JP2000106575A - デジタル直交変調器 - Google Patents
デジタル直交変調器Info
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Abstract
I,Q出力は、そのサンプリング周波数f0 の2倍の周
波数でスイッチ36により交互に取出され、スイッチ3
6の出力はf0 の周波数で端子38と39に分配され、
端子39よりの信号は符号反転され、端子38よりの信
号と1系列の信号に合成され、その合成出力はD/Aで
アナログ信号に変換され、直交変調出力を得る。
Description
交変調器、信号発生器及びデジタルフェージングシミュ
レータなどに用いられる直交変調器に関する。
ログ方式のものとデジタル方式のものとがある。アナロ
グ方式のものは性能が良いが高価である。近年デジタル
方式の製品が出て来た。これは図4に示すように、入力
端子11,12からベースバンドのアナログの同相成分
(I)信号と、直交成分(Q)信号とが入力され、それ
ぞれAD変換器13,14でデジタル信号に変換された
後、フェージング処理部15に入力されて、デジタル処
理により電力をランダムに変化させるフェージング処理
がなされ、これらフェージング処理されたI信号、Q信
号はDA変換器16,17でそれぞれアナログ信号に変
換され、これら両アナログ信号により、搬送波信号源1
8の搬送波信号が、直交変調器19で直交変調される。
直交変調器19においては、DA変換器16の出力と、
搬送波信号とが乗算器21で乗算され、搬送波信号を移
相器22で90°移相したものとDA変換器17の出力
とが乗算器23で乗算され、乗算器21,23の出力が
加算器24で加算されて、直交変調器19の出力とな
る。この直交変調器19の出力は必要に応じてアップコ
ンバータ25で高周波信号源26の信号で更に高い周波
数帯の信号に変換されて出力端子27へ出力される。
変調器においては、搬送波信号が出力側に多少なりとも
漏れて、出力端子27の出力信号に混入して来る。この
混入する量は一定であるが、DA変換器16,17の各
出力は大きなダイナミックレンジで変化するため、直交
変調器19に対する入力が小信号の時も、一定電力以上
が出力されてしまうという問題があった。直交変調器1
9は本来は搬送波信号が出力されないものが理想的なも
のであり、搬送波信号が漏れるということは、直交変調
器を用いる他の機器一般についても、好ましくない。
ない直交変調器を提供することにある。
タル化され、サンプルが互いに同期した同相成分信号と
直交成分信号とが入力され、直交成分信号は同相成分信
号に対し、1/2サンプル周期だけ遅延され、この遅延
された直交成分信号と、遅延されない同相成分信号とが
そのサンプル速度の2倍の速度で交互に、第1スイッチ
手段で取出され、この第1スイッチ手段の出力はそのサ
ンプル速度の1/2の速度で第2スイッチ手段により2
系統に分離され、これら2系統の一方は符号が反転さ
れ、その符号反転された系統と、前記2系統の他方とが
一系統に、合成される。
分の周期は、入力デジタル信号のサンプル周期の2倍で
あるが、この搬送波成分が出力側に現われるおそれはな
い。
ミュレータに適用した場合の実施例を示し、図4と対応
する部分に同一符号を付けてある。入力端子11,12
よりの同相成分信号、直交成分信号はそれぞれAD変換
器13,14でデジタル信号に変換されてフェージング
処理部15に入力され、フェージング処理部15の出力
はこの発明によるデジタル変調器31に入力される。
同相成分出力、直交成分出力はそれぞれFIRフィルタ
32,33に供給されてフィルタ処理される。直交成分
出力が供給されるFIRフィルタ33はその出力が、F
IRフィルタ32の出力に対し、そのサンプル周期の1
/2だけ遅延されるように、FIRフィルタ33のフィ
ルタ係数が決定されている。従ってFIRフィルタ32
から図2Aに示すようなサンプル信号系列I(0),I
(1),I(2),・・・が出力され、FIRフィルタ
33から図2Bに示すようなサンプル信号系列Q(0.
