JP2001148850A - 映像処理装置、映像処理方法、映像配信システム、記憶媒体 - Google Patents

映像処理装置、映像処理方法、映像配信システム、記憶媒体

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JP2001148850A
JP2001148850A JP32842599A JP32842599A JP2001148850A JP 2001148850 A JP2001148850 A JP 2001148850A JP 32842599 A JP32842599 A JP 32842599A JP 32842599 A JP32842599 A JP 32842599A JP 2001148850 A JP2001148850 A JP 2001148850A
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Hiroshi Okazaki
洋 岡崎
Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視範囲制限がかけられている状況では、可
視範囲制限外の部分が、クライアントユーザに表示され
てしまうのはあまり望ましいことではないので、例え
ば、パノラマ画像の可視範囲制限外の映像を一定色で塗
りつぶしたり、モザイク化したりすることが考えられ
る。しかし、この場合、明らかにクライアントユーザは
可視範囲制限が行われていると意識し、どのように可視
範囲制限されているか詳細に設定状態がわかってしま
う。 【解決手段】 上記課題を解決するため、撮影装置の撮
影可能範囲のうち、可視範囲の映像情報を受信する情報
受信手段と、受信手段で受信した映像情報に応じて、可
視範囲以外の領域は表示させずに、可視範囲の映像を表
示装置に表示させるための表示制御手段と、撮影装置の
撮影する範囲を操作する場合に、前記表示装置に表示さ
れている可視範囲中への指示を受け付ける受け付け手段
とを有することを特徴とする映像表示装置が開示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】撮影装置で撮影した映像をネ
ットワークに配信するサーバーと、ネットワークに配信
された映像を閲覧するクライアント装置で構成される映
像配信システム関し、特に、クライアントからの要求に
基づきカメラのパン・チルト・ズームなどを制御するこ
とが可能なシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パン・チルト・ズームなどをクライアン
トユーザが制御可能な映像伝送システムでは、撮影可能
領域を制限する場合がある。クライアントユーザが自由
にパン・チルト・ズームなどが可能だとカメラ設置者が
見られたくない部分の映像が、クライアントを利用する
ユーザに見られてしまうため、それを回避するための機
構である。
【0003】一方、クライアントユーザがカメラを操作
する際に、全撮影可能領域を事前に写したパノラマ画像
を用いて、このパノラマ画像中を領域指定することによ
って、カメラの操作をすることが考えられている。しか
し、撮影可能領域を制限して、この領域のパノラマ映像
を作成すると、制限範囲の設定を変更する度に、新しく
パノラマ画像の再撮影が必要となってしまい、カメラ設
置者が煩わしい。
【0004】また、クライアントユーザ以外に管理者が
可視範囲制限の設定等に利用する場合には、全撮影可能
領域のパノラマ画像が利用される点から考えると、サー
バには全撮影可能領域を事前に撮影したパノラマ画像が
登録されていることが前提になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パノラマ画像は撮影時
の静止画像であり、常にカメラからの映像によって更新
されるわけではない。しかし、可視範囲制限がかけられ
ている状況では、可視範囲制限外の部分が、静止画であ
ったとしてもクライアントユーザに表示されてしまうの
はあまり望ましいことではない。あくまで見られたくな
い部分をユーザに見られないようにするという観点で
は、何らかの対策をした方がよいと思われる。
【0006】例えば、パノラマ画像の可視範囲制限外の
映像を一定色で塗りつぶしたり、モザイク化したりする
ことが考えられる。
【0007】しかし、この場合、明らかにクライアント
ユーザは可視範囲制限が行われていると意識した上で、
カメラを操作することになる。カメラの全撮影可能領域
に対して、どのように可視範囲制限されているか詳細に
設定状態がわかってしまう。これはセキュリティに敏感
なカメラ設置者にとってあまり公開したくない情報の可
能性が高い。
【0008】そこで、本発明は、可視範囲制限が行われ
ていることを、クライアントユーザーが意識することの
ない、映像処理装置、映像処理方法、映像配信システム
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、撮影装置の撮影可能範囲のうち、
可視範囲の映像情報を受信する受信手段と、受信手段で
受信した映像情報に応じて、可視範囲以外の領域は表示
させずに、可視範囲の映像を表示装置に表示させるため
の表示制御手段と、撮影装置の撮影する範囲を操作する
