JP2000111227A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2000111227A
JP2000111227A JP10285450A JP28545098A JP2000111227A JP 2000111227 A JP2000111227 A JP 2000111227A JP 10285450 A JP10285450 A JP 10285450A JP 28545098 A JP28545098 A JP 28545098A JP 2000111227 A JP2000111227 A JP 2000111227A
Authority
JP
Japan
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cooling
heating
refrigerator
temperature
chamber
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Pending
Application number
JP10285450A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Ichinose
信彦 一ノ瀬
Takuji Kawaai
拓司 川相
Midori Kawase
みどり 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10285450A priority Critical patent/JP2000111227A/ja
Publication of JP2000111227A publication Critical patent/JP2000111227A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱運転から冷却運転へ切り換える場合に、
商品の味が変化することを防止でき、しかも、運転切換
作業を簡単に実行可能にする。 【解決手段】 本発明の自動販売機は、庫内を冷却する
冷却手段と庫内を加熱する加熱手段を備え、庫内を冷却
する冷却運転と庫内を加熱する加熱運転を切り換える切
換スイッチを備え、そして、切換スイッチにより加熱運
転から冷却運転に切り換えられた時点から設定時間の
間、加熱手段及び冷却手段を停止させ、その後、冷却手
段を駆動させて庫内を冷却するように制御する運転制御
手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内に収容された
缶飲料等の商品を加熱する機能と冷却する機能とを備え
た自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機は、庫内を冷却する
冷却器と、庫内を加熱する加熱ヒータと、冷却運転と加
熱運転を選択的に切り換える切換スイッチとを備えて構
成されている。この構成の自動販売機では、切換スイッ
チにより冷却運転が選択されると、冷却器により庫内及
び庫内に収納されている商品が冷却される冷却運転が行
われる。また、切換スイッチにより加熱運転が選択され
ると、加熱ヒータにより庫内及び庫内に収納されている
商品が加熱される加熱運転が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記従来構成で
は、加熱運転から冷却運転へ切り換える場合、切換スイ
ッチを操作すると、加熱ヒータを停止すると共に、冷却
器により直ちに庫内を冷却し始めるように構成されてい
る。この場合、庫内に収容されている商品は、高温状態
から急激に冷却される。ここで、商品のうちの特定のも
の例えば缶コーヒーは、高温状態から急激に冷却される
と、味が変化してしまうことがあるということがわかっ
た。
【0004】このため、上記味が変化するような商品を
収容している場合、加熱運転から冷却運転へ切り換える
際には、まず、電源をオフして加熱ヒータを停止させ、
この停止状態(加熱ヒータ及び冷却器を停止した状態)
で、例えば1日程度放置した後、電源をオンすると共に
冷却運転へ切り換え、冷却器により庫内を冷却し始める
ようにしていた。しかし、このような運転切換作業は、
操作者にとって、かなり面倒で手間がかかる作業であっ
た。
【0005】そこで、本発明の目的は、加熱運転から冷
却運転へ切り換える場合に、商品の味が変化することを
防止でき、しかも、運転切換作業を簡単に実行すること
ができる自動販売機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動販売機は、
庫内を冷却する冷却手段と前記庫内を加熱する加熱手段
を備え、前記庫内を冷却する冷却運転と前記庫内を加熱
する加熱運転を切り換える切換スイッチを備え、そし
て、前記切換スイッチにより加熱運転から冷却運転に切
り換えられた時点から設定時間の間、前記加熱手段及び
前記冷却手段を停止させ、その後、前記冷却手段を駆動
させて前記庫内を冷却するように制御する運転制御手段
を備えたところに特徴を有する。
【0007】上記構成によれば、加熱運転から冷却運転
へ切り換える場合、切換スイッチにより加熱運転から冷
却運転に切り換えられた時点から設定時間の間、加熱手
段及び冷却手段が停止され、その後、冷却手段が駆動さ
れて庫内が冷却される。このため、商品は、高温状態か
