JP2000110107A - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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JP2000110107A
JP2000110107A JP10287575A JP28757598A JP2000110107A JP 2000110107 A JP2000110107 A JP 2000110107A JP 10287575 A JP10287575 A JP 10287575A JP 28757598 A JP28757598 A JP 28757598A JP 2000110107 A JP2000110107 A JP 2000110107A
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JP
Japan
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pile
elastic sheet
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meandering
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JP10287575A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Nishikawa
知幸 西川
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性シート付き人工芝生において、その弾性
シートが基布から剥離し難くいとともに、つなぎ目を目
立たなくする。 【解決手段】 繊維基材11aの上面に弾性シート11
bを一体的に接合したものを基布11として使用する人
工芝生において、弾性シートの引張強度を10kg/5
cm幅以上とする。また、パイルPとして、その蛇行幅
がタフティングのステッチおよびタフティングのゲージ
の広い方よりも大きいことを前提として5〜15mm幅
であり、かつ、パイルの植設高さ25mmあたり2〜5
の蛇行数で3次元方向に捲縮されている捲縮パイルを用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテニスコート、野球
場、その他の運動施設、広場、遊歩道、園路など各種の
施設に敷設される人工芝生に関し、さらに詳しく言え
ば、弾性シート付き人工芝生であって、その弾性シート
が基布から剥離し難くいとともに、つなぎ目を目立たな
くするようにした人工芝生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工芝生は、外観および踏み心地などの
面で天然芝に近い性能を持つように開発されたもので、
基本的には、芝の葉茎となる合成樹脂製パイルと、パイ
ルを支える基布と、適度なクッション性を得るための弾
性シートとからなる。
【0003】この種の人工芝生において、弾性シートは
重要な存在であり、従来においては、基布にパイルを植
設してなる人工芝シートの基布下面(裏面)側にあらか
じめ弾性シートを一体的に接合したり、もしくは人工芝
シートと弾性シートを分離しておき、施工現場におい
て、例えばアスファルト舗装などの下地面上に弾性シー
トを敷設し、その上に人工芝シートを敷設するようにし
ていた。
【0004】しかしながら、人工芝生の製造時にあらか
じめ弾性シートを人工芝シートの基布下面側に接合する
にしても、施工現場においてその下地面上に弾性シート
を敷設するにしても、結果的には弾性シートは基布の裏
面側に配置されるため、そのクッション性が十分に活か
されないきらいがあった。また、現場施工時に弾性シー
ト上に人工芝シートを敷設する場合には、その位置合わ
せなどに高度な技術が要求されていた。
【0005】そこで、この点を改善するため、基布の裏
面側でなく基布の上面側に弾性シートを一体的に接合
し、その弾性シート側から葉茎としての合成樹脂製パイ
ルを基布に植設(タフティング)した後、基布裏面側に
バッキング加工することが提案された(例えば、特開平
8−109610号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術によれ