場合に、前記表示装置に表示されている可視範囲中への
指示を受け付ける受け付け手段とを有することを特徴と
する映像処理装置が開示される。
【0010】また他の発明として、撮影装置の撮影可能
範囲のうち、可視範囲の映像情報を受信する受信工程
と、受信工程で受信した映像情報に応じて、可視範囲以
外の領域は表示させずに、可視範囲の映像を表示装置に
表示させるための表示制御工程と、撮影装置の撮影する
範囲を操作する場合に、表示装置に表示されている可視
範囲中への指示を受け付ける受け付け工程とを有するこ
とを特徴とする映像処理方法が開示される。
【0011】また、更に他の発明として、遠隔操作可能
な撮影装置の撮影可能範囲を示すパノラマ映像を生成す
る生成手段と、パノラマ映像中の領域を指定して、可視
範囲を設定する設定手段と、設定手段で設定された可視
範囲の映像を送信しする送信手段と、可視範囲の映像を
用いた撮影装置の操作を受け付ける受け付け手段とを有
することを特徴とする映像処理装置が開示される。
【0012】また、更に他の発明として、遠隔操作可能
な撮影装置の撮影可能範囲を示すパノラマ映像を生成す
る生成工程と、パノラマ映像中の領域を指定して、可視
範囲を設定する設定工程と、設定工程で設定された可視
範囲の映像を送信する送信工程と、可視範囲の映像を用
いた撮影装置の操作を受け付ける受け付け工程とを有す
ることを特徴とする映像処理方法が開示される。
【0013】また、更に他の発明として、撮影装置で撮
影した映像をネットワークに配信するサーバーと、ネッ
トワークに配信された映像を閲覧するクライアント装置
で構成される映像配信システムであって、サーバーは、
遠隔操作可能な撮影装置の撮影可能範囲を示すパノラマ
映像を生成する生成手段と、パノラマ映像中の領域を指
定して、可視範囲を設定する設定手段と、設定手段で設
定された可視範囲の映像を送信する映像送信手段と、可
視範囲の映像を用いた前記撮影装置の操作を受け付ける
受け付け手段とを有し、クライアント装置は、可視範囲
の映像情報を受信する情報受信手段と、受信手段で受信
した映像情報に応じて、可視範囲以外の領域は表示させ
ずに、可視範囲の映像を表示装置に表示させる表示制御
手段と、撮影装置の撮影する範囲を操作する場合に、表
示装置に表示されている可視範囲中への指示を受け付け
て、指示に応じた撮影装置の操作要求を、サーバーに送
信する操作要求送信手段とを有することを特徴とする映
像配信システムが開示される。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は映像送信サー
バ装置と映像受信クライアント装置がネットワークで接
続された本映像伝送システムの構成図である。
【0015】図2は各装置のCPU上で実行されるソフ
トウェアモジュールの構成図である。
【0016】映像送信サーバ装置は、パン・チルト・ズ
ームなど制御可能なカメラ(101)と映像ケーブル及
びシリアルケーブルで接続されている。カメラからの映
像は映像ケーブルを通して、装置内のキャプチャカード
(102)でデジタル化され、装置内の主記憶装置(1
05)に入力される。装置内のCPU(104)では、
主記憶装置(105)上に置かれた各種ソフトウェアで
実装された機能モジュールが実行される。映像送信モジ
ュール(203)は、前記デジタル入力された画像を圧
縮して、ネットワークカード(106)を介して、映像
データをクライアント装置に送信する。パノラマ作成モ
ジュール(202)は、前記デジタル入力された画像を
複数枚貼り合わせて、パノラマ画像を生成し、圧縮しデ
ィスク装置(108)に蓄積を行う。前記映像送信モジ
ュール(203)は、ディスク装置(108)に蓄積さ
れたパノラマ画像を、クライアントからの要求に基づ
き、クライアント装置に送信する。
【0017】また、カメラ制御モジュール(204)は
シリアルケーブルで接続されたカメラに対して、パン・
チルト・ズームなどを行う制御コマンドを送信しカメラ
を制御する。カメラ制御モジュール(204)はクライ
アントからのカメラ制御要求及びパノラマ作成モジュー
ルからのカメラ制御要求に応じて、カメラ制御を行う。
【0018】映像受信クライアント装置は、ネットワー
クカード(115)を介して、画像データを受信し、そ
れを表示装置(110)に表示する。また、表示装置
(110)上のGUI操作により、ネットワークカード
(115)を介して、カメラ制御要求をサーバ装置に送
信する。装置内のCPU(113)では、主記憶装置
(114)上に置かれた各種ソフトウェアで実装された
機能モジュールが実行される。映像受信モジュール(2
07)は、ネットワークカード(115)を介して受信
した圧縮画像を伸張し、表示装置に動画として表示す
る。カメラ操作モジュール(208)は、パノラマ画像
をサーバに要求し、ネットワークカード(115)を介
して受信したパノラマ画像をウィンドウ表示して、その
上のマウス操作に基づきカメラ操作を、ネットワーク経
由で、サーバ装置に指示する。
【0019】まず、映像送信サーバ装置で動作するパノ
ラマ作成モジュール(202)について説明する。パノ
ラマ作成はカメラを最大広角のズーム値に設定し、撮影
可能領域全体を分割し、各分割領域に対応する映像を順
に、カメラを制御しながら撮影する。カメラの最大広角
