JP2000112629A - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JP2000112629A
JP2000112629A JP10294557A JP29455798A JP2000112629A JP 2000112629 A JP2000112629 A JP 2000112629A JP 10294557 A JP10294557 A JP 10294557A JP 29455798 A JP29455798 A JP 29455798A JP 2000112629 A JP2000112629 A JP 2000112629A
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case
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Nobuhiro Oura
信洋 大浦
Hideki Ito
英樹 伊藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/702Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2223/00Casings
    • H01H2223/042Casings mounted in conventional keyboard
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/042Snap coupling; Snap mounting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボード本体とケースとの位置決め、固定
が確実になされる構造を持つキーボード装置を提供す
る。 【解決手段】 キーボード本体6とケース2とを有し、
ケース2が、キーボード本体6上面側を覆う上ケース1
4と、キーボード本体6下面側を覆う下ケース17とか
ら構成されている。キーボード本体6の長手方向に延び
る奥側、手前側の2辺の中央部に上ケース14、下ケー
ス17との係合部である舌片18、切欠25がそれぞれ
設けられ、ケース2に対するキーボード本体6の位置決
め、固定がこれら2つの係合部でなされている。さら
に、キーボード本体6の奥側の辺の2箇所にも上ケース
14、下ケース17との固定部27が設けられ、ケース
2とキーボード本体6との固定がなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード装置に
関し、特に、キーボード本体とこれを収容するケースを
有するキーボード装置におけるキーボード本体の位置決
め、固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般のキーボードは、例えば、多数
のキートップが取り付けられたキーボード本体とこれを
内部に収容、保持するケースとを有している。また、ケ
ースは、キーボード本体の上面側を覆うとともに多数の
キートップを露出させる窓部を有する上ケースと、キー
ボード本体の下面側を覆う下ケースが組み合わされた構
造を採っている。この構造により、キーボードの組立が
容易になるからである。そして、キーボード本体は、通
常の入力キーとテンキー、ファンクションキー等、機能
が異なる数種のキー群を有しており、これらキー群とキ
ー群との間が上ケース窓部間の梁部によって区画され、
若干離れた位置に配置されている。
【0003】近年、パーソナルコンピュータ等の情報処
理装置の分野において、省スペース、携帯性向上等の観
点から、小型化、薄型化、軽量化への要求が強まってい
る。このような背景から、情報処理装置の入力機器であ
るキーボードの分野においても、キーボード自身を小型
化、薄型化、軽量化したいという要求が出てきている。
そこで、上記構造を持つ従来一般のキーボードを小型化
するために、キー群同士を区画する梁部を減らし、キー
群同士の間隔を詰め、さらに、外枠部分の幅も小さくし
たキーボードが提案されている。このキーボードによれ
ば、キー群同士の間隔を詰め、外枠を小さくしたことに
よって従来に比べてキーボードの小型化を実現すること
ができる。また、ケースの材料に軽量の樹脂を用いるこ
とによりキーボードの軽量化を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、構造
や材料に工夫を凝らすことによってキーボードの小型化
や軽量化を果たすことができるものの、他の面で別の不
具合が生じていた。例えば、キーボード本体をケース内
に組み込む際に、ケースに対してキーボード本体を正確
に位置決めする必要があるが、キーボード本体上を横切
