JPH0581891U - 鍵盤楽器用スタンドの固定構造 - Google Patents
鍵盤楽器用スタンドの固定構造Info
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- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/32—Constructional details
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10C—PIANOS, HARPSICHORDS, SPINETS OR SIMILAR STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS WITH ONE OR MORE KEYBOARDS
- G10C3/00—Details or accessories
- G10C3/02—Cases
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Acoustics & Sound (AREA)
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立作業を容易に行えるとともに、背板を側
板に強固に固定できるようにした鍵盤楽器用スタンドの
固定構造を提供することを目的とする。 【構成】 鍵盤楽器の楽器本体2を支持する一対の側板
14、14と、この一対の側板14、14間に掛け渡さ
れてこの側板14を補強する背板15とを備え、側板1
4と背板15とのいずれか一方の端面を他方に突き当て
た状態で、固定部材20を介して相互にねじ止め固定す
る鍵盤楽器用スタンド3の固定構造において、側板14
および背板15のいずれか一方は、側面にねじ19が貫
通可能な挿通孔26を有し、他方は、端面に挿通孔26
に合致させた挿入孔25を有すると共に、側面に挿入孔
25に略直交方向から連通する連通孔24を有し、固定
部材20は、連通孔24に挿入されて挿入孔25に致心
する雌ねじ23を形成した固定部22を有すると共に、
固定部22と一体に形成され固定部22が挿入状態にあ
るとき該板14に当接して位置決めを行う当接面を有す
るものである。
板に強固に固定できるようにした鍵盤楽器用スタンドの
固定構造を提供することを目的とする。 【構成】 鍵盤楽器の楽器本体2を支持する一対の側板
14、14と、この一対の側板14、14間に掛け渡さ
れてこの側板14を補強する背板15とを備え、側板1
4と背板15とのいずれか一方の端面を他方に突き当て
た状態で、固定部材20を介して相互にねじ止め固定す
る鍵盤楽器用スタンド3の固定構造において、側板14
および背板15のいずれか一方は、側面にねじ19が貫
通可能な挿通孔26を有し、他方は、端面に挿通孔26
に合致させた挿入孔25を有すると共に、側面に挿入孔
25に略直交方向から連通する連通孔24を有し、固定
部材20は、連通孔24に挿入されて挿入孔25に致心
する雌ねじ23を形成した固定部22を有すると共に、
固定部22と一体に形成され固定部22が挿入状態にあ
るとき該板14に当接して位置決めを行う当接面を有す
るものである。
Description
【0001】
本考案は、例えば、電子ピアノなどの鍵盤楽器の脚部を構成するスタンドの固 定構造に関するものである。
【0002】
従来のこの種のスタンドは、図6ないし図8に示すように、一般に、鍵盤楽器 を支持する一対の側板114、114と、この一対の側板114、114の間に 固定されてこれを補強する背板115で構成されており、各側板114の下端部 にはベース116が固定され、ベース116の間にはペダル台118が配置され る。
【0003】 図6に示す固定構造は、丸ナット151を用いる構造であり、背板115の後 面に形成された一対の穴152、152の各々に丸ナット151を挿入するとと もに、背板115の端面に穴152、152と直交するように形成された一対の ねじ孔153、153及びこのねじ孔153、153に対応するように側板11 4に形成された一対の貫通ねじ孔154、154の各々にねじ155を通し、こ のねじ155と丸ナット151によって、背板115を側板114に固定するも のである。
【0004】 図7及び図8の固定構造は、いずれもL型金具156を用いるものである。図 7の構造では、L型金具156の一辺を側板114にねじ止めしておき、背板1 15に前後方向に貫通して形成されたねじ孔157にねじ158を前方から通し 、背板115をL型金具156の他辺にねじ158で固定することによって、背 板115が側板114に固定される。また、図8の構造は、L型金具156の一 辺を背板115の後端部にねじ止めしておき、側板114に左右方向に貫通して 形成されたねじ孔159にねじ160を側方から通し、L型金具156の他辺を 側板114にねじ160で固定することによって、背板115を側板114に固 定するものである。
【0005】
しかし、このような従来のスタンドの固定構造のうち、まず図7及び図8に示 すものは、いずれも背板115を前後方向に、すなわち、L型金具156を介し て側板114と背板115とが互いに向かい合う方向と直交する方向に締め付け て固定するように構成されているので、側板と背板の間に隙間が生じ、ぐらつき 易い等、両者の間を十分に固定することができないという問題があった。
