JP2000110313A - 建物用成形体の接合構造及び接合施工法 - Google Patents

建物用成形体の接合構造及び接合施工法

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JP2000110313A
JP2000110313A JP10286665A JP28666598A JP2000110313A JP 2000110313 A JP2000110313 A JP 2000110313A JP 10286665 A JP10286665 A JP 10286665A JP 28666598 A JP28666598 A JP 28666598A JP 2000110313 A JP2000110313 A JP 2000110313A
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resin
building
cyanoacrylate
adhesive
joining
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JP10286665A
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English (en)
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Hitoshi Hayashi
仁司 林
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変性ポリオレフィンを含む表面を有する建物
成形体においても、十分な接着強度を与える接合構造及
び接合施工法を提供する。 【解決手段】 変性ポリオレフィンを含む表面を有する
建物用成形体と他の建物用成形体との接合構造である。
この表面と他の建物用成形体表面との間にシアノアクリ
レート系接着剤層が介在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表層に変性ポリ
オレフィンを含む樹脂を被覆した建物用成形体を接合す
るための接合構造及び接合施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雨樋などの建物用成形体は、硬質
塩化ビニル樹脂で形成されたものが一般的である。これ
らの雨樋は、押出成形などにより形成されるが、運搬の
ために一定長さに切断されて雨樋部材として建築現場に
提供される。建築現場においては、一定長さの雨樋部材
がジョイナーなどの接合部材により接合(接続)されて
長尺化されたり、また、軒樋はルーフドレインなどを介
して竪樋に接合施工される。これらの雨樋は、とい受け
金物などの取付部材に取り付けられて建物に大型構造物
として配設される。ここで、大型構造物である雨樋の接
合、取付には、通常、接着剤などにより接着されて施工
される。
【0003】一般に、塩ビ製の建物用成形体では、接合
する際に塩ビゾル系の接着剤が用いられている。この塩
ビゾル系の接着剤では接着剤に含まれる有機溶剤(溶着
溶剤)により建物用成形体の被着表面が溶解され、被着
体同士を接合後、溶剤を揮発させることにより接着剤に
含まれる合成樹脂(通常は塩ビ系樹脂)を被着体と一体
化させ、接着力を得るものである。ここで、この接着剤
に含まれる有機溶剤は、塩ビ系樹脂を好適に溶解するよ
うに配合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、熱伸縮性や耐候
性、リサイクル性等を向上させた建物用成形体が要求さ
れつつある。本発明者は、このような要求を満たすべ
く、ポリオレフィン系樹脂基体の表面に高耐候性樹脂と
変性ポリオレフィンとのブレンドポリマーを被覆した建
物用成形体を提案した(例えば、特願平10−1136
11号出願明細書参照。)。
【0005】この発明に従えば、基体にオレフィン樹脂
が用いられ、この基体の表面に形成される表層に、アク
リル系樹脂、共重合樹脂等の高耐候表層樹脂が用いら
れ、この高耐候性樹脂に、この高耐候性樹脂に相溶性が
あると共に、前記オレフィン樹脂とも相溶性がある添加
剤が添加されている。
【0006】ここで、この添加剤としては、酸変性ポリ
オレフィン、エポキシ変性ポリオレフィン、アクリル変
性ポリオレフィン等の変性ポリオレフィン等が例示され
ている。これにより、基体を構成するポリオレフィンと
の融着性能が発現され、オレフィン樹脂に高耐候性樹脂
を融着させることができ、基体と表面樹脂との結合力が
向上され、膨張収縮による損傷劣化が減少される。
【0007】しかしながら、こような建物用成形体を接
合施工する場合、塩ビゾル系の接着剤により十分な接着
