ保持ヘッド26,27を旋回中心位置に移動させることにより、ウェハ保持ヘッド26,27を容易かつ迅速に洗浄することができる。
また、ウェハ供給手段28、ウェハ排出手段29を含むウェハ移載装置23とヘッド洗浄装置48が旋回中心にあるためウェハ保持ヘッド26(27)が処理済ウェハをウェハ排出手段29へ載置したあと、ヘッド洗浄装置48にて洗浄を行い、ウェハ供給手段28から処理用ウェハを受取るまでウェハ保持ヘッド26(27)は旋回中心に位置し、これにより、他方のウェハ保持ヘッド27(26)は、第一のプラテン21と第二のプラテン22の間を旋回可能であり、研磨プロセスを停滞させることが無い。
以上説明したように本実施例は、1つのプラテン21又は22を使用して1ステップ研磨を行う場合と、2つのプラテン21,22を順次使用して2ステップ研磨を行う場合の両方において、待ち時間を発生させることなく独立かつ連続して研磨加工を実施できるので、高いスループットを得ることができる。
又、1ステップ研磨及び2ステップ研磨の双方において、近接して並設した2つのプラテン21,22を常時稼動して研磨することができる。斯くして、研磨加工の生産性が著しく向上し、且つ、コンパクトな構成を実現して、装置全体の占有スペースを縮小させることができる。
更に、1ステップ研磨又は2ステップ研磨のいずれの場合も、各研磨加工のプロセス時間の割合により左右されることなく、ウェハに対して連続的な研磨加工を円滑に行えるので、生産効率の良い1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施することができる。特に、2ステップ研磨において第1の研磨工程と第2の研磨工程が終了した後、直ちに次の研磨動作に円滑に移行できるので、第1の研磨工程と第2の研磨工程の一方が他方の研磨加工状況によって待機又は動作停止させられることもない。
図示例では、各プラテン21,22とウェハ移載装置23の間に仕切壁38が設けられているので、研磨加工中に、2つのプラテン21,22の一方に供給された研磨剤等の液体が他方のプラテン21,22側に飛散するおそれがなく、研磨環境を常に清浄に維持することができる。
又、仕切壁38には各ウェハ保持ヘッド26,27の移動を許容する通路44が形成され、且つ、該仕切壁38が旋回移動手段35と一体旋回可能に取り付けられている。従って、2つのプラテン21,22とウェハ移載装置23の間において、前記ウェハ保持ヘッド26,27は仕切壁38と干渉することなく、所定の位置決め箇所まで円滑に往復移動することができる。
更に、ウェハ供給手段28とウェハ排出手段29は、旋回移動手段35の旋回中心位置と対応する位置に交替で相互独立に移動することができる。このため、未研磨のウェハは、ウェハ搬入位置31で搬送用ロボット17からウェハ供給手段28に精度よくセットされたあと、ウェハ供給手段28がウェハ移載装置23の位置に移動し、その後、該ウェハはウェハ保持ヘッド26,27により効率良く保持される。
又、研磨済みのウェハは、ウェハ保持ヘッド26,27によりウェハ移載装置23上のウェハ排出手段29にセットされた後にウェハ排出手段29がウェハ搬出位置31に移動しウェハ排出手段29から搬送用ロボット17に受け渡される。
図8は、本発明に係る他の実施の形態を示す平面図である。ウェハ研磨部12には前記実施例と同様の構成を有する2台のCMP装置、即ち、第1のCMP装置10Aと第2のCMP装置10Bが並設されている。図示例では、第1のCMP装置10Aと第2のCMP装置10Bは平面視にてハ字状を呈するように配置され、第1のCMP装置10Aの第1のプラテン21と第2のCMP装置10Bの第2のプラテン22とは相互に近接して配置されている。
又、第1のCMP装置10Aと第2のCMP装置10Bの間には移送装置49が設置されている。該移送装置49は、第1のCMP装置10Aにより研磨されたウェハを第2のCMP装置10Bに移送する。
このように、図8のウェハ研磨システム11によれば、一方のウェハ研磨装置10Aにより2ステップ研磨にてウェハをCMP処理した後、該ウェハを他方のウェハ研磨装置10Bに移送して、更に1ステップ研磨または2ステップ研磨にてCMP処理を実施できる。
従って、該ウェハに対して全体として3ステップ研磨または4ステップ研磨を実施でき、高い加工品質のウェハを容易に得ることができる。また同一の1ステップ研磨、2ステップ研磨を夫々行なうことで、高スループットが実現できる。さらに異なる1ステップ研磨、2ステップ研磨を夫々が独立して行なうことで、複数品種のウェハを同時に処理することも可能である。
本発明の実施例及び、動作説明において第一の移動手段33、第二の移動手段34を直動動作で示しているが、夫々プラテン21(22)とウェハ移載装置23にウェハ保持ヘッドを位置決め出来ればよく、移動手段が旋回動作でも効果を得ることが出来る。
本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、ウェハ研磨システムを示す平面図。 一実施例に係るウェハ研磨部におけるプラテン及びウェハ移載装置等の配置例を示す平面図。 一実施例に係る旋回移動手段と仕切壁付近を一部断面して示す側面図。 一実施例に係る仕切壁の上壁部の設置例を示す平面図。 一実施例に係る仕切壁の下壁部の設置例を示す平面図。 一実施例に係るウェハ研磨装置の要部を示し、(a)〜(e)は1ステップ研磨の各動作を説明する工程図。 一実施例に係るウェハ研磨装置の要部を示し、(a)〜(j)は2ステップ研磨の各動作を説明する工程図。 本発明の他の実施の形態を例示するウェハ研磨システムの平面図。 ウェハ研磨装置の斜視図。
符号の説明
10 ウェハ研磨装置(CMP装置)
11 ウェハ研磨システム(CMPシステム)
