JP2005340049A - シーソつまみの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】シーソつまみ5がパネル1に占める面積が小さくなり、しかも、パネル1前方からシーソつまみ5を差し込むだけで固定できるシーソつまみ5の構造を提供する。
【解決手段】表面の両端部にある2つの押圧部5e、5eのいずれか一方を押圧することにより前記表面に対して背後側に設けられたボス5fを介して2つのスイッチ3のいずれか一方を作動させる押圧板5dの背後に前記2つの押圧部5e、5eから等距離上に延びるヒンジ部5aを設け、前記ヒンジ部5aの前記押圧板5dから遠い先端部をパネル1またはパネル1と一体の部材により片持ち状態に支持した。
【選択図】 図2
【解決手段】表面の両端部にある2つの押圧部5e、5eのいずれか一方を押圧することにより前記表面に対して背後側に設けられたボス5fを介して2つのスイッチ3のいずれか一方を作動させる押圧板5dの背後に前記2つの押圧部5e、5eから等距離上に延びるヒンジ部5aを設け、前記ヒンジ部5aの前記押圧板5dから遠い先端部をパネル1またはパネル1と一体の部材により片持ち状態に支持した。
【選択図】 図2
Description
この発明はシーソつまみに係わり、特に、その支持構造に関する。
従来、押圧板の片側を押すことにより押圧板を傾動させて2つ並設されたスイッチのいずれか一方を作動させるシーソつまみが知られている。図4〜図6によりそのようなシーソつまみの支持構造の例を説明する。図4(a)は従来のシーソつまみの構造の例を一部部材を透視して示す正面図、図4(b)は同シーソつまみの構造を示す平面図、図4(c)は同シーソつまみの構造を示す側面図、図5は図4(a)におけるA−A断面図、図6は同シーソつまみの構造を示す分解斜視図である。
図4〜図6に示すパネル1の穴を塞ぐようにシーソつまみ6の押圧板6cが配置される。押圧板6cの背後にはボス6d、6dが設けられており、押圧板6cを傾動させることによりプリント基板2に配置されたスイッチ3、3のいずれか一方をボス6dにより作動させる。
押圧板6cの周囲の背後にはパネル1の穴の隙間を塞ぐフランジ部6bが一体に形成されており、このフランジ部6bから図4(a)における上下に延びるようにヒンジ部6a、6aが形成されている。
パネル1の背後に一体形成されたボス1d、1dにプリント基板2の穴を挿通してねじ込まれるねじ4、4によりプリント基板2が締着される。このプリント基板2は押さえ部材7を押さえ、押さえ部材7とパネル1の突起との間に挟むようにしてシーソつまみ6のヒンジ部6a、6aを固定している。
このように固定されたシーソつまみ6の押圧板6cの一方の側を指で押すと、ヒンジ部6a、6aを捩じるように変形させながら押圧板6cの一方の側が下がるように回動し、ボス6dにより一方のスイッチ3を作動させる。押圧板6cから指を離すと、ヒンジ部6a、6aの弾性により元の状態に戻される。
特開平7−245035号公報に提案された操作装置は、操作体25の中央部が弾性部材23により支持枠11(パネル)から突出する方向に付勢されており、操作体25の縁を押すと、押した部分の背後に配置されたスイッチ(Sa、Sc)を作動させることができる。
特開平7−245035号公報、第4〜6頁、図4
上記した図4〜図6に示す従来のシーソつまみはねじれ変形するヒンジ部が押圧板の外周の外に延びるように配置されており、ヒンジ部の長さをある程度以上に長くしなければ、必要な弾性変形が得られないため、シーソつまみがパネルに占める面積が大きくなり、設計の自由度が制限されていた。
また、シーソつまみを固定する部材をパネルの背後から取り付けるため、組み立て工程上の制約となっていた。
特開平7−245035号公報に提案された操作装置は操作体25の中央部近傍を押した場合には、複数のスイッチが作動することがあり、確実に1つのスイッチのみを選択して作動させることができなかった。
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、確実に1つのスイッチのみを選択して作動させるシーソつまみであって、シーソつまみがパネルに占める面積が小さくなり、しかも、パネル前方からシーソつまみを差し込むだけで固定できるシーソつまみの構造を提供することにある。
この発明のシーソつまみの構造は、表面の両端部にある2つの押圧部のいずれか一方を押圧することにより前記表面に対して背後側に設けられたボスを介して2つのスイッチのいずれか一方を作動させる押圧板の背後に前記2つの押圧部から等距離上に延びるヒンジ部を設け、前記ヒンジ部の前記押圧板から遠い先端部をパネルまたはパネルと一体の部材により片持ち状態に支持したものである。
さらに、前記シーソつまみの構造において、前記ヒンジ部の先端にフック部を形成し、前記パネルまたはパネルと一体の部材に前記ヒンジ部を挟むように後方に向けて狭くなるように傾斜した一対の挾持板を形成し、前記ヒンジ部の根本の両側に係止部を設け、前記フック部を前記挾持板を弾性変形させながら前記挾持板の後方に押し込み、前記前記フック部と前記係止部により前記パネルまたはパネルと一体の部材を挾持させることによりシーソつまみの前記ヒンジ部を前記パネルまたはパネルと一体の部材で支持したものである。
この発明のシーソつまみの構造によれば、シーソつまみのヒンジ部はパネルの奥側に延びるので、弾性撓みを大きくするために長くしてもパネル面積に占めるスペースが増えることがなく、設計の自由度が増大する。
また、ヒンジ部の変形は曲げ変形であるため、従来のシーソつまみの捩じり変形に比べ最大応力が小さくなり、耐久性が増大する。
また、シーソつまみはプリント基板等を取り付けた後、パネル前方から差し込むだけで取り付け可能であり、従来のもののようにシーソつまみとプリント基板を同時に取り付けるものと比べ組み立て作業が簡単である。また、シーソつまみの位置決めも正確に行われる。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1(a)はこの発明の実施例1であるシーソつまみの構造を一部部材を透視して示す正面図、図1(b)は同シーソつまみの構造を示す平面図、図1(c)は同シーソつまみの構造を示す側面図、図2は図1(a)におけるA−A断面図、図3は同シーソつまみの構造を示す分解斜視図である。
