JP2000099024A - 電子楽器の音色設定装置 - Google Patents

電子楽器の音色設定装置

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JP2000099024A
JP2000099024A JP10273011A JP27301198A JP2000099024A JP 2000099024 A JP2000099024 A JP 2000099024A JP 10273011 A JP10273011 A JP 10273011A JP 27301198 A JP27301198 A JP 27301198A JP 2000099024 A JP2000099024 A JP 2000099024A
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Shu Nagataki
周 永瀧
Tadayuki Ishida
忠幸 石田
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments
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    • G10H1/186Microprocessor-controlled keyboard and assigning means
    • GPHYSICS
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/24Selecting circuits for selecting plural preset register stops

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種処理モード中であっても、ユーザの指令
によって強制的に電子楽器の音色を所定のものに設定す
ることができる音色設定装置を提供せんとするものであ
る。 【解決手段】 ユーザの指令により所定の信号を出力す
る信号出力手段1と、電子鍵盤楽器の処理モードを管理
し、前記信号出力手段1により信号が出力された時に、
電子鍵盤楽器の任意の処理モードを強制的に終了させる
と共に、その強制終了後に、該電子鍵盤楽器の音色を所
定の音色に設定する音色選択モードに変更するモード管
理手段2とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの指令によ
って強制的に電子楽器の音色を所定のものに設定する音
色設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子楽器において音色設定を行う場合、
音色の少ない機種では、パネル上に全ての音色スイッチ
が設けられていて、1回のスイッチ操作で音色設定がで
きるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし音色数が多い機
種では、パネル上に全ての音色スイッチを設けることが
できず、一番使用頻度の高いピアノ音色を選択する場合
でも、あるいは比較的使用頻度の少ない音色を選択する
場合でも、同じ音色選択手順を踏まなければならなかっ
た。たとえば、音色選択モードに入るスイッチを押し、
その音色に対応する番号を10キーやインクリメントダ
イアルなどによって入力し、決定を指示するスイッチを
押すといったような操作が必要になる。他の例として
は、音色選択モードに入るスイッチを押し、画面上に表
示される音色を回転操作子を操作することでスクロール
させ、必要とする音色が表示された時に、決定を指示す
るスイッチを押すといったような操作が必要となる。
【0004】図6は、任意の処理モード中に割り込みに
より行われる、以上の処理手順を示すフローチャートで
ある。任意の処理モード(ステップS301)中に割り
込み処理が行われ(ステップS302)、音色選択モー
ドスイッチONによる音色選択モードに入ったか否かが
検出される(ステップS303)。音色選択モードに入
っていないと判断された場合(ステップS303;N
o)は、前記ステップS301に戻る。他方音色選択モ
ードに入ったと判断された場合(ステップS303;Y
es)は、10キーやインクリメントダイアルなどによ
って目的とする音色に対応する番号が入力される(或い
は画面上に表示される音色を回転操作子を操作すること
でスクロールさせ、必要とする音色を表示させる)こと
で、音色選択が行われる(ステップS304)。そして
音色決定を指示するスイッチが押されたか否かが検出さ
れ(ステップS305)、その決定スイッチが押された
場合(ステップS305;Yes)、音色設定が行われ
る(ステップS306)。反対に決定スイッチが押され
ていない場合(ステップS305;No)、前記ステッ
プS305に戻る。
【0005】また以上の音色設定を、各種モード処理中