の際の画角をαとすると、ズーム値は画角αに設定す
る。パンは0からαずつ減算及び加算し、カメラの最大
パン限界を超えない範囲で離散的に変化させる。さらに
カメラの最大パン限界でも撮影を行う。1枚の画像の縦
サイズと横サイズの比が、縦:横=3:4である場合
は、チルトは0からα×3/4ずつ減算及び加算し、カメ
ラの最大チルト限界を超えない範囲で離散的に変化させ
る。さらにカメラの最大チルト限界でも撮影を行う。例
えば、カメラの最大画角が40度、パンの可動範囲が -90
〜+90度、チルトの可動範囲が -30〜+25度 の場合だ
と、パン角度を-90,-80,-40,0,40,80,90と変化させ、各
々-110〜-70,-100〜-60,-60〜-20,-20〜20,20〜60,60〜
100,70〜110に対応するパン画角が40度の映像を獲得
する。またその場合のチルト角度は各々のパン角度に対
して、チルト角度を-30,0,25と変化させ、各々-45〜-1
5,-15〜15,10〜40に対応するチルト画角が30度の映像
を獲得する。最大パン限界及び最大チルト限界における
撮影画像はその隣での撮影画像と重なっており、一部を
切り出して貼り合わせることになる場合がある。
【0020】また、美しいパノラマ画像を得るには隣合
う撮影画像の1部に重なりを持つように、撮影領域を分
割し、各分割画像を曲座標系に座標変換を行った上で、
重なり部分を平均化するなどの処理を行う様にしてもよ
い。なお、本特許はパノラマ貼り合わせ手段を特に限定
するものではない。
【0021】次に、映像送信サーバ装置で動作するカメ
ラ制御モジュールで実現される可視範囲制限機能につい
て説明する。映像送信サーバ装置を設置する設置者に対
し,カメラの撮影を許可する範囲を制限し、撮影された
くない部分にカメラが向かないようにする機能を提供す
る。カメラの撮影を許可する範囲を可視範囲と呼び、撮
影可能な可視範囲を,パン中心からの左右の角度制限値
とチルト中心からの上下の角度制限値で指定する様にし
ている。
【0022】ここでの角度制限値はカメラのパン・チル
トのパラメータに対する固定制限値ではなく,可視範囲
を指定するものである.よって,現在のズーム値によっ
てパン・チルトのパラメータ制限値は変動する.例え
ば、可視範囲制限のパン限界が50度の設定に際には、ズ
ーム値が画角20度の場合には、カメラをパン角度40度ま
で動かすことが出来る(40+20/2=50なので)。また、ズ
ーム値が画角40度の場合には、カメラをパン角度30度ま
で動かすことが出来る(30+40/2=50なので)。
【0023】また,ズームを広角にする制御により撮影
範囲が広がると自動的にカメラがパン・チルトして内側
を向くように制御される.上記の例で言うと、可視範囲
制限のパン限界が50度の設定に際に、カメラをパン角度
40度を向いていて、ズーム値が画角20度から画角40度ま
でズームアウトすると、可視範囲制限外が映ってしまう
ので、自動的にカメラがパン角度30度を向くようにパン
制御される。
【0024】またパン・チルトとは別にズームに関して
はカメラのズームパラメータに対する固定制限値を指定
可能とする.ズームの望遠側の制限値と広角側の制限値
で取りうる値の範囲を制限することができる.但し、可
視範囲制限設定のパン及びチルト限界としての設定可能
値と、ズーム限界としての設定可能値との間には以下の
ような依存関係がある。
【0025】ズーム望遠限界 ≦ ズーム広角限界 ≦
(パン左限界+パン右限界) ズーム望遠限界 ≦ ズーム広角限界 ≦ (チルト上限界
+チルト下限界) ×(4/3)
【0026】即ち、パンやチルトの可視範囲領域を狭く
設定すると、ズーム広角限界を上記の式の範囲で設定し
ないといけない。カメラをパン・チルトしなくても広角
にしただけで、可視範囲制限外が見えてしまうようにな
ってしまうからである。
【0027】上記のように可視範囲制限設定が行われて
いる場合、可視範囲制限設定のパンチルト制限値内のパ
ノラマ画像を切り出し、クライアントでのカメラ制御指
定に利用する。可視範囲制限が設定されている場合に、
上記パノラマ作成モジュールが作成した全撮影可能領域
のパノラマ画像をそのまま利用すると、可視範囲制限外
の風景がライブ映像ではないにしろ、クライアントユー
ザにパノラマ画像上で見られてしまう。また、パノラマ
画像上でカメラ制御可能な位置が限定されてしまうた
め、可視範囲制限が行われているのが、クライアントユ
ーザによって、明らかになってしまう。このように可視
範囲をサーバ管理者によって制限設定されていること
を、クライアントユーザが意識させてしまうことは、管
理者にとって望ましい状況ではない。切り出し処理はサ
ーバの中で行う方式と、クライアント側で行う方式が考
えられる。
【0028】まず図3を用いて上記の切出し処理を説明
するが、この場合、サーバー側かクライアント側の少な
くとも一方で、切出し処理を行うことが出来るものとす
る。
【0029】まず、可視範囲制限の設定値をクライアン
トからサーバに要求する(S301)。これを受けて、サー
バーはクライアントに向けて、可視範囲制限の設定値を
返送する(S302)。クライアントはサーバから可視範囲
制限の設定値が得られたら、サーバに対しパノラマ画像
の要求範囲を指定してパノラマ画像の要求を行う。この
際には前記獲得した可視範囲制限の設定値を、パノラマ
画像の要求範囲として利用する(S303)。そして、もし
サーバーで切出し処理を行うことが出来るのであれば
(S307)、サーバーが切出したパノラマ画像を、クライ
アントに送信し(S304)、S307で切出し処理が出来ない場
合には、サーバからはパノラマ画像とそのパノラマ画像
の左右及び上下の端に対応する角度値の情報がクライア
ントに送られる。クライアントは、送られてきたパノラ
マ画像が、要求サイズと一致するか否か調べ(S305)、
一致しない場合クライアント側で切出し処理を行う(S30
6)。
【0030】図3(a)の手順でサーバで切り出し処理が
行われた場合は、既にこのパノラマ画像の左右及び上下
の端に対応する角度値の情報は、前記パノラマ画像の要
求範囲と一致している。
【0031】図3で、可視範囲のパノラマ画像が得られ
たら、図4の変倍処理に進むが、図4の詳しい説明は後述
する。
【0032】可視範囲制限内のパノラマ画像が得られた
らクライアント側では、図5下図のようにカメラ制御の
ためのパノラマ画像を、動画表示を行うウィンドウ(図
5上図)とは、別ウィンドウで表示を行う。可視範囲制
限が全く行われない場合のパノラマの表示サイズを基本
(基本ウィンドウサイズと呼ぶ)にして、パノラマ画像
を表示する。単に可視範囲制限設定に基づいて切り出し
たパノラマ画像は、なるべく可視範囲制限を意識させな
いように、可視範囲制限が全く行われない場合のパノラ
マの表示サイズに近くなるように表示する。つまり、切
り出されたパノラマ画像をそのまま表示すると、可視範
囲制限設定の状況により表示されるパノラマ画像のウィ
ンドウサイズが変更されるので、例えば、日によって可
視範囲を変更したり、または可視範囲制限設定の異なる
幾つかのサーバを同時に利用するクライアントユーザに
とっては、パノラマ画像が、日によって、または接続す
るサーバによって様々なサイズで表示されることにな
り、違和感が生じるGUIとなる可能性がある。さら
に、可視範囲の制限を行っていることを意識させてしま
うことになる。
【0033】上記の様に、可視範囲制限が全く行われな
い場合のパノラマの表示サイズに近くなるように処理を
する1つ目の方法としては、図4の(a)及び図6に示
すように縦横比を保ったまま拡大し、縦横どちらかのサ
イズが、基本ウィンドウサイズに等しく、他方のサイズ
が基本ウィンドウサイズより小さくなるようにする。
【0034】まず、S401で、可視範囲制限設定に基づい
て切り出したパノラマ画像を取得すると、所定の表示ウ
ィンドウサイズの幅と高さ(W,H)と、切り出したパノ
ラマ画像の幅と高さ(PW,PH)を比較して(S402)、W/P
W≧H/PHを満たすか否かを調べる(S403)。
【0035】S403でyesの場合は、切り出したパノラマ
画像の幅が、表示ウィンドウサイズの幅と等しくなるよ
うに、切り出したパノラマ画像の縦横比を変えずに拡大
して、表示ウィンドウサイズにパノラマ画像を表示する
(S404)。S403でnoの場合は、切り出したパノラマ画像
の高さが、表示ウィンドウサイズの高さと等しくなるよ
うに、切り出したパノラマ画像の縦横比を変えずに拡大
して、表示ウィンドウサイズにパノラマ画像を表示する
(S405)。
【0036】図6に、この場合の具体例的な表示例を示
す。なお、上図は、サーバー側の可視範囲の設定画面
で、下図はクライアント側の表示画面である。
【0037】図6(a)は、可視範囲の制限を行っていない
場合を示している。
【0038】図6(a)下図には、カメラで撮影可能な範囲
をすべて可視範囲としたパノラマ画像が表示されてい
る。なお、点線は、動画表示させる領域を示す枠で、こ
の枠を動かしたり、大きさを変えることで、カメラのパ
ン・チルト・ズームを操作。変更することが出来る。ま
た、細い黒線は、その時のズーム設定における、前述の
点線枠の中心を動かすことが出来る範囲を示している。
【0039】図6(b)と(c)は、可視範囲の制限を行っ
ている場合で、特に(b)はW/PW≧H/PHを満たすばあい
で、(c)は、W/PW≧H/PHを満たさない場合である。
【0040】なお図6(b)(c)の上図のパノラマ画
像中の太線は、管理者が設定する、可視範囲を示してい
る。
【0041】2つ目の方法としては、図4の(b)と、図7
に示すように縦横比を保ったまま拡大し、縦横どちらか
のサイズが、基本ウィンドウサイズに等しく、他方のサ
イズが基本ウィンドウサイズより大きくなるようにす
る。
【0042】まず、S411で、可視範囲制限設定に基づい
て切り出したパノラマ画像を取得すると、所定の表示ウ
ィンドウサイズの幅と高さ(W,H)と、切り出したパノ
ラマ画像の幅と高さ(PW,PH)を比較して(S412)、W/P
W≧H/PHを満たすか否かを調べる(S413)。
【0043】S413でyesの場合は、切り出したパノラマ
画像の高さが、表示ウィンドウサイズの高さと等しくな
るように、切り出したパノラマ画像の縦横比を変えずに
拡大して、表示ウィンドウサイズにパノラマ画像を表示
する(S414)。S413でnoの場合は、切り出したパノラマ
画像の幅が、表示ウィンドウサイズの幅と等しくなるよ
うに、切り出したパノラマ画像の縦横比を変えずに拡大
して、表示ウィンドウサイズにパノラマ画像を表示する