ば、弾性シートが基布の上面側に添設されているため、
その弾性シートによるクッション性には良好なものがあ
るが、製造上およびパイル間(芝目)内に砂などの粒状
物を充填するいわゆる砂入り人工芝生とする場合におい
ては、次のような課題がある。
【0007】まず、製造上の課題としては、パイルのタ
フティング時において、ニードルが基布と弾性シートと
を突き刺すため、その両者の引張強度が低下する。その
後のバッキング工程においても、バッキング材を塗布す
る際に、その塗布装置によりさらに幅方向の引張力が加
えられる。
【0008】経験則からして、基布の引張強度がJIS
K−6767による測定値を換算した値で、60kg/
5cm幅以上であれば、一連の工程で支障が出ることは
ないことが知られている。
【0009】しかしながら、弾性シートもタフティング
時の針刺しにより、強度劣化が生ずる。したがって、そ
の後のバッキング工程での引張力により、弾性シートが
裂けてしまうことがある。
【0010】このため、弾性シートも基布と同様に一連
の工程に耐え得る強度が必要とされることになり、弾性
シートの材質選択などに制約が課せられることになる。
ちなみに、引張強度が低い弾性シートの場合には、タフ
ティングおよびバッキング工程において、弾性シートの
みが破断して基布から剥離してしまうことがあった。
【0011】また、人工芝生をテニスコートなどの広い
面積の下地上に敷設してその芝目内に目砂を充填してい
わゆる砂入り人工芝生を構築する場合、一定幅(例え
ば、3.6m幅)の人工芝生をつなぎ合わせて1枚状に
仕上げることになるが、従来におけるそのつなぎ目の一
般的な構造を図5を参照して説明する。
【0012】隣接する人工芝生1,1のつなぎ目の下に
ジョイントテープ2を敷き、その上に接着剤2aを塗布
して人工芝生1,1の端部同士を貼り付けることによ
り、ジョイントテープ2を介して人工芝生1,1をつな
ぐようにしている。なお、ジョイントテープ2には、合
成樹脂テープもしくは織布に合成樹脂をコーティングし
た厚さ0.3mm程度のテープが用いられる。
【0013】砂入り人工芝生は、そのパイル間の芝目内
に目砂を充填して仕上げるため、タフティング方向と直
交するパイルの間隔(ゲージ)W1が5〜8mmと比較
的大きい。このため、その人工芝生を幅方向(タフティ
ング方向と直交する方向)につなぐ場合、各人工芝生
1,1の一番端に位置するパイルP1,P2よりも外側
に位置する基布の端部1a,1aを大きく残したまま人
工芝生1,1をつなぐと、パイルP1,P2の間隔W2
がパイルのゲージW1よりも大きくなり、この部分が目
砂充填後もつなぎ目として目立ってしまう。
【0014】そこで、そのつなぎ目を目立たないように
するため、すなわちW1>W2となるように、基布の端
部1a,1aを数mm単位で切除してからつなぎ合わす
ようにしている。しかしながら、例えば上記先行技術の
ように基布の上面に弾性シートが一体に接合されている
場合には、その基布が分厚いため数mm単位での切除が
難しく、つなぎ目を目立たないように施工するには多大
な労力を要するものであった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の製造上の
課題および施工上の課題をそれぞれ解決するためになさ
れたもので、第1の発明としては、繊維基材の上面に弾
性シートを重ねて一体的に接合した基布を備え、合成樹
脂製パイルが上記弾性シート上に植設されるように上記
基布にタフティングされている人工芝生において、上記
弾性シートの引張強度が、10kg/5cm(JISK
−6767による測定値を換算した値)幅以上であるこ
とを特徴としている。
【0016】このように、弾性シートの引張強度を10
kg/5cm幅以上としたことにより、パイルを植設す
るタフティング工程で繊維基材および弾性シート基布が
ニードルにより突き刺され、また、次のバッキング工程
において幅方向に引っ張られても、弾性シートが破断し
て繊維基材から剥離してしまうことがなく、人工芝生の
製造を円滑に行なうことができる。
【0017】ここで、弾性シートとは柔軟性、弾力性を
有する比較的嵩高なシート状のもので、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリスチレンなど各種合成樹脂の発
