JP2000101619A - リングシステムおよびその障害検知方法 - Google Patents

リングシステムおよびその障害検知方法

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JP2000101619A
JP2000101619A JP10269823A JP26982398A JP2000101619A JP 2000101619 A JP2000101619 A JP 2000101619A JP 10269823 A JP10269823 A JP 10269823A JP 26982398 A JP26982398 A JP 26982398A JP 2000101619 A JP2000101619 A JP 2000101619A
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Masamichi Igura
正道 井倉
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各ノード内の各構成要素単位で切り分けて障害
個所を特定することができるようにしてシステムの保守
性の向上を図ったリングシステムおよびその障害検知方
法を提供する。 【解決手段】リング状に接続された局側ノード100お
よび複数の加入者側ノード200−1〜200−3内の
それぞれの構成要素に、その信号の入力部および出力部
にそれぞれ信号を折り返すスイッチ11、14、21、
24、31、34を設け、これらのスイッチをシステム
監視装置300の制御により選択的に制御することによ
り各ノード内の各構成要素単位で切り分けて障害個所を
特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のノードを
リング状に接続して通信を行なうリングシステムおよび
その障害検知方法に関し、詳しくは、各ノード内の各構
成要素の信号の入力部および出力部にそれぞれ信号を折
り返すスイッチ手段を設け、該スイッチ手段を選択的に
制御することにより各ノード内の各構成要素単位で切り
分けて障害個所を特定することができるようにしたリン
グシステムおよびその障害検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のノードをリング状に接続し
て通信を行なうリングシステムとしては、各種構成を採
るものが知られている。
【0003】また、最近、この種のリングシステムとし
て、各ノード内にATMスイッチを設け、このATMス
イッチにより各ノード間を伝送される信号を交換接続す
るとともに、複数のノードのうちの特定のノードを局側
ノードとして加入者系局交換機に接続し、かつこの各局
側ノードと加入者端末に接続される加入者側ノードとを
リング状に無線接続して構成した加入者無線システムも
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リング
システムにおいては、障害が発生するとそのその障害個
所をできるだけ迅速に検知して通信の復旧を図ることが
システム運用上重要である。
【0005】そこで、上記ATMスイッチを用いて信号
の折り返しを行い、障害個所を特定する手法も考えられ
ている。
【0006】しかし、ATMスイッチを用いて信号の折
り返しを行い、障害個所を特定する手法においてはノー
ド単位での障害個所の特定はできても、ノード内の各構
成要素単位では障害個所の特定はできず、このため通信
の普及に時間がかかるという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、各ノード内の各構成
要素単位で切り分けて障害個所を特定することができる
ようにしてシステムの保守性の向上を図ったリングシス
テムおよびその障害検知方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数のノードをリング状に
接続して通信を行なうリングシステムにおいて、前記各
ノード内の各構成要素の信号の入力部および出力部にそ
れぞれ設けられ、入力された信号を折り返す複数のスイ
ッチ手段と、前記複数のスイッチ手段を選択的に制御す
ることにより前記各構成要素単位で障害個所を特定する
障害個所特定手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記障害個所特定手段は、前記複数
のノードノ内の特定のノードに接続され、前記リングシ
ステムの動作を監視するシステム監視装置に設けられる
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記リングシステムは、前記複数の
ノード間を無線接続した加入者無線リングシステムであ
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の発明において、前記複数のノードは、加入者系局交
換機に接続される少なくとも1台の局側ノードと、加入
者端末に接続される複数台の加入者側ノードとを含み、
前記各構成要素は、前記加入者系交換機に接続される局
交換機インタフェース部、前記加入者側ノードに接続さ
れる加入者系インタフェース部、各ノード間を無線接続