力により接合させることが困難な場合がある。これは、
ポリオレフィン系樹脂を含む層を常温で溶解させる適切
な溶剤を選択することが困難なことに起因されると思わ
れる。
【0008】そこで、この発明は、塩ビ溶剤系接着剤で
は、十分な接着力を得ることが困難な変性ポリオレフィ
ンを含む表面を有する建物用成形体においても、十分な
接着強度を与える接合構造及び接合施工法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、変性ポリオレフィンを含
む表面を有する建物用成形体と他の建物用成形体との接
合構造であって、前記表面と前記他の建物用成形体表面
との間にシアノアクリレート系接着剤層が介在されたこ
とを特徴とする建物用成形体の接合構造である。
【0010】このように構成すれば、塩ビ溶剤系接着剤
では、十分な接着力を得ることが困難な変性ポリオレフ
ィンを含む表面を有する建物用成形体においても、十分
な接着強度を得ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、前記建物用成形
体の少なくとも1方は、ポリオレフィン系樹脂を主体と
した基体と変性ポリオレフィンを含む高耐候性樹脂を主
体とした表層を有する積層体であることを特徴とする請
求項1に記載の接合構造である。
【0012】このように構成すれば、熱伸縮性や耐候
性、リサイクル性の向上された建物用成形体同士、又は
それと他の建物用成形体とを十分な接着強力により接合
することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記高耐候性樹
脂は、アクリル系樹脂、AES樹脂、AAS樹脂、AC
S樹脂、AAS樹脂、SEBS樹脂、SIS樹脂、EV
A樹脂、EVOH樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド
樹脂から選択された1種又は2種以上の組合せであるこ
とを特徴とする請求項2に記載の接合構造である。
【0014】シアノアクリレート系接着剤は、変性ポリ
オレフィンとアクリル系樹脂やAES樹脂系のアロイを
極めて強固に接着させることができる。これにより、塩
ビ溶剤系接着剤に溶解しない建物用成形体を極めて強固
に接合施工することが可能となる。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記建物用成形
体の他方は建物用成形体部品であることを特徴とする請
求項2又は請求項3に記載の接合構造である。
【0016】このように構成すれば、請求項2又は請求
項3に記載の接合構造は、建物用成形体部品との接合に
用いることができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記シアノアク
リレート系接着剤は、一般式H2 C=C(CN)COO
R(式中、Rは炭素数1〜16のアルキル基、アルケニ
ル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ハロゲン化アル
キル基、アルコキシアルキル基、テトラヒドロフルフリ
ル基を示す。)で表されるα−シアノアクリレートモノ
マーを主体に含むことを特徴とする請求項1に記載の接
合構造である。
【0018】請求項6に記載の発明は、前記α−シアノ
アクリレートモノマーは、エチル−α−シアノアクリレ
ートを含むことを特徴とする請求項5に記載の接合構造
である。
【0019】このように構成すれば、入手が容易で、廉
価であるエチル−α−シアノアクリレートを含む接着剤
を用いることにより、この発明で特定された被着体とし
ての建物用成形体に対して強い接着力で接合することが
できる。
【0020】請求項7に記載の発明は、前記建物用成形
体の少なくとも一方は雨樋であることを特徴とする請求
項2〜請求項4のいずれか1項に記載の接合構造であ
る。
【0021】このように構成すれば、建物用成形体とし
て、熱伸縮性や耐候性、リサイクル性が要求される雨樋
が十分な接着強度保持して接合施工される。
【0022】請求項8に記載の発明は、変性ポリオレフ
ィンを含む樹脂により被覆されている建物用成形体を少
なくとも一方の被着体として被着体同士を接合して請求
項1〜請求項7のいずれか1項に記載の接合構造を形成
するに際して、前記被着体間はシアノアクリレート系接
着剤を用いて接合することを特徴とする建物用成形体の
接合施工法である。
【0023】このように構成すれば、変性ポリオレフィ
ンを含む樹脂により被覆されている建物用成形体を十分
な接着強度を有するように接合施工するのが容易とな
る。これにより、建物の外壁に沿って配設される雨樋の
