JPH07193785A - 情報記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び記録再生方法

Info

Publication number
JPH07193785A
JPH07193785A JP6240186A JP24018694A JPH07193785A JP H07193785 A JPH07193785 A JP H07193785A JP 6240186 A JP6240186 A JP 6240186A JP 24018694 A JP24018694 A JP 24018694A JP H07193785 A JPH07193785 A JP H07193785A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
sector
data
encoded data
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6240186A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3344607B2 (ja
Inventor
Shinichi Kawakami
真一 川上
Masahiro Honjo
正博 本城
Akira Muto
朗 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24018694A priority Critical patent/JP3344607B2/ja
Publication of JPH07193785A publication Critical patent/JPH07193785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3344607B2 publication Critical patent/JP3344607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 違う圧縮符号化方法によって符号化した第
1、第2の符号化データを含む複数グループの画像デー
タで、第1の符号化データの所定の位置に、第1の符号
化データを標識する情報と位置を示す情報とを含む補助
情報を結合した画像データを記録再生する。記録媒体1
1に記録した映像情報を取り出すピックアップ手段12
を移動するピックアップ駆動手段17と、ピックアップ
手段からの映像情報を再生信号に変換する信号再生手段
13と、再生信号を受け取り、各グループの第1の符号
化データのセクタの所定の位置に結合された補助情報を
抽出する補助情報抽出手段14と、補助情報信号に基づ
きピックアップ駆動手段を制御する制御手段18と、再
生信号を受け取り、復号化し出力信号に変換する復号化
手段16と、を備える。 【効果】 特殊再生時において、第1の符号化データの
みを選択的に再生する。再生の速度に応じて再生すべき
符号化データの選択の仕方を変化させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的記録再生装置及び
記録再生方法に関し、特に、圧縮符号化された映像信号
を記録再生する光学的記録再生装置及び記録再生方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】動画の画像データは静止画像のデータに
比べて情報量が非常に多いため、実時間処理によって記
録/再生する事は非常に難しい。そこで、ディジタル化
された画像データを、原画像に対して情報劣化がめだた
ない程度に圧縮符号化して記録媒体に記録する。画像デ
ータを圧縮符号化することにより、記録媒体に画像デー
タを記録できる時間、及び記録媒体から画像データを再
生できる時間を長くする事ができる。
【0003】画像データの圧縮符号化の手法は、1つの
フレーム(あるいはフィールド)内で圧縮符号化を行う
フレーム(フィールド)内符号化と、数フレーム(ある
いは数フィールド)にわたって圧縮符号化を行うフレー
ム(フィールド)間符号化とがある。以下では、フレー
ムについて説明するが、フィールドについても同様であ
る。
【0004】通常は、数フレームを1つのグループと
し、そのグループ中で少なくとも1フレーム分のデータ
に対しては、比較的圧縮率の小さいフレーム内圧縮符号
化処理を行う(各グループの中で、フレーム内符号化に
よって圧縮されるフレームをIフレームと呼ぶ)。グル
ープの残りのフレームに対しては、比較的圧縮率の大き
いフレーム間圧縮符号化処理を行う。このように、フレ
ーム内圧縮符号化処理とフレーム間圧縮処理とを組み合
わせることにより、比較的情報劣化を少なく抑えると共
に、圧縮率の向上を図ることが出来る。
【0005】圧縮符号化されたデータは、以下のように
して記録媒体上に記録される。まず、フレーム内圧縮し
たデータ(Iフレームデータ)と前方向予測(P)ある
いは両方向予測(B)によりフレーム間圧縮符号化した
データとを時系列的に配置し、各種コードを付加して1
つのデータとする。そして、このデータをある固定の容
量のセクタに分割し、各セクタにアドレスを設けて、記
録媒体上に記録する。上記のようにして記録媒体に記録
された画像データを再生する場合は、セクタのアドレス
を認識しながら再生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
記録再生方法では、高速再生などの特殊再生において、
フレーム内圧縮符号化データのみを再生する場合に、セ
クタアドレスとセクタ内部に書かれてあるデータとの対
応表が必要になる。この対応表は、記録媒体上の圧縮符
号化データが記録されている領域とは別の領域に記録し
なければならない。例えば、光ディスクに画像データを
記録する場合、Iフレームデータのセクタアドレスは、
光ディスクの内周側に設けられた管理領域に記録されて
いた(図11)。また、圧縮符号化データを記録してい
る最中には書き込めず、圧縮符号化データを記録し終わ
ってから記録しなければならない。従って、何らかの影
響で対応表が書き込めなかった場合には特殊再生が出来
なくなってしまうという問題点があった。
【0007】また、画像データを圧縮符号化してデータ
を記録した場合、再生時にはデータの伸張及び復号化が
必要になる。そのため、再生時に用いる復号化プログラ
ミングデータを、それぞれ圧縮符号化方式の異なるデー
タ(グループ化データ)の先頭に記録することが提案さ
れている(例えば、特開平2−123883)。しか
し、このような従来の方法では、圧縮された画像データ
を復号化器によって伸張/復号し、コードを解析するま
で、画像データの情報量が不明であった。従って、1つ
の記録媒体中に転送レートが異なるデータが混在して記
録されている場合、再生時においてバッファメモリがオ
バーフローあるいはアンダーフローしたり、復号化器で
のデータ処理が遅れる場合があるという問題点があっ
た。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的とするところは、圧縮符号化さ
れた画像データのうち、フレーム内(あるいはフィール
ド内)符号化データ等、比較的簡単な手続きによって復
号化ができるデータを選択的に再生することにより、高
速順方向再生及び高速逆方向再生等の特殊再生を行うこ
とができる光学的記録再生装置及び記録再生方法を提供
することにある。さらに、所望の再生速度に応じて、再
生するデータの選択方法を変化させられる光学的記録再
生装置及び記録再生方法を提供することにある。
【0009】本発明のもう一つの目的は、一つの記録媒
体中に転送レートが異るデータが混在して記録されてい
る場合でも、安定してスムーズに画像データを復号化で
きる記録再生装置及び記録再生方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録装置
は、映像情報を圧縮符号化して記録する装置であり、デ
ィジタル画像データを複数のフレームを含むグループに
分割し、第1のグループ化データを生成するグループ分
割手段と、該第1のグループ化データの各グループを、
第1及び第2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化し、
各々、第1の符号化データ及び第2の符号化データを生
成する符号化手段と、該第1及び第2の符号化データを
各々セクタに分割するセクタ分割手段と、該第1の符号
化データを標識する情報と、該第1の符号化データの位
置を示す情報とを含む補助情報を生成する補助情報生成
手段と、該補助情報を、該セクタに分割された該第1の
符号化データの少なくとも1つのセクタの所定の位置に
結合し、該第1及び第2の符号化データのセクタを所定
の順序で配列して第2のグループ化データを生成するフ
ォーマット手段と、を備えており、そのことにより上記
目的が達成される。
【0011】本発明の1つの実施態様によれば、前記符
号化手段は、前記第1の圧縮符号化方法として、フレー
ム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符号化方法の
いずれかを用い、前記第2の圧縮符号化方法として、前
方向及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び
前方向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号化方法の
いずれかを用いる。
【0012】前記第2のグループ化データの1つのグル
ープにおける前記第1の符号化データの位置を示す情報
は、該第2のグループ化データのグループが連続して配
置されたときの、該1つのグループのn個前に配置され
るグループにおける該第1の符号化データの先頭セクタ
のアドレス、及び該1つのグループのn個後に配置され
るグループにおける該第1の符号化データの先頭セクタ
のアドレスであってもよい。
【0013】あるいは、前記第2のグループ化データの
1つのグループにおける前記第1の符号化データの位置
を示す情報は、該第2のグループ化データのグループが
連続して配置されたときの、該1つのグループの該第1
の符号化データと他のグループの該第1の符号化データ
との距離を示すものであってもよい。
【0014】前記距離は、前記1つのグループの前記第
1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つのグ
ループのn個前に配置されるグループにおける該第1の
符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び該1
つのグループの前記第1の符号化データの先頭セクタの
アドレスと該1つのグループのn個後に配置されるグル
ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
レスとの差であってもよい。
【0015】あるいは、前記距離は、前記1つのグルー
プの前記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セ
クタのアドレスと該1つのグループのn個前に配置され
るグループにおける該第1の符号化データの先頭セクタ
のアドレスとの差、及び該1つのグループの前記第1の
符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレス
と該1つのグループのn個後に配置されるグループにお
ける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの
差であるってもよい。
【0016】本発明の情報記録装置は、映像情報を圧縮
符号化して記録する装置であり、ディジタル画像データ
を複数のフレームを含むグループに分割し、第1のグル
ープ化データを生成するグループ分割手段と、該第1の
グループ化データの各グループを、第1及び第2の圧縮
符号化方法によって圧縮符号化し、各々、第1の符号化
データ及び第2の符号化データを生成する符号化手段
と、該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割
するセクタ分割手段と、該第1のグループ化データの各
グループの転送レートを示す情報を含む補助情報を生成
する補助情報生成手段と、該補助情報を、該第1の符号
化データの所定のセクタに結合し、該第1及び第2の符
号化データの該セクタを所定の順序で配列して第2のグ
ループ化データを生成するフォーマット手段と、を備え
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0017】前記転送レートは、複数グループの転送レ
ートの総量をグループの個数で割った平均値であっても
よい。
【0018】1つの実施態様によれば、前記フォーマッ
ト手段は、前記補助情報を、前記第1の符号化データの
一連のセクタの各セクタの所定の場所に結合する。
【0019】もう1つの実施態様によれば、前記フォー