ら自然冷却されて室温程度まで冷却された後、冷却手段
により冷却されるようになる。従って、商品は高温状態
から急激に冷却されることがないから、商品の味は変化
しなくなる。そして、上記運転切換制御は、切換スイッ
チを操作すれば、運転制御手段によって自動的に実行さ
れるから、運転切換作業が簡単になる。
【0008】一方、運転制御手段によって、切換スイッ
チにより加熱運転から冷却運転に切り換えられた時点で
加熱手段を停止させ、そして、この切換時点から設定時
間の間、庫内の温度が徐々に低下するように冷却手段を
駆動するように制御することも好ましい構成である。こ
の構成の場合、運転制御手段は、庫内の温度が設定温度
に等しくなるように制御する温度制御機能を有すると共
に、庫内の温度を徐々に低下させるに際して、設定温度
を徐々に低下させるように制御することが好ましい。
【0009】また、庫内に収容されている商品の売り切
れ状態を表示する売り切れ表示手段を備え、加熱運転か
ら冷却運転に切り換えられた時点から庫内の温度が適正
温度に冷却されるまでの間、または、前記切換時点から
所定時間の間、売り切れ表示手段によって庫内の商品の
売り切れ状態を表示するように制御することが良い構成
である。
【0010】更に、庫本体の前面に開閉可能に設けられ
た扉を備えると共に、この扉の開閉を検知する扉検知手
段を備え、そして、扉の開放を検知したときには、前記
売り切れ状態を表示させないように制御することがより
一層好ましい構成である。更にまた、内部を冷却または
加熱可能な複数の貯蔵室を庫内に設け、これら複数の貯
蔵室毎に前記運転制御手段の制御を実行するか否かを指
定する指定スイッチを設けることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて図1ないし図10を参照しながら説明する。まず、
図2は自動販売機の正面図、図3は自動販売機の庫本体
におけるコラム等が配設されている部分の構成を概略的
に示す横断面図、図4は自動販売機の庫本体における冷
却器やファン装置等が配設されている部分の構成を概略
的に示す横断面図である。これら図2ないし図4に示す
ように、自動販売機1は、庫本体2と、この庫本体2の
前面に開閉可能に設けられたメイン扉3とから構成され
ている。
【0012】上記メイン扉3の前面には、図2(a)に
示すように、多種類の商品の見本が展示されている見本
展示部4と、見本にそれぞれ対応して設けられ商品を選
択するための選択スイッチ5と、紙幣投入口6と、硬貨
投入口7と、釣り銭取出口8と、商品取出口9とが配設
されている。上記各選択スイッチ5には、図2(b)に
示すように、商品の販売が可能であることを示す販売可
ランプ10と、商品が売り切れであることを示す売り切
れランプ11とが設けられている。これらランプ10、
11は、例えばLEDにより構成されている。上記売り
切れランプ11が売り切れ表示手段を構成している、ま
た、庫本体2の内部(庫内)には、複数である例えば3
個の貯蔵室12、13、14が設けられている。これら
3個の貯蔵室12、13、14のうち、左室12は冷却
専用の貯蔵室であり、中室13及び右室14は加熱用ま
たは冷却用に切換可能な貯蔵室である。
【0013】上記左室12内には、図3に示すように、
8個の商品格納コラム15(具体的には、1番〜8番商
品格納コラム15)が配設されている。中室13内に
は、4個の商品格納コラム15(具体的には、9番〜1
2番商品格納コラム15)が配設されている。右室14
内には、8個の商品格納コラム15(具体的には、13
番〜20番商品格納コラム15)が配設されている。即
ち、本実施例の自動販売機1は、20個の商品格納コラ
ム15を有しており、いわゆる20セレクション自動販
売機となっている。
【0014】また、各商品格納コラム15の下部には、
最下部の商品を1個ずつ排出する商品排出装置16が設
けられている(図7参照)。この商品排出装置16によ
り排出された商品は、図示しないシュートを通ってメイ
ン扉3の下部の商品取出口9へ排出されるように構成さ
れている。
【0015】一方、図4に示すように、左室12の下部
には、左室12内を冷却する左室用の冷却器17と、フ
ァン装置18と、左室12内の温度を検出する左室用の
温度センサ19とが配設されている。また、中室13の
下部には、中室13内を冷却する中室用の冷却器20
と、ファン装置21と、中室13内を加熱する中室用の
加熱ヒータ22と、中室13内の温度を検出する中室用
の温度センサ23とが配設されている。更に、右室14
の下部には、右室14内を冷却する右室用の冷却器24
と、ファン装置25と、右室14内を加熱する右室用の
加熱ヒータ26と、右室14内の温度を検出する右室用
の温度センサ27とが配設されている。
【0016】上記構成の場合、冷却器17、20、24
により冷却された冷気をファン装置18、21、25に
よって各室12、13、14内へ送り込むことにより、
各室12、13、14内を冷却するように構成されてい
る。また、加熱ヒータ22、26により加熱された空気
(熱気)をファン装置21、25によって各室13、1
4内へ送り込むことにより、各室13、14内を加熱す
るように構成されている。この場合、冷却器17、2
0、24が冷却手段を構成し、加熱ヒータ22、26が
加熱手段を構成している。
【0017】また、本実施例の自動販売機1に組み込ま
れた冷凍サイクルの概略構成図を図5に示す。この図5