ような大型建物用成形体を予め切断して調製し、建物の
施工現場で接合しても、十分に強力の高い接合構造を得
ることができる。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記被着体は、
接着剤塗布面を予めプライマ処理又はコロナ処理などの
表面処理を施した後に前記シアノアクリレート系接着剤
が塗布され、被着体同士が接合された状態で所定時間養
生されることを特徴とする請求項8に記載の接合施工法
である。
【0025】このように構成すれば、被着体の接着剤塗
布面は予め表面処理が施されるので、接合強度が増大で
き、特に他の被着体との接合強力を増大させる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0027】図1は、この発明に従う建物用成形体の接
合構造1の一例を説明する図である。図1(a)におい
ては、一方の建物用成形体2と他方の建物成形体2との
間に接着剤層3が介在されて接合構造1が形成されてい
る。この図において、一方の建物用成形体2は、建物用
成形体部品であってもよい。
【0028】また、図1(b)においては、二つの建物
用成形体2、2の長手方向側面2aが接合され、それぞ
れの建物用成形体2、2の同一側の表面2b、2bに一
つの建物用成形体部品2´が共通に面接合されて、その
接合面には接着剤層3が介在されて接合構造1が形成さ
れている。
【0029】ここで、建物用成形体とは、建物に付属し
て用いられる成形体を意味し、内装材、外装材を包含す
るが、この発明においては、耐候性が要求される建物用
成形体であって、変性ポリオレフィンを含む表層を有す
るものである。具体的には、建物用雨樋などのような大
型構造物が好ましい。
【0030】また、建築用成形体部品とは、建物用成形
体施工時に建物用成形体同士を繋(つな)ぎ合わせるた
めの接合部材や、建物用成形体の端部を保護する端部カ
バー、建物への取付に用いる取付部品等であり、通常は
塩化ビニル樹脂、ABS樹脂、AES樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂などの合成樹脂からなる成形体である。具体
的に雨樋に限れば、ジョイナーなどの接合部材、とい受
け金物などの取付部材、ドレインなどが例示され、その
材質は問わない。
【0031】この建物用成形体2は、図2に示すような
積層体4である。この図2において、積層体4はオレフ
ィン系樹脂から形成される基体41と、その基体41の
耐候性付与のために付与された表層42、42とから構
成されている。この図2において表層42は基体41の
両面全面に設けられているが、耐候性が要求されない場
合には、表層42は耐候性が要求される部分にあればよ
い。すなわち、表層42は片面でもよく、また、片面の
一部でもよい。例えば、図1(a)において、表層42
は表面2bに形成されていればよい。
【0032】本発明において、この接着剤層3にはシア
ノアクリレート系接着剤が用いられる。このシアノアク
リレート系接着剤とは、α−シアノアクリル酸エステル
(α−シアノアクリレートモノマー)を主要成分として
含む接着剤であり、シアノ酢酸エステルとホルムアルデ
ヒドとをアミン触媒下に加熱してシアノアクリレートポ
リマーとした後、加熱解重合してモノマーとするのが一
般的である。
【0033】このようなシアノアクリレートモノマー
は、次の一般式で表されるものが一般的に例示される。
【0034】H2 C=C(CN)COOR 式中、Rは炭素数1〜16のアルキル基、アルケニル
基、シクロヘキシル基、フェニル基、ハロゲン化アルキ
ル基、アルコキシアルキル基、テトラヒドロフルフリル
基等を示す。
【0035】具体例としては、メチル−α−シアノアク
リレート、エチル−α−シアノアクリレート、n−プロ
ピル−α−シアノアクリレート、イソプロピル−α−シ
アノアクリレート、n−ブチル−α−シアノアクリレー
ト、イソブチル−α−シアノアクリレート、イソアミル
−α−シアノアクリレート、アリル−α−シアノアクリ
レート、メトキシエチル−α−シアノアクリレート、エ
トキシエチル−α−シアノアクリレート、メトキシプロ
ピル−α−シアノアクリレート、テトラヒドロフルフリ
ル−α−シアノアクリレート等が挙げられ、これらのα
−シアノアクリレートを接着剤として使用する場合に
は、1種類に限らず、2種類以上を混合使用することも
できる。これらの中で、エチル−α−シアノアクリレー
トが廉価に入手が容易で、かつ、変性ポリオレフィンを
含む高耐候性樹脂アロイとの接着性がよいので好適に用
いることができる。
【0036】これらのシアノアクリレートモノマーに
は、必要に応じて各種添加剤を添加してもよい。そのよ
うな添加剤としては、ポリメタクリル酸等の増粘剤や可
