JP2001313861A - 画像撮影装置、データ管理装置、媒体、およびプログラム - Google Patents

画像撮影装置、データ管理装置、媒体、およびプログラム

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JP2001313861A
JP2001313861A JP2001043256A JP2001043256A JP2001313861A JP 2001313861 A JP2001313861 A JP 2001313861A JP 2001043256 A JP2001043256 A JP 2001043256A JP 2001043256 A JP2001043256 A JP 2001043256A JP 2001313861 A JP2001313861 A JP 2001313861A
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Makoto Suzuki
鈴木  誠
Harutaka Eguchi
晴隆 江口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、被写体を撮影して画像データを記録
したときに、簡単確実に撮影結果を確認できる画像撮影
装置を提供することを技術的課題とする。 【解決手段】本発明は、画像撮影装置において、撮影指
示を検出する手段と、撮影指示を検出したときに映像か
ら画像データを生成する手段と、映像を表示する第1の
表示領域および撮影指示に基づき生成される画像データ
を表示する第2の表示領域からなる画面を表示させる手
段と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像撮影装置及び
データ管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、被写体の画像をデジタルデータと
して記録するデジタルカメラ等のデジタル画像撮影装置
が一般に使用されるようになった。デジタル画像撮影装
置は、多数のCCD撮像素子やMOS撮像素子(以下撮
像素子という)によって生成されるデジタル画像データ
を内蔵メモリや補助記憶装置に保存する。ユーザは、保
存されたデジタル画像データを液晶ディスプレイに表示
して確認することができる。また、撮影されたデジタル
画像データはパーソナルコンピュータ等に転送され、コ
ンピュータのファイルとして管理することも可能となっ
ている。
【0003】また、いわゆる携帯端末とデジタルカメラ
(CCDカメラ)とを接続し、撮影したデジタル画像デ
ータを直接携帯端末の記憶装置に記録する形式のデジタ
ル画像撮影装置も提案されてきた。
【0004】このようなデジタル画像撮影装置では、通
常は撮像素子に形成されたデジタル画像をリアルタイム
で液晶ディスプレイに表示する。そして、ユーザからの
撮影指示を検出すると、デジタル画像撮影装置は、その
ときに撮像素子に形成されているデジタル画像を取り込
み、メモリや補助記憶媒体に記録するのである。
【0005】しかし、このようなデジタル画像撮影装置
では、ユーザが、撮影した画像を確認したい場合には、
記録された画像データをメモリ等から読み出して液晶デ
ィスプレイに表示するために、通常の撮影モードの画面
から管理モードの画面に切り換える必要があった。な
お、この管理モードにおいては、記録された画像データ
の表示、記録画像データの削除や表示順序の変更などの
編集操作が可能である。
【0006】その撮影モードではリアルタイム映像が表
示され、管理モードでは、得られた画像データ(静止
画)の表示、表示順序の変更、削除などが行われる。そ
して、これらのモードに対応する画面はモードの切り換
えに応じて切り換えられるため、撮影モード時にはリア
ルタイム映像が表示されるだけであって、どのような撮
影済み画像データが存在するかをユーザは把握すること
ができなかった。
【0007】さらに、撮影済み画像データの表示順序の
変更など、編集操作のために撮影モードから管理モード
に切り換える操作が必要であり、利便性が低いという問
題があった。
【0008】また、上述のように、デジタルカメラ等
は、ユーザが指定したタイミングで撮像素子上のデジタ
ル画像データをメモリ等に記憶するものであるため、写
真撮影をしたという実感が伴わない場合があった。
【0009】また、このような画像データをはじめ一般
にデータを管理するパーソナルコンピュータや携帯端末
においては、データの一覧を画像を縮小したインデック
ス画像やデータを格納したファイル名(以下データ識別
情報という)により表示した。しかし、その表示順序
は、ファイル名や日付など、予め定義されたキーにより
ソートされて決定されていた。また、管理すべきデータ
を新規追加した場合、そのデータの表示順序は、管理さ
れているデータの最後尾となっていた。
【0010】このため、ユーザがこのようなデータを所
望の順序で表示し、管理したい場合、表示順序を規定す
るキー、例えばファイル名をユーザが意識して設定しな
ければならなかった。
【0011】また、管理されるデータが多数になると、
すべてのデータを一画面に表示することが困難となる。
そのような場合、新たに管理されるデータが追加される
と、その追加されたデータは、データ識別情報一覧の最
後尾に表示された。このため、現在画面に表示されてい
るデータ識別情報一覧の部分には、新たに追加されたデ
ータが表示されないことがあった。したがって、その追
加されたデータを確認するために、ユーザが画面をスク
ロールさせてデータ識別情報一覧の最後尾付近を表示さ
せなければならなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、被写体
を撮影して画像データを記録したときに、簡単確実に撮
影結果を確認できる画像撮影装置を提供することを技術
的課題とする。
【0013】また、本発明は、上記画像データやコンピ
ュータ上に生成された多数のデータを管理する際に、管
理対象のデータを容易に把握ことができるデータ管理技
術を提供することにある。
【0014】また、本発明の目的は、撮影結果の確認お
よびデータの管理をするための利用者の操作利便性を向
上することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、画像撮影装置において、撮影指示を検出する手段
と、撮影指示を検出したときに映像から画像データを生
成する手段と、映像を表示する第1の表示領域および撮
影指示に基づき生成される画像データを表示する第2の
表示領域からなる画面を表示させる手段と、を備えたも
のである。
【0016】第2の表示領域に表示する画像データを示
す表示画像情報を保持する手段をさらに備え、第2の表
示領域は、前記表示画像情報に基づき前記撮影指示によ
り生成された複数の画像データを表示可能としてもよ
い。
【0017】撮影指示の検出により映像から新たに生成
される画像データを上記第2の表示領域の所定位置に表
示させるようにしてもよい。新たに生成された画像デー
タを上記第2の表示領域の所定位置に表示させる際に、
既に表示されていた画像データを1画像の表示単位で所
定方向に移動させて表示させるようにしてもよい。
【0018】上記に発明において、第1の表示領域に表
示させる映像を外部装置から入力する手段をさらに備え
てもよい。この外部装置は、被写体を撮影して画像を生
成する画像取得装置であってもよい。
【0019】本発明は、データを識別するためのデータ
識別情報を所定個数配置して表示する表示画面を備えた
データ管理装置であって、管理されるデータ個数が前記
表示画面に表示可能なデータ個数を超えていて、さらに
管理されるデータが追加された場合に、その追加された
データを、表示されているデータ識別情報の配置に挿入
して表示するものでもよい。
【0020】本発明は、コンピュータに以上のような機
能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発
明は、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録したものでもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施の形態を
図面に基づいて説明する。 (第1実施形態)以下、本発明の第1実施形態を図1か
ら図13の図面に基いて説明する。
【0022】図1は、本実施形態に係る画像撮影装置の
外観構成図であり、図2は、この画像撮影装置のハード
ウェアブロック図であり、図3はこの画像撮影装置に備
えたタッチパネル203の画面構成図であり、図4は、
この画像撮影装置200の制御プログラムの機能ブロッ
ク図であり、図5は、新規データ追加処理時の画面遷移
を示す図であり、図6は新規データ追加処理時の画像メ
モリの操作を示す図であり、図7は、表示順位変更処理
時の画面遷移を示す図であり、図8は表示順位変更処理
時の画像メモリの操作を示す図であり、図9は図3に示
した表示順位管理機構3が操作するデータ構造を示す図
であり、図10から図13は、図2に示したCPU20
1で実行される制御プログラムの処理を示すフローチャ
ートである。 <ハードウェア構成>図1に、本実施形態に係る画像撮
影装置の外観構成図を示す。この画像撮影装置は、画像
取得装置101(撮像部に相当)と携帯端末200とを
ユニバーサル・シリアル・バス(以下USBという)ケ
ーブル300で接続して構成される。
【0023】画像取得装置101は、その本体100の
表側に画像撮影処理の実行指示を検出するボタン102
(撮影指示部に相当)と画像をその本体100の内部に
結像させるレンズ103とを備え、また、その本体10
0の内部に不図示のCCD撮像素子を有している。
【0024】レンズ103は、被写体の画像を画像取得
装置本体100に内蔵されたCCD撮像素子上に結像さ
せる。CCD撮像素子上に結像された画像は、USBケ
ーブル300を介してリアルタイムで携帯端末200に
より読み出される。
【0025】ボタン102は、ユーザの押圧操作を検出
し、USBケーブル300を介して携帯端末に伝達す
る。図2に、この画像撮影装置のハードウェアブロック
図を示す。図2のように、携帯端末200は、画像取得
装置101の生成するデジタル画像信号をUSBケーブ
ル300を介して読み出し、撮影を制御するCPU20
1と、CPU201が実行する制御プログラムやCPU
201が処理するデータを記憶するメモリ202と、C
PU201からの指示によりデータを表示し、ユーザの
操作を検出するタッチパネル203と、データを記録す
るハードディスク204(記録部に相当)と、キーボー
ド206とを備えている。
【0026】CPU201は、メモリ202に格納した
制御プログラムを実行し、撮影を制御する。すなわち、
CPU201は、レンズ103を通して不図示のCCD
撮像素子上に結像された画像データをリアルタイムに読
み出し、メモリ202に書き込んでいる。このメモリ2
02に書き込まれた画像データは、タッチパネル203
に表示される。
【0027】また、通常状態では、CPU201は、割
り込み処理機能によりボタン102を監視している。す
なわち、ユーザがボタン102を押下し、さらに解放す
ると、その操作を不図示の割り込み処理プログラムによ
り、CPU201が検出する。このボタン102の押下
及び解放が検出されると、撮影処理が実行される。
【0028】メモリ202は、CPU201が実行する
プログラムやCPU201が処理するデータを記憶す
る。タッチパネル203は、液晶ディスプレイとユーザ
の押圧操作の位置を検出するセンサとを組み合わせて構
成される。このタッチパネルには、CCD撮像素子から
読み出された画像やユーザ操作をガイドするアイコン等
が表示される。
【0029】このタッチパネル203のセンサとして、
感圧式、静電式、超音波式などがよく知られている。ま
た、本発明を実現する上でのユーザの操作位置を検出す
るためのデバイスはこのタッチパネルに限定されず、マ
ウス、キーボードなと他のデバイスでもよいことは当然
である。
【0030】ハードディスク204は、撮影した画像デ
ータを記録する。 <画面構成>図3にタッチパネル203の画面構成を示
す。このタッチパネル203の液晶ディスプレイ上に画
像表示部21、撮影ボタンアイコン22、撮影済み画像
表示部23、撮影モードメニュー24、表示モードメニ
ュー25及び環境設定メニュー26が表示される。
