JP2000110922A - 変速機の潤滑構造 - Google Patents
変速機の潤滑構造Info
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Abstract
関から離間する側にある変速ギヤ列の潤滑性を向上し得
て、オイルプレートやオイルポンプ等の別部品を必要と
せずに潤滑し得て、別部品を取付けるため加工やボスの
追加等を不要にし得て、変速機の大型化を回避すること
にある。 【構成】 このため、この発明は、複数段の変速ギヤ列
の中間段変速ギヤ列に近接する変速機ケースの上部にケ
ース取付部を設け、このケース取付部にシフト機構のシ
フトケースを取付けて設け、このシフトケースにはファ
イナルドリブンギヤにより掻き上げられたオイルの一部
を中間段変速ギヤ列よりも高速の高速段ギヤ列側に案内
するガイド壁を設けたことを特徴とする。
Description
に係り、特に、変速機ケース内の内燃機関から離間する
側にある変速ギヤ列の潤滑性を向上し得て、オイルプレ
ートやオイルポンプ等の別部品を必要とせずに潤滑し得
て、別部品を取付けるため加工やボスの追加等を不要に
し得て、変速機の大型化を回避し得る変速機の潤滑構造
に関する。
条件に応じて所要に変換して取出すために、手動や自動
の変速機を備えている。このような変速機には、ギヤ式
の変速機やベルト式の変速機等がある。
ものがある。図において、202は内燃機関、204は
変速機、206は変速機ケース、208はメイン軸、2
10カウンタ軸である。変速機204は、変速機ケース
206にメイン軸208及びカウンタ軸210を平行に
軸支して設け、メイン軸208及びカウンタ軸210に
内燃機関202側から順次に最低速から最高速までの複
数段の変速ギヤ列を設けている。図9においては、最低
速の1速ギヤ列212から最高速の5速ギヤ列220ま
でを設けている。なお、符号222は、リバースギヤ列
である。
の端部と変速機ケース206に軸支される差動機224
との間には、ファイナルギヤ列226を設けている。フ
ァイナルギヤ列226は、カウンタ軸210に設けたフ
ァイナルドライブギヤ228と、差動機224に設けた
ファイナルドリブンギヤ230と、からなる。
24に設けたファイナルドリブンギヤ230の回転によ
り変速機ケース206内のオイルを掻き上げて、複数段
の1速ギヤ列212〜5速ギヤ列220を潤滑する。
開平7−41128号公報、実開平6−28412号公
報、特開平4−277360号公報等に開示されるもの
がある。
ものは、ギヤにより格上げられた潤滑油をケーシングの
内壁に形成したリブにより捕集して潤滑油の導入口に導
く潤滑機構において、ケーシング内壁からギヤに向かっ
て突出される上部リブを設け、この上部リブの下面を導
入口に向かって下方傾斜させて設け、前記上部リブの下
方に短く突出される下部リブを設け、この下部リブの上
面を導入口に連続させて設けたものである。
ものは、軸心孔を開口したリバースアイドラ軸の一端部
を変速機ケースに支持する軸受ボスを設け、この軸受ボ
スの上部にこの軸受ボスの外側と軸心孔とを連通させる
連通溝を設け、前記軸受ボスから入力軸の軸受ボスの上
側を通りデフリングギヤ方向に延びるオイル案内用リブ
とリバースアイドラ軸の軸受ボスから上方に延びるオイ
ル受け止め用リブとを設け、これらリブの側面にオイル
を前記連通溝に導くオイルガイドプレートを取付けて設
けたものである。
れるものは、変速機カバーのカバー壁部に補強リブを設
け、この補強リブにより潤滑油収受具の遊動する潤滑油
を回転軸の潤滑油通路に案内する潤滑油案内通路を形成
して設けたものである。
図10に示す変速機204の潤滑構造においては、ファ
イナルドリブンギヤ230の回転により変速機ケース2
06内のオイルを掻き上げて、複数段の1速ギヤ列21
2〜5速ギヤ列220を潤滑している。
の掻き上げたオイルにより潤滑する場合には、変速機ケ
ース206内にオイルが十分に導かれ難い場所や、オイ
