JP2003324438A - イーサネット(登録商標)通信装置 - Google Patents

イーサネット(登録商標)通信装置

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JP2003324438A
JP2003324438A JP2002132835A JP2002132835A JP2003324438A JP 2003324438 A JP2003324438 A JP 2003324438A JP 2002132835 A JP2002132835 A JP 2002132835A JP 2002132835 A JP2002132835 A JP 2002132835A JP 2003324438 A JP2003324438 A JP 2003324438A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なプロトコル処理を必要とせず、切り替
え時間の短い冗長構成を有する通信装置を提供する。 【解決手段】 送受信手段10、30は、対応するリン
クの障害を検出すると、障害情報をリンク異常判定手段
51に通知する。リンク異常判定手段51は、障害情報
から各リンクの状態が正常であるか異常であるか判定す
る。切替制御手段52は、リンク異常判定手段51の判
定結果を用いて、受信データを取得するリンクを選択す
る。送受信手段10、30は、対応するリンクが、受信
データを取得するリンクとして切替制御手段52により
選択されると、そのリンクから受信したデータを受信デ
ータとして取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イーサネット通信
装置に関し、特に、専用線に使用可能なイーサネット通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イーサネットはLANのインタフ
ェースとして用いられてきた。しかし、近年のデータ通
信の増大により、イーサネットを専用線的に用いた通信
形態が要求されるようになってきている。専用線は伝送
路の信頼性が高いことが要求されるが、イーサネットイ
ンタフェースを用いた通信装置にも信頼性が要求される
ようになっている。
【0003】そのため、イーサネットインタフェースを
対象とした冗長構成手段は、IEEE802.3等にて
制定されている。これらによれば、リンクアグリゲーシ
ョンやスパニングツリーにより、イーサネットインタフ
ェースの冗長構成が実現可能である。
【0004】スパニングツリーによれば、通信装置は、
パケット転送先の装置までのルートが複数ある場合に、
通常時にはそのうちの1ルートだけを生かしておき、そ
のルートに障害が発生したとき他のルートに切り替え
る。
【0005】また、リンクアグリゲーションによれば、
通信装置は、複数の物理リンクを束ねて1つの論理リン
クとすることにより、論理リンクの中の1つの物理リン
クに障害が発生しても通信を維持することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スパニングツリーやリ
ンクアグリゲーションを実行するために、通信装置は複
雑なプロトコル処理を要求される。そのため、これらを
用いた方法は、経路の切り替え時間が長いという問題を
有していた。また、複雑なプロトコル処理を実行するた
めに、通信装置の処理能力が圧迫されていた。
【0007】本発明の目的は、複雑なプロトコル処理を
必要とせず、切り替え時間の短い冗長構成を有する通信
装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のイーサネット通信装置は、2つのリンクに
接続されたイーサネット通信装置であって、障害情報か
ら前記各リンクの状態が正常であるか異常であるか判定
するリンク異常判定手段と、前記リンク異常判定手段の
判定結果を用いて、受信データを取得するリンクを選択
する切替制御手段と、前記各リンクに対応して接続され
該リンクによりデータを送受信しており、対応する該リ
ンクが、受信データを取得するリンクとして前記切替制
御手段により選択されると、該リンクから受信したデー
タを受信データとして取り出し、該リンクの障害を検出
すると前記障害情報を前記リンク異常判定手段に通知す
る2つの送受信手段とを有している。
【0009】本発明によれば、リンク異常の発生を契機
に、有効なリンクの選択が変更される。
【0010】本発明のイーサネット通信装置において、
2つの前記送受信手段は、対応する前記リンクが、受信
データを取得するリンクとして前記切替制御手段により
選択されているか否かにかかわらず、対応する前記リン
クに同一のデータを送信してもよい。