(S415)。
【0044】そして、縦横どちらかに関しては、拡大し
たパノラマ画像よりウィンドウサイズが小さくなるの
で、スクロールバーをその方向に配置し(S416,S417)、
パノラマ画像を一方向にスクロール可能なようにする。
パノラマ画像はスクロールバーでスクロールできるとと
もに、下記スコープの一部が見えなくなった時点で、見
えるようになるように自動スクロールされる。
【0045】図7に、この場合の具体的な表示例を示
す。なお、上図は、サーバー側の可視範囲の設定画面
で、下図はクライアント側の表示画面である。
【0046】図7(a)は、可視範囲の制限を行っていな
い場合を示している。
【0047】図7(a)下図には、件らで撮影可能な範囲
をすべて表したパノラマ画像が表示されている。なお、
点線は、動画表示させる領域を示す枠で、この枠を動か
したり、大きさを変えることで、カメラのパン・チルト
・ズームを操作。変更することが出来る。また、細い黒
線は、その時のズーム設定における、全述の点線枠の中
心を動かす出来る範囲を示している。
【0048】図7(b)と(c)は、可視範囲の制限を行っ
ている場合で、特に(b)はW/PW≧H/PHを満たす場合で、
切出したパノラマ画像の高さを、基本ウィンドーの高さ
と同じになるように拡大し、横方向にスクロールバーを
配しており、(c)は、W/PW≧H/PHを満たさない場合で、
切出したパノラマ画像の幅を、基本ウィンドーの幅と同
じになるように拡大して、高さ方向にスクロールバーを
配してある。
【0049】なお図7(b)(c)の上図のパノラマ画
像中の太線は、管理者が設定する、可視範囲を示してい
る。
【0050】このようにして表示されるウィンドウサイ
ズは固定サイズとなり、クライアントユーザは可視範囲
制限の存在をあまり意識することなく、パノラマ画像を
用いてカメラ制御できる。
【0051】クライアント側に表示されているパノラマ
画像上には、図5のパノラマ画像上の点線の枠のよう
に、現在の撮像領域(スコープ)の枠が表示される。他
人がカメラを操作した時は、その操作に応じてスコープ
が移動する。クライアントユーザはパノラマ画像上でカ
メラを操作できるようになる。
【0052】尚、パノラマ画像上では以下の操作が可能
となる。
【0053】「クリック」クリックした個所が中心とな
る様にパン・チルトを移動させる。スコープ内でクリッ
クした場合もそこが中心になるように移動する。
【0054】「スコープ内をクリックしてマウスを押し
たまま移動(ドラッグ)」マウスの動きに合わせてスコ
ープが移動する。マウスを離した時点でそのスコープの
位置を撮像するように、パン・チルトを移動させる。
【0055】「スコープのリサイズ」スコープの枠の上
で、マウスをクリックし、クリックしたままドラッグす
ると、スコープの枠の大きさをかえることができる。そ
して、リサイズに応じてズームを制御する。
【0056】「ラバーバンドの描画」スコープ外でマウ
スをクリックし,マウスを押したまま移動(ドラッグ)
すると,枠(ラバーバンド)がマウスの動きに応じて描
画される。マウスを離した時点でラバーバンドが新しい
スコープとなるように、パン・チルト・ズームを移動さ
せる。
【0057】さらに、可視範囲制限設定が非常に狭い範
囲に設定されると、上記アルゴリズムでは拡大率がかな
り大きくなってしまい、図8(a)の画像は、実際にはパ
ノラマ画像として認識されないくらいの、粗い画像にな
ってしまう。
【0058】この場合には図8(b)のようにパノラマ画
像を背景として用いず、単に背景色のみか、または予め
決めておいた所定の画像を表示するようにして、ウィン
ドウ上でスコープを操作してカメラ制御することが考え
られる。
【0059】また、拡大した画像を用いるのではなく、
図8(c)のように、サーバ側で可視範囲制限設定に対
応したパノラマ画像を新たに撮影する様にしてもよい。
この場合、可視範囲制限設定を変更するたびに、毎回パ
ノラマ撮影を行うのは、サーバ管理者にとって煩わしい
作業となるが、可視範囲制限が上記の条件のような場合
は非常に稀であり、さらに次のような自動撮影機構を導
入することにより、実際には煩わしい作業ではなくな
る。
【0060】よって、可視範囲制限設定を変更した後
に、クライアントが接続していない状態の時に、パノラ
マ生成モジュールが自動起動されるようにしておく。撮
影途中でクライアントが接続にきたら、その時点でパノ
ラマ生成はキャンセルされ、再びクライアントがいない
状態になるまで待機することになる。可視範囲制限設定
に対応したパノラマを生成するためには、撮影時の画角
をちょうど最大ズームの値に設定するのではなく、可視
範囲制限内の縦横どちらか一方が撮影領域の大きさに一
致し、もう一方が可視範囲制限内に含まれるような撮影
範囲となるようなズーム設定で可視範囲制限内を分割撮
影する。この際、縦横どちらかは分割撮影は必要なくな
るので、パンまたはチルトだけを変更しながら、分割撮
影を行えばよい。これにより撮影したパノラマ画像は図
8(c)のようにきれいな画像となり、図8(a)のような粗
い画像を表示することが無くなる。
【0061】なお、狭い範囲とする判断は、可視範囲の
映像の高さ(縦)または幅(横)の大きさのうち、カメ
ラの最大撮影倍率時に得られる映像の縦または横の大き
