JP2000103831A - 合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法 - Google Patents
合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法Info
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- JP2000103831A JP2000103831A JP10278206A JP27820698A JP2000103831A JP 2000103831 A JP2000103831 A JP 2000103831A JP 10278206 A JP10278206 A JP 10278206A JP 27820698 A JP27820698 A JP 27820698A JP 2000103831 A JP2000103831 A JP 2000103831A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾
性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 水酸基価が60以下の1官能性活性水素
化合物と、ジアミン化合物と、このジアミン化合物に対
する配合割合が10モル%以下であるモノアミン化合物
との混合物を原料とする。
性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 水酸基価が60以下の1官能性活性水素
化合物と、ジアミン化合物と、このジアミン化合物に対
する配合割合が10モル%以下であるモノアミン化合物
との混合物を原料とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子量のモノオ
ールを使用することにより、鎖延長剤として使用するモ
ノアミン化合物の使用量を減らすようにした合成皮革用
または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造
方法に関する。
ールを使用することにより、鎖延長剤として使用するモ
ノアミン化合物の使用量を減らすようにした合成皮革用
または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリオキシテトラメチレンジオー
ルやポリエステルポリオールといった高分子量ポリオー
ルとイソシアネート化合物とを反応させてイソシアネー
ト基末端プレポリマーとし、このプレポリマーを溶媒中
で鎖延長剤と反応させて重合物溶液を調製し、その後、
この重合物溶液を加工処理して高弾性、高伸び、高耐久
性などの特徴を有する合成皮革用または弾性糸用ポリウ
レタンウレア樹脂を製造することは知られている。
ルやポリエステルポリオールといった高分子量ポリオー
ルとイソシアネート化合物とを反応させてイソシアネー
ト基末端プレポリマーとし、このプレポリマーを溶媒中
で鎖延長剤と反応させて重合物溶液を調製し、その後、
この重合物溶液を加工処理して高弾性、高伸び、高耐久
性などの特徴を有する合成皮革用または弾性糸用ポリウ
レタンウレア樹脂を製造することは知られている。
【0003】上記方法において高濃度の重合物溶液を得
るため、一般的に鎖延長剤として、エチレンジアミンな
どのジアミン化合物が使用される。しかし、鎖延長剤と
してエチレンジアミンだけを使用した場合、得られる樹
脂の分子量が高くなりすぎてゲル化してしまい、その後
の加工性を損ねるという問題があった。
るため、一般的に鎖延長剤として、エチレンジアミンな
どのジアミン化合物が使用される。しかし、鎖延長剤と
してエチレンジアミンだけを使用した場合、得られる樹
脂の分子量が高くなりすぎてゲル化してしまい、その後
の加工性を損ねるという問題があった。
【0004】そこで、ゲル化を防ぐため、エチレンジア
ミンに、モノアミン化合物の1種であるジエチルアミン
を混合したものが鎖延長剤として使用されている。しか
し、モノアミン化合物のような短鎖のものを鎖延長剤に
混合することにより、ゲル化は防止できるものの、ポリ
ウレタンウレア樹脂のハードセグメントの融点が下が
り、伸長後の回復性の乏しい樹脂となってしまうという
問題があった。
ミンに、モノアミン化合物の1種であるジエチルアミン
を混合したものが鎖延長剤として使用されている。しか
し、モノアミン化合物のような短鎖のものを鎖延長剤に
混合することにより、ゲル化は防止できるものの、ポリ
ウレタンウレア樹脂のハードセグメントの融点が下が
り、伸長後の回復性の乏しい樹脂となってしまうという
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂、およびその製造方法を提
供することにある。
目的は、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂、およびその製造方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、高分子量ポリオールとイソシアネ
ート化合物とを反応させてなるイソシアネート基末端プ
レポリマー(A)と、鎖延長剤(B)とを反応させて得
られる合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂であって、(1)前記高分子量ポリオールとともに、
水酸基価が60以下のモノオールを併用すること、
(2)前記鎖延長剤(B)の少なくとも一部が、ジアミ
ン化合物と、このジアミン化合物に対する配合割合が1
0モル%以下であるモノアミン化合物との混合物である
ことを特徴とする合成皮革用または弾性糸用ポリウレタ
ンウレア樹脂を提供するものである。
め、本発明の第1は、高分子量ポリオールとイソシアネ
ート化合物とを反応させてなるイソシアネート基末端プ
レポリマー(A)と、鎖延長剤(B)とを反応させて得
られる合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂であって、(1)前記高分子量ポリオールとともに、
水酸基価が60以下のモノオールを併用すること、
(2)前記鎖延長剤(B)の少なくとも一部が、ジアミ
ン化合物と、このジアミン化合物に対する配合割合が1
0モル%以下であるモノアミン化合物との混合物である
ことを特徴とする合成皮革用または弾性糸用ポリウレタ
ンウレア樹脂を提供するものである。