【0031】画像表示部21(第1の表示領域に相当)
は、表示モードメニュー25によって表示モードを変更
される。表示モードには、モニタモードとレビューモー
ドとがある。
【0032】モニタモードでは、画像表示部21には、
画像取得装置101が撮影した最新の画像が表示され
る。この画像は画像取得装置101から携帯端末200
にリアルタイムで読み出されている。
【0033】一方、レビューモードでは、画像表示部2
1には、すでに撮影され、ハードディスク204に保存
されているデジタル画像データが表示される。撮影ボタ
ンアイコン22は、タッチパネル203を介してユーザ
の撮影指示を検出するためのアイコンである。ユーザ
は、この撮影ボタンアイコン22または画像取得装置1
01上のボタン102のいずれかによって撮影を指示す
る。
【0034】撮影済み画像表示部23(第2の表示領域
に相当)は、フィルムの形状を模擬したフィルム枠部
と、このフィルム枠部に取り囲まれた3齣の齣画像表示
部32a、32b及び32cと、撮影した画像の枚数を
表示する撮影枚数表示部36と、左端の齣画像表示部3
2aのさらに左側に設けた左方向齣送りボタン27と、
その左方向齣送りボタン27の下方の左方向早送りボタ
ン28と、右端の齣画像表示部32cのさらに右側に設
けた右方向齣送りボタン29と、その右方向齣送りボタ
ン29の下方の右方向早送りボタン30とを備えてい
る。
【0035】齣画像表示部32a、32b及び32cに
は、撮影済みのデジタル画像データが縮小されて3齣分
表示される。この齣画像表示部32a、32b及び32
cに表示される画像は、齣画像と呼ばれる。レビューモ
ードにおいて、ユーザがタッチパネル203を介して所
望の齣画像を選択すると、その画像が拡大され画像表示
部21に表示される。すなわち、齣画像表示部32a、
32b及び32cは、撮影済み各画像のプレビュー機能
を提供する。
【0036】各齣画像表示部32a、32b及び32c
の左上端部には、齣番号31(図3では、1、2、また
は3が表示されている)が設けられている。ユーザが左
方向齣送りボタン27、または、左方向早送りボタン2
8を押圧すると、齣画像表示部32a、32b及び32
cの画像が左方向に齣送りされるとともに、齣番号が順
次増加される。
【0037】ユーザが右方向齣送りボタン29、また
は、右方向早送りボタン30を押圧すると、齣画像表示
部32a、32b及び32cの画像が右方向に齣送りさ
れるとともに、齣番号が順次減少される。
【0038】なお、上記齣番号の算出には、撮影により
得られた画像(現在管理している画像)の枚数と、撮影
済み画像表示部23に現在表示している画像の枚数と、
現在、撮影済み画像表示部23に表示している画像の位
置が使用される。これらの情報はメモリ202上に保持
され、撮影処理による画像の新規追加や各種ボタンの操
作に応じた新規齣画像の挿入位置および既存の齣画像の
移動に応じて齣番号の計算がなされる。
【0039】撮影枚数表示部36は、現在保存されてい
るデジタル画像データの数(齣数)を表示する。撮影モ
ードメニュー24は、撮影モードを通常モードと連写モ
ードとの間で切り替えるために使用される。
【0040】表示モードメニュー25は、画像表示部2
1をモニタモードとレビューモードとの間で切り替える
ために使用される。環境設定メニュー26は、この画像
撮影装置の環境設定、例えば、連写枚数、連写インター
バル等を設定するために使用される。 <機能構成>図4に、CPU201で実行される制御プ
ログラムの機能ブロック図を示す。この制御プログラム
は、タッチパネル203に情報や画像を表示する情報表
示機構1と、この情報表示機構1に表示する画像データ
を指定する表示情報管理機構2と、齣画像表示部32
a、32b、及び32cに表示する画像の表示順序を管
理する表示順位管理機構3と、記録したデジタル画像デ
ータにアクセスするファイル情報取得機構4と、ユーザ
オペレーションを認識するユーザオペレーション認識機
構5と、ユーザオペレーションに従って撮影を制御する
撮影制御機構6と、モニタモードにおいてCCD撮像素
子の生成するデジタル画像を刻々表示し、レビューモー
ドにおいて撮影した画像を表示する画像表示機構7と、
CCD撮像素子のデジタル画像データを読み取るCCD
読み取り機構8とからなっている。
【0041】情報表示機構1は、撮影済み画像表示部2
3の齣画像、齣画像を保存したファイル名、あるいはフ
ァイルの属性(撮影日付、連写撮影とパノラマ撮影とに
おける齣間の関係等)を表示する。
【0042】表示情報管理機構2は、どの順位のデジタ
ル画像データを撮影済み画像表示部23に表示するかを
情報表示機構1に指示する(信号15)。ここで順位と
は、撮影されたデジタル画像データの並び順をいう。
【0043】表示順位管理機構3は、撮影済みのデジタ
ル画像データファイルの順位を管理する。ファイル情報
取得機構4は、撮影制御機構6の制御下でCCD読み取
り機構8が読み出したデジタル画像データをファイル9
に保存する。ファイル情報取得機構4とCCD読み取り
機構8とが、画像データを生成する手段に相当する。
【0044】また、ファイル情報取得機構4は、表示情
報管理機構2(または撮影制御機構6)からの要求によ
り、デジタル画像データや、そのデータの属性をファイ
ル9から読み出す(信号17)。
【0045】ユーザオペレーション認識機構5は、タッ
チパネル203に対するユーザの操作、例えばドラッグ
アンドドロップでどの情報をどこへ移動したか、どのア
イコンが押されたか等を認識する。ここでドラッグアン
ドドロップとは、一般に、タッチパネル203やマウス
を使用して、画面に表示された操作対象を押圧しつつ所
望の方向へ移動して押圧を解除する操作をいう。
【0046】撮影制御機構6(撮影指示を検出する手段
に相当)は、不図示のCCD撮像素子からのデータの読
み取りと、画像表示部21への表示とを制御する。この
撮影制御機構6と情報表示機構1とが、画面を表示させ
る手段に相当する。
【0047】モニタモードにおいては、撮影制御機構6
は、CCD読取り機構8を介して不図示のCCD撮像素
子からデジタル画像データを刻々読み出し(信号1
8)、画像表示機構7に引き渡す(信号19)。画像表