る梁部がないため、ケースとキーボード本体との位置決
め箇所は必然的にキーボード本体の縁に配置することに
なる。このタイプの従来のキーボードでは、キーボード
本体の長手方向に延びる縁の端部にこの位置決め箇所を
設けていたが、このように長手方向の端部で位置決めを
行う方法では、特に反対側の端部で充分な位置決め精度
を得ることが困難であった。このため、通常、上ケース
の窓部の縁と最外周のキートップが接触しないように若
干のクリアランスが設けられているが、このクリアラン
スがキーボード全体にわたって均一にならないという問
題があった。また、このような問題を避けるために、両
端部に位置決め箇所を設けることが考えられるが、その
場合、位置決め箇所に要するスペースが余計に必要とな
るという問題があった。
【0005】また、キーボード本体は、通常の使用状態
では見えないように下ケースの裏面側からネジ止め等に
より下ケースに対して固定されている。ところが、たと
えキーボードの小型化、軽量化のためにケースの構造が
簡素化したとしても、キーボードに多少の衝撃が加わっ
た場合にケースとキーボード本体の固定部が容易に外れ
るようなことがあってはならず、キーボード本体がケー
ス内の所定の位置に確実に保持され、固定されている必
要がある。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、キーボード本体とケースとの位置
決め、固定が確実になされる構造を持つキーボード装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のキーボード装置は、上面に複数のキート
ップが取り付けられた略矩形状のキーボード本体とキー
ボード本体を収容するケースとを有し、ケースが、キー
ボード本体上面側を覆うとともに複数のキートップを露
出させる窓部を有する上ケースと、キーボード本体下面
側を覆う下ケースとからなり、キーボード本体の長手方
向に延びる辺の中央部に第1の本体側係合部を設けると
ともに、上ケースの長手方向中央部に第1の本体側係合
部と互いに係合する第1の上ケース側係合部を設け、下
ケースの長手方向中央部に第1の本体側係合部と第1の
上ケース側係合部との係合部分にさらに係合する第1の
下ケース側係合部を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】従来のキーボード装置がキーボード本体の
長手方向端部で位置決めを行っていたため、反対側の端
部での位置ズレが大きくなっていたのに対して、本発明
のキーボード装置ではキーボード本体の長手方向中央部
に位置する係合部で位置決めが行われ、位置決め箇所か
らキーボード本体端部までの距離が短くなるため、端部
でも充分高い位置決め精度が得られ、上ケースの窓部の
縁と最外周のキートップの間のクリアランスをキーボー
ド全体にわたって均一にすることができる。また、キー
ボード本体の長手方向中央部でキーボード本体、上ケー
ス、下ケースの3つの部材が全て係合し合う構成である
から、3つの部材相互間の位置決め精度がより向上す
る。
【0009】より具体的な形態の一例としては、第1の
本体側係合部、第1の上ケース側係合部、および第1の
下ケース側係合部が、それぞれキーボード本体、上ケー
ス、および下ケースから突出する凸部からなり、第1の
上ケース側係合部をなす凸部と第1の下ケース側係合部
をなす凸部とによって第1の本体側係合部をなす凸部が
挟持された構造を採ることができる。この構成とした場
合、これら第1の係合部を位置決め手段と同時に固定手
段と見た場合、第1の本体側係合部をなす凸部が第1の
上ケース側係合部をなす凸部と第1の下ケース側係合部
をなす凸部に挟まれることにより、上ケースと下ケース
との間にキーボード本体が堅固に固定される。
【0010】また、上記本発明のキーボード装置におい
て、キーボード本体の第1の本体側係合部が設けられた
側の辺と対向する辺の中央部に第2の本体側係合部を設
けるとともに、上ケースまたは下ケースの少なくともい
ずれか一方の長手方向中央部に第2の本体側係合部と互
いに係合し合う第2のケース側係合部を設けるようにす
るとよい。その場合、キーボード本体の長手方向に延び
る互いに対向する2つの辺の中央部にケースとの係合部
がそれぞれ設けられ、ケースに対するキーボード本体の
位置決めがこれら2つの係合部でなされることになる。
このように、対向する2辺でキーボード本体とケースを
位置決めすることにより、キーボード本体の回転方向の
ズレが抑えられ、位置決め精度を向上することができ
る。
【0011】さらに、上記本発明のキーボード装置にお
いて、キーボード本体の第1の本体側係合部を設けた側
の辺の第1の本体側係合部を挟んで離間した2箇所に第
3の本体側係合部を設け、上ケースおよび下ケースに、