【0007】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記高分子量ポリオールが、オキシプロピレン基を
有するポリオキシアルキレンポリオールを含有する合成
皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂を提供す
るものである。
て、前記高分子量ポリオールが、オキシプロピレン基を
有するポリオキシアルキレンポリオールを含有する合成
皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂を提供す
るものである。
【0008】本発明の第3は、前記第1または2の発明
において、前記ポリオキシアルキレンポリオールが、複
合金属シアン化物錯体を重合触媒として製造されるもの
であり、かつ、平均官能基数が2〜4である合成皮革用
または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂を提供するもの
である。
において、前記ポリオキシアルキレンポリオールが、複
合金属シアン化物錯体を重合触媒として製造されるもの
であり、かつ、平均官能基数が2〜4である合成皮革用
または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂を提供するもの
である。
【0009】本発明の第4は、前記第1〜3のいずれか
1つの発明において、前記高分子量ポリオール中におけ
る、前記水酸基価が60以下のモノオールの配合割合が
1〜15モル%である合成皮革用または弾性糸用ポリウ
レタンウレア樹脂を提供するものである。
1つの発明において、前記高分子量ポリオール中におけ
る、前記水酸基価が60以下のモノオールの配合割合が
1〜15モル%である合成皮革用または弾性糸用ポリウ
レタンウレア樹脂を提供するものである。
【0010】本発明の第5は、高分子量ポリオールとイ
ソシアネート化合物とを反応させて得られるイソシアネ
ート基末端プレポリマー(A)に、鎖延長剤(B)を溶
媒中で反応させて重合物を調製した後、この重合物の溶
媒を除去する合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウ
レア樹脂の製造方法であって、(1)前記高分子量ポリ
オールとともに、水酸基価が60以下のモノオールを併
用すること、(2)前記鎖延長剤(B)の少なくとも一
部が、ジアミン化合物と、このジアミン化合物に対する
配合割合が10モル%以下であるモノアミン化合物との
混合物であることを特徴とする合成皮革用または弾性糸
用ポリウレタンウレア樹脂の製造方法を提供するもので
ある。
ソシアネート化合物とを反応させて得られるイソシアネ
ート基末端プレポリマー(A)に、鎖延長剤(B)を溶
媒中で反応させて重合物を調製した後、この重合物の溶
媒を除去する合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウ
レア樹脂の製造方法であって、(1)前記高分子量ポリ
オールとともに、水酸基価が60以下のモノオールを併
用すること、(2)前記鎖延長剤(B)の少なくとも一
部が、ジアミン化合物と、このジアミン化合物に対する
配合割合が10モル%以下であるモノアミン化合物との
混合物であることを特徴とする合成皮革用または弾性糸
用ポリウレタンウレア樹脂の製造方法を提供するもので
ある。
【0011】本発明によれば、高分子量ポリオールとと
もに、水酸基価が60以下のモノオールを併用し、さら
に、鎖延長剤として、ジアミン化合物と、このジアミン
化合物に対する配合割合が10モル%以下であるモノア
ミン化合物との混合物を使用することにより、得られる
重合物溶液が、適度な粘度を有するものとなり、それに
よって、その後の加工処理を良好に行うことができ、さ
らには、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂製品を得ることができる。
もに、水酸基価が60以下のモノオールを併用し、さら
に、鎖延長剤として、ジアミン化合物と、このジアミン
化合物に対する配合割合が10モル%以下であるモノア
ミン化合物との混合物を使用することにより、得られる
重合物溶液が、適度な粘度を有するものとなり、それに
よって、その後の加工処理を良好に行うことができ、さ
らには、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂製品を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明においては、高分子量ポリ
オールとともに、水酸基価が60以下のモノオールを併
用する。水酸基価が60を超えると得られる樹脂が硬く
なり、伸びなどの物性に悪影響がある。なお、水酸基価
が60以下のモノオールの、高分子量ポリオールに対す
る配合割合は1〜15モル%であることが好ましい。配
合割合が1モル%未満では、溶液重合時のゲル化抑制効
果がなくなり、15モル%を超えると、得られる樹脂の
強度が弱くなるため好ましくない。
オールとともに、水酸基価が60以下のモノオールを併
用する。水酸基価が60を超えると得られる樹脂が硬く
なり、伸びなどの物性に悪影響がある。なお、水酸基価
が60以下のモノオールの、高分子量ポリオールに対す
る配合割合は1〜15モル%であることが好ましい。配
合割合が1モル%未満では、溶液重合時のゲル化抑制効
果がなくなり、15モル%を超えると、得られる樹脂の
強度が弱くなるため好ましくない。
【0013】モノオールとしては、例えばプロピレンオ
キシド、エチレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラ
ヒドロフラン等の環状エーテルや、カプロラクトン等の
環状エステルから選ばれた1種または2種以上を、水酸
基価が60以下となるように付加したものを使用するこ
とができ、特に好ましくは、水酸基価が60以下のポリ
オキシプロピレンモノオールを使用することである。
キシド、エチレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラ
ヒドロフラン等の環状エーテルや、カプロラクトン等の
環状エステルから選ばれた1種または2種以上を、水酸
基価が60以下となるように付加したものを使用するこ
とができ、特に好ましくは、水酸基価が60以下のポリ
オキシプロピレンモノオールを使用することである。
【0014】また、本発明における高分子量ポリオール
