JP2000110452A - サッシの換気框 - Google Patents

サッシの換気框

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JP2000110452A
JP2000110452A JP10287560A JP28756098A JP2000110452A JP 2000110452 A JP2000110452 A JP 2000110452A JP 10287560 A JP10287560 A JP 10287560A JP 28756098 A JP28756098 A JP 28756098A JP 2000110452 A JP2000110452 A JP 2000110452A
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JP
Japan
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pollen
ventilation
cover material
building
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP10287560A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujino
寛 冨士野
Kazunari Kido
一成 木戸
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 花粉の含まれていない清浄な外気を室内に取
り込むことができるサッシの換気框を提供する。 【解決手段】 建物外部と建物内部を連通する通気孔
(9)(11)(13)が形成された框本体(3)に、花粉除去部材
(4)を装着する。建物外部から框本体(3)の内部に侵入
した外気は、花粉除去部材(4)を通ることによって花粉
成分が除去され、清浄な空気として建物内部に送り出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓サッシ等の框に
関し、特に通気孔が形成されて換気を可能とするものに
係る。
【0002】
【従来の技術】窓サッシには、その上框部分に建物外部
と建物内部を連通する通気孔を形成したものがある。こ
の種の窓サッシを用いることによって、窓サッシを閉じ
た状態にしても通気孔を介して新鮮な外気を室内に取り
込むことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、上框の通気孔から外気をそのままの状態で取
り込むだけであるため、外気に含まれる花粉も室内に取
り込んでしまい、花粉症の人にとっては好ましい状況で
はなかった。
【0004】本発明は、上記の不具合を解消して、花粉
の含まれていない清浄な外気を室内に取り込むことがで
きるサッシの換気框の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、建物外部と建物内部を連通する通気孔が
形成された框本体と、この框本体に装着されて、建物外
部から前記通気孔を介して建物内部に侵入する外気に含
まれる花粉を除去する花粉除去部材とを備えたことを特
徴とする。
【0006】また、前記花粉除去部材は、前記框本体の
通気孔に対応した通気用開口を有し、前記框本体の建物
内部側に着脱可能に取り付けられるカバー材と、このカ
バー材の裏面側にその通気用開口を塞ぐようにして着脱
可能に取り付けられる花粉除去フィルターとからなる。
【0007】さらに、前記框本体の建物内部側の溝部内
に前記カバー材の上端を挿入させるとともに、前記カバ
ー材の下端を前記溝部に取り付けた取付金具に引っ掛け
ることによって、前記花粉除去部材を前記溝部に嵌め込
むようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る換気框の縦断面図、図2は同じくその斜視図、図
3は框本体の斜視図、図4は花粉除去部材の斜視図、図
5は取付金具の框本体への取付動作を説明する斜視図、
図6は取付金具を取り付けた框本体の縦断面図、図7は
花粉除去部材の框本体への取付動作を説明する斜視図、
図8は同じくその縦断面図である。
【0009】本実施形態に係る換気框(1)は、図1及び
図2に示すように、窓サッシの上框として用いられるも
のであって、框本体(3)と、この框本体(3)に装着され
る花粉除去部材(4)とからなり、外気が建物外部から換
気框(1)を通って建物内部に侵入する間にその外気に含
まれる花粉を除去するようにしたものである。
【0010】框本体(3)には、その建物外部側に第1溝
部(5)が幅方向に沿って形成され、建物内部側に第2溝
部(6)が幅方向に沿って形成されている。そして、第1
溝部(5)には、その溝空間と内部空間(8)と連通する複
数の第1通気孔(9)(9)…が幅方向に適宜間隔をあけて
形成され、第2溝部(6)には、その溝空間と内部空間(1
0)とを連通する複数の第2通気孔(11)(11)…が幅方向に
適宜間隔をあけて形成されている。なお、框本体(3)の
内部空間(8)と内部空間(10)は、これらを間仕切る縦板
(12)に形成された第3通気孔(13)を介して連通されてい
る。従って、框本体(3)の第1〜第3通気孔(9)(11)(1
3)を介して建物外部と建物内部とが連通されている。
【0011】花粉除去部材(4)は、図1及び図4に示す
ように、框本体(1)の第2溝部(6)に着脱可能に装着さ
れる金属板製のカバー材(20)と、このカバー材(20)の裏
面側に着脱可能に取り付けられる花粉除去フィルター(2
1)とからなる。
【0012】カバー材(20)は、第2溝部(6)とほぼ同じ
幅を有し、その上端部に略L字形の上係止片(22)が幅方
向に亘って形成され、その下端部に略L字形の下係止片
(23)が幅方向に亘って形成されている。そして、上係止
片(22)と下係止片(23)とを連結する垂直片(24)には、第
2溝部(6)の第2通気孔(11)(11)…に対応した複数の通
気用開口(25)(25)…が幅方向に適宜間隔をあけて形成さ
れている。また、上係止片(22)の近傍には、防振パッキ
ン(26)が幅方向に亘って取り付けられている。
【0013】花粉除去フィルター(21)は、カバー材(20)
とほぼ同じ幅を有し、カバー材(20)における垂直片(24)
の通気用開口(25)(25)を塞ぐようにして、上係止片(22)
と下係止片(23)との間に嵌め込まれている。
【0014】次に、框本体(3)への花粉除去部材(4)の
