JP2000101969A - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

再生装置及び再生方法

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JP2000101969A JP26369898A JP26369898A JP2000101969A JP 2000101969 A JP2000101969 A JP 2000101969A JP 26369898 A JP26369898 A JP 26369898A JP 26369898 A JP26369898 A JP 26369898A JP 2000101969 A JP2000101969 A JP 2000101969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG方式等により画像データが圧縮され
てなる符号化データの逆方向再生をより高速に行えるよ
うにする。 【解決手段】 逆方向再生を行うときに、複数のフレー
ムメモリを用いる。そして、各画面を順次復号して、復
号した各画面をフレームメモリに順次保存していくとと
もに、空いているフレームメモリがないときには、最初
に復号した画面が保存されているフレームメモリから順
次上書きしていく。そして、再生対象の画面まで復号が
進み、再生対象の画面の復号が完了したら、そこで復号
を一時停止して、再生対象の画面をフレームメモリから
読み出して表示する。再生対象の画面の表示がなされた
ら、表示の終わった画面が保存されていたフレームメモ
リを空きとして、まだフレームメモリにデータが保存さ
れている画面に連続する画面が復号されるように復号処
理を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG方式等に
より圧縮された符号化データを再生する再生装置及び再
生方法に関するものであり、より詳しくは、そのような
再生装置及び再生方法における逆方向再生技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、動画像を複数フレームにわた
る時間軸方向の相関を利用して圧縮する方式として、M
PEG(Motion Picture Cording Experts Group)方式が
広く用いられている。例えば、MPEG方式を採用した
ビデオに関して、ISO-13818-2において規格化されてい
る。
【0003】MPEG方式では、ランダムアクセスを可
能とするために、画面内だけの閉じた情報による符号化
画像であるフレーム内予測符号化画像を定期的に挿入
し、このフレーム内予測符号化画像が少なくとも1枚入
った画面群構造を持つようにしている。これをGOP
(Group Of Pictures)と呼ぶ。
【0004】このようなMPEG方式におけるGOPの
構造について、GOP構造の一例を示す図7を参照して
説明する。
【0005】MPEG方式では、画像に、Iピクチャ、
Pピクチャ、Bピクチャという3つのタイプを規定して
いる。Iピクチャは、フレーム内予測符号化画像であ
る。Pピクチャは、すでに符号化された時間的に前のフ
レームを参照して作られるフレーム間順方向予測符号化
画像である。Bピクチャは、時間的に前後の2フレーム
を参照して予測する双方向予測符号化画像である。そし
て、MPEG方式において、1つのGOPには、少なく
とも一つのIピクチャが含まれる。
【0006】図7は、このようなGOPの構造の一例を
示している。なお、図7(a)は、復号の処理順序(デ
コーディングオーダー)に従って各ピクチャが並んだG
OPの構造を示しており、図7(b)は、原画面の順序
(プレゼンテーションオーダー)に従って各ピクチャが
並んだ状態を示している。
【0007】図7の例において、1つのGOPは、15
フレームで構成され、1枚のIピクチャと、4枚のPピ
クチャと、10枚のBピクチャとからなる。なお、図7
において、ピクチャI,P,Bに付された添え字は、そ
れらのピクチャのプレゼンテーションオーダーを示して
いる。
【0008】図7の例において、例えば、ピクチャI2
は、それ単独で符号化されており、ピクチャP5は、ピ
クチャI2を参照してフレーム間予測符号化されてお
り、ピクチャB3,B4は、ピクチャI2及びピクチャP5
の2つを参照してフレーム間予測符号化されている。し
