JP2000106369A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2000106369A
JP2000106369A JP10274590A JP27459098A JP2000106369A JP 2000106369 A JP2000106369 A JP 2000106369A JP 10274590 A JP10274590 A JP 10274590A JP 27459098 A JP27459098 A JP 27459098A JP 2000106369 A JP2000106369 A JP 2000106369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
transistor region
conductivity type
semiconductor substrate
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10274590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kono
恭彦 河野
Mutsuhiro Mori
森  睦宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10274590A priority Critical patent/JP2000106369A/ja
Publication of JP2000106369A publication Critical patent/JP2000106369A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水平偏向用回路の高周波化に伴い、スイッチン
グ損失の低減が重要となっている。導通状態のhFEを
低下させることなく、スイッチング損失の低減を図る。 【解決手段】エミッタ層,ベース層,ドリフト層からな
るトランジスタの端部のhFEよりも、トランジスタ中
央部のhFEを小さくする構成とすることにより、導通
状態のhFEを低下させることなく、スイッチング損失
を低減でき、モニタの大型化,高精細化,低コスト化を
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビやパーソナ
ルコンピュータのモニタなどに使われているCRTの水平
偏向回路に適用する半導体装置にかかり、特に半導体装
置の損失低減に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビやパーソナルコンピュータのモニ
タのCRTの水平偏向回路のスイッチング素子には、バ
イポーラトランジスタが広く使われている。水平偏向回
路とは、CRTに画像を描画する電子線をCRTの水平
方向に掃引するための回路である。
【0003】図10はCRT用の水平偏向回路を示す。
図10において、1001はバイポーラトランジスタ、
1002は駆動回路、1003はダイオード、1004
はコンデンサ、1005は水平偏向コイル、1006は
電源である。この回路の動作を図11を使って説明す
る。
【0004】図11は水平偏向回路の動作波形を示す。
図11において、1101はコレクタ電流波形、110
2はコレクタ電圧波形、1103はトランジスタの導通
期間、1104はターンオフ期間、1105はテール期
間、1106はオフ期間、1107はテール電流であ
る。
【0005】動作を説明する。駆動回路1002により
トランジスタ1001がオンすると、電源1006から
水平偏向コイル1005を通ってトランジスタ1001
に電流が流れる。これが導通期間1103である。この
期間は水平偏向コイル1005のインダクタンスにより決ま
る電流変化率で電流が増加していく。次に駆動回路10
02によりトランジスタ1001がオフすると急激に電
流が減少し、この時のdi/dtにより水平偏向コイル
1005の両端に高い電圧が発生する。
【0006】これがコレクタ電圧1102で示されてい
る。水平偏向コイル1005に蓄えられたエネルギーは
コンデンサ1004に移り、コンデンサ1004を充電
する。水平偏向コイル1005の発生する電圧が減少
し、電流が反転すると、コンデンサ1004の電荷が放
電される。コンデンサ1004の電荷が完全に放電され
ると電流はダイオード1003を通して流れる。これに
よりトランジスタに逆方向電流が流れるのを防いでい
る。
【0007】さて、図11にも示されているように、バ
イポーラトランジスタを使った水平偏向回路では、テー
ル期間にコレクタ電流がすぐに0にならず裾を引く、い
わゆるテール電流が発生する。このテール電流は一般に
は導通状態に流れる電流の10分の1〜1000分の1