泡体、低繊度の短繊維からなる不織布などが例示され
る。圧縮回復性を要することから、5〜200kg/c
の密度で、厚さが5〜20mm程度であることが好
ましい。なお、本発明で示されている弾性シートの引張
強度は、JISK−6767による測定値を換算した値
である。
【0018】また、第2の発明は、上記パイルが捲縮パ
イルからなり、その蛇行幅がタフティングのステッチお
よびタフティングのゲージの広い方よりも大きいことを
前提として5〜15mm幅であり、かつ、パイルの植設
高さ25mmあたり2〜5の蛇行数で3次元方向に捲縮
されていることを特徴としている。
【0019】通常、タフティングにより製造された人工
芝生は植え付けたパイルに方向性が発生する。しかしな
がら、本発明の捲縮パイルを用いて一般的な砂入り人工
芝生の仕様(パイル植設高さ20〜30mm、ゲージ5
/32inch、ステッチ3〜6個inch)で人工芝
生を製造すると、パイルはステッチおよびゲージの内広
い方よりも大きく、しかも5〜15mm幅の蛇行幅で蛇
行した状態で植え付けられ、かつ、その蛇行数が1〜6
個となる。その結果、パイルの植え付け位置が非常に分
かりにくいものとなり、パイルの方向性がきわめて少な
くなる。このことは、人工芝生間のつなぎ目が目立たな
くなることを意味している。
【0020】ここで、ステッチおよびゲージについて説
明する。図3において、パイルのタフティング方向を矢
印T方向とすると、ステッチとはそのタフティング方向
Tに沿ったパイルの植え付け間隔Sであり、ゲージとは
タフティング方向Tと直交する方向に沿ったパイルの植
え付け間隔Gである。本発明におれる捲縮パイルの蛇行
幅は、これらの間隔S,Gの広い方よりも大きいことを
前提としている。
【0021】蛇行幅とは図4に模式的に示されているよ
うに、捲縮パイルPの左側の山部LMと右側の山部RM
間の最大振幅Wであり、蛇行数とはその左右の山部の合
計数である。図4の例では蛇行数は4である。また、植
設高さは基布表面(上面に弾性シートが接合されている
場合には、弾性シート面)からの高さHである。
【0022】パイルとしては、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ナイロンなどの合成樹脂
によるテープヤーンやフィラメントヤーンに割繊、加撚
などの加工を施したものが適用可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示されてい
る実施例に基づいてより具体的に説明する。図1はこの
実施例の要部断面図であり、この例では砂入り人工芝生
とされている。
【0024】この人工芝生10において、基布11は繊
維基材11a上に弾性シート11bを接合したものより
なる。繊維基材11aにはポリプロピレンのテープヤー
ンからなる織布が用いられ、また、弾性シート11bに
はポリエチレン樹脂を12倍に発泡させたシートで、厚
さ5mm、引張強度が12kg/5cm幅(JISK−
6767による測定で4.8kg/cm)のものが用
いられている。
【0025】繊維基材11aに弾性シート11bを接合
する手段としては、ウレタン系、エポキシ系などの接着
剤を用いる方法の他に、例えばヒートシール、ホットメ
ルトなどの方法があるが、この実施例では、弾性シート
11bの裏面(繊維基材11aと対向する面)に感圧性
接着剤を塗布した後、その接着面に余熱を加えながら圧
着するラミネート加工により、繊維基材11aと弾性シ
ート11bとが一体的に接合されている。
【0026】この基布11には、その弾性シート11b
側に芝葉が植設されるように多数のパイルPがタフトさ
れている。このパイルPは捲縮パイルであり、その蛇行
幅W(図4参照)が、タフティングのステッチSおよび
タフティングのゲージG(図3参照)の広い方よりも大
きいことを前提として5〜15mm幅であり、かつ、パ
イルの植設高さ25mmあたり2〜5の蛇行数で3次元
方向に捲縮加工されているものが用いられる。
【0027】すなわち、パイルPの蛇行幅Wが、ステッ
チSおよびゲージGのうちその広い方よりも小さい蛇行
幅の捲縮加工では、パイル同士の隙間を隠すまでには至
らず、パイルにタフティングによる方向性が発生してし
まう。その結果、人工芝生同士をつなぎ合わせる際に、
そのつなぎ目が目立たないようにするための端部処理が