塑剤を始め、重合防止剤、耐衝撃向上剤(強度向上剤)
が一般的である。各種充填剤、揺変剤、耐水性付与剤、
速硬化添加剤、軟化剤、可撓性付与剤、安定剤等を添加
してもよい。また、必要に応じて着色剤、香料、溶剤等
を加えることもできる。
【0037】表層42は、変性ポリオレフィンを含む樹
脂から形成され、好ましくは、耐候性に優れる高耐候性
樹脂と変性ポリオレフィンとのブレンドが用いられる。
この高耐候性樹脂としては、アクリル系樹脂やAES樹
脂、AAS樹脂などの共重合樹脂が好適に用いられる。
【0038】アクリル系樹脂としては、アクリル酸及び
その誘導体を単独又は共重合したアクリル酸を含む熱可
塑性樹脂である。例えば、アクリル酸メチル、メタクリ
ル酸−n−ブチル、メタクリル酸ラウリルなどの(メ
タ)アクリル酸エステルの単独重合体の他、(メタ)ア
クリル酸エステルと共重合可能な他のモノマーとの共重
合体を包含する。また、共重合可能な他のモノマーとし
ては特には限定されない。例えば、エチレン/アクリル
酸エチル共重合体であるEEA樹脂など、アクリル酸及
びその誘導体以外の他のモノマーとの共重合体であって
もよい。これらは、単独でもブレンドされていてもよ
い。
【0039】また、その他の高耐候性樹脂としては、ア
クリロニトリルとエチレン/プロピレン/ジエン共重合
体とスチレンとの共重合体であるAES樹脂、アクリロ
ニトリル/塩素化ポリエチレン/スチレンの三元共重合
体であるACS樹脂、アクリロニトリルとアクリルゴム
とスチレンとの共重合体であるAAS樹脂、スチレン/
エチレン/ブチレン/スチレンの四元共重合体であるS
EBS樹脂、スチレン/イソプレン/スチレンの三元共
重合体であるSIS樹脂、エチレン/酢酸ビニル共重合
体であるEVA樹脂、エチレン/ビニルアルコール共重
合体であるEVOH樹脂等が例示される。
【0040】また、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)やポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカ
ーボネート(PC)などのポリエステル樹脂、ポリアミ
ド樹脂(ナイロン)など、被覆成形可能な熱可塑性樹脂
が例示される。
【0041】これらの高耐候性樹脂は、単独で又は適宜
の組合せにより使用される。
【0042】これらの高耐候性樹脂にブレンドされる変
性ポリオレフィンとしては、上述の高耐候性樹脂と相溶
性があり、かつ、基体41を構成するオレフィン系樹脂
(詳細は後述される。)とも相溶性がある酸変性ポリオ
レフィン、エポキシ変性ポリオレフィン、アクリル変性
ポリオレフィンなどが挙げられる。
【0043】このような変性ポリオレフィンは主鎖又は
側鎖にカルボン酸基、エポキシ基、アクリル基などの官
能基を有するポリオレフィンである。ここでポリオレフ
ィンとは、オレフィンの単独重合体、オレフィンの共重
合体、オレフィンと他のビニル系モノマー、例えばα,
β・不飽和酸又はそのエステル等の誘導体等とを共重合
したオレフィンを主体とする共重合体等である。これら
のオレフィン系重合体に、共重合、グラフト共重合、高
分子反応などの手法により変性のための官能基を導入す
ることにより目的とする種々の変性ポリオレフィンが得
られる。
【0044】ポリオレフィンを酸変性するための不飽和
酸としては、不飽和カルボン酸又はそれらの無水物が使
用できる。例えば、マレイン酸、フマル酸、クロトン
酸、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸などの不飽
和酸、また、それらの無水物としては、無水マレイン
酸、無水イタコン酸などが例示される。
【0045】グラフトにより酸変性ポリオレフィンを製
造するには、例えば、過酸化物等の触媒を用いることに
より、上述の不飽和酸とポリオレフィンとを反応されて
得ることができる。グラフト変性するのに用いる不飽和
ジカルボン酸無水物としては、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸、無水シトラコン酸などがあげられ、このうち
無水マレイン酸が好適である。また、オレフィン単量体
と共重合させる不飽和カルボン酸としてはアクリル酸、
メタクリル酸などが挙げられる。
【0046】オレフィン(及びこれを共重合可能なモノ
マー)とグリシジル基を有する不飽和化合物、例えばグ
リシジルメタクリレート等のα,β−不飽和酸のグリシ
ジルエステルとを共重合すれば、エチレン−グリシジル
メタクリレート共重合体が得られる。これによりエポキ
シ変性ポリオレフィンが得られる。
【0047】オレフィン系重合体とエポキシ基含有モノ
