JP2000100963A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000100963A
JP2000100963A JP10264643A JP26464398A JP2000100963A JP 2000100963 A JP2000100963 A JP 2000100963A JP 10264643 A JP10264643 A JP 10264643A JP 26464398 A JP26464398 A JP 26464398A JP 2000100963 A JP2000100963 A JP 2000100963A
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JP
Japan
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gate electrode
oxide film
flash memory
gate
film
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Pending
Application number
JP10264643A
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English (en)
Inventor
Takuo Akashi
拓夫 明石
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコントローラー回路とフラッシュメ
モリー回路を同時に搭載する半導体装置において、著し
い工程増加なしに、それぞれの回路のトランジスタゲー
ト電極表面に、それぞれ最適な膜厚の熱酸化膜を成長さ
せる。 【解決手段】 まず、フラッシュメモリー形成領域に、
浮遊ゲート電極用ポリシリコン膜4、容量絶縁膜5を形
成する。次にマイクロコントローラー形成領域にそのゲ
ート電極となるポリシリコン膜7を形成し、マイクロコ
ントローラー用ゲート電極8のみを形成する。次に全面
にCVD法で酸化膜を堆積し、エッチバックによってゲ
ート電極8の側壁にサイドウォール9を形成する。そし
てフラッシュメモリーのゲート電極11を形成した後、
ゲート電極の保護と特性安定化のための酸化膜12を熱
酸化形成する。こうすればゲート電極8と11の側壁に
異なる最適膜厚の酸化膜が形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なる機能を有し、
構造の異なる素子で構成された異種半導体用回路を同時
に搭載した半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一つの半導体基板上にマイクロコ
ントローラーやメモリーなどの異なる機能を有する半導
体用回路を同時に搭載し、付加価値を高めた半導体集積
回路の需要が高まってきている。特にマイクロコントロ
ーラーとフラッシュメモリーを組み合わせた半導体集積
回路では、マイクロコントローラーの高機能化とフラッ
シュメモリーの高信頼性化が求められている。
【0003】以上のようなマイクロコントローラーとフ
ラッシュメモリーとを搭載した半導体集積回路装置の従
来技術による製造方法を説明する。図2はマイクロコン
トローラーとNOR型・スタック形式のフラッシュメモ
リーを搭載した半導体装置の製造方法を示す工程断面図
である。
【0004】まず、図2(1)に示すように半導体基板
1に素子分離用のフィールド酸化膜2を形成し、フラッ
シュメモリー部のゲート酸化膜3を介して浮遊ゲート電
極となる一層目のポリシリコン膜4を形成する。その
後、ポリシリコン膜4上にフラッシュメモリーの容量絶
縁膜5を形成する。
【0005】次に図2(2)に示すように半導体基板1
のマイクロコントローラー部にゲート酸化膜6を形成
し、二層目のポリシリコン膜7を形成する。次に図2
(3)に示すようにマイクロコントローラーのゲート電
極8を形成した後、図2(4)に示すようにフラッシュ
メモリーのゲート電極11を形成する。
【0006】次に図2(5)に示すように、熱酸化によ
り両ゲート電極表面の保護および特性安定化を目的とし
て薄いポリシリコン酸化膜12を成長させ、そしてイオ
ン注入などにより、マイクロコントローラー部とフラッ
シュメモリー部それぞれのソース・ドレイン拡散層1
3、14を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の製
造工程においては、図2(5)で示したようにマイクロ
コントローラー部とフラッシュメモリー部で、ゲート電
極表面の熱酸化によるポリシリコン酸化膜12を同じ膜
厚に形成してしまう。これにより、それぞれの部分の素
子特性に問題が生じていた。
【0008】マイクロコントローラーの回路を構成する
MOSトランジスタは、高速性、高駆動性などを達成す
るために、ゲート長はより短くし、熱酸化で形成される
ポリシリコン酸化膜12は薄くすることが望ましい。な
ぜならば図2(5)のゲート酸化膜6の膜厚がゲート電
極8の端部において、ポリシリコン酸化膜12を形成す
るための熱酸化により厚くなるなど不都合なことが起こ
るからである。一方、フラッシュメモリーのメモリーセ
ルを構成するトランジスタは、多数回にわたるデータの
読み出し、書き込みが行える高い信頼性を確保するため
にゲート長を充分に確保し、かつポリシリコン酸化膜1
2は厚い方が望ましい。したがって従来の方法ではそれ
ぞれの部分のトランジスタの特性が最適になるようにポ
リシリコン酸化膜12の膜厚を分けて形成することが出
来なかった。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、著しい工程の増加無しにマイクロコントローラーと
フラッシュメモリーのトランジスタそれぞれに適する膜
厚のゲート表面酸化膜を形成できる半導体装置の製造方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の半導体装置の製造方法は、マイクロコント
ローラーとフラッシュメモリーのトランジスタのような
2種類以上の異なるゲート長を有するトランジスタが形
成された半導体装置において、そのうちの一種のゲート
長のトランジスタのゲート電極側壁に予め化学気相成長
法による絶縁膜を形成し、その後、前記絶縁膜を形成し
たゲート電極と、側壁に絶縁膜を形成しないトランジス
タのゲート電極とを同時に酸化する工程を含むようにし
たものである。
【0011】一つのゲート長のトランジスタのゲート電