マット手段は、前記補助情報を、前記第1の符号化デー
タの一連のセクタの先頭セクタ及び最後尾セクタのいず
れかの場所に結合する。
【0020】本発明の映像情報再生装置は、記録媒体上
に記録された映像情報を再生する装置であって、該映像
情報は複数のグループに分割されたグループ化データで
あり、該複数のグループの各々は、第1の圧縮符号化方
法によって圧縮符号化された第1の符号化データと、第
2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第2の符
号化データとを含み、該第1及び第2の符号化データは
各々セクタに分割され、該セクタは該グループにおいて
所定の順序で配列され、該第1の符号化データのセクタ
の所定の位置には、該第1の符号化データを標識する情
報と、該第1の符号化データの位置を示す情報とを含む
補助情報が結合されている。この装置は、該記録媒体に
記録された該映像情報を取り出すピックアップ手段と、
該ピックアップ手段を移動させるピックアップ駆動手段
と、該ピックアップ手段から該映像情報を受け取り、該
映像情報を再生信号に変換する信号再生手段と、該再生
信号を受け取り、該各グループの該第1の符号化データ
の該セクタの所定の位置に結合された該補助情報を抽出
し、補助情報信号を生成する補助情報抽出手段と、該補
助情報信号を受け取り、該補助情報信号に基づいて該ピ
ックアップ駆動手段を制御する制御手段と、該再生信号
を受け取り、該再生信号を復号化し出力信号に変換する
復号化手段と、を備えており、このことにより上記目的
が達成される。
【0021】好ましくは、前記第1の圧縮符号化方法
は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符
号化方法のいずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法
は、前方向及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方
法、及び前方向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号
化方法のいずれかである。
【0022】本発明の1つの実施態様によれば、前記グ
ループ化データのグループは連続して配置されており、
該グループ化データの1つのグループにおける前記第1
の符号化データの位置を示す情報は、該1つのグループ
のn個前に配置されるグループにおける該第1の符号化
データの先頭セクタのアドレス、及び該1つのグループ
のn個後に配置されるグループにおける該第1の符号化
データの先頭セクタのアドレスである。
【0023】もう1つの実施態様によれば、前記グルー
プ化データのグループは連続して配置されており、前記
グループ化データの1つのグループにおける前記第1の
符号化データの位置を示す情報は、該1つのグループの
該第1の符号化データと他のグループの該第1の符号化
データとの距離である。
【0024】前記距離は、前記1つのグループの前記第
1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つのグ
ループのn個前に配置されるグループにおける該第1の
符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び該1
つのグループの前記第1の符号化データの先頭セクタの
アドレスと該1つのグループのn個後に配置されるグル
ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
レスとの差であってもよい。
【0025】あるいは、前記距離は、前記1つのグルー
プの前記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セ
クタのアドレスと該1つのグループのn個前に配置され
るグループにおける該第1の符号化データの先頭セクタ
のアドレスとの差、及び該1つのグループの前記第1の
符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレス
と該1つのグループのn個後に配置されるグループにお
ける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの
差であってもよい。
【0026】前記制御手段は、好ましくは、前記補助情
報信号から前記第1の符号化データの前記距離を算出
し、得られた該距離より少ない距離だけ該ピックアップ
手段を移動させる。
【0027】本発明の情報再生装置は、記録媒体上に記
録された映像情報を再生する再生装置であって、該映像
情報は、複数のグループに分割されたグループ化データ
であり、該複数のグループの各々は、第1の圧縮符号化
方法によって圧縮符号化された第1の符号化データと、
第2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第2の
符号化データとを含み、該第1及び第2の符号化データ
は各々セクタに分割され、該セクタは該グループにおい
て所定の順序で配列されている。この再生装置は、該記
録媒体に記録された該映像情報を取り出すピックアップ
手段と、該ピックアップ手段を移動させるピックアップ
駆動手段と、該ピックアップ手段から該映像情報を受け
取り、該映像情報を再生信号に変換する信号再生手段
と、該再生信号を受け取り、該各グループの該第1の符
号化データの該セクタのアドレスを記憶するアドレス記
憶手段と、該アドレス記憶手段から記憶されていた該ア
ドレスを受け取り、該各グループの該第1の符号化デー
タが記録されている一連のセクタの先頭セクタのアドレ
スを予測する位置予測手段と、該位置予測手段の予測の
結果を受け取り、該予測の結果に基づいて該ピックアッ
プ駆動手段を制御する制御手段と、該再生信号を受け取
り、該再生信号を復号化し出力信号に変換する復号化手
段と、を備えており、このことにより上記目的が達成さ
れる。
【0028】好ましくは、前記第1の圧縮符号化方法
は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符
号化方法のいずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法
は、前方向及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方
法、及び前方向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号
化方法のいずれかである。
【0029】本発明の1つの実施態様によれば、前記ア
ドレス記憶手段は、前記各グループの前記第一の符号化
データが記録されている一連セクタの先頭セクタ及び最
後尾セクタのうち少なくとも一つのアドレスを記憶す
る。
【0030】本発明の1つの実施態様によれば、前記位
置予測手段は、前記グループ化データの1つのグループ
における前記第一の符号化データが記録されている一連
セクタの先頭セクタのアドレスと、該1つのグループの
n個前に配置されるグループにおける該第1の符号化デ
ータの先頭セクタのアドレス及び最後尾セクタのアドレ
スとの差を算出する手段を備えている。
【0031】前記位置予測手段は、前記1つのグループ
の前記第1の符号化データのセクタのアドレスが前記ア
ドレス記憶手段に新たに記憶される度に位置予測を行
い、位置予測の結果を更新する手段を備えていてもよ
い。
【0032】本発明の情報記録法方は、映像情報を圧縮
符号化して記録する方法であって、ディジタル画像デー
タを複数のフレームを含むグループに分割し、第1のグ
ループ化データを生成するステップ(a)と、該第1の
グループ化データの各グループを第1の圧縮符号化方法
によって圧縮符号化し、第1の符号化データを生成する
ステップ(b)と、該第1のグループ化データの各グル
ープを第2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化し、第
2の符号化データを生成するステップ(c)と、該第1
及び第2の符号化データを各々セクタに分割するステッ
プ(d)と、該第1の符号化データを標識する情報と該
第1の符号化データの位置を示す情報とを含む補助情報
を生成するステップ(e)と、該補助情報を該セクタに
分割された該第1の符号化データの少なくとも1つのセ
クタの所定の位置に結合するステップ(f)と、該第1
及び第2の符号化データのセクタを所定の順序で配列し
て第2のグループ化データを生成するステップ(g)
と、を包含する記録方法であり、そのことにより上記目
的が達成される。
【0033】好ましくは、ステップ(b)の前記第1の
圧縮符号化方法は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィ
ールド内圧縮符号化方法のいずれかであり、ステップ
(c)の前記第2の圧縮符号化方法は、前方向及び/又
は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び前方向及び/
又は両方向フィールド間圧縮符号化方法のいずれかであ
る。
【0034】本発明の1つの実施例によれば、前記第1
の符号化データの位置を示す情報は、ステップ(g)に
おいて配列される前記第2のグループ化データにおい
て、該位置を示す情報が結合されたセクタを含む1つの
グループのn個前に配置されるグループにおける該第1
の符号化データの先頭セクタのアドレス、及び該1つの
グループのn個後に配置されるグループにおける該第1
の符号化データの先頭セクタのアドレスである。
【0035】もう1つの実施例によれば、前記第1の符
号化データの位置を示す情報は、ステップ(g)におい
て配列される前記第2のグループ化データにおいて、該
位置を示す情報が結合されたセクタを含む1つのグルー
プの該第1の符号化データと他のグループの該第1の符
号化データとの距離を示している。
【0036】前記距離は、前記1つのグループの前記第
1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つのグ
ループのn個前に配置されるグループにおける該第1の
符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び該1
つのグループの前記第1の符号化データの先頭セクタの
アドレスと該1つのグループのn個後に配置されるグル
ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
レスとの差であってもよい。
【0037】あるいは、前記距離は、前記1つのグルー
プの前記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セ
クタのアドレスと該1つのグループのn個前に配置され
るグループにおける該第1の符号化データの先頭セクタ
のアドレスとの差、及び該1つのグループの前記第1の
符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレス
と該1つのグループのn個後に配置されるグループにお
ける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの
差であってもよい。
【0038】本発明の情報記録法方は、映像情報を圧縮
符号化して記録する情報記録方法あって、ディジタル画
像データを複数のフレームを含むグループに分割し、第
1のグループ化データを生成するステップ(a)と、該
第1のグループ化データの各グループを第1の圧縮符号
化方法によって圧縮符号化し、第1の符号化データを生
成するステップ(b)と、該第1のグループ化データの
各グループを第2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化
し、第2の符号化データを生成するステップ(c)と、
該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割する
ステップ(d)と、該第1のグループ化データの各グル
ープの転送レートを示す情報を含む補助情報を生成する
ステップ(e)と、該補助情報を、該第1の符号化デー
タの所定のセクタに結合するステップ(f)と、該第1
及び第2の符号化データの該セクタを所定の順序で配列
して第2のグループ化データを生成するステップ(g)
と、を包含しており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0039】前記転送レートは、複数グループの転送レ
ートの総量をグループの個数で割った平均値であっても
よい。
【0040】本発明の1つの実施例によれば、ステップ
(f)において、前記補助情報は、前記第1の符号化デ
ータの一連のセクタの各セクタの所定の場所に結合され
る。
【0041】もう1つの実施例によれば、ステップ
(f)において、前記補助情報は、前記第1の符号化デ
ータの一連のセクタの先頭セクタ及び最後尾セクタのい
ずれかに結合される。