たがって、ピクチャI2は、それ単独で復号できるが、
ピクチャP5の復号には、ピクチャI2を復号したデータ
が必要であり、ピクチャB3,B4の復号には、ピクチャ
2及びピクチャP5を復号したデータが必要である。
【0009】このように、MPEG方式では、双方向予
測符号化画像であるBピクチャが存在するため、例えば
図7(a)と図7(b)とに示すように、符号化処理や
復号処理の処理順序と、原画面の順序とが異なるものと
なる。すなわち、例えば図7(a)に示すような順序で
復号された各ピクチャを、図7(b)のような適切な順
序に並び替えて表示することで、もとの動画像が復元さ
れる。したがって、符号化されたフレームを復号するに
は、I,P,Bの各ピクチャの相関を考慮しながら、正
しい順序で順次復号していく作業を必要とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなMPEG
方式で符号化されたデータは、時間軸方向に対して逆方
向の再生(以下、単に逆方向再生と称する。)を高速に
行うことが難しいという問題があった。以下、この問題
について説明する。
【0011】例えば、図7の例において、ピクチャB12
から逆方向再生する場合には、B12,P11,B10
9,P8,B7,B6,P5,B4,B3,I2,B1,B0
・・・という順番でピクチャを表示しなければならな
い。
【0012】しかし、上述したように、MPEG方式で
は、時間軸方向に従って順次復号していく必要があるこ
とから、例えばピクチャB12を復号するためには、
2,P5,P8,P11,P14をこの順に復号していかな
ければならない。そして、ピクチャB12の復号が完了
し、次にピクチャP11を復号するためには、再度、
2,P5,P8を復号していかなければならない。
【0013】更に表示が進み、ピクチャB1を復号する
必要が生じた時点では、図7の例では、1つ前のGOP
の最後のPピクチャがピクチャB1の復号に必要となっ
ているので、1つ前のGOPのI2,P5,P8,P11
14の各ピクチャを順次復号していかなければならな
い。
【0014】このように、GOP先頭から順次復号して
いく処理は、逆方向再生時に、各ピクチャを表示する毎
に行われる。そこで、各ピクチャの表示間隔を一定にす
るためには、復号過程に要する最大時間で律速する必要
がある。このため、逆方向再生の速度に制限が加わり、
従来は、逆方向再生を高速に行うことができなかった。
【0015】なお、この問題は、MPEG方式で符号化
されたデータを逆方向再生するときに限らず、複数フレ
ームにわたる時間軸方向の相関を利用して圧縮された符
号化データを逆方向再生するときに共通の問題である。
【0016】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、MPEG方式等により画像デ
ータが圧縮されてなる符号化データの逆方向再生をより
高速に行うことが可能な再生装置及び再生方法を提供す
ることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る再生装置
は、画像データが複数フレームにわたる時間軸方向の相
関を利用して圧縮された符号化データを再生する再生装
置であって、符号化データを復号する復号手段と、復号
手段によって復号された画面のデータが保存されるフレ
ームメモリとを有する。そして、符号化データを時間軸
方向に対して逆方向に再生する際に、下記の第1乃至第
3の処理を順次繰り返し行う。
【0018】(a)各画面の符号化データを順次復号し
て、復号した各画面のデータをフレームメモリに順次保
存していくとともに、空いているフレームメモリがない
ときには、最初に復号した画面のデータが保存されてい
るフレームメモリから順次上書きしていく第1の処理。
【0019】(b)再生対象の画面まで復号が進み、再
生対象の画面の復号が完了したら、再生対象の画面のデ
ータをフレームメモリから読み出して、当該画面のデー
タを出力する第2の処理。
【0020】(c)再生対象の画面のデータの出力がな
されたら、出力の終わった画面のデータが保存されてい
たフレームメモリを空きとして、まだフレームメモリに
データが保存されている画面に連続する画面のデータが
復号されるように復号処理を行う第3の処理。
【0021】なお、上記符号化データに、フレーム内予
測符号化画像のデータと、フレーム間順方向予測符号化