各々が第3の本体側係合部と係合する第3の上ケース側
係合部および第3の下ケース側係合部を設けることが望
ましい。その場合、上記の第2の係合部と合わせれば、
キーボード本体の長手方向に延びる1つの辺の離間した
2箇所にケースとの係合部がそれぞれ設けられるととも
に、キーボード本体の前記係合部が設けられた側の辺と
対向する辺の中央部にケースとの係合部(第2の係合
部)が設けられ、ケースに対するキーボード本体の固定
が前記3つの係合部でなされることになる。
【0012】この構成とした場合、2箇所の第3の係合
部と1箇所の第2の係合部からなる3角形の各頂点でキ
ーボード本体、上ケース、下ケースがそれぞれ固定され
るため、キーボードに対して種々の方向から外力が加わ
ったとしても、これら3つの部材は堅固な固定状態が維
持される。したがって、機械的な衝撃に強いキーボード
装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図7を参照して説明する。図1は本実施の形態
のキーボード装置1の全体構成を示す図であって、本実
施の形態のキーボード装置1は、小型、薄型でケース
2、キートップ3等が透明性樹脂で形成された、いわゆ
る透明キーボードである。キーボード装置1の後面(以
下、使用者側から見て奥側をキーボードの後側、手前側
を前側ということもある)からはコンピュータ本体等
(図示略)に接続するケーブル4が導出され、側面には
例えばマウス等、種々の外部機器と共通に接続するため
のUSB規格のコネクタ5が設置されている。
【0014】本実施の形態のキーボード装置1は、図2
に示すように、上面に多数のキートップ3が取り付けら
れた略矩形状のキーボード本体6と、キーボード本体6
を収容するケース2と、コンピュータ本体等との間での
各種信号のやりとりを制御する制御部7とから概略構成
されている。また、キーボード本体6は、図5に示すよ
うに、多数のキートップ3を支持するハウジング8と、
メンブレンスイッチ9を構成する2枚の回路シート1
0、11、スペーサシート12からなる3枚のシート
と、ハウジング8との間でこれら3枚のシート10、1
1、12を挟持、支持する金属板13とから構成されて
いる。
【0015】ケース2は、キーボード本体6上面側を覆
うとともに複数のキートップ3を露出させる窓15、1
6部を有する上ケース14と、キーボード本体6下面側
を覆う下ケース17とから構成されている。上ケース1
4の窓部には、通常の入力キーとファンクションキーと
を露出させる窓部15と、テンキーを露出させる窓部1
6とがあり、これら窓部15、16の縁と最外周のキー
トップ3との間には若干のクリアランスが設けられてい
る。したがって、このクリアランスを窓部15、16の
全周にわたって均一にし、また、ケース2内でキーボー
ド本体6ががたつかないようにするために、キーボード
本体6とケース2とが次に示す3箇所で位置決め、固定
されるようになっている。
【0016】図2に示すように、キーボード本体6の長
手方向に延びる2辺のうち、キーボード本体6を構成す
る金属板13の奥側の辺の略中央に、水平方向奥側に突
出する舌片18(第1の本体側係合部、凸部)が設けら
れ、上ケース14側には、キーボード本体6の舌片18
に対応する位置に、下方に向けて突出する2つの突起1
9、19(第1の上ケース側係合部、凸部)が設けられ
ている。また、下ケース17側には、キーボード本体6
の舌片18に対応する位置に、上方に向けて突出する舌
片20(第1の下ケース側係合部、凸部)が設けられて
いる。
【0017】図3(a)、(b)はこの部分を拡大視し
た図であって、図3(a)に示すように、キーボード本
体6の舌片18の幅方向中央には第1の切欠21(第1
の本体側係合部)が形成されており、この第1の切欠2
1の幅は下ケース17の舌片20の幅と一致している。
また、キーボード本体6の舌片18の両側方には、金属
板13の内側に切り込まれた第2の切欠22(第1の本
体側係合部、凸部)がそれぞれ形成されている。第2の
切欠22の幅は上ケース14の各突起19の幅と一致す
るとともに、第2の切欠22、22間の間隔は上ケース
14の突起19、19間の間隔と一致している。また、
図3(a)中の符号23、24は、それぞれ、下ケース
17とキーボード本体6との間に配置される制御部7の
プリント基板、シールド板、である。
【0018】この部分の各部材の形状は以上の通りであ
り、キーボード装置1を組み立てた状態では、図3
(b)に示すように、キーボード本体6の舌片18の第
1の切欠21と下ケース17の舌片20とが係合すると
ともに、キーボード本体6の2箇所の第2の切欠22、
22と上ケース14の2つの突起19、19とがそれぞ
れ係合する。したがって、下ケース17の舌片20と上