ルの溜り難い場所ができる問題がある。
側にある1速ギヤ列212・2速ギヤ列214に対し
て、内燃機関202から離間する側にある3速ギヤ列2
16〜5速ギヤ列220にオイルを導き難いという問題
がある。
220の設けられた部位にオイルを導くためには、別部
品のオイルプレート(図示せず)を取付け、あるいは、
別部品のオイルポンプ(図示せず)を増設することによ
り、オイルを供給する必要がある。
イルプレートやオイルポンプ等の別部品を必要とするこ
とにより、これら別部品を取付けるため加工やボスの追
加等を必要とする不都合があり、また、これら別部品の
取付けや増設により変速機の大型化を招く不都合があ
る。
のような不都合を除去するために、内燃機関に連結され
る変速機の変速機ケースにメイン軸及びカウンタ軸を平
行に軸支して設け、このメイン軸及びカウンタ軸に前記
内燃機関側から順次に最低速から最高速までの複数段の
変速ギヤ列を設け、前記カウンタ軸の前記内燃機関側の
端部と前記変速機ケースに軸支される差動機との間にフ
ァイナルギヤ列を設け、前記差動機に設けたファイナル
ギヤ列のファイナルドリブンギヤの回転により変速機ケ
ース内のオイルを掻き上げて前記複数段の変速ギヤ列を
潤滑する変速機の潤滑構造において、前記複数段の変速
ギヤ列の中間段変速ギヤ列に近接する前記変速機ケース
の上部にケース取付部を設け、このケース取付部に前記
複数段の変速ギヤ列を切換えるシフト機構のシフトケー
スを取付けて設け、このシフトケースに前記メイン軸及
びカウンタ軸と直交する方向に指向させてシフトアンド
セレクト軸を軸方向移動可能且つ周方向移動可能に保持
して設け、前記シフトケースには前記ファイナルドリブ
ンギヤにより掻き上げられたオイルの一部を前記中間段
変速ギヤ列よりも高速の高速段ギヤ列側に案内するガイ
ド壁を設けたことを特徴とする。
と対向する側に前記ファイナルドリブンギヤにより掻き
上げられたオイルの一部を前記中間段変速ギヤ列よりも
高速の高速段ギヤ列側に案内するオイル流し面を設けた
ことを特徴とし、前記ガイド壁には、前記中間段変速ギ
ヤ列よりも高速の高速段ギヤ列と対向する側にこの高速
段ギヤ列を潤滑した後のオイルを前記ファイナルドリブ
ンギヤ側に流すことなく再び高速段ギヤ列側に戻すオイ
ル戻し面を設けたことを特徴とし、前記ガイド壁は、前
記シフトケースから変速機ケースの底部に向かって舌片
形状に突出させて設けたことを特徴とする。
複数段の変速ギヤ列の中間段変速ギヤ列に近接する変速
機ケースの上部にケース取付部を設け、このケース取付
部にシフト機構のシフトケースを取付けて設け、このシ
フトケースにはファイナルドリブンギヤにより掻き上げ
られたオイルの一部を中間段変速ギヤ列よりも高速の高
速段ギヤ列側に案内するガイド壁を設けたことにより、
変速機ケース内のオイルが十分に導かれ難い高速段ギヤ
列側にオイルを導くことができる。
ケースの底部に向かって舌片形状に突出させて設けてい
る。このガイド壁には、中間段変速ギヤ列と対向する側
にオイル流し面を設け、このオイル流し面によってファ
イナルドリブンギヤにより掻き上げられたオイルの一部
を高速段ギヤ列側に案内して内燃機関から離間する側の
高速段ギヤ列を潤滑し、また、高速段ギヤ列と対向する
側にオイル戻し面を設け、この高速段ギヤ列を潤滑した
後のオイルをファイナルドリブンギヤ側に流すことなく
再び高速段ギヤ列側に戻していることにより、変速機ケ
ース内のオイルが十分に導かれ難い高速段ギヤ列側に循
環するオイル量を増加させることができる。
明する。図1〜図6は、この発明の実施例を示すもので
ある。図1〜図3において、2は内燃機関、4は変速
機、6は変速機ケースである。変速機4の変速機ケース
6は、第1ケース部8と第2ケース部10と第3ケース
部12とからなる。変速機4は、第1ケース部8と第2
ケース部10とにメイン軸14及びカウンタ軸16を平
行に軸支して設け、リバースアイドラ軸18を取付けて
設けている。
は、内燃機関2側から順次に最低速から最高速までの複