示機構7は、そのデジタル画像データを刻々タッチパネ
ル203上の画像表示部21に表示する。
【0048】このような状態でユーザオペレーション認
識機構5から撮影指示(信号21)を受け取ると、撮影
制御機構6は、CCD撮像素子から読み出したデジタル
画像データをファイル情報取得機構4に引き渡す(信号
22)。その結果、このデジタル画像データがハードデ
ィスク204のファイルとして保存される。
【0049】このとき、保存されたファイル名が表示情
報管理機構2に引き渡される(信号14)。表示情報管
理機構2は、現在、タッチパネル203上の右端の齣画
像表示部32cに表示されたデジタル画像データの順位
と、新たに保存されたデジタル画像データのファイル名
とを表示順位管理機構3に伝達する(信号11)。その
結果、現在の右端の齣画像表示部32cに該当する順位
の次に新たに保存されたデジタル画像データのファイル
名が登録される。
【0050】一方、表示情報管理機構2は、撮影済み画
像表示部23に表示すべき順位を1齣だけ齣送りし、情
報表示機構1に通知する(信号15)。これにより、撮
影済み画像表示部23の齣画像が1齣ずつ左に移動し、
最後尾(右端の齣画像表示部32cの位置)に、新たに
保存されたデジタル画像データの齣画像が表示される。
【0051】レビューモードにおいては、撮影制御機構
6は、ユーザに指定された撮影済み画像表示部23の齣
画像に対応するデジタル画像データをファイル情報取得
機構4を介して読み出し、画像表示機構7に引き渡す。
その結果、指定された齣画像が拡大されてタッチパネル
203上の画像表示部21に表示される。以上のよう
な、新たに撮影されたデジタル画像データを表示順位管
理機構3の管理下に置くとともに、そのデジタル画像デ
ータを齣画像表示部32cに表示する処理を新規データ
追加処理という。
【0052】図5に、新規データ追加処理時における画
面遷移を示す。撮影済み画像表示部23aは、現在撮影
枚数が51であることを示している。また、撮影済み画
像表示部23aは、51枚の画像の内、先頭の3枚の画
像(齣番号1、2、及び3で示される)を表示してい
る。この状態で、ユーザの撮影指示を検出すると、不図
示のCCD撮像素子のデータが所定のファイル名でハー
ドディスク204に保存される。
【0053】このとき、撮影済み画像表示部23aに表
示された画像は、1齣ずつ齣送りされ、撮影済み画像表
示部23bに示すようになる。すなわち、齣番号1の画
像は左へ送られて表示されなくなる。また、齣番号2の
画像が左端の位置(齣画像表示部32a)に移動する。
また、齣番号3の画像が中央の位置(齣画像表示部32
b)に移動する。さらに、今撮影された画像が齣番号4
として右端の位置(齣画像表示部32c)に挿入され
る。
【0054】図6に、新規データ追加処理におけるメモ
リ操作を示す。図6のように撮影済画像表示部23の3
齣の齣画像は、第1から第3の画像メモリに保持されて
いる。新規データ追加処理において、CPU201は、
まず第2画像メモリのデータを第1画像メモリにコピー
する。次に、CPU201は、第3画像メモリのデータ
を第2画像メモリにコピーする。さらに、CPU201
は、新規に撮影された画像データ40を第3画像メモリ
にコピーする。このようなメモリ操作により、図5に示
した画面遷移が実現される。
【0055】図7に表示順位変更処理時における画面遷
移を示す。図7も、図5と同様に撮影済み画像表示部2
3aは、51枚の画像の内、先頭の3枚の画像(齣番号
1、2、及び3で示される)を表示している。
【0056】今、ユーザがタッチパネル203上で齣番
号3の画像(齣画像表示部32cに表示されている画
像)をドラッグし(タッチパネル203上で押圧したま
ま所望の方向へ引っ張り)、齣番号1の位置(齣画像表
示部32aの位置)でドロップする(押圧をやめる)
と、撮影済み画像表示部23cに示すように、齣番号3
にあった画像が齣番号1の位置に移動される。
【0057】図8に、表示順位変更処理時におけるメモ
リ操作を示す。図8のように、表示順位変更処理前の3
齣の齣画像は、第1から第3の画像メモリに保持されて
いる。上記ドラッグアンドドロップ操作を検出すると、
CPU201は、第1画像メモリのデータを一時待避メ
モリ41にコピーする。次に、CPU201は、第3画
像メモリのデータを第1画像メモリにコピーする。次
に、CPU201は、第2画像メモリのデータを第3画
像メモリにコピーする。次に、CPU201は、一時待
避メモリ41のデータを第2画像メモリにコピーする。
このようなメモリ操作により、図7に示した画面遷移が
実現される。
【0058】図9に表示順位管理機構3が管理するデー
タ構造(第2の表示領域に表示する画像データを示す表
示画像情報を保持する手段に相当)を示す。このデータ
構造は、一般にリスト構造と呼ばれている。リスト構造
は、複数の要素を次番地54a、54b、54c等で連
結し、要素間の順序関係を表現する。このリスト構造
で、次番地54fがNULLとなっている要素が最後尾
の要素である。
【0059】表示順位管理機構3が管理するデータで
は、要素として次番地54a等の他に、ファイル名、日
付等を保持している。ここで、ファイル名は、デジタル
画像データを保持するファイルのファイル名である。日
付とは、撮影日付、すなわち、そのデジタル画像データ
が作成された日付である。
【0060】このリスト構造は、先頭の要素がリスト先
頭番地50によって示される。また、最後尾の要素は、
リスト末端番地51によって示される。一方、タッチパ
ネル203の撮影済み画像表示部23に表示されるデジ
タル画像データに対応する要素は、画面内先頭番地52
及び画面内末端番地53によって示されている。
【0061】表示順位管理機構3は、新規データ追加や
表示順位変更の指示があると、図9に示したデータ構造
を操作して、デジタル画像データを保持するファイルの
表示順位を変更する。 <作用と効果>図10から図13に、携帯端末200の
CPU201で実行される制御プログラムの処理(撮影
処理と表示順位変更処理)を示す。CPU201は、こ
の制御プログラムを実行することにより、画像撮影装置
としての機能を提供する。
【0062】通常状態では、CPU201は、イベント