【0042】本発明の情報再生方法は、記録媒体上に記
録された映像情報を再生する方法であって、該映像情報
は複数のグループに分割されたグループ化データであ
り、該複数のグループの各々は、第1の圧縮符号化方法
によって圧縮符号化された第1の符号化データと、第2
の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第2の符号
化データとを含み、該第1及び第2の符号化データは各
々セクタに分割され、該セクタは該グループにおいて所
定の順序で配列され、該第1の符号化データのセクタの
所定の位置には、該第1の符号化データを標識する情報
と該第1の符号化データの位置を示す情報とを含む補助
情報が結合されている。この情報再生方法は、該記録媒
体に記録された該映像情報をピックアップ手段によって
取り出すステップ(a)と、取り出された該映像情報を
再生信号に変換するステップ(b)と、該再生信号か
ら、該各グループの該第1の符号化データの該セクタの
所定の位置に結合された該補助情報を抽出し、補助情報
信号を生成するステップ(c)と、該補助情報信号に基
づいて該ピックアップ手段を制御し、該ピックアップ手
段を該第1の符号化データが記録された所定の位置に移
動させるステップ(d)と、該再生信号を復号化し出力
信号に変換するステップ(e)と、を包含しており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0043】好ましくは、前記第1の圧縮符号化方法
は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符
号化方法のいずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法
は、前方向及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方
法、及び前方向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号
化方法のいずれかである。
【0044】本発明の1つの実施例によれば、前記グル
ープ化データのグループは連続して配置されており、該
グループ化データの1つのグループにおける前記第1の
符号化データの位置を示す情報は、該1つのグループの
n個前に配置されるグループにおける該第1の符号化デ
ータの先頭セクタのアドレス、及び該1つのグループの
n個後に配置されるグループにおける該第1の符号化デ
ータの先頭セクタのアドレスであり、ステップ(d)に
おいて、前記ピックアップ手段はn個離れたグループの
該第1の符号化データの先頭セクタに移動される。
【0045】もう1つの実施例によれば、前記グループ
化データのグループは連続して配置されており、前記グ
ループ化データの1つのグループにおける前記第1の符
号化データの位置を示す情報は、該1つのグループの該
第1の符号化データと他のグループの該第1の符号化デ
ータとの距離である。
【0046】前記距離は、前記1つのグループの前記第
1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つのグ
ループのn個前に配置されるグループにおける該第1の
符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び該1
つのグループの前記第1の符号化データの先頭セクタの
アドレスと該1つのグループのn個後に配置されるグル
ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
レスとの差であり、ステップ(d)において、前記ピッ
クアップ手段はn個離れたグループの該第1の符号化デ
ータの先頭セクタに移動されてもよい。
【0047】また、前記距離は、前記1つのグループの
前記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタ
のアドレスと該1つのグループのn個前に配置されるグ
ループにおける該第1の符号化データの先頭セクタのア
ドレスとの差、及び該1つのグループの前記第1の符号
化データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスと該
1つのグループのn個後に配置されるグループにおける
該第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差で
あってもよい。
【0048】好ましくは、ステップ(c)は、前記補助
情報信号から前記第1の符号化データの前記距離を算出
するステップを包含し、ステップ(d)において、前記
ピックアップ手段はステップ(c)で得られた該距離よ
り少ない距離だけ移動される。
【0049】本発明の情報再生方法は、記録媒体上に記
録された映像情報を再生する方法であって、該映像情報
は複数のグループに分割されたグループ化データであ
り、該複数のグループの各々は、第1の圧縮符号化方法
によって圧縮符号化された第1の符号化データと第2の
圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第2の符号化
データとを含み、該第1及び第2の符号化データは各々
セクタに分割され、該セクタは該グループにおいて所定
の順序で配列されている。この情報再生方法は、該記録
媒体に記録された該映像情報をピックアップ手段によっ
て取り出すステップ(a)と、取り出された該映像情報
を再生信号に変換するステップ(b)と、該再生信号か
ら、該映像情報の各グループの該第1の符号化データの
該セクタのアドレスを取り出し、取り出した該アドレス
を記憶するステップ(c)と、記憶された該アドレスに
基づいて、該各グループの該第1の符号化データが記録
されている一連のセクタの先頭セクタのアドレスを予測
するステップ(d)と、該予測の結果に基づいて該ピッ
クアップ手段を制御し、該ピックアップ手段を該第1の
符号化データが記録された所定の位置に移動させるステ
ップ(e)と、該再生信号を復号化し出力信号に変換す
るステップ(f)と、を包含しており、そのことにより
上記目的が達成される。
【0050】好ましくは、前記第1の圧縮符号化方法
は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符
号化方法のいずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法
は、前方向及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方
法、及び前方向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号
化方法のいずれかである。
【0051】本発明の1つの実施例によれば、ステップ
(c)において、前記各グループの前記第一の符号化デ
ータが記録されている一連セクタの先頭セクタ及び最後
尾セクタのうち少なくとも一つのアドレスが記憶され
る。
【0052】ステップ(d)は、前記グループ化データ
の1つのグループにおける前記第一の符号化データが記
録されている一連セクタの先頭セクタのアドレスと、該
1つのグループのn個前に配置されるグループにおける
該第1の符号化データの先頭セクタのアドレス及び最後
尾セクタのアドレスとの差を算出するステップを包含し
てもよい。
【0053】好ましくは、ステップ(c)において前記
1つのグループの前記第1の符号化データのセクタのア
ドレスが新たに記憶される度に、ステップ(d)におい
て位置予測が実行され、位置予測の結果が更新される。
【0054】
【作用】第1及び第2の符号化データが混在するグルー
プ化された画像データにおいて、第1の符号化データの
位置(セクタアドレスあるいは相対的な距離)を示す補
助情報を第1の符号化データのセクタに結合して記録す
る。この補助情報を用いることにより、特殊再生時にお
いて第1の符号化データのみを選択的に再生する。
【0055】転送レートの異なる符号化データが混在す
るグループ化された画像データにおいて、各グループの
転送レートを補助情報として所定のセクタに記録する。
この補助情報を用いることにより、再生時において安定
した再生を行う。
【0056】第1及び第2の符号化データが混在するグ
ループ化された画像データを特殊再生する場合に、第1
の符号化データのセクタアドレスを記憶する。記憶した
アドレスに基づいて、再生した1つのグループの第1の
符号化データと次に再生すべきグループの第1の符号化
データとの距離を予測する。予測した距離に基づいてピ
ックアップ手段を移動させることにより、第1の符号化
データのみを選択的に再生する。
【0057】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0058】以下の説明において、動画の画像データ信
号は、フレームごとあるいはフィールドごとに入力され
るデジタル映像信号であり、少なくとも二種類の符号化
方法によって圧縮符号化されている。例えば、空間的な
情報圧縮を行うフレーム内(フィールド内)符号化と、
時間的な情報圧縮を行うフレーム間(フィールド間)符
号化とである。典型的な例は、MPEG(Moving Pictu
re Image Coding Experts Group)標準の符号化方式に
よって符号化された画像データ信号である(図1)。図
1に示されるように、符号化された画像データは、フレ
ーム内符号化されたI(Intra-Coded)フレーム、前方
向予測のフレーム間符号化されたP(Predictive Code
d)フレーム、及び両方向予測のフレーム間符号化され
たB(Bi-directionally Predictive Coded)フレーム
が所定の順序で配列される。フレームではなくフィール
ド単位で符号化が行われた場合には、それぞれ、Iフィ
ールド、Pフィールド、及びBフィールドとなる。以下
の記述においてはフレームについて説明するが、フィー
ルドの場合も全く同様である。
【0059】(実施例1)図2は、本発明の第一の実施
例によって、記録媒体に記録される画像データ100の
配列を模式的に示している。上述のようにして圧縮符号
化されたデジタル画像データはグループごとに記録され
ている。記録媒体は、例えば光ディスクなどである。1
つのグループは、1つのIフレームのデータと、対応す
るPフレーム及びBフレームのデータとを含んでいる。
対応するPフレーム及びBフレームのデータとは、その
Iフレームと次のIフレームとの間に配置されるP及び
Bフレームのデータを指す。I、P、及びBフレームの
データは、各々セクタに分割されて記録される。図2に
おいては、各グループはn個のセクタ(例えば、セクタ
1〜an)を含んでいる。各グループの最初に配列され
る幾つかののセクタ201(例えば、セクタa1〜a3
にはIフレームのデータが配置され、残りのセクタ20
2(例えば、セクタa4〜an)にはP及びBフレームの
データが配置される。Iフレームのデータの各セクタ
は、自分自身のセクタアドレス、補助情報203、及び
圧縮符号化データから構成される。
【0060】なお、補助情報は1個でも複数個でもよ
い。また、補助情報203は、上述のようにIフレーム
の各セクタに配置することができるが、Iフレームの先
頭セクタのみ、あるいはIフレームの先頭セクタ及び最
後尾セクタのみに配置してもよい。
【0061】補助情報203は、下記の要素を含んでい
る。
【0062】(1)そのセクタに記録されるデータがフ
レーム内圧縮符号化データであることを示す識別子、
(2)そのセクタが含まれるグループよりm個前のグル
ープのIフレームの先頭セクタのアドレス、及び/また
はそのセクタが含まれるグループよりm個後ろのIフレ
ームの先頭セクタのアドレス。
【0063】例えば、図2に示されるように、1つのグ
ループのIフレームデータのセクタc1の所定の場所に
は補助情報203が記録され、補助情報203は、識別
子Iと、m(図ではm=2)個前グループのIフレーム
の先頭セクタa1のアドレス(セクタ名と同一のa1で示
している)と、m個後ろのグループのIフレームの先頭
セクタe1のアドレス(e1)とを含んでいる。
【0064】上記(1)及び(2)を記録する順番はい
れかわっていてもよい。
【0065】補助情報203は、上記(2)の代わり
に、下記の要素とすることもできる。(3)そのセクタ
が含まれるグループよりm個前のグループのIフレーム
の先頭セクタまでの距離、及び/またはそのセクタが含
まれるグループよりm個後ろのIフレームの先頭セクタ
までの距離。
【0066】なお、この距離は、そのセクタのアドレス
とそのセクタが含まれるループよりm個前のグループの
Iフレームの先頭セクタのアドレスとの差、あるいはそ
のセクタのアドレスとそのセクタが含まれるループより
m個後のグループのIフレームの先頭セクタのアドレス
との差でもよい。
【0067】図3は、上述の画像データを記録する本発
明の記録装置200を示すブロック図である。記録装置
