JP2000108541A - 感熱孔版印刷用フィルムおよび感熱孔版印刷マスター - Google Patents

感熱孔版印刷用フィルムおよび感熱孔版印刷マスター

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JP2000108541A JP10286464A JP28646498A JP2000108541A JP 2000108541 A JP2000108541 A JP 2000108541A JP 10286464 A JP10286464 A JP 10286464A JP 28646498 A JP28646498 A JP 28646498A JP 2000108541 A JP2000108541 A JP 2000108541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低エネルギーでの穿孔性に優れた感熱孔版印刷
用フィルムおよび感熱孔版印刷マスターを提供するこ
と。 【解決手段】 ポリ乳酸を主体とするポリマーからなる
二軸延伸フィルムであって、該フィルムを80℃で10
分間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮率が10
〜90%であることを特徴とする感熱孔版印刷用フィル
ムと、該フィルムと多孔性支持体とが接合されてなる感
熱孔版印刷マスター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッド、
あるいはハロゲンランプ、キセノンランプ、フラッシュ
ランプ、レーザー光線等によって穿孔製版される感熱孔
版印刷用フィルムおよび感熱孔版印刷マスターに関し、
更に詳しくは、穿孔感度に優れ、特にサーマルヘッドに
よる低エネルギーでの穿孔性に優れたフィルムおよびマ
スターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より感熱孔版印刷マスターとして
は、塩化ビニリデンフィルム、ポリエステルフィルム、
ポリプロピレンフィルム等の熱可塑性樹脂フィルムに、
天然繊維、化学繊維または合成繊維あるいはこれらを混
抄した薄葉紙、不織布、紗等によって構成された多孔性
支持体を接着剤で貼り合わせた構造のものが知られてい
る(例えば、特開昭51−2513号公報、特開昭57
−182495号公報など)。
【0003】しかしながら、昨今では、印刷物に対して
高い解像度が要求されており、例えばサーマルヘッドに
よる穿孔では高い解像度を得るために個々のヘッドを小
さくしヘッド加熱周期を短かくして、単位面積当たりの
穿孔数を増やす試みがなされている。このような場合に
おいて、短時間での適正な大きさの穿孔を得るため、ま
た、サーマルヘッドの負荷を抑え寿命を延長するため
に、個々のヘッドに供給するエネルギーを低減させる必
要があり、フィルムが低いエネルギーで穿孔すること、
すなわち、フィルムの高感度化が望まれている。
【0004】しかしながら、フィルムの高感度化を目的
に、フィルムに用いられるポリマーの組成を規定したフ
ィルム(特開平2−158391号公報、特開平7−2
76839号公報、特開平10−119453号公
報)、熱収縮特性を規定したフィルム(特開昭62−2
82983号公報、特開昭63−160895号公報)
等が提案されているが、感度の点において不十分であ
り、さらなる高感度化が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術では実現できなかった低エネルギーでの穿孔性に優
れた高感度の感熱孔版印刷用フィルムと、該フィルムを
用いた感熱孔版印刷マスターを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは感熱孔版印
刷用フィルムおよびマスターの機能、穿孔製版・印刷の
メカニズムに着目し鋭意研究した結果、先に出願したL
−乳酸ポリマーからなるフィルムに加え、ポリ乳酸フィ
ルムの熱収縮特性を特定の範囲とすることにより、さら
に高感度のフィルムが得られることを見出し、本発明を
完成したものである。
【0007】すなわち、本発明は、下記の構成からな
る。
【0008】[1]ポリ乳酸を主体とするポリマーから
なる二軸延伸フィルムであって、該フィルムを80℃で
10分間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮率が
10〜90%であることを特徴とする感熱孔版印刷用フ
ィルム。
【0009】[2]フィルムを60℃で10分間処理し
たときの少なくとも一方向の熱収縮率が3%未満である
ことを特徴とする上記[1]に記載の感熱孔版印刷用フ
ィルム。
【0010】[3]フィルムの厚さが0.2〜8μmで
あることを特徴とする上記[1]または、上記[2]に
記載の感熱孔版印刷用フィルム。
【0011】[4]上記[1]〜[3]のいずれかに記