数段の変速ギヤ列を設けている。図1においては、最低
速の1速ギヤ列20から最高速の5速ギヤ列28までを
設けている。また、メイン軸14及びカウンタ軸16と
リバースアイドラ軸18とには、1速ギヤ列20と2速
ギヤ列22との間に位置させてリバースギヤ列30を設
けている。
定した1速メインギヤ32とカウンタ軸14に軸支した
1速カウンタギヤ34とからなる。2速ギヤ列22は、
メイン軸14に固定した2速メインギヤ36とカウンタ
軸16に軸支した2速カウンタギヤ38とからなる。
支した3速メインギヤ40とカウンタ軸14に固定した
3速カウンタギヤ42とからなる。4速ギヤ列26は、
メイン軸14に軸支した4速メインギヤ44とカウンタ
軸16に固定した4速カウンタギヤ46とからなる。
支した5速メインギヤ48とカウンタ軸14に固定した
5速カウンタギヤ50とからなる。また、リバースギヤ
列30は、メイン軸14に固定したリバースメインギヤ
52とカウンタ軸16に対して固定されたリバースカウ
ンタギヤ54とリバースアイドラ軸18に軸方向移動可
能に軸支したリバースアイドラギヤ56とからなる。
第2ケース部10とに差動機58を軸支している。差動
機58は、差動ケース60内に差動ギヤ列62を内蔵し
ている。前記カウンタ軸16の内燃機関2側の端部と変
速機ケース6に軸支される差動機58の差動ケース60
とにファイナルギヤ列64を設けている。ファイナルギ
ヤ列64は、カウンタ軸16に固定したファイナルドラ
イブギヤ66と、差動機58に設けたファイナルドリブ
ンギヤ68と、からなる。
38との間のカウンタ軸16には、1速・2速切換機構
70を設けている。3速メインギヤ40と4速メインギ
ヤ44との間のメイン軸14には、3速・4速切換機構
72を設けている。5速メインギヤ48に隣接するメイ
ン軸14には、5速切換機構74を設けている。
機構72と5速切換機構74とは、シフト機構76によ
り切換動作される。シフト機構76は、図2〜図3に示
す如く、変速機ケース6の第2ケース部10の上部78
のケース取付部80に取付られるシフトケース82を設
けている。
く、略円板蓋形状に形成され、周縁に前記ケース取付部
80に取付られるケース側取付部84を設け、中心部位
に軸孔86を設けている。シフトケース82の軸孔86
には、シフトアンドセレクト軸88を軸方向移動可能且
つ周方向移動可能に保持して設けている。
3に示す如く、シフトアンドセレクト軸88を軸方向移
動可能且つ周方向移動可能に保持する保持孔92を、メ
イン軸14及びカウンタ軸16と直交する方向に指向さ
せて設けている。
ス部10の上部78のケース取付部80に取付られたシ
フトケース82の軸孔86と第2ケース部10の底部9
0の保持孔92とによって、メイン軸14及びカウンタ
軸16と直交する方向に指向させて軸方向移動可能且つ
周方向移動可能に保持される。シフトアンドセレクト軸
88は、図示しないシフトレバー(図示せず)の操作に
よって、セレクト時に軸方向移動されるとともにシフト
時に周方向移動される。
防止用の略C形状に形成されるインタロックプレート9
4を装着して設けるとともにシフトアンドセレクトレバ
ー96を取付けて設けている。シフトアンドセレクトレ
バー96は、セレクト時に図示しない1速・2速シフト
ヨークと3速・4速シフトヨークと5速・リバースシフ
トヨークとに選択的に係合され、シフト時に図示しない
1速・2速シフト軸と3速・4速シフト軸と5速・リバ
ースシフト軸とのいずれか1つを軸方向移動させる。
い1速・2速シフトヨーク〜リバースギヤシフトヨーク
のいずれかを動作させてこれに連動し図示しない1速・
2速フォーク〜リバースギヤシフトレバーのいずれかを
動作させて1速・2速切換機構70と3速・4速切換機
構72と5速切換機構74とのいずれかを切換え動作さ
せ、1速ギヤ列20〜5速ギヤ列28とリバースギヤ列
30とのいずれかに切換える。
ギヤ列20〜5速ギヤ列28の中間段変速ギヤ列である
