JP2000107612A - 脱硝触媒の再生方法 - Google Patents

脱硝触媒の再生方法

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JP2000107612A
JP2000107612A JP10312648A JP31264898A JP2000107612A JP 2000107612 A JP2000107612 A JP 2000107612A JP 10312648 A JP10312648 A JP 10312648A JP 31264898 A JP31264898 A JP 31264898A JP 2000107612 A JP2000107612 A JP 2000107612A
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vanadium
acid
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heating
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Yusaku Arima
悠策 有馬
Kiyoshi Nagano
清 長野
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JGC Catalysts and Chemicals Ltd
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Catalysts and Chemicals Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱硝反応設備上の制約などから、かなりなS
Oxが発生するにもかかわらず反応温度を上げることの
出来ない、ゴミ焼却炉などから排出される排ガス中のN
Ox処理において、低い反応温度で使用して劣化したバ
ナジウム化合物と酸化チタンを含有する脱硝触媒の再生
方法の提供。 【解決手段】 硫黄酸化物により活性劣化したバナジウ
ム化合物と酸化チタンを含有する脱硝触媒を、加熱また
は酸によりアンモニアを発生する物質を含む水溶液と接
触させて加熱または酸処理した後、乾燥し、空気中で焼
成することを特徴とする脱硝触媒の再生方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種固定発生源よ
り排出される排ガス中の窒素酸化物をアンモニアの存在
下で接触還元除去するために使用して、硫黄酸化物によ
り活性劣化したバナジウム化合物と酸化チタンを含有す
る脱硝触媒の再生方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、排ガス中の窒素酸化物の接触還元除
去用脱硝触媒は、バナジウム化合物と酸化チタンを含有
する脱硝触媒が優れた活性と長い寿命を示すため工業的
に多く用いられている。しかしながら、バナジウム化合
物と酸化チタンを含有する脱硝触媒も、長期間使用して
いる間に排ガス中に含まれているSO、SOなどの
硫黄化合物(以下、SOxということがある)により脱
硝活性が劣化(低下ということもある)する。反応温度
が高い領域では硫酸アンモニウムの生成が少ないことな
どからSOxによる活性低下への影響は少ないが、反応
温度が低い領域、特に150〜300℃の低い温度で使
用する触媒は、SOxによる活性低下が著しい。
【0003】触媒の活性劣化の原因は種々あるが、主な
原因は、排ガス中のSOが脱硝触媒による酸化反応に
よりSOへ転化し、SOがアンモニアガスと反応し
て硫酸アンモニウムを生成し、硫酸アンモニウムが脱硝
触媒に付着堆積することによる触媒被毒によるものと、
ダストに含まれるニッケル、鉄、芒硝やNa、Kなどの
アルカリ成分の触媒中への蓄積によるものである。
【0004】前述のような被毒失活による触媒の再生方
法としては、例えば、特開昭51−80696号公報に
は触媒を水洗後焼成する方法、特開昭52−35786
号公報にはイオウ酸化物によって被毒された酸化鉄系触
媒をpH8〜13のアンモニア水を含むアルカリ性溶液
で洗浄処理する方法、特開昭54−10294号公報に
はバナジウム−チタニア廃触媒に蓚酸水溶液を接触させ
てバナジウムの一部を抽出除去したのちバナジウム化合
物を含浸担持し、次いで焼成する方法、特開昭62−4
8537号公報にはバナジウム、チタニアを含む被毒触
媒を水または無機酸水溶液で洗浄した後タングステンを
含浸担持し、次いで乾燥、焼成する方法、特開昭58−
186445号公報には性能低下をきたした触媒を超音
波雰囲気で水洗する方法、などが記載されている。ま
た、特開昭59−98738号公報には触媒中のアルカ
リ金属濃度が経時的に増加して脱硝性能が低下した触媒
をクエン酸水溶液で処理する方法が記載されている。
【0005】これらの従来技術に見られる洗浄処理方法
による触媒の再生方法は、硫酸アンモニウムの付着、あ