する無線装置部を含むことを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の発明は、複数のノー
ドをリング状に接続して通信を行なうリングシステムの
障害検知方法において、前記各ノード内の各構成要素の
信号の入力部および出力部にそれぞれ信号を折り返すス
イッチ手段を設け、前記スイッチ手段を選択的に制御す
ることにより前記各構成要素単位で切り分けて障害個所
を特定することを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記障害発生個所の特定は、前記複
数のノードノ内の特定のノードに接続され、システムの
動作を監視するシステム監視装置により行われることを
特徴とする。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記リングシステムは、前記複数の
ノード間を無線接続した加入者無線リングシステムであ
ることを特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の発明において、前記複数のノードは、加入者系局交
換機に接続される少なくとも1台の局側ノードと、加入
者端末に接続される複数台の加入者側ノードとを含み、
前記各構成要素は、前記加入者局系交換機に接続される
局交換機インタフェース部、前記加入者側ノードに接続
される加入者系インタフェース部、各ノード間を無線接
続する無線装置部を含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るリングシス
テムおよびその障害検知方法の一実施の形態を添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、この発明に係るリングシステムお
よびその障害検知方法を適用して構成した加入者無線リ
ングシステムの一実施の形態を示すブロック図である。
【0018】図1において、この加入者無線リングシス
テムは、加入者系局交換機400に接続される局側ノー
ド100と、それぞれ加入者端末201−1、201−
2、201−3が接続される複数の加入者側ノード20
0−1、200−2、200−3を無線回線500−
1、500−2、500−3、500−4を経由してリ
ング状に接続して構成される。
【0019】また、局側ノード100には、この加入者
無線リングシステムの動作を監視するシステム監視装置
300が接続されている。
【0020】図2は、図1に示した局側ノード100お
よび加入者側ノード200の概略構成を示すブロック図
である。
【0021】図2において、局側ノード100は、図1
に示した加入者系局交換機400に接続される局交換機
インタフェース110、加入者側ノード200と無線回
線501および502を経由して無線接続するための無
線装置部120および無線装置部130、ATMスイッ
チから構成されるスイッチ部140、この局側ノード1
00の全体動作を統括制御するノード中央制御部150
を具備して構成される。
【0022】また、加入者側ノード200は、図1に示
した加入者側ノード200−1、200−2、200−
3に対応するもので、加入者系インタフェース部21
0、局側ノード100と無線回線501および502を
経由して無線接続するための無線装置部220および無
線装置部230、ATMスイッチから構成されるスイッ
チ部240、この加入者側ノード200の全体動作を統
括制御するノード中央制御部250を具備して構成され
る。
【0023】なお、図2において、実線で示す信号ライ
ンはデータを伝送する信号ラインを示し、点線で示す信
号ラインは、制御信号を伝送する信号ラインを示す。
【0024】図3は、図2に示した局側ノード100の
詳細構成を示すブロック図である。
【0025】図3において、局交換機インタフェース1
10は、図1に示した加入者系局交換機400に接続さ
れるスイッチ部(SW部)11、局側インタフェース
(局側i/f)12、送受信部13、スイッチ部(SW
部)14、中央制御部15を具備して構成される。ここ
で、スイッチ部(SW部)11およびスイッチ部(SW
部)14がこの発明により導入された構成である。
【0026】また、無線装置部120は、スイッチ部
(SW部)21、変復調部22、送受信部23、スイッ
チ部(SW部)24、中央制御部25を具備して構成さ
れる。ここで、スイッチ部(SW部)21およびスイッ
チ部(SW部)24がこの発明により導入された構成で
ある。また、121は、図2に示した無線回線501を
形成するためのアンテナである。
【0027】また、無線装置部130は、スイッチ部
(SW部)31、変復調部32、送受信部33、スイッ
チ部(SW部)34、中央制御部35を具備して構成さ
れる。ここで、スイッチ部(SW部)31およびスイッ
チ部(SW部)34がこの発明により導入された構成で
ある。また、131は、図2に示した無線回線502を
形成するためのアンテナである。
【0028】また、スイッチ部140は、図2に示した
スイッチ部140に対応し、ノード中央制御部150お
よび送受信部151は、図2に示したノード中央制御部
150に対応する。また、ノード中央制御部150は、