12 ウェハ研磨部
21 第1のプラテン
22 第2のプラテン
23 ウェハ移載装置
24 第1の研磨パッド
25 第2の研磨パッド
26 第1のウェハ保持ヘッド
27 第2のウェハ保持ヘッド
28 ウェハ供給手段
29 ウェハ排出手段
31 ウェハ搬入位置
32 ウェハ搬出位置
33 第1の移動手段
34 第2の移動手段
35 旋回移動手段(第3の移動手段)
38 仕切壁
44 通路
48 ヘッド洗浄装置
49 移送装置(分配手段)

Claims (6)

  1. ウェハ保持ヘッドにより保持されたウェハをプラテン上の研磨パッドに押し付けて研磨するウェハ研磨装置において、
    互いに間隔を有して並設された第1のプラテン及び第2のプラテンと、
    第1のプラテン、第2のプラテンの上方に夫々設置された昇降可能な第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドと、
    第1のプラテンと第2のプラテンの間に配設され、且つ、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置されるウェハ移載装置と、
    第1のウェハ保持ヘッドを第1のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第1の移動手段と、
    第2のウェハ保持ヘッドを第2のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第2の移動手段と、
    第1の移動手段と第2の移動手段を支持すると共に、前記ウェハ移載装置を中心として旋回して第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドを夫々第2のプラテン、第1のプラテンの位置決め箇所に移動停止させる第3の移動手段とを備え、
    第1のプラテン又は第2のプラテンにより夫々研磨されたウェハを第2のプラテン又は第1のプラテンの位置決め箇所に旋回移動させて研磨できるように構成したことを特徴とするウェハ研磨装置。
  2. ウェハ保持ヘッドにより保持されたウェハをプラテン上の研磨パッドに押し付けて研磨するウェハ研磨装置において、
    互いに間隔を有して並設された第1のプラテン及び第2のプラテンと、
    第1のプラテン、第2のプラテンの上方に夫々設置された昇降可能な第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドと、
    第1のプラテンと第2のプラテンの間に配設され、且つ、研磨前のウェハと研磨後のウェハが載置されるウェハ移載装置と、
    第1のウェハ保持ヘッドを第1のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第1の移動手段と、
    第2のウェハ保持ヘッドを第2のプラテンとウェハ移載装置との双方の位置決め箇所に移動停止させる第2の移動手段と、
    第1の移動手段と第2の移動手段を支持すると共に、前記ウェハ移載装置を中心として旋回して第1のウェハ保持ヘッド、第2のウェハ保持ヘッドを夫々第2のプラテン、第1のプラテンの位置決め箇所に移動停止させる第3の移動手段とを備え、
    第1のプラテン又は第2のプラテンにより夫々研磨されたウェハを第2のプラテン又は第1のプラテンの位置決め箇所に旋回移動させて研磨できるように構成し、
    更に、第1のプラテンとウェハ移載装置の間、及び、第2のプラテンとウェハ移載装置の間に夫々液体飛散防止用の仕切壁を設けると共に、該仕切壁に上記第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドが通過する通路を形成し、前記仕切壁は上記第3の移動手段と一体に旋回できるように設けられていることを特徴とするウェハ研磨装置。
  3. 上記ウェハ移載装置は、未研磨のウェハを搬入するウェハ搬入手段と、研磨済みのウェハを搬出するウェハ搬出手段とを備え、該ウェハ搬出手段とウェハ搬入手段は前記第3の移動手段の旋回中心位置と対応する位置に独立に移動できるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のウェハ研磨装置。
  4. 上記第3の移動手段は上記旋回中心位置から退避可能に設けられ、且つ、該旋回中心位置に上記第1のウェハ保持ヘッド及び第2のウェハ保持ヘッドを洗浄するためのヘッド洗浄装置が設置されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のウェハ研磨装置。
  5. 請求項1又は2記載のウェハ研磨装置を備えたウェハ研磨システムであって、該ウェハ研磨装置が2つ以上並設されていると共に、該隣り合うウェハ研磨装置の間には、一のウェハ研磨装置で研磨されたウェハをその隣側に設置された他のウェハ研磨装置に移送するための移送装置が設けられていることを特徴とするウェハ研磨システム。
  6. 2つのウェハ研磨装置が並設された請求項5記載のウェハ研磨システムによりウェハを研磨する方法であって、
    2つのウェハ研磨装置の一方にウェハを搬送して1ステップ研磨又は2ステップ研磨を実施する工程と、
    該1ステップ研磨又は2ステップ研磨が実施されたウェハを移送装置により他方のウェハ研磨装置に移送する工程と、
    該他方のウェハ研磨装置により前記ウェハに1ステップ研磨又は2ステップ研磨を更に実施する工程とを含み、
    前記ウェハに対して全体として3ステップ研磨または4ステップ研磨を実施することを特徴とするウェハ研磨方法。
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