必要になる。
【0028】また、パイルPの蛇行幅Wが、ステッチS
およびゲージGのうちその広い方よりも大きい蛇行幅で
ある場合でも、その蛇行幅が5mm未満であると、パイ
ル同士の方向性はある程度目立たなくなるが、人工芝生
同士をつなぎ合わせる際のつなぎ目を目立たなくするま
でにはいたらない。これに対して、蛇行幅を15mmを
超える幅とすると、パイルが蛇行を保持した状態で自立
し難くなり、人工芝生敷設後に行なう目砂の充填作業に
支障をきたすことになる。
【0029】次に、蛇行数について、蛇行幅が5〜15
mmで一般的な砂入り人工芝生の仕様がパイル植設高さ
20〜30mmであることを加味すると、蛇行数がパイ
ル植設高さ25mmあたり1個ではパイル植設高さが2
0mmの場合、蛇行数は0.8となり、ほとんど直立に
近くパイルに方向性が生じてしまう。これに対して、蛇
行数がパイル植設高さ25mmあたり6個以上にする
と、蛇行数が多すぎてパイルが自立し難くなり、人工芝
生敷設後に行なう目砂の充填作業に支障をきたすことに
なる。
【0030】この点を踏まえて、この実施例では、パイ
ルPにポリプロピレン製のスプリットヤーン糸に蛇行幅
12mm、蛇行数2.5個/25mmとなるように捲縮
加工したものが用いられている。なお、タフト時の仕様
はゲージ5/16inch(7.94mm)、ステッチ
4個/inch(6.4mm/個)、パイル植設高さは
弾性シート11bの上面から20mmである。
【0031】繊維基材11aの裏面には、パイルPを固
定するためのバッキング材12が形成されている。この
バッキング材12はパイルPのタフト後に設けられるも
ので、この実施例ではSBRラテックスが用いられてい
る。詳しくは図示されていないが、基布11およびバッ
キング材12には透水性を得るための孔開け加工が施さ
れている。
【0032】この人工芝生10は施工現場において敷設
後に、その芝目内に目砂13が充填されるが、図2を参
照してそのつなぎ目部分について説明する。この実施例
においても、隣接する人工芝生10,10のつなぎ目の
下にジョイントテープ2が置かれ、その上に接着剤2a
を塗布してその各端部同士を貼り付けることにより、ジ
ョイントテープ2を介して人工芝生10,10がつなぎ
合わされる。
【0033】この場合、パイルPは所定の蛇行幅(5〜
15mm)を有するように捲縮加工が施されているた
め、人工芝生10,10のつなぎ目側の一番端に位置す
るパイルP1とP2との間隔W2が見かけ上ゲージの間
隔W1と同程度となる。したがって、パイルP1および
P2よりも外側に張り出している基布11の端部111
を従来のように切除することなく、人工芝生10,10
をそのままつなぎ合わせても、つなぎ目を目立たなくす
ることができる。なお、この実施例では砂入り人工芝生
としているが、本発明は砂入りのものに限定されるもの
ではない。
【0034】
【実施例】《実施例1》上記実施の形態で説明した砂入
り用の人工芝生を3.6m幅、10m長でロール巻きと
して3本製造したところ、タフティング工程およびバッ
キング工程ともに良好であり、生産性の点で高い評価が
得られた。次に、これらの人工芝生を図2で説明したつ
なぎ目構造により幅方向につなぎ合わせ、その芝目内に
目砂を充填して砂入り人工芝生舗装の広場を施工した。
その仕上がりは良好であり、特につなぎ目はほとんど目
立たなかった。
【0035】〈比較例1〉上記実施例1の弾性シートに
代えて、ポリエチレン樹脂の発泡シート(15倍発泡、
厚さ5mm、引張強度9kg/5cm幅(JISK−6
767による測定で3.6kg/cm))を用いたほ
かは上記実施例1と同様にして、砂入り用の人工芝生を
3.6m幅、10m長で製造したが、タフティング時に
パイル植え付け部のきわから弾性シートに亀裂が発生
し、バッキング加工時に弾性シートが繊維基材から剥離
してしまった。したがって、施工もできなかった。
【0036】〈比較例2〉上記実施例1の捲縮パイルに
代えて、ナイロンのフィラメントヤーンで捲縮加工のな
い直毛状のパイルを用いたほかは上記実施例1と同様に
して、砂入り用の人工芝生を3.6m幅、10m長で3
本製造した。タフティング工程およびバッキング工程と
もに良好であった。次に、これらの人工芝生を上記実施
例1と同様にして、幅方向につなぎ合わせ、その芝目内