載のフィルムと多孔性支持体とが接合されてなることを
特徴とする感熱孔版印刷マスター。
【0012】[5]フィルムと多孔性支持体が接着剤を
介することなく接合されてなることを特徴とする上記
[4]に記載の感熱孔版印刷マスター。
【0013】である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の感熱孔版印刷用フィルム
におけるポリ乳酸を主体とするポリマーとは、乳酸ホモ
ポリマー、乳酸と他のヒドロキシカルボン酸等との共重
合体、並びにそれらの混合物である。ポリマーを構成す
る乳酸成分としては、L−乳酸、D−乳酸、またはそれ
らの混合物を使用することができる。また、乳酸成分と
併用できるヒドロキシカルボン酸類としては、グリコー
ル酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−
ヒドロキシ吉草酸、4−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロ
キシカプロン酸等を挙げることができる。さらには、発
明の効果を阻害しない範囲において、ジカルボン酸類や
グリコールも使用することができる。乳酸成分とその他
の成分との混合物は、ポリマー中の乳酸成分の含有率が
50mol%以上となるように、種々の組合せで使用す
ることが好ましい。
【0015】本発明の感熱孔版印刷用フィルムは、二軸
延伸フィルムである必要がある。未延伸フィルムでは熱
収縮が小さく穿孔時に溶融するものの孔が拡大しにくい
ため穿孔感度が不良となり、またフィルムの強度が低い
ために多部数の印刷時などにフィルムが破れる場合があ
る。
【0016】本発明の感熱孔版印刷用フィルムは、80
℃で10分間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮
率が10〜90%であることが必要である。好ましくは
20〜80%、より好ましくは30〜75%である。フ
ィルムの長手方向、幅方向の両方向においてそれぞれが
上記範囲であることがさらに好ましい。少なくとも一方
向において80℃で10分間処理後の熱収縮率が10%
未満であると低エネルギー領域では適正な大きさの孔が
得られず、また90%をこえると穿孔時に孔と孔が連結
するなど穿孔径のばらつきが大きくなる。
【0017】また、本発明のフィルムの熱収縮率は、6
0℃で10分間処理したときの少なくとも一方向におい
て好ましくは5%未満であり、より好ましくは3%未
満、更に好ましくは1%未満である。フィルムの長手方
向、幅方向の両方向においてそれぞれが上記収縮率であ
ることが特に好ましい。少なくとも一方向において60
℃で10分間処理後の熱収縮率が5%をこえると、長期
保存時等の温湿度の変化によりフィルムや原紙が変形し
たり、感度が低下したりする場合がある。
【0018】本発明のフィルムの厚さは、原紙に要求さ
れる感度や用いられる穿孔の方法、フィルムの取扱性等
によって決定されるが、好ましくは0.2〜8μmであ
り、より好ましくは0.3〜7μm、更に好ましくは
0.5〜5μmである。
【0019】本発明の感熱孔版印刷用フィルムは、フィ
ルムの表面特性、すなわち、中心線平均粗さ、最大粗さ
を後述の範囲としたときに、本発明の効果がより顕著に
発現するため好ましい。
【0020】すなわち、本発明のフィルムの中心的平均
粗さ〔Ra〕は、0.01〜0.5μmの範囲が好まし
く、製膜からマスター作成工程の安定生産性および穿孔
性、印刷性の点で0.05〜0.4μmがより好まし
い。
【0021】本発明のフィルムの最大粗さ〔Rt〕は、
0.3〜5μmの範囲が好ましく、フィルムの取り扱い
性、生産性、穿孔感度のバラツキ等の点から0.5〜4
μmがより好ましい。
【0022】また、本発明のフィルムの結晶融解エネル
ギー〔ΔHu〕は、温湿度の変化による寸法変化が小さ
くなり、取扱性、低エネルギー穿孔性が良好となる点か
ら20〜60J/gであることが好ましく、より好まし
くは30〜50J/gである。 本発明のフィルムの結
晶融解温度〔Tm〕は、好ましくは200℃以下、より
好ましくは190℃以下、さらに好ましくは170℃以
下である。結晶融解温度を200℃以下とすることによ
り、穿孔開始点となる溶融部が形成しやすく穿孔感度が
良好となるため好ましい。また、フィルムの組成がブレ
ンド体である等によって、ショルダーが存在したり、複
数のピークが存在する場合については、少なくとも最も
低温側のショルダーまたはピークが上記範囲であること
が好ましく、全てのショルダーまたはピークが上記範囲
を満足することがより好ましい。
【0023】本発明のフィルムのガラス転移温度〔T
g〕は、好ましくは50〜85℃、より好ましくは55
〜80℃である。ガラス転移温度を50〜85℃とする
ことにより寸法安定性、穿孔感度が良好となるため好ま
しい。
【0024】本発明の感熱孔版印刷マスターとは、フィ
ルムと多孔性支持体とが接合されてなるものである。多