画像のデータと、双方向予測符号化画像のデータとが含
まれる場合、上記第1の処理では、双方向予測符号化画
像の一部を飛ばして、各画面の符号化データを順次復号
していくようにしてもよい。
【0022】以上のような本発明に係る再生装置では、
フレームメモリを用いて上記第1乃至第3の処理を順次
繰り返し行うことで逆方向再生を行うようにしているの
で、逆方向再生時に繰り返し同じフレームを復号すると
いう処理を削減することができる。すなわち、本発明に
係る再生装置では、より少ない回数の復号処理にて、逆
方向再生を行うことができる。
【0023】また、本発明に係る再生方法は、画像デー
タが複数フレームにわたる時間軸方向の相関を利用して
圧縮された符号化データを、時間軸方向に対して逆方向
に再生する再生方法であって、下記の第1乃至第3の処
理を順次繰り返し行うことで、符号化データを時間軸方
向に対して逆方向に順次再生する。
【0024】(a)各画面の符号化データを順次復号し
て、復号した各画面のデータをフレームメモリに順次保
存していくとともに、空いているフレームメモリがない
ときには、最初に復号した画面のデータが保存されてい
るフレームメモリから順次上書きしていく第1の処理。
【0025】(b)再生対象の画面まで復号が進み、再
生対象の画面の復号が完了したら、再生対象の画面のデ
ータをフレームメモリから読み出して、当該画面のデー
タを出力する第2の処理。
【0026】(c)再生対象の画面のデータの出力がな
されたら、出力の終わった画面のデータが保存されてい
たフレームメモリを空きとして、まだフレームメモリに
データが保存されている画面に連続する画面のデータが
復号されるように復号処理を行う第3の処理。
【0027】なお、上記符号化データに、フレーム内予
測符号化画像のデータと、フレーム間順方向予測符号化
画像のデータと、双方向予測符号化画像のデータとが含
まれる場合、上記第1の処理では、双方向予測符号化画
像の一部を飛ばして、各画面の符号化データを順次復号
していくようにしてもよい。
【0028】以上のような本発明に係る再生方法では、
フレームメモリを用いて上記第1乃至第3の処理を順次
繰り返し行うことで逆方向再生を行うようにしているの
で、逆方向再生時に繰り返し同じフレームを復号すると
いう処理を削減することができる。すなわち、本発明に
係る再生方法では、より少ない回数の復号処理にて、逆
方向再生を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0030】本発明を適用した再生装置の一構成例を図
1に示す。この再生装置1は、逆方向再生機能を有して
おり、図1に示すように、ドライブ装置2と、RF処理
部3と、デマルチプレクサ4と、ビデオバッファ5と、
復号器6と、復号切替器7と、メモリ8と、表示切替器
9と、ビデオデコーダ10と、表示装置11と、制御装
置12とを備えている。
【0031】ドライブ装置2は、光ディスク等の記録媒
体20からデータを読み出して、RF信号として出力す
る。RF処理部3は、ドライブ装置2からRF信号を受
け取り、当該RF信号に対して波形等化及び2値化等の
所定の信号処理を施して再生データを生成し、当該再生
データを出力する。
【0032】デマルチプレクサ4は、RF処理部3から
再生データを受け取り、当該再生データの多重化をほど
き、MEPG方式のビデオデータとする。ビデオバッフ
ァ5は、デマルチプレクサ4からビデオデータを受け取
り、当該ビデオデータを一時的に保存するとともに、当
該ビデオデータを適切なタイミングにて復号器6に供給
する。
【0033】復号器6は、ビデオバッファ5からビデオ
データを受け取り、当該ビデオデータを復号してもとの
ピクチャのデータとする。メモリ8は、5ピクチャ分の
フレームメモリからなり、復号器6により復号されたピ
クチャのデータを受け取り、当該データをいずれかのフ
レームメモリに保存する。
【0034】復号切替器7は、復号したピクチャのデー
タを、メモリ8のどのフレームメモリに保存するかの切
替を行う。すなわち、復号切替器7は、復号したピクチ
ャのデータをどのフレームメモリに保存するかを選択す
る機構として機能する。
【0035】表示切替器9は、メモリ8に保存されたピ
クチャのデータのうち、どのフレームメモリからピクチ
ャのデータを読み出すかを選択する。すなわち、表示切
替器9は、どのフレームメモリからピクチャのデータを
