JPH1153633A - ホットアンドコールド自動販売機の制御方法 - Google Patents

ホットアンドコールド自動販売機の制御方法

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Publication number
JPH1153633A
JPH1153633A JP22294697A JP22294697A JPH1153633A JP H1153633 A JPH1153633 A JP H1153633A JP 22294697 A JP22294697 A JP 22294697A JP 22294697 A JP22294697 A JP 22294697A JP H1153633 A JPH1153633 A JP H1153633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
product
cold
cooling
hot
Prior art date
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Pending
Application number
JP22294697A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Nishimura
俊也 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Denki Reiki KK
Original Assignee
Fuji Denki Reiki KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Denki Reiki KK filed Critical Fuji Denki Reiki KK
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Publication of JPH1153633A publication Critical patent/JPH1153633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品温度をホットからコールドに切り換える
場合に、商品の詰め替えといった煩雑で労力のかかる操
作を行うことなく、ホット商品からコールド商品への切
換を品質を全く損なうことなく簡単にすることのできる
自動販売機の制御方法を提供する。 【解決手段】商品温度をホットからコールドに切換え得
る自動販売機において、ホット商品としての温度θ1に
ある商品を、切換時点t1において加熱器の運転を停止
し商品を自然冷却状態に放置して商品の温度を常温より
高い温度θ2まで下げ、冷却器の運転を開始して常温θ
3になるまで冷却し、その常温状態を所定時間T保持
し、次いで所定時間Tが経過した時点t4よりコールド
商品としての温度θ4になるように冷却器を運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品温度をホット
とコールドの間で切り換えることのできる自動販売機に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機で取り扱う商品、特に飲料商
品は、加熱された所謂ホット商品と冷却された所謂コー
ルド商品の売れ行きが季節によって異なるため、同一商
品をホット及びコールドのいずれにもなり得るように、
自動販売機に加熱器と冷却器とを併設し、季節によって
切換え運転し得るようにするものが多い。この種の自動
販売機において、商品を加熱状態(例えば約55℃)か
ら急速に冷却状態(例えば約5℃)にすると、ミルクを
豊富に含む飲料、例えばコーヒー、紅茶などはそのミル
ク成分が凝固する場合がある。例えば春などに商品をホ
ットからコールドへ切り換える際、単純に加熱器から冷
却器へ運転を切り換えると、上記のような凝固部分を含
む商品が販売される可能性があり、購入者に不快感を与
えることになる。このような事態を防止するため、従来
はルートマンが一旦ホット商品を全部取り出し、庫内を
冷却状態に切り換えた後、再度新しい商品を詰め換える
ことが行われているが、ルートマンの負担は極めて大き
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、商品
温度をホットからコールドに切り換える場合に、商品の
詰め替えといった煩雑で労力のかかる操作を行うことな
く、ホット商品からコールド商品への切換を品質を全く
損なうことなく簡単にすることのできる自動販売機の制
御方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、商品温度をホットからコールド
に切換え得る自動販売機において、高温状態の商品を加
熱器の運転を停止して常温になるまで強制冷却又は自然
冷却し、次いでコールド商品としての所定の冷却温度に
冷却する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、加熱器の運転
を停止し、自然冷却と冷却器の運転による強制冷却とを
組み合わせて商品を常温まで冷却し、あらかじめ設定さ
れた時間常温に保持し、次いでコールド商品としての所
定の冷却温度に冷却するようにして、商品の温度を高温
