JPH08335424A - Mtスイッチ - Google Patents

Mtスイッチ

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JPH08335424A
JPH08335424A JP16299095A JP16299095A JPH08335424A JP H08335424 A JPH08335424 A JP H08335424A JP 16299095 A JP16299095 A JP 16299095A JP 16299095 A JP16299095 A JP 16299095A JP H08335424 A JPH08335424 A JP H08335424A
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JP
Japan
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plate
printed wiring
wiring board
board
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Application number
JP16299095A
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English (en)
Inventor
Masahiko Toyoda
政彦 豊田
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MT板をプリント配線板の接点部上に正確に
保持する。 【構成】 プリント配線板11に印刷された複数の接点
12,13からなる接点部に皿状の金属板バネからなる
MT板10を重ね、MT板10上に柔軟性を有する押え
用シート17を重ね、MT板10の反転によって接点部
が導通するMTスイッチにおいて、プリント配線板11
のMT板装着の周囲に対応する位置にガイドリブ15を
突設し、ガイドリブ15の内側にMT板10を挿入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板(PW
B(Printed Wired Boad) の他、FPC(Flexible Pri
nted Circuit)も含む。)の接点部にクリック感を生じ
させるMT(メタルタクト)板が装着され、OA機器、
携帯電話等の操作パネルに利用されるMTスイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】MT板は、皿状の金属板バネからなり、
指で押すと弾性変形して反転し、離すと復元する。この
MT板をプリント配線板の接点部に装着することによっ
て、スイッチ操作時のクリック感を生じさせることがで
き、また、スイッチの接点構造の一部を構成することも
できる。
【0003】従来、MT板を使用したMTスイッチとし
て、例えば図4,図5に示す第1の例においては、プリ
ント配線板1上の接点2,3からなる各接点部(電極)
に対応した配置に装着穴5……が開けられたスペーサー
シート4を、プリント配線板1の表面に貼着し、装着穴
5……にMT板10……を挿入して、その上に押え用シ
ート7を貼着するようにして、各MT板10を各接点部
上の所定配置に保持している。
【0004】即ち、MT板10を押え用シート7の上か
ら指で押すと、MT板10が反転して接点2と接触し、
MT板10を介して接点2,3間が導通するようになっ
ており、MT板10の外縁部を常に接点3に接触させ、
中央部を接点2の上方に整合させるため、この第1の例
においてはスペーサーシート4を使用している。
【0005】また、図6,図7に示す第2の例において
は、押え用シート7に、接着剤8……を介してMT板1
0……を固着するようにして、各MT板10を接点2,
3からなる各接点部上の所定配置に保持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、MT板1
0はプリント配線板1の接点2,3からなる接点部(電
極)上の所定配置に保持する必要があるが、第1の例に
あっては、押え用シート7の他にスペーサーシート4が
必要になるという経済上の問題があり、一方、第2の例
にあっては、MT板10の位置精度が悪いという組立
上、性能上の問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
MT板をプリント配線板の接点部上の所定配置に好適に
保持し得るMTスイッチの提供を目的としたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
プリント配線板に印刷された複数の接点からなる接点部
に皿状の金属板バネからなるMT板を重ね、前記MT板
上に柔軟性を有する押え用シートを重ね、前記MT板の
反転によって前記接点部が導通するMTスイッチにおい
て、前記プリント配線板の前記MT板の周囲に対応する
配置にガイドリブを突設し、該ガイドリブの内側に前記
MT板を挿入することにある。
【0009】なお、MT板の中央部を押え用シートに固
着することが好ましい。
【0010】また、接点部が、プリント配線板の表面
に、MT板の外縁部と中央部に対応して形成された複数
の接点からなる場合には、ガイドリブは、前記プリント