200は、アナログ/デジタル変換器1、ディジタル画
像データを複数のフレームを含むグループに分割するグ
ループ分割器2、符号化器3、符号化された画像データ
をセクタに分割するセクタ分割器4、上述の補助情報を
生成する補助情報発生器5、及び、補助情報を所定のセ
クタに結合し、各セクタを配列して出力データを生成す
る混合器(フォーマッタ)6を備えている。
【0068】グループ分割器2は、入力された画像デー
タ(シリアルデータ)を、複数のフレームごとにグルー
プ化して第1のグループ化データを生成する。符号化器
3は、第1のグループ化データの各グループ毎に圧縮符
号化を行い、フレーム内圧縮符号化方法を用いてIフレ
ーム(第1の符号化データ)を生成し、前方向及び両方
向フレーム間圧縮符号化方法を用いてP及びBフレーム
(第2の符号化データ)を生成する。前方向及び両方向
フレーム間圧縮符号化方法のうちいずれか一方を用いて
もかまわない。セクタ分割器4は、I、P、及びBフレ
ームを所定のセクタに分割して混合器6に出力する。補
助情報発生器5はIフレームであることを示す標識子I
と、mグループ前及び/又は後のグループのIフレーム
の位置あるいは相対的な距離を示す補助情報とを生成す
る。生成された補助情報は混合器6に与えられる。混合
器6は、補助情報を、セクタに分割されたIフレームデ
ータの少なくとも1つのセクタの所定の位置に結合し、
I、P、及びBフレームデータのセクタを所定の順序で
配列して、記録すべきグループ化データ100を生成す
る。
【0069】ここで、異なるグループに属するIフレー
ムの相対的な距離の情報は、例えば、1つのグループの
Iフレームデータの先頭セクタ及び最後尾セクタのアド
レスとこの1つのグループのm個前に配置されるグルー
プにおけるIフレームデータの先頭セクタのアドレスと
の差、あるいは1つのグループのIフレームデータの先
頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスとこの1つのグル
ープのm個後に配置されるグループにおけるIフレーム
データの先頭セクタのアドレスとの差などとすることが
でき、これらを必要に応じて組み合わせて用いることが
できる。飛び越すグループの数m(mは自然数である)
は、特殊再生(高速再生)の速度に応じて選ぶことがで
きる。複数のmに対応する情報を記録することにより、
異なる速度の高速再生に対応することができる。
【0070】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例による情報再生装置300の概略を示すブロック図で
ある。情報再生装置300は、上述の情報記録装置20
0によって、光ディスクなどの記録媒体に記録された圧
縮符号化された映像情報(画像データ)を再生する。以
下の記述においては、記録媒体は光ディスクとして説明
する。他の種類の記録媒体(磁気記録媒体など)であっ
てもかまわない。なお、本実施例による再生装置300
は、実施例1で説明した(1)及び(2)の補助情報が
記録されている場合に対応する。
【0071】情報再生装置300は、記録媒体11に記
録された映像情報を取り出す光ピックアップ装置12、
光ピックアップ装置12を移動させる光ピックアップ駆
動回路17、光ピックアップ装置12から映像情報を受
け取り、映像信号を再生信号に変換する信号再生回路1
3、再生信号から各グループにおけるIフレームデータ
のセクタの補助情報信号を抽出する補助情報抽出器1
4、バッファ15、再生信号を復号化して出力信号に変
換する復号化回路16、及び補助情報信号に基づいて光
ピックアップ駆動回路17を制御する制御回路18を備
えている。
【0072】信号再生回路13は、光ピックアップ装置
12から画像データ信号を受け取り、二値化、ディジタ
ル復調、及び誤り訂正等の処理を行う。信号再生回路1
3から出力された画像データは、補助情報抽出器14と
バッファ15とに送られる。補助情報抽出器14は、実
施例1で説明した補助情報を抽出し、補助情報信号をバ
ッファ15及び制御回路18に出力する。制御回路18
は、補助情報信号に基づいて、光ピックアップ駆動回路
17を制御する。制御回路18は、図4に示すように別
個に設けることもできるし、光ピックアップ駆動回路1
7の内部に備えることも可能である。復号化器16は、
バッファ15の出力を受け取り、圧縮符号化されていた
画像データのデータ伸張及び復号化を行い、表示すべき
画像データを出力する。
【0073】高速再生などの特殊再生時においては、以
下のようにしてIフレームのデータのみが連続して再生
される。補助情報抽出器14によって抽出された1つの
グループの補助情報を用いることにより、例えば、次に
再生すべきIフレームデータ(m個離れたグループに属
する)の先頭セクタのアドレスを得ることができる。制
御回路18によって、光ピックアップ駆動回路17を制
御し、光ピックアップ装置12(の再生ヘッド:図示せ
ず)を、得られたアドレスへトラックジャンプさせる。
これにより、再生ヘッドは次に再生すべきIフレームデ
ータの先頭セクタに到達し、Iフレームデータのセクタ
から画像情報を再生する。このIフレームデータには、
その次に再生すべきIフレームデータの先頭セクタのア
ドレス情報が含まれているので、再生ヘッドは、さらに
次のアドレスにトラックジャンプする。以上の操作を繰
り返して行うことにより、Iフレームデータのみを再生
することができる。
【0074】この先頭セクタのアドレスは、高速再生の
速度に応じて適切に選ぶことができる。特殊再生を非常
に高速で行う場合には、トラックジャンプすべきグルー
プの数mを大きく設定すればよい。さらに複数のmの値
に対応するセクタアドレス情報を記録し、特殊再生モー
ドを複数設定することも可能である。
【0075】補助情報として、そのセクタがIフレーム
データであることを示す識別子Iのみを用いて特殊再生
を行うこともできる。しかし、その場合には、すべての
グループのIフレームが再生されるため、特殊再生の速
度が限定される。
【0076】また、記録媒体をより効率的に利用するた
めに、記録再生する画像データの種類(例えば、ドラマ
やスポーツ番組などの動きの多い映像や、ニュース番組
のように動きの少ない映像)に応じて、画像データの圧
縮率が異なり得る。そのような場合に、次に再生すべき
Iフレームのセクタアドレスを記録しておくことによ
り、圧縮率に応じた効果的な特殊再生を行うことが可能
である。
【0077】(実施例3)図5は、本発明の第3の実施
例による情報再生装置400の概略を示すブロック図で
ある。情報再生装置400は、上述の情報記録装置20
0によって、光ディスクなどの記録媒体に記録された圧
縮符号化された映像情報(画像データ)を再生する。以
下の記述においては、記録媒体は光ディスクとして説明
する。他の種類の記録媒体(磁気記録媒体など)であっ
てもかまわない。なお、本実施例による再生装置400
は、実施例1で説明した(1)及び(3)の補助情報が
記録されている場合に対応する。
【0078】情報再生装置400は、記録媒体21に記
録された映像情報を取り出す光ピックアップ装置22、
光ピックアップ装置22を移動させる光ピックアップ駆
動回路25、光ピックアップ装置22から映像情報を受
け取り、映像信号を再生信号に変換する信号再生回路2
3、再生信号から各グループにおけるIフレームデータ
のセクタの補助情報信号を抽出する補助情報抽出器2
4、再生信号を復号化して出力信号に変換する復号化回
路26、及び補助情報信号に基づいて光ピックアップ駆
動回路25を制御する制御回路27を備えている。
【0079】信号再生回路23は、光ピックアップ装置
22から画像データ信号を受け取り、二値化、ディジタ
ル復調、及び誤り訂正等の処理を行う。信号再生回路2
3から出力された画像データは、補助情報抽出器24に
送られる。補助情報抽出器24は、実施例1で説明した
補助情報(距離情報)を抽出し、補助情報信号を制御回
路27に出力する。制御回路27は、補助情報信号に基
づいて、光ピックアップ駆動回路25を制御する。制御
回路27は、図5に示すように別個に設けることもでき
るし、光ピックアップ駆動回路25の内部に備えること
も可能である。復号化器26は、信号再生回路23の出
力を受け取り、圧縮符号化されていた画像データのデー
タ伸張及び復号化を行い、表示すべき画像データを出力
する。
【0080】高速再生などの特殊再生時においては、以
下のようにしてIフレームのデータのみが連続して再生
される。補助情報抽出器24は、Iフレームが記録され
ているセクタの所定の位置に記録されている補助情報か
ら、そのグループのm個後ろのグループのIフレームま
での距離情報を抽出する。この距離情報によって、次に
再生すべきIフレームに到達するために再生ヘッドがト
ラックジャンプすべき距離を得ることができる。この距
離は、例えば、一つのIフレームの先頭セクタあるいは
最後尾セクタのアドレスと、次に再生すべきIフレーム
の先頭アドレスとの差とすることができる。制御回路2
7によって、光ピックアップ駆動回路25を制御し、光
ピックアップ装置22(の再生ヘッド:図示せず)を、
得られた距離だけラックジャンプさせる。これにより、
再生ヘッドは次に再生すべきIフレームデータの先頭セ
クタに到達し、Iフレームデータのセクタから画像情報
を再生する。このIフレームデータには、その次に再生
すべきIフレームデータまでの距離情報が含まれている
ので、再生ヘッドは、さらに次のIフレームデータにト
ラックジャンプする。以上の操作を繰り返して行うこと
により、Iフレームデータのみを再生することができ
る。なお、トラックジャンプする距離は、補助情報抽出
器で抽出された距離情報よりやや短い距離でもよい。こ
れは再生ヘッドの飛び過ぎを防止するためである。
【0081】このトラッックジャンプする距離の大きさ
は、高速再生の速度に応じて適切に選ぶことができる。
特殊再生を非常に高速で行う場合には、いくつものブロ
ックをジャンプするように距離を設定すればよい。さら
に複数距離情報を記録し、特殊再生モードを複数設定す
ることも可能である。実施例2の場合と同様に、画像デ
ータの種類や圧縮率に応じた効果的な特殊再生を行うこ
とができる。
【0082】また、補助情報として、距離を用いること
により、アドレスを計算することなく、直接光ピックア
ップ駆動回路を制御することができる。
【0083】(実施例4)図6は、本発明の第4の実施
例によって、記録媒体に記録される画像データ500の
配列を模式的に示している。画像データ500の構成
は、実施例1で説明した画像データ100と、補助情報
204の内容以外は同様である。実施例1において、補
助情報203は、(1)そのセクタに記録されるデータ
がフレーム内圧縮符号化データ(Iフレーム)であるこ
とを示す識別子I、及び(2)次に再生すべきIフレー
ムのアドレス又は(3)次に再生すべきIフレームまで
の距離情報を含んでいた。
【0084】本実施例においては、補助情報204は、
図6からもわかるように、上記(2)又は(3)の代わ
りに、(4)各グループの画像データの転送レートを記
録している。上記(1)識別子Iを含むことは補助情報
203と同様である。補助情報204は、Iフレームの
各セクタに記録される。あるいはIフレームの先頭セク
タのみに記録してもよい。
【0085】なお、本実施例においては、転送レートは
その補助情報が含まれるグループの転送レートとしてい
るが、複数のグループの転送レートを平均した値であっ
てもよい。また、補助情報は1個でも複数個でもよい。
(1)及び(4)を記録する順序は入れ替わってもよ
い。
【0086】画像データ500は、図3に示される記録
装置200において、補助情報発生器5によって発生さ
れる補助情報203を補助情報204に変えることによ
り、実施例1と同様にして記録することができる(詳細
な説明は省略する)。
【0087】図7は、本発明の第4の実施例による情報
再生装置600の概略を示すブロック図である。情報再
生装置600は、光ディスクなどの記録媒体に記録され
た画像データ500を再生する。
【0088】情報再生装置600は、記録媒体31に記
録された映像情報を取り出す光ピックアップ装置32、
光ピックアップ装置32から映像情報を受け取り、映像
信号を再生信号に変換する信号再生回路33、再生信号
から各グループにおけるIフレームデータのセクタの補
助情報信号を抽出する補助情報抽出器35、メモリ3
4、及び再生信号を復号化して出力信号に変換する復号
化回路36を備えている。
【0089】信号再生回路33は、光ピックアップ装置
32から画像データ信号を受け取り、二値化、ディジタ
ル復調、及び誤り訂正等の処理を行う。信号再生回路3
3から出力された画像データは、補助情報抽出器35と
メモリ34とに送られる。補助情報抽出器35は、上述
の補助情報(転送レート)を抽出し、補助情報信号をメ
モリ34に出力する。補助情報信号に基づき、転送レー
トに応じてメモリ34の入力及び出力が制御される。復
号化器36は、メモリ34の出力を受け取り、圧縮符号
化されていた画像データのデータ伸張及び復号化を行