局交換機インタフェース110の中央制御部15および
無線装置部120の中央制御部25および無線装置部1
30の中央制御部35にそれぞれ制御信号ラインを経由
して接続されている。ここで、送受信部151この発明
により導入された構成である。
【0029】図4は、図2に示した加入者側ノード20
0の詳細構成を示すブロック図である。
【0030】図4において、加入者系インタフェース2
10は、スイッチ部(SW部)11、インタフェース
(i/f)12、送受信部13、スイッチ部(SW部)
14、中央制御部15を具備して構成される。ここで、
スイッチ部(SW部)11およびスイッチ部(SW部)
14がこの発明により導入された構成である。
【0031】また、無線装置部220は、スイッチ部
(SW部)21、変復調部22、送受信部23、スイッ
チ部(SW部)24、中央制御部25を具備して構成さ
れる。ここで、スイッチ部(SW部)21およびスイッ
チ部(SW部)24がこの発明により導入された構成で
ある。また、221は、図2に示した無線回線501を
形成するためのアンテナである。
【0032】また、無線装置部230は、スイッチ部
(SW部)31、変復調部32、送受信部33、スイッ
チ部(SW部)34、中央制御部35を具備して構成さ
れる。ここで、スイッチ部(SW部)31およびスイッ
チ部(SW部)34がこの発明により導入された構成で
ある。また、231は、図2に示した無線回線502を
形成するためのアンテナである。
【0033】また、スイッチ部240は、図2に示した
スイッチ部240に対応し、ノード中央制御部250お
よび送受信部251は、図2に示したノード中央制御部
250に対応する。また、ノード中央制御部250は、
加入者系インタフェース210の中央制御部15および
無線装置部220の中央制御部25および無線装置部2
30の中央制御部35にそれぞれ制御信号ラインを経由
して接続されている。ここで、送受信部251この発明
により導入された構成である。
【0034】さて、この実施の形態の加入者無線リング
システムにおいては、図1乃至図4に示すようにリング
状に接続された局側ノード100および複数の加入者側
ノード200−1〜200−3内のそれぞれの構成要素
に、その信号の入力部および出力部にそれぞれ信号を折
り返すスイッチ11、14、21、24、31、34を
設け、これらのスイッチをシステム監視装置300の制
御により選択的に制御することにより各ノード内の各構
成要素単位で切り分けて障害個所を特定するように構成
されている。
【0035】図5は、図4に示した局側ノード100の
局交換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)
11までを切り分けてその障害を検知する処理を説明す
るブロック図である。
【0036】図5において、図4に示した局側ノード1
00の局交換機インタフェース110のスイッチ部(S
W部)11までを切り分けてその障害を検知する場合
は、まず、システム監視装置300の制御により、局交
換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)11
で信号を折り返すパスを形成する。この状態でシステム
監視装置300から局側ノード100のノード中央制御
部150に試験データを送信する。
【0037】ノード中央制御部150は、送受信部15
1を駆動してこの試験データを送受信部151→スイッ
チ部140→局交換機インタフェース110のスイッチ
部(SW部)14→送受信部13→局側インタフェース
(局側i/f)12経由でスイッチ部(SW部)11に
送り、この試験データはこのスイッチ部(SW部)11
で折り返されて、局側インタフェース(局側i/f)1
2→送受信部13→スイッチ部(SW部)14→スイッ
チ部140→送受信部151経由でノード中央制御部1
50に取り込まれる。
【0038】ここで、ノード中央制御部150は、送受
信部151を駆動して送信した試験データと、スイッチ
部(SW部)11で折り返されて戻ってきた試験データ
とを比較する。そして、送信した試験データと、スイッ
チ部(SW部)11で折り返されて戻ってきた試験デー
タとが一致すれば、局側ノード100の局交換機インタ
フェース110のスイッチ部(SW部)11までは正常
であると判断し、一致しなければ局側ノード100の局
交換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)1
1までの間に障害が発生していると判断する。この判断
結果は、システム監視装置300へ通知される。
【0039】図6は、図4に示した局側ノード100の
局交換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)
13までを切り分けて障害を検知する処理を説明するブ
ロック図である。
【0040】図6において、図4に示した局側ノード1
00の局交換機インタフェース110のスイッチ部(S
W部)13までを切り分けてその障害を検知する場合
は、まず、システム監視装置300の制御により、局交
換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)13