に示すように、上記冷凍サイクルは、圧縮機28、蒸発
パイプ29、凝縮器30、ドライヤー31、分配器3
2、左室用電磁弁33、左室用キャピラリ34、左室用
冷却器17、左室用アキュムレータ35、中室用電磁弁
36、中室用キャピラリ37、中室用冷却器20、中室
用アキュムレータ38、右室用電磁弁39、右室用キャ
ピラリ40、右室用冷却器24、右室用アキュムレータ
41、チェックバルブ42、サクションカップ43等を
備えており、これらの部品を冷媒管で図示するように接
続して構成されている。尚、上記冷凍サイクルを構成す
る圧縮機28や凝縮器30等の部品は、庫本体2の下部
に設けられた機械室(図示しない)内に配設されてい
る。
【0018】上記構成の場合、圧縮機28を通電駆動し
た状態で、左室用電磁弁33を開放すると、左室用冷却
器17が冷却され、中室用電磁弁36を開放すると、中
室用冷却器20が冷却され、右室用電磁弁39を開放す
ると、右室用冷却器24が冷却されるように構成されて
いる。また、左室用電磁弁33を閉塞すると、左室用冷
却器17は冷却されなくなり、中室用電磁弁36を閉塞
すると、中室用冷却器20は冷却されなくなり、右室用
電磁弁39を閉塞すると、右室用冷却器24は冷却され
なくなる構成となっている。
【0019】一方、自動販売機1には、図6に示すよう
に、中室13または右室14を冷却する冷却運転と、加
熱(加温)する加熱(加温)運転を選択的に切り換える
ための切換操作部44が設けられている。この切換操作
部44は、例えば、庫本体2の前面部の下部に配設され
た電気部品箱(図示しない)に設けられている。上記切
換操作部44には、中室用切換スイッチ45及び右室用
切換スイッチ46が設けられている。
【0020】また、図7は自動販売機1の電気的構成を
示すブロック図である。この図7において、マイクロコ
ンピュータ等から構成された制御回路47は、自動販売
機1の運転全般を制御する機能を有しており、そのため
の制御プログラムを備えている。この制御回路47が、
運転制御手段の機能を実現している。
【0021】上記制御回路47には、左室用の温度セン
サ19、中室用の温度センサ23及び右室用の温度セン
サ27からの各温度検出信号が与えられると共に、中室
用切換スイッチ(中室・H/C切換スイッチ)45及び
右室用切換スイッチ(右室・H/C切換スイッチ)46
からの各スイッチ信号が与えられるように構成されてい
る。更に、制御回路47には、各商品の選択スイッチ5
からの各選択信号が与えられると共に、各商品格納コラ
ム15内の商品の売り切れを検知する売り切れ検知スイ
ッチ48からの各検知信号が与えられるように構成され
ている。
【0022】そして、制御回路47は、左室用のファン
装置18のファンモータ18a、中室用のファン装置2
1のファンモータ21a、右室用のファン装置25のフ
ァンモータ25a、左室用電磁弁33、中室用電磁弁3
6、右室用電磁弁39、中室用の加熱ヒータ22、右室
用の加熱ヒータ26、商品排出装置16、売り切れラン
プ11、販売可ランプ10、圧縮機28を、駆動回路4
9を介して駆動制御するように構成されている。
【0023】次に、上記構成の自動販売機1の動作、特
には、中室13を加熱運転から冷却運転へ切り換える場
合に実行される制御動作について、図1、図8、図9、
図10も参照して説明する。ここで、図1のフローチャ
ートは、中室の冷却及び加熱運転の制御の内容を示して
いる。図8のフローチャートは、自動販売機1(の制御
回路47)のメイン制御の内容を示している。図9のフ
ローチャートは、中室用のタイマ割り込み制御の内容を
示している。図10は、中室13を加熱運転から冷却運
転へ切り換えるときの中室13内の温度の変化を示すグ
ラフである。
【0024】まず、自動販売機1のメイン制御につい
て、図8に従って説明する。電源が投入されると、メイ
ン制御が開始され、最初に初期化処理が実行される(ス
テップS101)。ここでは、制御回路47内の各種デ
ータやメモリ等の初期化が行われる。続いて、ステップ
S102へ進み、左室12の冷却運転の制御が実行(開
始)される。この制御では、左室12内の温度が冷却用
設定温度である例えば3℃に等しくなるように、圧縮機
28の通電制御、左室用電磁弁33及びファン装置18
の通電制御が実行されるように構成されている。尚、上
記左室12の冷却運転の制御は、従来構成の自動販売機
の制御と同じである。
【0025】続いて、ステップS103へ進み、中室1
3の冷却運転及び加熱運転の制御が実行(開始)され
る。この制御については、図1及び図9のフローチャー
トを参照して説明する。上記中室13の冷却運転及び加
熱運転の制御の具体的内容を、図1のサブルーチンに示
す。上記制御が開始されると、まず、図1のステップS
201において、中室用切換スイッチ45の切換状態を
監視(入力)し、この状態をフラグMHCにセットす
る。この場合、中室用切換スイッチ45が冷却に切換え
られているときは、フラグMHCに「0」をセットし、
中室用切換スイッチ45が加熱(加温)に切換えられて
いるときは、フラグMHCに「1」をセットする。
【0026】そして、ステップS202へ進み、中室1
3が加熱運転制御されているか否かを判断する。具体的
には、フラグMHCが「1」であるか否かを判断する。
ここで、加熱運転制御されている(フラグMHCが
「1」である)ときは、ステップS202にて「YE