い、表示すべき画像データを出力する。
【0090】なお、本実施例の再生装置600に、さら
に、ピックアップ装置32を移動させる光ピックアップ
駆動回路を備え、前出の実施例と組み合わせて用いるこ
とも可能である。また、転送レートではなくそのグルー
プに含まれる情報量を示すことも可能である。
【0091】このように、補助情報として転送レートを
用いることにより、一つの記録媒体中に転送レートが異
るデータが混在して記録されている場合でも、安定して
スムーズに画像データを復号化する事ができる。
【0092】(実施例5)本実施例においては、1つの
グループのIフレームデータから、m個離れたグループ
のIフレームまでの距離を予測することにより、特殊再
生においてIフレームデータのみを再生する再生装置及
び再生方法を説明する。
【0093】図8は、本発明の第5の実施例による情報
再生装置700の概略を示すブロック図である。再生装
置700は、光ディスクなどの記録媒体に記録された圧
縮符号化された映像情報(図10に示される画像データ
800)を再生する。以下の記述においては、記録媒体
は光ディスクとして説明する。他の種類の記録媒体(磁
気記録媒体など)であってもかまわない。
【0094】情報再生装置700は、記録媒体41に記
録された映像情報を取り出す光ピックアップ装置42、
光ピックアップ装置42を移動させる光ピックアップ駆
動回路47、光ピックアップ装置42から映像情報を受
け取り、映像信号を再生信号に変換する信号再生回路4
3、アドレス記憶回路44、距離予測器45、再生信号
を復号化して出力信号に変換する復号化回路46、及び
距離情報信号に基づいて光ピックアップ駆動回路47を
制御する制御回路48を備えている。
【0095】信号再生回路43は、光ピックアップ装置
42から画像データ信号を受け取り、二値化、ディジタ
ル復調、及び誤り訂正等の処理を行う。信号再生回路4
3から出力された画像データは、アドレス記憶回路44
と復号化回路46とに送られる。アドレス記憶回路44
は、各グループのIフレームが記録されている一連のセ
クタのアドレスを記憶する。アドレス記憶回路44に記
憶されたアドレスは、アドレス情報として出力され、距
離予測器45に与えられる。距離予測器45は、アドレ
ス情報に基づいて、次に再生すべきグループのIフレー
ムまでの距離を予測し、予測した距離を距離情報信号と
して制御回路48に与える。制御回路48は、距離情報
信号に基づいて、光ピックアップ駆動回路47を制御す
る。制御回路48は、図8に示すように別個に設けるこ
ともできるし、光ピックアップ駆動回路47の内部に備
えることも可能である。復号化器46は、信号再生回路
43の出力を受け取り、圧縮符号化されていた画像デー
タのデータ伸張及び復号化を行い、表示すべき画像デー
タを出力する。
【0096】高速再生などの特殊再生時においては、以
下のようにしてIフレームのデータのみが連続して再生
される。
【0097】図9に示されるように、アドレス記憶回路
44はアドレス抽出器441及びメモリ442を備え、
距離予測器45はアドレス演算器451を備えている。
【0098】アドレス抽出器441は、信号再生回路4
3から与えられる画像データから、各グループのIフレ
ームのセクタアドレスを抽出する。抽出されたアドレス
は、メモリ422に記憶され、必要なアドレスがアドレ
ス演算器451に送られる。
【0099】例えば、図10に示されるように、まず、
1つのグループ(c)のIフレームの先頭セクタc1
アドレスと、その1つ前のグループ(b)のIフレーム
の最後尾セクタb3のアドレスとをアドレス記憶回路4
4(のメモリ442)に記憶する。アドレス記憶回路4
4は、その記憶されたアドレスを距離予測器45に出力
する。
【0100】距離予測器45は、アドレス記憶回路44
から与えられるアドレス情報を用いて、c1セクタから
3セクタまでの距離x1を算出する。グループ(c)の
セクタc1からc3までに記憶されたIフレームデータが
再生された後、距離予測器45は、距離x1を用いて、
次に再生すべきIフレームの先頭アドレスまでの距離を
予測し、距離情報信号を制御回路48に与える。制御回
路48は、光ピックアップ駆動回路47を制御し、光ピ
ックアップ装置42(の再生ヘッド:図示せず)を予測
された距離だけトラックジャンプさせる。これにより、
再生ヘッドは次のグループ(d)のIフレームの先頭セ
クタd1にジャンプし、セクタd1からd 3までが再生さ
れる。
【0101】次に、アドレス記憶回路44は、d1セク
タのアドレスとその前に再生したc3セクタのアドレス
とを記憶し、記憶されたアドレスを距離予測器45に出
力する。距離予測器45は、アドレス記憶回路44から
のアドレス情報を用いてd1セクタからc3セクタまでの
距離x2を算出する。グループ(d)のセクタd1からd
3までに記憶されたIフレームデータが再生された後、
距離予測器45は、距離x2を用いて、次に再生すべき
Iフレームの先頭アドレスまでの距離を予測する。予測
された結果は距離情報信号として制御回路48に与えら
れる。制御回路48は、光ピックアップ駆動回路47を
制御し、光ピックアップ装置42の再生ヘッドを予測さ
れた距離だけトラックジャンプさせる。これにより、再
生ヘッドは次のグループ(e)のIフレームの先頭セク
タe1にジャンプし、セクタe1からe3までが再生され
る。
【0102】以下、同様に、アドレス記憶回路44に記
憶したe1セクタのアドレスとd3セクタのアドレスとに
基づいて、距離予測器45はe1セクタからd3セクタま
での距離x3を算出する。グループ(e)のセクタe1
らe3に記録されたIフレームが再生された後、距離x3
を用いて予測された距離だけ光ピックアップ装置42が
トラックジャンプさせられ、次のグループ(f)のセク
タf1からf3までに記録されたIフレームデータが再生
される。以上の操作を繰り返す事により、特殊再生時に
おいてIフレームデータのみを再生する事ができる。
【0103】なお、以上の説明では、隣接したグループ
のIフレームデータの先頭セクタのアドレス及び最後尾
セクタのアドレスを用いて距離の予測を行っているが、
数個離れたグループにおけるIフレームデータのセクタ
アドレスを用いてもよい。特殊再生の速度に応じて、ア
ドレス記憶回路に記憶するセクタのアドレスを適切に選
択することにより、効率的なIフレームの再生が可能と
なる。
【0104】次に、特殊再生時においてIフレームのデ
ータのみを連続して再生するもう一つの方法を説明す
る。
【0105】この方法においては、アドレス記憶回路4
4は、まず、1つのグループ(c)のIフレームの先頭
セクタc1のアドレスと、その2つ前のグループ(a)
のIフレームの最後尾セクタa3のアドレスとをメモリ
442に記憶する。アドレス記憶回路44は、その記憶
されたアドレスを距離予測器45に出力する。
【0106】距離予測器45は、アドレス記憶回路44
から与えられるアドレス情報を用いて、c1セクタから
3セクタまでの距離x4を算出する(図10参照)。グ
ループ(c)のセクタc1からc3までに記憶されたIフ
レームデータが再生された後、距離予測器45は、距離
x4を用いて、次に再生すべきIフレームの先頭アドレ
スまでの距離を予測し、距離情報信号を制御回路48に
与える。制御回路48は、光ピックアップ駆動回路47
を制御し、光ピックアップ装置42(の再生ヘッド:図
示せず)を予測された距離(x4)だけトラックジャン
プさせる。これにより、再生ヘッドは1つ離れたグルー
プ(e)のIフレームの先頭セクタe1にジャンプし、
セクタe1からe3までが再生される。以下、上述の場合
と同様に、この操作を繰り返すことにより、特殊再生時
においてIフレームデータのみを再生する事ができる。
この場合は1つおきのグループのIフレームデータが再
生される。
【0107】このように、あるグループのIフレームの
先頭セクタのアドレスと、そのグループのm(m:自然
数)個前のグループのIフレームの最後尾セクタのアド
レスとを用いて、あるグループのIフレームの最後尾セ
クタからm個後ろのグループのIフレームデータの先頭
セクタまでの距離を予測する事ができる。従って、数グ
ループはなれたグループのIフレームデータをも再生す
る事ができる。
【0108】本実施例による再生装置700及び再生方
法によれば、Iフレームデータのセクタアドレスを記憶
するアドレス記憶回路及び距離予測器を設けることによ
り、記録媒体に記録された画像データが補助情報を有し
ない場合においても、特殊再生時においてIフレームデ
ータのみを再生することができる。更に、特殊再生の再
生速度に応じて、Iフレームデータを再生すべきグルー
プを選択することができる。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮符号化された画像
データのうち、フレーム内(あるいはフィールド内)符
号化データ等、比較的簡単な手続きによって復号化がで
きるデータを選択的に再生することにより、高速順方向
再生及び高速逆方向再生等の特殊再生を行うことができ
る光学的記録再生装置及び記録再生方法を提供すること
ができる。さらに、所望の再生速度に応じて、再生する
データの選択方法を変化させられる光学的記録再生装置
及び記録再生方法を提供することができる。
【0110】本発明によれば、一つの記録媒体中に転送
レートが異るデータが混在して記録されている場合で
も、安定してスムーズに画像データを復号化できる記録
再生装置及び記録再生方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MPEG標準の符号化方式によって符号化され
た画像データ信号を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例による、記録媒体に記録
される画像データのセクタ配列及び補助情報の内容を示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施例による情報記録装置を示
すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例による情報再生装置を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例による情報再生装置を示
すブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施例による、記録媒体に記録
される画像データのセクタ配列及び補助情報の内容を示
す図である。
【図7】本発明の第4の実施例による情報再生装置を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施例による情報再生装置を示
すブロック図である。
【図9】図8に示されるアドレス記憶回路及び距離予測
器をより詳細に示す図である。
【図10】本発明の第5の実施例で用いられる画像デー
タのセクタ配列及びセクタ間の距離を示す図である。
【図11】Iフレームデータのセクタアドレスを記録す
る従来の方法を示す図である。
【符号の説明】
11 光ディスク 12 光ピックアップ装置 13 信号再生回路 14 補助情報抽出器 15 バッファ 16 復号化器 17 光ピックアップ駆動回路 18 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A 8224−5D

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報を圧縮符号化して記録する情報
    記録装置であって、該装置は、 ディジタル画像データを複数のフレームを含むグループ
    に分割し、第1のグループ化データを生成するグループ
    分割手段と、 該第1のグループ化データの各グループを、第1及び第
    2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化し、各々、第1
    の符号化データ及び第2の符号化データを生成する符号
    化手段と、 該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割する
    セクタ分割手段と、 該第1の符号化データを標識する情報と、該第1の符号
    化データの位置を示す情報とを含む補助情報を生成する
    補助情報生成手段と、 該補助情報を、該セクタに分割された該第1の符号化デ
    ータの少なくとも1つのセクタの所定の位置に結合し、
    該第1及び第2の符号化データのセクタを所定の順序で
    配列して第2のグループ化データを生成するフォーマッ
    ト手段と、 を備えた記録装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化手段は、前記第1の圧縮符号
    化方法として、フレーム内圧縮符号化方法及びフィール
    ド内圧縮符号化方法のいずれかを用い、前記第2の圧縮
    符号化方法として、前方向及び/又は両方向フレーム間