は、オキシプロピレン基を有するポリオキシアルキレン
ポリオール、または、このオキシプロピレン基を有する
ポリオキシアルキレンポリオールとポリオキシテトラメ
チレンポリオールとの混合物を含有することが好まし
い。混合物の場合、オキシプロピレン基を有するポリオ
キシアルキレンポリオールとポリオキシテトラメチレン
ポリオールの混合割合は、重量比で10〜100/90
〜0が好ましく、30〜100/70〜0がより好まし
い。
は、オキシプロピレン基を有するポリオキシアルキレン
ポリオール、または、このオキシプロピレン基を有する
ポリオキシアルキレンポリオールとポリオキシテトラメ
チレンポリオールとの混合物を含有することが好まし
い。混合物の場合、オキシプロピレン基を有するポリオ
キシアルキレンポリオールとポリオキシテトラメチレン
ポリオールの混合割合は、重量比で10〜100/90
〜0が好ましく、30〜100/70〜0がより好まし
い。
【0015】このような化合物を使用することによっ
て、イソシアネート基末端プレポリマー(以下、単に
「プレポリマー」という)(A)と、鎖延長剤(B)か
ら得られる重合物が、弾力性により優れたものとなる。
て、イソシアネート基末端プレポリマー(以下、単に
「プレポリマー」という)(A)と、鎖延長剤(B)か
ら得られる重合物が、弾力性により優れたものとなる。
【0016】ここで、上記ポリオキシアルキレンポリオ
ールは、多価アルコール、糖類、アルカノールアミン、
多価フェノール等を開始剤として、触媒の存在下、プロ
ピレンオキシドのみ、またはプロピレンオキシドと他の
環状エーテルを開環付加反応させて製造されることが好
ましい。
ールは、多価アルコール、糖類、アルカノールアミン、
多価フェノール等を開始剤として、触媒の存在下、プロ
ピレンオキシドのみ、またはプロピレンオキシドと他の
環状エーテルを開環付加反応させて製造されることが好
ましい。
【0017】他の環状エーテルとしては、エチレンオキ
シド、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオ
キシドなどのアルキレンオキシドなどがある。プロピレ
ンオキシドのみ、またはプロピレンオキシドとエチレン
オキシドを反応させて得られるポリオキシアルキレンポ
リオールが好ましい。
シド、1,2−ブチレンオキシド、2,3−ブチレンオ
キシドなどのアルキレンオキシドなどがある。プロピレ
ンオキシドのみ、またはプロピレンオキシドとエチレン
オキシドを反応させて得られるポリオキシアルキレンポ
リオールが好ましい。
【0018】触媒としては、水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウムなどの汎用アルカリ触媒、水酸化セシウムなど
のセシウム触媒、複合金属シアン化物錯体触媒、ポルフ
ィリン触媒などが好ましく、中でも複合金属シアン化物
錯体触媒が特に好ましい。
トリウムなどの汎用アルカリ触媒、水酸化セシウムなど
のセシウム触媒、複合金属シアン化物錯体触媒、ポルフ
ィリン触媒などが好ましく、中でも複合金属シアン化物
錯体触媒が特に好ましい。
【0019】さらに、上記ポリオキシアルキレンポリオ
ールとしては、複合金属シアン化物錯体を重合触媒とし
て製造されるものが好ましい。また、平均水酸基数が2
〜4であるものが好ましい。特に平均水酸基数が2のも
のが好ましい。
ールとしては、複合金属シアン化物錯体を重合触媒とし
て製造されるものが好ましい。また、平均水酸基数が2
〜4であるものが好ましい。特に平均水酸基数が2のも
のが好ましい。
【0020】具体的には、複合金属シアン化物錯体とし
て、例えばヘキサシアノコバルテート錯体が好ましい。
このような複合金属シアン化物錯体を重合触媒とし、官
能基数2〜4のヒドロキシ化合物を開始剤として、プロ
ピレンオキシド、またはプロピレンオキシドと他の環状
エーテルを開環付加重合させることで得られるポリオキ
シアルキレンポリオールであって、その平均水酸基数が
2〜4であるものを使用することができる。平均水酸基
数が2未満では、得られる樹脂の強度が弱くなり、4を
超えると、溶液重合時にゲル化するため好ましくない。
このようにして製造されたポリオキシアルキレンポリオ
ールは、重合反応に伴う副生成物をほとんど含まないた
め、その分子量分布が狭く、分子量が比較的均一とな
る。このため、このようなポリオキシアルキレンポリオ
ールを使用した場合、より低粘度のプレポリマーを得る
ことが可能である。さらに、プレポリマーを得る際の活
性水素化合物とイソシアネート化合物の反応割合、重合
物溶液の濃度、鎖延長剤におけるモノアミン化合物の割
合の変更により、重合物溶液の粘度の制御が容易にで
き、加工性に優れるので好ましい。また、エチレンオキ
シドを付加する場合は、上記複合金属シアン化物触媒と
ともにアルカリ触媒を併用できる。
て、例えばヘキサシアノコバルテート錯体が好ましい。
このような複合金属シアン化物錯体を重合触媒とし、官
能基数2〜4のヒドロキシ化合物を開始剤として、プロ
ピレンオキシド、またはプロピレンオキシドと他の環状
エーテルを開環付加重合させることで得られるポリオキ
シアルキレンポリオールであって、その平均水酸基数が
2〜4であるものを使用することができる。平均水酸基
数が2未満では、得られる樹脂の強度が弱くなり、4を
超えると、溶液重合時にゲル化するため好ましくない。
このようにして製造されたポリオキシアルキレンポリオ
ールは、重合反応に伴う副生成物をほとんど含まないた
め、その分子量分布が狭く、分子量が比較的均一とな
る。このため、このようなポリオキシアルキレンポリオ
ールを使用した場合、より低粘度のプレポリマーを得る
ことが可能である。さらに、プレポリマーを得る際の活
性水素化合物とイソシアネート化合物の反応割合、重合
物溶液の濃度、鎖延長剤におけるモノアミン化合物の割
合の変更により、重合物溶液の粘度の制御が容易にで
き、加工性に優れるので好ましい。また、エチレンオキ
シドを付加する場合は、上記複合金属シアン化物触媒と
ともにアルカリ触媒を併用できる。
【0021】本発明において、高分子量ポリオールとし
て、上記以外に他のポリオールを使用できる。他のポリ
オールとしては、水酸基を2以上、好ましくは2〜8を
有し、好ましくは水酸基価が5〜60、より好ましくは
20〜60有するものが好ましい。例えば、ポリエステ
ルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリカーボネ
ートポリオール等が挙げられる。