ケース14の2つの突起19、19とによってキーボー
ド本体6の舌片18が挟持された状態となる。
【0019】図2に示すように、キーボード本体6の長
手方向に延びる2辺のうち、キーボード本体6を構成す
るハウジング8の手前側の辺の略中央に第3の切欠25
(第2の本体側係合部)が設けられ、下ケース17側に
は、キーボード本体6の第3の切欠25に対応する位置
に、上方に向けて突出する平面視H字状の凸部26(第
2のケース側係合部)が設けられている。ここで、第3
の切欠25の幅は下ケース17の凸部26の幅と一致し
ている。図4(a)、(b)はこの部分を拡大視した図
であって、キーボード装置1を組み立てた状態では、図
4(b)に示すように、キーボード本体6の第3の切欠
25と下ケース17の凸部26の奥側のコ字状の部分と
が係合する。
【0020】このように、本実施の形態のキーボード装
置1においては、キーボード本体6の長手方向に延びる
2つの辺の中央部2箇所で位置決めがなされるようにな
っている。
【0021】図2に示すように、キーボード本体6の金
属板13の長手方向に延びる奥側の辺には、中央の舌片
18を挟んで左右2箇所に、中央に孔を有する環状の固
定部27、27(第3の本体側係合部)が水平方向奥側
に突出するように形成されている。下ケース17側の上
記キーボード本体6の固定部27に対応する位置には、
キーボード本体6および上ケース14を固定するための
ネジボス28、28(第3の下ケース側係合部)が設け
られている。そして、上ケース14側の上記キーボード
本体6の固定部27に対応する位置には、内部にネジ穴
(図示略)が切られた円筒状のネジボス29(第3の上
ケース側係合部)(図示の都合上、図2においては1箇
所のみを図示する)が設けられている。ここで、キーボ
ード本体6の固定部27の孔の内径は、上ケース14の
ネジボス29の外径よりも大きく、上ケース14のネジ
ボス29がキーボード本体6の固定部27の孔に挿通可
能となっている。
【0022】また、本実施の形態のキーボード装置1で
は、この箇所をケース2とキーボード本体6との固定に
用いるのと同時に、USBコネクタ5の固定にも用いて
いる。したがって、図5に示すように、上ケース14の
ネジボス29はUSBコネクタ5の接続部30の孔にも
挿通可能となっている。したがって、キーボード装置1
を組み立てた状態では、上ケース14のネジボス29が
キーボード本体6の固定部27の孔、USBコネクタ5
の接続部30の孔に上から順次挿通され、上ケース14
のネジボス29と下ケース17のネジボス28とが同軸
線上に位置するように当接した状態で下ケース17の下
側からネジ31が締結されることにより、上ケース1
4、キーボード本体6、下ケース17が固定されるよう
になっている。
【0023】このように、本実施の形態のキーボード装
置1においては、キーボード本体6の奥側の辺の2箇所
で上ケース14、キーボード本体6、下ケース17が固
定されるとともに、上述したキーボード本体6の手前側
の辺中央の1箇所の係合部(第3の切欠25と下ケース
17の凸部26との係合部)により下ケース17とキー
ボード本体6が固定され、これら3角形の頂点にあたる
3箇所でケース2とキーボード本体6との固定がなされ
る構成となっている。
【0024】上ケース14と下ケース17からなるケー
ス2は、上述したキーボード本体6の固定部27の箇所
でネジ止めにより固定されているが、その他、ケース2
の前面部分でも固定されている。図2に示すように、下
ケース17前縁部の複数箇所(本実施の形態では6箇
所)に上方に向けて突出するフック部32が設けられる
とともに、これらフック部32の位置に対応する上ケー
ス14前縁部には下方に向けて突出するフック受け部3
3(図示の都合上、図2においては1箇所のみを図示す
る)がそれぞれ設けられている。
【0025】図6(a)、(b)はこれら下ケース17
のフック部32と上ケース14のフック受け部33を拡
大視した図であって、図6(a)に示すように、フック
部32の上部にフック受け部33と係合する爪34が形
成される一方、フック受け部33にはフック部32の爪
34が挿入される矩形の孔35が形成されている。キー
ボード装置1を組み立てた状態では、図6(b)に示す
ように、フック部32の爪34がフック受け部33の孔
35に挿入され、フック部32の爪34とフック受け部
33の横棒36とが噛み合うことによって、上ケース1
4と下ケース17とが堅固に固定される。図7(a)、
(b)は、上ケース14と下ケース17を固定する前後
のフック部32の爪34とフック受け部33の横棒36
の嵌合の様子を示す断面図である。
【0026】従来のキーボード装置がキーボード本体の
長手方向端部で位置決めを行っていたのに対し、本実施