孔性支持体とは、印刷インキの透過が可能で、フィルム
が穿孔される加熱条件では実質的に熱変形を起こさない
天然繊維、合成繊維等を原料とした多孔質のものであ
り、紙、不織布、織布、紗またはその他の多孔体であ
る。
【0025】本発明のフィルムと接合される多孔性支持
体は、目付量は、印刷性の点から1〜20g/m2 が好
ましい。より好ましくは2〜16g/m2 、さらに好ま
しくは2〜14g/m2 である。目付量が20g/m2
以下であれば、インキの透過性が良好となり、印刷速度
を早くしても印刷画像がかすれたりすることがない。ま
た、目付量が1g/m2 以上であれば、インキの保持性
が良好であり、鮮明な画像が得られる優れたマスターと
することができる。
【0026】また、多孔性支持体を構成する繊維の平均
直径は、0.5〜20μmが好ましく、より好ましくは
1〜15μm、さらに好ましくは1〜10μm、特に好
ましくは1〜5μmである。平均直径が20μm以下で
あれば、インキ透過性の均一なマスターとすることがで
きる。また、平均直径が0.5μm以上であれば支持体
として十分な強度が得られるので搬送性が良好となる。
【0027】さらにまた、多孔性支持体を構成する繊維
は全て同一直径のものであってもよいし、異なる繊維径
の繊維が混繊されたものであってもよい。
【0028】本発明のフィルムおよびマスターは、例え
ば、以下の方法で製造することができる。
【0029】本発明におけるポリ乳酸を主体とするポリ
マーは、次のような方法で得ることができる。原料とし
ては、L−乳酸またはD−乳酸の乳酸成分を主体とし
て、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草
酸、ヒドロキシカプロン酸等のヒドロキシカルボン酸類
を併用することができる。またこれらのヒドロキシカル
ボン酸の環状エステル中間体、例えば、ラクチド、グリ
コリド等を原料として使用することもできる。更にジカ
ルボン酸類やグリコール類等も使用することができる。
【0030】ポリ乳酸を主体とするポリマーは、上記原
料を直接脱水縮合する方法、または上記環状エステル中
間体を開環重合する方法によって得ることができる。例
えば直接脱水縮合して製造する場合、乳酸類または乳酸
類とヒドロキシカルボン酸類を好ましくは有機溶媒、特
にフェニルエーテル系溶媒の存在下で共沸脱水縮合し、
特に好ましくは共沸により留出した溶媒から水を除き実
質的に無水の状態にした溶媒を反応系に戻す方法によっ
て重合することにより本発明に適した高分子量のポリマ
ーが得られる。
【0031】また、低分子量の重合体を高温減圧下で解
重合した際に生成するラクチド等の環状エステル中間体
をオクチル酸錫等の触媒を用い減圧下開環重合すること
によっても高分子量のポリマーが得られることが知られ
ている。ポリマーの分子量は、フィルムとしての成形性
等の点から重量平均分子量1万〜100万の範囲である
ことが好ましい。更に好ましくは10万〜50万であ
る。
【0032】また、本発明のポリ乳酸を主体とするポリ
マーには、乳酸成分量が50モル%以上となる範囲内で
あれば、ヒドロキシカルボン酸成分を構成成分とするポ
リグリコール酸、ポリ酪酸、ポリヒドロキシブチレート
等や、ジカルボン酸成分とグリコール成分を構成成分と
するポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,
6−ナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
ヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタ
レート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンサクシネート等のポリエステル、また
はこれらのポリエステルを主体とする共重合体等とのブ
レンド体であってもよい。また、共重合体の場合は、ラ
ンダム共重合体でもブロック共重合体であってもよい。
【0033】本発明におけるポリ乳酸を主体とするポリ
マーには、必要に応じて、難燃剤、熱安定剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、結晶核剤、顔料、可塑
剤、末端封鎖剤、脂肪酸エステル、ワックス等の有機滑
剤あるいはポリシロキサン等の消泡剤等を配合すること
ができる。
【0034】さらには、目的に応じて易滑性を付与する
こともできる。易滑性の付与方法としては、特に制限は
されないが、例えば、クレー、マイカ、酸化チタン、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、カオリン、タルク、
アルミナ、ジルコニア、スピネル、湿式あるいは乾式シ
リカなどの無機粒子、アクリル酸系ポリマ類、ポリスチ
レン等を構成成分とする有機粒子等を配合する方法、界
面活性剤を塗布する方法等がある。配合する粒子量とし
