JP2008060973A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学レンズ群により被写体を捉えて、被写体の画像を撮像する撮像装置において、より簡単な操作でユーザの意図した構図の画像を得ると共に、画質劣化を抑える。
【解決手段】監視カメラは、液晶表示部3上で枠画像3bによって領域が指定されると(図5(b))、指定された領域の画像を撮像対象画像3cとし、まず、撮像対象画像3cを光学ズームによって液晶表示部3に最大に表示されるように拡大し(図5(c))、これに続いて自動的に、撮像対象画像3c(上記光学ズームにより拡大した画像の中にあって上記指定された領域の画像)をデジタルズームによって切り出して液晶表示部3の中央に最大に表示されるように拡大する(図5(d))。そして、画像の撮像(すなわち画像データの保存)指示がなされると、液晶表示部3に表示されている撮像対象画像3cの画像データを保存する。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学レンズ群により被写体を捉えて、被写体の画像を撮像する撮像装置に関するものである。
従来から、例えば撮像装置の一種である監視カメラは、光学レンズ群により被写体を捉え、光学レンズ群により捉えた被写体の光学的な画像を電気信号の画像データに変換し、その画像データをメモリに保存することにより、被写体の画像を撮像するようになっている。このような監視カメラとしては、ユーザの意図する構図での画像を得ることができるように、光学レンズ群により捉えた画像を表示する表示部を備えたものがある。このような監視カメラでは、ユーザの意図する構図での画像を得るには、(1)実際の撮像現場で、表示部に表示される画像を確認しながら、光学レンズ群により画像を捉える方向を上下左右に調整したり、光学レンズ群による光学ズームを調整することにより、ユーザの意図するように構図を合わせて画像を撮像する、(2)より広い範囲で画像を撮像した後、撮像した画像の画像データをトリミング編集(画像データの信号処理による編集)することにより、ユーザの意図する構図の画像となるように画像を切り出す、の2通りの手法がある。
また、予備撮像した画像に占める本撮像対象領域の大きさに基づいて本撮像用の画角情報を算出し、本撮像時に、本撮像用の画角情報を基に光学ズーム又はデジタルズームによって画角(撮像領域の大きさ)を自動的に調整し、その後にユーザが撮影領域の位置合わせのために装置を保持操作して画像を撮像するようにした撮像装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、液晶表示部に表示されている画像上でズームの中心位置を指定してデジタルズームに画像を拡大し、その後に撮像キーを押下することにより、そのデジタルズームにより拡大した画像を撮像するようにした撮像装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−223935号公報 特開2004−23631号公報
ところが、上述した従来の監視カメラにおいては、上述の(1)の手法では、光学レンズ群により画像を捉える方向を上下左右に調整したり、光学レンズ群による光学ズームを調整して構図を狙う必要があるため、ユーザの意図するように構図を合わせるのが難しく、撮像した画像がユーザの意図する構図の画像になっていない虞がある。また、上述の(2)の手法では、撮像した画像を画像データの信号処理により切り出して拡大するため、画質の劣化が発生し、また、画像を撮像した後に編集操作が必要であるため、意図する構図の画像を得るために2つの手順を実行しなければならず、手間を要する。なお、上述した特許文献1及び特許文献2に開示の内容を適用したとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、より簡単な操作でユーザの意図した構図の画像を得ることができると共に、撮像した画像を画像データの信号処理により切り出して拡大しただけの場合と比較して、画質劣化を抑えることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光学像を電気信号に変換して、電気信号の画像データを得る撮像デバイスと、撮像デバイス上に光学像を結像させる光学レンズ群と、撮像デバイスにより得た画像データに基く画像を表示する表示手段と、光学レンズ群を駆動して撮像デバイス上に結像させる光学像を拡大することにより、表示手段に表示される画像を拡大する光学ズーム手段と、撮像デバイスにより得た画像データを信号処理することにより、表示手段に表示される画像の一部を切り出して拡大するデジタルズーム手段と、表示手段に表示される画像の画像データを保存するためのメモリと、本装置の動作を制御する制御手段とを備える撮像装置において、表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定するためにユーザに操作される領域指定手段と、表示手段に表示される画像の画像データのメモリへの保存を指示するためにユーザに操作される撮像指示手段とをさらに備え、制御手段は、領域指定手段の操作により領域が指定されると、光学ズーム手段を用いた光学ズームによって、領域指定手段の操作により指定された領域の画像を表示手段に最大に表示されるように拡大し、これに続いて自動的に、デジタルズーム手段を用いたデジタルズームによって、光学ズーム手段により拡大した画像の中にあって領域指定手段の操作により指定された領域の画像を切り出して表示手段の中央に最大に表示されるように拡大する構図合わせ手段と、構図合わせ手段により画像が拡大された後、撮像指示手段の操作により画像データの保存が指示されると、構図合わせ手段により拡大した画像の画像データをメモリに保存するように制御する画像保存制御手段とを有するものである。
請求項2の発明は、光学像を電気信号に変換して、電気信号の画像データを得る撮像デバイスと、撮像デバイス上に光学像を結像させる光学レンズ群と、撮像デバイスにより得た画像データに基く画像を表示する表示手段と、光学レンズ群を駆動して撮像デバイス上に結像させる光学像を拡大することにより、表示手段に表示される画像を拡大する光学ズーム手段と、撮像デバイスにより得た画像データを信号処理することにより、表示手段に表示される画像の一部を切り出して拡大するデジタルズーム手段と、表示手段に表示される画像の画像データを保存するためのメモリと、本装置の動作を制御する制御手段とを備える撮像装置において、表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定するためにユーザに操作される領域指定手段をさらに備え、制御手段は、光学ズーム手段を用いた光学ズームによって、領域指定手段の操作により指定された領域の画像を拡大すると共に、デジタルズーム手段を用いたデジタルズームによって、光学ズーム手段により拡大した画像の中にあって領域指定手段の操作により指定された領域の画像を切り出して、切り出した画像を、その中心点が表示手段の中央に位置する状態で拡大する構図合わせ手段と、構図合わせ手段により拡大した画像の画像データをメモリに保存するように制御する画像保存制御手段とを有するものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の撮像装置において、構図合わせ手段は、光学ズームによって、領域指定手段の操作により指定された領域の画像を表示手段に最大に表示されるように拡大するものである。
請求項1の発明によれば、領域指定手段を操作して表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定することにより、その指定された領域の画像が表示手段の中央に拡大されるため、被写体やユーザ所望の構図が光学レンズ群に対してセンターに位置している必要がなく、ユーザの意図した構図の画像をより簡単な操作で得ることができる。また、全体の構図とのバランスを表示手段で確認しながら、得ようとする画像の構図を決定することができる。しかも、領域指定手段の操作により指定された領域の画像は、光学ズームによって表示手段に最大に表示されるように拡大された後にデジタルズームにより拡大されるため、ユーザの意図した構図の画像を最低限の画質劣化で得ることができる。また、撮像指示手段を操作することによって画像データが保存されるため、最終的に構図を確認してから画像データを保存することができる。