の形態のキーボード装置1ではキーボード本体6の長手
方向中央部に位置する舌片18、第3の切欠25の箇所
で位置決めを行っている。したがって、従来のキーボー
ド装置では、位置決め側と反対側の端部での位置ズレが
大きくなるのに対して、本実施の形態のキーボード装置
1の場合、位置決め箇所からキーボード本体6端部まで
の距離が短くなるため、端部でも充分高い位置決め精度
を得ることができる。また、長手方向の対向する2辺で
キーボード本体6とケース2を位置決めすることによ
り、キーボード本体6の回転方向のズレも抑えることが
でき、位置決め精度を向上することができる。その結
果、上ケース14の窓部15、16の縁と最外周のキー
トップ3の間のクリアランスをキーボード全体にわたっ
て均一にすることができる。
【0027】特に、キーボード本体6の舌片18の箇所
では、キーボード本体6、上ケース14、下ケース17
の3つの部材が全て係合し合う構成であるから、3つの
部材相互間の位置決め精度がより向上する、という利点
を有する。さらに、キーボード本体6の舌片18が下ケ
ース17の舌片20と上ケース14の2つの突起19、
19とによって挟持されるため、キーボード本体6を上
ケース14と下ケース17との間に堅固に固定すること
ができる。
【0028】上記中央2箇所の係合部は位置決め手段で
もあるが、キーボード本体6と上ケース14、下ケース
17との固定手段でもある。そして、本実施の形態のキ
ーボード装置1の場合、さらに、キーボード本体6の奥
側の辺の2箇所に環状の固定部27を設け、固定部27
の孔に上ケース14のネジボス29を挿通して下ケース
17のネジボス28とネジ止めすることにより、キーボ
ード本体6と上ケース14、下ケース17を固定した。
これらの構成により、キーボード本体6と上ケース1
4、下ケース17とがその外周部で堅固に固定されるた
め、キーボードに対して種々の方向から外力が加わった
としても、これら3つの部材は堅固な固定状態が維持さ
れ、機械的な衝撃に強いキーボード装置を得ることがで
きる。
【0029】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば本実施の形態において上ケース、下ケースとキーボ
ード本体との位置決め、固定に用いた種々の係合部の具
体的な形状、係合部を形成する位置や数、等は本実施の
形態に限ることなく、適宜設計変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
キーボード装置によれば、キーボード本体の長手方向中
央部の係合部で位置決めが行われ、位置決め箇所からキ
ーボード本体端部までの距離が短くなるため、端部でも
充分高い位置決め精度が得られ、上ケースの窓部の縁と
最外周のキートップの間のクリアランスをキーボード全
体にわたって均一にすることができる。また、キーボー
ド本体の長手方向中央部でキーボード本体、上ケース、
下ケースの3つの部材が全て係合し合う構成であるか
ら、3つの部材相互間の位置決め精度がより向上する。
また、キーボード本体の対向する2辺でキーボード本体
とケースとを位置決めすることによって、キーボード本
体の回転方向のズレも抑えられ、位置決め精度を向上す
ることができる。さらに、第1の係合部、第2の係合
部、第3の係合部各々の作用によって上ケースと下ケー
スとの間にキーボード本体が堅固に固定されるため、キ
ーボードに対して種々の方向から外力が加わったとして
も、3つの部材の堅固な固定状態が維持され、小型、薄
型であっても機械的な衝撃に強いキーボード装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるキーボード装置
の全体構成を示す斜視図である。
【図2】 同、キーボード装置の上ケース、キーボード
本体、下ケース等を分解した状態を示す斜視図である。
【図3】 同、キーボード装置のキーボード本体の舌片
での係合の状態を示す図であって、(a)分解した状態
を示す斜視図、(b)組み立てた状態を示す斜視図、で
ある。
【図4】 同、キーボード装置のキーボード本体の第3
の切欠での係合の状態を示す図であって、(a)分解し
た状態を示す斜視図、(b)組み立てた状態を示す斜視
図、である。
【図5】 同、キーボード装置のキーボード本体の環状
の固定部での係合の状態を示す図であって、各部材を分
解した状態を示す斜視図である。
【図6】 同、キーボード装置のケース相互の固定構造
を示す図であって、(a)分解した状態を示す斜視図、
(b)組み立てた状態を示す斜視図である。
【図7】 同、断面図である。
【符号の説明】
