JPS63139514A - カーペット及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般的に、カーペットは織糸がパイルとして裏張シ〇−
面上に突出し、且裏張）Ｏ反対側の面に対して比較的密
着、して引張られるように先に作られ丸網状の裏張）を
経て複数の列の織糸のループをかがる事によって作られ
る。織糸のループとして形成されたパイりはルー′ｆを
残すかループ状のパイルよりも剪断されるか或はカット
される。パイルを所定位置に固定する為に製品上に別の
操作をする事が必要である。そうしないとループ或はパ
イルを僅かに引張るだけで織糸は裏張りからぬけてしま
う、パイルがカットされている場合には。

引張シカは個々のパイルを分離して孔が残９、又パイル
がカットされていない場合には、一つのループにがかる
引張シカによって裏張υにしわが生じカーペットの表面
全体或は一部に帯状のほつれが残る。

これ迄の織糸を展張りに固定する最も一般的な方法は裏
張りに織糸の背面のループを接着させるようにパイルを
カットした後轟張）の背面に接着剤を供給する事である
。この為背面のループに適宜接近するよう、裏張シと共
通の盤に織糸の背面のループを機械的に挿入する。

想像されるように、カーペットの構成、製造工程及びカ
ーペットを作る装置には種々のものがある６例えばある
カーペットはＡマ・ｒｙの米国特許第４．４２６，４１
５号に見られるように、２つ或はそれ以上の異なった寸
法（１インチあ九カのパイルの数）を有する穎張りを介
して織糸をかがる事によって作られる。多層の裏張りは
使用時には製品を強化し、かが、シ部の引張ルに対して
別の保持力を与え１表面のパイルを直立する助けとなシ
、接着剤が背面に供給された時それが表面に過剰に流れ
るのを阻止する助けとなる。

ある場合には、裏張りの層は網目の織物よりも可撓のグ
ラスチックフィルム或は不織布で作られる。成る場合に
は、裏張９０下側に適用する接着はすべらない面を与え
るという作用もある。他の場合にはかがル部を固定する
接着はそれ自身一つ以上の層の織られた布、グラスチッ
クフィルム。

不織布に対してなされる。

裏張はゾ、−トで代表される天然の材料、ポリｆｏピレ
ンで代表される合成ポリマー材料を含む種々の材料で作
られる。裏張〕は種々の重量１寸法及び織シ方で作られ
る。

成る用途に対しては、裏張）の層、織糸の背面のループ
、かが〕部を固定する層及び別の層の組み合せはカーペ
ットがおかれるベースからカーペットの表面に対する分
離層を形成する事が好ましい、他の用途に対しては、カ
ーペットの表面から下側に通ずる多孔性である事が望ま
しくこれは又重要である。

カーペットは特に一般的にはフッ）＆−ル、ペースが−
ル、サッカー等のようなスポーツに対する競技面の為と
種々の富山と戸外との眺望或は装飾の為との両方を有す
る人工芝として用いられる。

最近の人工芝には砂、土酸は他の充填材料を芝の表面上
に撒布している。充填材料の目的は自然の！！技面と極
めて近い競技面を与える事である。

最近作られた人工芝は十分な量の充填材料を芝に与える
事が出来ず、又排水も困難であシ、充填材料が多い時は
非常に早く腐食してしまう。

本発明によるとカーペットのパイル状の織糸のかがシ部
の背面のループは、裏張りの下側に対して粘着性の接着
剤を用いる事なく、熱的接着によりて裏張りに固定され
る。熱的接着は、裏張りが粘着性を生ずる温度以下の温
度で粘着性を生ずるような合成熱可塑性材料を含む材料
で作られた織糸を用いる事によってなされる０例えば、
ポリエチレンで作られた織糸がナイロンで作られた裏張
りに熱的に接着される。裏張りは十分性熱的防壁即ち熱
の溜シとして作用し、熱的接着工程において裏張りの下
側に熱を与えている間表面のパイルを損傷しないように
している・必須の裏張〕以外の裏張シ及び接着剤がない
場合は、多数の孔を有するカーペットが砂を充填した人
工芝生として用いられる為に作られる。

本発明において１表面”及び１下側”のような方向を示
す言葉はＮ１図に示すような使用の通常のむきにおける
カーペットについて述べられる・勿論、製品が製造され
る間、その構成部分はたてＫなり九り、上下が逆になっ
たりするが、前後関係から明らかな場合を除いては、こ
こに用いられる方向は製造工稲では一時的な状態におい
て解決すべきではない。例えば１下側”という言葉が用
いられる時は、製品の製造中に底部になったり、頂部に
なったり又側部になったりしても下側である事を意味す
る。