て、上記以外に他のポリオールを使用できる。他のポリ
オールとしては、水酸基を2以上、好ましくは2〜8を
有し、好ましくは水酸基価が5〜60、より好ましくは
20〜60有するものが好ましい。例えば、ポリエステ
ルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリカーボネ
ートポリオール等が挙げられる。
【0022】ポリエステルポリオールとしては、シュウ
酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、セバシン酸、マ
レイン酸、イタコン酸、アジピン酸、マロン酸等の二塩
基酸から選ばれる1種または2種以上の混合物、エチレ
ンジオール、プロピレンジオール、ブチレンジオール、
ネオペンチルジオール,ヘキサメチレンジオール、シク
ロヘキサンメタノール等の低分子量ジオールから選ばれ
る1種または2種以上の混合物、および任意に、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール
などの3官能以上のアルコール化合物から選ばれた1種
または2種以上の混合物を、カルボキシル基に対して水
酸基が過剰となる割合で反応させて得られたものが好ま
しい。
酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、セバシン酸、マ
レイン酸、イタコン酸、アジピン酸、マロン酸等の二塩
基酸から選ばれる1種または2種以上の混合物、エチレ
ンジオール、プロピレンジオール、ブチレンジオール、
ネオペンチルジオール,ヘキサメチレンジオール、シク
ロヘキサンメタノール等の低分子量ジオールから選ばれ
る1種または2種以上の混合物、および任意に、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール
などの3官能以上のアルコール化合物から選ばれた1種
または2種以上の混合物を、カルボキシル基に対して水
酸基が過剰となる割合で反応させて得られたものが好ま
しい。
【0023】また、水酸基に対してカルボキシル基が過
剰となる割合で反応させて得られた末端にカルボキシル
基を有するポリエステルに、例えばポリオキシエチレン
ジオール、ポリオキシプロピレンジオール、ポリオキシ
テトラメチレンジオール、ポリオキシペンタメチレンジ
オール等のポリオキシアルキレンジオールをさらに反応
させて得られるポリエステル−ポリオキシアルキレンポ
リオールも使用できる。
剰となる割合で反応させて得られた末端にカルボキシル
基を有するポリエステルに、例えばポリオキシエチレン
ジオール、ポリオキシプロピレンジオール、ポリオキシ
テトラメチレンジオール、ポリオキシペンタメチレンジ
オール等のポリオキシアルキレンジオールをさらに反応
させて得られるポリエステル−ポリオキシアルキレンポ
リオールも使用できる。
【0024】ポリラクトンジオールとしては、γ−ブチ
ロラクトンやε−カプロラクトン等を開環重合して得ら
れるものが好ましい。
ロラクトンやε−カプロラクトン等を開環重合して得ら
れるものが好ましい。
【0025】ポリカーボネートジオールとしては、アル
キレンカーボネート類と1,4−ブタンジオール、1,
3−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール等との反応により得られるポ
リ(ブタン−1,4−カーボネート)ジオール、ポリ
(ペンタン−1,5−カーボネート)ジオール、ポリ
(ヘキサン−1,6−カーボネート)ジオールおよびそ
れらの共重合体ならびに混合物から得られるポリカーボ
ネートジオールが好ましい。
キレンカーボネート類と1,4−ブタンジオール、1,
3−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール等との反応により得られるポ
リ(ブタン−1,4−カーボネート)ジオール、ポリ
(ペンタン−1,5−カーボネート)ジオール、ポリ
(ヘキサン−1,6−カーボネート)ジオールおよびそ
れらの共重合体ならびに混合物から得られるポリカーボ
ネートジオールが好ましい。
【0026】本発明で使用されるイソシアネート化合物
としては、ジイソシアネート化合物が好ましい。具体的
には、1,3−プロパンジイソシアネート、1,4−ブ
タンジイソシアネート、1,5−ペンタンジイソシアネ
ート、1,6−ヘキサンジイソシアネート、3−メチル
ヘキサン−1,6−ジイソシアネート、および3,3−
ジメチルペンタン−1,5−ジイソシアネート等の脂肪
族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,3−および1,4−シクロヘキシレンジイソシアネ
ートのような脂環族ジイソシアネート、m−キシリレン
ジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネート、
α,α,α’,α’−テトラメチル−p−キシリレンジ
イソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、1,
5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフタレン
ジイソシアネート、トリジンジイソシアネート等の芳香
族ジイソシアネートが挙げられる。
としては、ジイソシアネート化合物が好ましい。具体的
には、1,3−プロパンジイソシアネート、1,4−ブ
タンジイソシアネート、1,5−ペンタンジイソシアネ
ート、1,6−ヘキサンジイソシアネート、3−メチル
ヘキサン−1,6−ジイソシアネート、および3,3−
ジメチルペンタン−1,5−ジイソシアネート等の脂肪
族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
1,3−および1,4−シクロヘキシレンジイソシアネ
ートのような脂環族ジイソシアネート、m−キシリレン
ジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネート、
α,α,α’,α’−テトラメチル−p−キシリレンジ
イソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネー
ト、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネート、1,
5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフタレン
ジイソシアネート、トリジンジイソシアネート等の芳香
族ジイソシアネートが挙げられる。
【0027】本発明では、高分子量ポリオールとモノオ
ールからなる活性水素化合物とイソシアネート化合物と
を反応させてプレポリマーを製造する。活性水素化合物
とイソシアネート化合物との反応割合(イソシアネート
基のモル数/水酸基のモル数)は1.2〜3.0の範囲
が好ましく、より好ましくは1.4〜1.8の範囲であ
る。上記比の値が、1.2未満では、鎖延長剤を反応さ
せて得られるポリウレタンウレア重合物の粘度が非常に
高くなり、加工が困難となり、3.0を超えると、鎖延
長剤を反応させて得られるポリウレタンウレア重合物の
紡糸性が悪くなるため好ましくない。
ールからなる活性水素化合物とイソシアネート化合物と
を反応させてプレポリマーを製造する。活性水素化合物
とイソシアネート化合物との反応割合(イソシアネート
基のモル数/水酸基のモル数)は1.2〜3.0の範囲
が好ましく、より好ましくは1.4〜1.8の範囲であ
る。上記比の値が、1.2未満では、鎖延長剤を反応さ
せて得られるポリウレタンウレア重合物の粘度が非常に
高くなり、加工が困難となり、3.0を超えると、鎖延
長剤を反応させて得られるポリウレタンウレア重合物の
紡糸性が悪くなるため好ましくない。
【0028】一方、本発明において使用される活性水素
基を含む鎖延長剤(B)としては、その少なくとも一部
に、ジアミン化合物(2つのアミノ基を有する化合物を
意味する)と、このジアミン化合物に対する配合割合が
10モル%以下であるモノアミン化合物(1つのアミノ
基を有する化合物を意味する)との混合物を使用する。
ここで、モノアミン化合物として、例えばジエチルアミ
ンが挙げられるが、この配合量が、多くなるほど分子が
切断されやすくなり、重合物の弾性等の特性が悪くなる
ため、全く使用しないか、あるいは10モル%以下とい
った少ない量に抑えることが好ましい。
基を含む鎖延長剤(B)としては、その少なくとも一部
に、ジアミン化合物(2つのアミノ基を有する化合物を
意味する)と、このジアミン化合物に対する配合割合が
10モル%以下であるモノアミン化合物(1つのアミノ
基を有する化合物を意味する)との混合物を使用する。
ここで、モノアミン化合物として、例えばジエチルアミ
ンが挙げられるが、この配合量が、多くなるほど分子が
切断されやすくなり、重合物の弾性等の特性が悪くなる
ため、全く使用しないか、あるいは10モル%以下とい
った少ない量に抑えることが好ましい。
【0029】また、ジアミン化合物としては、通常使用
されるエチレンジアミン、シクロヘキシルジアミンなど
の脂環族ジアミン化合物等の他、芳香族系ジアミン化合
物および芳香族環に結合した脂肪族鎖を介してアミノ基
が結合した脂肪族ジアミン化合物といった芳香族環を有
するジアミン化合物を使用することができる。
されるエチレンジアミン、シクロヘキシルジアミンなど
の脂環族ジアミン化合物等の他、芳香族系ジアミン化合
物および芳香族環に結合した脂肪族鎖を介してアミノ基
が結合した脂肪族ジアミン化合物といった芳香族環を有
するジアミン化合物を使用することができる。
【0030】芳香族環を有するジアミン化合物として
は、ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノトルエン、
2,6−ジアミノトルエン、4,4’−ジアミノジフェ
ニルメタン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ
ジフェニルメタン、3,3’−ジエチル−4,4’−ジ
アミノジフェニルメタン、3,5−ジエチル−2,4−
ジアミノトルエン、3,5−ジエチル−2,6−ジアミ
ノトルエン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレン
ジアミン等が挙げられ、これらのうち、m−キシリレン
ジアミンを使用することが好ましい。
は、ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノトルエン、
2,6−ジアミノトルエン、4,4’−ジアミノジフェ
ニルメタン、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノ
ジフェニルメタン、3,3’−ジエチル−4,4’−ジ
アミノジフェニルメタン、3,5−ジエチル−2,4−
ジアミノトルエン、3,5−ジエチル−2,6−ジアミ
ノトルエン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレン
ジアミン等が挙げられ、これらのうち、m−キシリレン
ジアミンを使用することが好ましい。
【0031】本発明の合成皮革用または弾性糸用ポリウ
レタンウレア樹脂は、まず、水酸基価が60以下のモノ
オールと高分子量ポリオールからなる活性水素化合物
と、イソシアネート化合物とを反応させて、末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーを合成し、これを、
例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒に
溶解してプレポリマー溶液を得る。
レタンウレア樹脂は、まず、水酸基価が60以下のモノ
オールと高分子量ポリオールからなる活性水素化合物
と、イソシアネート化合物とを反応させて、末端にイソ
シアネート基を有するプレポリマーを合成し、これを、
例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒に
溶解してプレポリマー溶液を得る。
【0032】その後、このプレポリマー溶液に、ジアミ
ン化合物の単独物、あるいはそれと少量のモノアミン化
合物との混合物を鎖延長剤として加えて、重合反応を行
うことにより、濃度が15〜40重量%のポリウレタン
ウレア重合物溶液を得る。
ン化合物の単独物、あるいはそれと少量のモノアミン化
合物との混合物を鎖延長剤として加えて、重合反応を行
うことにより、濃度が15〜40重量%のポリウレタン
ウレア重合物溶液を得る。
【0033】こうして得られる重合物溶液は、適度な粘
度を有するものとなり、それによって、その後の加工処
理を良好に行うことができるようになる。
度を有するものとなり、それによって、その後の加工処
理を良好に行うことができるようになる。
【0034】なお、使用される鎖延長剤の量は、プレポ
リマー溶液中のイソシアネート基のモル数とアミン化合