で信号を折り返すパスを形成する。この状態でシステム
監視装置300から局側ノード100のノード中央制御
部150に試験データを送信する。
【0041】ノード中央制御部150は、送受信部15
1を駆動してこの試験データを送受信部151→スイッ
チ部140経由で局交換機インタフェース110のスイ
ッチ部(SW部)14に送り、この試験データはこのス
イッチ部(SW部)14で折り返されて、スイッチ部1
40→送受信部151経由でノード中央制御部150に
取り込まれる。
【0042】ここで、ノード中央制御部150は、送受
信部151を駆動して送信した試験データと、スイッチ
部(SW部)14で折り返されて戻ってきた試験データ
とを比較する。そして、送信した試験データと、スイッ
チ部(SW部)14で折り返されて戻ってきた試験デー
タとが一致すれば、局側ノード100の局交換機インタ
フェース110のスイッチ部(SW部)13までは正常
であると判断し、一致しなければ局側ノード100の局
交換機インタフェース110のスイッチ部(SW部)1
3までの間に障害が発生していると判断する。この判断
結果は、システム監視装置300へ通知される。
【0043】図7は、図4に示した局側ノード100の
無線装置部120のスイッチ部(SW部)24までを切
り分けて障害を検知する処理を説明するブロック図であ
る。
【0044】図7において、図4に示した局側ノード1
00の無線装置部120のスイッチ部(SW部)24ま
でを切り分けてその障害を検知する場合は、まず、シス
テム監視装置300の制御により、無線装置部120の
スイッチ部(SW部)24で信号を折り返すパスを形成
する。この状態でシステム監視装置300から局側ノー
ド100のノード中央制御部150に試験データを送信
する。
【0045】ノード中央制御部150は、送受信部15
1を駆動してこの試験データを送受信部151→スイッ
チ部140→無線装置部120のスイッチ部(SW部)
21→変復調部22→送受信部23経由でスイッチ部
(SW部)24に送り、この試験データはこのスイッチ
部(SW部)24で折り返されて、送受信部23→変復
調部22→スイッチ部(SW部)21→スイッチ部14
0→送受信部151経由でノード中央制御部150に取
り込まれる。
【0046】ここで、ノード中央制御部150は、送受
信部151を駆動して送信した試験データと、スイッチ
部(SW部)24で折り返されて戻ってきた試験データ
とを比較する。そして、送信した試験データと、スイッ
チ部(SW部)24で折り返されて戻ってきた試験デー
タとが一致すれば、局側ノード100の無線装置部12
0のスイッチ部(SW部)24までは正常であると判断
し、一致しなければ局側ノード100の無線装置部12
0のスイッチ部(SW部)24までの間に障害が発生し
ていると判断する。この判断結果は、システム監視装置
300へ通知される。
【0047】図8は、図4に示した局側ノード100の
無線装置部120のスイッチ部(SW部)21までを切
り分けて障害を検知する処理を説明するブロック図であ
る。
【0048】図6において、図4に示した局側ノード1
00の無線装置部120のスイッチ部(SW部)21ま
でを切り分けてその障害を検知する場合は、まず、シス
テム監視装置300の制御により、無線装置部120の
スイッチ部(SW部)21で信号を折り返すパスを形成
する。この状態でシステム監視装置300から局側ノー
ド100のノード中央制御部150に試験データを送信
する。
【0049】ノード中央制御部150は、送受信部15
1を駆動してこの試験データを送受信部151→スイッ
チ部140経由で無線装置部120ののスイッチ部(S
W部)21に送り、この試験データはこのスイッチ部
(SW部)21で折り返されて、スイッチ部140→送
受信部151経由でノード中央制御部150に取り込ま
れる。
【0050】ここで、ノード中央制御部150は、送受
信部151を駆動して送信した試験データと、スイッチ
部(SW部)21で折り返されて戻ってきた試験データ
とを比較する。そして、送信した試験データと、スイッ
チ部(SW部)14で折り返されて戻ってきた試験デー
タとが一致すれば、局側ノード100の無線装置部12
0のスイッチ部(SW部)21までは正常であると判断
し、一致しなければ局側ノード100の無線装置部12
0のスイッチ部(SW部)21までの間に障害が発生し
ていると判断する。この判断結果は、システム監視装置
300へ通知される。
【0051】図9は、図4に示した局側ノード100の
スイッチ部140までを切り分けて障害を検知する処理
を説明するブロック図である。
【0052】図9において、図4に示した局側ノード1
00のスイッチ部140までを切り分けてその障害を検
知する場合は、まず、システム監視装置300の制御に
より、スイッチ部140で信号を折り返すパスを形成す
る。この状態でシステム監視装置300から局側ノード
100のノード中央制御部150に試験データを送信す
る。
【0053】ノード中央制御部150は、送受信部15
1を駆動してこの試験データを送受信部151経由でス
イッチ部140に送り、この試験データはこのスイッチ
部140で折り返されて、送受信部151経由でノード
中央制御部150に取り込まれる。