るいは、ニッケル、鉄、芒硝やアルカリ金属などの付着
による失活に対する対策のためのものである。前述の再
生方法は、硫酸アンモニウムやダストなどによる触媒の
細孔閉塞やダストに含まれるニッケル、鉄、芒硝やN
a、Kなどのアルカリ成分の触媒中への蓄積が触媒劣化
の原因である場合には、かなりな程度にまで回復効果が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、低い反応温度
で使用してSOxによる劣化した触媒については従来の
再生方法は必ずしも満足のいく再生方法ではなかった。
特にバナジウム化合物と酸化チタンを含有する劣化した
脱硝触媒を酸水溶液で洗浄するなどということは殆どの
バナジウム成分を水で洗い流すことになり、触媒活性を
回復することは出来ない。本発明の目的は、脱硝反応設
備上の制約などから、かなりなSOxが発生するにもか
かわらず反応温度を上げることの出来ない、ゴミ焼却炉
などから排出される排ガス中のNOx処理において、1
50〜300℃の低い反応温度で使用して劣化したバナ
ジウム化合物と酸化チタンを含有する脱硝触媒の再生方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、五酸化バ
ナジウムと酸化チタンを含有する脱硝触媒触媒を低い反
応温度で使用して失活した触媒、例えば200℃の反応
温度にて、ゴミ焼却炉の排ガス処理に1年間使用した触
媒を分析した結果、次表に示すように全バナジウム量の
約70〜80%が4価のバナジウムに変化していること
を見出した。また、触媒中のNHは1.2%であり、
SOの殆どはアンモニアとの結合でなく硫酸バナジル
の生成に使われていると推定される。このことは、4価
のバナジウムの量からしても納得いくものである。
【0008】
【表1】
【0009】触媒の使用反応温度が低い場合には、前述
の硫酸アンモニウムの付着による触媒劣化の外に、触媒
中の活性成分である五酸化バナジウムがSOと酸素が
直接反応して硫酸バナジル(VOSO)に変化するこ
とによる触媒劣化、あるいは、触媒中の五酸化バナジウ
ムが生成した硫酸アンモニウムと反応して硫酸バナジル
に変化することによる触媒劣化が主原因であることを見
出し本発明を完成するに至った。
【0010】本発明に係わる脱硝触媒の再生方法は、硫
黄酸化物により活性劣化したバナジウム化合物と酸化チ
タンを含有する脱硝触媒を、加熱または酸によりアンモ
ニアを発生する物質を含む水溶液と接触させて加熱また
は酸処理した後、乾燥し、空気中で焼成することを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の再生方法では、硫酸バナ
ジルとなった活性成分を再生するために、加熱または酸
によりアンモニアを発生する水溶液と接触させることに
より、硫酸バナジルを四価の酸化バナジウムに変えると
同時に、この四価の酸化バナジルを空気中焼成などで酸
化して五酸化バナジウムにすることが必要である。ま
た、同時にバナジウムが水に溶解して触媒中のバナジウ
ム含有量が低下したり、バナジウムが凝集した状態で酸
化チタンに担持されているのもよくない。
【0012】本発明で使用される加熱または酸によりア
ンモニアを発生する物質としては、尿素、ジアセチル尿
素、ジベンゾイル尿素、トリメチル尿素、テトラメチル
尿素、トリエチル尿素、テトラエチル尿素、テトラフエ
ニル尿素、N−ベンゾイルなどやウロトロピンなどが例
示される。特に、尿素またはウロトロピンは加水分解速
度の制御が容易なので好適である。加熱または酸により
アンモニアを発生する物質を含む水溶液は、前述の物質
を1種又は2種以上を含む水溶液が使用でき、また、ア
ンモニア水溶液と併用することもできる。
【0013】本発明での加熱処理は、室温以上に加熱す
ることが望ましく、好ましくは温度30〜100℃の範
囲が望ましい。加熱処理温度が低い場合にはアンモニア
発生の速度は遅く、該温度が高い場合にはアンモニア発
生の速度は速くなる。加熱処理は温度と時間で制御され
るが、処理時間は通常5分間〜10時間の範囲である。
【0014】また、本発明での酸処理は、硫黄酸化物に
より活性劣化したバナジウム化合物と酸化チタンを含有
する脱硝触媒を水に浸すと、触媒中の硫酸バナジル、硫
酸アンモニウムなどが溶解して酸性水溶液となるので、
特別に酸の添加を必要としない。また、酸処理の処理時
間も通常5分間〜10時間の範囲である。触媒中の硫酸
バナジルは、pHが低い水溶液に溶解し易いが、pH
4.5以上の水溶液ではその溶解速度は遅くなり溶解し
にくくなる。また、酸によりアンモニアを発生する水溶
液のpHが低いほどアンモニア発生の速度は速くなり、
pHが高くなるにつれてアンモニア発生の速度は次第に
遅くなる。従って最初に活性劣化した触媒を水に浸した
時のpHを4.5付近まで上げてから前述の加熱または
酸によりアンモニアを発生する物質を添加するのも良い
方法である。さらに、加熱処理温度と酸処理による該水
溶液のpHを変えるこで該物質の分解速度の制御をおこ