請求項2の発明によれば、領域指定手段を操作して表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定することにより、その指定された領域の画像が表示手段の中央に拡大されるため、被写体やユーザ所望の構図が光学レンズ群に対してセンターに位置している必要がなく、ユーザの意図した構図の画像をより簡単な操作で得ることができる。また、全体の構図とのバランスを表示手段で確認しながら、得ようとする画像の構図を決定することができる。しかも、領域指定手段の操作により指定された領域の画像は、光学ズームによって拡大された後にデジタルズームにより拡大されるため、撮像した画像を画像データの信号処理により切り出して拡大しただけの場合と比較して、ユーザの意図した構図の画像における画質劣化を抑えることができる。
請求項3の発明によれば、領域指定手段の操作により指定された領域の画像は、光学ズームによって表示手段に最大に表示されるように拡大されるため、ユーザの意図した構図の画像を最低限の画質劣化で得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態による撮像装置について図面を参照して説明する。<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る撮像装置である監視カメラの構成を示す。監視カメラ1は、被写体を光学的に捉えて、被写体の光学的な画像を電気信号の画像データとして保存することにより、被写体の画像を撮像する装置であり、例えば所定の監視エリアを撮像するために屋内や屋外に設置されて使用される。監視カメラ1には、例えばディスプレイ20を接続することができ、監視カメラ1で撮像した画像は、ディスプレイ20に表示することができるようになっている。監視カメラ1は、被写体を光学的に捉えるための光学レンズ群2と、画像を表示する表示手段である液晶表示部3と、監視カメラ1の各種動作を指示するためにユーザに操作されるキー操作部4等を備えている。
この監視カメラ1は、光学レンズ群2により捉えている被写体の画像を液晶表示部3に表示し、キー操作部4の操作により画像の撮像指示がなされることにより、光学レンズ群2により捉えている被写体の画像を撮像(すなわち液晶表示部3に表示されている画像の画像データを保存)するようになっている。画像の撮像については、動画撮像モードでの撮像と静止画撮像モードでの撮像が可能になっており、動画撮像モードでは、被写体の画像を動画として撮像し、静止画撮像モードでは、被写体の画像を所定時間経過毎(例えば10分毎)に静止画として撮像する。
また、この監視カメラ1は、キー操作部4の操作により液晶表示部3上で所望の領域を指定することによって、その指定された領域の画像を液晶表示部3の中央に拡大して表示する、構図合わせ機能を有している。監視カメラ1の設置は、液晶表示部3に表示される画像を確認しながら行われ、ユーザの意図する構図での画像が得られるように、光学レンズ群2により画像を捉える方向が上下左右に調整され、また、必要に応じて構図合わせ機能が利用される。
図2は、監視カメラ1の電気的ブロック構成を示す。監視カメラ1は、上述の構成に加え、監視カメラ1を制御するためのCPU等からなる制御部11と、光を受光して電気信号の画像データを生成する撮像デバイス12と、光学レンズ群2を駆動して光学的に画像を拡大する光学ズーム機構13と、画像データの信号処理により画像を拡大するデジタルズーム処理部14と、画像データを保存するメモリ15と、画像データをディスプレイ20に送信する送信部16等を備える。
光学レンズ群2は、被写体を捉えて、その光学像(光学的な画像)を撮像デバイス12上に結像させる。撮像デバイス12は、制御部11による制御のもと、光学レンズ群2により結像された画像を電気信号に変換して、電気信号の画像データを生成する。液晶表示部3は、制御部11による制御のもと、撮像デバイス12により生成された画像データに基く画像(すなわち光学レンズ群2により捉えた画像)や、構図合わせ機能においてユーザが所望の領域を指定するための画像等を表示する。
光学ズーム機構13は、制御部11による制御のもと、光学レンズ群2を駆動して撮像デバイス12上に結像させる画像を拡大する。撮像デバイス12により生成された画像データは、制御部11による制御のもと液晶表示部3に出力される。従って、撮像デバイス12上に結像させる画像を拡大することにより、液晶表示部3に表示される画像が拡大される。つまり、光学ズーム機構13は、光学レンズ群2を駆動して撮像デバイス12上に結像させる画像を拡大することにより、液晶表示部3に表示される画像を拡大させる。このような画像の拡大、縮小方法を光学ズームと呼ぶ。
