JP2000101991A - 撮像装置の遠隔制御方法、遠隔制御装置、制御装置、および撮像システム - Google Patents

撮像装置の遠隔制御方法、遠隔制御装置、制御装置、および撮像システム

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JP2000101991A
JP2000101991A JP10268603A JP26860398A JP2000101991A JP 2000101991 A JP2000101991 A JP 2000101991A JP 10268603 A JP10268603 A JP 10268603A JP 26860398 A JP26860398 A JP 26860398A JP 2000101991 A JP2000101991 A JP 2000101991A
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Taichi Matsui
太一 松井
Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にカメラ制御を行えるようにするこ
と。 【解決手段】 カメラ装置の撮影可能範囲であるパノラ
マ画像を表示し(S101)、前記パノラマ画像内に、
前記カメラ装置の撮影範囲である映像枠を表示し(S1
03)、前記映像枠を移動し(S105〜S107)、
前記映像枠の位置に基づいて、前記カメラ装置を制御す
るための制御データを生成し(S108)、前記制御デ
ータに基づいて前記カメラ装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置からの映
像信号を取込んでネットワークを介してクライアントに
配送する撮像装置の遠隔制御方法、遠隔制御装置、撮像
装置の制御装置、および撮像システムと、前記方法を実
行するプログラムを記憶した記憶媒体に関するものであ
り、特に、撮像装置が広い撮像可能領域を持っている場
合に、操作性を高めることの可能な撮像装置の遠隔制御
方法、遠隔制御装置、制御装置、および撮像システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータに接続することによ
りコンピュータから制御可能なコムカメラと呼ばれるカ
メラがある。これらのカメラの出力映像は、キャプチャ
カードなどを介して、コンピュータに入力することがで
きる。
【0003】また、インターネットなどの情報ネットワ
ークに接続されたコンピュータに、入力された映像情報
や音声情報などの連続するメディアデータを、情報ネッ
トワークを介して複数のクライアントに受け渡し再生す
る手段がある。例えば、WebView(キヤノン株式
会社製)やRealVideo(RealNetwor
k社製)やVDOLive(VDOnetwork社
製)などである。
【0004】この場合の情報ネットワークは、世界的に
広がるインターネットでも、社内ネットワークなどのい
わゆるイントラネットでも良い。特に、インターネット
の利用では、通信バンド幅に対して、映像情報が大きい
ために、入力された映像情報が再生されるまでに遅延が
生じる。
【0005】情報ネットワークを介したコンピュータへ
の映像情報の配信には、予め蓄積された映像の再生映像
なども使われるが、上記のようなコムカメラを利用し
て、遠隔地から情報ネットワークを介してコンピュータ
によりカメラを制御し、そのカメラにより得られた映像
をリアルタイムでコンピュータに配信することも行われ
ている。
【0006】図19は、カメラを制御するための従来の
ビューワが動作しているコンピュータの画面の一例を示
す図である。801はWWW(World Wide
Web)ブラウザプログラムであり、Netscape
社のNavigatorやMicrosoft社のIn
ternet Explorerなどがある。802は
WWWブラウザプログラムの表示領域内で動作するビュ
ーワプログラムウィンドウである。803は映像表示
窓、804はチルト(カメラの縦振り)用のスクロール
バー、805はパン(カメラの横振り)用のスクロール
バー、806はズーム用のスクロールバー、807はカ
メラ制御権の要求のためのボタンであり、808はカメ
ラ制御権の状態を表示する部分であり、809は逆光補
正用のボタンである。ユーザは、映像表示窓803を見
ながら、スクロールバー804,805,806や、ボ
タン807,809を操作することにより、カメラの向
きやズームを制御していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法でカメラ制御を行う映像伝送システムでは、目的物
がカメラの撮影範囲外にある場合には映像表示窓803
に表示されないため、目的物に対してカメラを向けるこ
とが難しく、また、カメラの視点を思った方向にスムー
ズに動かすことが難しいという問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
であり、コンピュータを介したカメラ制御を容易にする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の撮像装置による撮像条件を変更して撮像装
置を遠隔制御する撮像装置の遠隔制御方法は、前記撮像
装置の撮影可能な領域の映像を表示する撮影可能領域表
示工程と、前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影
範囲を示す撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示工程
と、前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動工程と、
前記撮影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御
するための制御データを生成する制御データ生成工程
と、前記制御データに基づいて前記撮像装置を制御する
撮像装置制御工程とを有する。
【0010】好ましくは、前記撮像装置がズーム機能を
持つ場合、前記撮影可能領域表示工程は、ズーム倍率が
最も低い場合に撮影可能な領域の映像を表示する工程