待ちの状態にある(S1)。イベントとは、CPU20
1の制御状態を変動させる要因をいう。イベントが発生
すると、CPU201は、そのイベントの種類を判定す
る。
【0063】まず、CPU201は、イベントが撮影イ
ベントか否かを判定する(S2)。撮影イベントは、ユ
ーザによる撮影指示である。撮影イベントは、ユーザが
画像取得装置101のボタン102を押すか、タッチパ
ネル203上の撮影ボタン22を押すことで発生する。
すなわち、これらのボタン102等の押下により、CP
U201において割り込み処理プロセスが実行され、ボ
タン押下の検出がCPU201に伝達される。
【0064】撮影イベントを検出すると(S2でYの場
合)、CPU201は、撮影処理を実行する(S3)。
撮影イベントでなかった場合、CPU201は、イベン
トが表示順位変更イベントか否かを判定する(S4)。
ユーザがタッチパネル203上で、撮影済み画像表示部
23の表示順位の変更を指示すると、この表示順位変更
イベントが発生する。
【0065】表示順位変更イベントを検出すると(S4
でYの場合)、CPU201は、表示順位変更処理を実
行する(S5)。イベントが表示順位変更イベントでな
かった場合、CPU201は、何も実行せずにイベント
待ち(S1)に戻る。
【0066】図11に、CPU201が実行する撮影処
理(図10のS3)を示す。まず、CPU201は、C
CD撮像素子からデジタル画像データを読み出す(S3
1)。次にCPU201は、そのデジタル画像データを
所定のファイル名でハードディスク204に保存する
(S32)。次に、その保存したファイル名を図9に示
したリスト構造に追加するため、CPU201は、新規
データ追加処理を実行する(S33)。
【0067】図12に新規データ追加処理(図11のS
33)を示す。新規データ追加処理では、上記撮影した
デジタル画像データのファイル名が、表示順位管理機構
3の管理するリスト構造に登録される。
【0068】まず、CPU201は、タッチパネル20
3に表示されている齣画像の内、最も右側に位置するも
の(齣画像表示部32cに表示されている画像)に対応
する要素をリスト構造から求める(S331)。この要
素は、図9の画面内末端番地53から求めることができ
る。この要素を画面内末端要素という。
【0069】次にCPU201は、メモリ202上に新
たな要素の領域を確保し、新要素を生成する(S33
2)。次に、CPU201は、その新要素を上記で求め
た画面内末端要素の次の位置に挿入して、要素の順位が
その並びになるように画面内末端要素が保持する次番地
を書き換えると共に新要素が保持する次番地を設定する
(S333)。
【0070】次に、CPU201は、上記S32の処理
でデジタル画像データを保存したファイルの名称を新要
素に設定する(S334)。さらに、撮影日付等の属性
をその新要素に設定する(S335)。
【0071】また、撮影処理以前に齣画像表示部32c
に位置していた画像に対応する要素で示される次番地を
撮影処理で追加された要素の番地に書き換え、かつ追加
された新規画像に対する要素で示される次番地を前記齣
画像表示部32cに位置していた画像の次の表示順序で
あった画像の要素の番地に設定する。
【0072】さらに、齣送りを実行する(S336)。
これは、図6に示したメモリ操作によって実行される。
図13に表示順位変更処理(図10のS5)を示す。ま
ず、CPU201は、移動対象要素の位置を検索する
(S51)。これは、タッチパネル203上でドラッグ
の対象となっている齣画像から決定される。
【0073】次にCPU201は、移動先の要素の位置
を検出する(S52)。これは、タッチパネル203上
でドロップされた位置から決定される。次にCPU20
1は、図9のリスト構造上で、ドラッグの対象になった
齣画像に対応する要素を移動先の要素の位置へ移動する
(S53)。これは、リスト構造の要素が保持する次番
地54a等を書き換えることによる。これによって要素
の順位が入れ替えられる。
【0074】次にCPU201は、図8に示したメモリ
操作を実行し、表示順位変更処理後の齣画像を表示する
(S54)。以上述べたように、本実施形態の画像撮影
装置では、撮影対象となる映像と、該映像から撮影処理
にて生成された画像データ(静止画像)を同画面上に表
示させるように構成しているため、撮影処理と撮影済み
画像データの閲覧、操作とでの画面の切り換え操作が不
要となり利便性が高くなる。
【0075】また、本実施形態の画像撮影装置では、ユ
ーザが撮影を指示したときに、撮影済み画像表示部23
が齣送りされ、撮影された画像がその最後尾の齣に表示
される。従って、ユーザは、改めてサムネイル画面への
切替をすることなく、撮影結果を確認できる。
【0076】また、本実施形態の画像撮影装置では、フ
ィルムを模擬した撮影済み画像表示部23の齣画像が齣
送りされ、その後、新たに撮影された齣画像が追加され
るので、ユーザは撮影したことを実感することができ
る。
【0077】また、本発明によれば、新たに追加した画
像は、タッチパネル203に現在表示されている齣画像
の最後に挿入される。そのため、一画面に表示できない
ような多数の画像を管理する場合においても、容易に新
規に追加された画像を確認できる。
【0078】また、本実施形態によれば、ドラッグアン
ドドロップによって、容易に所望の画像データを所望の
表示順位に移動できる。<新規データ追加処理の変形>
上記実施形態においては、新規データ追加時に撮影済み
画像表示部23の齣画像を左方向に齣送りし、その右端
の齣画像表示部32cに新たに撮影された画像を表示し
たが、本発明は、このような構成に限定されるものでは
ない。
【0079】新たに撮影された画像を中央の齣画像表示
部32bの位置に挿入して、齣画像表示部32bに表示
されていた既存の齣画像を左右いずれかの方向に齣送り
するようにしてもよい。
【0080】また、齣画像表示部32a、32bに表示
されていた既存の齣画像を右方向に齣送りし、新たに撮
影された画像を左端の齣画像表示部32aに表示するよ
うにしてもよい。
【0081】さらに、新たに撮影された画像を右端の齣
画像表示部32cに表示させ、右端の齣画像表示部32
cに表示されていた齣画像の基となる画像データが新た