ては、ポリマー100重量部に対して0.05〜10重
量部が好ましく、より好ましくは0.1〜3重量部であ
る。また配合する粒子の平均径としては、0.01〜3
μmが好ましく、より好ましくは0.1〜2μmであ
る。このような粒子は、種類、平均径の異なる複数の併
用であってもよい。
【0035】本発明のフィルムは、上述したポリマーを
用い二軸延伸することによって得られる。延伸方法とし
ては、インフレーション同時二軸延伸法、ステンター同
時二軸延伸法、ステンター逐次二軸延伸法のいずれかの
方法により二軸延伸されたものであるが、製膜安定性、
厚み均一性の点でステンター逐次二軸延伸法により製膜
されたものが好ましい。
【0036】本発明のフィルムは、上述したポリマーを
用いて、以下の方法によって製造することができる。ポ
リマーを十分に乾燥させた後、押出し機に供給して15
0〜250℃で溶融しTダイ押し出し法によってキャス
ティングドラム上に押し出すことによって未延伸フィル
ムを得る。
【0037】キャスティングドラムへの密着方法として
は、静電印加法、水等の表面張力を利用した密着方法、
エアーナイフ法、プレスロール法等のうちいずれの方法
を用いてもよいが、平面性が良好でかつ表面欠点の少な
いフィルムを得る手法として、水等の表面張力を利用し
た密着キャスト法、または静電印加法とするのが特に好
ましい。このとき、口金のスリット幅、フィルムに用い
られるポリマーの吐出量、キャスティングドラムの回転
速度を調整することによって、所望の厚さの未延伸フィ
ルムを作ることができる。次いでこの未延伸フィルムを
同時あるいは逐次に二軸延伸することによって、二軸延
伸フィルムを製造することができる。また逐次二軸延伸
の場合、その延伸順序はフィルムを長手方向、幅方向の
順、あるいはこの逆としても良い。更に逐次二軸延伸に
おいては、長手方向あるいは幅方向の延伸を2回以上行
うことも可能である。フィルムの延伸条件は、目的とす
るフィルムの熱収縮特性および配向度、強度、弾性率等
に応じて適宜調整し、任意の方法で行うことができる。
フィルムの延伸温度は用いるポリマーのガラス転移温度
以上、結晶化温度以下の範囲のより低い温度が好まし
く、さらに好ましくはポリマーのガラス転移温度+20
℃以下である。また、延伸前の予熱は、フィルムの延伸
温度以下のより低い温度で行うことが好ましい。フィル
ムの長手方向および幅方向の延伸倍率は、延伸温度をよ
り低く設定することが可能な1.2〜5.0倍の範囲の
任意とすることができ、好ましくは1.5倍以上であ
る。長手方向、幅方向の延伸倍率はどちらを大きくして
もよく、同一としてもよい。
【0038】更に、フィルムを二軸延伸した後に、強
度、経時安定性、収縮特性の向上を目的に熱処理を行っ
てもよい。この熱処理は、オーブン中、加熱されたロー
ル上等、任意の方法で行うことができる。熱処理温度は
30℃以上、融点以下の範囲のより低い温度が好まし
く、さらに好ましくは100℃以下である。また熱処理
時間は任意とすることができるが、1〜60秒間の範囲
のより短い時間で行うのが好ましく、さらに好ましくは
30秒以下である。熱処理はフィルムをその長手方向お
よび/または幅方向に弛緩させつつ行ってもよい。熱処
理を行ったフィルムは、熱処理後ガラス転移温度以下ま
で急冷してもよく、段階的に冷却を行ってもよい。
【0039】本発明のフィルムにおいて、80℃で10
分間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮率を特定
の範囲とする手法としては、例えば、原料ポリマーの組
成や混合比、混合条件等を調整する方法、フィルム成型
時の押出温度、滞留時間、予熱温度、延伸温度、速度、
倍率や熱処理の温度、時間を変更する方法等があり、特
に予熱温度、延伸温度、熱処理温度をより低く、熱処理
時間をより短い時間に調整し、フィルムに高い配向を維
持させることが、熱収縮特性の向上に有効であり、本発
明の効果をより顕著に発現するため好ましい。
【0040】本発明の感熱孔版印刷マスターは、上記の
フィルムと多孔性支持体を接合して作ることができる。
【0041】フィルムと多孔性支持体との接合は、フィ
ルムの穿孔適性を妨げない条件であれば、接着剤等を用
いて接合してもよいが、接着剤を用いずに熱圧着等の条
件により接合する方法が接着剤等によってインクの透過
が妨げられることがないためより好ましい。さらに好ま
しくは、フィルムに熱可塑性樹脂からなる配向の低い不
織布をフィルムの製造工程で熱圧着、共延伸することに
より得る方法である。熱圧着した状態で未延伸フィルム
と未延伸不織布とが一体となって延伸されることにより
不織布が補強体の役目をなし、耐カール性、耐刷性が良
好となり、また製造時にフィルムが破れにくく、極めて
製膜安定性に優れるため好ましい。共延伸の方法は特に
限定されるものではなく、ステンター逐次二軸延伸法等
のフィルムの延伸方法と同一とすることが好ましい。