S」へ進み、制御回路47に内蔵された第1のタイマM
1及び第2のタイマM2のカウント時間をゼロに設定す
る(ステップS203)。
【0027】続いて、フラグBMCHに上記フラグMH
Cのデータ内容(この場合、「1」)をセットする(ス
テップS204)。そして、ステップS205へ進み、
中室13内を加熱運転する制御を実行する。この場合、
中室13内の温度が加熱用設定温度である例えば55℃
に等しくなるように、加熱ヒータ22の通電制御及び中
室用ファン装置21の通電制御が実行されるように構成
されている。そして、この後は、メイン制御のステップ
S104へ進む(リターン)。
【0028】一方、前記ステップS202において、加
熱運転制御でない(フラグMHCが「0」である)とき
は、ステップS202にて「NO」へ進み、運転の変更
があったか否かを判断する(ステップS206)。ここ
では、フラグMHCがフラグBMCHに等しいか否かを
判断する。今、運転の変更があった(MHCがBMCH
に等しくなかった)とすると、ステップS206におい
て「NO」へ進み、ステップS211へ移行する。
【0029】このステップでは、第1のタイマM1のカ
ウント時間を予め決めた冷却加温停止時間、即ち、設定
時間(例えば10時間)に設定すると共に、第2のタイ
マM2のカウント時間を予め決めた強制売切時間、即
ち、所定時間(例えば15時間)に設定する。尚、タイ
マM1、M2に設定するカウント時間としては、例えば
秒数の値を設定するように構成されている。そして、こ
れらタイマM1、M2のカウント時間が設定されると、
図9のフローチャートに示す1秒毎のタイマ割り込み処
理により、タイマM1、M2の計時動作(例えばダウン
カウント動作)が実行開始されるように構成されてい
る。
【0030】ここで、上記1秒毎のタイマ割り込み処理
について、説明する。図9に示すように、まず、第1の
タイマM1のカウント時間がゼロであるか否かを判断す
る(ステップS301)。ここで、第1のタイマM1の
カウント時間がゼロでなければ、ステップS301にて
「NO」へ進み、第1のタイマM1に設定されているカ
ウント時間から1を減算してから(ステップS30
2)、ステップS303へ進む。尚、第1のタイマM1
のカウント時間がゼロのときは、ステップS301にて
「YES」へ進み、何もしないでステップS303へ移
行する。
【0031】そして、ステップS303では、第2のタ
イマM2のカウント時間がゼロであるか否かを判断す
る。ここで、第2のタイマM2のカウント時間がゼロで
なければ、ステップS303にて「NO」へ進み、第2
のタイマM2に設定されているカウント時間から1を減
算してから(ステップS304)、リターンする。尚、
第2のタイマM2のカウント時間がゼロのときは、ステ
ップS303にて「YES」へ進み、何もしないでリタ
ーンする。これにより、上記1秒毎のタイマ割り込み処
理が実行されると、タイマM1、M2の計時動作(例え
ばダウンカウント動作)が進行するのである。
【0032】さて、タイマM1、M2の各カウント時間
を設定した後は、フラグBMCHにフラグMHCのデー
タ内容(この場合、「0」)をセットする(ステップS
212)。そして、ステップS207へ進む。
【0033】一方、前記ステップS206において、運
転の変更がなかった(MHCがBMCHに等しかった)
とすると、ステップS206において「YES」へ進
み、ステップS207へ移行する。
【0034】続いて、ステップS207においては、第
1のタイマM1のカウント時間がゼロであるか否かを判
断する。ここで、第1のタイマM1のカウント時間がゼ
ロでなければ、ステップS207にて「NO」へ進み、
中室13内を冷却及び加熱する運転を停止するように構
成されている(ステップS213)。これにより、加熱
運転から冷却運転に切り換えられた時点から設定時間
(例えば10時間)の間、加熱ヒータ22、中室用電磁
弁36及び中室用ファン装置21が停止されるようにな
っている。そして、ステップS209へ移行する。
【0035】一方、ステップS207において、第1の
タイマM1のカウント時間がゼロであるときは、「YE
S」へ進み、中室13内を冷却する運転を実行するよう
に構成されている(ステップS208)。この場合、中
室13を冷却運転するに際しては、中室13内の温度が
設定温度である例えば3℃に等しくなるように、圧縮機
28の通電制御、中室用電磁弁36及び中室用ファン装
置21の通電制御が実行されるように構成されている。
そして、ステップS209へ移行する。
【0036】続いて、ステップS209では、第2のタ
イマM2のカウント時間がゼロであるか否かを判断す
る。ここで、第2のタイマM2のカウント時間がゼロで
なければ、ステップS209にて「NO」へ進み、中室
13内の全ての商品格納コラム15について強制的に商
品が売切れ状態であることを表示する(ステップS21
4)。この場合、例えば、選択スイッチ5の売り切れラ
ンプ11を点灯させると共に、販売可ランプ10を消灯
させることにより、商品の売切れ状態を表示する。これ
により、加熱運転から冷却運転に切り換えられた時点か
ら所定時間(例えば15時間)の間、中室13内の商品
の売り切れ状態が表示されるようになる。この後は、リ
ターンして、メイン制御のステップS104へ進む。
【0037】一方、ステップS209において、第2の
タイマM2のカウント時間がゼロであれば、ステップS