読み出して表示するかを選択する機構として機能する。
【0036】ビデオデコーダ10は、表示切替器9によ
り選択されたフレームメモリから読み出されたピクチャ
のデータを受け取り、当該データをビデオ信号に変換す
る。表示装置11は、ビデオデコーダ10からビデオ信
号を受け取り、当該ビデオ信号に基づき映像を表示す
る。
【0037】制御装置12は、以上のようなドライブ装
置2、RF処理部3、デマルチプレクサ4、復号器6、
復号切替器7、表示切替器9及びビデオデコーダ10の
動作を制御する。
【0038】つぎに、以上のような再生装置1による逆
方向再生について説明する。
【0039】この再生装置1では、5ピクチャ分のフレ
ームメモリを用いて、復号手順を効率化することで、高
速な逆方向再生が可能となっている。すなわち、この再
生装置1は、逆方向再生を行う際に、下記の第1乃至第
3の処理を順次繰り返し行う。
【0040】(a)各ピクチャを順次復号して、復号し
た各ピクチャをフレームメモリに順次保存していくとと
もに、空いているフレームメモリがないときには、最初
に復号したピクチャが保存されているフレームメモリか
ら順次上書きしていく。
【0041】(b)再生対象のピクチャまで復号が進
み、再生対象のピクチャの復号が完了したら、そこで復
号を一時停止して、再生対象のピクチャをフレームメモ
リから読み出して、当該ピクチャを表示装置11に表示
する。
【0042】(c)再生対象のピクチャの表示がなされ
たら、表示の終わったピクチャが保存されていたフレー
ムメモリを空きとして、まだフレームメモリにデータが
保存されているピクチャに連続するピクチャが復号され
るように復号処理を再開する。
【0043】このような逆方向再生を行うときの制御
は、ピクチャの復号処理に関する制御(以下、復号処理
制御と称する。)と、復号したピクチャの表示処理に関
する制御(以下、表示処理制御と称する。)とに大別で
き、これらが相互に関わり合って動作することで、上記
のような逆方向再生が実現される。以下、復号処理制御
と表示処理制御とについて、それぞれ説明する。
【0044】まず、復号処理制御について説明する。
【0045】復号処理制御において、再生装置1は、制
御装置12により復号器6及び復号切替器7を制御する
ことで、フレームメモリを許される限り使用して、ピク
チャの復号を順次行う。このとき、フレームメモリを使
い切ってもまだ再生対象のピクチャに到達しない場合に
は、最初に復号したピクチャが保存されているフレーム
メモリ(すなわち、時間的に後に表示されるピクチャが
保存されているフレームメモリ)から順次上書きしてい
き、再生対象のピクチャが復号されるまで復号処理を順
次進めていく。
【0046】再生対象のピクチャまで復号が完了した
ら、一旦復号を停止し、表示処理制御によりフレームメ
モリに空きができるまで待つ。このとき、制御装置12
は、ドライブ装置2やRF処理部3に、必要なデータを
再度供給する準備をするように指示を出しておく。
【0047】表示処理制御によって表示が進むと空きの
フレームメモリができるが、この空きのフレームメモリ
ができた段階で処理を再開し、前回の復号処理で復号さ
れたピクチャに連続する一つ手前のピクチャを再生対象
ピクチャとして、前回と同様に復号処理を順次進めてい
く。復号処理制御では、以上の動作を繰り返し行うこと
で、逆方向再生時に連続した復号処理を行う。
【0048】このような復号処理制御の具体的な処理フ
ローを図2に示す。
【0049】図2に示すように、復号処理制御では、先
ず、ステップS1−1において、空いているフレームメ
モリがあるかを判別する。空いているフレームメモリが
ある場合は、ステップS1−2へ進み、空いているフレ
ームメモリがない場合は、ステップS1−3へ進む。
【0050】ステップS1−2では、ピクチャの復号を
行う。このときの復号処理は、現在、フレームメモリに
あるピクチャに連続するピクチャが順次復号されるよう
に行う。そして、1ピクチャ分の復号が完了したら、ス
テップS1−1へ戻って処理を繰り返す。
【0051】ステップS1−3では、現在表示されてい
るピクチャまでの連続したピクチャがフレームメモリ上
にあるかを判別する。ある場合には、表示制御処理によ
りフレームメモリに空きができるまで、ステップS1−
1へ戻って処理を繰り返し、ない場合には、ステップS
1−4へ進む。
【0052】ステップS1−4では、時間的に古いピク