物中のアミノ基のモル数との比が1.4〜1.02の範
囲が好ましい。この範囲外では、ポリマー分子量が大き
くなりすぎたり小さくなりすぎるなどして成形すること
が困難であったり、また樹脂の強度が十分に得られない
ため好ましくない。
リマー溶液中のイソシアネート基のモル数とアミン化合
物中のアミノ基のモル数との比が1.4〜1.02の範
囲が好ましい。この範囲外では、ポリマー分子量が大き
くなりすぎたり小さくなりすぎるなどして成形すること
が困難であったり、また樹脂の強度が十分に得られない
ため好ましくない。
【0035】さらに、重合反応を行う際の温度は0〜3
0℃が好ましい。温度が0℃未満ではプレポリマーの溶
解性が低下し、反応系が不均一になり、30℃を超える
とイソシアネート基とアミノ基との反応が異常に速くな
って反応を制御しにくくなるため好ましくない。
0℃が好ましい。温度が0℃未満ではプレポリマーの溶
解性が低下し、反応系が不均一になり、30℃を超える
とイソシアネート基とアミノ基との反応が異常に速くな
って反応を制御しにくくなるため好ましくない。
【0036】次に、得られたポリウレタンウレア重合物
溶液から溶媒を除去しながら硬化させることにより、本
発明の合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂を製造することができる。なお、本発明における合成
皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂には、酸
化防止剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤を加えること
もできる。
溶液から溶媒を除去しながら硬化させることにより、本
発明の合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂を製造することができる。なお、本発明における合成
皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂には、酸
化防止剤、紫外線吸収剤などの各種添加剤を加えること
もできる。
【0037】また、本発明の合成皮革用または弾性糸用
ポリウレタンウレア樹脂は、合成皮革の他、ストッキン
グ、パンツなど下着類、紙おむつ、靴下などの弾性糸に
利用できる。
ポリウレタンウレア樹脂は、合成皮革の他、ストッキン
グ、パンツなど下着類、紙おむつ、靴下などの弾性糸に
利用できる。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。なお、実施例および比較例における回復率
(%)は、JIS−K 7311で使用するダンベル片
を使用して試験を行い、300%伸長後の初期寸法に対
する寸法変化率の逆数を%表示したものである。
説明する。なお、実施例および比較例における回復率
(%)は、JIS−K 7311で使用するダンベル片
を使用して試験を行い、300%伸長後の初期寸法に対
する寸法変化率の逆数を%表示したものである。
【0039】製造例1(モノオールおよびポリオールの
製造1) 後述するポリウレタンエラストマーの原料として、下記
のモノオールおよびポリオキシアルキレンポリオール
(以下、ポリオールという)を製造した。モノオール
A、BまたはポリオールCは、分子量400のポリオキ
シプロピレンジオール(PPG)、またはt−ブチルア
ルコール(t−BuOH)を開始剤とし、亜鉛ヘキサシ
アノコバルテート錯体を触媒としてプロピレンオキシド
を付加し、次いで該触媒を失活させた後、精製して触媒
成分を除去して製造した。また、ポリオールDは、グリ
セリンを開始剤とし、亜鉛ヘキサシアノコバルテート錯
体を触媒としてプロピレンオキシドを付加し、次いで該
触媒を失活させた後、アルカリ触媒を用いてエチレンオ
キシドを付加し、その後精製して触媒成分を除去して製
造した。
製造1) 後述するポリウレタンエラストマーの原料として、下記
のモノオールおよびポリオキシアルキレンポリオール
(以下、ポリオールという)を製造した。モノオール
A、BまたはポリオールCは、分子量400のポリオキ
シプロピレンジオール(PPG)、またはt−ブチルア
ルコール(t−BuOH)を開始剤とし、亜鉛ヘキサシ
アノコバルテート錯体を触媒としてプロピレンオキシド
を付加し、次いで該触媒を失活させた後、精製して触媒
成分を除去して製造した。また、ポリオールDは、グリ
セリンを開始剤とし、亜鉛ヘキサシアノコバルテート錯
体を触媒としてプロピレンオキシドを付加し、次いで該
触媒を失活させた後、アルカリ触媒を用いてエチレンオ
キシドを付加し、その後精製して触媒成分を除去して製
造した。
【0040】こうして得られたモノオールA、Bおよび
ポリオールC、Dについて、水酸基数(N)、オキシエ
チレン基含有量(EO)、水酸基価(X)を表1に示
す。
ポリオールC、Dについて、水酸基数(N)、オキシエ
チレン基含有量(EO)、水酸基価(X)を表1に示
す。
【0041】
【表1】
【0042】実施例1 水酸基価が56のポリオキシテトラメチレンジオール9
60重量部(以下、部という)、モノオールAの40
部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹拌しな
がら反応させて、両末端にイソシアネート基を有するプ
レポリマーを得た。このプレポリマーのイソシアネート
基含有量は2.0重量%であった。
60重量部(以下、部という)、モノオールAの40
部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹拌しな
がら反応させて、両末端にイソシアネート基を有するプ
レポリマーを得た。このプレポリマーのイソシアネート
基含有量は2.0重量%であった。
【0043】次に、このプレポリマーをN,N’−ジメ
チルアセトアミド(以下、DMAcという)に溶解し
て、固形分濃度30重量%のプレポリマー溶液を得た。
さらにエチレンジアミン(以下、EDAという)15.
4部とジエチルアミン(以下、DEAという)2.0部
を含むDMAc溶液を、激しく撹拌しながらプレポリマ
ー溶液へ加え重合反応を行ってポリウレタンウレア重合
物溶液を得た。この時、EDAとDEAのモル比は、9
5/5であった。このポリウレタンウレア重合物溶液の
粘度を表2に示す。
チルアセトアミド(以下、DMAcという)に溶解し
て、固形分濃度30重量%のプレポリマー溶液を得た。
さらにエチレンジアミン(以下、EDAという)15.