【0054】ここで、ノード中央制御部150は、送受
信部151を駆動して送信した試験データと、スイッチ
部140で折り返されて戻ってきた試験データとを比較
する。そして、送信した試験データと、スイッチ部14
0で折り返されて戻ってきた試験データとが一致すれ
ば、局側ノード100のスイッチ部140までは正常で
あると判断し、一致しなければ局側ノード100のスイ
ッチ部140までの間にに障害が発生していると判断す
る。この判断結果は、システム監視装置300へ通知さ
れる。
【0055】このようにして、局側ノード100内の各
構成要素の障害を各構成要素毎に切り分けて検知するこ
とができる。
【0056】なお、上記説明においては、局側ノード1
00内の各構成要素の障害の検知について説明したが、
同様に加入者側ノードの障害検知も行うことができる。
【0057】図10は、図5に示した加入者ノード20
0の加入者系インタフェース210のスイッチ部(SW
部)11までを切り分けてその障害を検知する処理を説
明するブロック図である。
【0058】図10において、図5に示した加入者ノー
ド200の加入者系インタフェース210のスイッチ部
(SW部)11までを切り分けてその障害を検知する場
合は、まず、システム監視装置300の制御により、加
入者系インタフェース210のスイッチ部(SW部)1
1で信号を折り返すパスを形成する。この状態でシステ
ム監視装置300から局側ノード100のノード中央制
御部150に試験データを送信する。
【0059】ノード中央制御部150は、この試験デー
タを局側ノード100のスイッチ部140→局側ノード
100の無線装置部120→無線回線501→加入者ノ
ード200のアンテナ121→無線装置部220のスイ
ッチ部(SW部)24→送受信部23→変復調部22→
スイッチ部(SW部)21→スイッチ部240→加入者
系インタフェース210のスイッチ部(SW部)14→
送受信部13→インタフェース(i/f)12経由でス
イッチ部(SW部)11に送り、この試験データはこの
スイッチ部(SW部)11で折り返されて、インタフェ
ース(局側i/f)12→送受信部13→スイッチ部
(SW部)14→スイッチ部240→無線装置部220
のスイッチ部(SW部)21→変復調部22→送受信部
23→スイッチ部(SW部)24→加入者ノード200
のアンテナ121→無線回線501局側ノード100の
無線装置部120→局側ノード100のスイッチ部14
0経由でノード中央制御部150に取り込まれる。
【0060】ここで、ノード中央制御部150は、送信
した試験データと、加入者側ノードの加入者インタフェ
ース部210のスイッチ部(SW部)11で折り返され
て戻ってきた試験データとを比較する。そして、両者一
致すれば、加入者側ノードの加入者インタフェース部2
10のスイッチ部(SW部)11までは正常であると判
断し、一致しなければ加入者側ノードの加入者インタフ
ェース部210のスイッチ部(SW部)11までの間に
障害が発生していると判断する。この判断結果は、シス
テム監視装置300へ通知される。
【0061】このようにこの実施の形態の加入者無線リ
ングシステムにおいては、リング状に接続された局側ノ
ード100および複数の加入者側ノード200−1〜2
00−3内のそれぞれの構成要素に、その信号の入力部
および出力部にそれぞれ信号を折り返すスイッチ11、
14、21、24、31、34を設け、これらのスイッ
チをシステム監視装置300の制御により選択的に制御
することにより各ノード内の各構成要素単位で切り分け
て障害個所を特定するように構成したので、障害個所を
迅速に特定することができ、システムの保守性を大幅に
向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のノードをリング状に接続して通信を行なうリ
ングシステムの障害検知方法において、前記各ノード内
の各構成要素の信号の入力部および出力部にそれぞれ信
号を折り返すスイッチ手段を設け、前記スイッチ手段を
選択的に制御することにより前記各構成要素単位で切り
分けて障害個所を特定するように構成したので、障害個
所を迅速に特定することができ、システムの保守性を大
幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るリングシステムおよびその障害
検知方法を適用して構成した加入者無線リングシステム
の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示した局側ノード100および加入者側
ノード200の概略構成を示すブロック図。
【図3】図2に示した局側ノード100の詳細構成を示
すブロック図。
【図4】図2に示した加入者側ノード200の詳細構成
を示すブロック図。
【図5】図4に示した局側ノード100の局交換機イン
タフェース110のスイッチ部(SW部)11までを切
り分けてその障害を検知する処理を説明するブロック
図。
【図6】図4に示した局側ノード100の局交換機イン
タフェース110のスイッチ部(SW部)13までを切
り分けて障害を検知する処理を説明するブロック図。
【図7】図4に示した局側ノード100の無線装置部1
20のスイッチ部(SW部)24までを切り分けて障害
