JP2000115619A - カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP2000115619A
JP2000115619A JP10277659A JP27765998A JP2000115619A JP 2000115619 A JP2000115619 A JP 2000115619A JP 10277659 A JP10277659 A JP 10277659A JP 27765998 A JP27765998 A JP 27765998A JP 2000115619 A JP2000115619 A JP 2000115619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
zoom magnification
control
limiting
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10277659A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Morita
憲司 守田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10277659A priority Critical patent/JP2000115619A/ja
Priority to US09/401,400 priority patent/US6985178B1/en
Publication of JP2000115619A publication Critical patent/JP2000115619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プライバシー上問題のある場所においても、
プライバシーを侵害することのないカメラ制御システム
を提供することを目的とする。 【解決手段】 カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の
制御命令を入力する入力手段と、前記入力手段によって
入力された制御命令に基づいて、前記カメラが撮像する
領域を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出
された前記カメラの撮像領域が所定の領域と重なる場
合、前記カメラのズーム倍率の制御範囲を制限する制限
手段と、前記カメラのズーム倍率が前記制限手段によっ
て制限された制御範囲を超える場合、前記制限手段によ
って制限された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御
する制御手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、監視カメ
ラ等に用いて好適な、遠隔地のカメラを制御可能とする
カメラ制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からネットワークを介して遠隔地の
カメラの撮像方向およびズーム倍率などを制御するカメ
ラ制御システムが本出願人によって提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、場所に
よっては、プライバシー上問題のある撮像領域が存在す
るおそれがあり、その場所においてはカメラを設置する
ことができなかった。
【0004】本願発明は、上述した問題を解決するた
め、プライバシー上問題のある場所においても、プライ
バシーを侵害することのないカメラ制御システムを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本願の請求項1に係る発明によれば、カメラの撮
像方向およびズーム倍率を制御するカメラ制御装置にお
いて、前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の制御
命令を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力
された制御命令に基づいて、前記カメラが撮像する領域
を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出され
た前記カメラの撮像領域が所定の領域と重なる場合、前
記カメラのズーム倍率の制御範囲を制限する制限手段
と、前記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制
限された制御範囲を超える場合、前記制限手段によって
制限された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1において、さらに、前記所定の領域に対応する前記
カメラのズーム倍率の制御範囲の制限情報を記憶する記
憶手段とを備えることを特徴とする。
【0007】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1または請求項2において、前記カメラの撮像領域が
前記所定の領域と重ならない場合よりも前記カメラのズ
ーム倍率の上限が低くなるように前記制限手段は、前記
カメラのズーム倍率の上限を制限することを特徴とす
る。
【0008】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項3において、前記制御手段は、前記カメラのズーム倍
率が前記制限手段によって制限された制御範囲の上限を
超える場合、その制御範囲の上限に前記カメラのズーム
倍率を制御することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に係る発明によれば、操作
端末からネットワークを介してカメラの撮像方向および
ズーム倍率を制御するカメラ制御システムにおいて、前
記操作端末は、前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍
率の制御命令を入力する入力手段と、前記入力手段によ