状態からコールド商品としての本来の低温状態まで一気
に下げることなくその中間において常温状態にある時間
保持することにより飲料成分の凝固を抑制するものであ
る。また、加熱器から冷却器に運転を切換えて商品を常
温まで冷却し、予め設定された時間常温に保持し、次い
でコールド商品としての所定の冷却温度に冷却してもよ
く、更に、加熱器の運転を停止し、冷却器の運転を開始
することなく商品を常温になるまで放置して自然冷却
し、次いで冷却器の運転を開始して所定の冷却温度に冷
却するようにして凝固を防ぐようにしてもよい。
【0006】異なる種類の商品を扱う自動販売機におい
て、自動販売機庫内のコラム毎にホットからコールドへ
の切換制御を行い得るようにし、急冷によって凝固のお
それのない商品を収納するコラムについては通常の切換
制御を行えるようにし、凝固のおそれのある商品を収納
するコラムについてのみ本発明の切換制御を行い得るよ
うにすると有利である。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0008】図1は本発明の制御を行うための自動販売
機の制御系統の説明図である。1は自動販売機の商品収
納庫で、商品の種類に応じて複数(図の例では3個)の
コラム2、3、4を備え、各コラムはそれぞれ冷却器2
1、31、41、加熱器22、32、42、及び温度セ
ンサー23、33、43を持っている。5は自動販売機
制御部、6は設定器、7は商品選択部で選択ボタン7
1、ディスプレイ72を有している。
【0009】今各コラムに収容された商品がホットから
コールドへ切り換えられるものとする。設定器6に備え
たキーボードによりその所望のプログラムが設定される
が、例えば加熱器の運転を停止し、自然冷却により商品
の温度を常温より若干高い温度まで下げ、次いで冷却器
の運転を開始して常温まで下げ、常温状態をある時間保
持してから本来の冷却運転を行うプログラムを選択する
ものとする。この場合には、設定器6に第1の冷却設定
温度(ホット商品としての温度と常温との間の温度、例
えば40℃)、第1の冷却設定温度における冷却器の運
転、第2の冷却設定温度(常温、例えば25℃)、第2
の冷却設定温度の保持時間(例えば8時間)、第3の冷
却設定温度(コールド商品としての温度、例えば5℃)
等を設定する。図2はそのプログラムの時間と温度との
関係を表したもので、横軸に時間t、縦軸に温度θを示
す。まず加熱器22、32、42は時点t1に運転を停
止され、各コラムの商品は自然冷却によりホット商品と
しての温度θ1から徐々に温度を下げられる。温度セン
サー23、33、43が時点t2に第1の冷却設定温度
θ2を検出したら冷却器21、31、41は運転を開始
し、商品の温度は急速に下がる。時点t3に第2の冷却
設定温度θ3、即ち常温に達したら、その状態を設定さ
れた時間Tだけ保持するように冷却器は動作し、その設
定時間が経過して時点t4に達すると、その後は商品が
第3の冷却設定温度θ4、即ちコールド商品としての温
度になるような運転を冷却器21、31、41は継続
し、やがて商品の温度は時点t5において第3の冷却設
定温度θ4に達し、この温度を保持し続ける。この場
合、商品の温度が本来のコールド商品としての温度にな
るまでは商品として販売することは好ましくないから、
時点t5を過ぎるまでは商品選択部7の商品選択ボタン
71はロックし、ディスプレイ72には「売り切れ」と
か「冷却中につき暫くお待ち下さい」といった表示が出
されるのが好ましい。
【0010】上述の例で、コラムに急冷しても凝固のお
それのない商品を含むときには、そのコラムについては
通常の切換制御、即ちその冷却器21、31又は41の
冷却設定温度は本来のコールド商品としての冷却温度に
設定し、高温度から低温度へ商品を急速に冷却するよう
にすればよい。
【0011】また上述の例では加熱器、冷却器は各コラ
ム毎に設けたものについて説明したが、それぞれ共通に
してダンパー等で加熱風、冷却風を所望のコラムに送り
込み得るようにしてもよいことは勿論である。
【0012】加熱器の運転を停止し直ちに冷却器の運転
を開始して常温まで下げ、常温状態をある時間保持して
から本来の冷却運転を行うプログラムを選択する場合に
は、設定器6に加熱器から冷却器への運転切換、第1の
冷却設定温度(常温、例えば25℃)、第1の冷却設定
温度の保持時間(例えば8時間)、第2の冷却設定温度
(例えば5℃)等を設定する。図3はそのプログラムの
時間と温度の関係を表したもので、横軸に時間t、縦軸
に温度θを示す。まず加熱器22、32、42は時点t
1に運転を停止され、冷却器21、31、41が直ちに
運転を開始され、各コラムの商品温度はホット商品とし
ての温度θ1から低下し、やがて時点t2に第1の冷却
設定温度θ2、即ち常温に達する。温度センサー23、
33、43が第1の冷却設定温度θ2を検出したら、そ
の状態を設定された時間Tだけ保持するように冷却器は
動作し、その設定時間Tが経過して時点t3に達した
ら、その後は商品が第2の冷却設定温度θ3、即ちコー
ルド商品としての温度になるような運転を冷却器21、
31、41は継続し、やがて商品の温度は時点t4にお
いて冷却設定温度θ3に達し、この温度を保持し続け
る。 この場合も同様に、商品の温度が本来のコールド
商品としての温度になるまでは商品として販売すること