に撮影された画像の次の並びになるようにリスト構造の
要素の追加と書き換えを行うようにしてもよい。
【0082】いずれの場合も、新たに撮影された画像の
挿入位置およびそれによる既存の画像の齣送り方向に応
じて、リスト構造の関連する要素が保持する次番地を更
新設定すればよい。
【0083】また、撮影済み画像表示部23の齣画像の
数は3である必要はなく、1以上の任意の数でよい。こ
の撮影済み画像表示部23に表示可能な齣画像の個数
は、ディスプレイの大きさや解像度、撮影済み画像表示
部23として取り得る表示スペース、撮影により得られ
る画像データの大きさなどに応じて決定すればよい。な
お、既に撮影済み画像の表示順位(並び順)を把握する
ためには、2以上の齣画像が表示されるよう構成するこ
とが好ましい。<ハードウェア構成の変形例>上記実施
形態においては、画像取得装置101と携帯端末200
とをUSBケーブル300で接続して画像撮影装置を構
成した。しかし、本発明の実施は、このような構成には
限定されない。例えば、本実施形態で説明した画面の構
成(画像表示部21、撮影済み画像表示部23等)をデ
ジタルカメラの液晶ディスプレイに表示してもよい。ま
た、携帯端末200の代わりにパーソナルコンピュータ
や携帯電話を使用し、本実施形態で説明した制御プログ
ラムを実行させてもよい。
【0084】また、画像取得装置101と携帯端末20
0とを他のケーブル、例えば光ファイバーで接続しても
よい。また、画像取得装置101と携帯端末200とを
無線通信装置、例えば、赤外線発光部と受光部、あるい
は、ラジオ周波数領域の送信装置と受信装置で接続して
もよい。これらのUSBケーブル300や光ファイバー
等の接続端子、受光部、あるいは受信装置が、外部装置
から入力する手段に相当する。
【0085】上記実施形態においては、CCD撮像素子
を備えた画像取得装置101を使用した。しかし、本発
明の実施は、このような構成には限定されない。例え
ば、CCD撮像素子の代わりにMOSイメージセンサを
使用してもよい。
【0086】上記実施形態の画像撮影装置は、記録部と
してハードディスク204を使用した。しかし、本発明
の実施は、この構成には限定されない。記録部として、
各種のコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、
フラッシュメモリを利用したメモリカードを使用でき
る。
【0087】また、上記実施形態においては、画像表示
部21に表示させる映像としてCCD撮像素子を備えた
画像取得装置101を使用することを説明した。しか
し、本発明はこれに限定されるものではない。
【0088】例えば、テレビジョン放送や衛星放送など
の無線放送により得られる映像、ケーブルテレビなどの
有線放送により得られる映像、ビデオデッキによる再生
映像、インターネットなどのネットワークを利用して送
信される映像データを画像表示部21に表示させるよう
に構成してもよい。このように外部から映像を受信する
ためには、その映像の配信形態に応じた受信デバイス
(外部装置に相当)を用いればよい。
【0089】さらに、映像表示部21に表示する映像
は、本発明の処理機能を実行する装置が備える記憶装置
に記憶された映像データの再生結果や計算処理により得
られるCGアニメーションなどでもよい。すなわち、本
発明の処理機能を備えた装置外から取得するものに限定
されず、自装置で生成、再生した映像を画像表示部21
に表示して構成してもよい。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態の
制御プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒
体に記録することができる。そして、コンピュータに、
この記録媒体の制御プログラムを読み込ませて実行する
ことにより、本実施形態に示した画像撮影装置として機
能させることができる。
【0090】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0091】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>また、上記制
御プログラムは、コンピュータのハードディスクやメモ
リに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータに配布
することができる。この場合、プログラムは、搬送波に
よって具現化されたデータ通信信号として、通信媒体を
伝送される。そして、その配布を受けたコンピュータを
本実施形態の画像撮影装置として機能させることができ
る。
【0092】ここで通信媒体としては、有線通信媒体
(同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む金属ケ
ーブル類、または光通信ケーブル)、無線通信媒体(衛
星通信、地上波無線通信等)のいずれでもよい。
【0093】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい(この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる)。従って、搬送波に具
現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバン
ド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の
直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよ
い。 (第2実施形態)本発明の第2実施形態を図14から図
18の図面に基いて説明する。
【0094】上記第1実施形態においては、画像取得装
置101を備えた携帯端末において、ユーザの撮影指示
に従い、被写体のデジタル画像データを作成する画像撮
影装置及びそのデジタル画像データを保存したファイル
を管理するときの画面表示について説明した。本実施形
態では、画像撮影装置のデジタル画像データに限らず、
データファイル一般の管理を行う情報処理装置(データ
管理装置に相当)について説明する。
【0095】図14は、この情報処理装置のハードウェ