って入力された制御命令を前記カメラを制御するカメラ
制御装置に出力する出力手段とを備え、前記カメラ制御
装置は、前記操作端末から出力された制御命令に基づい
て、前記カメラが撮像する領域を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された前記カメラの撮像領域
が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
制御範囲を制限する制限手段と、前記カメラのズーム倍
率が前記制限手段によって制限された制御範囲を超える
場合、前記制限手段によって制限された範囲内に前記カ
メラのズーム倍率を制御する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0010】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項5において、さらに、前記カメラ制御装置において、
前記前記所定の領域に対応する前記カメラのズーム倍率
の制御範囲の制限情報を記憶する記憶手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項5または請求項6において、前記制限手段は、前記カ
メラのズーム倍率の上限を制限することを特徴とする。
【0012】また、請求項8に係る発明によれば、請求
項7において、前記制御手段は、前記カメラのズーム倍
率が前記制限手段によって制限された制御範囲の上限を
超える場合、その制御範囲の上限に前記カメラのズーム
倍率を制御することを特徴とする。
【0013】また、請求項9に係る発明によれば、カメ
ラの撮像方向およびズーム倍率を制御するカメラ制御方
法であって、前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率
の制御命令を入力する入力工程と、前記入力工程によっ
て入力された制御命令に基づいて、前記カメラが撮像す
る領域を算出する算出工程と、前記算出工程によって算
出された前記カメラの撮像領域が所定の領域と重なる場
合、前記カメラのズーム倍率の制御範囲を制限する制限
工程と、前記カメラのズーム倍率が前記制限工程によっ
て制限された制御範囲を超える場合、前記制限工程によ
って制限された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御
する制御工程とを備えることを特徴とする。
【0014】また、請求項10に係る発明によれば、請
求項9において、さらに、前記所定の領域に対応する前
記カメラのズーム倍率の制御範囲の制限情報を記憶する
記憶工程とを備えることを特徴とする。
【0015】また、請求項11に係る発明によれば、請
求項9または請求項10において、前記制限工程は、前
記カメラのズーム倍率の上限を制限することを特徴とす
る。
【0016】また、請求項12に係る発明によれば、請
求項11において、前記制御工程は、前記カメラのズー
ム倍率が前記制限工程によって制限された制御範囲の上
限を超える場合、その制御範囲の上限に前記カメラのズ
ーム倍率を制御することを特徴とするカメラ制御方法。
【0017】また、請求項13に係る発明によれば、カ
メラの撮像方向およびズーム倍率を制御するカメラ制御
プログラムを記憶した記憶媒体であって、入力された前
記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の制御命令に基
づいて、前記カメラが撮像する領域を算出させ、算出さ
せた前記カメラの撮像領域が所定の領域と重なる場合、
前記カメラのズーム倍率の制御範囲を制限させ、制限さ
せた制御範囲を超える場合、その制限させた範囲内に前
記カメラのズーム倍率を制御させるプログラムを記憶す
ることを特徴とする。
【0018】また、請求項14に係る発明によれば、請
求項13において、さらに、前記所定の領域に対応する
前記カメラのズーム倍率の制御範囲の制限情報を記憶さ
せるプログラムを記憶することを特徴とする。
【0019】また、請求項15に係る発明によれば、請
求項13または請求項14において、前記カメラのズー
ム倍率の上限を制限させるプログラムを記憶することを
特徴とする。
【0020】また、請求項16に係る発明によれば、請
求項15において、制限させた制御範囲の上限を超える
場合、その制御範囲の上限に前記カメラのズーム倍率を
制御させるプログラムを記憶することを特徴とする。
【0021】また、請求項17に係る発明によれば、カ
メラのズーム倍率を制御するカメラ制御装置において、
前記カメラのズーム倍率の制御命令を入力する入力手段
と、前記入力手段によって入力された制御命令に基づい
て、前記カメラが撮像する領域を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された前記カメラの撮像領域
が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
制御範囲を制限する制限手段と、前記カメラのズーム倍
率が前記制限手段によって制限された制御範囲を超える
場合、前記制限手段によって制限された範囲内に前記カ
メラのズーム倍率を制御する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0022】また、請求項18に係る発明によれば、ズ
ーム倍率を制御するカメラ制御方法であって、前記カメ
ラのズーム倍率の制御命令を入力する入力工程と、前記
入力工程によって入力された制御命令に基づいて、前記
カメラが撮像する領域を算出する算出工程と、前記算出
工程によって算出された前記カメラの撮像領域が所定の
領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の制御範囲
を制限する制限工程と、前記カメラのズーム倍率が前記
制限工程によって制限された制御範囲を超える場合、前
記制限工程によって制限された範囲内に前記カメラのズ
ーム倍率を制御する制御工程とを備えることを特徴とす
る。