チャ(すなわち最初に復号したピクチャ)が保存されて
いるフレームメモリを空きにする。そして、ステップS
1−1へ戻って処理を繰り返す。
【0053】以上のような処理フローに従って処理を行
うことにより、復号処理制御がなされる。
【0054】つぎに、表示処理制御について説明する。
【0055】表示処理制御は、逆方向再生時に、再生対
象のピクチャが復号された段階で、当該ピクチャの表示
動作を開始する。そして、再生対象となるピクチャの復
号が完了している限り、指定された表示間隔に従って、
ピクチャの逆順での表示を順次進めていく。また、表示
処理制御では、表示が終了したピクチャが保存されてい
たフレームメモリを順次空き領域としていく。表示処理
制御では、以上の動作を繰り返し行うことで、連続した
逆方向再生を行う。
【0056】このような表示処理制御の具体的な処理フ
ローを図3に示す。
【0057】図3に示すように、表示処理制御では、先
ず、ステップS2−1において、次に表示されるピクチ
ャの復号が完了しているかを判別する。復号が完了して
いない場合は、復号処理制御により復号が完了するまで
待ち状態となり、ステップS2−1の処理を繰り返す。
一方、復号が完了している場合は、ステップS2−2へ
進む。
【0058】ステップS2−2では、ピクチャの表示を
行う。次に、ステップS2−3において、表示を行った
ピクチャが保存されていたフレームメモリを空きにす
る。次に、ステップS2−4において、指定された表示
間隔に従って一定時間待った上で、ステップS2−1へ
戻って処理を繰り返す。
【0059】以上のような処理フローに従って処理を行
うことにより、表示処理制御がなされる。
【0060】以上のような復号処理制御及び表示処理制
御を行うことによりなされる逆方向再生について、更に
具体的な例を挙げて説明する。
【0061】なお、ここでは、図4(a)に示すような
GOP構造を有する画像データを、図4(b)に示すよ
うに、ピクチャP14から逆方向に再生して表示していく
とする。なお、図7のところで説明したように、Iピク
チャはフレーム内予測符号化画像、Pピクチャはフレー
ム間順方向予測符号化画像、Bピクチャは双方向予測符
号化画像である。
【0062】図4(b)に示すように逆方向再生を行う
ときの、再生装置1のフレームメモリの使われ方を図5
に示す。なお、図5は、5ピクチャ分のフレームメモリ
にピクチャが格納されていく様子を順次示している。
【0063】先ず、図5(a)に示すように、ピクチャ
2,P5,P8,P11,B9を順次復号し、フレームメモ
リに格納していく。ピクチャB9を復号した段階でフレ
ームメモリに空きが無くなったが、まだ表示対象のピク
チャP14に到達していないため、図5(b)に示すよう
に、最初に復号したピクチャI2に、新たに復号したピ
クチャB10を上書きする。同様に、図5(c)に示すよ
うに、ピクチャP14,B12,B13を復号し、それらをピ
クチャP5,P8,B9にそれぞれ上書きする。
【0064】これにより、図5(c)に示すように、表
示開始可能なピクチャが連続して復号されたこととな
る。すると、表示処理制御により、図5(c)の下段の
番号の順に表示が開始される。すなわち、ピクチャ
14,B13,B12,P11,B10が、この順にフレームメ
モリから読み出されて、順次表示される。
【0065】このとき、表示はピクチャP14から開始さ
れるが、ピクチャP14の表示が完了した段階で、図5
(d)に示すように、ピクチャP14を保存していたフレ
ームメモリは空きにする。フレームメモリに空きができ
たことで、復号処理制御により再び復号処理が開始され
る。このとき、フレームメモリ上には、ピクチャB13
12,P11,B10が存在しており、次には、これらに連
続するピクチャB9,P8,・・・を復号することが望ま
れる。
【0066】そこで、ピクチャB9,P8,・・・を復号
するために、改めてピクチャI2を復号し、復号したピ
クチャI2を空いているフレームメモリに保存する。以
下同様に、ピクチャB13の表示が完了し、フレームメモ
リに空きができた段階で、そのフレームメモリにピクチ
ャP5を復号して保存し、次に、ピクチャB12の表示が
完了し、フレームメモリに空きができた段階で、そのフ
レームメモリにピクチャP8を復号して保存する。図5
(e)は、ここまでのプロセスが行われた状態を示して
いる。
【0067】この段階ではまだピクチャB9に到達して