1 キーボード本体 2 ケース 3 キートップ 6 キーボード本体 14 上ケース 15,16 窓部 17 下ケース 18 舌片(第1の本体側係合部、凸部) 19 突起(第1の上ケース側係合部、凸部) 20 舌片(第1の下ケース側係合部、凸部) 21 第1の切欠(第1の本体側係合部) 22 第2の切欠(第1の本体側係合部) 25 第3の切欠(第2の本体側係合部) 26 凸部(第2のケース側係合部) 27 固定部(第3の本体側係合部) 28 ネジボス(第3の下ケース側係合部) 29 ネジボス(第3の上ケース側係合部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に複数のキートップが取り付けられ
    た略矩形状のキーボード本体と該キーボード本体を収容
    するケースとを有し、該ケースが、前記キーボード本体
    上面側を覆うとともに前記複数のキートップを露出させ
    る窓部を有する上ケースと、前記キーボード本体下面側
    を覆う下ケースとからなり、 前記キーボード本体の長手方向に延びる辺の中央部に第
    1の本体側係合部が設けられるとともに、前記上ケース
    の長手方向中央部に前記第1の本体側係合部と互いに係
    合する第1の上ケース側係合部が設けられ、前記下ケー
    スの長手方向中央部に前記第1の本体側係合部と前記第
    1の上ケース側係合部との係合部分にさらに係合する第
    1の下ケース側係合部が設けられたことを特徴とするキ
    ーボード装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキーボード装置におい
    て、 前記第1の本体側係合部、前記第1の上ケース側係合
    部、および前記第1の下ケース側係合部が、それぞれ前
    記キーボード本体、前記上ケース、および前記下ケース
    から突出する凸部からなり、前記第1の上ケース側係合
    部をなす凸部と前記第1の下ケース側係合部をなす凸部
    とによって前記第1の本体側係合部をなす凸部が挟持さ
    れていることを特徴とするキーボード装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のキーボード装
    置において、 前記キーボード本体の前記第1の本体側係合部が設けら
    れた側の辺と対向する辺の中央部に第2の本体側係合部
    が設けられるとともに、前記上ケースまたは前記下ケー
    スの少なくともいずれか一方の長手方向中央部に前記第
    2の本体側係合部と互いに係合し合う第2のケース側係
    合部が設けられたことを特徴とするキーボード装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のキ
    ーボード装置において、 前記キーボード本体の前記第1の本体側係合部が設けら
    れた側の辺の前記第1の本体側係合部を挟んで離間した
    2箇所に第3の本体側係合部が設けられ、前記上ケース
    および前記下ケースに、各々が前記第3の本体側係合部
    と係合する第3の上ケース側係合部および第3の下ケー
    ス側係合部がそれぞれ設けられたことを特徴とするキー
    ボード装置。
  5. 【請求項5】 上面に複数のキートップが取り付けられ
    た略矩形状のキーボード本体と該キーボード本体を収容
    するケースとを有し、該ケースが、前記キーボード本体
    上面側を覆うとともに前記複数のキートップを露出させ
    る窓部を有する上ケースと、前記キーボード本体下面側
    を覆う下ケースとからなり、 前記キーボード本体の長手方向に延びる互いに対向する
    2つの辺の中央部に前記ケースとの係合部がそれぞれ設
    けられ、前記ケースに対する前記キーボード本体の位置
    決めがこれら2つの係合部でなされていることを特徴と
    するキーボード装置。
  6. 【請求項6】 上面に複数のキートップが取り付けられ
    た略矩形状のキーボード本体と該キーボード本体を収容
    するケースとを有し、該ケースが、前記キーボード本体
    上面側を覆うとともに前記複数のキートップを露出させ
    る窓部を有する上ケースと、前記キーボード本体下面側
    を覆う下ケースとからなり、 前記キーボード本体の長手方向に延びる1つの辺の離間
    した2箇所に前記ケースとの係合部がそれぞれ設けられ
    るとともに、前記キーボード本体の前記係合部が設けら
    れた側の辺と対向する辺の中央部に前記ケースとの係合
    部が設けられ、前記ケースに対する前記キーボード本体
    の固定が前記3つの係合部でなされていることを特徴と
    するキーボード装置。
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