を検知する処理を説明するブロック図。
【図8】図4に示した局側ノード100の無線装置部1
20のスイッチ部(SW部)21までを切り分けて障害
を検知する処理を説明するブロック図。
【図9】図4に示した局側ノード100のスイッチ部1
40までを切り分けて障害を検知する処理を説明するブ
ロック図。
【図10】図5に示した加入者ノード200の加入者系
インタフェース210のスイッチ部(SW部)11まで
を切り分けてその障害を検知する処理を説明するブロッ
ク図。
【符号の説明】
11 スイッチ部(SW部) 12 局側インタフェース(局側i/f) 13 送受信部 14 スイッチ部(SW部) 15 中央制御部 21 スイッチ部(SW部) 22 変復調部 23 送受信部 24 スイッチ部(SW部) 25 中央制御部 31 スイッチ部(SW部) 32 変復調部 33 送受信部 34 スイッチ部(SW部) 35 中央制御部 100 局側ノード 110 局交換機インタフェース 120 無線装置部 121 アンテナ 130 無線装置部 131 アンテナ 140 スイッチ部 150 ノード中央制御部 151 送受信部 200、200−1、200−2、200−3 加入
者側ノード 201−1、201−2、201−3 加入者端末 210 加入者系インタフェース部 220 無線装置部 221 アンテナ 230 無線装置部 231 アンテナ 240 スイッチ部 250 ノード中央制御部 251 送受信部 300 システム監視装置 400 加入者系局交換機 500−1、500−2、500−3、500−4
無線回線 501、502 無線回線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードをリング状に接続して通信
    を行なうリングシステムにおいて、 前記各ノード内の各構成要素の信号の入力部および出力
    部にそれぞれ設けられ、入力された信号を折り返す複数
    のスイッチ手段と、 前記複数のスイッチ手段を選択的に制御することにより
    前記各構成要素単位で障害個所を特定する障害個所特定
    手段とを具備することを特徴とするリングシステム。
  2. 【請求項2】 前記障害個所特定手段は、 前記複数のノードノ内の特定のノードに接続され、前記
    リングシステムの動作を監視するシステム監視装置に設
    けられることを特徴とする請求項1記載のリングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記リングシステムは、 前記複数のノード間を無線接続した加入者無線リングシ
    ステムであることを特徴とする請求項1記載のリングシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記複数のノードは、 加入者系局交換機に接続される少なくとも1台の局側ノ
    ードと、加入者端末に接続される複数台の加入者側ノー
    ドとを含み、 前記各構成要素は、 前記加入者系交換機に接続される局交換機インタフェー
    ス部、前記加入者側ノードに接続される加入者系インタ
    フェース部、各ノード間を無線接続する無線装置部を含
    むことを特徴とする請求項3記載のリングシステム。
  5. 【請求項5】 複数のノードをリング状に接続して通信
    を行なうリングシステムの障害検知方法において、 前記各ノード内の各構成要素の信号の入力部および出力
    部にそれぞれ信号を折り返すスイッチ手段を設け、 前記スイッチ手段を選択的に制御することにより前記各
    構成要素単位で切り分けて障害個所を特定することを特
    徴とするリングシステムの障害検知方法。
  6. 【請求項6】 前記障害発生個所の特定は、 前記複数のノードノ内の特定のノードに接続され、シス
    テムの動作を監視するシステム監視装置により行われる
    ことを特徴とする請求項5記載のリングシステムの障害
    検知方法。
  7. 【請求項7】 前記リングシステムは、 前記複数のノード間を無線接続した加入者無線リングシ
    ステムであることを特徴とする請求項5記載のリングシ
    ステムの障害検知方法。
  8. 【請求項8】 前記複数のノードは、 加入者系局交換機に接続される少なくとも1台の局側ノ
    ードと、加入者端末に接続される複数台の加入者側ノー
    ドとを含み、 前記各構成要素は、 前記加入者局系交換機に接続される局交換機インタフェ
    ース部、前記加入者側ノードに接続される加入者系イン
    タフェース部、各ノード間を無線接続する無線装置部を
    含むことを特徴とする請求項7記載のリングシステムの
    障害検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6728541B2 (en) 2000-02-29 2004-04-27 Hitachi, Ltd. Radio relay system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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