JP2000099785A - 自動料金収受システムの利用可否判断装置 - Google Patents
自動料金収受システムの利用可否判断装置Info
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Abstract
っても、慌てることなく現金等による支払い準備ができ
るようにする。 【解決手段】 地図データベース、料金所データベース
32より、地図データおよび料金所データを入手し、G
PS受信機21などにより、車両の現在位置情報を認識
するカーナビゲーション装置20を有する。カーナビゲ
ーション装置20により、料金所データベースより得ら
れる料金所情報に基づいて、利用する料金所はICカー
ドCによる料金収受が可能か否かを比較判断装置36に
より判断する。この比較判断装置36による判断結果を
ディスプレイ28に表示する。
Description
テムにおける車載装置に係り、特に、ナビゲーション装
置を備え、自動料金収受のための料金が不足している際
に警告を行う自動料金収受システムにおける利用可否判
断装置に関する。
金を支払うために自動車が料金所で一旦停止しなければ
ならず、この自動車の一旦停止が渋滞の大きな要因とな
っている。このような渋滞を緩和するとともに、料金所
における無人化、キャッシュレス化を目的として、近
年、料金所において自動車が停止せずに料金の支払いが
できる自動料金収受システム(Electric Toll Collecti
on、以下「ETCシステム」という。)の構築が進行し
ている。
は、路上装置110と車載装置120を備えている。路
上装置110は、路上アンテナ111を有するととも
に、路上通信処理装置112を備えている。また、この
路上通信処理装置112は、通信装置、料金処理装置、
および車種判別装置などを備えている。路上アンテナ1
11としては、有料道路の入口に予告アンテナ111A
および入口アンテナ111B、出口に課金アンテナ11
1C、料金所アンテナ111Dが設けられており、これ
らの路上アンテナ111によって、自動車Mとの双方向
無線通信を可能としている。また、車種の判別などに利
用するため、走行している自動車Mを撮影するカメラ装
置113が設けられている。
を認証するICカード121が挿入され、当該ICカー
ド121の情報を読み書きするICカードリーダ122
が設けられているとともに、各種情報を通知するモニタ
123、スピーカ124が設けられている。さらに、I
Cカード121等から得られる情報を路上アンテナ11
1に送信し、かつ、路上アンテナ111から送信されて
来る各種情報を受信する車載アンテナ125が設けられ
ている。なお、車載装置120には、車載装置120を
統括制御するための主制御部などが設けられている。
装置120を備えた自動車Mが有料道路を利用する場
合、有料道路の入口に設置した予告アンテナ111A、
入口アンテナ111B、カメラ装置113などを有する
路上装置110により、自動車Mを検知しICカード1
21の正当性、有料道路に入った場所や時間などの入口
情報、車種情報、時間情報などの各種情報が検知され
る。これにより自動車Mが停止することなく通過できる
かどうかの可否が判断される。その後、自動車Mが有料
道路から出る際には、図4の仮想線で示す自動車Mは、
課金アンテナ111Cによって車種情報および入口情報
から得られる課金情報が検知され、課金(自動料金収
受)がなされる。それから、料金所アンテナ111Dに
よって課金処理情報が検知され、その結果停止すること
なく通過できるかどうかの可否が判断される。そして、
路上装置110における料金処理装置および車種判別装
置により、車種判別および料金処理が行われ、料金情報
が中央処理センタ130に送信される。なお、有料道路
の入口で料金収受を行う場合は、入口に課金アンテナ1
11Cが設けられ、入口において課金(自動料金収受)
がなされることになる。
ード121がポストペイド(クレジット)タイプのカー
ドである場合には、受信した料金処理情報に基づいて、
提携金融機関140の当該ICカード121に登録され
た利用者の預金口座から、料金を事後的に引き落とし、
料金徴収者に支払う処理を行う。また、ICカード12
1がプリペイドタイプの場合には、当該ICカード12
1に電子的に記憶している金額の残高から電子的に書き
換えて有料道路の料金をその場で料金徴収者に支払うと
いう構成になっている。
Cシステム100により自動料金収受を行うためには、
料金所にETCシステム100対応の路上アンテナ11
1や路上通信処理装置112が設けられている必要があ
る。しかし、これらの路上アンテナ111や路上通信処