2速ギヤ列22に近接する変速機ケース6の第2ケース
部10の上部78に前記ケース取付部80を設けてい
る。このケース取付部80には、前記シフト機構76の
シフトケース82を取付けて設けている。
及びカウンタ軸16と直交する方向に指向させてシフト
アンドセレクト軸88を軸方向移動可能且つ周方向移動
可能に保持して設けている。
示す如く、ファイナルドリブンギヤ68により掻き上げ
られたオイルの一部を、中間段変速ギヤ列たる2速ギヤ
列22よりも高速の高速段ギヤ列たる3速ギヤ列24〜
5速ギヤ列28側に案内するガイド壁98を設けてい
る。
ケース82から変速機ケース6の第2ケース部10の底
部90に向かって舌片形状に突出させて設け、図1に示
す如く、2速ギヤ列22と対向する側を湾曲させて設け
ている。
対向する側に外側に湾曲するオイル流し面100を設け
ている。このオイル流し面100は、ファイナルドリブ
ンギヤ68により掻き上げられたオイルの一部を、3速
ギヤ列24〜5速ギヤ列28側に案内する。
〜5速ギヤ列28と対向する側に内側に湾曲するオイル
戻し面102を設けている。オイル戻し面102は、3
速ギヤ列24〜5速ギヤ列28を潤滑した後のオイル
を、ファイナルドリブンギヤ68側に流すことなく、再
び3速ギヤ列24〜5速ギヤ列28側に戻す。
駆動時に、差動機58に設けたファイナルドリブンギヤ
68の回転により変速機ケース6内のオイルを掻き上げ
て、図1に矢印A・B・Cで示す如く、1速ギヤ列20
〜5速ギヤ列28に向かって飛散させる。
82には、ファイナルドリブンギヤ68により掻き上げ
られたオイルの一部を、2連速ギヤ列22よりも高速の
3速ギヤ列24〜5速ギヤ列28側に案内するガイド壁
98を設けていることにより、変速機ケース6内のオイ
ルが十分に導かれ難い3速ギヤ列24〜5速ギヤ列28
側にオイルを導くことができる。
されるオイルは、シフトケース82に設けたガイド壁9
8の外側に湾曲するオイル流し面100によって、内燃
機関2から離間する側の3速ギヤ列24〜5速ギヤ列2
8側に案内されることにより、3速ギヤ列24〜5速ギ
ヤ列28を潤滑することができる。
潤滑した後の、ファイナルドリブンギヤ68側に流れよ
うとするオイルは、図1の矢印Dに示す如く、シフトケ
ース82に設けたガイド壁98の内側に湾曲するオイル
戻し面102によって、再び3速ギヤ列24〜5速ギヤ
列28側に戻されることにより、変速機ケース6内の3
速ギヤ列24〜5速ギヤ列28のある側のオイル循環量
を増加させることができる。
速機ケース4内の内燃機関2から離間する側にある3速
ギヤ列24〜5速ギヤ列28の潤滑性を向上し得て、オ
イルプレートやオイルポンプ等の別部品を必要とせずに
潤滑することができ、別部品を取付けるため加工やボス
の追加等を不要にすることができ、変速機4の大型化を
回避することができる。
ものである。この別の実施例のガイド壁98は、オイル
流し面100に、3速ギヤ列24〜5速ギヤ列28の上
方に向かって上昇傾斜する複数の突出部104を設けた
ものである。
104によって、ファイナルドリブンギヤ68の掻き上
げたオイルを、ファイナルドリブンギヤ68から最も離
間する3速〜5速メインギヤ40・44・48側にもオ
イルを案内することができ、潤滑性を向上することがで
きる。なお、突出部104の形状は、平板形状や棒形
状、樋形状にすることができる。また、オイル流し面1
00には、突出部104に代えて、3速ギヤ列24〜5
速ギヤ列28の上方に向かって上昇傾斜する複数の溝部
(図示せず)を設けることもできる。
を示すものである。このさらに別の実施例のガイド壁9
8は、下端にオイル戻し面102側に湾曲する湾曲部1
06を形成して設けたものである。
オイル戻し面102側に湾曲する湾曲部106によっ
て、ファイナルドリブンギヤ68側に戻ろうとしてオイ
ル戻し面102接したオイルを、3速ギヤ列24〜5速
ギヤ列28側に積極的に戻すことができ、変速機ケース
6内の3速ギヤ列24〜5速ギヤ列28のある側に循環