なうことも可能である。
【0015】本発明の再生方法では、加熱または酸によ
りアンモニアを発生する物質を含む水溶液と硫黄酸化物
により活性劣化したバナジウム化合物と酸化チタンを含
有する脱硝触媒を接触させて加熱または酸処理すること
により、触媒中の硫酸バナジルを発生したアンモニアで
中和して硫酸アンモン、硫酸水素アンモンなどに変換し
水溶液の中に溶解すると同時に、触媒中のバナジウム成
分は水に不溶なVに変換する。これを反応式で示
すと次の様になる。
【0016】
【化1】
【0017】尿素は熱い希酸、希アルカリによりCO
とNHを発生し、ウロトロピンは酸が存在するとホル
ムアルデヒドとアンモニアを発生するが、通常、尿素や
ウロトロピンは加水分解速度が遅いため徐々にアンモニ
アを発生し、VOSOは徐々に中和される。従って、
VOSOの中和反応は触媒母体の内部でも起き、表面
だけで中和反応が起きることも少ない。
【0018】本発明での加熱または酸によりアンモニア
を発生する物質を含む水溶液の使用量は、発生するアン
モニアの量が触媒中のSOに対して0.35モル倍以
上となる量であることが望ましい。触媒中のSOは、
硫酸アンモニウムや硫酸バナジルなどの状態で存在し、
触媒の使用条件などでも変わりうる。発生するアンモニ
アの量が0.35モル倍より少ない場合にはバナジウム
成分の溶出量が多くなり、再生触媒の脱硝活性回復率も
悪くなることがある。加熱または酸によりアンモニアを
発生する物質を含む水溶液の好ましい使用量は、発生す
るアンモニアの量が0.4〜3.0モル倍であることが
望ましい。
【0019】また、本発明での加熱または酸によりアン
モニアを発生する物質を含む水溶液の物質濃度は0.1
〜10wt%の範囲が望ましく、さらに、処理設備と使
用液量との兼ね合いなどから好ましくは0.2〜5Wt
%の範囲が望ましい。
【0020】本発明の方法では、予め水に前述の加熱ま
たは酸によりアンモニアを発生する物質を溶かした水溶
液中に活性低下した触媒を浸し加熱または酸処理する
か、水に該触媒を浸したものの中に前述の加熱または酸
によりアンモニアを発生する物質を除々に添加して加熱
または酸処理する方法でも良い。
【0021】前述の方法で処理した触媒中のバナジウム
成分は主にVの状態にあるので、このままの状態
では触媒活性が低いため、触媒を乾燥し、空気中で焼成
してVの状態にする必要がある。焼成条件として
は、通常の触媒製造時における焼成温度、時間が採用可
能で、具体的には250〜800℃範囲、好ましくは3
00〜700℃範囲の温度で0.5〜10時間焼成され
る。乾燥、焼成方法は、通常の方法で行うことができ、
乾燥と焼成は別々の設備で行っても良く、また、同一の
設備で行ってもよい。例えば、触媒を乾燥状態のまま反
応器に充填し、反応ガス、燃焼ガスや間接加熱ガスなど
で焼成することも出来る。
【0022】本発明の再生方法は、SOxで被毒され活
性劣化したバナジウム化合物と酸化チタンを含有する脱
硝触媒の全てに適用でき、例えば、バナジウム化合物と
酸化チタンの外に、タングステン、モリブデンや鉄など
の成分を含む触媒が挙げられる。また、SOxによる被
毒だけでなくダストやアルカリ金属の付着による活性劣
化触媒などに対しても、その再生効果は十分に発揮され
る。
【0023】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれにより限定されるものではない。
【0024】実施例1 ゴミ焼却炉の排ガス処理に反応温度200〜210℃で
1年間使用し、劣化した酸化チタンとバナジウム化合物
を主成分とするハニカム状脱硝触媒(Y)と、、劣化前
のフレッシュ触媒との活性比較を反応速度定数(K)で
比較した。[フレッシュ触媒および劣化触媒の評価]フ
レッシュのハニカム状触媒および劣化触媒(Y)から2
目×2目×300mmの大きさを切出し、流通型反応器
に充填して、次の反応条件で脱硝率を測定した。 触媒に接触前後の反応ガス中のNO濃度をケミルミ式N
O分析計で測定し、下記の式により、脱硝率を求め、脱
硝率から反応速度定数(K)を求めた。 脱硝率(%)=(触媒に接触前のNO濃度−触媒に接触
後のNO濃度)/(触媒に接触前のNO濃度)×100 反応速度定数(K)=−38.99×ln(1−脱硝率
/100) フレッシュ触媒は、TiOを82.0wt%、V
を4.0wt%含有しており、脱硝率は37.8%
で、反応速度定数(K)は、18.5であった。ま
た、前述の劣化触媒(Y)は、暗灰色で、分析の結果V
が4.0wt%でSOが11.0wt%含まれ
ていた。この触媒をフレッシュ触媒の評価と同様の方法
で脱硝率をめたところ、脱硝率は21.2%で、反応速
度定数(K)は9.3であった。フレッシュ触媒の反応
速度定数(K)に対する劣化触媒の反応速度定数
(K)の比(活性劣化率(K/K))は、0.50で
あった。 [劣化触媒の再生]前述の劣化触媒(Y)を5目×6目
×480mm(重量=1090g)の大きさに切り出
し、この試料について再生を行った。先ず、尿素29.
5gを水に溶かし全体を2950gの水溶液を調製し
た。この水溶液を50℃に加熱した後、この液に試料の
触媒を入れた。入れるとすぐに触媒の表面からガスが発
生したが80分後には次第に弱くなった。水溶液のpH
は、初期は1.6であったが急速に5.2まで上昇し
た。この段階で加熱して水溶液の温度を60℃まで上
げ、そのままの温度で30分間保持した。水溶液のpH
は最終的には8.2まで上昇していた。試料の触媒を容
器から取り出し乾燥機に入れて110℃一晩乾燥した
後、500℃で2時間焼成した。焼成後の触媒は、V
が3.82wt%で、SOが1.13wt%であ
った。この再生触媒について、フレッシュ触媒の評価と
同様の方法で脱硝率を求め、脱硝率から反応速度定数
(K)を求めた。フレッシッ触媒の反応速度定数
(K)に対する再生触媒の反応速度定数(K)の比
(活性劣化率(K/K))を表2に示す。
【0025】実施例2 水2000gにアンモニアを入れpH4.5とした。こ
の水溶液に尿素21gを入れて加熱してよく溶解した。
水溶液の温度を60℃に調整した後、実施例1と同じ様
に切り出した試料5目×6目×480mmを浸漬した。
試料を浸漬すると徐々にではあるがガスが発生した。浸
漬して4時間後にはガスがでなくなっため、容器から触
媒を取り出し、110℃で一晩乾燥後、500℃で2時
間焼成した。焼成後の触媒は、Vが3.74Wt
%で、SOが0.92wt%であった。この再生触媒
について実施例1と同様にして活性劣化率(K/K
を求めた。結果を表2に示す。
【0026】実施例3 実施例1において、触媒の再生に使用する尿素の量を8
9g(実施例1の3倍量)用いた外は、実施例1と全く
同様にして触媒を再生した。再生触媒は、V
3.81wt%で、SOが0.88wt%であった。
この再生触媒について実施例1と同様にして活性劣化率
(K/K)を求めた。結果を表2に示す。
【0027】実施例4 実施例1において、触媒の再生に使用する尿素の代わり
にウロトロピン78gを水3200gに溶解して濃度約
2.4wt%の水溶液を調製した。この溶液を加熱して
60℃にした後、この水溶液に5目×6目×480mm
(重量=1090g)の大きさに切り出し劣化触媒
(Y)を浸漬した。水溶液のpHは1.6から7.1ま
で4時間かかって上昇した。水溶液より試料を取り出し
110℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した。再
生触媒は、Vが3.69Wt%で、SOが1.
53Wt%であった。この再生触媒について実施例1と
同様にして活性劣化率(K/K)を求めた。結果を表
2に示す。
【0028】比較例1 水13000mlを加熱して33℃とした。この水に5
目×6目×480mm(重量=1090g)の大きさに
切り出し劣化触媒(Y)を290分間浸漬した。水の最
終pHは2.3であった。その後、試料を取り出し11
0℃で一晩乾燥し、次いで500℃で2時間焼成した。
再生触媒は、Vが1.46wt%で、SO
0.94wt%であった。この再生触媒について実施例
1と同様にして活性劣化率(K/K)を求めた。結果
を表2に示す。
【0029】
【表2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫黄酸化物により活性劣化したバナジウ
    ム化合物と酸化チタンを含有する脱硝触媒を、加熱また
    は酸によりアンモニアを発生する物質を含む水溶液と接
    触させて加熱または酸処理した後、乾燥し、空気中で焼
    成することを特徴とする脱硝触媒の再生方法。
  2. 【請求項2】 前述の加熱または酸によりアンモニアを
    発生する物質が尿素またはウロトロピンである請求項1
    記載の脱硝触媒の再生方法。
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Cited By (4)

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