【0011】本発明によれば、2つのリンクに同一デー
タが送信されているので、リンク異常を検出した受信側
装置だけで、有効なリンクの選択を変更できる。
【0012】また、ユーザにより選択された二重化また
は一重化のいずれかを前記切替制御手段および前記送受
信手段に通知する二重化状態設定手段をさらに有し、前
記切替制御手段は、前記二重化状態設定手段から一重化
を通知されると動作を停止し、二重化を通知されると動
作し、前記送受信手段は、前記二重化状態設定手段から
二重化を通知されると、2つの前記送受信手段が同一の
データを送信し、対応する前記リンクが受信データを取
得するリンクとして選択された一方の前記送受信手段が
受信データを取得し、一重化を通知されると、2つの前
記送受信手段が、互いに異なるデータをそれぞれ送信
し、前記リンク毎に異なる受信データをそれぞれ取得す
ることとしてもよい。
【0013】本発明のイーサネット通信装置は、二重化
状態設定手段から通知されたユーザ設定情報に従って切
替制御手段および送受信手段が動作を選択することによ
り、2つのリンクを二重化するか、一重化の2つのリン
クとするかを切り替えることができる。
【0014】本発明のイーサネット通信装置は、ユーザ
により設定された閾値を前記リンク異常判定手段に通知
するリンク異常閾値設定手段をさらに有し、前記リンク
異常判定手段は、前記障害情報から前記各リンクの状態
が正常であるか異常であるか判定するとき前記閾値を用
いることとしてもよい。
【0015】本発明によれば、リンク異常判定手段が、
リンク異常閾値設定手段から通知されたユーザ設定の閾
値を用いてリンク異常を判定することができる。
【0016】本発明のイーサネット通信装置において、
前記送受信手段はリンク断を前記障害として検出するこ
とが好ましい。
【0017】また、前記送受信手段は、デカプセル化に
おけるCRCエラーを前記障害として検出することが好
ましい。
【0018】本発明のイーサネット通信装置において、
前記送受信手段は、前記リンクから受信したデータを回
線クロックに同期してFIFOに蓄積し、内部クロック
に同期して前記FIFOから前記データを読出して前記
受信データとして取得するとしてもよい。
【0019】さらに、前記内部クロックは前記回線クロ
ックの2倍以上の速度であることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態の通信装置の
構成を示すブロック図である。図1を参照すると、通信
装置1は、0系送受信部10、1系送受信部30、バス
制御部41、リンク異常判定部51および切替制御部5
2を有している。0系送受信部10と1系送受信部30
とは、リンクと通信装置の送受信機能を二重化してい
る。
【0022】0系送受信部10は、送信物理インタフェ
ース11、符号化逆変換部12、フレームカプセル化部
13、受信物理インタフェース14、リンク断検出部1
5、符号化変換部16、フレームデカプセル化部17お
よびタイミング調整部18を有している。送信物理イン
タフェース11、符号化逆変換部12、フレームカプセ
ル化部13、受信物理インタフェース14、リンク断検
出部15、符号化変換部16およびフレームデカプセル
化部17によって、IEEE802.3により規定され
ているPHY、PMD、PMA、PCSの機能が実現さ
れている。
【0023】同様に、1系送受信部30は、送信物理イ
ンタフェース31、符号化逆変換部32、フレームカプ
セル化部33、受信物理インタフェース34、リンク断
検出部35、符号化変換部36、フレームデカプセル化
部37およびタイミング調整部38を有している。
【0024】フレームカプセル化部13は、タイミング
調整部18からのデータ114をイーサネットフレーム
にカプセル化し、符号化逆変換部12に送信する。カプ
セル化の処理は、プリアンブルの付与、CRC演算およ
びFDCの付与などである。
【0025】同様に、フレームカプセル化部33は、タ
イミング調整部38からのデータ134のイーサネット
フレームにカプセル化し、符号化逆変換部32に送信す
る。
【0026】符号化逆変換部12は、フレームカプセル
化部13でカプセル化されたイーサネットフレームのデ
ータ113を受信し、4B/5B変換して送信物理イン
タフェース11に送信する。
【0027】同様に、符号化逆変換部32は、フレーム
カプセル化部33でカプセル化されたイーサネットフレ
ームのデータ133を受信し、4B/5B変換して送信
物理インタフェース31に送信する。
【0028】送信物理インタフェース11は、符号化逆
変換部113で4B/5B変換されたデータ112を受
信してイーサネットの回線111に送信する。
【0029】同様に、送信物理インタフェース31は、