    圧縮符号化方法、及び前方向及び/又は両方向フィール
    ド間圧縮符号化方法のいずれかを用いる、請求項1に記
    載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のグループ化データの1つのグ
    ループにおける前記第1の符号化データの位置を示す情
    報は、該第2のグループ化データのグループが連続して
    配置されたときの、該1つのグループのn個前に配置さ
    れるグループにおける該第1の符号化データの先頭セク
    タのアドレス、及び該1つのグループのn個後に配置さ
    れるグループにおける該第1の符号化データの先頭セク
    タのアドレスである、請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のグループ化データの1つのグ
    ループにおける前記第1の符号化データの位置を示す情
    報は、該第2のグループ化データのグループが連続して
    配置されたときの、該1つのグループの該第1の符号化
    データと他のグループの該第1の符号化データとの距離
    を示す、請求項1に記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記距離は、前記1つのグループの前記
    第1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つの
    グループのn個前に配置されるグループにおける該第1
    の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び該
    1つのグループの前記第1の符号化データの先頭セクタ
    のアドレスと該1つのグループのn個後に配置されるグ
    ループにおける該第1の符号化データの先頭セクタのア
    ドレスとの差である、請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記距離は、前記1つのグループの前記
    第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタのア
    ドレスと該1つのグループのn個前に配置されるグルー
    プにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレ
    スとの差、及び該1つのグループの前記第1の符号化デ
    ータの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスと該1つ
    のグループのn個後に配置されるグループにおける該第
    1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差であ
    る、請求項4に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 映像情報を圧縮符号化して記録する情報
    記録装置であって、該装置は、 ディジタル画像データを複数のフレームを含むグループ
    に分割し、第1のグループ化データを生成するグループ
    分割手段と、 該第1のグループ化データの各グループを、第1及び第
    2の圧縮符号化方法によって圧縮符号化し、各々、第1
    の符号化データ及び第2の符号化データを生成する符号
    化手段と、 該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割する
    セクタ分割手段と、該第1のグループ化データの各グル
    ープの転送レートを示す情報を含む補助情報を生成する
    補助情報生成手段と、 該補助情報を、該第1の符号化データの所定のセクタに
    結合し、該第1及び第2の符号化データの該セクタを所
    定の順序で配列して第2のグループ化データを生成する
    フォーマット手段と、 を備えた記録装置。
  8. 【請求項8】 前記転送レートは、複数グループの転送
    レートの総量をグループの個数で割った平均値である、
    請求項7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記フォーマット手段は、前記補助情報
    を、前記第1の符号化データの一連のセクタの各セクタ
    の所定の場所に結合する、請求項1及び7の何れかに記
    載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記フォーマット手段は、前記補助情
    報を、前記第1の符号化データの一連のセクタの先頭セ
    クタ及び最後尾セクタのいずれかの場所に結合する、請
    求項1及び7の何れかに記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体上に記録された映像情報であ
    って、該記録された映像情報は複数のグループに分割さ
    れたグループ化データであり、該複数のグループの各々
    は、第1の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第
    1の符号化データと、第2の圧縮符号化方法によって圧
    縮符号化された第2の符号化データとを含み、該第1及
    び第2の符号化データは各々セクタに分割され、該セク
    タは該グループにおいて所定の順序で配列され、該第1
    の符号化データのセクタの所定の位置には、該第1の符
    号化データを標識する情報と、該第1の符号化データの
    位置を示す情報とを含む補助情報が結合されている、映
    像情報を再生する装置であって、該装置は、 該記録媒体に記録された該映像情報を取り出すピックア
    ップ手段と、 該ピックアップ手段を移動させるピックアップ駆動手段
    と、 該ピックアップ手段から該映像情報を受け取り、該映像
    情報を再生信号に変換する信号再生手段と、 該再生信号を受け取り、該各グループの該第1の符号化
    データの該セクタの所定の位置に結合された該補助情報
    を抽出し、補助情報信号を生成する補助情報抽出手段
    と、 該補助情報信号を受け取り、該補助情報信号に基づいて
    該ピックアップ駆動手段を制御する制御手段と、 該再生信号を受け取り、該再生信号を復号化し出力信号
    に変換する復号化手段と、 を備えている、情報再生装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の圧縮符号化方法は、フレー
    ム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符号化方法の
    いずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法は、前方向
    及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び前方
    向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号化方法のいず
    れかである、請求項11に記載の情報再生装置。
  13. 【請求項13】 前記グループ化データのグループは連
    続して配置されており、該グループ化データの1つのグ
    ループにおける前記第1の符号化データの位置を示す情
    報は、該1つのグループのn個前に配置されるグループ
    における該第1の符号化データの先頭セクタのアドレ
    ス、及び該1つのグループのn個後に配置されるグルー
    プにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレ
    スである、請求項11に記載の再生装置。
  14. 【請求項14】 前記グループ化データのグループは連
    続して配置されており、前記グループ化データの1つの
    グループにおける前記第1の符号化データの位置を示す
    情報は、該1つのグループの該第1の符号化データと他
    のグループの該第1の符号化データとの距離である、請
    求項11に記載の再生装置。
  15. 【請求項15】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つ
    のグループのn個前に配置されるグループにおける該第
    1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び
    該1つのグループの前記第1の符号化データの先頭セク
    タのアドレスと該1つのグループのn個後に配置される
    グループにおける該第1の符号化データの先頭セクタの
    アドレスとの差である、請求項14に記載の再生装置。
  16. 【請求項16】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタの
    アドレスと該1つのグループのn個前に配置されるグル
    ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
    レスとの差、及び該1つのグループの前記第1の符号化
    データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスと該1
    つのグループのn個後に配置されるグループにおける該
    第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差であ
    る、請求項14に記載の再生装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記補助情報信号か
    ら前記第1の符号化データの前記距離を算出し、得られ
    た該距離より少ない距離だけ該ピックアップ手段を移動
    させる、請求項14に記載の再生装置。
  18. 【請求項18】 記録媒体上に記録された映像情報を再
    生する再生装置であって、該記録された映像情報は、複
    数のグループに分割されたグループ化データであり、該
    複数のグループの各々は、第1の圧縮符号化方法によっ
    て圧縮符号化された第1の符号化データと、第2の圧縮
    符号化方法によって圧縮符号化された第2の符号化デー
    タとを含み、該第1及び第2の符号化データは各々セク
    タに分割され、該セクタは該グループにおいて所定の順
    序で配列されている、映像情報であって、 該再生装置は、 該記録媒体に記録された該映像情報を取り出すピックア
    ップ手段と、 該ピックアップ手段を移動させるピックアップ駆動手段
    と、 該ピックアップ手段から該映像情報を受け取り、該映像
    情報を再生信号に変換する信号再生手段と、 該再生信号を受け取り、該各グループの該第1の符号化
    データの該セクタのアドレスを記憶するアドレス記憶手
    段と、 該アドレス記憶手段から記憶されていた該アドレスを受
    け取り、該各グループの該第1の符号化データが記録さ
    れている一連のセクタの先頭セクタのアドレスを予測す
    る位置予測手段と、 該位置予測手段の予測の結果を受け取り、該予測の結果
    に基づいて該ピックアップ駆動手段を制御する制御手段
    と、 該再生信号を受け取り、該再生信号を復号化し出力信号
    に変換する復号化手段と、 を備えている、情報再生装置。
  19. 【請求項19】 前記第1の圧縮符号化方法は、フレー
    ム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符号化方法の
    いずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法は、前方向
    及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び前方
    向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号化方法のいず
    れかである、請求項18に記載の情報再生装置。
  20. 【請求項20】 前記アドレス記憶手段は、前記各グル
    ープの前記第一の符号化データが記録されている一連セ
    クタの先頭セクタ及び最後尾セクタのうち少なくとも一
    つのアドレスを記憶する、請求項18に記載の再生装
    置。
  21. 【請求項21】 前記位置予測手段は、前記グループ化
    データの1つのグループにおける前記第一の符号化デー
    タが記録されている一連セクタの先頭セクタのアドレス
    と、該1つのグループのn個前に配置されるグループに
    おける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレス及