程度と小さいが、テール期間にはコレクタ電圧が高くな
っているために、コレクタ電圧とコレクタ電流の積で発
生するジュール熱による損失が大きくなる。次にこのテ
ール電流の発生の原因を説明する。
【0008】図12に導通期間のバイポーラトランジス
タの断面構造を示す。図12において、101はコレク
タ層、102はドリフト層、103はベース層、105
はエミッタ層、106はコンタクト層、110はコレク
タ電極、111はベース電極、112はエミッタ電極、
113はトランジスタ領域、1201はベース電流、1
202はコレクタ電流、1203はベース抵抗である。
コンタクト層106はベース層103とベース電極11
1の接触抵抗を低減するために形成されているものであ
り、ベース層103の不純物濃度が高くベース層103
とベース電極111が十分にオーミック接触できれば必
ずしも形成する必要はない。
【0009】次に、動作を説明する。トランジスタを導
通させるためには、ベース電極111に正の電圧を印加し
てベース電極111からエミッタ電極112に電流を流
す。これをベース電流と呼び、図12の1201で示さ
れている。この電流を流すことにより、コレクタ電極1
10からエミッタ電極112へ、ベース電流の数倍から
数百倍のコレクタ電流を流すことができる。この時、ベ
ース電流はベース層103内を図12に示すように横方
向に流れるため、ベース層103の抵抗1203により、ベ
ース層103内に電位分布が生じる。この場合の電位
は、トランジスタ領域113の中央部よりもトランジス
タ領域113の端部、すなわちベース電極に近い方が高
くなり、トランジスタ領域113端部においてベース層
103とエミッタ層105の接合が強く順バイアスされ
る。このため、図12に示すようにエミッタ層105の
端部に電流が集中して流れる、いわゆるエミッタクラウ
ディングが発生する。
【0010】図13にターンオフ期間のバイポーラトラ
ンジスタの断面構造を示す。ターンオフ期間にはドリフ
ト層102とベース層103とに蓄積されたホールを排
出するために、ベース電流が1301に示す様に流れ
る。このベース電流により、ベース層103及びドリフ
ト層102内のホールが排出されるとトランジスタがオ
フする。ベース層103の横方向抵抗が大きいと、トラ
ンジスタ領域113の中央部のベース層103−エミッ
タ層接合周辺にホールが残留してしまい、テール電流の
原因となる。また、ベース電流はベース層103内を1
301に示すように横方向に流れるため、ベース層10
3の抵抗1203により、ベース層103内に電位分布
が生じる。
【0011】この場合の電位は、トランジスタ領域11
3の端部よりもトランジスタ領域113の中央部の方が
高くなり、トランジスタ領域113中央部においてベー
ス層103とエミッタ層105の接合の順バイアスが強
くなる。これにより、トランジスタ領域113の中央部
において、エミッタ層から電子の注入が再び発生し、電
流がなかなか減少できずテール電流を増大させる。
【0012】さて近年、モニタの大型化に伴い、バイポ
ーラトランジスタの高周波化が必要となってきた。モニ
タが大型化すると単位時間当たりにCRTを掃引する回
数が多くなり、より高周波の水平偏向回路が必要となる
ためである。トランジスタを高周波で使用すると、スイ
ッチング回数が増えるためにターンオフ時のテール電流
による損失が問題となってくる。このテール電流による
損失を低減する方策としてはベース層103の濃度を高
くする方法がある。
【0013】これによれば、エミッタ層−ベース層10
3の接合の電子の注入効率が低下するために、ターンオ
フ時の電子の再注入が抑制され、テール電流を低減でき
る。また、ベース層103の横方向抵抗が小さくなるた
めに残留ホールがベース電極111より排出されやすく
なり、テール電流を減少させる。しかし、ベース層10
3の濃度を高くするとコレクタ−エミッタ間の耐圧を低
下してしまう。そこでこの問題の解決方法として、2重
ベース接合構造が提案されている。
【0014】図14に2重ベース構造を適用したバイポ
ーラトランジスタの断面構造を示す。図14において1
401が2重ベース層である。これによれば、不純物濃
度が高く厚みの薄い2重ベース層1401をベース層1
03内に形成して注入効率を低下させると共に、低不純
物濃度で接合の深いベース層を形成することにより、耐
圧を低下させることなくテール電流を減少させることが
できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
造によれば、ベース層103内全域にわたって高不純物
濃度の2重ベース層1401を形成したことにより、導
通状態における電子の注入効率も低下してしまい、導通
状態での損失が増加するという問題があった。具体的に