符号化逆変換部133で4B/5B変換されたデータ1
32を受信してイーサネットの回線131に送信する。
【0030】受信物理インタフェース14は、回線11
6からデータを受信し、リンク断検出部15に送信す
る。
【0031】同様に、受信物理インタフェース34は、
回線136からデータを受信し、リンク断検出部35に
送信する。
【0032】リンク断検出部15は、受信物理インタフ
ェース14から受信したデータ117によってリンク断
検出を行うと共に、そのデータを符号化変換器16に送
信する。また、リンク断検出部15は、リンク断を検出
すると、リンク断検出信号151をリンク異常判定部5
1に送信する。
【0033】同様に、リンク断検出部35は、受信物理
インタフェース34から受信したデータ137によって
リンク断検出を行うと共に、そのデータを符号化変換器
36に符号化変換器36に送信する。また、リンク断検
出部35は、リンク断を検出すると、リンク断検出信号
152をリンク異常判定部51に送信する。
【0034】符号化変換部16は、リンク断検出部15
からのデータ118を5B/4B変換してフレームデカ
プセル化部17に送信する。
【0035】同様に、符号化変換部36は、リンク断検
出部35からのデータ138を5B/4B変換してフレ
ームデカプセル化部37に送信する。
【0036】フレームデカプセル化部17は、符号化変
換部16で4B/5B変換されたデータ119のイーサ
ネットフレームをデカプセル化してタイミング調整部1
8に送信する。デカプセル化の処理はCRCエラー検出
を含んでいる。CRCエラーは、フレームのデータをC
RC演算した結果と、フレームに付与されているCRC
値とを比較することにより検出される。フレームデカプ
セル化部17、37は、CRCエラーを検出すると、C
RCエラー検出信号153をリンク異常判定部51に送
信する。
【0037】同様に、フレームデカプセル化部37は、
符号化変換部36で4B/5B変換されたデータ139
のイーサネットフレームをデカプセル化してタイミング
調整部38に送信する。フレームデカプセル化部37
は、CRCエラーを検出すると、CRCエラー検出信号
154をリンク異常判定部51に送信する。
【0038】リンク異常判定部51は、リンク断検出信
号151、152およびCRCエラー検出信号153、
154から、回線116、136のリンク断またはCR
Cエラーを取得し、各リンクの状態を含むリンク状態信
号155を切替制御部52に送信する。リンクの状態と
は、正常状態や、リンク断またはCRCエラーによるリ
ンク異常状態である。
【0039】切替制御部52は、リンク異常判定部51
からのリンク状態信号155を受信し、各リンクの状態
と、自身が管理している運用系情報から、いずれの系を
運用系とすべきか判断する。そして、切替制御部52
は、運用系とすべき系のタイミング調整部にタイミング
制御信号を送信する。運用系情報とは、現在どちらの系
が運用系であるかを含む情報である。また、タイミング
制御信号とは、タイミング制御の実行を指示するための
信号であり、すなわち運用系を示す信号である。0系を
運用系とすべきとき、タイミング制御部52は、タイミ
ング調整部18にタイミング制御信号156を送信す
る。また、1系を運用系とすべきとき、タイミング制御
部52は、タイミング調整部38にタイミング制御信号
157を送信する。
【0040】いずれの系を運用系とすべきかの判断は、
原則として、リンク断とCRCエラーのどちらも発生し
ていない系を運用系とする。これは、リンク状態信号1
55のみから判断可能である。また、両系にCRCエラ
ーが発生したとき、切替制御部52は、一例として、現
状の運用系を維持する。この判断に運用系情報が利用さ
れる。
【0041】タイミング調整部18は、タイミング制御
信号156を受信しているときのみ、フレームデカプセ
ル化部17から受信したデータ120をタイミング調整
し、バス制御部41に送信する。受信物理インタフェー
ス14からフレームデカプセル化部17までの各部は、
回線クロック201に同期しており、バス制御部41
は、内部クロック202に同期している。タイミング調
整とは、それらクロック間で、データを乗せ換えること
である。内部クロック202は、回線クロック201の
2倍以上の速度である。
【0042】また、タイミング調整部18は、タイミン
グ制御信号156を受信していないときには、データを
バス制御部41に送信しない。
【0043】また、タイミング調整部18は、常時、バ
ス制御部41からデータ115を受信し、回線クロック
201にタイミング調整してフレームカプセル化部13
に送信する。
【0044】同様に、タイミング調整部38は、タイミ