    び最後尾セクタのアドレスとの差を算出する手段を備え
    ている、請求項18に記載の再生装置。
  22. 【請求項22】 前記位置予測手段は、前記1つのグル
    ープの前記第1の符号化データのセクタのアドレスが前
    記アドレス記憶手段に新たに記憶される度に位置予測を
    行い、位置予測の結果を更新する手段を備えている、請
    求項18に記載の再生装置。
  23. 【請求項23】 映像情報を圧縮符号化して記録する方
    法であって、該方法は、 ディジタル画像データを複数のフレームを含むグループ
    に分割し、第1のグループ化データを生成するステップ
    (a)と、 該第1のグループ化データの各グループを第1の圧縮符
    号化方法によって圧縮符号化し、第1の符号化データを
    生成するステップ(b)と、 該第1のグループ化データの各グループを第2の圧縮符
    号化方法によって圧縮符号化し、第2の符号化データを
    生成するステップ(c)と、 該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割する
    ステップ(d)と、 該第1の符号化データを標識する情報と該第1の符号化
    データの位置を示す情報とを含む補助情報を生成するス
    テップ(e)と、 該補助情報を該セクタに分割された該第1の符号化デー
    タの少なくとも1つのセクタの所定の位置に結合するス
    テップ(f)と、 該第1及び第2の符号化データのセクタを所定の順序で
    配列して第2のグループ化データを生成するステップ
    (g)と、 を包含する記録方法。
  24. 【請求項24】 ステップ(b)の前記第1の圧縮符号
    化方法は、フレーム内圧縮符号化方法及びフィールド内
    圧縮符号化方法のいずれかであり、ステップ(c)の前
    記第2の圧縮符号化方法は、前方向及び/又は両方向フ
    レーム間圧縮符号化方法、及び前方向及び/又は両方向
    フィールド間圧縮符号化方法のいずれかである、請求項
    23に記載の記録方法。
  25. 【請求項25】 前記第1の符号化データの位置を示す
    情報は、ステップ(g)において配列される前記第2の
    グループ化データにおいて、該位置を示す情報が結合さ
    れたセクタを含む1つのグループのn個前に配置される
    グループにおける該第1の符号化データの先頭セクタの
    アドレス、及び該1つのグループのn個後に配置される
    グループにおける該第1の符号化データの先頭セクタの
    アドレスである、請求項23に記載の記録方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の符号化データの位置を示す
    情報は、ステップ(g)において配列される前記第2の
    グループ化データにおいて、該位置を示す情報が結合さ
    れたセクタを含む1つのグループの該第1の符号化デー
    タと他のグループの該第1の符号化データとの距離を示
    す、請求項23に記載の記録方法。
  27. 【請求項27】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つ
    のグループのn個前に配置されるグループにおける該第
    1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び
    該1つのグループの前記第1の符号化データの先頭セク
    タのアドレスと該1つのグループのn個後に配置される
    グループにおける該第1の符号化データの先頭セクタの
    アドレスとの差である、請求項26に記載の記録方法。
  28. 【請求項28】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタの
    アドレスと該1つのグループのn個前に配置されるグル
    ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
    レスとの差、及び該1つのグループの前記第1の符号化
    データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスと該1
    つのグループのn個後に配置されるグループにおける該
    第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差であ
    る、請求項27に記載の記録方法。
  29. 【請求項29】 映像情報を圧縮符号化して記録する情
    報記録方法あって、該方法は、 ディジタル画像データを複数のフレームを含むグループ
    に分割し、第1のグループ化データを生成するステップ
    (a)と、 該第1のグループ化データの各グループを第1の圧縮符
    号化方法によって圧縮符号化し、第1の符号化データを
    生成するステップ(b)と、 該第1のグループ化データの各グループを第2の圧縮符
    号化方法によって圧縮符号化し、第2の符号化データを
    生成するステップ(c)と、 該第1及び第2の符号化データを各々セクタに分割する
    ステップ(d)と、 該第1のグループ化データの各グループの転送レートを
    示す情報を含む補助情報を生成するステップ(e)と、 該補助情報を、該第1の符号化データの所定のセクタに
    結合するステップ(f)と、 該第1及び第2の符号化データの該セクタを所定の順序
    で配列して第2のグループ化データを生成するステップ
    (g)と、 を包含する、記録方法。
  30. 【請求項30】 前記転送レートは、複数グループの転
    送レートの総量をグループの個数で割った平均値であ
    る、請求項29に記載の記録方法。
  31. 【請求項31】 ステップ(f)において、前記補助情
    報は、前記第1の符号化データの一連のセクタの各セク
    タの所定の場所に結合される、請求項23及び29の何
    れかに記載の記録方法。
  32. 【請求項32】 ステップ(f)において、前記補助情
    報は、前記第1の符号化データの一連のセクタの先頭セ
    クタ及び最後尾セクタのいずれかに結合される、請求項
    23及び29の何れかに記載の記録方法。
  33. 【請求項33】 記録媒体上に記録された映像情報であ
    って、該記録された映像情報は複数のグループに分割さ
    れたグループ化データであり、該複数のグループの各々
    は、第1の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第
    1の符号化データと、第2の圧縮符号化方法によって圧
    縮符号化された第2の符号化データとを含み、該第1及
    び第2の符号化データは各々セクタに分割され、該セク
    タは該グループにおいて所定の順序で配列され、該第1
    の符号化データのセクタの所定の位置には、該第1の符
    号化データを標識する情報と該第1の符号化データの位
    置を示す情報とを含む補助情報が結合されている、映像
    情報を再生する方法であって、該方法は、 該記録媒体に記録された該映像情報をピックアップ手段
    によって取り出すステップ(a)と、 取り出された該映像情報を再生信号に変換するステップ
    (b)と、 該再生信号から、該各グループの該第1の符号化データ
    の該セクタの所定の位置に結合された該補助情報を抽出
    し、補助情報信号を生成するステップ(c)と、 該補助情報信号に基づいて該ピックアップ手段を制御
    し、該ピックアップ手段を該第1の符号化データが記録
    された所定の位置に移動させるステップ(d)と、 該再生信号を復号化し出力信号に変換するステップ
    (e)と、 を包含する、再生方法。
  34. 【請求項34】 前記第1の圧縮符号化方法は、フレー
    ム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符号化方法の
    いずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法は、前方向
    及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び前方
    向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号化方法のいず
    れかである、請求項33に記載の再生方法。
  35. 【請求項35】 前記グループ化データのグループは連
    続して配置され、該グループ化データの1つのグループ
    における前記第1の符号化データの位置を示す情報は、
    該1つのグループのn個前に配置されるグループにおけ
    る該第1の符号化データの先頭セクタのアドレス、及び
    該1つのグループのn個後に配置されるグループにおけ
    る該第1の符号化データの先頭セクタのアドレスであ
    り、ステップ(d)において、前記ピックアップ手段は
    n個離れたグループの該第1の符号化データの先頭セク
    タに移動される、請求項33に記載の再生方法。
  36. 【請求項36】 前記グループ化データのグループは連
    続して配置されて、前記グループ化データの1つのグル
    ープにおける前記第1の符号化データの位置を示す情報
    は、該1つのグループの該第1の符号化データと他のグ
    ループの該第1の符号化データとの距離である、請求項
    33に記載の再生方法。
  37. 【請求項37】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタのアドレスと該1つ
    のグループのn個前に配置されるグループにおける該第
    1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差、及び
    該1つのグループの前記第1の符号化データの先頭セク
    タのアドレスと該1つのグループのn個後に配置される
    グループにおける該第1の符号化データの先頭セクタの
    アドレスとの差であり、ステップ(d)において、前記
    ピックアップ手段はn個離れたグループの該第1の符号
    化データの先頭セクタに移動される、請求項36に記載
    の再生方法。
  38. 【請求項38】 前記距離は、前記1つのグループの前
    記第1の符号化データの先頭セクタ及び最後尾セクタの
    アドレスと該1つのグループのn個前に配置されるグル
    ープにおける該第1の符号化データの先頭セクタのアド
    レスとの差、及び該1つのグループの前記第1の符号化
    データの先頭セクタ及び最後尾セクタのアドレスと該1
    つのグループのn個後に配置されるグループにおける該
    第1の符号化データの先頭セクタのアドレスとの差であ
    る、請求項36に記載の再生方法。
  39. 【請求項39】 ステップ(c)は、前記補助情報信号
    から前記第1の符号化データの前記距離を算出するステ
    ップを包含し、ステップ(d)において、前記ピックア
    ップ手段はステップ(c)で得られた該距離より少ない
    距離だけ移動される、請求項36に記載の再生方法。
  40. 【請求項40】 記録媒体上に記録された映像情報であ
    って、該記録された映像情報は複数のグループに分割さ
    れたグループ化データであり、該複数のグループの各々
    は、第1の圧縮符号化方法によって圧縮符号化された第
    1の符号化データと第2の圧縮符号化方法によって圧縮
    符号化された第2の符号化データとを含み、該第1及び
    第2の符号化データは各々セクタに分割され、該セクタ
    は該グループにおいて所定の順序で配列されている、映
    像情報を再生する方法であって、該方法は、 該記録媒体に記録された該映像情報をピックアップ手段
    によって取り出すステップ(a)と、 取り出された該映像情報を再生信号に変換するステップ
    (b)と、 該再生信号から、該映像情報の各グループの該第1の符
    号化データの該セクタのアドレスを取り出し、取り出し
    た該アドレスを記憶するステップ(c)と、 記憶された該アドレスに基づいて、該各グループの該第
    1の符号化データが記録されている一連のセクタの先頭
    セクタのアドレスを予測するステップ(d)と、 該予測の結果に基づいて該ピックアップ手段を制御し、
    該ピックアップ手段を該第1の符号化データが記録され
    た所定の位置に移動させるステップ(e)と、 該再生信号を復号化し出力信号に変換するステップ
    (f)と、 を包含する、再生方法。
  41. 【請求項41】 前記第1の圧縮符号化方法は、フレー
    ム内圧縮符号化方法及びフィールド内圧縮符号化方法の