【0006】 一方、図6に示す固定構造は、側板114に背板115が直接当接されると共 に、この当接する方向に、両者が互いに押し付け合うように締め付けられるので 、図7及び図8の固定構造の問題点は解消されるが、丸ナット151が穴152 の中で長さ方向に移動したり回転したりし易いために、貫通ねじ孔154とねじ 丸ナット151との心合わせに手間がかかり、組立作業が行いにくいという問題 がある。
【0007】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、組立作業 を容易に行えるとともに、背板を側板に強固に固定できるようにした鍵盤楽器用 スタンドの固定構造を提供することを目的とする。
【0008】
本考案は、上記目的を達成するため、鍵盤楽器の鍵盤本体を支持する一対の側 板と、この一対の側板間に掛け渡されてこの側板を補強する背板とを備え、この 側板と背板とのいずれか一方の端面を他方に突き当てた状態で、固定部材を介し て相互にねじ止め固定する鍵盤楽器用スタンドの固定構造において、前記側板お よび背板のいずれか一方は、側面に前記ねじが貫通可能な挿通孔を有し、他方は 、端面に前記挿通孔に合致させた挿入孔を有すると共に、側面に前記挿入孔に略 直交方向から連通する連通孔を有し、前記固定部材は、前記連通孔に挿入されて 前記挿入孔に致心する雌ねじを形成した固定部を有すると共に、この固定部と一 体に形成され当該固定部が挿入状態にあるときに該板の側面に当接して位置決め を行う当接面を有するようにしたものである。
【0009】
固定部材の当接面は、固定部を背板の挿入孔に挿入したときに、背板の外面に 当接して、固定部に形成された雌ねじを位置決めする。また、側板と背板とは、 ねじを固定部材の雌ねじに螺合することによって、互いに当接すると共に、当接 する方向に互いに押し付け合うようにして締め付けられる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0011】 図1は、本考案のスタンドの固定構造を適用した電子ピアノの外観図を示して おり、電子ピアノ1は、ピアノ本体2と、これを支持するスタンド3で構成され ている。ピアノ本体2は、スタンド3を取り付けた底板4の前後方向(演奏者か ら見て手前を「前」、先方を「後」として説明する)に鍵盤部5と装置部6を有 し、またこの鍵盤部5および装置部6の両側にこれらを挟むように、左右一対の 腕木7、7を有している。
【0012】 鍵盤部5は、鍵盤8と、その後部を覆うように設けられたコントロールパネル 9とを備え、コントロールパネル9には、各種のコントロールスイッチ10が配 置されている。一方、装置部6は、天板11と後板12を有し、これらと底板4 との間に形状された内部空間に、音響装置等(図示せず)が収容されている。ま た、天板11の上面前部には、譜面台13が設けられている。
【0013】 スタンド3は、ピアノ本体2を支持する左右一対の側板14、14と、両端を 側板14、14の上部間に固定されてこれを補強する背板15で構成されている 。各側板14の下端部にはベース16が固定され、ベース16、16間に、ペダ ル17を取り付けたペダル台18が配置されている。
【0014】 次に、図2〜図5を参照して、スタンド3の固定構造、すなわち側板14に背 板15を固定する構造について詳細に説明する。図2に示すように、本実施例の 固定構造では、背板15の端面を側板14の内側面に突き合わせ、ねじ19と背 板金具(固定部材)20によって、背板15を側板14に固定するようになって いる。この背板金具20は、図3に示すように、板状でほぼT字形の本体部21 と、本体部21から直角に折り曲げられて延びる一対の板状の固定部22、22 とから成り、各固定部22の中央には、ねじ19が螺合する雌ねじ23が形成さ れている。
【0015】 一方、背板15の後面(背板15にとっては側面)の端部付近には、一対の長 穴(連通孔)24、24が、上下方向に整列して形成されている。この長穴24 は、背板15の後面と垂直方向に延び、その前面の手前で終わるめくら穴となっ ている。また、背板15の端面には、ねじ19,19が挿入される一対のねじ孔 (挿入孔)25、25が形成されており、各ねじ孔25は、背板15の長さ方向 に延びて長穴24に連通している。そして、背板金具20の雌ねじ23の位置は 、固定部22を長穴24に挿入したときに、雌ねじ23がねじ孔25と心合わせ されるように設定されている。なお、図2中の符号26、26は、ねじ孔25、 25に対応する位置に形成された側板14の一対の貫通ねじ孔(挿通孔)である 。
【0016】 上記構成によって、背板15を側板14に固定するには、まず、図3に示すよ うに、背板金具20の固定部22を背板15の長穴24に挿入する。この挿入は 、背板金具20の本体部21の当接面が背板15の後面に当接することによって 位置決め規制される。図5に示すように、この状態において、背板金具20の雌 ねじ23がねじ孔25と心合わせされる。また、この状態では、図4及び図5に 示すように、長穴24は、本体部21によって完全に被われる。このように、本 体部21は、雌ねじ23を位置決めする役割と、背板15の長穴24の目かくし としての役割を果たすものである。また、本実施例のように本体部21を板状に すれば、長穴24を被ったときに背板15の後面とほぼ面一になるので、背板金 具20の取付けによって美観を損ねることはなく、また、長穴24をめくら穴と すれば、長穴24が背板15の前面にまったく現れず、美観上好ましいものとす ることができる。