いないが、この段階でフレームメモリに空きが無くなっ
たとする。この場合は、図5(f)に示すように、時間
的に古いピクチャであるピクチャI2に、新たに復号し
たピクチャB9を上書きする。これにより、図5(f)
に示すように、表示開始可能なピクチャが連続して復号
されたこととなるので、表示処理制御により引き続き図
5(f)の下段の番号の順に表示が継続して行われる。
そして、以上の処理を連続して進めていくことにより逆
方向再生が実現される。
【0068】以上のように、逆方向再生を行うときに5
枚のフレームメモリを有効に使用することで、逆方向再
生時に繰り返し同じピクチャを復号するという処理を削
減することが可能となり、少ない回数の復号処理にて、
逆方向再生を行うことができる。したがって、以上のよ
うに逆方向再生を行うことで、高速な逆方向再生が可能
となる。
【0069】なお、以上の説明では、5ピクチャ分のフ
レームメモリを用いる場合を例に挙げたが、本発明で
は、4ピクチャ分以上のフレームメモリがあれば良く、
上記の例に限定されるものでない。ただし、フレームメ
モリの数が多いほど、逆方向再生時に繰り返し同じピク
チャを復号するという処理を減らすことができるので、
より高速な逆方向再生が可能となる。
【0070】そこで、以下に第2の例として、10ピク
チャ分のフレームメモリがある場合について説明する。
なお、本例でも、図4(a)に示すようなGOP構造を
有する画像データを、図4(b)に示すように、ピクチ
ャP14から逆方向に再生して表示していくものとする。
【0071】先ず、図6(a)に示すように、ピクチャ
2,P5,B3,B4,P8,B6,B7,P11,B9,B10
を順次復号し、フレームメモリに格納していく。
【0072】ピクチャB10を復号した段階でフレームメ
モリに空きが無くなったが、まだ表示対象のピクチャP
14に到達していないため、図6(b)に示すように、最
初に復号したピクチャI2に、新たに復号したピクチャ
14を上書きする。これにより、最初に表示対象となる
ピクチャP14の復号が完了したが、この段階では、ピク
チャP14に連続するピクチャの復号が完了していない。
そこで、図6(c)に示すように、ピクチャB12,B13
を復号し、それらをピクチャB3,B4が保存されていた
フレームメモリに上書きする。
【0073】これにより、図6(c)に示すように、表
示開始可能なピクチャが連続して復号されたこととな
る。すると、表示処理制御により、図6(c)の下段の
番号の順に表示が開始される。すなわち、ピクチャ
14,B13,B12,P11,B10,B9,・・・が、この
順にフレームメモリから読み出されて、順次表示され
る。このとき、表示はピクチャP14から開始されるが、
ピクチャP14の表示が完了した段階で、図6(d)に示
すように、ピクチャP14を保存していたフレームメモリ
は空きにする。
【0074】フレームメモリに空きができたことで、復
号処理制御により再び復号処理が開始される。このと
き、フレームメモリ上には、ピクチャB13,B12
11,B10,B9,P8,B7,B6,P5までが存在して
おり、次には、これらに連続するピクチャB4,B3,・
・・を復号することが望まれる。
【0075】そこで、ピクチャB4,B3,・・・を復号
するために、改めてピクチャI2を復号し、復号したピ
クチャI2を空いているフレームメモリに保存する。以
下同様に、ピクチャB13の表示が完了し、フレームメモ
リに空きができた段階で、そのフレームメモリにピクチ
ャB3を復号して保存し、次に、ピクチャB12の表示が
完了し、フレームメモリに空きができた段階で、そのフ
レームメモリにピクチャB4を復号して保存する。図6
(e)は、ここまでのプロセスが行われた状態を示して
いる。
【0076】さらに表示が進み、フレームメモリに空き
ができると、次は、ピクチャB1,B0を復号する必要が
あるが、ここで、ピクチャB1,B0の復号には、ピクチ
ャI2と、一つ前のGOPのピクチャP’14とが必要で
あるとする。この場合、一つ前のGOPのピクチャI’
2から復号を開始していき、ピクチャP’14まで復号
し、ピクチャP’14まで復号が完了したら、ピクチャB
1,B0の復号を開始する。
【0077】図6(f)及び図6(g)は、このような
ピクチャB0,B1の復号に至るプロセスを示している。
図6(f)は、ピクチャP8までの表示が完了し、ピク
チャP11,B10,B9,P8が保存されていた各フレーム