マー、例えばグリシジルメタクリレート、グリシジルア
クリレート等を、ラジカル開始剤の存在下で加熱しても
エポキシ変性オレフィン系重合体を得ることができる。
これらの変性されるべき官能基の量はとくには限定され
ない。
【0048】高耐候性樹脂へブレンドされる変性ポリオ
レフィン樹脂の量は特には限定されないが、基体41と
なるオレフィン系樹脂との積層体を得る場合には、その
積層体を製造する際の成形性や得られた積層体の界面の
接合強度を考慮して適宜に決定される。一般的には、高
耐候樹脂に変性ポリオレフィンを5容量部〜70容量部
添加することにより基体41に用いられているポリオレ
フィンとの融着性能が発現する。変性ポリオレフィンの
添加量が、5容量部より少ないと基体41との融着力が
弱く、70容量部を越えると得られた表層42の付与に
よる耐候性の向上効果が不十分となる場合がある。
【0049】また、これらの表層樹脂には適宜の着色剤
や安定剤、その他の添加剤を添加しても良いが、顔料や
紫外線吸収剤などを添加するのが好ましい。これによ
り、基体41への紫外線透過が減少されて、積層体とし
ての耐候性が向上する。
【0050】一方、基体41を形成する樹脂としてのオ
レフィン系樹脂としては、オレフィン類を少なくとも一
成分とする重合体を意味し、オレフィン類の単独重合体
及び共重合体を包含する。好適なオレフィン系樹脂とし
ては、例えば、α−オレフィンの単独重合体又は共重合
体、α−オレフィンとジオレフィンとの共重合体、α−
オレフィンと不飽和カルボン酸エステルなどの他モノマ
ーとの共重合体が挙げられる。
【0051】α−オレフィンとしては、エチレン、プロ
ピレン、ブテン、ヘキセン、オクテン、デセンなどが例
示される。ジオレフィンとしては、ブタジエン、イソプ
レン、クロロプレンなどの分子内に2個のエチレン結合
をもつ単量体が例示される。また、不飽和カルボン酸エ
ステルとしては、酢酸ビニルなどが例示される。これら
のモノマーは2種以上組み合わせて重合されてもよい。
【0052】具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレ
ンなどのポリオレフィンの単独重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチ
レン−4−メチルペンテン−1共重合体などのα−オレ
フィンの共重合体が挙げられる。
【0053】また、α−オレフィンとジオレフィンとの
共重合体には、例えばエチレン−ブタジエン共重合体、
プロピレン−ブタジエン共重合体が挙げられる。また、
α−オレフィンと不飽和カルボン酸エステルとの共重合
体としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、プロピレ
ン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。
【0054】これらの単独重合体、共重合体等は2種以
上組み合わせた組成物であってもよい。また、これらの
ポリオレフィン系の分子量は、得られる積層成形体の要
求性能、成形性などを考慮して適宜選択される。
【0055】また、これらの樹脂には、本発明の目的を
損なわない範囲で適宜の添加剤を添加してもよい。その
ような添加剤としては限定されないが、例えば、強化繊
維、充填材、難燃材、酸化防止剤、改質剤、耐衝撃向上
剤、安定剤、着色剤などが例示される。
【0056】強化繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維
などの無機繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維などの有
機繊維、金属繊維などが例示される。また、充填材とし
ては、マイカ、タルク、炭酸カルシウムなどの無機充填
材の他、木紛等の有機充填材が例示される。
【0057】また、難燃材としては、種々のハロゲン
系、ノンハロゲン系、無機系の難燃材が挙げられる。酸
化防止剤としては、ヒンダードアミンなどが挙げられ
る。また、改質剤としては、酸変性ポリオレフィンなど
が例示される。
【0058】本発明において基体41と表層42との間
に、接着層などの他の中間層が含まれていてもよい。
【0059】接合(接着)に際しては、従来のこの種の
シアノアクリレート系接着剤の使用と同様に、予め被着
体としての建物用成形体に対して、プライマを付与して
もよい。また、コロナ放電などの他の表面処理を行って
もよい。
【0060】例えば、被着体の二つの接着面を常法によ
り洗浄し、その一方(若しくは両方)にプライマを塗布
し、適宜の時点で接着面の一方にα−シアノアクリレー
ト系接着剤を塗布して貼り合わせ、圧締して養生すれば