ング制御信号157を受信しているときのみ、フレーム
デカプセル化部37から受信したデータ140を受信し
てタイミング調整し、バス制御部41に送信する。受信
物理インタフェース34からフレームデカプセル化部3
7までの各部は、回線クロック201に同期している。
【0045】また、タイミング調整部38は、タイミン
グ制御信号157を受信していないときには、データを
バス制御部41に送信しない。
【0046】また、タイミング調整部38は、常時、バ
ス制御部41からデータ135を受信し、回線クロック
201にタイミング調整してフレームカプセル化部33
に送信する。
【0047】バス制御部41は、タイミング調整部1
8、38からのデータ121、141を受信し、受信デ
ータ142として出力する。タイミング調整部18から
のデータ121と、タイミング調整部38からのデータ
141とが同時に受信されることはなく、いずれか一方
が受信される。バス制御部41は、受信されたいずれか
一方のデータを受信データ142としてスイッチ部(不
図示)に送信する。
【0048】また、バス制御部41は、スイッチ部から
受信した同じデータを、0系のタイミング調整部18
と、1系のタイミング調整部38の双方に送信する。こ
れにより、対向装置の受信部において、イーサネットフ
レームを取り込む系の選択を変更するだけで、即座に運
用系を切り替えることが可能となっている。
【0049】図2は、本実施形態のタイミング調整部1
8の構成を示すブロック図である。タイミング調整部3
8も同様の構成である。図2を参照すると、タイミング
調整部18は、送信データ書込込制御部63、FIFO
62、送信データ読出制御部61、受信データ書込部6
4、FIFO65、受信データ読出制御部66を有して
いる。送信データ書込込制御部63、FIFO62およ
び送信データ読出制御部61が送信側を構成し、受信デ
ータ書込部64、FIFO65および受信データ読出制
御部66が受信部を構成している。
【0050】送信データ読出制御部61と受信データ書
込制御部64には、回線クロック201が与えられてお
り、送信データ書込部63と受信データ読出部66に
は、内部クロック202とタイミング制御信号156が
与えられている。
【0051】送信データ書込制御部63は、内部クロッ
ク202に同期して動作している。送信データ書込制御
部63は、バス制御部41からデータ115を受信し、
そのデータを内部クロック202によりFIFO62に
書き込む。
【0052】送信データ読出制御部61は、回線クロッ
ク201に同期して動作している。送信データ読出制御
部61は、回線クロック201によりFIFO62から
データを読出し、そのデータをデータ114としてフレ
ームカプセル化部13に送信する。
【0053】受信データ書込制御部64は、回線クロッ
ク201に同期して動作している。受信データ書込制御
部64は、フレームデカプセル化部17からのデータ1
20を受信し、そのデ0タを回線クロック201により
FIFO65に書き込む。
【0054】受信データ読出制御部66は、内部クロッ
ク202に同期して動作している。受信データ読出制御
部66は、切替制御部52からタイミング制御信号15
6を受信している間、内部クロック202によりFIF
O62からデータを読出し、データ121としてバス制
御部41に送信する。
【0055】本実施形態の通信装置1の動作例について
説明する。
【0056】図3は、本実施形態の通信装置1の送信動
作を説明するためのタイミングチャートである。図3に
示すように、バス制御部41は、スイッチ部(不図示)
からのデータ143を受信して0系のタイミング調整部
18と1系のタイミング調整部38の双方に同一データ
115、135を送信する。内部クロック202は、回
線クロック201の2倍以上の速度なので、データ14
3は平均すると、有効なデータがあるのタイムスロット
は半分以下である。ここでは、一例として、有効なデー
タのあるタイムスロットと、有効なデータの無いタイム
スロットが交互に存在している。
【0057】バス制御部41からのデータは、タイミン
グ調整部18によりタイミング調整され、フレームカプ
セル化部13によりカプセル化され、符号化逆変換部1
2により4B/5B変換され、送信物理インタフェース
11から回線11に送信される。
【0058】図4は、本実施形態の通信装置1の受信動
作について説明するためのタイミングチャートである。
【0059】受信物理インタフェース14で受信された
データは、リンク断検出部15によりリンク断している
か否か判定され、符号化変換部16により5B/4B変
換され、フレームデカプセル化部17によりCRC異常
があるか否か判定され、タイミング調整部18に送信さ