4部とジエチルアミン(以下、DEAという)2.0部
を含むDMAc溶液を、激しく撹拌しながらプレポリマ
ー溶液へ加え重合反応を行ってポリウレタンウレア重合
物溶液を得た。この時、EDAとDEAのモル比は、9
5/5であった。このポリウレタンウレア重合物溶液の
粘度を表2に示す。
【0044】さらに、得られた重合物溶液からDMAc
を蒸発させ、重合物を乾固し、厚さ200μmのフィル
ム状の試料を作成した。これを室温で10日間養生した
後、回復率を測定した。その結果を表2に示す。
を蒸発させ、重合物を乾固し、厚さ200μmのフィル
ム状の試料を作成した。これを室温で10日間養生した
後、回復率を測定した。その結果を表2に示す。
【0045】実施例2 水酸基価が56のポリエステルポリオール(商品名「N
−4042」 日本ポリウレタン工業社製:エチレンジ
オールと1,4−ブタンジオールとアジピン酸とを反応
させて得られるポリエステルポリオール)920部、モ
ノオールBの80部、および4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃
で6時間撹枠しながら反応させて、両末端にイソシアネ
ート基を有するプレポリマーを得た。このプレポリマー
のイソシアネート基含有率は2.1重量%であった。
−4042」 日本ポリウレタン工業社製:エチレンジ
オールと1,4−ブタンジオールとアジピン酸とを反応
させて得られるポリエステルポリオール)920部、モ
ノオールBの80部、および4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃
で6時間撹枠しながら反応させて、両末端にイソシアネ
ート基を有するプレポリマーを得た。このプレポリマー
のイソシアネート基含有率は2.1重量%であった。
【0046】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
Aの16.4部とDEAの2.1部を含むDMAc溶液
を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反
応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この
時、EDAとDEAのモル比は、95/5であった。こ
のポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
Aの16.4部とDEAの2.1部を含むDMAc溶液
を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反
応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この
時、EDAとDEAのモル比は、95/5であった。こ
のポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
【0047】また、得られた重合物溶液から実施例1と
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
【0048】実施例3 ポリオールCの650部,ポリオールDの330部、モ
ノオールBの20部、および4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃
で6時間撹枠しながら反応させて、両末端にイソシアネ
ート基を有するプレポリマーを得た。このプレポリマー
のイソシアネート基含有量は1.5重量%であった。
ノオールBの20部、および4,4’−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃
で6時間撹枠しながら反応させて、両末端にイソシアネ
ート基を有するプレポリマーを得た。このプレポリマー
のイソシアネート基含有量は1.5重量%であった。
【0049】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
Aの10.0部とDEAの1.28部を含むDMAc溶
液を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合
反応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。こ
の時、EDAとDEAのモル比は、95/5であった。
このポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示
す。
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
Aの10.0部とDEAの1.28部を含むDMAc溶
液を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合
反応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。こ
の時、EDAとDEAのモル比は、95/5であった。
このポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示
す。
【0050】また、得られた重合物溶液から実施例1と
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
【0051】実施例4 ポリオールCの236部、ポリオールDの49部、水酸
基価が56のポリオキシオキシテトラメチレンジオール
700部、モノオールAの45部、および4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート200部を窒素ガス雰
囲気中80℃で6時間撹枠しながら反応させて、両末端
にイソシアネート基を有するプレポリマーを得た。この
プレポリマーのイソシアネート基含有量は1.9重量%
であった。
基価が56のポリオキシオキシテトラメチレンジオール
700部、モノオールAの45部、および4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネート200部を窒素ガス雰
囲気中80℃で6時間撹枠しながら反応させて、両末端
にイソシアネート基を有するプレポリマーを得た。この
プレポリマーのイソシアネート基含有量は1.9重量%
であった。
【0052】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して,固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A18.6部とDEA2.3部を含むDMAc溶液を、
激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反応を
行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この時、
EDAとDEAのモル比は、95/5であった。このポ
リウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
して,固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A18.6部とDEA2.3部を含むDMAc溶液を、
激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反応を
行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この時、
EDAとDEAのモル比は、95/5であった。このポ
リウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
【0053】また、得られた重合物溶液から実施例1と
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
【0054】比較例1 水酸基価が56のポリオキシテトラメチレンジオール1
000部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹
枠しながら反応させて、両末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを得た。このプレポリマーのイソシア
ネート基含有量は1.9重量%であった。
000部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹
枠しながら反応させて、両末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを得た。このプレポリマーのイソシア
ネート基含有量は1.9重量%であった。
【0055】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して,固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A12.2部およびDEA9.9部を含むDMAc溶液
を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反
応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この
時、EDAとDEAのモル比は、75/25であった。
このポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示
す。
して,固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A12.2部およびDEA9.9部を含むDMAc溶液
を、激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反
応を行ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この
時、EDAとDEAのモル比は、75/25であった。
このポリウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示
す。
【0056】また、得られた重合物溶液から実施例1と