は好ましくないから、時点t4を過ぎるまでは商品選択
部7の商品選択ボタン71はロックし、ディスプレイ7
2には「売り切れ」とか「冷却中につき暫くお待ち下さ
い」といった表示が出される。
【0013】加熱器の運転を停止した後直ちには冷却器
の運転を開始せず、そのままの状態で常温まで商品の温
度が下がるのを待ち、しかる後初めて冷却器の運転を開
始するようなプログラムを選択する場合には、設定器6
に第1の設定温度として常温値、第2の設定温度として
本来のコールド商品としての温度を設定し、温度センサ
ーが常温になったことを検出したら冷却器を運転するよ
うにすればよい。図4はそのプログラムの一例を横軸に
時間t、縦軸に温度θをとって示したものである。この
プログラムによれば、時点t1に加熱器22、32、4
2の運転が停止され、商品の温度はホット商品としての
温度θ1から徐々に自然冷却で低下し、やがて時点t2
で第1の設定温度θ2、即ち常温に達し、温度センサー
23、33、43が温度θ2を検出すると、初めて冷却
器21、31、41の運転が開始される。商品の温度は
急激に低下し、やがて時点t3に第2の冷却設定温度θ
3、即ちコールド商品としての温度に達し、その後商品
をこの温度θ3に保持する冷却制御が持続される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、加熱器から冷却器へ切
り換える場合に、凝固のおそれのある商品については、
ホット商品としての高温状態からコールド商品としての
低温状態へ一気に下げることなく、一旦常温まで自然冷
却、又は強制冷却、又は自然冷却と強制冷却とを組み合
わせて常温まで温度を下げ、次いで場合によっては所定
の時間常温状態に保持して、しかる後コールド商品とし
ての本来の冷却温度になるように冷却運転を行うもので
あるから、凝固現象を起こすことがなく、凝固成分を含
むような商品が販売されるおそれがなく、商品をホット
からコールドに切り換える場合に商品の詰め替えといっ
た煩雑な作業を全く必要とせず、自動販売機制御部の設
定器の設定のみで自動的に切換が可能となり、自動販売
機の管理が極めて容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の系統図である。
【図2】本発明に用いられる制御プログラムの一例の線
図である。
【図3】本発明に用いられる制御プログラムの異なる例
の線図である。
【図4】本発明に用いられる制御プログラムの更に異な
る例の線図である。
【符号の説明】
1 商品収納庫 2、3、4 コラム 21、31、41 冷却器 22、32、42 加熱器 23、33、43 温度センサー 5 自動販売機制御部 6 設定器 7 商品選択部 71 選択ボタン 72 ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品温度をホットからコールドに切換え
    得る自動販売機において、高温状態の商品を加熱器の運
    転を停止して常温になるまで強制冷却又は自然冷却し、
    次いでコールド商品としての所定の冷却温度に冷却する
    ことを特徴とするホットアンドコールド自動販売機の制
    御方法。
  2. 【請求項2】 加熱器の運転を停止し、自然冷却と冷却
    器の運転による強制冷却とを組み合わせて常温になるま
    で冷却し、あらかじめ設定された時間常温に保持し、次
    いで冷却器によりコールド商品としての所定の冷却温度
    に冷却することを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  3. 【請求項3】 加熱器から冷却器に運転を切換えて常温
    まで強制冷却し、あらかじめ設定された時間常温に保持
    し、次いでコールド商品としての所定の冷却温度に冷却
    することを特徴とする請求項1記載の制御方法。
  4. 【請求項4】 加熱器の運転を停止して商品を常温にな
    るまで自然冷却し、次いで冷却器の運転を開始してコー
    ルド商品としての所定の冷却温度に冷却することを特徴
    とする請求項1記載の制御方法。
JP22294697A 1997-08-06 1997-08-06 ホットアンドコールド自動販売機の制御方法 Pending JPH1153633A (ja)

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JP22294697A JPH1153633A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 ホットアンドコールド自動販売機の制御方法

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JP (1) JPH1153633A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000111227A (ja) * 1998-10-07 2000-04-18 Toshiba Corp 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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