第１図は織糸１２のかが９の列が従来のカーペットの飾
りつけ機械によって鋏張シ１４に縫いつけられた後の状
態におけるカーペット１０の断面である。織糸１２と裏
張シ１４とは全〈従来のものである。この図面において
はカーペットは長手方向の断面であるから、かがりの一
列のみが見えている。図示したものと同様の他の列はこ
の面に平行であって、この図面の前面か後面にある。

図示においては、裏張り１４は複数（即ち３個）の層１
６ｅｘｅ、ｉｏを有している。然し乍ら、層は１１固か
ら数個の任意の数が用いられ、若し。

２個以上用いられると、それ等は同様であるか、重量、
１インチ当りのパイルの数、組成、種類等において異な
るかも知れない、裏張りが３個の層である場合、上方の
層２０は表面の裏張シとして考えられ、中央の層１８は
中間の裏張シとして考えられ、そして下方の層１６は底
部の裏張シとして考えられる。

又図示の場合、パイル状の織糸の表面のループは剪断さ
れて端部２４に示すように房２２となる。

他の場合、パイル状の織糸はカットパイルの代りに従来
のようにカットされずに残る。然し乍ら。

何れの場合においてもパイル状の織糸の背面のループ２
６は従来の織糸のかがシ及びループを作る工程によ）裏
張シ１４の下側２８に対して比較的しっかシ引張られる
。

従来のカーペットにおいては、背面のループ２６は裏張
りの下側２８に７オームラパーのような粘着材料を塗布
する事により裏張シ１４に固定される。裏張〕が房づけ
された後で裏張りの下側に或櫨の接着剤を加え非滑動面
を提供し、又殺虫剤等を与える事は１本発明の原塊を必
ずしも変えるものではないが、これに対し背面のループ
を裏張プ１例えば底部の裏張＃）１６に熱的に接着する
為に背面のループ２６を部分的に溶かす墨によって裏張
りにパイル状の織糸をかがって固定する事は従来技術と
本発明との主要な差異である・特に、Ｎ張りが多層で用
いられる場合には、底部の層の上の層は、背面のループ
２６が裏張りに熱的に接着される時、熱によってカーペ
ットの表面のパイルが損傷しないという重要な作用ｔ−
Ｗする。

実際に、熱的接着をする為の加熱は種々の方法によって
なされる。一つの方法は必要な熱を伝える為に適当な割
合で十分に加熱されたプラテン３０上に裏張りの下側を
走行させる事である。又加熱されたガスのノエットが裏
張りの下側に対して帯状に向けられる。若し、裏張シ層
の一つ、例えば底部の裏張りが鉄の箔或はこまかい獣の
粒子を含むならば、所望の熱的接着をするようノーに侵
入するパイル状の繊糸を十分に加熱する為、高周波エネ
ルギーが何れかの側から裏張りに加えられる・ 第２図に示すように、カーペットｌＯが砂のような粒子
材料３６で覆われたベース３４上におかれると、カーペ
ットＪＯは砂のような粒子の充填材４０で部分的に充填
される空＠３Ｂを有し、この空隙はカーペットの多孔性
の為ペースの粒子材料３６と連通している・ 本発明の原理はカーペット或は人工芝の何れの製品にも
又織られた構造成は固体でフィルム状の構造の単−或は
複数の層の裏張りを有する製品にも等しく適用される。

本発明は裏張シ材料を介してループをかがる事によって
製造されるカーペットに適用される。熱的接着によって
裏張りにかが〕部を固定する方法及び裏張シＫかがり部
を固定させる機構は本発明の独特の重要な特徴である・ 裏張りの品質を低下させる温度よ）も低い温度で織糸の
背面のループが°裏張夛に熱的に接着されるように異な
った材料がかが〕及び展張りに対して用いられる。更に
、裏張シ材料はそのかが）部と容易に溶合するように選
ばれる。

本発明の好ましい実施例の他の特徴は、最終製品の構造
上の完全性と製造工程中の熱エネルギー吸収との二重の
目的の為に多層の裏張りを用いる事である。この多層の
裏張りの使用は、１＆張りに対するかが〕部をとかす為
裏張に与えられる熱源と表面のパイルとの閏で熱的防壁
を形成する材料を含む・多層の裏張〕における熱の吸収
は表面のパイルの品質低下になる温度以下に表面のパイ
ルの温度を保つ・ 実際の実施例として、本発明のカーペットはかが〕部の
材料としてＩリエチレンを、ａ張りの材料としてナイロ
ンを用いている。これ等の材料は製品の背面を加熱する
事により、ポリエチレンのかが）部はナイロンの裏張り
に溶着し、裏張りに対してかがル部を永久に接着する。