配線板の表面に突設することが好ましく、接点部が、隙
間を開けて重ねられた第1のプリント配線板の表面と柔
軟性を有する第2のプリント配線板の裏面に、対向して
形成された複数の接点からなる場合には、ガイドリブ
は、前記第2のプリント配線板の表面に突設することが
好ましい。
【0011】また、ガイドリブはUV硬化インクをもっ
て形成固着することがより好ましい。
【0012】
【作用】本発明においては、プリント配線板のMT板装
着の周囲に対応する位置にガイドリブを突設し、このガ
イドリブの内側にMT板を挿入することによって、MT
板の移動が拘束され、MT板が接点部上の所定配置に正
確に保持される。
【0013】更に、MT板の中央部を押え用シートに固
着することによって、MT板の保持が確実になされる。
【0014】また、接点部が、プリント配線板の表面
に、MT板の外縁部と中央部に対応して形成された複数
の接点からなる場合には、ガイドリブをプリント配線板
の表面に突設することによって、MT板がクリック板及
び接点構造の一部として接点部上の所定配置に保持され
る。
【0015】また、接点部が、隙間を開けて重ねられた
第1のプリント配線板の表面と柔軟性を有する第2のプ
リント配線板の裏面に、対向して形成された複数の接点
からなる場合には、ガイドリブを第2のプリント配線板
の表面に突設することによって、MT板がクリック板と
して接点部上の所定配置に保持される。
【0016】更に、ガイドリブをUV硬化インクをもっ
て形成固着することによって、十分な厚さのガイドリブ
がプリント配線板のMT板装着の周囲に対応する位置に
正確かつ簡単に形成固着される。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例を図1,図2,図3につ
いて説明する。
【0018】図1,図2は本発明の第一実施例を示して
おり、図において、11はPWB、FPC等のプリント
配線板であり、プリント配線板11の表面には、接点1
2,13が複数組、印刷されている。接点12はMT板
10の中央部に対応して・形に形成され、接点13はM
T板10の外縁部に対応してC形に形成されて接点12
の周囲に間隔を開けて配置されており、接点12,13
をもって接点部が構成されている。なお、接点12,1
3以外のプリント配線板11上の回路、配線等の図示は
省略している。
【0019】また、プリント配線板11の表面には、ガ
イドリブ15……が、UV(紫外線)硬化インクを使用
した印刷により、MT板10の外径に対応した円環形の
凸状に形成され、プリント配線板11上の接点12,1
3からなる各接点部上の所定配置の周囲、即ち、所定配
置にMT板10を装着した際のMT板10の周囲に対応
する位置に固着されている。
【0020】そして、各ガイドリブ15の内側には、円
板形の皿状の金属板バネからなるMT板10が挿入され
ており、更に、プリント配線板11及びMT板10……
の上側には、柔軟性を有する押え用シート17がこれら
を覆うように重ねられており、MT板10……の中央部
は押え用シート17に接着剤18……を介して固着され
ている。
【0021】すなわち、MT板10は、凸状のガイドリ
ブ15の内側に挿入することによって、プリント配線板
11に対する移動(ズレ)が拘束されており、一方、こ
のガイドリブ15は、UV硬化インクの印刷をもって形
成固着することによって、十分な厚さに形成され、ま
た、所定位置に正確かつ簡単に形成固着されている。従
って、MT板10は、接点12,13からなる各接点部
上の所定配置に正確に保持され、更に、押え用シート1
7を介して確実に保持される。
【0022】このように、MT板10は接点12,13
からなる各接点部上の所定配置に正確、確実に保持さ
れ、MT板10の外縁部は常に接点13と接触し、MT
板10の中央部は接点12の上方に整合した状態とな
る。そして、MT板10を押え用シート17の上から指
で押すと、MT板10が弾性変形して反転し、その中央
部が接点12と接触して、MT板10を介して接点1
2,13間が導通し、指を離すと、MT板10が復元し
て、その中央部が接点12から離れて、接点12,13
間が遮断される。
【0023】以上、MT板10がクリック板であると共
にスイッチの接点構造の一部を構成する場合について述
べたが、以下のように、MT板10がクリック板として
のみ使用される場合であってもよい。
【0024】図3は、本発明の第二実施例を示してい
る。図において、21は第1のプリント配線板であり、
第1のプリント配線板21の表面には、接点22が印刷
されている。そして、第1のプリント配線板21の上側
には、スペーサー20を挾んで、柔軟性を有する第2の
プリント配線板23が隙間を開けて重ねられており、第
2のプリント配線板23の裏面には、接点24が、接点
22と対向して印刷されている。
【0025】また、第2のプリント配線板23の表面に
は、ガイドリブ25が、UV硬化インクの印刷により、
MT板10の外径に対応した円環形の凸状に形成され、
プリント配線板21上の接点22及び第2のプリント配
線板23上の接点24からなる接点部上の所定配置の周
囲、即ち、所定配置にMT板10を装着した際のMT板
10の周囲に対応する位置に固着されている。
【0026】そして、ガイドリブ25の内側には、円板
形の皿状の金属板バネからなるMT板10が挿入され、
更に、第2のプリント配線板23及びMT板10の上側