デジタルズーム処理部14は、制御部11による制御のもと、光学レンズ群2により捉えた画像の一部を切り出して液晶表示部3に拡大して表示するように、撮像デバイス12により生成された画像データを信号処理によりトリミング編集する。デジタルズーム処理部14によりトリミング編集された画像データは、制御部11による制御のもと液晶表示部3に出力される。従って、デジタルズーム処理部14により画像データを信号処理することにより、液晶表示部3に表示される画像が拡大される。つまり、デジタルズーム処理部14は、撮像デバイス12により生成された画像データを信号処理することにより、液晶表示部3に表示される画像の一部を切り出して拡大させる。このような画像の拡大方法をデジタルズームと呼ぶ。
メモリ15は、制御部11による制御のもと、液晶表示部3に表示される画像の画像データ、すなわち撮像デバイス12により生成された画像データ、又は、デジタルズーム処理部14により処理された画像データを保存する。送信部16は、制御部11による制御のもと、画像データをディスプレイ20に送信する。
図3は、上記キー操作部4の構成を示す。キー操作部4は、監視カメラ1の各種動作を指示するためにユーザに操作される操作キーとして、モード切替キー41、撮像キー42、光学ズームキー43a,43b、デジタルズームキー44a,44b、構図合わせキー45、領域指定キー46a〜46eと、再生キー47と、停止キー48等を有している。
モード切替キー41は、監視カメラ1の動作モードを動画撮像モードと静止画撮像モードとに切り替えるためのキーであり、撮像キー42は、画像を撮像(すなわち画像データを保存)するためのキーである。光学ズームキー43a,43bは、液晶表示部3に表示される画像を光学ズームにより拡大、縮小するためのキーであり、デジタルズームキー44a,44bは、液晶表示部3に表示される画像をデジタルズームにより拡大、縮小するためのキーである。構図合わせキー45は、構図合わせ機能を開始するためのキーであり、領域指定キー46a〜46eは、構図合わせ機能においてユーザが所望の領域を指定するためのキーである。再生キー47は、監視カメラ1により撮像した画像(すなわちメモリ15に保存している画像データによる画像)をディスプレイ20で再生するためのキーである。停止キー48は、画像の撮像及び画像の再生を停止するためのキーである。
上記制御部11は、これらキー操作部4の各操作キーの操作を受けて、監視カメラ1の動作を制御する。すなわち、制御部11は、モード切替キー41が押下される毎に、動作モードを動画撮像モードと静止画撮像モードとに交互に切り替える。そして、動画撮像モードにおいて撮像キー42が押下されると、光学レンズ群2により捉えている被写体の画像を動画として撮像(すなわち液晶表示部3に表示されている画像の動画像データをメモリ15に保存)し、静止画撮像モードにおいて撮像キー42が押下されると、光学レンズ群2により捉えている被写体の画像を所定時間経過毎(例えば10分毎)に静止画として撮像(すなわち液晶表示部3に表示されている画像の静止画像データをメモリ15に保存)する。また、制御部11は、再生キー47が押下されると、メモリ15に保存している画像データを読出して、その画像データを送信部16を介してディスプレイ20に送信することにより、監視カメラ1により撮像した画像を再生する。また、制御部11は、停止キー48が押下されると、画像の撮像及び画像の再生を停止する。
また、制御部11は、光学ズームキー43a,43bが押下されると、光学ズーム機構13による光学レンズ群2の駆動を制御して、液晶表示部3に表示される画像を光学ズームにより拡大、縮小させる。このとき、光学ズームキー43a,43bが押下される毎に、液晶表示部3に表示される画像を徐々に拡大、縮小させる。また、制御部11は、デジタルズームキー44a,44bが押下されると、デジタルズーム処理部14による画像データの信号処理を制御して、液晶表示部3に表示される画像をデジタルズームにより拡大、縮小させる。このとき、デジタルズームキー44a,44bが押下される毎に、液晶表示部3に表示される画像を徐々に拡大、縮小させる。