に目砂を充填して砂入り人工芝生舗装の広場を施工し
た。その仕上がりを見たところ、つなぎ目がきわめて目
立っていた。
【0037】〈比較例3〉上記実施例1の捲縮パイルに
代えて、ナイロンのフィラメントヤーンで捲縮加工(蛇
行幅3mm、蛇行数7個/25mm)を施したパイルを
用いたほかは上記実施例1と同様にして、砂入り用の人
工芝生を3.6m幅、10m長で3本製造した。タフテ
ィング工程およびバッキング工程ともに良好であった。
次に、これらの人工芝生を上記実施例1と同様にして、
幅方向につなぎ合わせ、その芝目内に目砂を充填して砂
入り人工芝生舗装の広場を施工した。その仕上がりを見
たところ、比較例2ほどではないが、つなぎ目はかなり
目立っていた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
繊維基材の上面に弾性シートを一体的に接合したものを
基布として使用する人工芝生において、弾性シートの引
張強度を10kg/5cm(JISK−6767による
測定値を換算した値)幅以上としたことにより、タフテ
ィング工程やバッキング工程において、弾性シートが破
断して繊維基材から剥離してしまうことがなく、人工芝
生の製造を円滑に行なうことができる。
【0039】また、本発明によれば、パイルとして、そ
の蛇行幅がタフティングのステッチおよびタフティング
のゲージの広い方よりも大きいことを前提として5〜1
5mm幅であり、かつ、パイルの植設高さ25mmあた
り2〜5の蛇行数で3次元方向に捲縮されている捲縮パ
イルを用いたことにより、隣接する人工芝生をつなぎ合
わせるにあたって、基布の端部切除処理を行なうことな
く、そのままつなぎ合わせても、そのつなぎ目をほとん
ど目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による人工芝生に目砂を充填して砂入り
とした場合の実施例を示した要部断面図。
【図2】上記実施例の人工芝生のつなぎ目部分を示した
断面図。
【図3】タフティングのステッチおよびゲージを説明す
るための説明図。
【図4】本発明に用いられる捲縮パイルを示した模式
図。
【図5】従来の人工芝生のつなぎ目部分を示した断面
図。
【符号の説明】
2 ジョイントテープ 2a 接着剤 10 人工芝生 11 基布 11a 繊維基材 11b 弾性シート 12 バッキング材 13 目砂 P パイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維基材の上面に弾性シートを重ねて一
    体的に接合した基布を備え、合成樹脂製パイルが上記弾
    性シート上に植設されるように上記基布にタフティング
    されている人工芝生において、上記弾性シートの引張強
    度が、10kg/5cm(JISK−6767による測
    定値を換算した値)幅以上であることを特徴とする人工
    芝生。
  2. 【請求項2】 上記パイルが捲縮パイルからなり、その
    蛇行幅がタフティングのステッチおよびタフティングの
    ゲージの広い方よりも大きいことを前提として5〜15
    mm幅であり、かつ、パイルの植設高さ25mmあたり
    2〜5の蛇行数で3次元方向に捲縮されていることを特
    徴とする請求項1に記載の人工芝生。
JP10287575A 1998-10-09 1998-10-09 人工芝生 Withdrawn JP2000110107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017066799A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 美津濃株式会社 人工芝
JP2017198043A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 積水樹脂株式会社 人工芝部材敷設面の排水構造

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JP2017066799A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 美津濃株式会社 人工芝
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