アブロック図であり、図15は、この情報処理装置で実
行されるファイル管理プログラムの画面構成を示す図で
あり、図16は、このファイル管理プログラムの編集メ
ニューを示す図であり、図17は、新規作成後の画面の
表示を示す図であり、図18は、ファイル管理プログラ
ムの新規作成処理を示すフローチャートである。 <構成>図14に、本実施形態における情報処理装置の
ハードウェアブロック図を示す。この情報処理装置は、
第1実施形態の携帯端末と比較して、CRT208、マ
ウス207を有する点で相違する。また、この情報処理
装置は、画像取得装置101及びタッチパネル203を
有していない。他の構成については、第1実施形態と同
様である。以下、本実施形態において、第1実施形態と
同一の構成については、同一の符号を付してその説明を
省略する。また、必要に応じて図1から図13の図面を
参照する。
【0096】CRT208には、CPUからの出力デー
タやキーボード206からの入力データが表示される。
キーボード206及びマウス207は、ユーザによる文
字入力、メニュー操作等に使用される。
【0097】図15に、この情報処理装置のCPU20
1がファイル管理プログラムを実行することにより、C
RT208に表示される画面の構成を示す。この情報処
理装置では、ファイル管理プログラムが取り扱うファイ
ルは、ユニット、ディレクトリ、及びファイルの3階層
で指定される。情報管理装置は、これらのユニット、デ
ィレクトリ、及びファイルを各々複数個管理できる。ま
た、ディレクトリは、他のディレクトリの下に階層的に
定義されてよい。なお、ユニットとは、物理ドライブ、
論理ドライブのことである。
【0098】図15で、ユニットA、ディレクトリAが
太枠で囲まれているのは、今、これらが操作対象になっ
ていることを示している。従って、図15では、ユニッ
トA内のディレクトリAで定義されているファイルA、
B及びCが表示されている。ディレクトリA内には、他
にファイルD及びEが存在するが、画面下部に隠れてい
る。
【0099】図16に、このファイル管理プログラムの
編集メニューを示す。この編集メニューには、新規作
成、複製、別名の作成及び削除が設けられている。新規
作成とは、現在操作対象のディレクトリに新たにファイ
ルを作成することをいう。これにより、内容が空のファ
イルが作成される。
【0100】複製とは、既存ファイルを複写して、新た
なファイルを作成することをいう。別名の作成とは、既
存ファイルのファイル名を異なるものに変更することを
いう。
【0101】削除とは、操作対象のユニット、ディレク
トリ、またはファイルを削除することをいう。図16で
は、今、新規作成が選択されている。
【0102】図17に、図15の表示状態に対して、新
規作成を実行した結果を示す。本実施形態のファイル管
理プログラムでは、新規追加されたファイルは、ファイ
ルの一覧のうち、画面に表示されている部分の末尾に挿
入される。
【0103】従って、図15に対して新規ファイルが追
加されると、図17のようにファイルAは、画面上部に
隠される。そして、ファイルAの位置にファイルBが表
示され、ファイルBの位置にファイルCが表示される。
こうして、新規作成ファイルは、画面の下端に表示され
る。
【0104】以上のようなファイルの管理は、第1実施
形態と同様、図9に示したリスト構造により実現でき
る。 <作用と効果>図18に新規作成処理を示す。CPU2
01は、ユーザのメニュー操作(新規作成の選択)を検
出すると、この新規作成処理を起動する。
【0105】新規作成処理において、まず、CPU20
1は、CRT204に表示されているファイルの内、画
面の下端にあるファイルをリスト構造から求める(S6
1)。この要素は、図9の画面内末端番地53から求め
ることができる。
【0106】次にCPU201は、メモリ202上に新
たな要素の領域を確保し、新要素を生成する(S6
2)。次に、CPU201は、その新要素を上記で求め
た画面内末端要素の次に挿入する(S63)。
【0107】次に、CPU201は、新規ファイルの名
称入力をユーザに要求し、その入力されたファイルの名
称を新要素に設定する(S64)。さらに、作成日付等
の属性をその新要素に設定する(S65)。
【0108】さらに、図9の画面内先頭番地52及び画
面内末端番地53を1要素ずつ進め、その結果を画面に
表示する(S66)。以上によって、図15の表示が図
17の表示に変更される。
【0109】以上は、新規作成の場合について説明した
が、複製、別名の作成においても、ファイル管理プログ
ラムの作用は同様である。以上述べたように、本実施形
態によれば、新たに管理対象となるファイルが情報処理
装置に追加された場合に、そのファイル(あるいはファ
イルの別名)が、画面に表示される位置に挿入されるの
で、管理対象が追加された結果を容易に確認することが
できる。 <変形例>上記実施形態においては、新規追加時におい
て、表示されているファイルを1ファイルずつ画面上方
向に移動し(例えばファイルAを隠して)、画面下端に
新規作成ファイルを追加した。しかし、本発明の実施
は、このような処理には限定されない。例えば、移動方
向を図17とは逆方向(画面下方向)としてもよい。
【0110】また、新規作成ファイルをファイルA、B
またはCのいずれの位置に挿入してもよい。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、撮影
対象となる映像と、該映像から撮影処理にて生成された
画像データ(静止画像)を同画面上に表示させるように
構成しているため、撮影処理と撮影済み画像データの閲
覧、操作とでの画面の切り換え操作が不要となり利便性
が高くなる。
【0112】また、本発明によれば、撮影対象となる映
像と、撮影済み画像とを同一画面上に表示するので、簡
単確実に撮影結果を確認できる。また、本発明は、管理
されるデータ個数が前記表示画面に表示可能なデータ個
数を超えていて、さらに管理されるデータが追加された
場合に、その追加されたデータを、表示されているデー
タ識別情報の配置に挿入して表示するので、管理対象の
データを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における画像撮影装置の