するオイル量をさらに増加させることができる。
造は、シフト機構のシフトケースにファイナルドリブン
ギヤにより掻き上げられたオイルの一部を中間段変速ギ
ヤ列よりも高速の高速段ギヤ列側に案内するガイド壁を
設けたことにより、変速機ケース内のオイルが十分に導
かれ難い高速段ギヤ列側にオイルを導くことができる。
機ケース内の内燃機関から離間する側にある変速ギヤ列
の潤滑性を向上し得て、オイルプレートやオイルポンプ
等の別部品を必要とせずに潤滑し得て、別部品を取付け
るため加工やボスの追加等を不要にし得て、変速機の大
型化を回避することができる。
速機の断面図である。
面図である。
スの側面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関に連結される変速機の変速機ケ
ースにメイン軸及びカウンタ軸を平行に軸支して設け、
このメイン軸及びカウンタ軸に前記内燃機関側から順次
に最低速から最高速までの複数段の変速ギヤ列を設け、
前記カウンタ軸の前記内燃機関側の端部と前記変速機ケ
ースに軸支される差動機との間にファイナルギヤ列を設
け、前記差動機に設けたファイナルギヤ列のファイナル
ドリブンギヤの回転により変速機ケース内のオイルを掻
き上げて前記複数段の変速ギヤ列を潤滑する変速機の潤
滑構造において、前記複数段の変速ギヤ列の中間段変速
ギヤ列に近接する前記変速機ケースの上部にケース取付
部を設け、このケース取付部に前記複数段の変速ギヤ列
を切換えるシフト機構のシフトケースを取付けて設け、
このシフトケースに前記メイン軸及びカウンタ軸と直交
する方向に指向させてシフトアンドセレクト軸を軸方向
移動可能且つ周方向移動可能に保持して設け、前記シフ
トケースには前記ファイナルドリブンギヤにより掻き上
げられたオイルの一部を前記中間段変速ギヤ列よりも高
速の高速段ギヤ列側に案内するガイド壁を設けたことを
特徴とする変速機の潤滑構造。 - 【請求項2】 前記ガイド壁には、前記中間段変速ギヤ
列と対向する側に前記ファイナルドリブンギヤにより掻
き上げられたオイルの一部を前記中間段変速ギヤ列より
も高速の高速段ギヤ列側に案内するオイル流し面を設け
たことを特徴とする請求項1に記載の変速機の潤滑構
造。 - 【請求項3】 前記ガイド壁には、前記中間段変速ギヤ
列よりも高速の高速段ギヤ列と対向する側にこの高速段
ギヤ列を潤滑した後のオイルを前記ファイナルドリブン
ギヤ側に流すことなく再び高速段ギヤ列側に戻すオイル
戻し面を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速
機の潤滑構造。 - 【請求項4】 前記ガイド壁は、前記シフトケースから
変速機ケースの底部に向かって舌片形状に突出させて設
けたことを特徴とする請求項1に記載の変速機の潤滑構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29289498A JP3862124B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 変速機の潤滑構造 |
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JP29289498A JP3862124B2 (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 変速機の潤滑構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000110922A true JP2000110922A (ja) | 2000-04-18 |
JP3862124B2 JP3862124B2 (ja) | 2006-12-27 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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