れる。1系の送受信部30も同様に動作する。
【0060】リンク異常判定部51は、リンク断検出部
15、35で検出されたリンク断と、フレームデカプセ
ル化部17、37で検出されたCRCエラーを基に各リ
ンクの状態を切替制御部52に通知する。各リンクの状
態を通知された切替制御部52は、現在の運用系と、各
リンクの状態から、どちらの系を運用系とすべきか判定
し、タイミング調整部18、38に通知する。
【0061】0系が運用系であれば、タイミング調整部
18は、フレームデカプリング化部17からのデータ1
20をタイミング調整し、バス制御部41に送信する。
1系が運用系であれば、タイミング調整部38は、フレ
ームデカプリング化部37からのデータ140をタイミ
ング調整し、バス制御部41に送信する。バス制御部4
1は、タイミング調整部18またはタイミング調整部3
8からのデータをスイッチ部(不図示)に送信する。図
4には0系が運用系である場合が示されており、0系の
データ120がバス制御部41からスイッチ部に送信さ
れている。
【0062】本実施形態によれば、通信装置1は、送信
処理において、運用系および待機系の双方のリンクに同
一のデータを送信し、受信処理において、リンク断検出
部15、35により検出されたリンク断とフレームデカ
プセル化部17、37により検出されたCRCエラーと
を契機にイーサネットリンクを切り替えるので、障害の
発生からリンク切り替えまでの時間が短い。
【0063】また、本実施形態によれば、通信装置1
は、単純な機能のリンク異常判定部51、切替制御部5
2およびタイミング調整部18を新たに備えることによ
りリンク切り替え動作が可能なので、複雑なプロトコル
処理を実装する必要が無い。
【0064】本発明の他の実施形態について説明する。
【0065】図5は、本発明の他の実施形態の通信装置
のj構成を示すブロック図である。図5を参照すると、
通信装置2は、送受信部20、送受信部40、バス制御
部41、リンク異常判定部53、切替制御部54、二重
化状態設定部71およびリンク異常閾値設定部72を有
している。図5のバス制御部41は図1と同じものであ
る。
【0066】送受信部20は、送信物理インタフェース
11、符号化逆変換部12、フレームカプセル化部1
3、受信物理インタフェース14、リンク断検出部1
5、符号化変換部16、フレームデカプセル化部17お
よびタイミング調整部28を有している。送信物理イン
タフェース11、符号化逆変換部12、フレームカプセ
ル化部13、受信物理インタフェース14、リンク断検
出部15、符号化変換部16およびフレームデカプセル
化部17は図1と同じものである。
【0067】同様に、送受信部40は、送信物理インタ
フェース31、符号化逆変換部32、フレームカプセル
化部33、受信物理インタフェース34、リンク断検出
部35、符号化変換部36、フレームデカプセル化部3
7およびタイミング調整部48を有している。送信物理
インタフェース31、符号化逆変換部32、フレームカ
プセル化部33、受信物理インタフェース34、リンク
断検出部35、符号化変換部36およびフレームデカプ
セル化部37は図1と同じものである。
【0068】二重化状態設定部71は、ユーザインタフ
ェース(不図示)から二重化設定信号171を受信し、
その信号に含まれている情報を保持し、その情報に従っ
て切り替制御部62およびタイミング調整部28、48
に対して二重化か一重化かを指示する。二重化設定信号
171とは、2つのリンクを二重化して用いるか、互い
に独立した別のリンクとして用いるかの情報を含む信号
である。
【0069】切替制御部54は、二重化状態設定部71
からの指示を含む信号172を受信し、その指示に従っ
て動作する。二重化状態設定部71からの指示が二重化
であれば、切替制御部54は、図1の切替制御部51と
同様に動作する。指示が一重化であれば、切替制御部5
4は動作しない。
【0070】リンク異常閾値設定部72は、ユーザイン
タフェース(不図示)から閾値設定信号173を受信
し、その信号に含まれている閾値情報を保持し、その閾
値をリンク異常判定部53に指示する。閾値は、例え
ば、リンク異常と判定するためのリンク断の継続時間
や、CRCエラーレートなどが考えられる。
【0071】リンク異常判定部53は、リンク異常を判
定する際に、リンク異常閾値設定部72から指示された
閾値を用いる。
【0072】タイミング調整部28、48は、二重化状
態設定部71からの指示を含む信号172を受信し、そ
の指示に従って動作する。
【0073】二重化状態設定部71からの指示が二重化
であれば、タイミング調整部28、48は、図1のタイ
ミング調整部18、38と同様に動作する。
【0074】指示が一重化であれば、タイミング調整部