【0017】 次いで、図2に示すように、背板金具20を取り付けた背板15の端面を側板 14の一方の内側面と対向させ、背板15のねじ孔25を側板14の貫通ねじ孔 26と位置合わせし、ねじ19を側板14の外側からこれらのねじ孔25、26 に挿入して締め付けることによって、背板15の一端部の組立作業を完了する。 この場合、背板金具20の雌ねじ23は、本体部21によってねじ孔25と心合 わせされるので、背板金具20を背板15に軽く押し付けておくだけで、雌ねじ 23をねじ孔25と同心の位置に保持することができ、したがってこの組立作業 を極めて容易に行うことができる。また、側板14と背板15は、ねじ19と背 板金具20の固定部22の間で、側板14と背板15が互いに当接する方向に、 両者が互いに押し付け合うように締め付けられるので、両者の当接面に十分な摩 擦力が働き、両者を互いにしっかり固定することができる。
【0018】 次いで、上述したのと同じ手順によって、背板15の他端部を側板14に固定 して、固定作業を完了する。
【0019】 なお、本考案は、上述した実施例に限らず、種々の態様で実施することができ る。例えば、実施例では、固定部材をほぼT字形の板状の金具で構成しているが 、同様の機能を発揮できるものであれば、他の任意の形状や材料を採用できるこ とは勿論である。また、本実施例では、側板に背板を突き当てるようにしている が、背板に側板の背面側の一部を突き当てるようにしてもよい。この場合には、 固定部材が側板の内側に取り付けられることはもちろんのこと、側板の突当て部 を背板が嵌り込むように切り欠けば、背板が側板の背面に出っ張ることもなく、 強度的にも有利となる。
【0020】
以上詳述したように、本考案の鍵盤楽器用スタンドの固定構造は、組立作業を 容易に行えるとともに、背板を側板に強固に固定することができるなどの効果を 奏する。
【図1】本考案を適用した電子ピアノの全体を示す外観
図である。
図である。
【図2】図1の電子ピアノのスタンドを後方から見た分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】図2の固定金具を詳細に示す斜視図である。
【図4】図3の固定金具を取り付けた状態を示す斜視図
である。
である。
【図5】図4の線A−Aに沿う断面図である。
【図6】従来のスタンドの固定構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】図6と異なる従来のスタンドの固定構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】図6及び図7と異なる従来のスタンドの固定構
造を示す斜視図である。
造を示す斜視図である。
1 電子ピアノ 2 ピアノ本体 3 スタンド 14 側板 15 背板 19 ねじ 20 背板金具 21 背板金具の本体部 22 背板金具の固定部 23 背板金具の雌ねじ部 24 長穴
Claims (1)
- 【請求項1】 鍵盤楽器の鍵盤本体を支持する一対の側
板と、この一対の側板間に掛け渡されてこの側板を補強
する背板とを備え、この側板と背板とのいずれか一方の
端面を他方に突き当てた状態で、固定部材を介して相互
にねじ止め固定する鍵盤楽器用スタンドの固定構造にお
いて、 前記側板および背板のいずれか一方は、側面に前記ねじ
が貫通可能な挿通孔を有し、他方は、端面に前記挿通孔
に合致させた挿入孔を有すると共に、側面に前記挿入孔
に略直交方向から連通する連通孔を有し、前記固定部材
は、前記連通孔に挿入されて前記挿入孔に致心する雌ね
じを形成した固定部を有すると共に、この固定部と一体
に形成され当該固定部が挿入状態にあるときに該板の側
面に当接して位置決めを行う当接面を有することを特徴
とする鍵盤楽器用スタンドの固定構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992026540U JP2568939Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 鍵盤楽器用スタンドの固定構造 |
DE4305681A DE4305681C2 (de) | 1992-03-31 | 1993-02-24 | Befestigungsanordnung für ein Gestell eines Tasteninstruments |
US08/294,875 US5458429A (en) | 1992-03-31 | 1994-08-23 | Securing structure for a stand of keyed instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1992026540U JP2568939Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 鍵盤楽器用スタンドの固定構造 |
Publications (2)
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---|---|
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1993
- 1993-02-24 DE DE4305681A patent/DE4305681C2/de not_active Expired - Fee Related
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1994
- 1994-08-23 US US08/294,875 patent/US5458429A/en not_active Expired - Fee Related
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