極側壁に予め化学気相成長法による絶縁膜を形成し、そ
の後、絶縁膜を形成したゲート電極と、側壁に絶縁膜を
形成しないトランジスタのゲート電極とを同時に酸化す
るという構成によって、マイクロコントローラーとフラ
ッシュメモリーのような異なるトランジスタのそれぞれ
のゲート電極側壁に、最適な膜厚の酸化膜を形成するこ
とが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の製造方法を説明す
る工程断面図である。ここに示された半導体装置は図2
と同じく、マイクロコントローラーとフラッシュメモリ
ーとを搭載した半導体集積回路装置の例である。
【0013】まず、図1(1)に示すように半導体基板
1に素子分離のフィールド酸化膜2を形成し、フラッシ
ュメモリーのゲート酸化膜3を形成し、フラッシュメモ
リーの浮遊ゲート電極となる一層目のポリシリコン膜4
を形成する。次にポリシリコン膜4上にフラッシュメモ
リーの容量絶縁膜5を形成し、マイクロコントローラー
回路を形成すべき領域の容量絶縁膜5、ポリシリコン膜
4、ゲート酸化膜3を除去する。
【0014】次に図1(2)に示すようにマイクロコン
トローラー回路部のMOSトランジスタ用ゲート酸化膜
6を成長させ、さらにマイクロコントローラー部のトラ
ンジスタゲート電極およびフラッシュメモリーの制御ゲ
ート電極となる二層目のポリシリコン膜7を形成する。
【0015】次に図1(3)に示すようにマイクロコン
トローラー部のゲート電極8のみを形成し、フラッシュ
メモリー部の各膜は残す。こうして後、図1(4)に示
すようにテトラエチルオルソシリケート(TEOS)を
原料とする化学気相成長法でTEOS酸化膜を例えば5
0nm程度の極薄い厚さに、均一に全面に形成後、いわ
ゆるエッチバック法によりエッチングし、特にマイクロ
コントローラー部のゲート電極8側壁にサイドウォール
9として残す。
【0016】次に図1(5)に示すように、マイクロコ
ントローラー部領域を覆い、かつフラッシュメモリーの
ゲート電極のレジスト10パターンを形成し、図1
(6)に示すようにゲート電極11を形成し、レジスト
10を除去する。フラッシュメモリーのゲート電極を構
成する多層膜(ポリシリコン膜4、7および容量絶縁膜
5)には図1(4)のエッチバック工程でサイドウォー
ル9が形成されているが、その膜厚は極薄いので、ゲー
ト電極11を形成する際のエッチング工程、特に容量絶
縁膜のエッチング工程でほとんど問題のない程度に除去
することが出来る。また、マイクロコントローラー部は
レジストパターンで保護されるようになっているのでゲ
ート電極8の形状に変化は生じない。
【0017】次に図1(7)に示すように、熱酸化によ
り、ゲート電極8、11の保護と特性安定化のためにポ
リシリコン酸化膜12を形成し、イオン注入などにより
マイクロコントローラー部とフラッシュメモリー部のソ
ース・ドレイン拡散層13、14を形成する。
【0018】ここでポリシリコン酸化膜12を成長させ
る際、ゲート電極8の側壁には既にCVD法で形成され
たサイドウォール9が存在するので、酸化処理時にゲー
ト電極8のポリシリコン表面への酸素供給が抑制され、
熱酸化膜は僅かしか成長しない。これに対してゲート電
極11の側壁にはサイドウォールがないのでより厚い酸
化膜が形成される。したがってマイクロコントローラー
部のMOSトランジスタとフラッシュメモリー部のメモ
リートランジスタそれぞれに最適な膜厚の熱酸化膜を1
回の酸化工程で形成することができるものである。
【0019】マイクロコントローラー部とフラッシュメ
モリー部の熱酸化膜の膜厚を最適な値に調整するために
は、サイドウォール用のTEOS酸化膜の膜厚を調整す
ればよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、マイクロコ
ントローラーのMOSトランジスタゲート電極のみに予
め化学気相成長法による酸化膜のサイドウォールを形成
するため、酸化によるゲート電極の保護と特性安定化の
ためのポリシリコン酸化膜を形成する際に、マイクロコ
ントローラーとフラッシュメモリーのトランジスタゲー
ト電極それぞれに最適なポリシリコン酸化膜を形成でき
るので、望ましい素子特性が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法を示す工程断面
【図2】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ポリシリコン膜 5 容量絶縁膜 6 ゲート酸化膜 7 ポリシリコン膜 8 ゲート電極 9 サイドウォール 10 レジスト 11 ゲート電極 12 ポリシリコン酸化膜 13 ソース・ドレイン拡散層 14 ソース・ドレイン拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 29/792

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に2種類以上の異なるゲー
    ト長を有するトランジスタが形成された半導体装置にお
    いて、少なくとも1種類のゲート長のトランジスタのゲ
    ート電極側壁に化学気相成長法による絶縁膜を形成する
    工程と、前記絶縁膜を形成したゲート電極と前記絶縁膜
    を形成しないトランジスタのゲート電極とを同時に酸化
    する工程を含むことを特徴とする、半導体装置の製造方
    法。
JP10264643A 1998-09-18 1998-09-18 半導体装置の製造方法 Pending JP2000100963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020093223A (ko) * 2001-06-07 2002-12-16 삼성전자 주식회사 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
JP2003309182A (ja) * 2002-04-17 2003-10-31 Hitachi Ltd 半導体装置の製造方法及び半導体装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020093223A (ko) * 2001-06-07 2002-12-16 삼성전자 주식회사 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
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