28、48は、切替制御部54からのタイミング制御信
号156、157の有無にかかわらず、フレームデカプ
セル化部17、37から受信したデータ120、140
をタイミング調整し、バス制御部41に送信する。その
ため、図6に示すように、0系および1系からの双方の
データがバス制御部41を介して、受信データ142と
してスイッチ部(不図示)に送信される。また、図7に
示すように、一重化のとき、スイッチ部(不図示)から
の送信データ143には、送受信部20へのデータと、
送受信部40へのデータとが含まれている。ここでは、
バス制御部41は、送受信部20へのデータと、送受信
部40へのデータを互いに異なるタイミングで交互に受
信している。内部クロック202が回線クロック201
の2倍以上の速度なので、それが可能となっている。タ
イミング調整部28およびタイミング調整部48は、指
示が一重化のとき、互いに異なるデータをバス制御部4
1から取得する。
【0075】本実施形態によれば、通信装置2は、二重
化状態設定部71により二重化するか否かの設定情報を
保持し、切替制御部54およびタイミング調整部28、
48がその設定情報に従って動作を選択するので、高い
信頼性が要求される場合には2つのリンクを二重化され
たリンクとして用い、大きなトラフィック量を低コスト
で転送することが要求される場合には一重化の2つのリ
ンクとして用いることによりユーザの要求条件に柔軟に
対応することが可能である。
【0076】また、通信装置2は、リンク異常閾値設定
部72により閾値を変更可能に保持し、リンク異常判定
部53にてその閾値を用いてリンク異常を判定するの
で、回線品質に対する要求に合わせて適切な閾値を用い
ることにより、回線品質に対するユーザ要求条件に柔軟
に対応することができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、リンク異常の発生を契
機に、有効なリンクの選択が変更されるので、複雑なプ
ロトコル処理を必要とせず、かつ、障害の発生から有効
なリンクが適切に選択されるまでの時間が短い。
【0078】また、2つのリンクに同一データが送信さ
れているので、リンク異常を検出した受信側装置だけ
で、有効なリンクの選択を変更でき、障害の発生から有
効なリンクを適切に選択するまでの時間が短い。
【0079】また、二重化状態設定手段から通知された
ユーザ設定情報に従って切替制御手段および送受信手段
が動作を選択することにより、2つのリンクを二重化す
るか、一重化の2つのリンクとするかを切り替えること
ができるので、高い信頼性が要求される場合には2つの
リンクを二重化されたリンクとして用い、大きなトラフ
ィック量を低コストで転送することが要求される場合に
は一重化の2つのリンクとして用いることによりユーザ
の要求条件に柔軟に対応することが可能である。
【0080】また、リンク異常判定手段が、リンク異常
閾値設定手段から通知されたユーザ設定の閾値を用いて
リンク異常を判定するので、回線品質に対するユーザ要
求に合わせて適切な閾値を用いることにより、回線品質
に対するユーザ要求条件に柔軟に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の通信装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施形態のタイミング調整部の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態の通信装置の送信動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図4】本発明の一実施形態の通信装置の受信動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施形態の通信装置のj構成を示
すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施形態の通信装置の受信動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図7】本発明の他の実施形態の通信装置の送信動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1、2 通信装置 10 0系送受信部 11 送信物理インタフェース 12 符号化逆変換部 13 フレームカプセル化部 14 受信物理インタフェース 15 リンク断検出部 16 符号化変換部 17 フレームデカプセル化部 18、28 タイミング調整部 30 1系送受信部 31 送信物理インタフェース 32 符号化逆変換部 33 フレームカプセル化部 34 受信物理インタフェース 35 リンク断検出部 36 符号化変換部 37 フレームデカプセル化部 38、48 タイミング調整部 41 バス制御部 51、53 リンク異常判定部 52、54 切替制御部 61 送信データ読出制御部 62、65 FIFO 63 送信データ書込込制御部 64 受信データ書込部 66 受信データ読出制御部 71 二重化状態設定部 72 リンク異常閾値設定 111、116、131、136 回線 112〜115、117〜121、132〜135、1