図1〜図3に示すパネル1の穴を塞ぐようにシーソつまみ5の押圧板5dが配置される。押圧板5dの背後にはボス5f、5fが設けられており、押圧板5dを傾動させることによりプリント基板2に配置されたスイッチ3、3のいずれか一方をボス5fにより作動させる。
シーソつまみ5の押圧板5dの背後にはさらにボス5f、5fから等距離の面上に延びるヒンジ部5aが形成されており、ヒンジ部5aの先端にはフック部5bが形成され、根元には係止部5c、5cが形成されている。ボス5f、5fの位置に対応する押圧板5dの表面は押圧部5e、5eとなっている。
パネル1の背後に一体形成されたボス1d、1dにプリント基板2の穴を挿通してねじ込まれるねじ4、4によりプリント基板2が締着される。パネル1の一部に段差が形成されて押圧板5dの背後に位置する支持プレート1aとなっている。支持プレート1aにはシーソつまみ5のヒンジ部5aを挿通させるスリット1eが形成され、そのスリット1eの両側に挾持板1b、1bが形成されている。
支持プレート1aにはさらにシーソつまみ5のボス5f、5fを挿通させる穴1c、1cが形成されている。シーソつまみ5は挾持板1b、1bを弾性変形させてフック部5bを挾持板1b、1bの間に押し込むことにより固定される。
シーソつまみ5が固定された状態は図1(b)に示すようにヒンジ部5aが挾持板1b、1bに挾持され、フック部5bおよび係止部5c、5cが夫々挾持板1b、1bおよび支持プレート1aに係止された状態となっている。
このように固定されたシーソつまみ5の押圧板5dの一方の押圧部5eを指で押すと、ヒンジ部5aを曲げるように変形させながら押圧板5dの一方の側が下がるように回動し、ボス5fにより一方のスイッチ3を作動させる。押圧板5dから指を離すと、ヒンジ部5aの弾性により元の状態に戻される。
上記実施例1によると、シーソつまみ5のヒンジ部5aはパネルの奥側に延びるので、弾性撓みを大きくするために長くしてもパネル面積に占めるスペースが増えることがなく、設計の自由度が増大する。
また、ヒンジ部5aの変形は曲げ変形であるため、従来のシーソつまみの捩じり変形に比べ最大応力が小さくなり、耐久性が増大する。
また、シーソつまみはプリント基板等を取り付けた後、パネル前方から差し込むだけで取り付け可能であり、従来のもののようにシーソつまみとプリント基板を同時に取り付けるものと比べ組み立て作業が簡単である。また、シーソつまみの位置決めも正確に行われる。
1 パネル、1a 支持プレート、1b 挾持板、1c 穴、1d ボス
1e スリット
2 プリント基板
3 スイッチ
4 ねじ
5 シーソつまみ、5a ヒンジ部、5b フック部、5c 係止部、5d 押圧板
5e 押圧部、5f ボス
6 シーソつまみ、6a ヒンジ部、6b フランジ部、6c 押圧板、6d ボス
7 押え部材
1e スリット
2 プリント基板
3 スイッチ
4 ねじ
5 シーソつまみ、5a ヒンジ部、5b フック部、5c 係止部、5d 押圧板
5e 押圧部、5f ボス
6 シーソつまみ、6a ヒンジ部、6b フランジ部、6c 押圧板、6d ボス
7 押え部材
Claims (2)
- 表面の両端部にある2つの押圧部のいずれか一方を押圧することにより前記表面に対して背後側に設けられたボスを介して2つのスイッチのいずれか一方を作動させる押圧板の背後に前記2つの押圧部から等距離上に延びるヒンジ部を設け、前記ヒンジ部の前記押圧板から遠い先端部をパネルまたはパネルと一体の部材により片持ち状態に支持したことを特徴とするシーソつまみの構造。
- 前記ヒンジ部の先端にフック部を形成し、前記パネルまたはパネルと一体の部材に前記ヒンジ部を挟むように後方に向けて狭くなるように傾斜した一対の挾持板を形成し、前記ヒンジ部の根本の両側に係止部を設け、前記フック部を前記挾持板を弾性変形させながら前記挾持板の後方に押し込み、前記前記フック部と前記係止部により前記パネルまたはパネルと一体の部材を挾持させることによりシーソつまみの前記ヒンジ部を前記パネルまたはパネルと一体の部材で支持したことを特徴とする請求項1のシーソつまみの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158713A JP2005340049A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | シーソつまみの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158713A JP2005340049A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | シーソつまみの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005340049A true JP2005340049A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35493364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158713A Pending JP2005340049A (ja) | 2004-05-28 | 2004-05-28 | シーソつまみの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005340049A (ja) |
-
2004
- 2004-05-28 JP JP2004158713A patent/JP2005340049A/ja active Pending
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