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
【0057】比較例2 水酸基価が56のポリオキシテトラメチレンジオール1
000部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹
枠しながら反応させて、両末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを得た。このプレポリマーのイソシア
ネート基含有量は1.9重量%であった。
000部、および4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート200部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹
枠しながら反応させて、両末端にイソシアネート基を有
するプレポリマーを得た。このプレポリマーのイソシア
ネート基含有量は1.9重量%であった。
【0058】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A15.4部とDEA2.0部を含むDMAc溶液を、
激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反応を
行ったところゲル状物となった。この時、EDAとDE
Aのモル比は、95/5であった。
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A15.4部とDEA2.0部を含むDMAc溶液を、
激しく撹拌しながらプレポリマー溶液へ加え重合反応を
行ったところゲル状物となった。この時、EDAとDE
Aのモル比は、95/5であった。
【0059】比較例3 水酸基価が56のポリエステルポリオール(商品名「N
−4042」)987部、セチルアルコール13部、お
よび4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート20
0部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹枠して反応さ
せて、両末端にイソシアネート基を有するプレポリマー
を得た。このプレポリマーのイソシアネート基含有量は
1.9重量%であった。
−4042」)987部、セチルアルコール13部、お
よび4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート20
0部を窒素ガス雰囲気中80℃で6時間撹枠して反応さ
せて、両末端にイソシアネート基を有するプレポリマー
を得た。このプレポリマーのイソシアネート基含有量は
1.9重量%であった。
【0060】次に、このプレポリマーをDMAcに溶解
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A16.4部とDEA2.1部を含むDMAc溶液を、
激しく撹半されたプレポリマー溶液へ加え重合反応を行
ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この時、E
DAとDEAのモル比は、95/5であった。このポリ
ウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
して、固形分濃度30重量%の溶液を得た。さらにED
A16.4部とDEA2.1部を含むDMAc溶液を、
激しく撹半されたプレポリマー溶液へ加え重合反応を行
ってポリウレタンウレア重合物溶液を得た。この時、E
DAとDEAのモル比は、95/5であった。このポリ
ウレタンウレア重合物溶液の粘度を表2に示す。
【0061】また、得られた重合物溶液から実施例1と
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
同様にして試料を作成し、回復率を測定した。その結果
を表2に示す。
【0062】
【表2】
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、加工処理前の重合物溶液が、適度な粘度を有するも
のとなり、それによって、その後の加工処理を良好に行
うことができ、さらには、機械的強度や永久歪み特性が
良好で、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂製品を得ることができる。
ば、加工処理前の重合物溶液が、適度な粘度を有するも
のとなり、それによって、その後の加工処理を良好に行
うことができ、さらには、機械的強度や永久歪み特性が
良好で、伸長後の回復性に優れた合成皮革用または弾性
糸用ポリウレタンウレア樹脂製品を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA06 BA07 BA08 CA13 CA15 CB03 CB07 CC03 CC12 CC23 CC26 CC45 CC52 CC61 CC62 CC67 DA01 DB01 DB03 DB04 DB05 DB07 DF01 DF02 DF12 DF16 DF20 DG03 DG04 DG05 DG06 DG09 DG14 DG16 DG23 DH02 DH06 GA55 HA01 HA07 HB11 HC03 HC12 HC13 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 JA02 JA14 JA42 KA01 KB01 KC02 KC03 KC35 KD07 KD11 KE02 QA02 RA03 RA09
Claims (5)
- 【請求項1】高分子量ポリオールとイソシアネート化合
物とを反応させてなるイソシアネート基末端プレポリマ
ー(A)と、鎖延長剤(B)とを反応させて得られる合
成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂であっ
て、(1)前記高分子量ポリオールとともに、水酸基価
が60以下のモノオールを併用すること、(2)前記鎖
延長剤(B)の少なくとも一部が、ジアミン化合物と、
このジアミン化合物に対する配合割合が10モル%以下
であるモノアミン化合物との混合物であることを特徴と
する合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂。 - 【請求項2】前記高分子量ポリオールが、オキシプロピ
レン基を有するポリオキシアルキレンポリオールを含有
する請求項1記載の合成皮革用または弾性糸用ポリウレ
タンウレア樹脂。 - 【請求項3】前記ポリオキシアルキレンポリオールが、
複合金属シアン化物錯体を重合触媒として製造されるも
のであり、かつ、平均官能基数が2〜4である請求項2
記載の合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹
脂。 - 【請求項4】前記高分子量ポリオールに対する、前記水
酸基価が60以下のモノオールの配合割合が1〜15モ
ル%である請求項1〜3のいずれか1つに記載の合成皮
革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂。 - 【請求項5】高分子量ポリオールとイソシアネート化合
物とを反応させて得られるイソシアネート基末端プレポ
リマー(A)に、鎖延長剤(B)を溶媒中で反応させて
重合物を調製した後、この重合物の溶媒を除去する合成
皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂の製造方
法であって、(1)前記高分子量ポリオールとともに、
水酸基価が60以下のモノオールを併用すること、
(2)前記鎖延長剤(B)の少なくとも一部が、ジアミ
ン化合物と、このジアミン化合物に対する配合割合が1
0モル%以下であるモノアミン化合物との混合物である
ことを特徴とする合成皮革用または弾性糸用ポリウレタ
ンウレア樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278206A JP2000103831A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278206A JP2000103831A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 合成皮革用または弾性糸用ポリウレタンウレア樹脂およびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503996B1 (en) | 2001-11-14 | 2003-01-07 | Dupont Dow Elastomers L.L.C. | High-uniformity spandex and process for making spandex |
WO2010104084A1 (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-16 | 旭硝子株式会社 | 軟質ポリウレタンフォーム製微生物担持体の製造方法および軟質ポリウレタンフォーム製微生物担持体 |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10278206A patent/JP2000103831A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6503996B1 (en) | 2001-11-14 | 2003-01-07 | Dupont Dow Elastomers L.L.C. | High-uniformity spandex and process for making spandex |
WO2010104084A1 (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-16 | 旭硝子株式会社 | 軟質ポリウレタンフォーム製微生物担持体の製造方法および軟質ポリウレタンフォーム製微生物担持体 |
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