よい。これにより、この接着剤は、被着体上や空気中な
どにある水分により重合を開始し、強い接着力を有する
図1に示す接合構造とすることができる。
【0061】本発明において用いられる被着体として
は、少なくとも一方が変性ポリオレフィンを含む表層4
2である。これに対して、他の被着体は限定されず、例
えば、ポリエチレン系、ポリプロピレン系等のポリオレ
フイン系樹脂、フッ素樹脂、エチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−プロピレン−ジエン−ターポリマー
(EPDM)、ポリアセタール樹脂類、シリコーン樹
脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、軟質塩化ビニル
等からなる建物用成形体であってよい。また、クロム又
はニッケル等の金属メッキ加工品等が挙げられる。
【0062】本発明によれば、塩ビ系接着剤に対し十分
な接着力を得ることができない、変性ポリオレフィン系
樹脂を含む被覆層(表層)を有する建物用成形体と、他
の建物用成形体との接着を、従来の塩ビ系接着剤による
接着方法と同様に簡易な作業によって、一段と優れた接
着強度を得ることができる。
【0063】
【実施例】以下に実施例に基づき、この発明を具体的に
説明する。なお、実施例においては、図3に示す成形装
置11により被覆成形体を得た。
【0064】この成形装置11は、メインの二軸方向回
転押出機12、押出金型(ダイ)13、冷却サイジング
装置14、引き取り装置15、切断装置16、搬送台1
7が一列に配列されている。押出機12は、オレフィン
樹脂を供給するホッパー12aと、内部に二軸同方向回
転スクリュウを備え外部がヒーターで覆われることによ
り樹脂を溶融混練するバレル部12bと、このバレル部
12bの途中にT字配列に接続された繊維供給用押し込
みフィーダ18を備えている。また、押出金型13に
は、表層42を押し出す表層押出機19がクロス接合さ
れている。
【0065】基体樹脂は必要な添加剤とともにホッパー
12aへ供給される。その基体樹脂はバレル部12b内
で混練されつつ、フィーダ18付近で強化繊維の供給を
受け、強化繊維が分散された溶融相が形成され、この混
合溶融相は、金型13へ送り出され、金型13では、基
体41は表層42と積層されて、金型リップより被覆成
形品を押し出す。この押し出された成形品は冷却サイジ
ング装置14において冷却されつつ引き取り装置15に
より引き取られて正確に寸法が規制される。次いで切断
装置16により一定長さに切断されて搬送装置17によ
り図2に示す被覆成形体4が排出される。[試験片A]
図3に示される装置を用い、基体樹脂にはポリプロピレ
ン樹脂(三菱化学製ポリプロEA9)を用い、強化繊維
としてガラスチョップ(日東紡製CS3PE956)を
5容量%投入した。
【0066】また、表層樹脂には、三井石油化学製無水
マレイン酸変性ポリオレフィン(商品名アドマーQB5
50)を30容量%添加した三菱レイヨン製アクリル樹
脂(商品名アクリペットVH)を用いた。
【0067】得られた被覆成形体(積層体)4の基体4
1の厚みは約2.3mmであり、表層42の厚みは片面
約0.1mmであった。この被覆成形体4を長さ120
mm、幅20mmの試験片を切り出し、これを試験片A
とした。[試験片B]表層樹脂には、三井石油化学製無
水マレイン酸変性ポリオレフィン(商品名アドマーQB
550)を30容量%添加した住友ダウ製AES樹脂
(商品名ユニブライトUB−400)を用いた以外は、
試験片Aの製造例と同様にして被覆成形体(積層体)4
を作製し、試験片Aと同寸法に切り出して試験片Bを得
た。[試験片C]AES樹脂(住化&L社製ユニブライ
トUB−400)を用いて成形した厚さ2.5mmの成
形体(単層)から長さ120mm、幅20mmの試験片
を切り出して試験片Cとした。 実施例1 各試験片の長手方向に延びる幅約20mmの一表面を接
合のための接着代とした。試験片Aと試験片Cとの接着
代に予め所定の専用プライマ(日本ロックタイト社製L
OCTITE770)を塗布し、ついでシアノアクリレ
ート系接着剤(日本ロックタイト社製LOCTITE4
49)により接着した後、24時間静置して図4に示す
接合構造体を得た。 実施例2 試験片Aと試験片Cの組み合わせに代えて、試験片Bと
試験片Cとを用いた以外は、実施例1と同様にして図4
に示す接合構造体を得た。 比較例1 シアノアクリレート系接着剤の代わりに、塩ビ溶剤系接
着剤(積水化学製エスロンNo.41)を用いた以外は
実施例1と同様にして図4に示す接合構造体を得た。 比較例2 シアノアクリレート系接着剤の代わりに、塩ビ溶剤系接
着剤(積水化学製エスロンNo.41)を用いた以外は