さらにまた、制御部11は、構図合わせキー45が押下されると、構図合わせ機能による制御を開始し、領域指定キー46a〜46eの操作により液晶表示部3上の領域が指定されると、光学ズーム機構13による光学レンズ群2の駆動及びデジタルズーム処理部14による画像データの信号処理を制御して、その指定された領域の画像を光学ズーム及びデジタルズームによって液晶表示部3の中央に拡大させる。
図4は、上記監視カメラ1の制御部11による構図合わせ機能を利用した画像撮像動作のフローチャートを示し、図5(a)(b)(c)(d)は、構図合わせ機能を利用した画像撮像動作における液晶表示部3での画像表示例を示す。構図合わせ機能を利用した画像撮像動作は、光学レンズ群2により被写体を捉えた(液晶表示部3に被写体の画像が表示されている)状態で構図合わせキー45を押下することにより開始される。この構図合わせ機能を利用した画像撮像動作は、光学ズーム及びデジタルズームにより画像を拡大していない状態で行うのが好ましい。
まず、制御部11は、キー操作部4の構図合わせキー45が押下されると(#1でYES)、図5(a)に示すように、光学レンズ群2により捉えて液晶表示部3に表示している画像(捕捉画像)3a上に、ユーザの所望する領域を指定するための画像である枠画像3bを重ねて表示する(#2)。
この枠画像3bは、点線により矩形状に表示され、キー操作部4の領域指定キー46a〜46dの押下操作に応じて、大きさ及び場所が変化し、領域指定キー46eの押下操作によって、枠画像3bの大きさ及び場所が決定されるようになっている。ユーザは、領域指定キー46a〜46dを押下して、図5(b)に示すように捕捉画像3aの一部(ユーザの所望の領域)を枠画像3bで囲み、領域指定キー46eを押下することにより、撮像したい所望の領域を指定する。枠画像3bにより囲まれた領域の画像が撮像対象画像3cとなる。
そして、領域指定キー46a〜46eにより領域指定がなされると(#3でYES)、制御部11は、まず、指定された領域の画像である撮像対象画像3cを光学ズームにより拡大する(#4)。このとき、制御部11は、図5(c)に示すように撮像対象画像3cを液晶表示部3に最大に表示されるように拡大する。そして、制御部11は、これに続いて自動的に、指定された領域の画像である撮像対象画像3c(上記#4で光学ズームにより拡大した画像の中にあって上記#3で指定された領域の画像)をデジタルズームによって拡大する(#5)。このとき、制御部11は、図5(d)に示すように撮像対象画像3cを切り出して液晶表示部3の中央に最大に表示されるように拡大する。これにより、上記#3で指定されたユーザの所望する領域の画像が液晶表示部3の中央に最大に表示され、ユーザの意図するように構図が合わせられる。
その後、キー操作部4の撮像キー42により画像の撮像指示(すなわち画像データの保存指示)がなされると(#6でYES)、制御部11は、上記#5におけるデジタルズーム後の撮像対象画像3c(すなわち上記#3で指定された領域の画像を液晶表示部3の中央に最大に拡大した画像)の画像データをメモリ15に保存する(#7)。なお、動画撮像モードの場合は、撮像キー42が押下されたとき以降の動画像データを保存し、静止画撮像モードの場合は、撮像キー42が押下されたとき以降、所定時間経過毎(例えば10分毎)に、そのときの静止画像データを保存する。
このような構成の監視カメラ1によれば、キー操作部4の領域指定キー46a〜46eを操作して液晶表示部3に表示されている画像の中の所望の領域を指定することにより、その指定された領域の画像が撮像対象画像となって液晶表示部3の中央に拡大されるため、被写体やユーザ所望の構図が光学レンズ群2に対してセンターに位置している必要がなく、ユーザの意図した構図の画像をより簡単な操作で得ることができる。また、全体の構図とのバランスを液晶表示部3で確認しながら、得ようとする画像の構図を決定することができる。しかも、領域指定キー46a〜46eの操作により指定された領域の画像は、光学ズームによって液晶表示部3に最大に表示されるように拡大された後にデジタルズームにより拡大されるため、ユーザの意図した構図の画像を最低限の画質劣化で得ることができる。また、キー操作部4の撮像キー42を操作することによって画像データが保存されるため、最終的に構図を確認してから画像データを保存することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態に係る撮像装置であるテレビ電話機の構成を示す。テレビ電話機51は、通信回線52を介して接続される他の同様のテレビ電話機との間で音声及び画像による交信を可能とする装置であり、送受話器53と、光学レンズ群54により捉えた画像を電気信号に変換する受像部55と、画像を表示する液晶表示部56と、テレビ電話機51の各種動作を指示するためにユーザに操作されるキー操作部57、58等を備えている。