は導通状態では、トランジスタ領域113端部に集中し
て電流が流れるが、この領域の注入効率も低下してしま
うために、導通状態での損失が増加してしまい損失が増
大するという問題を有している。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するものであって、具体的には以下に示す手段を有す
る。
【0017】すなわち、コレクタ面とエミッタ面を持つ
低不純物濃度のn形のシリコン基板と、コレクタ面から
拡散形成されてnpnトランジスタのコレクタとして働
く基板より高不純物濃度のn形のコレクタ層と、エミッ
タ面から拡散形成されnpnトランジスタのベースとし
て働くp形のベース層と、ベース層内にエミッタ面から
部分的に拡散形成されたnpnトランジスタのエミッタ
として働くn形のエミッタ層と、コレクタ層に接触形成
されたコレクタ電極と、ベース層に接触形成されたベー
ス電極と、エミッタ層に接触形成されたエミッタ電極と
を有するバイポーラトランジスタにおいて、半導体基板
のn層とベース層とエミッタ層からなるトランジスタ領
域の中央部の電流増幅率が、端部の電流増幅率よりも小
さい手段である。
【0018】また、前記トランジスタ領域の中央部にお
けるエミッタ層からベース層へのキャリアの注入効率が
前記トランジスタ領域の端部におけるキャリアの注入効
率より低い手段である。
【0019】或いは、前記トランジスタ領域の中央部に
おけるベース層ベース到達率が前記トランジスタ領域の
端部におけるベース到達率より小さい手段である。
【0020】以上の手段によれば、トランジスタ領域中
央での電流増幅率が低いために、ターンオフ時のベース
電流により発生するエミッタ層からベース層へのキャリ
アの再注入現象を抑制でき、テール損失を低減できる。
更に、本手段によれば、導通状態で電流が流れるトラン
ジスタ領域端部では電流増幅率が低下しないために、導
通状態の損失が増大しない。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1乃至図2に本発
明による第1の実施例を示す。図1は第1の実施例の断
面構造図を、図2は第1の実施例の平面構造図を示して
おり、図1は図2中のA−A′部の断面構造を示してい
る。図1乃至図2において、図12から図14と共通の
構成要素には同一の符号を付してある。図1において、
104はウェル層である。図2において、ウェル層10
4は直接半導体基体表面から直接見えるわけではないた
め、便宜的に104の破線で示している。
【0022】本実施例の特徴は、トランジスタ領域11
3中央部でのベース接地電流利得(以下、hFEと示
す)を低下させるために、トランジスタ領域113中央
部のエミッタ層105直下にベース層103より高不純
物濃度のウェル層104を入れた点にある。ウェル層1
04を入れることにより、エミッタ層105からの電子
の注入効率が低下し、hFEを低減することができる。
【0023】その結果、ターンオフ時の電子の再注入が
抑制され、テール電流が減少してスイッチング損失を低
減できる。また本実施例によれば、導通状態で電流が流
れるトランジスタ領域113端部でのhFEは低下させ
ることなく、トランジスタ領域113中央部のhFEだ
けを低下させることができるため、導通状態の損失を増
加させることなく、テール損失を低減できる。
【0024】図3に第1の実施例の不純物濃度分布を示
す。図3において、図1と共通の構成要素には同一の符
号を付してある。図3において、(a)は図1中のB−
B′断面の不純物濃度を示し、(b)はC−C′断面の
不純物濃度を示す。図3に示すように、トランジスタ領
域113中央部だけにベース層103より高濃度で浅い
ウェル層104を形成している。図2ではストライプタ
イプのセルについて説明したが、本発明はストライプセ
ルに限定されるものではなく、図4に示すようなメッシ
ュセルにも適用できる。
【0025】(実施例2)図5乃至図6に本発明による
第2の実施例を示す。図5乃至図6において、図1から
図4と共通の構成要素には同一の符号を付してある。図
5は第2の実施例の平面構造図を示しており、図6は図
5中のD−D′断面構造を示す。本実施例の特長はウェ
ル層104を延長してコンタクト層106に接続したウ
ェル延長部分501を設けた点にある。トランジスタ領
域113中央のベース層103内に残留するホールを、
低抵抗のウェル層延長領域からコンタクト層106を通
してベース電極111に排出することができ、テール電
流を低減できる。但し、ウェル層延長領域を広くすると
残留キャリアを早く排出できるがその反面、導通状態の
電流増幅率が低下するためにオン電圧が増大するという
問題もあり、ウェル延長領域の広さの最適化が必要であ
る。また、図5ではメッシュセル配列についてだけ説明