【0023】また、請求項19に係る発明によれば、請
求項5において、前記ネットワークはLANあるいはI
SDN回線であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本願発
明の実施の形態を説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態のカメラ制御装置101のブロック図である。雲台付
カメラ111(以下、カメラ111と称す)は、雲台を
制御することによってカメラのパン,チルトが実行さ
れ、撮像方向が制御される。また、カメラ111には、
ズームレンズが備えられ、撮像画角が変化可能である。
カメラ111によって撮像された画像は表示制御部11
6に出力される。表示制御部116は、所定の信号処理
を実行した後、モニタ117上に撮像画像が表示され
る。モニタ117は、ビットマップディスプレイ等によ
って構成される。
【0026】カメラ操作部114は、不図示のマウスあ
るいはキーボードなどからなり、雲台付カメラ111の
パン,チルト,ズームの制御命令を入力可能とする。ズ
ーム制限処理部113は、カメラ操作部113から入力
されたパン,チルト,ズームの制御命令に応じて、ズー
ム倍率を制限するか否かを判断する。記憶部115は、
RAMなどからなり、図2に示されるズーム制限情報と
してのルックアップテーブルなどが格納されている。こ
のルックアップテーブルは、制限領域ごとに、x座標
(パン方向の座標),y座標(チルト方向の座標),そ
の領域の最大許可ズーム倍率などによって構成される。
なお、図10においては、カメラ111野性が可能な範
囲の中央の座標を(0,0)としている。
【0027】ズーム制限処理部113は、図2に示すル
ックアップテーブルに基づいてズーム倍率の制限を判断
する。そして、カメラ雲台制御部112は、カメラ操作
部114において入力されたパン,チルト,ズームの制
御命令およびズーム制限処理部113によるズーム制限
命令に基づいてカメラ111のパン,チルト,ズームを
制御する。なお、本実施の形態において、カメラ雲台制
御部914およびズーム制限処理部915は、CPUな
ど同一のマイクロコンピュータによって動作処理を実行
してもよい。
【0028】図3は本実施の形態の動作処理フローチャ
ートである。また、図4〜図7は、カメラ111の撮像
領域と制限対象領域との関係の一例を示す概念図であ
る。領域201は、カメラがパン,チルトすることによ
って撮像可能な最大の制御範囲を示している。また、2
02および203は、ズーム倍率の制限対象領域であ
り、図2においても示しているように、ズーム倍率の制
限がそれぞれ2.0倍、1.5倍となっている。また、
領域204は、後述のS302において計算される撮像
範囲を示している。なお、ズーム倍率が制限されない場
合、カメラ111は、最大10倍までズーム倍率を制御
可能とする。
【0029】まず、S301において、カメラ操作部1
14において、カメラ111のズーム倍率あるいはパ
ン,チルトの制御命令が入力されたとする。すると、S
302に進み、ズーム処理部113において予めカメラ
111が撮像する領域を計算する。
【0030】S303において、予め計算された撮像領
域204が図2のルックアップテーブルのズーム倍率の
制限対象領域202と重なりを持つ場合、S304に進
む。このときの計算された撮像領域と制限対象領域との
関係の一例を図4に示す。また、ズーム倍率の制限対象
領域と重なりを持たない場合、S306に進む。
【0031】S304において、制御されるズーム倍率
が制限対象領域202の最大許可ズーム倍率(2.0
倍)を越えているかどうか判断する。制御されるズーム
倍率がズーム倍率の制限を越えている場合、S305に
進み、カメラ雲台制御部112に対して通常の制御可能
なズーム倍率(10倍)から制限対象領域202の最大
許可ズーム倍率(2.0倍)にカメラ111のズーム倍
率の制御目標を修正する。一方、制御されるズーム倍率
がズーム倍率の制限を越えていない場合(例えば、この
ときの撮像領域と制限対象領域との関係を図7に示
す)、S306に進む。
【0032】S306において、ズーム倍率の制限対象
領域202のチェックが終了した場合、制限対象領域2
03のチェックを行うため、再びS303〜S305の
処理を実行する。例えば、上述の処理によってズーム倍
率の制御目標が2.0倍に修正されることによって、図
5に示すように計算された撮像領域204と制限対象領
域203が重なった場合、制限対象領域203の最大許
可ズーム倍率より修正されたズーム倍率が越えているた
め、再びズーム倍率の制御目標が修正され、1.5倍と
なり、撮像領域と制限対象領域との関係は、図6に示す
ようになる。
【0033】ルックアップテーブルに存在するズーム倍
率の制限対象領域の全てのチェックが終了した場合、S
307に進む。
【0034】S307において、ズーム倍率の制御目標
が修正された場合、S302に進み、再び、ルックアッ
プテーブル上の全ての制限対象領域に対してS302〜
S306の再チェックを行う。そして、再チェックにお
いてズーム目標値の修正が正しいことが確認されると、
S308に進み、カメラ雲台制御部112に対して修正
されたズーム倍率にカメラ111を制御するための制御
信号が出力される。カメラ雲台制御部112は、その制
御信号に基づいてカメラ111のズームレンズを駆動さ
せ、さらに、カメラ操作部114のパン,チルト制御命
令に基づいてパン,チルト制御を行い、撮像方向を移動
させる。
【0035】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、カメラ111のパン,チルトを制御することによっ
て撮像可能な範囲の中にプライバシー上問題のある領域
にはズーム倍率の制限を設けている。そして、カメラ操
作部114によって入力された制御命令に基づいて予め
撮像される領域を計算し、その計算した撮像領域とズー
ム倍率の制限対象領域とに重なりが生じた場合、その制
限対象領域のズーム許可倍率を参照し、重なりが生じて