テレビ電話機51は、キー操作部57を操作することにより通信回線52を介して他のテレビ電話機に通信接続し、送受話器53によって接続先のテレビ電話機との間で音声による交信を可能とする。また、受像部55(光学レンズ群54)により捉えた画像の画像データを接続先のテレビ電話機に送信すると共に、接続先のテレビ電話機から送信されてきた画像データに基く画像を液晶表示部56に表示することにより、接続先のテレビ電話機との間で画像による交信を可能とする。
受像部55は、テレビ電話機51本体に着脱自在となっており、従って、ユーザの姿だけでなく、ユーザの周囲の様子を受像部55に捉えて、捉えた画像を接続先のテレビ電話機に送信することができるようになっている。また、例えば受像部55により捉えた画像が接続先のテレビ電話機にどのように表示されているかを確認するために、キー操作部57を操作することにより、受像部55により捉えた画像を液晶表示部56に表示できるようになっている。
テレビ電話機51は、接続先のテレビ電話機に送信する画像、及び液晶表示部56に表示する画像について、上記第1の実施形態における監視カメラと同様に、光学ズーム、デジタルズーム、画像の撮像(画像データの保存)、及び構図合わせ機能が可能になっている。キー操作部58は、上記第1の実施形態における監視カメラのキー操作部と同様の構成になっており、キー操作部58を操作することにより、上記第1の実施形態における監視カメラの場合と同様に、光学ズーム、デジタルズーム、画像の撮像(画像データの保存)、及び構図合わせ機能を利用した画像撮像動作が行われる。
このような構成のテレビ電話機51によれば、上記第1の実施形態における監視カメラの場合と同様に、キー操作部58を操作することにより、ユーザの意図した構図の画像をより簡単な操作で最低限の画質劣化で得ることができる。そして、この画像を接続先のテレビ電話機1に送信し、又は、画像データとして保存することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、構図合わせ機能を利用した画像撮像動作において、指定された領域の画像をデジタルズームによって拡大した後、撮像キーの押下操作によることなく、自動的に画像データを保存するようにしてもよい。領域指定キー及び撮像キーに代えて、液晶表示部上にタッチパネルを設け、タッチペン又はユーザの指によるタッチパネルの操作によって、領域の指定及び画像の撮像指示を行うようにしてもよい。上記第1の実施形態においては、液晶表示部に代えて、覗き込み型の電子ビューファインダを設け、電子ビューファインダによって同様の動作を行うようにしてもよい。また、本発明は、監視カメラやテレビ電話機に限られず、他の画像撮像機能付きの電子機器にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る監視カメラの概略構成を示す斜視図。 同監視カメラの電気的ブロック構成図。 同監視カメラのキー操作部の構成を示す平面図。 同監視カメラの制御部による構図合わせ機能を利用した画像撮像動作を示すフローチャート。 同監視カメラの構図合わせ機能を利用した画像撮像動作における液晶表示部での画像表示例を示す図であり、(a)は所望の領域を指定するための枠画像を表示したときの図、(b)は枠画像により所望の領域を指定したときの図、(c)は指定された領域の画像を光学ズームにより拡大したときの図、(d)は指定された領域の画像をデジタルズームにより拡大したときの図。 本発明の第2の実施形態に係るテレビ電話機の概略構成を示す斜視図。
符号の説明
1 監視カメラ
2 光学レンズ群
3 液晶表示部
3a 捕捉画像
3b 枠画像
3c 撮像対象画像
4 キー操作部
11 制御部
12 撮像デバイス
13 光学ズーム機構
14 デジタルズーム処理部
15 メモリ
16 送信部
20 ディスプレイ
41 モード切替キー