【0042】本発明のフィルムおよびマスターは、本発
明の効果が阻害されない範囲で、製造工程、長期間保存
時の温湿度の変化による寸法変化やカール等の変形を低
減することを目的にエージング処理を施してもよい。処
理条件としては、処理温度30〜80℃で、1〜100
時間程度施すことが好ましい。
【0043】多孔性支持体を構成する繊維は、インキと
の親和性を付与するために必要に応じて繊維の表面に
酸、アルカリ等の化学処理あるいはコロナ処理、低温プ
ラズマ処理等を施してもよい。
【0044】本発明のマスターにおいては、サーマルヘ
ッド等との融着防止のため、フィルム面に、離型剤を塗
布するのが好ましい。離型剤としては、シリコーンオイ
ル、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、界面活性剤、ワ
ックス系離型剤等を用いることができる。これら離型剤
中には、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種添加剤
を併用することができる。例えば、帯電防止剤、耐熱
剤、耐酸化防止剤、有機粒子、無機粒子、顔料等が挙げ
られる。離型剤の塗布は、フィルムの延伸前あるいは延
伸後、いずれの段階で行ってもよい。
【0045】塗布方法は、特に限定されないが、ロール
コーター、グラビアコーター、リバースコーター、バー
コーター等を用いて塗布するのが好ましい。また、離型
剤を塗布する前に必要に応じて、塗布面に空気中その他
種々の雰囲気中でコロナ放電処理を施してもよい。
【0046】
【特性の測定方法】(1)フィルムの厚さ フィルムサンプルを任意に10箇所を選び断面方向に切
り出し、電子顕微鏡で倍率2000倍で写真撮影を行
い、フィルムの厚さを測定した。これを10枚の写真に
ついて行い、その平均値で表した。
【0047】(2)フィルムの熱収縮率 フィルムサンプルを無張力状態で80℃の温度に保った
オーブン中10分間熱処理し、その前後のサンプルの長
さを測定し、下記式により算出した。
【0048】熱収縮率(%)=100×{(熱処理前の
サンプル長)−(熱処理後のサンプル長)}/(熱処理
前のサンプル長) フィルムの長手方向および幅方向に5点ずつ測定を行
い、それぞれの平均値を求めた。
【0049】60℃の熱収縮率においても、同様の方法
で測定を行った。
【0050】(3)穿孔感度 作製したマスターを理想科学工業(株)製RISOGR
APH“GR377”に供給して、サーマルヘッド式製
版方式(600dpi)により、5mm角の黒ベタを格
子状に製版した。この際、サーマルヘッドに投入するエ
ネルギーを1ドット当たり17μJとした。この状態で
穿孔し、走査型顕微鏡で200倍の倍率でフィルムの穿
孔部分100個を観察し、フィルムの穿孔部分の面積を
測定した。1ドット当たりの平均穿孔面積を求め、穿孔
感度を評価した。◎、○が実用に供し得るものである。
【0051】◎:平均穿孔面積が450μm2 以上のも
の。
【0052】○:平均穿孔面積が300μm2 以上45
0μm2 未満のもの。
【0053】△:平均穿孔面積が150μm2 以上30
0μm2 未満のもの。
【0054】×:平均穿孔面積が150μm2 未満のも
の。
【0055】
【実施例】以下、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明する。
【0056】実施例1 L−乳酸80重量部とヒドロキシカプロン酸20重量部
より合成したL−乳酸ポリマー100重量部に平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム粒子0.5重量部を加え混
合後回転方向の異なる2軸押出機に供給して200℃で
押し出しペレット化した。得られたペレットを減圧下5
0℃で処理して結晶化および乾燥を行った。次いで該ペ
レットをスクリュー径45mmの押出機に供給し、Tダ
イ口金温度200℃で押し出し、直径300mmの25
℃に冷却したドラム上にキャストして厚さ13μmの未
延伸フィルムを作製した。次いで60℃の加熱ロール間
で長手方向に2.5倍延伸した後、テンター式延伸機に
送り込み、65℃で幅方向に2.5倍延伸し、さらにテ
ンター内で70℃で10秒間熱処理して、厚さ2.0μ
mの2軸延伸フィルムを作製した。フィルムを80℃で
10分間処理したときの熱収縮率は長手方向、幅方向そ
れぞれ38%、46%であった。また、60℃における
熱収縮率は2.0%、2.5%であった。
【0057】次に、得られたフィルムの片面に酢酸ビニ
ル系接着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g
/m2 の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方
の面にシリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.