さより小さい場合を、可視範囲制限が狭い設定であると
認識するとしている。尚、枠の所定の面積値を定めてお
いて、この値との大小を比較することで、狭いか否かを
判断してもよい。
【0062】なお、本発明は複数の機器(たとえばホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても、または一
つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0063】また前述した実施形態の機能を実現する様
に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接
続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前
記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログ
ラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに
従って前記各種デバイスを動作させることによって実施
したものも本願発明の範疇に含まれる。
【0064】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログ
ラムコードをコンピュータに供給するための手段、例え
ばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
を構成する。
【0065】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM,、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出
来る。
【0066】またコンピュータが、供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけではなく、そのプログラムコードが、
コンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等
と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本願発明の実施形態に含まれ
ることは言うまでもない。
【0067】更に供給されたプログラムコードが、コン
ピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された
機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプ
ログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや
機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も本願発明に含まれることは言う
までもない。」
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可視範
囲以外の領域は表示させずに、可視範囲として設定した
領域をクライアントに見せているので、クライアント
に、可視制限を設定していることを認識させることを軽
減することが出来る。
【0069】また、可視範囲の映像を表示画面中の基本
ウインドーに近くなるように変倍するので、可視範囲の
設定によって、基本ウィンドーに表示される画像の大き
さが変わったことも意識されることも軽減することが出
来る。また、可視範囲の映像の縦または横の大きさのう
ち少なくともいずれか1つが、カメラの最大撮影倍率時
に得られる映像の縦または横の大きさより小さい場合に
は、カメラを制御して、表示装置に表示させる可視範囲
の映像を、新たに生成することで、画質の粗い拡大画像
を表示させることを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の映像伝送システムの構成図
【図2】実施例の映像伝送システムのソフトウェアモジ
ュールの構成図
【図3】可視範囲のパノラマ画像取得のフローチャート
【図4】パノラマ画像表示のフローチャート
【図5】動画表示ウィンドーとパノラマウィンドーの表
示例
【図6】パノラマ画像表示の例(その1)
【図7】パノラマ画像表示の例(その2)
【図8】可視範囲が狭い場合の表示例
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AB62 AB65 AB66 5C023 AA02 AA06 AA37 AA38 CA01 CA05 5C054 AA02 AA05 CA04 CC03 CG05 EA01 EA05 FC12 FD02 FE18 FE19 HA14 5C064 BA01 BB03 BC16 BC23 BD02 BD08

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影装置の撮影可能範囲のうち、可視範
    囲の映像情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した映像情報に応じて、前記可視範
    囲以外の領域は表示させずに、前記可視範囲の映像を表
    示装置に表示させるための表示制御手段と、 前記撮影装置の撮影する範囲を操作する場合に、前記表