には、柔軟性を有する押え用シート17がこれらを覆う
ように重ねられ、MT板10の中央部は押え用シート1
7に接着剤18を介して固着されている。
【0027】すなわち、MT板10は、凸状のガイドリ
ブ25によって第2のプリント配線板23及び第1のプ
リント配線板21に対する移動(ズレ)が拘束されてお
り、一方、このガイドリブ25は、UV硬化インクの印
刷によって十分な厚さで所定位置に正確かつ簡単に形成
固着されている。従って、MT板10は、接点22,2
4からなる接点部上の所定配置に正確に保持され、更
に、押え用シート17を介して確実に保持される。
【0028】このように、MT板10は接点22,24
からなる接点部上の所定配置に正確、確実に保持され、
MT板10の中央部が接点22,24の上方に整合した
状態となる。そして、MT板10を押え用シート17の
上から指で押すと、MT板10及び第2のプリント配線
板23が弾性変形して、接点24が接点22に接触して
導通し、指を離すと、MT板10及び第2のプリント配
線板23が復元して、接点24が接点22から離れて遮
断される。
【0029】なお、上述の各実施例では、円環形のガイ
ドリブ15,25について述べたが、ガイドリブは、必
ずしも円環形でなくてもMT板の移動(ズレ)を拘束す
ることができればよく、例えば、小突起状にして、複数
個を円環状に配置するようにしてもよい。また、ガイド
リブは、必ずしもUV硬化インクによって形成しなくて
もよく、例えばレジストを用いてもよく、更に、文字等
と共にシルク印刷をしてもよい。
【0030】また、MT板は必ずしも押え用シートに固
着しなくてもよいが、MT板を押え用シートに固着した
場合には、ガイドリブは押え用シートの組立時にMT板
を所定位置に保持することができればよく、従って、ガ
イドリブの厚さ(高さ)、強度は比較的小さくてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るMTスイッ
チは、プリント配線板のMT板装着の周囲に対応する位
置にガイドリブを突設し、このガイドリブの内側にMT
板を挿入することによって、MT板をプリント配線板の
接点部上の所定配置に好適に保持することができ、MT
板をクリック板または接点構造の一部として確実に機能
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMTスイッチの第一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1の第一実施例の分解斜視図である。
【図3】本発明に係るMTスイッチの第二実施例を示す
断面図である。
【図4】従来のMTスイッチの第1の例を示す断面図で
ある。
【図5】図4の例の分解斜視図である。
【図6】従来のMTスイッチの第2の例を示す断面図で
ある。
【図7】図6の例の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 MT板 11 プリント配線板 12,13 接点 15 ガイドリブ 17 押え用シート 18 接着剤 20 スペーサー 21 第1のプリント配線板 22 接点 23 第2のプリント配線板 24 接点 25 ガイドリブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に印刷された複数の接点
    からなる接点部に皿状の金属板バネからなるMT板を重
    ね、前記MT板上に柔軟性を有する押え用シートを重
    ね、前記MT板の反転によって前記接点部が導通するM
    Tスイッチにおいて、 前記プリント配線板の前記MT板装着の周囲に対応する
    位置にガイドリブを突設し、該ガイドリブの内側に前記
    MT板を挿入したことを特徴としてなるMTスイッチ。
  2. 【請求項2】 MT板の中央部を押えシートに固着した
    ことを特徴としてなる請求項1に記載のMTスイッチ。
  3. 【請求項3】 接点部は、プリント配線板の表面に、M
    T板の外縁部と中央部に対応して形成された複数の接点
    からなり、ガイドリブは、前記プリント配線板の表面に
    突設されてなる請求項1もしくは2に記載のMTスイッ
    チ。
  4. 【請求項4】 接点部は、隙間を開けて重ねられた第1
    のプリント配線板の表面と柔軟性を有する第2のプリン
    ト配線板の裏面に、対向して形成された複数の接点から
    なり、ガイドリブは、前記第2のプリント配線板の表面
    に突設されてなる請求項1もしくは2に記載のMTスイ
    ッチ。
  5. 【請求項5】 ガイドリブはUV硬化インクをもって形
    成固着されてなる請求項1,2,3もしくは4に記載の
    MTスイッチ。
JP16299095A 1995-06-06 1995-06-06 Mtスイッチ Pending JPH08335424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012153587A1 (ja) 2011-05-10 2012-11-15 株式会社コバック 2段式スイッチ
CN103026441A (zh) * 2010-07-28 2013-04-03 李昌昊 Pcb轻触开关

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