と、撮影の為に設定されたズーム倍率において撮影可能
な範囲を示す枠を表示する工程とを有する。
【0011】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成工程では、前記撮影範囲枠移動工程での撮影
範囲枠の移動中に、一定時間毎に制御データを生成す
る。
【0012】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成工程で生成された制御データに基づいて撮像
装置制御工程において前記撮像装置を制御するか否かを
決定する工程を更に有する。
【0013】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成工程では、前記撮影範囲枠移動工程での撮影
範囲枠の移動終了後に、制御データを生成する。
【0014】また、本発明の撮像装置による撮像条件を
変更して撮像装置を遠隔制御する撮像システムは、前記
撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表示手
段と、前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲
を示す撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、前
記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、前記撮
影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御するた
めの制御データを生成する制御データ生成手段と、前記
制御データに基づいて前記撮像装置を制御する撮像装置
制御手段とを有する。
【0015】また、本発明の撮像装置による撮像条件を
変更して撮像装置を遠隔制御する遠隔制御装置は、前記
撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表示手
段と、前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲
を示す撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、前
記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、前記撮
影範囲枠移動手段により移動された撮影範囲枠の位置デ
ータを出力する出力手段とを有する。
【0016】また、本発明の撮像装置による撮像条件を
変更して撮像装置を遠隔制御する遠隔制御装置は、前記
撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表示手
段と、前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲
を示す撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、前
記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、前記撮
影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御するた
めの制御データを生成する制御データ生成手段と、前記
制御データを出力する出力手段とを有する。
【0017】好ましくは、前記撮像装置がズーム機能を
持つ場合、前記撮影可能領域表示手段は、ズーム倍率が
最も低い場合に撮影可能な領域の映像を表示する手段
と、撮影の為に設定されたズーム倍率において撮影可能
な範囲を示す枠を表示する手段とを有する。
【0018】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成手段は、前記撮影範囲枠移動手段による撮影
範囲枠の移動中に、一定時間毎に制御データを生成す
る。
【0019】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成手段は、前記撮影範囲枠移動手段による撮影
範囲枠の移動終了後に、制御データを生成する。
【0020】また、本発明の撮像装置の制御装置は、撮
像装置を制御する制御手段と、外部装置の操作情報を受
信する受信手段と、前記受信手段により受信した操作情
報に基づいて、前記撮像装置を制御するための制御デー
タを生成する制御データ生成手段とを有し、前記制御手
段は、前記制御データ生成手段により生成した制御デー
タに基づいて撮像装置を制御する。
【0021】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成手段は、前記受信手段による操作情報の受信
中に、一定時間毎に制御データを生成する。
【0022】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データ生成手段は、前記受信手段による操作情報の受信
終了後に、制御データを生成する。
【0023】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データは、パン角およびチルト角を含む。
【0024】本発明の好適な一態様によれば、前記制御
データは、ズーム倍率を含む。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0026】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態にかかる撮像システム全体の典型的な構成を
示すブロック図である。同図に示す通り、大きく分けて
カメラ装置101、カメラサーバ102、およびクライ
アント107の三つの構成からなる。点線枠106で囲
まれた操作系により、本発明の第1の実施形態における
動作を実現する。カメラサーバ102とクライアント1
07は、ケーブルにより接続しても良いし、ネットワー
クを介して接続することも可能である。更には、一体型
の構成をとることも可能である。
【0027】カメラサーバ102は、映像サーバ10
3、カメラ制御サーバ104、およびパノラマ画像保持
部106とからなる。クライアント107は、映像表示
部108と、カメラ制御部109と、カメラ制御データ
計算部110と、操作入力部111とからなり、操作入
力部111は標準入力部112、軌跡入力部113、パ
ノラマ画像表示部114とからなる。軌跡入力部113
は、マウスなどの入力装置(不図示)の操作に基づい
て、パノラマ画像表示窓125内にカーソルを表示する
と共に、入力装置の操作データをカメラ制御データ計算
部110に出力する。
【0028】図2は図1のクライアント107の表示部
(不図示)に表示されたカメラ制御画面の一例を示す図
である。
【0029】カメラ制御画面121上にはWebブラウ
ザ122が表示され、Webブラウザ122はビューワ
123を含む。ビューワ123は映像表示窓124とパ
ノラマ画像表示窓125とを有する。1231はチルト
(カメラの縦振り)用のスクロールバー、1232はパ
ン(カメラの横振り)用のスクロールバー、1233は
ズーム用のスクロールバー、1234はカメラ制御権の
要求のためのボタンであり、1235はカメラ制御権の
状態を表示する部分であり、1236は逆光補正用のボ
タンである。
【0030】また、パノラマ画像表示窓125中、12
6は視野枠、127は映像枠である。視野枠126は、
その時に設定されているズーム倍率において撮像可能な
範囲を示す。これは、カメラ装置101の回転角に限界
があるため、ズーム倍率によって撮影可能な範囲が増減
するためである。また、映像枠127は視野枠126内
で移動することができ、カメラの向いている方向とズー
ム倍率の大きさを表しており、映像表示窓124に表示
される映像の範囲を示す。この映像枠127は、ズーム
用のスクロールバー1233により指定されるズーム倍
率に応じて、その面積が増減する。具体的には、ズーム
倍率が低い場合、映像枠127は大きくなり、ズーム倍
率が高くなるにつれて、映像枠が小さくなる。視野枠1
26の大きさと、映像枠127の大きさと、ズーム倍率
との関係については、図7を参照して後述する。
【0031】以下、図1および図2に示すシステムの動
作について説明する。クライアント107がカメラサー
バ102にアクセスすると、クライアント107とカメ
ラサーバ102が交信を開始する。まず、あらかじめ格
納していたカメラ装置101の撮像可能な範囲(以下、
「全視野」と呼ぶ。)が写されたパノラマ画像が、カメ
ラサーバ102のパノラマ画像保持部105からクライ
アント107に転送され、ビューワ123下部のパノラ
マ画像表示窓125にカメラサーバ102から送られた
パノラマ画像が表示される。
【0032】また、ビューワ123上部の映像表示窓1
24には、カメラサーバ102に接続されているカメラ
装置101が現在撮影している映像が表示される。
【0033】ユーザーが不図示のマウスなどの入力装置
に基づいて、軌跡入力部113が表示されたパノラマ画
像上で軌跡を描くと、カメラ制御データ計算部110に
おいて、そのパノラマ画像上に描かれた軌跡に対応する
カメラ装置の撮影方向が計算され、その方向を映すよう
に、パン、チルト、ズームなどを制御するためのカメラ
制御データが作成される。そのカメラ制御データは、ク
ライアント107のカメラ制御部109を通してカメラ
制御サーバ104に送られ、カメラサーバ102はこの
カメラ制御データに基づいてカメラ装置101を制御す
る。
【0034】図3は、クライアント107において、パ
ノラマ画像表示窓125に表示された画像および映像枠
127を用いてカメラ装置101の制御を行う場合の動
作を説明するフローチャートである。
【0035】まず、ステップS101において、パノラ
マ画像表示窓125にパノラマ画像を表示し、次にステ
ップS102において、ズーム倍率に応じて、視野枠1
26を表示する。続いて、ステップS103において映
像枠127を表示する。
【0036】次にステップS104で、ユーザの入力が
あるまで入力待ちをする。入力があると、ステップS1
05でマウスが押下されたか否かを判断し、されていな
ければステップS104へ戻り、されていればステップ
S106へ進み、マウス動作に連動するカーソルが、映
像枠127内にあるか否かを判断する。映像枠127内
に無い場合、ステップS127へ戻り、映像枠127内
にある場合には、ステップS107に進む。そして、ユ
ーザがパノラマ画像上の映像枠127をとらえて移動さ
せると、ステップS107がYESになり、ステップS
108へ進み、カメラ制御データ計算部110がカーソ
ルの軌跡、即ち映像枠127の軌跡からパン、チルト方
向を示すカメラ制御データを計算し、ステップS109
でそのカメラ制御データをカメラサーバ102に送る。
【0037】なお、上述の通りカメラサーバ102で
は、受けとったカメラ制御データに基づいてカメラ装置
101を制御する。一方、カメラサーバ102はカメラ
装置101から得られた映像を随時クライアント107
に送信し、クライアント107は映像表示窓124に送
信された映像を表示するので、ユーザは常に最新の映像
を見ることができる。
【0038】ステップS110においてドラッグが解除
されたか否かを判断し、解除されていなければ、ステッ
プS108およびS109を繰り返し、解除されていれ
ばステップS104に戻り、次の入力を待つ。
【0039】図4は、図3で説明した動作を行った場合
の、クライアント107の視野枠126内の様子を表し
た図である。同図の外枠は、カメラ装置101の視野を
あらわした視野枠126である。t1〜t5は映像枠1
27の変移を示す。t1の位置にあった映像枠127が
t2〜t4の位置を経て、最終的にt5の位置に移動す
る様子を示している。映像枠127をt1〜t5まで、
入力装置、例えばマウス等のドラッグ操作により移動さ
せると、それに応じてカメラ装置101はパン方向、チ
ルト方向の向きを変更して撮影し、カメラサーバ102
はその映像をクライアント107側に送信する。そし
て、図5(a)〜(e)に示すような映像が映像表示窓
124に表示される。
【0040】映像枠127が移動できる範囲は、図6に
示すように視野枠126内である。図6中、151は中
心位置、152は最左上、153は最左下、154は最
下右、155は最右上の位置を表す。
【0041】図7はズームの倍率に対応して、映像枠1
27と全視野範囲を表すパノラマ画像表示窓125内の
視野枠126が変化することを表す。161,162,
165,166は映像枠127が変化した様子を指す。
161は中心に位置してズーム倍率が最高のとき、16
2は中心に位置してズーム倍率が最低のとき、165は
最右上に位置してズーム倍率が最高のとき、166は最
右上に位置してズーム倍率が最低のときの状態を示す。
163はズーム倍率が最高のとき、164はズーム倍率
が最低のときの視野枠126を表す。点線167が映像
枠127の中心の最外端を表す。カメラ装置101がパ
ン方向およびチルト方向に回転できる角度には限りがあ
るため、この点線167は、カメラ装置101の光軸の
中心を向けることのできる限界を示すことになる。
【0042】ズーム倍率が最高の場合について、映像枠
165を例にとって説明する。映像枠165が示すよう
に、ズーム倍率が最高の場合、映像枠の中心の右上最外
端点C、即ちカメラ装置101の光軸可動範囲の右上最
外端点から、パン方向にLmin、チルト方向にWmi
nを範囲とする映像枠165に対応する領域がカメラ装
置101の撮影領域となる。同様にして規定される映像
枠を点線167で示される上下、左右の映像枠の中心に
ついて考えると、視野枠163が規定されることにな
る。従って、ズーム倍率が最高の時にはカメラ装置10
1は、この視野枠163内の領域が撮像可能領域とな
り、視野枠163の外側の領域はパノラマ画像表示窓に
映像が表示されていても、撮影することができない。
【0043】次に、ズーム倍率が最低の場合について、
映像枠166を例にとって説明する。映像枠166が示
すように、ズーム倍率が最低の場合、映像枠の中心の右
上最外端点C、即ちカメラ装置101の光軸可動範囲の
右上最外端点から、パン方向にLmax、チルト方向に
Wmaxを範囲とする映像枠166に対応する領域がカ
メラ装置101の撮影領域となる。同様にして規定され
る映像枠を点線167で示される上下、左右の映像枠の
中心について考えると、視野枠164が規定されること
になる。ズーム倍率が最低の場合の視野枠164はパノ
ラマ画像表示窓125と同じ大きさになり、カメラ装置
101は視野枠164、即ちパノラマ画像表示窓125
に表示された映像のどの領域でも撮影することができ
る。
【0044】このように、ズーム倍率によって映像枠1
27の大きさが異なるために、視野枠126も増減し、
ズーム倍率が低い場合は、パノラマ画像表示窓に表示さ
れた画像のどの部分も撮影することが可能であるが、ズ
ーム倍率が高くなるほど、撮影できる範囲は、パノラマ
画像表示窓125の示す範囲よりも狭くなる。
【0045】次に、パノラマ画像の作成方法を図8に示
す。Oはカメラのパン方向の回転軸、Bはカメラのホー
ムポジション方向、A’はカメラ装置101の光軸の左
側最大パン位置、B’は右側最大パン位置である。この
例ではパン方向の可動範囲は大きく、チルト方向の可動
範囲は小さいものとする。この場合、パン方向の可動範
囲が大きいため、曲面を平面に展開してパノラマ画像を
作成する。
【0046】次に、図9、図10、図11を用いて、映
像枠127の位置をパン方向およびチルト方向の制御値
に変換する方法を説明する。
【0047】図9の実線の外枠は視野枠126を表し、
破線の内枠が映像枠127の中心の最外端を表す。視野
枠が上下左右に対称な場合、中心の座標を(0,0)と
し、映像枠127の中心点の最左上の座標を(−Vma
x,Hmax)、最左下の座標を(−Vmax,−Hm
ax)、最右上の座標を(Vmax,Hmax)、最右
下の座標を(Vmax,−Hmax)とする。
【0048】図10は映像枠127の位置をパン方向の
制御値に変換する方法を示す。カメラ装置101がパン
方向に最大αmax回転可能で、半径を1とした時の円
弧の長さをVmaxであるとすると、Vだけ中心から離
れた位置へカメラ装置101を向けるためのパン回転角
αは α=αmax・V/Vmax となる。
【0049】次に図11を参照して映像枠127の位置
をチルト方向の制御値に変換する方法を示す。カメラ装
置101がチルト方向に最大βmax回転可能でし、中
心からのチルト方向の距離がHmaxの場合、中心から
距離Hの地点のチルト移動角βはβが十分に小さいの
で、 β=βmax・H/Hmax 上記のとおり、第1の実施形態によれば、カメラが撮影
可能な範囲全体を写したパノラマ画像を用い、そのパノ
ラマ画像上でカメラ制御の為の入力操作を行うことによ
り、コンピュータを介したカメラ制御を容易にすること
ができる。
【0050】(第2の実施形態)以下、図12から図1
4を参照して、第2の実施形態を説明する。第2の実施
形態の撮像システムの全体構成およびGUIについて
は、図1および図2を参照して第1の実施形態で説明し
たものと同様であるので、説明を省略する。
【0051】第1の実施形態では、映像枠127のドラ
ッグに基づく制御データを随時カメラサーバ102に送
信し、カメラ装置101を制御するようにしたが、第2
の実施形態では、映像枠127のドラッグが終了した時
点で、制御データをカメラサーバ102に送信する。
【0052】図12は、第2の実施形態において、クラ
イアント107において、パノラマ画像表示窓125に
表示された画像および映像枠127を用いてカメラ装置
101の制御を行う場合の動作を説明するフローチャー
トである。
【0053】図12において、ステップS101からス
テップS107までは図3を参照して説明した動作と同
様であるので、説明を省略する。ステップS107でユ
ーザがパノラマ画像上の映像枠127をとらえて移動さ
せると、ステップS208へ進み、ドラッグが解除され
たか否かを判断する。ステップS208は、ドラッグが
解除されるまで繰り返される。
【0054】ステップS208でドラッグが解除された
と判断すると、ステップS209へ進み、カメラ制御デ
ータ計算部110が映像枠127の位置に基づいて、パ
ン、チルト方向を示すカメラ制御データを計算する。そ
してステップS210において、このカメラ制御データ
をカメラサーバ102に送信するか否か、即ち、現在の
映像枠127内の映像をカメラ装置101により撮影す
るか否かを判断する。この判断は、送信するか否かにつ
いてのユーザの入力に基づいて行う。カメラ制御データ
をカメラサーバ102に送らない場合、ステップS10
4へ戻り、次の入力を待つ。この際に、映像枠127の
位置をそのままの位置に留めておいても良いし、ドラッ
グを開始する前の位置に戻すようにしても良い。
【0055】ステップS210でカメラ制御データをカ
メラサーバ102に送信すると判断した場合、ステップ
S211でそのカメラ制御データをカメラサーバ102
に送った後、ステップS104へ戻り次の入力を待つ。
なお、ステップS210でカメラ制御データを送信する
か否かを判断したが、このステップを省略し、必ずカメ
ラサーバ102へ送信するようにしてもいいことは言う
までもない。
【0056】カメラサーバ102では、上述の通り受け
とったカメラ制御データに基づいてカメラ装置101を
制御する。
【0057】図13は、図12で説明した動作を行った
場合の、クライアント107の視野枠126内の様子を
表した図である。同図の外枠は、カメラ装置101の視
野をあらわした視野枠126である。t6〜t10は映
像枠127の変移を示す。t6の位置にあった映像枠1
27がt7〜t9の位置を経て、最終的にt10の位置
に移動する様子を示している。図13において、黒点は
ドラッグ開始点を示し、矢印の先端は、ドラッグ終了点
を示している。
【0058】映像枠127をt6の位置からt7の位置
まで、入力装置、例えばマウス等のドラッグ操作により
移動させ、ドラッグを一旦終了すると、カメラ制御デー
タ計算部はドラッグ終了時点での映像枠127の位置に
応じて、パンおよびチルト方向のカメラ制御データを作
成し、当該カメラ制御データがカメラサーバ102に送
られると、カメラ装置101はパン方向、チルト方向の
向きを変更して撮影し、カメラサーバ102はその映像
をクライアント107側に送信する。t6では図14
(a)に示すような映像が映像表示窓124に表示さ
れ、t7では(b)に示すような映像が表示される。
【0059】次にt7からt8へ映像枠127をドラッ
グし、その位置に対応するカメラ制御データを送信しな
い場合には、図14(c)に示すように、t7の位置で
撮影された映像がそのまま映像表示窓124に表示され
る。
【0060】なお、映像枠127の位置をカメラ制御デ
ータに変換する方法は第1の実施形態で説明したものと
同様である。
【0061】上記のとおり第2の実施形態によれば、第
1の実施形態と同様にカメラ制御を容易にすることがで
きると共に、カメラ制御データの更新回数を減らすこと
で、コンピュータのロードを減らすことができ、カメラ
制御にかかる時間を短縮することが可能となる。
【0062】(第3の実施形態)以下、第3の実施形態
を説明する。図15は第3の実施形態にかかる撮像シス
テムの構成を示す図である。図1に示す撮像システムの
カメラサーバ102に、カメラ制御部115を追加した
場合である。
【0063】第1および第2の実施形態では、映像枠1
27の位置に基づいて生成されたカメラ制御データを、
クライアント107のカメラ制御部109に送り、その
後、カメラサーバ102に送っていたが、第3の実施形
態ではカメラサーバ102のカメラ制御部115に直接
送る。カメラ制御部1115はカメラ制御サーバ104
に受信したカメラ制御データを渡し、カメラ制御サーバ
104はこのカメラ制御データに基づいてカメラ装置1
01を制御する。
【0064】クライアント107上での操作は、第1お
よび第2の実施形態において図3および図12を参照し
て説明したものと同様である。
【0065】上記のとおり第2の実施形態によれば、第
1の実施形態と同様にカメラ制御を容易にすることがで
きる。また、カメラ制御部をカメラサーバにも設けるこ
とにより、カメラ制御データをクライアントからサーバ
に出力した後は、サーバー側でカメラ装置を制御するこ
とができる。
【0066】(第4の実施形態)以下、第4の実施形態
を説明する。図16は図15に示すカメラ制御データ計
算部110を、カメラサーバ102に移動したものであ
る。クライアント107上で行われる操作は、ネットワ
ーク等を通じてサーバ側に伝送される。カメラサーバ1
02のデータ計算部110は、クライアント107での
操作情報から、カメラ制御データを計算し、同じくカメ
ラサーバ102内にあるカメラ制御部115にデータを
渡す。カメラ制御部104はカメラ制御データに基づい
て、カメラ装置101を制御する。
【0067】なお、カメラ制御データを計算するタイミ
ングは、第1の実施形態の図3で示すように、随時行っ
ても良いし、また、第2の実施形態の図12で示すよう
に、ドラッグ終了毎に行っても良い。
【0068】上記のとおり第4の実施形態によれば、第
1の実施形態と同様にカメラ制御を容易にすることがで
きると共に、カメラ制御データをカメラサーバで計算す
るので、カメラサーバに複数のクライアントが接続され
ている場合に、各クライアントがカメラ制御データ計算
部を有する必要がなくなり、クライアントのロードを少
なくすることができる。
【0069】なお、上記第1から第4の実施形態におい
ては、ズーム倍率をズーム用のスクロールバー1233
を用いて制御したが、本発明はこれに限るものではな
く、映像枠127の枠線上にマウス等の入力装置により
カーソルをおいてドラッグすることにより、映像枠12
7の面積を増減させ、この映像枠127の増減に対応し
てズーム倍率を決定するように構成することも可能であ
る。
【0070】また、本発明のカメラサーバ102および
クライアント107として、一般的なコンピュータを使
用することが可能である。
【0071】その場合、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0072】以下、図17を参照して、一般的なハード
ウェア構成を説明する。コンピュータ206は、ROM
207、RAM208、中央処理装置209、ディスク
装置210、バス211、I/Oポート212、I/F
213、外部記憶装置214を含む。この場合、図1、
図15、図16に示すカメラサーバ102又はクライア
ント107の構成要素は、ROM207およびRAM2
08に保持されることになる。ROM207は、上述の
図3および図12に示す制御手順を実現するプログラム
を保持する。RAM207は、上記プログラムの動作に
必要な記憶領域とを提供する。中央処理装置209はR
OM207に保持されているプログラムに従って処理を
行う。バス211は、上記の各構成を接続し、各構成間
におけるデータの授受を可能とする。212はカメラシ
ステムとの通信を行うI/Oポートである。I/F21
3は、マウスやキーボードなどの入力部220と接続す
る。また、外部記憶装置214はフロッピディスクやC
D−ROMといった外部記憶媒体を駆動するためのもの
であり、上述したように予めROM207に制御プログ
ラムを保持する代わりに外部記憶媒体に記憶されている
場合に、それを読み出してダウンロードする。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0077】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図18のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
もパノラマ画像表示モジュール、視野枠表示モジュー
ル、映像枠表示モジュール、映像枠移動制御モジュー
ル、およびカメラ制御データ作成モジュールの各モジュ
ールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0078】
【発明の効果】上記説明の通り、本発明によればカメラ
が撮影可能な範囲全体を写したパノラマ画像を用い、そ
のパノラマ画像上でカメラ制御の為の入力操作を行うこ
とにより、コンピュータを介したカメラ制御を容易に行
うことができる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における撮像システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるビューワを示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるカメラ制御の
動作を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態におけるカメラ制御の操作を示
す図である。
【図5】第1の実施形態におけるカメラ制御によりカメ
ラ装置から得られる映像を示す図である。
【図6】パノラマ画像中、映像枠が移動できる範囲を示
す図である。
【図7】ズームの倍率による視野枠と映像枠の大きさの
変化を説明する図である。
【図8】パノラマ画像を説明する図である。
【図9】パノラマ画像の座標を示す図である。
【図10】パン角の計算方法を説明する概念図である。
【図11】チルト角の計算方法を説明する概念図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施形態におけるカメラ制御
の動作を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施形態におけるカメラ制御の操作を
示す図である。
【図14】第2の実施形態におけるカメラ制御によりカ
メラ装置から得られる映像を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施形態における撮像システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第4の実施形態における撮像システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図17】本発明のカメラサーバおよびクライアントと
して利用される一般的なコンピュータの構成を示すブロ
ック図である。
【図18】本発明のカメラ制御に用いられるプログラム
コードのメモリマップ図である。
【図19】従来のビューワを示す図である。
【符号の説明】
101 カメラ装置 102 カメラサーバ 103 映像サーバ 104 カメラ制御サーバ 105 パノラマ画像保持部 106 操作系 107 クライアント 108 映像表示部 109 カメラ制御部 110 カメラ制御データ計算部 111 操作入力部 112 標準入力部 113 軌跡入力部 114 パノラマ画像表示部 115 カメラ制御部 121 カメラ制御画面 122 Webブラウザ 123 ビューワ 124 映像表示窓 125 パノラマ画像表示窓 126 視野枠 127 映像枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA00 AB62 AB65 AC01 AC42 AC69 AC74 5C054 AA02 CC02 CF05 CG02 CG03 CG05 CH02 DA08 EA01 EA03 EA05 FC11 FC12 GA01 GB01 GB02 GD03 HA18 HA24 HA25 HA37

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置による撮像条件を変更して撮像
    装置を遠隔制御する撮像装置の遠隔制御方法であって、 前記撮像装置の撮影可能な領域の映像を表示する撮影可
    能領域表示工程と、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示工程と、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動工程と、 前記撮影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御
    するための制御データを生成する制御データ生成工程
    と、 前記制御データに基づいて前記撮像装置を制御する撮像
    装置制御工程とを有することを特徴とする遠隔制御方
    法。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置がズーム機能を持つ場合、
    前記撮影可能領域表示工程は、ズーム倍率が最も低い場
    合に撮影可能な領域の映像を表示する工程と、撮影の為
    に設定されたズーム倍率において撮影可能な範囲を示す
    枠を表示する工程とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の遠隔制御方法。
  3. 【請求項3】 前記制御データは、パン角およびチルト