実施例2と同様にして図4に示す接合構造体を得た。 [剥離試験]実施例1、2及び比較例1、2で得られた
接合構造体を引張試験片として各引張試験片につき常法
に従い引張剥離評価を行った。結果を表1にまとめた。
【0068】
【表1】 図4の矢印に示すせん断力に対して実施例に従う接合試
験片では、いずれの場合も被着体としての試験片が破壊
され、試験片破断強度以上の強力な接着力が得られた。
一方、比較例ではいずれも十数kg/cm2の剥離強度
が実測され、その破壊は接合界面での剥離(接着破壊)
であった。
【0069】これにより、この実施例に従う積層成形体
は、塩ビ溶剤系接着剤では十分な接着力を得ることが困
難な変性ポリオレフィンを含む表面を有する成形体に対
して極めて強力に接着されることが理解される。
【0070】また、この成形体はポリオレフィン系樹脂
を主体とした基体41と変性ポリオレフィンを含む高耐
候性樹脂を主体とした表層42を有する積層体であるの
で、熱伸縮性や耐候性、リサイクル性が向上されてい
る。
【0071】また、こような構成の成形体を雨樋形状に
成形加工すれば、外部に晒されて昼夜の温度差があって
も熱伸縮などによる変形の心配のない雨樋部材が形成さ
れる。また、この雨樋部材は、シアノアクリレート系接
着剤により他の建築用成形体部材と容易に、かつ、確実
に接合されて長尺化され、大型構造物としての雨樋を現
場にて施工することができる。これにより、実用的な建
物用成形体を与えることが可能となることが理解され
る。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、シアノアクリレート系接着剤が用いられ
ているので、塩ビ溶剤系接着剤では十分な接着力を得る
ことが困難な変性ポリオレフィンを含む表面を有する建
物用成形体においても、十分な接着強度を得ることがで
きる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、ポリオレ
フィン系樹脂を主体とした基体と変性ポリオレフィンを
含む高耐候性樹脂を主体とした表層を有する積層体が建
物用成形体として用いられ、熱伸縮性や耐候性、リサイ
クル性の向上された建物用成形体同士、又はそれと他の
建物用成形体とを十分な接着強力により接合することが
できる。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、シアノア
クリレート系接着剤は、変性ポリオレフィンとアクリル
系樹脂やAES樹脂系のアロイを極めて強固に接着させ
ることができるので、塩ビ溶剤系接着剤に溶解しない建
物用成形体を極めて強固に接合施工することが可能とな
る。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
又は請求項3に記載の接合構造は、建物用成形体部品と
の接合に用いることができる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、シアノア
クリレート系接着剤としては、一般式H2 C=C(C
N)COORで表されるα−シアノアクリレートモノマ
ーを主体に含む接着剤が利用できる。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、入手が容
易で、廉価であるエチル−α−シアノアクリレートを含
む接着剤を用いることにより、この発明で特定された被
着体としての建物用成形体に対して強い接着力で接合す
ることができる。
【0078】請求項7に記載の発明によれば、建物用成
形体として、熱伸縮性や耐候性、リサイクル性が要求さ
れる雨樋が十分な接着強度を保持して接合施工される。
これにより、長尺な雨樋が、現場により簡易に接合施工
できる。
【0079】請求項8に記載の発明によれば、被着体間
はシアノアクリレート系接着剤により接合施工されるの
で、変性ポリオレフィンを含む樹脂により被覆されてい
る建物用成形体を十分な接着強度を有するように接合施
工するのが容易となる。これにより、建物の外壁に沿っ
て配設される雨樋のような長尺な大型建物用成形体の現
場施工が容易となる。
【0080】請求項9に記載の発明によれば、被着体の
接着剤塗布面は予め表面処理が施されるので、接合強度
が増大でき、特に他の被着体との接合強力を増大させる
ことができる、という実用上有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)、図1(b)は共に本発明に係る
接合構造の一例を説明する断面図である。
【図2】本発明で用いられる建物用成形体としての積層
体の一例を説明する断面図である。
【図3】図2の積層体を製造するための成形装置の一例
を説明するための工程図である。