したが、ストライプセルに適用しても同様の効果を得ら
れるのは明らかである。
【0026】(実施例3)図7に本発明による第3の実
施例を示す。図7において、図1から図6と共通の構成
要素には同一の符号を付してある。本実施例の特長は、
トランジスタ領域113端部のエミッタ層105より、
トランジスタ領域113中央部のエミッタ層105の方
が不純物濃度が低い点にある。具体的には図7に示すよ
うに、分割エミッタ層701を2つ連結することによ
り、従来構造と同じ幅のエミッタ層を形成する。この構
成によれば、エミッタ層の中央部分の濃度が低くなるた
めに注入効率が低下し、エミッタ中央部での電流増幅率
を低減できる。
【0027】さて、実施例1乃至3は、電流増幅率を低
減するために、エミッタ層からの電子の注入効率を低減
したが、以下に示すようにベース到達率を低下させて電
流増幅率を抑制する方法も考えられる。
【0028】(実施例4)図8は本発明による第4の実
施例である。本実施例の特長は、トランジスタ領域11
3中央部のベース層103内にライフタイム低減領域を
設けた点にある。本構造によれば、トランジスタ領域1
13中央部のベース層103内のライフタイムだけを低
減するために、ターンオフ時に最も再注入が発生しやす
いトランジスタ領域113中央部のベース到達率を低減
でき、オン電圧を増大させることなく、テール損失を減
らすことができる。ライフタイム低減の具体的な方法と
しては、ヘリウムやプロトンなどのライフタイムキラー
の打ち込みによる部分的な結晶欠陥の作成がある。
【0029】(実施例5)図9に本発明による第5の実
施例を示す。図9において、図1から図7と共通の構成
要素には同一の符号を付してある。本実施例の特長は、
エミッタ層105中央部のベース層103を深くした点
にある。この構成によれば、エミッタ層105中央部の
ベース幅が大きくなるためにベース到達率が低下し、電
流増幅率を低減することができる。
【0030】(実施例6)図15に本発明による第6の
実施例を示す。図15において、1501はCRT、15
02は水平偏向回路、1503は放熱フィン、1504
は本発明によるトランジスタ、1505は駆動回路であ
る。本実施例によれば、本発明のトランジスタを水平偏
向回路1502に適用することにより水平偏向回路の高
周波化が図れ、CRT1501の大画面化,高精細化が
可能となる。また、本発明によるトランジスタは損失が
小さく、発熱量が少ないためにトランジスタの放熱のた
めの放熱フィン1503を小型化、もしくは除去するこ
とが可能となり、モニタの小型化,低コスト化を図れ
る。
【0031】以上、本発明の実施例をnpn形のバイポ
ーラトランジスタについて説明したが、pnp形のバイ
ポーラトランジスタに関しても同様の効果が得られるこ
とは明らかである。また、テール電流による損失を低減
する方法は上記実施例の方法に限ったものではなく、そ
の他の方法を用いてもトランジスタ領域113中央のh
FEをトランジスタ領域113端部のhFEより小さく
すれば同様の効果が得られることは、当業者にとって明
らかであろう。
【0032】
【発明の効果】バイポーラトランジスタのテール電流を
抑制でき、スイッチング損失を低減できる。また、モニ
タ用の水平偏向回路を高周波化でき、モニタの大型化,
高精細化を図れる。また、放熱フィンなどの放熱部品を
小型化もしくは除去できるために、モニタを小型化,低
コスト化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例である半導体装置の
断面構造図である。
【図2】本発明による第1の実施例の平面構造図であ
る。
【図3】本発明による第1の実施例の不純物濃度分布図
である。
【図4】(a)及び(b)は本発明による第1の実施例
の変形例を示す平面構造図である。
【図5】本発明による第2の実施例である半導体装置の
平面構造図である。
【図6】本発明による第2の実施例の断面構造図であ
る。
【図7】本発明による第3の実施例である半導体装置の
断面構造図である。
【図8】本発明による第4の実施例である半導体装置の
断面構造図である。
【図9】本発明による第2の実施例である半導体装置の
断面構造図である。
【図10】水平偏向回路の回路図である。
【図11】水平偏向回路の動作波形図である。
【図12】従来のバイポーラトランジスタの導通状態の
断面構造図である。
【図13】従来のバイポーラトランジスタのターンオフ
時の断面構造図である。
【図14】従来のバイポーラトランジスタの断面構造図
である。
【図15】本発明による第5の実施例であるブラウン管
の回路図である。
【符号の説明】
101…コレクタ層、102…ドリフト層、103…ベ
ース層、104…ウェル層、105…エミッタ層、10
6…コンタクト層、110…コレクタ電極、111…ベ