理装置112をすべての料金所に一気に設置することは
できず、徐々にその設置が進行しているため、ETCシ
ステム100に対応できる料金所と対応できない料金所
が混在する。また、料金所において路上通信処理装置1
12が故障して、自動料金収受に使用できない場合もあ
る。したがって、ETCシステム100に対応できない
料金所では、利用者は、現金またはハイウェイカードな
どによって利用料金を支払わなければならない。
て自動的に料金を支払おうとしていた利用者が、料金所
に到着してからETCシステム100を利用できないこ
とを知ることがある。このような場合には、利用者は慌
てて現金やハイウェイカードを用意しなければならない
ので、その用意が間に合わず、渋滞の原因となることな
どが考えられる。実際、日本道路公団の調べによると、
高速道路における渋滞のうち料金所での渋滞が最も多く
発生している(発生比率約35%、なお、2位の登り坂
・下り坂の発生比率約28%)。また、利用者が運転手
である場合には、現金などを用意しようとして慌てるた
めに運転が散漫になり、事故を発生させる原因となるこ
とも考えられる。
を備える自動車において、利用者がETCシステムによ
り利用料金を支払おうとしたときに、ETCシステムを
利用できない料金所等であっても、慌てることなく現金
等による支払い準備ができるようにした自動料金収受シ
ステムの利用可否判断装置を提供することにある。
明に係る車載用料金収受システムの利用可否判断装置
は、路上に設置された路上装置と自動車に設置された車
載装置との双方向無線通信により、商取引における料金
収受処理を、電子的にICカードをもって行う自動料金
収受システムにおける車載装置において、地図情報およ
び有料道路の料金所情報を記憶するとともに、車両の現
在位置情報を認識するナビゲーション装置を有し、この
ナビゲーション装置に記憶された料金所情報に基づい
て、利用する料金所は前記ICカードによる料金収受が
可能か否かを判断する判断手段を備え、この判断手段に
よる判断結果を報告することを特徴とするものである。
て、自動料金収受が可能か否かが判るので、慌てること
なく適切な対応をとることができる。すなわち、ICカ
ードによる料金収受が可能であれば、自動料金収受の専
用ゲートをそのまま通ればよいし、不可能であればIC
カード以外の、たとえば現金やハイウェイカードによる
支払いの準備を行うことができる。
加えて、前記判断手段の判断により、前記ICカードに
よる料金収受が可能と判断した場合には、前記ICカー
ドの残高を乗員へ報告し、前記ICカードによる料金収
受が不可能と判断した場合には他の料金支払いの準備を
促す報告を行う、ことを特徴とするものである。
否の別により、具体的に適切な措置を報告してくれるの
で、利用者は迷うことなく適切な対応を確実にとること
ができる。なお、本請求項における「他の料金支払いの
準備」とは、ETCシステムを利用する料金の支払い以
外の、たとえば現金、ハイウェイカード、回数券による
支払いの準備をいう。
または請求項2に加えて、前記料金所における前記IC
カードによる料金収受の可否が変更されたときの変更情
報を、前記ナビゲーション装置における前記有料道路の
料金所データに書き込む書き込み装置を備えることを特
徴とするものである。
動料金収受の可否に変更があった場合でも、その旨を即
座に知ることができるので、料金所の自動収受の可否の
判断をより適切に行うことができる。
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は、本発明
に係る自動料金収受システムの利用可否判断装置(以
下、単に「利用可否判断装置」という)を備える車載装
置のシステムブロック図である。車載装置1は、本体装
置10と、本発明に係る利用可否判断装置となるナビゲ
ーション装置20とを備えている。
1と、自動料金収受アンテナ12を有しており、自動料
金収受ユニット11には、ICカードCにデータを読み
書きするICカードリーダ、路上通信処理装置112と
双方向無線通信を行うための通信装置、ETCシステム
の利用者を認証する認証装置などが設けられている。そ
して、自動料金収受アンテナ12からは、課金情報など
がナビゲーション装置20における後述するナビゲーシ
ョンECU25に送信される。
て、ICカードCを図示しないICカードリーダに挿入
した後、たとえば、ナビゲーション装置20における後
述する操作部30により暗証番号やキーワードなどを入
力し認証を行う。また、これら暗証番号などを利用する
もののほか、利用者の身体的特徴、たとえば指紋、声
紋、虹彩斑を利用するものなども考えられる。この認証