装着方法について説明する。まず、図5及び図6に示す
ように、框本体(3)の第2溝部(6)にその幅方向に適宜
間隔をあけて取付金具(30)(30)…を取り付ける。
【0015】取付金具(30)は、第2通気孔(11)に挿入さ
れる左右一対の挿入片(31)(31)と、これら挿入片(31)(3
1)の建物内部側の端部を連結する連結片(32)とが一体的
に形成されている。そして、挿入片(31)のL字形に切り
欠かれた下端部には、第2溝部(6)から内部空間(10)に
突出する突片(33)に係合する係合溝(34)が形成され、ま
た連結片(32)の下端部は、建物内部側にU字形に折り返
されて受片(35)とされている。
【0016】従って、挿入片(31)(31)を第2通気孔(11)
(11)に挿入した状態で、その係合溝(34)(34)を突片(33)
に係合することによって、取付部材(30)が第2溝部(6)
に取り付けられるようになっている。このとき、取付部
材(30)の受片(34)が第2溝部(6)内に突出している。
【0017】そして、図7及び図8に示すように、カバ
ー材(20)の上係止片(22)を第2溝部(6)の上部に斜め下
方から挿入しながら、その下係止片(23)を取付部材(30)
の受片(35)(35)…に引っ掛けることで、図1及び図2に
示すように、花粉除去部材(4)を第2溝部(6)に嵌め込
む。
【0018】このようにして花粉除去部材(4)が装着さ
れた換気框において、外気は建物外部から第1通気孔
(9)(9)…を介して框本体(3)の内部に侵入し、第2通
気孔(11)(11)…から花粉除去フィルター(21)を通ること
によって花粉成分が除去され、清浄な空気としてカバー
材(20)の通気用開口(25)(25)…から室内に送り出され
る。
【0019】花粉除去部材(4)を框本体(1)から取り外
す際には、上記とは逆に、カバー材(20)を上方に持ち上
げて下係止片(23)を受片(35)(35)…から外し、この状態
でカバー材(20)を傾けながら上係止片(22)を第2溝部
(6)から抜き出すようにする。このように、框本体(3)
の第2溝部(6)に対して花粉除去部材(4)を簡単に取り
付け取り外しすることができるので、花粉除去フィルタ
ー(21)の交換作業も容易である。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、外気が框本体を通過する間に、その外気に含
まれる花粉を花粉除去部材によって除去することができ
るので、花粉の含まれていない清浄な空気を建物内部に
取り込むことができ、花粉症対策に有効な換気を実現す
ることができる。
【0021】また、花粉除去部材を、框本体の建物内部
側に着脱可能に取り付けられるカバー材と、このカバー
材に着脱可能に取り付けられる花粉除去フィルターとか
ら構成することによって、建物内部側において花粉除去
部材の取り付け及び取り外しを行うことができ、花粉フ
ィルターの交換作業が簡単となる。
【0022】さらに、框本体の溝部内にカバー材の上端
を挿入させるとともに、カバー材の下端を取付金具に引
っ掛けることによって、花粉除去部材を溝部に嵌め込む
ようにしているので、ビス等の固定具や接着剤等を使用
して花粉除去部材を装着するときと比べて、花粉除去部
材の取り付け及び取り外しを簡単に行うことができ、花
粉フィルターの交換作業をより簡単に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る換気框の縦断面図で
ある。
【図2】同じくその斜視図である。
【図3】框本体の斜視図である。
【図4】花粉除去部材の斜視図である。
【図5】取付金具の框本体への取付動作を説明する斜視
図である。
【図6】取付金具を取り付けた框本体の縦断面図であ
る。
【図7】花粉除去部材の框本体への取付動作を説明する
斜視図である。
【図8】同じくその縦断面図である。
【符号の説明】
(3) 框本体 (4) 花粉除去部材 (6) 溝部 (9)(11)(13) 通気孔 (20) カバー材 (21) 花粉除去フィルター (25) 通気用開口 (30) 取付金具
フロントページの続き Fターム(参考) 2E036 JA04 JB02 KA00 KA01 KA06 LA01 MA00 4C080 AA09 BB10 CC02 CC12 HH05 JJ03 KK08 LL10 QQ11 QQ20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物外部と建物内部を連通する通気孔が
    形成された框本体と、この框本体に装着されて、建物外
    部から前記通気孔を介して建物内部に侵入する外気に含
    まれる花粉を除去する花粉除去部材とを備えたことを特
    徴とするサッシの換気框。
  2. 【請求項2】 前記花粉除去部材は、前記框本体の通気
    孔に対応した通気用開口を有し、前記框本体の建物内部
    側に着脱可能に取り付けられるカバー材と、このカバー
    材の裏面側にその通気用開口を塞ぐようにして着脱可能
    に取り付けられる花粉除去フィルターとからなる請求項
    1記載のサッシの換気框。
  3. 【請求項3】 前記框本体の建物内部側の溝部内に前記
    カバー材の上端を挿入させるとともに、前記カバー材の
    下端を前記溝部に取り付けた取付金具に引っ掛けること
    によって、前記花粉除去部材を前記溝部に嵌め込むよう
    にした請求項2記載のサッシの換気框。
JP10287560A 1998-10-09 1998-10-09 サッシの換気框 Pending JP2000110452A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102900340A (zh) * 2011-07-29 2013-01-30 株式会社佐原 换气装置
WO2018062763A1 (ko) * 2016-09-30 2018-04-05 안신영 실내 유입공기 정화장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102900340A (zh) * 2011-07-29 2013-01-30 株式会社佐原 换气装置
CN102900340B (zh) * 2011-07-29 2015-10-21 株式会社佐原 换气装置
WO2018062763A1 (ko) * 2016-09-30 2018-04-05 안신영 실내 유입공기 정화장치

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040316