メモリに、一つ前のGOPのピクチャI’2,P’5
P’8,P’11をそれぞれ上書きした状態を示してい
る。また、図6(G)は、一つ前のGOPのピクチャ
I’2が保存されていたフレームメモリにピクチャP’
14を上書きし、それを受けて、ピクチャB1,B0を復号
し、復号したピクチャB1,B0を、一つ前のGOPのピ
クチャP’5,P’8が保存されていたフレームメモリに
上書きした状態を示している。
【0078】なお、このように一つ前のGOPのピクチ
ャを復号していくとき、一つ前のGOPの始めの方にあ
るピクチャB’3,B’4は、フレームメモリが10ピク
チャ分であることから判断して、ピクチャB1,B0を復
号する段階で復号したとしても、明らかに後から上書き
されることとなる。そこで、このように一つ前のGOP
のピクチャを復号していくときには、一つ前のGOPの
始めの方にあるピクチャB’3,B’4は、この段階では
復号処理を行わないようにする。このように、Bピクチ
ャの一部を飛ばして復号処理を進めていくことで、不要
な復号処理を削減して、逆方向再生を更に高速化するこ
とができる。
【0079】以上のような処理を連続して進めていくこ
とにより、10ピクチャ分のフレームメモリを用いての
逆方向再生が実現される。 そして、以上のように、よ
り多くのフレームメモリを用いることで、逆方向再生時
に繰り返し同じピクチャを復号するという処理を更に削
減することが可能となり、より少ない回数の復号処理に
て、逆方向再生を行うことができる。したがって、以上
のように、より多くのフレームメモリを用いて逆方向再
生を行うことで、画期的に高速な逆方向再生が可能とな
る。
【0080】なお、逆方向再生時に繰り返し同じピクチ
ャを復号するという処理を削減するという観点から言え
ば、フレームメモリを増やすとしても、1つのGOPに
含まれるピクチャ分のフレームメモリがあれば十分であ
る。すなわち、本例では、最大でも15ピクチャ分のフ
レームメモリがあれば十分であり、15ピクチャ分のフ
レームメモリがあれば、繰り返し同じピクチャを復号す
るという処理を全く行うことなく、逆方向再生を非常に
高速に行うことができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、MPEG方式等により画像データが圧縮されてな
る符号化データの逆方向再生をより高速に行うことが可
能となる。
【0082】しかも、本発明は、単純にフレームメモリ
を増やすだけで、逆方向再生を高速化することができ
る。すなわち、本発明によれば、コストの増加を最小限
に抑えつつ、逆方向再生の高速を図ることができる。
【0083】また、例えば、本発明を画像データの編集
機能を備えた再生装置に適用すれば、編集時の操作性が
画期的に向上し、編集に要する時間を大幅に短縮するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した再生装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】復号処理制御の処理フローを示す図である。
【図3】表示処理制御の処理フローを示す図である。
【図4】GOP(Group Of Pictures)の構造の一例を
示す図であり、(a)は復号処理順序に従って各ピクチ
ャが並んだGOPの構造を示す図、(b)は逆方向再生
を行うときの各画面の表示順序を示す図である。
【図5】本発明を適用して行われる逆方向再生の具体例
を説明するための図であり、5ピクチャ分のフレームメ
モリを用いた場合の処理の一例を示す図である。
【図6】本発明を適用して行われる逆方向再生の具体例
を説明するための図であり、10ピクチャ分のフレーム
メモリを用いた場合の処理の一例を示す図である。
【図7】GOP(Group Of Pictures)の構造の一例を
示す図であり、(a)は復号の処理順序(デコーディン
グオーダー)に従って各ピクチャが並んだGOPの構造
を示す図、(b)は原画面の順序(プレゼンテーション
オーダー)に従って各ピクチャが並んだ状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 再生装置、 2 ドライブ装置、 3 RF処理
部、 4 デマルチプレクサ、 5 ビデオバッファ、
6 復号器、 7 復号切替器、 8 メモリ、 9
表示切替器、 10 ビデオデコーダ、 11 表示