    いずれかであり、前記第2の圧縮符号化方法は、前方向
    及び/又は両方向フレーム間圧縮符号化方法、及び前方
    向及び/又は両方向フィールド間圧縮符号化方法のいず
    れかである、請求項40に記載の再生方法。
  42. 【請求項42】 ステップ(c)において、前記各グル
    ープの前記第一の符号化データが記録されている一連セ
    クタの先頭セクタ及び最後尾セクタのうち少なくとも一
    つのアドレスが記憶される、請求項40に記載の再生方
    法。
  43. 【請求項43】 ステップ(d)は、前記グループ化デ
    ータの1つのグループにおける前記第一の符号化データ
    が記録されている一連セクタの先頭セクタのアドレス
    と、該1つのグループのn個前に配置されるグループに
    おける該第1の符号化データの先頭セクタのアドレス及
    び最後尾セクタのアドレスとの差を算出するステップを
    包含する、請求項40に記載の再生方法。
  44. 【請求項44】 ステップ(c)において前記1つのグ
    ループの前記第1の符号化データのセクタのアドレスが
    新たに記憶される度に、ステップ(d)において位置予
    測が実行され、位置予測の結果が更新される、請求項3
    6に記載の再生方法。
JP24018694A 1993-10-04 1994-10-04 光ディスク、再生装置および再生方法 Expired - Lifetime JP3344607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24018694A JP3344607B2 (ja) 1993-10-04 1994-10-04 光ディスク、再生装置および再生方法

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24789293 1993-10-04
JP5-247892 1993-10-04
JP27344693 1993-11-01
JP5-273446 1993-11-01
JP28482493 1993-11-15
JP5-284824 1993-11-15
JP24018694A JP3344607B2 (ja) 1993-10-04 1994-10-04 光ディスク、再生装置および再生方法

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002153177A Division JP3384563B2 (ja) 1993-10-04 2002-05-27 光ディスク、再生装置および再生方法
JP2002153176A Division JP3384562B2 (ja) 1993-10-04 2002-05-27 記録装置および記録方法
JP2002153175A Division JP3370660B1 (ja) 1993-10-04 2002-05-27 記録装置および記録方法
JP2002153174A Division JP3370659B1 (ja) 1993-10-04 2002-05-27 再生装置および再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07193785A true JPH07193785A (ja) 1995-07-28
JP3344607B2 JP3344607B2 (ja) 2002-11-11

Family

ID=27477794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24018694A Expired - Lifetime JP3344607B2 (ja) 1993-10-04 1994-10-04 光ディスク、再生装置および再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3344607B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6542542B1 (en) 1999-01-29 2003-04-01 Nec Corporation I picture search apparatus and method
US6771884B2 (en) 1994-06-24 2004-08-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US6813437B2 (en) 1999-01-14 2004-11-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
JP2011135589A (ja) * 2000-04-21 2011-07-07 Sony Corp 映像データ符号化装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4999931B2 (ja) * 2007-11-09 2012-08-15 三菱電機株式会社 ディスク状記録媒体、並びに映像情報再生装置及び方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6842578B2 (en) 1994-06-24 2005-01-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US6771884B2 (en) 1994-06-24 2004-08-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US7593623B2 (en) 1994-06-24 2009-09-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US7457518B2 (en) 1994-06-24 2008-11-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US6826353B2 (en) 1994-06-24 2004-11-30 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Specially formatted optical disk and method of playback
US7076153B2 (en) 1999-01-14 2006-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US6879773B2 (en) 1999-01-14 2005-04-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US7068919B2 (en) 1999-01-14 2006-06-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US7346266B2 (en) 1999-01-14 2008-03-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US6819865B2 (en) 1999-01-14 2004-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US6813437B2 (en) 1999-01-14 2004-11-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US8526783B2 (en) 1999-01-14 2013-09-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US8917973B2 (en) 1999-01-14 2014-12-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Digital video recording system and its recording medium
US6542542B1 (en) 1999-01-29 2003-04-01 Nec Corporation I picture search apparatus and method
JP2011135589A (ja) * 2000-04-21 2011-07-07 Sony Corp 映像データ符号化装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US8634700B2 (en) 2000-04-21 2014-01-21 Sony Corporation Information processing apparatus and method, program and recorded medium with improved retrieval
JP4999931B2 (ja) * 2007-11-09 2012-08-15 三菱電機株式会社 ディスク状記録媒体、並びに映像情報再生装置及び方法
US8488940B2 (en) 2007-11-09 2013-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Video information recording method and video information reproducing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3344607B2 (ja) 2002-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5991502A (en) Optical recording device which calculates distances between I-frames and records I-frame addresses in a sector
KR100219748B1 (ko) 디스크 매체와 디스크 매체에 있어서의 정보 기록재생 방법 및 장치
JP3019912B2 (ja) 画像データ編集装置
JP3254924B2 (ja) データ再生方法およびデータ再生装置
US8437408B2 (en) Decoding with reference image stored in image memory for random playback
JP3500724B2 (ja) データ再生方法およびデータ再生装置
JPH0530454A (ja) 記録媒体およびそのサーチ方法
JP3496604B2 (ja) 圧縮画像データ再生装置および圧縮画像データ再生方法
JP3344607B2 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
JP2000358219A (ja) 記録装置
JP2773594B2 (ja) 高能率符号化された動画像情報から早送り,早戻し画像を再生する再生方法
KR20060109317A (ko) 프로그램, 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체
JP4297122B2 (ja) 再生装置および再生方法
JP2007235547A (ja) 再生装置および再生方法
JP3384563B2 (ja) 光ディスク、再生装置および再生方法
WO1998004085A1 (fr) Dispositif d'enregistrement d'images animees et dispositif de lecture associe
JP3384562B2 (ja) 記録装置および記録方法
JP3370660B1 (ja) 記録装置および記録方法
JP3370659B1 (ja) 再生装置および再生方法
JP3711603B2 (ja) 符号化装置及びその方法、並びに記録装置及びその方法
JP2001103424A (ja) 符号化ビットストリーム記録及び/又は再生装置、並びに記録媒体
JPH06339113A (ja) 動画像記録再生装置
JP3976044B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3976045B2 (ja) オーサリングシステム及びその方法
JPH0767068A (ja) 光ディスク

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100830

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110830

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120830

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130830

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term