いない場合よりもズーム倍率の上限が低くなるようにズ
ーム制御の制限を行っているため、プライバシー上問題
のある場所においてもそのプライバシーを侵害すること
なくカメラの撮像を可能とすることができる。また、制
限対象領域のそれぞれに応じてズーム倍率の最大許可倍
率を異ならしめることができるので、領域の重要度に応
じて柔軟な対応を可能とする装置を提供することができ
る。
【0036】なお、上記実施形態においては、ズーム制
限処理部113において計算された撮像領域とズーム倍
率の制御対象制限領域とに重なりが生じた場合、ズーム
倍率の制御制限を行っていたが、計算された撮像領域の
中央位置がズーム倍率の制御対象制限領域に含まれる場
合においてズーム倍率の制御制限を行ってもよい。
【0037】また、上記本実施の形態においては、例え
ば、図9に示すように、遠隔地の操作端末102から、
LAN(Local Area Network)あるいはISDN(Inte
grated Services Digital Network)回線などのネット
ワーク103を介して上記カメラ制御装置101を操作
することが可能なカメラ制御システムにおいても適用す
ることができる。ネットワーク103上には、複数台の
複数台のカメラ制御装置および操作端末102が接続可
能であり、どの操作端末102においても所望のカメラ
制御装置101を制御することができるものとする。図
9において、図1において付記した符号と同じブロック
は同様のものであるので、その説明は省略する。
【0038】図9の操作端末102において、制御部1
25は、操作端末102全体を統括制御するものである
が、カメラ操作部124は、マウスおよびキーボードに
よって構成され、カメラ111のパン,チルト,ズーム
の操作を実行する。カメラ操作部124によって入力さ
れた制御命令は、通信I/F121を介してカメラ制御
装置101に出力されることになる。そして、カメラ制
御装置101において、通信I/F119は、操作端末
102から出力されたパン,チルト,ズームなどのカメ
ラ制御信号を受信し、ズーム制限処理部113に出力
し、ズーム制限処理部113は、上記実施形態と同様の
動作処理が実行される。また、映像処理部118はカメ
ラ111によって撮像された画像信号の圧縮処理を行
い、ネットワークの規格に適合した信号に変換して通信
I/F119から操作端末102に対して出力する。そ
して、操作端末102側において、画像伸長部122
は、通信I/F121において受信した画像データを伸
長する。そして、表示制御部123は、所定の信号処理
を施し、モニタ126に撮像画像を表示させる。
【0039】また、上記実施形態においては、カメラの
撮像方向を制御可能な雲台付のカメラを用いた実施の形
態であったが、撮像方向が固定されたカメラにおいても
本実施の形態の動作処理を用いて実行することができ
る。この撮像方向が固定された場合のカメラ111の動
作処理フローチャートを図8に示す。図8において、S
801におけるパン,チルトの制御命令の入力、および
S808におけるパン,チルト制御の実行が除かれるほ
かは、図1の動作処理と同様であるのでその説明は省略
する。
【0040】なお、本実施の形態において、入力手段
は、カメラ操作部114あるいはカメラ操作部124に
対応する。また、算出手段は、ズーム制限処理部113
に対応する。また、制限手段は、ズーム制限処理部11
3および記憶部115に対応する。また、制御手段は、
カメラ雲台制御部112に対応する。また、出力手段
は、通信I/Fに対応する。
【0041】本発明は、一例として、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出し実行することによって達成できる。
【0042】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0043】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0044】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0045】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0046】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明のカメラ制御システムに不可欠なモジ
ュールを、記憶媒体に格納することになる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、プライバシー上問題のある場所においても、プライ
バシーを侵害することのないカメラ制御システムを提供
することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態のカメラ制御装置のブロ
ック図。
【図2】ズーム制限情報としてのルックアップテーブル
の一例を示す図。
【図3】本願発明の実施の形態の動作処理フローチャー
ト。
【図4】カメラの撮像領域と制限対象領域との関係の一
例を示す概念図。
【図5】カメラの撮像領域と制限対象領域との関係の一
例を示す概念図。
【図6】カメラの撮像領域と制限対象領域との関係の一
例を示す概念図。
【図7】カメラの撮像領域と制限対象領域との関係の一
例を示す概念図。
【図8】本願発明の実施の形態の動作処理フローチャー
ト。
【図9】本願発明の実施形態のカメラ制御システムのブ
ロック図。
【符号の説明】
101 カメラ制御装置 102 操作端末 103 ネットワーク 111 雲台付カメラ 112 カメラ雲台制御部 113 ズーム制限処理部 114 カメラ操作部 115 記憶部 116 表示制御部 117 モニタ 118 画像圧縮部 119 通信I/F 121 通信I/F 122 画像伸長部 123 表示制御部 124 カメラ操作部 125 制御部 126 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB62 AB65 AB66 AC00 AC27 AC69 5C054 AA02 CC02 CC05 CD05 CF05 DA08 DA09 EA01 FA09 FE09 GB11 GD09 HA01 HA24 5C064 AA01 AA02 AB03 AB04 AC04 AC07 AC12 AC18 AD07 AD08 AD09 AD14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの撮像方向およびズーム倍率を制