    示装置に表示されている前記可視範囲中への指示を受け
    付ける受け付け手段とを有することを特徴とする映像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記可視範囲の映像情報は、前記撮影装
    置が撮影した映像をつなぎ合わせたパノラマ映像から切
    出した映像であることを特徴とする請求項1に記載の映
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記表示制御手段は、前記可視
    範囲の映像を表示画面中のウインドーの大きさに近くな
    るように変倍する変倍手段とを含むことを特徴とする請
    求項1乃至2のいずれかに記載の映像処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記表示制御手段は、前記可視
    範囲の映像の縦または横の大きさのうち少なくともいず
    れか1つが、前記撮影装置の最大撮影倍率時に得られる
    映像の縦または横の大きさより小さい場合に、前記撮影
    装置を制御して、前記表示装置に表示させる前記可視範
    囲の映像を、新たに生成する手段を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の映像処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記表示制御手段は、前記可視
    範囲の映像の縦または横の大きさのうち少なくともいず
    れか1つが、前記撮影装置の最大撮影倍率時に得られる
    映像の縦または横の大きさより小さい場合には、前記表
    示装置に所定の映像を表示させるよう制御する手段を含
    むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    映像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記撮影装置は、ネットワーク上に配置
    されたカメラであることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の映像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記変倍手段は、前記可視範囲の映像の
    縦横比を保ったまま縦又は横のどちらかのサイズをウィ
    ンドウサイズと同じになるように変倍することを特徴と
    する請求項3乃至6のいずれかに記載の映像処理装置。
  8. 【請求項8】 撮影装置の撮影可能範囲のうち、可視範
    囲の映像情報を受信する受信工程と、 前記受信工程で受信した映像情報に応じて、前記可視範
    囲以外の領域は表示させずに、前記可視範囲の映像を表
    示装置に表示させるための表示制御工程と、前記撮影装
    置の撮影する範囲を操作する場合に、前記表示装置に表
    示されている前記可視範囲中への指示を受け付ける受け
    付け工程とを有することを特徴とする映像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記可視範囲の映像情報は、前記撮影装
    置が撮影した映像をつなぎ合わせたパノラマ映像から切
    出した映像であることを特徴とする請求項8に記載の映
    像処理方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記表示制御工程は、前記可
    視範囲の映像を表示画面中のウインドーの大きさに近く
    なるように変倍する変倍工程とを含むことを特徴とする
    請求項8乃至9のいずれかに記載の映像処理方法。
  11. 【請求項11】 さらに、前記表示制御工程は、前記可
    視範囲の映像の縦または横の大きさのうち少なくともい
    ずれか1つが、前記撮影装置の最大撮影倍率時に得られ
    る映像の縦または横の大きさより小さい場合に、前記撮
    影装置を制御して、前記表示装置に表示させる前記可視
    範囲の映像を、新たに生成する工程を含むことを特徴と
    する請求項8乃至10のいずれかに記載の映像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記表示制御工程は、前記可
    視範囲の映像の縦または横の大きさのうち少なくともい
    ずれか1つが、前記撮影装置の最大撮影倍率時に得られ
    る映像の縦または横の大きさより小さい場合には、前記
    表示装置に所定の映像を表示させるよう制御する工程を
    含むことを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記
    載の映像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記撮影装置は、ネットワーク上に配
    置されたカメラであることを特徴とする請求項8乃至1
    2のいずれかに記載の映像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記変倍工程は、前記可視範囲の映像
    の縦横比を保ったまま縦又は横のどちらかのサイズをウ
    ィンドウサイズと同じになるように変倍することを特徴
    とする請求項10乃至13のいずれかに記載の映像処理
    方法。
  15. 【請求項15】 遠隔操作可能な撮影装置の撮影可能範
    囲を示すパノラマ映像を生成する生成手段と、 前記パノラマ映像中の領域を指定して、可視範囲を設定
    する設定手段と、 前記設定手段で設定された前記可視範囲の映像を送信す
    る送信手段と、 前記可視範囲の映像を用いた前記撮影装置の操作を受け
    付ける受け付け手段とを有することを特徴とする映像処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記送信手段は、前記パノラマ映像か
    ら、前記可視範囲の映像を切出して、切出した領域の映
    像を送信することを特徴とする請求項15に記載の映像
    処理装置。
  17. 【請求項17】 前記撮影装置はネットワーク上に配置
    されるカメラであることを特徴とする請求項15乃至1
    6のいずれかに記載の映像処理装置。
  18. 【請求項18】 遠隔操作可能な撮影装置の撮影可能範
    囲を示すパノラマ映像を生成する生成工程と、 前記パノラマ映像中の領域を指定して、可視範囲を設定
    する設定工程と、 前記設定工程で設定された前記可視範囲の映像を送信す
    る送信工程と、 前記可視範囲の映像を用いた前記撮影装置の操作を受け
    付ける受け付け工程とを有することを特徴とする映像処
    理方法。
  19. 【請求項19】 前記送信工程は、前記パノラマ映像か
    ら、前記可視範囲の映像を切出して、切出した領域の映
    像を送信することを特徴とする請求項14に記載の映像
    処理方法。
  20. 【請求項20】 前記撮影装置はネットワーク上に配置
    されるカメラであることを特徴とする請求項18乃至1
    9のいずれかに記載の映像処理方法。
  21. 【請求項21】 撮影装置で撮影した映像をネットワー
    クに配信するサーバーと、ネットワークに配信された映
    像を閲覧するクライアント装置で構成される映像配信シ
    ステムであって、 前記サーバーは、 遠隔操作可能な撮影装置の撮影可能範囲を示すパノラマ
    映像を生成する生成手段と、 前記パノラマ映像中の領域を指定して、可視範囲を設定
    する設定手段と、 前記設定手段で設定された前記可視範囲の映像を送信す
    る映像送信手段と、 前記可視範囲の映像を用いた前記撮影装置の操作を受け
    付ける受け付け手段とを有し、 前記クライアント装置は、 前記可視範囲の映像情報を受信する情報受信手段と、 前記受信手段で受信した映像情報に応じて、前記可視範
    囲以外の領域は表示させずに、前記可視範囲の映像を表
    示装置に表示させる表示制御手段と、 前記撮影装置の撮影する範囲を操作する場合に、前記表
    示装置に表示されている前記可視範囲中への指示を受け
    付けて、前記指示に応じた前記撮影装置の操作要求を、
    前記サーバーに送信する操作要求送信手段とを有するこ
    とを特徴とする映像配信システム。
  22. 【請求項22】 更に、前記受け付け手段で受け付けた
    前記指示に応じて、前記カメラの操作要求を、前記サー
    バーに送信する操作要求送信手段を有することを特徴と
    する請求項6乃至7のいずれかに記載の映像処理装置。
  23. 【請求項23】 更に、前記受け付け工程で受け付けた
    前記指示に応じて、前記カメラの操作要求を、前記サー
    バーに送信する操作要求送信工程を有することを特徴と
    する請求項13乃至14のいずれかに記載の映像処理方
    法。
  24. 【請求項24】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、映像処理方法を機能させるプログラムを記憶する記
    憶媒体において、 撮影装置の撮影可能範囲のうち、可視範囲の映像情報を
    受信する情報受信工程と、 前記受信工程で受信した映像情報に応じて、前記可視範
    囲以外の領域は表示させずに、前記可視範囲の映像を表
    示装置に表示させるための表示制御工程と、 前記撮影装置の撮影する範囲を操作する場合に、前記表
    示装置に表示されている前記可視範囲中への指示を受け
    付ける受け付け工程とを機能させるプログラムを記憶す
    る記憶媒体。
  25. 【請求項25】 コンピュータが読み込み実行すること
    で、映像処理方法を機能させるプログラムを記憶する記
    憶媒体において、 遠隔操作可能な撮影装置の撮影可能範囲を示すパノラマ
    映像を生成する生成手段と、 前記パノラマ映像中の領域を指定して、可視範囲を設定
    する設定手段と、 前記設定手段で設定された前記可視範囲の映像を送信し
    する送信手段と、 前記可視範囲の映像を用いた前記撮影装置の操作を受け
    付ける受け付け手段とを機能させるプログラムを記憶す
    る記憶媒体。
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