5),Q(1.5),Q(2.5),・・・が出力され
る。I(a),Q(b)の各a,bはそれぞれのサンプ
ル時刻を示す。FIRフィルタ32のフィルタ係数は例
えば図3Aに示すようなものであり、これに対し、FI
Rフィルタ33のフィルタ係数は図3Bに示すようにそ
のピーク点が、1/(2f0 )だけずれたものとすれば
よい。f0 は例えば32MHzとする。なお、AD変換
器13,14は、クロック発生器34のクロックが分周
器35で1/2された周波数f0 のクロックによりサン
プリングされてデジタル信号に変換される。
ィルタ33の出力信号とは、そのサンプリング速度の2
倍の速度で、切替えスイッチ36により交互に取出され
て、図2Cに示すように1系統の信号とされる。切替え
スイッチ36は、クロック発生器34よりの周波数2f
0 のクロックによりFIRフィルタ32,33の各出力
側に交互に接続される。
は切替えスイッチ37により端子38側と端子39側と
に、交互に接続され、その交互接続は分周器35の出力
により制御される。つまり1系統とされた信号のサンプ
ル速度の2分の1の速度で端子38側と端子39側との
2系統に分離される。この分離された信号は図2Dに示
すI(0)Q(0.5) I(2)Q(2.5)
I(4)Q(4.5)・・・と、図2Eに示すI
(1)Q(1.5) I(3)Q(3.5)I
(5)Q(5.5)・・・となる。
信号は符号反転器41で符号が反転され、この符号反転
された信号と、他方の端子38側の信号とが合成部42
で合成され、図2Fに示す1系統の信号とされる。この
1系統の信号は、クロック発生器34の周波数2f0 の
クロックで制御され、DA変換器43でアナログ信号に
変換される。このDA変換器43の出力はアップコンバ
ータ25で高周波帯の信号に変換されて出力端子27へ
供給される。
共に振幅1とすると、直交変調はIcosωt + Q si
nωtである。その cosωtについてωt=nπ(n=
0,1,2,・・・)の所に注目するとI cosωtは図
2Gに示すように1,−1,1,−1,・・・の系列と
なる。sin ωtについてωt=(n+0.5)πの所に
注目すると、Q sinωtは図2Hに示すように1,−
1,1,−1,・・・の系列となる。従ってI cosωt
+Q sinωtは1,1,−1,−1,1,1,−1,−
1,・・・の系列となる。I=1、Q=1としたが、
I,Qはそれぞれ各時刻における値を有するから、前記
注目点について見ると、I(nπ)、Q((n+0.
5)π)であるから、I(nπ)cos ωt+Q((n+
0.5)π)sin ωtは、前記注目点についての系列は
I(0),Q(0.5),−I(1),−Q(1.
5),I(2),Q(2.5),−I(3),−Q
(3.5),・・・となる。これは図2Fに示した系列
と同一である。つまり、図1に示したデジタル直交変調
器31での処理によれば、直交変調出力が得られること
が理解されよう。この時の搬送波信号の周波数はf0 /
2となる。
ル処理を行っているので搬送波の漏れは生じない。この
発明はフェージングシミュレータの一部に適用する場合
に限らず、例えばFIRフィルタ32,33にそれぞれ
I,Qのデジタル変調データを入力し、FIRフィルタ
32,33のフィルタ係数を、送信機の送信フィルタの
フィルタ特性係数にすることにより、デジタル変調送信
機に適用することもできる。その他各種の適用が考えら
れる。
デジタル処理を行っているため、搬送波信号の漏洩とい
う問題は生じようもない。また同様にデジタル処理であ
るため、直交変調器の校正は不用となり、更に直交度や
IQバランスもデジタル処理であるため高精度かつ高安
定のものとなる。
た実施例の機能構成を示す図。
を示す図。
ク図。
19)
Claims (2)
- 【請求項1】 デジタル化された同相成分信号と、これ
とサンプルタイミングが同期したデジタル化された直交
成分信号とが入力され、 上記同相成分信号に対し、上記直交成分信号を、そのサ
ンプル周期の1/2だけ遅延を与える遅延手段と、 上記同相成分信号と上記遅延された遅延成分とを、その
サンプル速度の2倍の速さで交互に取出す第1スイッチ
手段と、 上記第1スイッチ手段の出力を、そのサンプル速度の1
/2の速度で2系統に分離する第2スイッチ手段と、 上記第2スイッチ手段よりの2系統の出力の一方を符号
反転する符号反転手段と、 その符号反転手段の出力と、上記2系統の出力の他方と
を1系統に合成して出力する手段と、 を具備するデジタル直交変調器。 - 【請求項2】 上記同相成分信号をフィルタ処理して
上記第1スイッチ手段へ供給する第1FIRフィルタ
と、 上記直交成分信号をフィルタ処理して上記第1スイッチ
手段へ供給し、上記遅延手段を兼ねる第2FIRフィル
タとを備えることを特徴とする請求項1記載のデジタル
直交変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27513998A JP3960692B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | デジタル直交変調器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27513998A JP3960692B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | デジタル直交変調器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000106575A true JP2000106575A (ja) | 2000-04-11 |
JP3960692B2 JP3960692B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=17551242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27513998A Expired - Fee Related JP3960692B2 (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | デジタル直交変調器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3960692B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP27513998A patent/JP3960692B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3960692B2 (ja) | 2007-08-15 |
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