は、通常ICカードCをICカードリーダに挿入した際
に行われる。
有料道路の料金収受処理が行われ、自動料金収受アンテ
ナ12では、図4に示す路上アンテナ111と双方向無
線通信を行って課金情報が受信される。この課金情報
は、ナビゲーション装置20における後述するディスプ
レイ28に表示される。
が行われた場合には、自動料金収受アンテナ12を介し
て、図4に示す路上アンテナ111に送信され、提携金
融機関140への情報提供が行われる。さらに、その結
果はICカードリーダによりICカードCに書き込ま
れ、課金処理が行われる。
ビゲーション装置20はいわゆるハイブリッドタイプで
あり、GPS受信機21、車速センサ22、ヨーレート
センサ23、データベース読み取り装置24、およびこ
れらを統括制御するナビゲーションECU25を備えて
いる。GPS受信機21においては、図示しないGPS
衛星より送信される電波をGPSアンテナ21Aで受信
し、ナビゲーションECU25に送信する。そして、ナ
ビゲーションECU25において、自動車の絶対位置を
算出する。
ータを検出し、ヨーレートセンサ23では自動車の方位
データを検出する。その後、速度データおよび方位デー
タと、データベース読み取り装置24によって図示しな
い地図データベースから読み取った地図データをナビゲ
ーションECU25においてマッピングし、自動車の相
対位置を算出する。
れらの絶対位置情報と相対位置情報を適宜参酌しなが
ら、自動車の位置を判断している。そして、その結果を
適宜ディスプレイ28に表示し、または音声情報とし
て、音声復号器29Aを介してスピーカ29によって通
知している。なお、ナビゲーション装置20の電源を入
れる操作やディスプレイ28の表示画面を変更する操作
など、各種の操作は、操作部30によって行うことがで
きる。
してナビゲーションECU25に接続されるマイク31
により入力することができる。さらに、ナビゲーション
装置20は料金所データベース32を有しており、各種
有料道路などにおける料金所が記憶されており、データ
ベース読み取り装置24で料金所データを読み取ること
ができる。また、料金所データベース32に記憶された
料金所データが変更された場合には、書き込み装置33
により変更後の料金所データを書き込むことができるよ
うになっている。変更された料金所データは、たとえば
有料道路に入る際のインターチェンジで得ることもでき
るし、ナビゲーションECU25に接続されたVICS
(道路交通情報通信システム)受信機34により、VI
CSを利用して得ることもできる。このVICS受信機
34には、送信された情報を受信するVICS用アンテ
ナ34Aが取り付けられている。
演算装置35と判断手段となる比較判断装置36が設け
られている。演算装置35は、図示しない地図データベ
ースから得られる地図データ、図示しない道路料金デー
タベースから得られる料金データ、およびGPS受信機
21などから得られる自動車の現在位置情報に基づい
て、自動車が走行中の有料道路の利用料金が算出され
る。また、比較判断装置36は、料金所データベース3
2より得られる料金所データを参照して、自動車の現在
位置から走行を続ける先にある有料道路の料金所が、I
CカードCによる料金収受が可能か否かの判断を行う。
帯電話37が接続されており、ナビゲーションECU2
5における情報を、たとえば他の自動車などに適宜送信
することができるようになっている。また、符号37A
は、携帯電話通信用アンテナである。
を用いて、情報提供を行う際の手順について、図2に示
すフローチャートを参照しながら説明する。図2に示す
ように、自動車の走行開始前、または走行を開始してか
ら、制御を開始し(ステップS1)、目的地を設定する
(ステップS2)。ナビゲーション装置20において
は、演算装置35などにより目的地までの経路探索を行
い(ステップS3)、その中の最良の経路をディスプレ
イ28に表示して経路案内を行う(ステップS4)。そ
して、自動車の現在位置から、目的地に至るまでの間に
料金所があるか否かを判断する(ステップS5)。目的
地に至るまでの間に料金所がある場合には、直近の料金
所までの距離が1km未満か否かを判断する(ステップ
S6)。その結果、1km以上であった場合には、ステ
ップS6に戻り、再び直近の料金所までの距離が1km
未満か否かを判断する。
所までの距離が1km未満になったとステップS6にお
いて判断した場合には、図3(a)に示すように、ディ
スプレイ28における一部分に「自動料金収受システム
確認中です」という旨のメッセージ0を表示して(ステ
ップS7)利用者に報告する。それから、1km未満の