ース電極、112…エミッタ電極、113…トランジス
タ領域、501…ウェル層延長部分、701…分割エミッ
タ層、801…局所ライフタイムコントロール領域、9
01…深接合ベース層、1001…バイポーラトランジ
スタ、1002,1505…駆動回路、1003…ダイ
オード、1004…コンデンサ、1005…水平偏向コ
イル、1006…電源、1101…コレクタ電流波形、
1102…コレクタ電圧波形、1103…導通期間、1
104…ターンオフ期間、1105…テール期間、11
06…オフ期間、1201,1301…ベース電流、1
202,1302…コレクタ電流、1203…ベース層
抵抗、1401…2重ベース層、1501…CRT、1
502…水平偏向回路、1503…放熱フィン、150
4…トランジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の主表面を有する半導体基体と、前記
    半導体基体の一方の主表面に隣接して形成された一方導
    電形の第1の層と、半導体基体の他方の主表面と第1の
    層とに隣接して形成された一方導電型の第2の層と、半
    導体基体の他方の主表面に隣接して第2の層内に形成さ
    れた他方導電型の第3の層と、半導体基体の他方の主表
    面に隣接して第3の層内に選択的に形成された一方導電
    型の第4の層と、第2の層と第3の層と第4の層からな
    るトランジスタ領域と、第1の層と第3の層と第4の層
    とにそれぞれ接触して形成された第1,第2,第3の電
    極とを有する半導体装置において、トランジスタ領域の
    中央部の電流増幅率が、トランジスタ領域の端部の電流
    増幅率より小さくなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】一対の主表面を有する半導体基体と、前記
    半導体基体の一方の主表面に隣接して形成された一方導
    電形の第1の層と、半導体基体の他方の主表面と第1の
    層とに隣接して形成された一方導電型の第2の層と、半
    導体基体の他方の主表面に隣接して第2の層内に形成さ
    れた他方導電型の第3の層と、半導体基体の他方の主表
    面に隣接して第3の層内に選択的に形成された一方導電
    型の第4の層と、第2の層と第3の層と第4の層からな
    るトランジスタ領域と、第1の層と第3の層と第4の層
    とにそれぞれ接触して形成された第1,第2,第3の電
    極とを有する半導体装置において、トランジスタ領域の
    中央部の第4層から第3の層へのキャリアの注入効率
    が、トランジスタ領域の端部の第4層から第3の層への
    キャリアの注入効率より小さくなることを特徴とする半
    導体装置。
  3. 【請求項3】一対の主表面を有する半導体基体と、前記
    半導体基体の一方の主表面に隣接して形成された一方導
    電形の第1の層と、半導体基体の他方の主表面と第1の
    層とに隣接して形成された一方導電型の第2の層と、半
    導体基体の他方の主表面に隣接して第2の層内に形成さ
    れた他方導電型の第3の層と、半導体基体の他方の主表
    面に隣接して第3の層内に選択的に形成された一方導電
    型の第4の層と、第2の層と第3の層と第4の層からな
    るトランジスタ領域と、第1の層と第3の層と第4の層
    とにそれぞれ接触して形成された第1,第2,第3の電
    極とを有する半導体装置において、トランジスタ領域の
    中央部の第4の層から第2の層へのキャリアの到達率
    が、トランジスタ領域の端部の第4の層から第2の層へ
    のキャリアの到達率より小さくなることを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】トランジスタ領域の中央部の第3の層内
    に、第3の層よりも高不純物濃度の他方導電型の第5の
    層を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の半
    導体装置。
  5. 【請求項5】第3の層の他方の主表面の露出部分に隣接
    して第4の層よりも浅く、第3の層よりも高不純物濃度
    の他方導電型の第6の層を有し、第5の層が部分的にト
    ランジスタ領域中央部より延長されて第6の層に接触形
    成されていることを特徴とする請求項4の半導体装置。
  6. 【請求項6】第4の層の不純物濃度が、トランジスタ領
    域端部よりトランジスタ領域中央部で低くなっているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】トランジスタ領域中央部の第3の層のキャ