209にて「YES」へ進み、中室13の全ての商品格
納コラム15について強制的に表示した商品の売切れ状
態を解除する(ステップS214)。具体的には、選択
スイッチ5の売り切れランプ11を消灯させると共に、
販売可ランプ10を点灯させることにより、商品の売切
れ状態を解除する。これにより、中室13内の商品が十
分に冷却された状態でそれら商品の販売が可能になる。
この後は、リターンして、メイン制御のステップS10
4へ進む。
【0038】そして、メイン制御のステップS104で
は、右室14の冷却運転及び加熱運転の制御が実行(開
始)される。この右室14の運転の制御は、上述した中
室13の冷却運転及び加熱運転の制御とほぼ同じである
から、具体的な説明は省略し、その概略制御を述べる。
まず、右室14を加熱運転する場合は、右室14内の温
度が加熱用設定温度である例えば55℃に等しくなるよ
うに、加熱ヒータ26の通電制御及び右室用ファン装置
25の通電制御が実行されるように構成されている。ま
た、右室14を冷却運転する場合は、右室14内の温度
が冷却用設定温度である例えば3℃に等しくなるよう
に、圧縮機28の通電制御、右室用電磁弁39及び右室
用ファン装置25の通電制御が実行されるように構成さ
れている。
【0039】そして、加熱運転から冷却運転に切り換え
られたときは、切換時点から設定時間(例えば10時
間)の間、加熱ヒータ26、右室用電磁弁39及び右室
用ファン装置25を停止させている。この後、上記切換
時点から設定時間が経過したら、圧縮機28の通電制
御、右室用電磁弁39及び右室用ファン装置25の通電
制御を実行することにより、右室13内の温度が冷却用
設定温度に等しくなるように冷却させる構成となってい
る。また、上記切換時点から所定時間(例えば15時
間)の間、右室14内の全ての商品格納コラム15につ
いて強制的に商品が売切れ状態であることを表示するよ
うに構成されている。更に、上記切換時点から所定時間
が経過したら、右室14の全ての商品格納コラム15に
ついて強制的に表示した商品の売切れ状態を解除するよ
うに構成されている。
【0040】さて、上記ステップS104を実行した後
は、その他の自動販売機の制御を実行するように構成さ
れている(ステップS105)。そしてこの後は、ステ
ップS102へ戻り、以下、前述した処理を繰り返すよ
うに構成されている。
【0041】このような構成の本実施例によれば、中室
13または右室14を加熱運転から冷却運転へ切り換え
る場合、切換スイッチ45、46により加熱運転から冷
却運転に切り換えた時点から設定時間(例えば10時
間)の間、加熱ヒータ22、6及び冷却器20、24等
を停止させ、その後、冷却器20、24等を駆動させて
中室13または右室14を冷却するように構成した。こ
れにより、中室13または右室14内に収容されている
缶飲料等の商品は、高温状態から自然冷却されて室温程
度まで冷却された後、冷却器20、24等により冷却さ
れるようになる。従って、商品は高温状態から急激に冷
却されることがないから、商品が例えば缶コーヒー等で
あっても、その味は変化しなくなる。ここで、本実施例
による商品の温度の変化を図10に示す。そして、上記
運転切換制御は、切換スイッチ45、46を操作すれ
ば、運転制御手段によって自動的に実行されるから、運
転切換作業を簡単化することができる。
【0042】また、上記実施例では、庫内に収容されて
いる商品の売り切れ状態を表示する売り切れランプ11
を備え、加熱運転から冷却運転に切り換えられた時点か
ら所定時間の間、売り切れランプ11を点灯させること
によって庫内の商品の売り切れ状態を表示するように制
御した。この構成によれば、庫内の温度、即ち、商品の
温度が販売適正温度まで冷却された後、商品を販売する
ことができる。
【0043】尚、上記実施例では、設定時間を例えば1
0時間に設定すると共に、所定時間を例えば15時間に
設定したが、自動販売機1の各室12、13、14の冷
却能力や商品収容量等に応じて上記各時間の長さを変更
設定しても良い。また、加熱用設定温度を例えば55℃
に設定し、冷却用設定温度を例えば3℃に設定したが、
これ以外の適当な温度に設定しても良い。
【0044】図11ないし図13は本発明の第2の実施
例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説
明する。尚、第1の実施例と同一構成(または同一ステ
ップ)には同一符号(または同一ステップ番号)を付し
ている。上記第2の実施例では、加熱運転から冷却運転
に切り換えられた時点で加熱ヒータを断電停止させ、そ
して、この切換時点から設定時間の間、庫内の温度が徐
々に低下するように冷却器等を駆動するように制御した
ものである。
【0045】具体的には、2個のタイマM1、M2の代
わりに、1個のタイマMを備え、ステップS202にて
「YES」へ進んだ後のステップS221において、上
記タイマMのカウント時間としてゼロを設定している。
また、ステップS206にて「NO」へ進んだ後のステ
ップS224において、上記タイマMのカウント時間と
して、ゆっくり冷却時間である設定時間(例えば10時
間)を設定すると共に、冷却用設定温度Tに加熱用設定
温度を設定する。この場合、加熱用設定温度が例えば5
5℃に設定されているとすると、冷却用設定温度Tには
55℃が設定される。
【0046】そして、ステップS206にて「YES」