    御するカメラ制御装置において、 前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の制御命令を
    入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された制御命令に基づいて、
    前記カメラが撮像する領域を算出する算出手段と、 前記算出手段によって算出された前記カメラの撮像領域
    が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
    制御範囲を制限する制限手段と、 前記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制限さ
    れた制御範囲を超える場合、前記制限手段によって制限
    された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とするカメラ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記所定の
    領域に対応する前記カメラのズーム倍率の制御範囲の制
    限情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする
    カメラ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    制限手段は、前記カメラの撮像領域が前記所定の領域と
    重ならない場合よりも前記カメラのズーム倍率の上限が
    低くなるように前記カメラのズーム倍率の上限を制限す
    ることを特徴とするカメラ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記制御手段は、前
    記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制限され
    た制御範囲の上限を超える場合、その制御範囲の上限に
    前記カメラのズーム倍率を制御することを特徴とするカ
    メラ制御装置。
  5. 【請求項5】 操作端末からネットワークを介してカメ
    ラの撮像方向およびズーム倍率を制御するカメラ制御シ
    ステムにおいて、 前記操作端末は、 前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の制御命令を
    入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された制御命令を前記カメラ
    を制御するカメラ制御装置に出力する出力手段とを備
    え、 前記カメラ制御装置は、 前記操作端末から出力された制御命令に基づいて、前記
    カメラが撮像する領域を算出する算出手段と、 前記算出手段によって算出された前記カメラの撮像領域
    が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
    制御範囲を制限する制限手段と、 前記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制限さ
    れた制御範囲を超える場合、前記制限手段によって制限
    された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とするカメラ制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに、前記カメラ
    制御装置において、前記前記所定の領域に対応する前記
    カメラのズーム倍率の制御範囲の制限情報を記憶する記
    憶手段とを備えることを特徴とするカメラ制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6において、前記
    制限手段は、前記カメラのズーム倍率の上限を制限する
    ことを特徴とするカメラ制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記制御手段は、前
    記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制限され
    た制御範囲の上限を超える場合、その制御範囲の上限に
    前記カメラのズーム倍率を制御することを特徴とするカ
    メラ制御システム。
  9. 【請求項9】 カメラの撮像方向およびズーム倍率を制
    御するカメラ制御方法であって、 前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の制御命令を
    入力する入力工程と、 前記入力工程によって入力された制御命令に基づいて、
    前記カメラが撮像する領域を算出する算出工程と、 前記算出工程によって算出された前記カメラの撮像領域
    が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
    制御範囲を制限する制限工程と、 前記カメラのズーム倍率が前記制限工程によって制限さ
    れた制御範囲を超える場合、前記制限工程によって制限
    された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する制御
    工程とを備えることを特徴とするカメラ制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、さらに、前記所定
    の領域に対応する前記カメラのズーム倍率の制御範囲の
    制限情報を記憶する記憶工程とを備えることを特徴とす
    るカメラ制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10において、
    前記制限工程は、前記カメラのズーム倍率の上限を制限
    することを特徴とするカメラ制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記制御工程
    は、前記カメラのズーム倍率が前記制限工程によって制
    限された制御範囲の上限を超える場合、その制御範囲の
    上限に前記カメラのズーム倍率を制御することを特徴と
    するカメラ制御方法。
  13. 【請求項13】 カメラの撮像方向およびズーム倍率を
    制御するカメラ制御プログラムを記憶した記憶媒体であ
    って、 入力された前記カメラの撮像方向あるいはズーム倍率の
    制御命令に基づいて、前記カメラが撮像する領域を算出
    させ、 算出させた前記カメラの撮像領域が所定の領域と重なる
    場合、前記カメラのズーム倍率の制御範囲を制限させ、 制限させた制御範囲を超える場合、その制限させた範囲
    内に前記カメラのズーム倍率を制御させるプログラムを
    記憶した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13において、さらに、前記所
    定の領域に対応する前記カメラのズーム倍率の制御範囲
    の制限情報を記憶させるプログラムを記憶した記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14におい
    て、前記カメラのズーム倍率の上限を制限させるプログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 請求項15において、制限させた制御
    範囲の上限を超える場合、その制御範囲の上限に前記カ
    メラのズーム倍率を制御させるプログラムを記憶した記
    憶媒体。
  17. 【請求項17】 カメラのズーム倍率を制御するカメラ
    制御装置において、前記カメラのズーム倍率の制御命令
    を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された制御命令に基づいて、
    前記カメラが撮像する領域を算出する算出手段と、 前記算出手段によって算出された前記カメラの撮像領域
    が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
    制御範囲を制限する制限手段と、 前記カメラのズーム倍率が前記制限手段によって制限さ
    れた制御範囲を超える場合、前記制限手段によって制限
    された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する制御
    手段とを備えることを特徴とするカメラ制御装置。
  18. 【請求項18】 ズーム倍率を制御するカメラ制御方法
    であって、 前記カメラのズーム倍率の制御命令を入力する入力工程
    と、 前記入力工程によって入力された制御命令に基づいて、
    前記カメラが撮像する領域を算出する算出工程と、 前記算出工程によって算出された前記カメラの撮像領域
    が所定の領域と重なる場合、前記カメラのズーム倍率の
    制御範囲を制限する制限工程と、 前記カメラのズーム倍率が前記制限工程によって制限さ
    れた制御範囲を超える場合、前記制限工程によって制限
    された範囲内に前記カメラのズーム倍率を制御する制御
    工程とを備えることを特徴とするカメラ制御方法。
  19. 【請求項19】 請求項5において、前記ネットワーク
    はLANあるいはISDN回線であることを特徴とする
    カメラ制御システム。
JP10277659A 1998-09-30 1998-09-30 カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体 Pending JP2000115619A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277659A JP2000115619A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体
US09/401,400 US6985178B1 (en) 1998-09-30 1999-09-22 Camera control system, image pick-up server, client, control method and storage medium therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10277659A JP2000115619A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000115619A true JP2000115619A (ja) 2000-04-21

Family

ID=17586519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10277659A Pending JP2000115619A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000115619A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020018514A (ko) * 2000-09-02 2002-03-08 김성헌 레이저 거리 측정을 통한 카메라 줌배율 제어 장치 및 그방법