    リアのライフタイムがトランジスタ領域端部のキャリア
    のライフタイムより短いことを特徴とする請求項1又は
    3記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】トランジスタ領域の中央部における第2の
    主表面からの第3の層の厚さが、トランジスタ領域端部
    における第2の主表面からの第3の層の厚さより厚くな
    っていることを特徴とする請求項1又は3記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8のいずれか1項記載の半導
    体装置を使った水平偏向回路及びモニタであることを特
    徴とする半導体装置。
JP10274590A 1998-09-29 1998-09-29 半導体装置 Pending JP2000106369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10274590A JP2000106369A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10274590A JP2000106369A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000106369A true JP2000106369A (ja) 2000-04-11

Family

ID=17543870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10274590A Pending JP2000106369A (ja) 1998-09-29 1998-09-29 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000106369A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004075301A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. バイポーラトランジスタおよび集積回路装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004075301A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. バイポーラトランジスタおよび集積回路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3321185B2 (ja) 高耐圧半導体装置
KR100869419B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP3346825B2 (ja) 電力半導体素子及びその製造方法
US20110291223A1 (en) Semiconductor device
US5703383A (en) Power semiconductor device
US9666665B2 (en) Semiconductor device with semiconductor mesa including a constriction
JP3356644B2 (ja) 半導体整流装置の駆動方法
US6462378B1 (en) Power MOSFET with decreased body resistance under source region
JP6565814B2 (ja) 半導体装置
JPH0534834B2 (ja)
JPH08130249A (ja) 半導体装置
JPH0560263B2 (ja)
JP3338276B2 (ja) 電力用半導体装置
JP4935037B2 (ja) 半導体装置
JPH0465552B2 (ja)
JP4044735B2 (ja) バイポーラ高電圧電力素子
JP2000106369A (ja) 半導体装置
JPH0241182B2 (ja)
JP2751926B2 (ja) 電導度変調形mosfet
JP5292157B2 (ja) 横型絶縁ゲートバイポーラトランジスタおよびその製造方法
JP3246093B2 (ja) 電源装置
WO2023228587A1 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JPH09129863A (ja) エミッタ・スイッチ・サイリスタ
JP3110094B2 (ja) 絶縁ゲート型サイリスタ
JP2000022176A (ja) 電力用半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees