JP2000114741A - 上下スライド扉機構 - Google Patents

上下スライド扉機構

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JP2000114741A
JP2000114741A JP10285810A JP28581098A JP2000114741A JP 2000114741 A JP2000114741 A JP 2000114741A JP 10285810 A JP10285810 A JP 10285810A JP 28581098 A JP28581098 A JP 28581098A JP 2000114741 A JP2000114741 A JP 2000114741A
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studs
leaf spring
sliding door
opening
door
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Masatoshi Wakitani
谷 昌 利 脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーナビゲーションシステムなどに使用する
上下スライド扉機構において、開閉扉の動作荷重を軽減
し、そこに用いる板ばねを簡素な形状にする。 【解決手段】 11はエスカッションパネルであり、2
1はその開閉扉であり、開閉扉21の背面側に、先端に
ギヤ部26を有し、基端にスタッド28を突設された第
1、第2のアームギヤ24、25がそれぞれ中間部を枢
支され、相互にギヤ部26を噛合されてほぼ水平に配置
されるとともに、第1、第2のアームギヤ24、25の
各スタッド28がパネル11側に形成された2つの長穴
13に挿通され、パネル11の背面側で各スタッド28
間に取り付けられた板ばね1により各スタッド28が内
方に向けて付勢されて、開閉扉21が上下方向に移動可
能に取り付けられている。板ばね1に第1、第2の屈曲
部201、202を設定して鈍角に折曲し、全体を山形
に形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーナビゲーショ
ンシステムなどに使用する上下スライド扉機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のカーナビゲーションシステ
ムに用いられている上下スライド扉機構の外観を示し、
図4、図5はその構成を示している。図3において、1
1はエスカッションパネルであり、21はその開閉扉で
あり、エスカッションパネル11の正面部に凹面12が
形成されていて、この凹面上12を開閉扉21が上下方
向に移動可能に備えられている。
【0003】図4において、エスカッションパネル11
の凹面12には、2つの長穴13が所定の間隔を設定さ
れて横方向に並べて設けられている。一方、開閉扉21
の背面側には、第1、第2のアームギヤ24、25が枢
支されている。開閉扉21の背面の所定の位置に2つの
取付ボス22が横方向に並べて突設されていて、これら
の取付ボス22にはねじ穴23が切られている。第1、
第2のアームギヤ24、25は先端にギヤ部26、中間
に取付用の穴27を有し、基端にスタッド28が固定さ
れている。なお、スタッド28にはねじ穴29が切られ
ている。各アームギヤ24、25はそれぞれ中間の穴2
7に各取付ボス22が通されて枢支され、相互に先端の
ギヤ部26を噛合されてほぼ水平に配置される。これら
のアームギヤ24、25は、その上から取付板30が2
つの取付ボス22にねじ止めされて保持される。そし
て、この開閉扉21は、第1、第2のアームギヤ24、
25の各スタッド28がエスカッションパネル11の凹
面12に形成された2つの長穴13に挿通され、エスカ
ッションパネル11の背面側で各スタッド28間に板ば
ね40がねじ31により固定されて取り付けられる。
【0004】ここで板ばね40は、その長手方向の中心
に第1の屈曲部41を設定して鋭角に折曲され、さらに
第1の屈曲部41の両側にそれぞれ、第2、第3の屈曲
部42、43を設定して鋭角に折り返されている。した
がって、その長手方向の中央部分が鋭角の三角形状に折
り曲げられている。また、板ばね40の両端にはそれぞ
れ、幅方向中間部にL字形の切り起こし44が形成さ
れ、そこにねじ挿通穴45が穿たれている。これらのね
じ挿通穴45にねじ31が通されて、エスカッションパ
ネル11の各長穴13に通された第1、第2のアームギ
ヤ24、25基端の各スタッド28に締結される。
【0005】このようにして、図5に示すように、板ば
ね40の第1、第2、第3の屈曲部41、42、43に
より第1、第2のアームギヤ24、25の各スタッド2
8が内方(中央)に向けて付勢され、両端のL字形の切
り起こし44により各スタッド28がエスカッションパ
ネル11の凹面12方向に付勢される。
【0006】したがって、図4、図5において、開閉扉
21が下方、すなわち矢印a方向に動作されると、この
開閉扉21の動作方向に応じて第1のアームギヤ24が
矢印b方向に向けて、第2のアームギヤ25が矢印c方
向に向けてそれぞれ回転され、板ばね40が両端方向
に、すなわち矢印d方向、e方向に引張られる。このと
きに、板ばね40の第1、第2、第3の屈折部41、4
2、43により板ばね40が中央方向へ付勢されてい
て、開閉扉21に動作荷重が得られる。また、板ばね4
0両端の切り起こし44により、各スタッド28が凹面
12方向へ付勢されていて、開閉扉21の凹面12に対
する遊びが吸収される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の上下スライド扉機構では、そこに用いている板ばね
に3つの屈曲部を鋭角に設けているため、開閉扉の動作
荷重が重くなっているという問題があった。また、板ば
ねの両端にさらにL字形の切り起こしを設けて、開閉扉
のエスカッションパネルとの遊びを吸収するようにして
いるため、板ばねの形状が複雑になっているという問題
があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、開閉扉の動作荷重を軽減し、板ばね全体