範囲にある直近の料金所は自動料金収受対応か否かを判
断する(ステップS8)。その結果、自動料金収受対応
ではないと判断された場合には、現金またはハイウェイ
カードなどによって、有料道路の料金を支払わなければ
ならないので、図3(b)に示すように、ディスプレイ
28にメッセージ3を表示して(ステップS9)利用者
に報告する。メッセージ3の内容は、ここでは「まもな
く料金所です。料金は5000円です。支払いの準備を
してください。」というように、もうすぐ料金所に到着
するする旨および料金の支払いの準備を促す旨を表示す
る。
が自動料金収受対応であると判断された場合には、車載
装置1が利用可能な状態にあるか否かを判断する(ステ
ップS10)。車載装置1に故障があり、またはICカ
ードCに記憶されている残高が有料道路の利用料金に満
たない場合には、車載装置1を利用することができな
い。また、自動料金収受システム対応の料金所では、自
動料金収受対応の専用ゲートのほかに、車載装置1を備
えていない、または利用できない自動車のために、現金
等対応のゲートが設けられている。したがって、車載装
置1が利用できない場合には、現金等を用意するととも
に、現金等対応のゲートに進路を変更しなくてはならな
い。そこで、ステップS10において車載装置1が利用
可能な状態にあるか否かを判断し、車載装置1が利用可
能である場合には、図3(c)に示すように、ディスプ
レイ28にメッセージ1を表示する(ステップS1
1)。メッセージ1では、「自動料金収受システム確認
終了。専用ゲートをご利用下さい。」という旨の表示を
行い、利用者に報告する。逆に、車載装置1が利用不可
能な状態にある場合には、図3(d)に示すように、メ
ッセージ2を表示する(ステップS12)。メッセージ
2では、「自動料金収受システムが利用できません。現
金等でお支払い下さい。」という旨の表示がされ、利用
者への報告を行う。
の各報告内容は、画面表示と同時に、スピーカ29によ
り音声表示することができる。あるいは、画面表示を行
うことなく、音声表示のみを行うこともできるし、さら
には、利用者の五官に作用する他の表示手段を上記画面
表示等と合わせてまたは独立して用いることによって報
告することもできる。かくして、情報提供処理が終了す
る(ステップS13)。また、ステップ5において、料
金所がないと判断された場合には、情報提供処理はその
まま終了する(ステップS13)。
から対応のものに順次変更されていく。その一方、自動
料金収受対応であった料金所であっても、故障などによ
り利用できなくなっていることもある。このように、料
金所が自動料金収受に対応できるか否かは、その時々に
よって変更されるものであるが、利用可否判断装置にお
ける料金所データベース32に料金所の変更データが書
き込まれなければ、適切な料金所情報を提供することが
できない。そこで、本実施形態では、書き込み装置33
により、料金所の変更データを料金所データベース32
に書き込むようにしている。かかる料金所の変更データ
を書き込むことにより、適切な料金所情報を提供するこ
とができる。
うにして行われる。変更データは、有料道路における路
上通信処理装置112(図4参照)から送信され、これ
を自動料金収受アンテナ12で受信し、自動料金収受ユ
ニット11を介してナビゲーションECU25に送信さ
れる。この料金所の変更データをナビゲーションECU
25から書き込み装置33に送信し、書き込み装置33
によって、料金所データベース32に料金所の変更デー
タを書き込む。
ける自動料金収受の対応が変更された場合には、有料道
路入口において、その旨をETCシステムを利用して自
動車に伝え、ディスプレイ28に画面表示したりスピー
カ29により音声表示したりすることもできる。
CSのような道路交通情報通信システムにより料金所の
変更データが提供されるようになれば、情報通信システ
ムからの料金所の変更データを受信して、適宜料金所デ
ータベース32に書き込むなどの措置をとることもでき
る。
明したが、本発明は、必ずしも上記した手段および手法
に限定されるものではなく、本発明にいう目的を達成
し、本発明にいう効果を有する範囲において適宜に変更
実施することが可能なものである。たとえば、書き込み
装置33は設けず、料金所データベース32自体を交換
することによって有料道路の料金変更に対応する態様と
することもできる。
ばかりでなく、ドライブスルータイプの売店、ガソリン
スタンドなどにおける自動料金収受にも適用することが
できる。
システムを備える自動車において、利用者がETCシス
テムにより利用料金を支払おうとしたときに、ETCシ
ステムを利用できない料金所等であっても、慌てること