使用時には。

ナイロンの展張りの中間と上方の層は熱の吸収部即ち、
防壁とな）、裏張シ材料の熱特性によフ表面のパネルに
対する望ましくない熱の伝達ｔ−阻止する。この工程は
別の例えば粘着性接着剤を使用する事なくなされる。

本発明の原理が、第２図に示すような多孔性の。

粒子を充填した人工芝を作る為に好ましい実施例に用い
られると１次のような特徴と作用が得られる。

（ａ）　　垂直からづれた相当な傾斜を有するかがり部
と対応する最終製品におけるかがり部の垂直性。

（ｂ）　　かがシ部が垂直である事による土、砂等の充
填材料に対する受容性。

（ｃ）　　人工芝に対する充填材料の一様な分配性。

（ｄ）　　製品の単位表面積尚りのかがシ部の隆起性。

（従りて耐火性） （、）　　製品の一様に存在する多孔性と裏張りの多数
の排水出口とによる排水性。

（ｆ）　　芝生の表面を経てリークする接着剤のない事
による製品の汚染防止性。

０）別の接着剤を使用しない事による製品に対する材料
の価格の減少・ 勿論１本発明の他の実施例Ｋ）いても１本発明の基本の
Ｍ埋から主として外れる事なく一つ或はそれ以上の特性
が得られる。

カーペット社前述したように、裏張９に熱的に接着され
たかが）部を有し、前記したような各特質を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理によりて作られたカーペットの部
分断面図で、第２図はペース上におかれ九砂を充填し九
人１芝として使用する第１図と同様の断面図である。 Ｊ　２−・・織糸、　Ｊ　４　ｓｅｅ裏張シ、２６・・
・背面のルー！、１３６・・・砂。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）少くとも一層よりなる表面側と下側とを有する裏
   張りと、この裏張りを介してかがられた複数の織糸の列
   とよりなり、これ等の列は前記裏張りの下側に密接して
   配列された背面のループと、前記裏張りの表面側に配列
   され、この表面側から外方に突出するパイルとを有し、
   この織糸の背面のループは、少くとも織糸を前記裏張り
   に接着する為の主要な方式であるように、前記裏張りに
   熱的に接着され、前記裏張りは砂に対する孔を残して熱
   的に接着される前記織糸の背面のループを有するカーペ
   ット。
2. （２）前記裏張りは複数の層を有する特許請求の範囲第
   １項記載のカーペット。
3. （３）前記パイルは剪断されたパイルである特許請求の
   範囲第１項或は第２項記載のカーペット。
4. （４）前記パイルは芝に似せた合成熱可塑性材料で作ら
   れる前記特許請求の範囲の何れか１項記載のカーペット
   。
5. （５）前記合成熱可塑性材料は、前記裏張りが粘着性を
   生じ、或は熱的に品質を低下する温度より低い温度で粘
   着性を生ずるものである前記特許請求の範囲の何れか１
   項記載のカーペット。
6. （６）前記合成熱可塑性材料はポリエチレンである前記
   特許請求の範囲の何れか１項記載のカーペット。
7. （７）前記裏張りは織られたナイロンで作られる前記特
   許請求の範囲の何れか１項記載のカーペット。
8. （８）砂で覆われた土台上に配置された裏張りと少くと
   も部分的に砂を充填したパイルとを有し、この砂は前記
   裏張りを経て砂で覆われた土台の砂と物理的に接触する
   前記特許請求の範囲の何れか１項記載のカーペット。
9. （９）（ａ）少くとも一層よりなる表面側と下側とを有
   する裏張りを設ける工程と、 （ｂ）前記裏張りの下側に密接して織糸の背面のループ
   を設け、前記裏張りの表面側にこの表面側から外方に突
   出するパイルを設けるように前記裏張りを介して複数の
   織糸の列をかがる工程と、（ｃ）少くとも前記織糸を前
   記裏張りに接着する為の主要な方式であるように、前記
   裏張りに前記織糸の背面のループを熱的に十分に接着す
   る為砂を通す孔を残し乍ら、裏張りにエネルギーを供給
   する工程とよりなる特許請求の範囲第１項乃至第７項の
   何れか１項記載のカーペットの製造方法。
10. （１０）工程（ｃ）は熱源上に裏張りを通過させる事に
    よって得られる特許請求の範囲第９項記載のカーペット
    の製造方法。
11. （１１）（ｉ）特許請求の範囲第１項乃至第７項の何れ
    か１項記載のカーペットを砂で覆われた土台上に設置す
    る工程と、 （ｉｉ）工程（ｉ）によって得られた製品の裏張りの表
    面側のパイルを少くとも砂で充填し、前記土台の砂と若
    干の砂とを前記裏張りを経て物理的に接触させる工程と
    よりなる特許請求の範囲第８項記載のカーペットの製造
    方法。