42 撮像キー
43a,43b 光学ズームキー
44a,44b デジタルズームキー
45 構図合わせキー
46a〜46e 領域指定キー
47 再生キー
48 停止キー

Claims (3)

  1. 光学像を電気信号に変換して、電気信号の画像データを得る撮像デバイスと、前記撮像デバイス上に光学像を結像させる光学レンズ群と、前記撮像デバイスにより得た画像データに基く画像を表示する表示手段と、前記光学レンズ群を駆動して前記撮像デバイス上に結像させる光学像を拡大することにより、前記表示手段に表示される画像を拡大する光学ズーム手段と、前記撮像デバイスにより得た画像データを信号処理することにより、前記表示手段に表示される画像の一部を切り出して拡大するデジタルズーム手段と、前記表示手段に表示される画像の画像データを保存するためのメモリと、本装置の動作を制御する制御手段とを備える撮像装置において、
    前記表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定するためにユーザに操作される領域指定手段と、
    前記表示手段に表示される画像の画像データの前記メモリへの保存を指示するためにユーザに操作される撮像指示手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記領域指定手段の操作により領域が指定されると、前記光学ズーム手段を用いた光学ズームによって、前記領域指定手段の操作により指定された領域の画像を前記表示手段に最大に表示されるように拡大し、これに続いて自動的に、前記デジタルズーム手段を用いたデジタルズームによって、前記光学ズーム手段により拡大した画像の中にあって前記領域指定手段の操作により指定された領域の画像を切り出して前記表示手段の中央に最大に表示されるように拡大する構図合わせ手段と、
    前記構図合わせ手段により画像が拡大された後、前記撮像指示手段の操作により画像データの保存が指示されると、前記構図合わせ手段により拡大した画像の画像データを前記メモリに保存するように制御する画像保存制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 光学像を電気信号に変換して、電気信号の画像データを得る撮像デバイスと、前記撮像デバイス上に光学像を結像させる光学レンズ群と、前記撮像デバイスにより得た画像データに基く画像を表示する表示手段と、前記光学レンズ群を駆動して前記撮像デバイス上に結像させる光学像を拡大することにより、前記表示手段に表示される画像を拡大する光学ズーム手段と、前記撮像デバイスにより得た画像データを信号処理することにより、前記表示手段に表示される画像の一部を切り出して拡大するデジタルズーム手段と、前記表示手段に表示される画像の画像データを保存するためのメモリと、本装置の動作を制御する制御手段とを備える撮像装置において、
    前記表示手段に表示されている画像の中の所望の領域を指定するためにユーザに操作される領域指定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記光学ズーム手段を用いた光学ズームによって、前記領域指定手段の操作により指定された領域の画像を拡大すると共に、前記デジタルズーム手段を用いたデジタルズームによって、前記光学ズーム手段により拡大した画像の中にあって前記領域指定手段の操作により指定された領域の画像を切り出して、切り出した画像を、その中心点が前記表示手段の中央に位置する状態で拡大する構図合わせ手段と、
    前記構図合わせ手段により拡大した画像の画像データを前記メモリに保存するように制御する画像保存制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記構図合わせ手段は、前記光学ズームによって、前記領域指定手段の操作により指定された領域の画像を前記表示手段に最大に表示されるように拡大することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。

JP2006236332A 2006-08-31 2006-08-31 撮像装置 Pending JP2008060973A (ja)

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