05g/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。
評価結果を表1に示す。
【0058】比較例1 L−乳酸80重量部とヒドロキシカプロン酸20重量部
より合成したL−乳酸ポリマー100重量部に平均粒径
1.5μmの炭酸カルシウム粒子0.5重量部を加え混
合後、回転方向の異なる2軸押出機に供給して200℃
で押し出しペレット化した。得られたペレットを減圧下
50℃で処理して結晶および乾燥を行った。次いで該ペ
レットを押出機に供給し、200℃で溶融して押出機先
端のTダイから厚さ13μmのフィルムを得た。得られ
たフィルムをフィルムストレッチャーで80℃で長手方
向、幅方向にそれぞれ2.5倍延伸し、さらに120℃
で60秒間熱処理して2軸延伸フィルムを得た。
【0059】得られたフィルムの厚さは2.0μm、フ
ィルムを80℃で10分間処理したときの熱収縮率は長
手方向、幅方向それぞれ7.0%、6.0%であった。
また、60℃における熱収縮率は0.1%、0.2%で
あった。
【0060】得られたフィルムの片面に酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0061】実施例2 L−乳酸80重量部とヒドロキシカプロン酸20重量部
のかわりにL−乳酸100重量部を用い合成したL−乳
酸ポリマーを用いること以外は実施例1と同様にして厚
さ2.0μmの2軸延伸フィルムを作製した。フィルム
を80℃で10分間処理したときの熱収縮率は長手方
向、幅方向それぞれ45%、62%であった。また、6
0℃における熱収縮率は0.5%、1.0%であった。
【0062】得られたフィルムの片面に酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0063】比較例2 長手方向、幅方向の延伸温度を各々80℃、85℃と
し、熱処理温度を140℃とする以外は実施例2と同様
の方法で厚さ2.0μmのフィルムを作製した。フィル
ムを80℃で10分間処理したときの熱収縮率は長手方
向、幅方向それぞれ1.5%、1.0%であった。ま
た、60℃における熱収縮率は0.3%、0.3%であ
った。
【0064】得られたフィルムの片面に酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0065】比較例3 平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム粒子を0.5重量
部含有するエチレンテレフタレートとエチレンアジペー
トとの共重合ポリエステル(共重合モル比80/20)
を結晶化させ、110℃で3時間減圧下で乾燥させた
後、スクリュー径45mmの押出機を用いて、Tダイ口
金温度270℃で押し出し、直径300mmの冷却ドラ
ム上にキャストして未延伸フィルムを作製した。次いで
65℃の加熱ロール間で長手方向に3.5倍延伸した
後、テンター式延伸機に送り込み、72℃で幅方向に
3.5倍延伸し、さらにテンター内で80℃で熱処理し
て、厚さ2.0μmのフィルムを作製した。フィルムを
80℃で10分間処理したときの熱収縮率は長手方向、
幅方向それぞれ38%、42%であった。また、60℃
における熱収縮率は4.5%、5.0%であった。
【0066】得られたフィルムの片面に酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0067】実施例3 実施例2で用いたL−乳酸ポリマー100重量部を用
い、長手方向、幅方向の延伸温度を各々65℃、70℃
とする以外は実施例1と同様の方法で厚さ3.0μmの
フィルムを作製した。フィルムを80℃で10分間処理
したときの熱収縮率は長手方向、幅方向それぞれ52
%、66%であった。また、60℃における熱収縮率は
1.0%、1.5%であった。
【0068】得られたフィルムの片面に酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0069】実施例4 実施例2で用いたL−乳酸ポリマー85重量部とポリ3
−ヒドロキシ酪酸とポリ3−ヒドロキシ吉草酸の共重合
体(共重合モル比92/8)15重量部に平均粒径1.