なく現金等による支払い準備ができるようになる。ま
た、料金所の変更データを得ることにより、料金所が自
動料金収受に対応しているか否かを一層確実に判断する
ことができる。
判断装置を備える車載装置のシステムブロック図であ
る。
判断装置による制御のフローチャートである。
判断装置による報告内容を表示する画面を示す図であ
る。
17)
明に係る車載用料金収受システムの利用可否判断装置
は、路上に設置された路上装置と自動車に設置された車
載装置との双方向無線通信により、商取引における料金
収受処理を、電子的にICカードをもって行う自動料金
収受システムにおける車載装置において、地図情報およ
び有料道路の料金所情報を記憶するとともに、車両の現
在位置情報を認識するナビゲーション装置を有し、この
ナビゲーション装置に記憶された料金所情報に基づい
て、利用する料金所は前記ICカードによる料金収受対
応か否かを判断する判断手段を備え、この判断手段によ
る判断結果を報告することを特徴とするものである。
て、自動料金収受対応か否かが判るので、慌てることな
く適切な対応をとることができる。すなわち、ICカー
ドによる料金収受が可能であれば、自動料金収受の専用
ゲートをそのまま通ればよいし、不可能であればICカ
ード以外の、たとえば現金やハイウェイカードによる支
払いの準備を行うことができる。
加えて、前記判断手段の判断により、利用する料金所が
前記ICカードによる料金収受対応でないと判断した場
合には、他の料金支払いの準備を促す報告を行い、前記
判断手段の判断により、利用する料金所が前記ICカー
ドによる料金収受対応であると判断した場合には、前記
ICカードによる料金収受が可能か否かを判断し、前記
ICカードによる料金収受が可能と判断した場合には、
前記ICカードの残高を乗員へ報告し、前記ICカード
による料金収受が不可能と判断した場合には他の料金支
払いの準備を促す報告を行う、ことを特徴とするもので
ある。
演算装置35と判断手段となる比較判断装置36が設け
られている。演算装置35は、図示しない地図データベ
ースから得られる地図データ、図示しない道路料金デー
タベースから得られる料金データ、およびGPS受信機
21などから得られる自動車の現在位置情報に基づい
て、自動車が走行中の有料道路の利用料金が算出され
る。また、比較判断装置36は、料金所データベース3
2より得られる料金所データを参照して、自動車の現在
位置から走行を続ける先にある有料道路の料金所が、I
CカードCによる料金収受対応か否かの判断を行う。ま
た、ICカードCによる料金収受対応である場合には、
ICカードCによる料金収受が可能か否かの判断を行
う。
Claims (3)
- 【請求項1】 路上に設置された路上装置と自動車に設
置された車載装置との双方向無線通信により、商取引に
おける料金収受処理を、電子的にICカードをもって行
う自動料金収受システムにおける車載装置において、 地図情報および有料道路の料金所情報を記憶するととも
に、車両の現在位置情報を認識するナビゲーション装置
を有し、 このナビゲーション装置に記憶された料金所情報に基づ
いて、利用する料金所は前記ICカードによる料金収受
が可能か否かを判断する判断手段を備え、 この判断手段による判断結果を報告することを特徴とす
る自動料金収受システムの利用可否判断装置。 - 【請求項2】 前記判断手段の判断により、前記ICカ
ードによる料金収受が可能と判断した場合には、前記I
Cカードの残高を乗員へ報告し、 前記ICカードによる料金収受が不可能と判断した場合
には他の料金支払いの準備を促す報告を行う、 ことを特徴とする請求項1に記載の自動料金収受システ
ムの利用可否判断装置。 - 【請求項3】 前記料金所における前記ICカードによ
る料金収受の可否が変更されたときの変更情報を、前記
ナビゲーション装置における前記有料道路の料金所デー
タに書き込む書き込み装置を備えることを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の自動料金収受システムの
利用可否判断装置。
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JP27030298A JP3076986B2 (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | 自動料金収受システムの利用可否判断装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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