    角を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の遠
    隔制御方法。
  4. 【請求項4】 前記制御データは、ズーム倍率を含むこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遠隔
    制御方法。
  5. 【請求項5】 前記制御データ生成工程では、前記撮影
    範囲枠移動工程での撮影範囲枠の移動中に、一定時間毎
    に制御データを生成することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の遠隔制御方法。
  6. 【請求項6】 前記制御データ生成工程で生成された制
    御データに基づいて撮像装置制御工程において前記撮像
    装置を制御するか否かを決定する工程を更に有すること
    を特徴とする請求項5に記載の遠隔制御方法。
  7. 【請求項7】 前記制御データ生成工程では、前記撮影
    範囲枠移動工程での撮影範囲枠の移動終了後に、制御デ
    ータを生成することを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の遠隔制御方法。
  8. 【請求項8】 撮像装置による撮像条件を変更して撮像
    装置を遠隔制御する撮像システムであって、 前記撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表
    示手段と、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、 前記撮影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御
    するための制御データを生成する制御データ生成手段
    と、 前記制御データに基づいて前記撮像装置を制御する撮像
    装置制御手段とを有することを特徴とする撮像システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記撮像装置がズーム機能を持つ場合、
    前記撮影可能領域表示手段は、ズーム倍率が最も低い場
    合に撮影可能な領域の映像を表示する手段と、撮影の為
    に設定されたズーム倍率において撮影可能な範囲を示す
    枠を表示する手段とを有することを特徴とする請求項8
    に記載の撮像システム。
  10. 【請求項10】 前記制御データは、パン角およびチル
    ト角を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の
    撮像システム。
  11. 【請求項11】 前記制御データは、ズーム倍率を含む
    ことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の
    撮像システム。
  12. 【請求項12】 前記制御データ生成手段は、前記撮影
    範囲枠移動手段による撮影範囲枠の移動中に、一定時間
    毎に制御データを生成することを特徴とする請求項8乃
    至11のいずれかに記載の撮像システム。
  13. 【請求項13】 前記制御データ生成手段は、前記撮影
    範囲枠移動手段による撮影範囲枠の移動終了後に、制御
    データを生成することを特徴とする請求項8乃至11の
    いずれかに記載の撮像システム。
  14. 【請求項14】 撮像装置による撮像条件を変更して撮
    像装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、 前記撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表
    示手段と、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、 前記撮影範囲枠移動手段により移動された撮影範囲枠の
    位置データを出力する出力手段とを有することを特徴と
    する遠隔制御装置。
  15. 【請求項15】 撮像装置による撮像条件を変更して撮
    像装置を遠隔制御する遠隔制御装置であって、 前記撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表
    示手段と、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示手段と、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動手段と、 前記撮影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御
    するための制御データを生成する制御データ生成手段
    と、 前記制御データを出力する出力手段とを有することを特
    徴とする遠隔制御装置。
  16. 【請求項16】 前記撮像装置がズーム機能を持つ場
    合、前記撮影可能領域表示手段は、ズーム倍率が最も低
    い場合に撮影可能な領域の映像を表示する手段と、撮影
    の為に設定されたズーム倍率において撮影可能な範囲を
    示す枠を表示する手段とを有することを特徴とする請求
    項14または15に記載の遠隔制御装置。
  17. 【請求項17】 前記制御データは、パン角およびチル
    ト角を含むことを特徴とする請求項15または16に記
    載の遠隔制御装置。
  18. 【請求項18】 前記制御データは、ズーム倍率を含む
    ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載
    の遠隔制御装置。
  19. 【請求項19】 前記制御データ生成手段は、前記撮影
    範囲枠移動手段による撮影範囲枠の移動中に、一定時間
    毎に制御データを生成することを特徴とする請求項15
    乃至18のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  20. 【請求項20】 前記制御データ生成手段は、前記撮影
    範囲枠移動手段による撮影範囲枠の移動終了後に、制御