37〜141、211〜214 データ 142 受信データ 143 送信データ 151、152 リンク断検出信号 153、154 CRCエラー検出信号 155 リンク状態信号 156、157 タイミング制御信号 171 二重化設定信号 172、174 信号 173 閾値設定信号 201 回線クロック 202 内部クロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのリンクに接続されたイーサネット
    通信装置であって、 障害情報から前記各リンクの状態が正常であるか異常で
    あるか判定するリンク異常判定手段と、 前記リンク異常判定手段の判定結果を用いて、受信デー
    タを取得するリンクを選択する切替制御手段と、 前記各リンクに対応して接続され該リンクによりデータ
    を送受信しており、対応する該リンクが、受信データを
    取得するリンクとして前記切替制御手段により選択され
    ると、該リンクから受信したデータを受信データとして
    取り出し、該リンクの障害を検出すると前記障害情報を
    前記リンク異常判定手段に通知する2つの送受信手段と
    を有するイーサネット通信装置。
  2. 【請求項2】 2つの前記送受信手段は、対応する前記
    リンクが、受信データを取得するリンクとして前記切替
    制御手段により選択されているか否かにかかわらず、対
    応する前記リンクに同一のデータを送信する、請求項1
    記載のイーサネット通信装置。
  3. 【請求項3】 ユーザにより選択された二重化または一
    重化のいずれかを前記切替制御手段および前記送受信手
    段に通知する二重化状態設定手段をさらに有し、 前記切替制御手段は、前記二重化状態設定手段から一重
    化を通知されると動作を停止し、二重化を通知されると
    動作し、 前記送受信手段は、前記二重化状態設定手段から二重化
    を通知されると、2つの前記送受信手段が同一のデータ
    を送信し、対応する前記リンクが受信データを取得する
    リンクとして選択された一方の前記送受信手段が受信デ
    ータを取得し、一重化を通知されると、2つの前記送受
    信手段が、互いに異なるデータをそれぞれ送信し、前記
    リンク毎に異なる受信データをそれぞれ取得する、請求
    項1記載のイーサネット通信装置。
  4. 【請求項4】 ユーザにより設定された閾値を前記リン
    ク異常判定手段に通知するリンク異常閾値設定手段をさ
    らに有し、 前記リンク異常判定手段は、前記障害情報から前記各リ
    ンクの状態が正常であるか異常であるか判定するとき前
    記閾値を用いる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    イーサネット通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送受信手段はリンク断を前記障害と
    して検出する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のイ
    ーサネット通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送受信手段は、デカプセル化におけ
    るCRCエラーを前記障害として検出する、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のイーサネット通信装置。
  7. 【請求項7】 前記送受信手段は、前記リンクから受信
    したデータを回線クロックに同期してFIFOに蓄積
    し、内部クロックに同期して前記FIFOから前記デー
    タを読出して前記受信データとして取得する、請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のイーサネット通信装置。
  8. 【請求項8】 前記内部クロックは前記回線クロックの
    2倍以上の速度である、請求項7記載のイーサネット通
    信装置。
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