0μmの炭酸カルシウム粒子0.3重量部を加え混合後
2軸押出機に供給し210℃で押し出しペレットとし
た。得られたペレットを用い、実施例1と同様の方法で
厚さ2.0μmのフィルムを作製した。フィルムを80
℃で10分間処理したときの熱収縮率は長手方向、幅方
向それぞれ40%、52%であった。また、60℃にお
ける熱収縮率は3.0%、3.3%であった。
【0070】次に、得られたフィルムに酢酸ビニル系接
着剤を用いてマニラ麻を主成分とする目付10g/m2
の和紙と貼り合わせ、さらにフィルムのもう一方の面に
シリコーン系離型剤をバーコーターを用いて0.05g
/m2 塗布し感熱孔版印刷マスターを作製した。評価結
果を表1に示す。
【0071】実施例5 孔径0.35mm、孔数100個の矩形紡糸口金を用い
て、口金温度290℃、吐出量35g/分でエチレンテ
レフタレートとエチレンイソフタレートとの共重合ポリ
エステル(共重合モル比80/20)をメルトブロー法
にて紡出し、コンベア上に繊維を捕集し、さらに70℃
に加熱された金属ロール間でカレンダ処理して繊維目付
量100g/m2 の未延伸不織布を作製した。
【0072】別に、実施例2で用いたL−乳酸ポリマー
を120℃で減圧下3時間乾燥後、スクリュー径45m
mの押出機を用いて、Tダイ口金温度225℃で押し出
し、直径300mmの冷却ドラム上にキャストして未延
伸フィルムを作製した。
【0073】得られた未延伸フィルムに未延伸不織布を
重ね、加熱ロールに供給してロール温度100℃で熱圧
着した。こうして得られた積層体を、83℃の加熱ロー
ル間で長さ方向に2.5倍延伸した後、テンター式延伸
機に送り込み86℃で幅方向に3.0倍延伸し、さらに
テンター内で70℃で熱処理して、厚さ70μmの感熱
孔版印刷マスターを作製した。マスターのフィルム面に
はテンター入口部において、ワックス系離型剤をグラビ
アコーターを用いて乾燥後の重さで0.1g/m2 塗布
した。得られたマスターの繊維目付量は12g/m2
平均繊維径6μmであった。またフィルム単独の厚みは
1.5μm、80℃で10分間処理したときの熱収縮率
は長手方向、幅方向それぞれ30%、35%であった。
また、60℃における熱収縮率は1.0%、1.6%で
あった。評価結果を表1に示す。
【0074】
【表1】
【0075】
【発明の効果】ポリ乳酸を主体とするポリマーからなる
二軸延伸フィルムであって、該フィルムを80℃で10
分間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮率が10
〜90%であるフィルムとすることにより、低エネルギ
ーでの穿孔性に優れた感熱孔版印刷用フィルムを得るこ
とができる。すなわち、印刷機のサーマルヘッドに供給
するエネルギーを小さくでき、サーマルヘッドの寿命延
長や製版に要する時間短縮、印刷物の高精細化につなが
るものである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリ乳酸を主体とするポリマーからなる二
    軸延伸フィルムであって、該フィルムを80℃で10分
    間処理したときの少なくとも一方向の熱収縮率が10〜
    90%であることを特徴とする感熱孔版印刷用フィル
    ム。
  2. 【請求項2】フィルムを60℃で10分間処理したとき
    の少なくとも一方向の熱収縮率が5%未満であることを
    特徴とする請求項1に記載の感熱孔版印刷用フィルム。
  3. 【請求項3】フィルムの厚さが0.2〜8μmであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の感熱孔
    版印刷用フィルム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィ
    ルムと多孔性支持体とが接合されてなることを特徴とす
    る感熱孔版印刷マスター。
  5. 【請求項5】フィルムと多孔性支持体が、実質的に接着
    剤を介することなく接合されてなることを特徴とする請
    求項4に記載の感熱孔版印刷マスター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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