外観構成図
【図2】画像撮影装置のハードウェアブロック図
【図3】タッチパネル203の画面構成図
【図4】制御プログラムの機能ブロック図
【図5】新規データ追加処理時の画面遷移を示す図
【図6】新規データ追加処理時の画像メモリの操作を示
す図
【図7】表示順位変更処理時の画面遷移を示す図
【図8】表示順位変更処理時の画像メモリの操作を示す
【図9】表示順位管理機構3が操作するデータ構造を示
す図
【図10】制御プログラムの処理を示すフローチャート
(1)
【図11】制御プログラムの処理を示すフローチャート
(2)
【図12】制御プログラムの処理を示すフローチャート
(3)
【図13】制御プログラムの処理を示すフローチャート
(4)
【図14】第2実施形態における情報処理装置のハード
ウェアブロック図
【図15】ファイル管理プログラムの画面構成を示す図
【図16】ファイル管理プログラムの編集メニューを示
す図
【図17】新規作成後の画面の表示を示す図
【図18】新規作成処理を示すフローチャート
【符号の説明】
21 画像表示部 23 撮影済み画像表示部 32a 齣画像表示部 100 画像取得装置本体 101 画像取得装置 102 ボタン 103 レンズ 201 CPU 202 メモリ 203 タッチパネル 204 ハードディスク 206 キーボード 207 マウス 208 CRT

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影指示を検出する手段と、 撮影指示を検出したときに映像から画像データを生成す
    る手段と、 前記映像を表示する第1の表示領域および前記撮影指示
    に基づき生成される画像データを表示する第2の表示領
    域からなる画面を表示させる手段と、を備える画像撮影
    装置。
  2. 【請求項2】前記第2の表示領域に表示する画像データ
    を示す表示画像情報を保持する手段をさらに備え、 前記第2の表示領域は、前記表示画像情報に基づき前記
    撮影指示により生成された複数の画像データを表示可能
    とした請求項1記載の画像撮影装置。
  3. 【請求項3】前記撮影指示の検出により映像から新たに
    生成される画像データを前記第2の表示領域の所定位置
    に表示させる請求項1または2記載の画像撮影装置。
  4. 【請求項4】新たに生成された画像データを前記第2の
    表示領域の所定位置に表示させる際に、既に表示されて
    いた画像データを1画像の表示単位で所定方向に移動さ
    せて表示させる請求項3記載の画像撮影装置。
  5. 【請求項5】前記第1の表示領域に表示させる映像を外
    部装置から入力する手段をさらに備える請求項1乃至4
    のいずれかに記載の画像撮影装置。
  6. 【請求項6】前記外部装置は、被写体を撮影して画像を
    生成する画像取得装置である請求項5記載の画像撮影装
    置。
  7. 【請求項7】コンピュータに、 撮影指示を検出する手順と、 撮影指示を検出したときに映像から画像データを生成す
    る手順と、 前記映像を表示する第1の表示領域および前記撮影指示
    に基づき生成される画像データを表示する第2の表示領
    域からなる画面を表示する手順と、を実行させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】前記撮影指示の検出により映像から新たに
    生成される画像データを前記第2の表示領域の所定位置
    に表示させる手順と、 前記新たな画像データを前記所定位置に表示させる際
    に、既に表示されていた画像データを1画像の単位で所
    定方向に移動させて表示させる手順と、を実行させる前
    記プログラムを記録した請求項7記載のコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】前記コンピュータに画像取得装置が接続さ
    れ、 前記画像取得装置により得られる映像を前記第1の表示
    領域に表示する手順を実行させる前記プログラムを記録
    した請求項7記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  10. 【請求項10】データを識別するためのデータ識別情報
    を所定個数配置して表示する表示画面を備えたデータ管
    理装置であって、 管理されるデータ個数が前記表示画面に表示可能なデー
    タ個数を超えていて、さらに管理されるデータが追加さ
    れた場合に、その追加されたデータを、表示されている
    データ識別情報の配置に挿入して表示するデータ管理装
    置。
  11. 【請求項11】コンピュータに、データを管理させるプ
    ログラムであって、 データを識別するためのデータ識別情報を所定個数配置
    して表示させる手順と、 管理されるデータを追加させる手順と、 管理されるデータが表示画面に表示可能なデータ個数を
    超えていて、さらにデータが追加された場合に、その追
    加されたデータを、表示されているデータ識別情報の配
    置に挿入して表示させる手順とからなるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータに、 撮影指示を検出する手順と、 撮影指示を検出したときに映像から画像データを生成す
    る手順と、 前記映像を表示する第1の表示領域および前記撮影指示
    に基づき生成される画像データを表示する第2の表示領
    域からなる画面を表示する手順と、を実行させるプログ
    ラム。
  13. 【請求項13】コンピュータに、データを管理させるプ
    ログラムであって、データを識別するためのデータ識別
    情報を所定個数配置して表示させる手順と、 管理されるデータを追加させる手順と、 管理されるデータが表示画面に表示可能なデータ個数を
    超えていて、さらにデータが追加された場合に、その追
    加されたデータを、表示されているデータ識別情報の配
    置に挿入して表示させる手順とからなるプログラム。
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