へ進んだ後のステップS222においては、中室13内
の温度が上記冷却用設定温度Tに等しくなるように温度
制御する冷却運転だけが実行されるように構成されてい
る。ここでは、圧縮機28の通電制御、中室用電磁弁3
6及びファン装置21の通電制御が実行されて、冷却器
20により冷却されるように構成されている。
【0047】続いて、ステップS223においては、タ
イマMのカウント時間がゼロであるか否かを判断する。
ここで、タイマMのカウント時間がゼロであるときは、
ステップS210へ進み、上記タイマMのカウント時間
がゼロでないときは、ステップS214へ進む。
【0048】次に、1秒毎のタイマ割り込み処理につい
て、図12のフローチャートに従って説明する。まず、
ステップS401において、タイマMのカウント時間が
ゼロであるか否かを判断する。ここで、タイマMのカウ
ント時間がゼロでなければ、ステップS401にて「N
O」へ進み、タイマMに設定されているカウント時間か
ら1を減算してから(ステップS402)、ステップS
403へ進む。尚、タイマM1のカウント時間がゼロの
ときは、ステップS401にて「YES」へ進み、何も
しないでステップS403へ移行する。
【0049】続いて、ステップS403においては、冷
却用設定温度Tを徐々に低下させる計算を実行するよう
に構成されている。この場合、冷却用設定温度Tは次の
計算式で演算される。尚、通常の冷却用設定温度の値は
例えば3℃であり、通常の加熱用設定温度の値は例えば
55℃である。
【0050】冷却用設定温度T=(通常の冷却用設定温
度の値)+((通常の加熱用設定温度の値)−(通常の
冷却用設定温度の値))×((タイマMの現在の値)/
(タイマMの初期値)) そして、上記冷却用設定温度Tの計算を完了した後は、
リターンするように構成されている。
【0051】上記第2の実施例の場合、中室13を加熱
運転から冷却運転へ切り換えた場合、中室13内に収容
されている商品の温度は、図13において実線で示すよ
うに変化する。ここで、図13中破線は、計算された冷
却用設定温度Tの変化を示している。また、右室14に
ついても、上記した中室13の運転制御とほほ同じ運転
制御が実行されるように構成されている。
【0052】尚、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例の構成とほぼ同じ構成となっている。
従って、第2の実施例においても、第1の実施例の構成
とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第2の
実施例では、切換スイッチにより加熱運転から冷却運転
に切り換えられた時点で加熱ヒータ22、26を停止さ
せ、そして、この切換時点から設定時間の間、庫内の温
度が徐々に低下するように冷却器20等により中室13
や右室14内を冷却するように制御した。この構成によ
れば、中室13や右室14に隣接する室が加熱運転を行
っていることにより、その室から漏れ出てくる熱によっ
て中室13や右室14を自然冷却だけでは速やかに冷却
することができないときであっても、中室13や右室1
4内を速やかに冷却することができる。
【0053】そして、第2の実施例の場合、中室13や
右室14内の温度が設定温度に等しくなるように制御す
る温度制御機能を有すると共に、中室13や右室14内
の温度を徐々に低下させるに際して、上記設定温度を徐
々に低下させるように制御した。これにより、中室13
や右室14内の温度を徐々に低下させる構成を容易に実
現することができる。
【0054】尚、上記第2の実施例では、中室13や右
室14内の温度を徐々に低下させるに当たって、冷却用
設定温度を徐々に低下させるように制御したが、これに
代えて、中室用電磁弁36または右室用電磁弁39を所
定のデューティ比でオン・オフ(開放・閉鎖)するよう
に制御しても良い。この場合、庫内の温度が高いとき
は、オン時間を短くすると共にオフ時間を長くし、庫内
の温度が低下するに応じて、オン時間を長くすると共に
オフ時間を短くするように制御しても良い。
【0055】また、上記第2の実施例では、加熱運転か
ら冷却運転へ切り換えるに当たって、加熱ヒータ22、
26を直ちに断電停止させた後、冷却器24等により中
室13や右室14内の温度を徐々に低下させるように構
成したが、これに限られるものではない。例えば、切換
後、加熱用設定温度の値を徐々に低下させると共に、庫
内の温度がその加熱用設定温度に等しくなるように、加
熱ヒータ22、26の出力を調整するように構成しても
良い。そして、庫内の温度が室温まで下がった後は、冷
却器24等により庫内を冷却するように構成することが
好ましい。
【0056】更に、上記第1及び第2の実施例では、加
熱運転から冷却運転へ切り換えた時点から所定時間(ま
たは設定時間)の間、商品の売り切れ表示(売り切れラ
ンプ11の点灯)を強制的に行うように構成したが、こ
れに代えて、切換時点から庫内の温度(商品の温度)が
販売適切温度に低下するまで、商品の売り切れ表示を行
うように構成しても良い。
【0057】図14及び図15は本発明の第3の実施例
を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明
する。尚、第1の実施例と同一構成(または同一ステッ
プ)には同一符号(または同一ステップ番号)を付して
いる。上記第3の実施例では、庫本体2の前面に開閉可