US7283161B2 (en) * 2003-01-21 2007-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Image-taking apparatus capable of distributing taken images over network
US7962898B1 (en) 2000-12-29 2011-06-14 Cognex Corporation Optimized distribution of machine vision processing
US7961201B1 (en) 2000-12-21 2011-06-14 Cognex Corporation Method and apparatus for producing graphical machine vision content for distribution via a network

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020018514A (ko) * 2000-09-02 2002-03-08 김성헌 레이저 거리 측정을 통한 카메라 줌배율 제어 장치 및 그방법
US7961201B1 (en) 2000-12-21 2011-06-14 Cognex Corporation Method and apparatus for producing graphical machine vision content for distribution via a network
US7962898B1 (en) 2000-12-29 2011-06-14 Cognex Corporation Optimized distribution of machine vision processing
US7283161B2 (en) * 2003-01-21 2007-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Image-taking apparatus capable of distributing taken images over network

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6243103B1 (en) Panoramic image generation in digital photography
US8400506B2 (en) Camera control apparatus, method for controlling camera, and storage medium
US6769131B1 (en) Image processing apparatus and method, image distribution system and storage medium
US20010024233A1 (en) Camera control system, camera server, camera client, control method, and storage medium
JP7013210B2 (ja) 撮像装置、撮像方法、表示装置および表示方法
US20060187237A1 (en) Surveillance system for masking privacy zone and method of setting mask zone
JP2000106671A (ja) カメラ制御システム、カメラ制御方法、およびその処理を実行するプログラムを記憶した記録媒体、クライアント端末
JP2000115619A (ja) カメラ制御装置およびカメラ制御システムおよびカメラ制御方法およびカメラを制御するプログラムを記憶した記憶媒体
WO2011141991A1 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP5847591B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法およびプログラム
JPH11191858A (ja) カメラ制御システムおよびカメラサーバとその制御方法、記憶媒体
JPH10136247A (ja) カメラ制御システム及びカメラサーバ及びその制御方法及び記憶媒体
JP3817309B2 (ja) カメラ制御システム
US20090195674A1 (en) Indicator system, computer readable medium, and indicating device
JP2001145094A (ja) カメラ制御システムおよびその方法およびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2008060973A (ja) 撮像装置
JP2001136431A (ja) カメラ制御装置及びカメラ制御方法及び記憶媒体
JP2002314984A (ja) 監視カメラシステム
JP2000101991A (ja) 撮像装置の遠隔制御方法、遠隔制御装置、制御装置、および撮像システム
JP2001148850A (ja) 映像処理装置、映像処理方法、映像配信システム、記憶媒体
JP2011142685A (ja) カメラ制御システムおよびその方法およびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP5241880B2 (ja) カメラ制御システムおよびその方法およびその動作処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2000083245A (ja) 撮像装置の遠隔制御装置、撮像システム、および撮像装置の遠隔制御方法
JP2001016559A (ja) 画像撮影装置、画像撮影システム、画像撮影方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005311875A (ja) 電子カメラ、カメラシステムおよび画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051220