    データを生成することを特徴とする請求項15乃至18
    のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  21. 【請求項21】 撮像装置を制御する制御手段と、 外部装置の操作情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した操作情報に基づいて、前記
    撮像装置を制御するための制御データを生成する制御デ
    ータ生成手段とを有し、 前記制御手段は、前記制御データ生成手段により生成し
    た制御データに基づいて撮像装置を制御することを特徴
    とする制御装置。
  22. 【請求項22】 前記制御データは、パン角およびチル
    ト角を含むことを特徴とする請求項21に記載の制御装
    置。
  23. 【請求項23】 前記制御データは、ズーム倍率を含む
    ことを特徴とする請求項21または22に記載の制御装
    置。
  24. 【請求項24】 前記制御データ生成手段は、前記受信
    手段による操作情報の受信中に、一定時間毎に制御デー
    タを生成することを特徴とする請求項21乃至23のい
    ずれかに記載の制御装置。
  25. 【請求項25】 前記制御データ生成手段は、前記受信
    手段による操作情報の受信終了後に、制御データを生成
    することを特徴とする請求項21乃至23のいずれかに
    記載の制御装置。
  26. 【請求項26】 撮像装置による撮像条件を変更して撮
    像装置を遠隔制御するためのプログラムコートが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 前記撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表
    示工程のコードと、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示工程のコードと、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動工程のコード
    と、 前記撮影範囲枠移動手段により移動された撮影範囲枠の
    位置データを出力する出力工程のコードとを有すること
    を特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  27. 【請求項27】 撮像装置による撮像条件を変更して撮
    像装置を遠隔制御するためのプログラムコートが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 前記撮像装置の撮影可能領域を表示する撮影可能領域表
    示工程のコードと、 前記撮影可能領域内に、前記撮像装置の撮影範囲を示す
    撮影範囲枠を表示する撮影範囲枠表示工程のコードと、 前記撮影範囲枠を移動する撮影範囲枠移動工程のコード
    と、 前記撮影範囲枠の位置に基づいて、前記撮像装置を制御
    するための制御データを生成する制御データ生成工程の
    コードと、 前記制御データを出力する出力工程のコードとを有する
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  28. 【請求項28】 前記撮像装置がズーム機能を持つ場
    合、前記撮影可能領域表示工程のコードは、ズーム倍率
    が最も低い場合に撮影可能な領域の映像を表示する工程
    のコードと、撮影の為に設定されたズーム倍率において
    撮影可能な範囲を示す枠を表示する工程のコードとを有
    することを特徴とする請求項26または27に記載のコ
    ンピュータ可読メモリ。
  29. 【請求項29】 前記制御データ生成工程では、前記撮
    影範囲枠移動工程での撮影範囲枠の移動中に、一定時間
    毎に制御データを生成することを特徴とする請求項26
    乃至28のいずれかに記載のコンピュータ可読メモリ。
  30. 【請求項30】 前記制御データ生成工程で生成された
    制御データに基づいて撮像装置制御工程において前記撮
    像装置を制御するか否かを決定する工程のコードを更に
    有することを特徴とする請求項29に記載のコンピュー
    タ可読メモリ。
  31. 【請求項31】 前記制御データ生成工程では、前記撮
    影範囲枠移動工程での撮影範囲枠の移動終了後に、制御
    データを生成することを特徴とする請求項26乃至28
    のいずれかに記載のコンピュータ可読メモリ。
  32. 【請求項32】 撮像装置による撮像条件を変更して撮
    像装置を遠隔制御するためのプログラムコートが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 撮像装置を制御する制御工程のコードと、 外部装置の操作情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した操作情報に基づいて、前記
    撮像装置を制御するための制御データを生成する制御デ
    ータ生成工程のコードと、 前記制御手段は、前記制御データ生成工程で生成した制
    御データに基づいて撮像装置を制御することを特徴とす
    るコンピュータ可読メモリ。
  33. 【請求項33】 前記制御データ生成工程では、前記受
    信工程による操作情報の受信中に、一定時間毎に制御デ
    ータを生成することを特徴とする請求項32に記載のコ
    ンピュータ可読メモリ。
  34. 【請求項34】 前記制御データ生成工程で生成された
    制御データに基づいて撮像装置制御工程において前記撮
    像装置を制御するか否かを決定する工程のコードを更に
    有することを特徴とする請求項33に記載のコンピュー
    タ可読メモリ。
  35. 【請求項35】 前記制御データ生成工程では、前記受
    信工程による操作情報の受信終了後に、制御データを生
    成することを特徴とする請求項32に記載のコンピュー
    タ可読メモリ。
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