能に設けられたメイン扉(図示しない)の開閉を検知す
る扉検知手段としてドアスイッチ50(図14参照)を
備えるように構成した。そして、メイン扉の開放を検知
したときには、加熱運転から冷却運転へ切換時に強制的
に行う商品の売り切れ状態の表示を解除するように制御
している。
【0058】具体的には、図14に示すように、ドアス
イッチ50からの検知信号を制御回路47へ与えるよう
に構成した。また、図15のフローチャートにおいて、
ステップS209にて「NO」へ進んだ後に、メイン扉
が閉塞されているか否かを判断するステップS231を
設けた。そして、このステップS231において「N
O」(メイン扉が開のとき)へ進んだ後は、ステップS
210へ移行し、売り切れ状態の表示を解除する。一
方、ステップS231において「YES」(メイン扉が
閉のとき)へ進んだ後は、ステップS214へ移行し、
売り切れ状態の表示を続ける。
【0059】尚、上述した以外の第3の実施例の構成
は、第1の実施例の構成とほぼ同じ構成となっている。
従って、第3の実施例においても、第1の実施例の構成
とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第3の
実施例では、自動販売機の管理者がメイン扉を開放し
て、庫内の商品格納コラム15に商品を補充したとき
に、加熱運転から冷却運転へ切換時に強制的に行う商品
の売り切れ状態の表示が続いていると、管理者は自動販
売機が故障したのではないかと不信に思うことがある。
これに対して、第3の実施例では、メイン扉が開放され
たときには、上記切換時に強制的に行われる商品の売り
切れ状態の表示を解除するように構成したので、上記不
信感の発生を防止することができる。
【0060】図16ないし図18は本発明の第4の実施
例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説
明する。尚、第1の実施例と同一構成(または同一ステ
ップ)には同一符号(または同一ステップ番号)を付し
ている。上記第4の実施例では、内部を冷却または加熱
可能な複数の貯蔵室を庫内に設けると共に、これら複数
の貯蔵室毎に前述した加熱運転から冷却運転への切換制
御を実行するか否かを指定する指定スイッチを設けたも
のである。
【0061】具体的には、冷却または加熱可能な複数の
貯蔵室として、中室13と右室14を設けた。そして、
図16に示すように、切換操作部44における中室用切
換スイッチ45及び右室用切換スイッチ46の図中各下
方に、中室用ステップ冷却スイッチ51及び右室用ステ
ップ冷却スイッチ52を設けた。この中室用ステップ冷
却スイッチ51及び右室用ステップ冷却スイッチ52
が、中室用指定スイッチ及び右室用指定スイッチを構成
している。また、図17に示すように、中室用ステップ
冷却スイッチ51及び右室用ステップ冷却スイッチ52
から出力されたスイッチ信号は、制御回路47へ与えら
れるように構成されている。
【0062】また、図18のフローチャートにおいて、
ステップS206の「YES」へ進んだ後に、ステップ
S241を設けた。このステップS241では、中室用
ステップ冷却スイッチ51がオン(「1」)しているか
否かを判断している。ここで、中室用ステップ冷却スイ
ッチ51がオンしている場合には、ステップS241に
て「YES」へ進み、ステップS207へ移行するよう
に構成されている。
【0063】一方、中室用ステップ冷却スイッチ51が
オフしている場合には、ステップS241にて「NO」
へ進み、ステップS242へ移行する。このステップS
242では、中室13内の温度が冷却用設定温度に等し
くなるように冷却運転制御が実行されるように構成され
ている。従って、この場合は、加熱運転から冷却運転へ
切り換えると、直ちに冷却運転が実行されるようにな
る。そして、ステップS242を実行した後は、ステッ
プS243へ進む。ここでは、加熱運転から冷却運転へ
の切換時に強制的に行う商品の売り切れ状態の表示を解
除するように構成されている。
【0064】尚、上述した以外の第4の実施例の構成
は、第1の実施例の構成とほぼ同じ構成となっている。
従って、第4の実施例においても、第1の実施例の構成
とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第4の
実施例では、複数の貯蔵室13、14毎に、前述した加
熱運転から冷却運転への切換時の運転制御を実行するか
否かを指定する指定スイッチ(中室用ステップ冷却スイ
ッチ51、右室用ステップ冷却スイッチ52)を設ける
ように構成した。このため、全商品を入れ替えると共
に、加熱運転から冷却運転へ切り換えるようなときに
は、上記切換時の運転制御を実行しないように設定する
ことができる。即ち、第4の実施例によれば、必要なと
きだけ、加熱運転から冷却運転への切換時に自然冷却や
ゆっくり冷却等を含む運転制御を実行することができ、
使い勝手が良くなる。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、切換スイッチにより加熱運転から冷却運転に切り換
えられた時点から設定時間の間、加熱手段及び冷却手段
を停止させ、その後、冷却手段を駆動して庫内を冷却す
るように制御する構成としたので、加熱運転から冷却運
転へ切り換える場合に、商品の味が変化することを防止