【図4】本発明に係る接合構造の接着性能試験を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 接合構造 2 建物用成形体(雨樋) 2´ 建物用成形体部品 3 接着剤層 4 積層体(建物用成形体又は建物用成形体部品) 41 基体 42 表層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29L 31:10 Fターム(参考) 2E125 AA42 AB13 AC21 BD06 BE08 CA81 4F071 AA12B AA14B AA15B AA22B AA24B AA28B AA32B AA34B AA43B AA54B AC10A AG03 AG17 AH03 CA01 CB01 CC05 CD08 4F100 AK04A AK04B AK07 AK10B AK12B AK25 AK25B AK25G AK27B AK41B AK46B AK68B AK69B AK74 AK80B AL01B AL03 AL06B AL07 AT00C BA03 BA07 CB02G GB07 JK01 JL09B JL11 4F211 AA03J AA13E AA18 AA19 AA21 AA24 AA29 AD05 AD35 AG03 AH46 TA03 TC01 TD07 TD11 TH22 TW36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変性ポリオレフィンを含む表面を有する
    建物用成形体と他の建物用成形体との接合構造であっ
    て、 前記表面と前記他の建物用成形体表面との間にシアノア
    クリレート系接着剤層が介在されたことを特徴とする建
    物用成形体の接合構造。
  2. 【請求項2】 前記建物用成形体の少なくとも1方は、
    ポリオレフィン系樹脂を主体とした基体と変性ポリオレ
    フィンを含む高耐候性樹脂を主体とした表層を有する積
    層体であることを特徴とする請求項1に記載の接合構
    造。
  3. 【請求項3】 前記高耐候性樹脂は、アクリル系樹脂、
    AES樹脂、AAS樹脂、ACS樹脂、AAS樹脂、S
    EBS樹脂、SIS樹脂、EVA樹脂、EVOH樹脂、
    ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂から選択された1種
    又は2種以上の組合せであることを特徴とする請求項2
    に記載の接合構造。
  4. 【請求項4】 前記建物用成形体の他方は建物用成形体
    部品であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記
    載の接合構造。
  5. 【請求項5】 前記シアノアクリレート系接着剤は、一
    般式H2 C=C(CN)COOR(式中、Rは炭素数1
    〜16のアルキル基、アルケニル基、シクロヘキシル
    基、フェニル基、ハロゲン化アルキル基、アルコキシア
    ルキル基、テトラヒドロフルフリル基を示す。)で表さ
    れるα−シアノアクリレートモノマーを主体に含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の接合構造。
  6. 【請求項6】 前記α−シアノアクリレートモノマー
    は、エチル−α−シアノアクリレートを含むことを特徴
    とする請求項5に記載の接合構造。
  7. 【請求項7】 前記建物用成形体の少なくとも一方は雨
    樋であることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれ
    か1項に記載の接合構造。
  8. 【請求項8】 変性ポリオレフィンを含む樹脂により被
    覆されている建物用成形体を少なくとも一方の被着体と
    して被着体同士を接合して請求項1〜請求項7のいずれ
    か1項に記載の接合構造を形成するに際して、 前記被着体間はシアノアクリレート系接着剤を用いて接
    合することを特徴とする建物用成形体の接合施工法。
  9. 【請求項9】 前記被着体は、接着剤塗布面を予めプラ
    イマ処理又はコロナ処理などの表面処理を施した後に前
    記シアノアクリレート系接着剤が塗布され、被着体同士
    が接合された状態で所定時間養生されることを特徴とす
    る請求項8に記載の接合施工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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