装置、 12 制御装置、 20 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 研二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA02 AA17 AB05 AC04 AC05 CC06 CC11 CC20 DD08 EE03 GA03 GB06 GC05 GD09 GE04 GF00 5C053 FA14 FA24 GB08 GB21 GB30 GB37 GB40 HA24 HA25 HA33 KA03 KA04 KA08 KA24 LA06 5C059 KK15 KK36 KK40 LB07 MA00 MA04 MA05 PP05 PP06 PP07 RB01 SS13 SS18 UA05 UA35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが複数フレームにわたる時間
    軸方向の相関を利用して圧縮された符号化データを再生
    する再生装置であって、 符号化データを復号する復号手段と、 上記復号手段によって復号された画面のデータが保存さ
    れるフレームメモリとを有し、 符号化データを時間軸方向に対して逆方向に再生する際
    に、 各画面の符号化データを順次復号して、復号した各画面
    のデータをフレームメモリに順次保存していくととも
    に、空いているフレームメモリがないときには、最初に
    復号した画面のデータが保存されているフレームメモリ
    から順次上書きしていく第1の処理と、 再生対象の画面まで復号が進み、再生対象の画面の復号
    が完了したら、再生対象の画面のデータをフレームメモ
    リから読み出して、当該画面のデータを出力する第2の
    処理と、 再生対象の画面のデータの出力がなされたら、出力の終
    わった画面のデータが保存されていたフレームメモリを
    空きとして、まだフレームメモリにデータが保存されて
    いる画面に連続する画面のデータが復号されるように復
    号処理を行う第3の処理と、 を順次繰り返し行うことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 上記符号化データには、フレーム内予測
    符号化画像のデータと、フレーム間順方向予測符号化画
    像のデータと、双方向予測符号化画像のデータとが含ま
    れ、 上記第1の処理では、双方向予測符号化画像の一部を飛
    ばして、各画面の符号化データを順次復号していくこと
    を特徴とする請求項1記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 画像データが複数フレームにわたる時間
    軸方向の相関を利用して圧縮された符号化データを、時
    間軸方向に対して逆方向に再生する再生方法であって、 各画面の符号化データを順次復号して、復号した各画面
    のデータをフレームメモリに順次保存していくととも
    に、空いているフレームメモリがないときには、最初に
    復号した画面のデータが保存されているフレームメモリ
    から順次上書きしていく第1の処理と、 再生対象の画面まで復号が進み、再生対象の画面の復号
    が完了したら、再生対象の画面のデータをフレームメモ
    リから読み出して、当該画面のデータを出力する第2の
    処理と、 再生対象の画面のデータの出力がなされたら、出力の終
    わった画面のデータが保存されていたフレームメモリを
    空きとして、まだフレームメモリにデータが保存されて
    いる画面に連続する画面のデータが復号されるように復
    号処理を行う第3の処理と、 を順次繰り返し行うことで、符号化データを時間軸方向
    に対して逆方向に順次再生することを特徴とする再生方
    法。
  4. 【請求項4】 上記符号化データには、フレーム内予測
    符号化画像のデータと、フレーム間順方向予測符号化画
    像のデータと、双方向予測符号化画像のデータとが含ま
    れ、 上記第1の処理では、双方向予測符号化画像の一部を飛
    ばして、各画面の符号化データを順次復号していくこと
    を特徴とする請求項3記載の再生方法。
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