でき、しかも、運転切換作業を簡単に実行することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すものであり、中室
の冷却及び加熱運転の制御のフローチャート
【図2】自動販売機の正面図
【図3】庫本体の横断面図
【図4】庫本体の異なる部分の横断面図
【図5】冷凍サイクルを示す図
【図6】切換操作部の斜視図
【図7】ブロック図
【図8】メイン制御のフローチャート
【図9】1秒毎のタイマ割り込み制御のフローチャート
【図10】商品の温度の変化を示す図
【図11】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図12】図9相当図
【図13】図10相当図
【図14】本発明の第3の実施例を示す図7相当図
【図15】図1相当図
【図16】本発明の第4の実施例を示す図6相当図
【図17】図7相当図
【図18】図1相当図
【符号の説明】
1は自動販売機、2は庫本体、3はメイン扉、5は選択
スイッチ、10は販売可ランプ、11は売り切れランプ
(売り切れ表示手段)、12は左室、13は中室、14
は右室、17は冷却器(冷却手段)、18はファン装
置、19は温度センサ、20は冷却器(冷却手段)、2
1はファン装置、22は加熱ヒータ(加熱手段)、23
は温度センサ、24は冷却器(冷却手段)、25はファ
ン装置、26は加熱ヒータ(加熱手段)、27は温度セ
ンサ、44は切換操作部、45は中室用切換スイッチ、
46は右室用切換スイッチ、47は制御回路(運転制御
手段)、48は売り切れ検知スイッチ、50はドアスイ
ッチ、51は中室用ステップ冷却スイッチ(中室用指定
スイッチ)、52は右室用ステップ冷却スイッチ(右室
用指定スイッチ)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川瀬 みどり 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA01 CA02 CB03 CC03 CC08 DB12 DB16 EA08 EA20 EB01 FB05 FB11 3L045 AA02 BA01 CA02 DA01 EA01 GA07 HA03 HA07 JA14 LA06 LA09 LA12 LA13 MA02 NA15 NA16 NA21 PA01 PA02 PA03 PA04 PA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内を冷却する冷却手段と、 前記庫内を加熱する加熱手段と、 前記庫内を冷却する冷却運転と前記庫内を加熱する加熱
    運転を切り換える切換スイッチと、 前記切換スイッチにより加熱運転から冷却運転に切り換
    えられた時点から設定時間の間、前記加熱手段及び前記
    冷却手段を停止させ、その後、前記冷却手段を駆動させ
    て前記庫内を冷却するように制御する運転制御手段とを
    備えて成る自動販売機。
  2. 【請求項2】 庫内を冷却する冷却手段と、 前記庫内を加熱する加熱手段と、 前記庫内を冷却する冷却運転と前記庫内を加熱する加熱
    運転を切り換える切換スイッチと、 前記切換スイッチにより加熱運転から冷却運転に切り換
    えられた時点で前記加熱手段を停止させ、そして、この
    切換時点から設定時間の間、前記庫内の温度が徐々に低
    下するように前記冷却手段を駆動する運転制御手段とを
    備えて成る自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記運転制御手段は、前記庫内の温度が
    設定温度に等しくなるように制御する温度制御機能を有
    すると共に、前記庫内の温度を徐々に低下させるに際し
    て、前記設定温度を徐々に低下させるように制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 前記庫内に収容されている商品の売り切
    れ状態を表示する売り切れ表示手段を備え、 前記運転制御手段は、加熱運転から冷却運転に切り換え
    られた時点から前記庫内の温度が適正温度に冷却される
    までの間、または、前記切換時点から所定時間の間、前
    記庫内の商品の売り切れ状態を表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記
    載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 庫本体の前面に開閉可能に設けられた扉
    と、 この扉の開閉を検知する扉検知手段とを備え、 前記運転制御手段は、前記扉の開放を検知したときに
    は、前記売り切れ状態を表示させないように制御するこ
    とを特徴とする請求項4記載の自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記庫内に設けられ、内部を冷却または
    加熱可能な複数の貯蔵室と、 これら複数の貯蔵室毎に前記運転制御手段の制御を実行
    するか否かを指定する指定スイッチとを備えたことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずかに記載の自動販売
    機。
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