を簡素な形状にした優れた上下スライド扉機構を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、板ばねに1箇所または2箇所の
屈曲部を鈍角に設けて、全体を山形に折曲している。
【0010】本発明によれば、開閉扉の動作荷重を軽減
し、板ばね全体を簡素な形状にした優れた上下スライド
扉機構が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の上下ス
ライド扉機構は、板ばねが1箇所または2箇所に屈曲部
を鈍角に形成されて、全体が山形に折曲されたものであ
り、その鈍角の屈曲部により、開閉扉の動作荷重が軽減
されるとともに、各スタッドとの取付部が傾斜面になっ
て、開閉扉の遊びが吸収され、また板ばね全体の形状が
簡素化されるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施例について図1、図2
を用いて説明する。 (実施例)図1、図2は本発明の一実施例の構成を示す
ものである。なお、この実施例においても、カーナビゲ
ーションシステムに用いられている上下スライド扉機構
を例示している。図1において、11はエスカッション
パネルであり、その一部に凹面12が設けられていて、
ここに開閉扉21が取り付けられる。凹面12には、2
つの長穴13が所定の間隔を設定されて横方向に並べて
形成されている。開閉扉21の背面には、所定の位置に
ねじ穴23を有する2つの取付ボス22が横に並べて突
設されていて、これらの取付ボス22に第1、第2のア
ームギヤ24、25が枢支される。第1、第2のアーム
ギヤ24、25はそれぞれ、先端にギヤ部、中間に取付
用の穴27を有し、基端にスタッド28が固定されてい
て、スタッド28にはねじ穴29が切られている。各ア
ームギヤ24、25はそれぞれ中間の穴27に各取付ボ
ス22を通されて枢支され、相互に先端のギヤ部26を
噛合されてほぼ水平に配置される。これらのアームギヤ
24、25は、その上から取付板30が2つの取付ボス
22にねじ止めされて、保持される。そして、この開閉
扉21は、第1、第2のアームギヤ24、25の各スタ
ッド28をエスカッションパネル11の凹面12に形成
された2つの長穴13に挿通され、エスカッションパネ
ル11の背面側で各スタッド28間に板ばね1がねじ止
めされて、取り付けられる。
【0013】ここで板ばね1は、その長手方向中心から
両端方向に所定の寸法を採って、そこに第1、第2の屈
曲部201、202を設定して鈍角に折曲され、中央が
平坦面3、その両側が傾斜面4の全体が山形に形成され
ている。また、板ばね1の両端、すなわち各傾斜面4の
端部には、ねじ挿通穴5が円形に穿たれている。これら
のねじ挿通穴5にねじが挿通されて、エスカッションパ
ネル11の各長穴13に通された第1、第2のアームギ
ヤ24、25の各スタッド28に締結される。
【0014】このようにして、図2に示すように、第
1、第2の屈曲部201、202により全体が山形に形
成された板ばね1により、第1、第2のアームギヤ2
4、25の各スタッド28が内方(中央)に向けて付勢
される。また両側の傾斜面4に各スタッド28が取り付
けられていて、各スタッド28がエスカッションパネル
11の凹面12方向に付勢される。
【0015】したがって、開閉扉21が下方、すなわち
矢印a方向に動作されると、この開閉扉21の動作方向
に応じて第1のアームギヤ24が矢印b方向へ、第2の
アームギヤ25が矢印c方向へそれぞれ回転されて、板
ばね1が矢印d方向、e方向に引張られる。このとき、
板ばね1が中央方向へ付勢されていて、これが開閉扉2
1の動作荷重となる。板ばね1の第1、第2の屈折部2
01、202が鈍角になっているから、開閉扉21に軽
減された動作荷重が得られる。また、各スタッド28が
板ばね1の傾斜面4に取り付けられていて、各スタッド
28がエスカッションパネル11の凹面12方向に付勢
されているから、開閉扉21の凹面12に対する遊びが
吸収される。
【0016】なお、本実施例では、板ばね1に第1、第
2の屈曲部201、202を設定して鈍角に折曲し、全
体を山形に形成しているが、板ばねの長手方向中心に1
箇所、屈曲部を設定し、これを鈍角に折曲して、全体を
山形に形成してもよく、同様の作用効果を奏することが
できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、上下スライド扉機構において、板ばねに1箇所また
は2箇所の屈曲部を鈍角に設けて、全体を山形に折曲し
ているので、開閉扉の動作荷重を軽減することができ、
板ばね全体を簡素な形状にすることができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における上下スライド扉機構
の構成を示す分解斜視図
【図2】同上下スライド扉機構の構成を示す平面断面図
【図3】従来のカーナビゲーションシステムに備えた上
下スライド扉機構の正面図
【図4】従来の上下スライド扉機構の構成を示す分解斜
視図
【図5】同上下スライド扉機構の構成を示す平面断面図
【符号の説明】
1 板ばね 201 第1の屈曲部 202 第2の屈曲部 3 平坦面 4 傾斜面 5 ねじ挿通穴 11 エスカッションパネル 12 凹面 13 長穴 21 開閉扉 22 取付ボス 23 ねじ穴 24 第1のアームギヤ 25 第2のアームギヤ 26 ギヤ部 27 穴 28 スタッド 29 ねじ穴 30 取付板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面のパネルに開閉扉を備え、開閉扉の
    背面側に、先端にギヤ部を有し、基端にスタッドを突設
    された第1、第2のアームギヤがそれぞれ中間部を枢支
    され、相互にギヤ部を噛合されてほぼ水平に配置される
    とともに、第1、第2のアームギヤの各スタッドがパネ
    ル側に形成された2つの穴に挿通され、パネルの背面側
    で各スタッド間に取り付けられた板ばねにより各スタッ
    ドが内方に向けて付勢されて、開閉扉が上下方向に移動
    可能に取り付けられた上下スライド扉機構において、板
    ばねは1箇所または2箇所に屈曲部が鈍角に形成され
    て、全体が山形に折曲されていることを特徴とする上下
    スライド扉機構。
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