に行うことは困難である。たとえば、各種機能設定モー
ドの複数の階層下に入っている機能設定途中で急遽発音
が必要になった場合は、機能設定を中止するため、その
階層分のたとえば取消しスイッチを操作し、元の状態
(機能設定前のノーマルモード)に戻してから、音色を
選択しなくてはならない。他方、電子オルガン等の、パ
ネル面積を大きくでき、音色スイッチを比較的多く設け
ることができる楽器にあっては、パネル上にピアノ設定
スイッチがあるため、音色をすばやくピアノに設定でき
る。しかし、自動伴奏処理モード中に、この自動伴奏機
能を停止し、ピアノ音色のみにしようとするケースで
は、自動伴奏機能のスイッチをOFFにしてピアノ音色
を選択するといった操作が必要であった。
【0006】本発明は従来技術の以上のような問題に鑑
み創案されたもので、各種処理モード中であっても、ユ
ーザの指令によって強制的に電子楽器の音色を所定のも
のに設定することができる音色設定装置を提供せんとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明に係る電
子楽器の音色設定装置の構成は、ユーザの指令により所
定の信号を出力する信号出力手段と、該信号出力手段に
より信号が出力された時に、電子楽器の任意の処理モー
ドを強制的に終了させるモード強制終了手段と、その強
制終了後に、該電子楽器の音色を所定の音色に設定する
音色設定手段とを有することを基本的特徴としている。
【0008】上記構成では、ユーザの指令により信号出
力手段からの信号出力があった場合に、モード強制終了
手段により、その時実行されている任意の処理モードを
強制的に終了させ、その後、音色設定手段により、音色
を所定の音色に設定する。本構成では、電子楽器側に各
種の処理モードを管理する手段を備えていないか、該モ
ード管理手段を備えていてもその外部から働きかけて任
意の処理モードを強制的に終了させる場合の構成につい
て規定しており、そのために、処理モードの強制終了と
強制的な音色設定とを、モード強制終了手段と音色設定
手段のような構成を別に設けて、それぞれに行わせてい
る。
【0009】請求項2及び請求項3の構成は、上記請求
項1の場合とは異なり、電子楽器側に各種の処理モード
を管理する手段を備えていて、この構成を処理モードの
強制終了、更には強制的な音色設定に使用する場合につ
いて規定している。そのうち請求項2の構成は、モード
管理手段に処理モードの強制終了を行わせる場合を対象
にしており、その具体的な構成は、ユーザの指令により
所定の信号を出力する信号出力手段と、電子楽器の処理
モードを管理し、前記信号出力手段により信号が出力さ
れた時に、電子楽器の任意の処理モードを強制的に終了
させるモード管理手段と、その強制終了後に、該電子楽
器の音色を所定の音色に設定する音色設定手段とを有す
ることを特徴としている。
【0010】上記構成では、前述のように、電子楽器の
処理モードを管理するモード管理手段を備え、この構成
に、信号出力手段による信号出力時に、電子楽器の任意
の処理モードを強制的に終了させる機能を備えさせたも
のである。この強制終了後に、音色設定手段により、電
子楽器の音色を所定の音色に設定するようにしている。
【0011】また請求項3の構成は、ユーザの指令によ
り所定の信号を出力する信号出力手段と、電子楽器の処
理モードを管理し、前記信号出力手段により信号が出力
された時に、電子楽器の任意の処理モードを強制的に終
了させると共に、その強制終了後に、該電子楽器の音色
を所定の音色に設定する音色選択モードに変更するモー
ド管理手段とを有することを特徴としている。
【0012】上記構成では、前述のように、電子楽器の
処理モードを管理するモード管理手段を備え、この構成
に、信号出力手段による信号出力時に、電子楽器の任意
の処理モードを強制的に終了させる機能と、電子楽器の
音色を所定の音色に設定する音色選択モードに変更する
機能とを備えさせたものである。従ってユーザの指令に
より信号出力手段からの信号出力があった後は、モード
管理手段により、その時実行されている任意の処理モー
ドの強制終了と、音色選択モードへの変更で所定の音色
に設定する処理が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る電子楽器の音色
設定装置の一実施形態構成を添付図面に基づき説明す
る。図1は本発明の音色設定装置を備えた電子鍵盤楽器
の回路概要図である。また図2は該電子鍵盤楽器に備え
られた請求項3の音色設定装置の一実施形態構成を示し
ている。
【0014】図1において、バス100上に、CPU1
01、RAM102、ROM103、キースキャン回路
104aを介して繋がる鍵盤部104、パネルスキャン
回路105aを介して繋がりパネルスイッチによる操作
の可能なパネル操作部105、楽音信号発生回路106
が、各接続されており、該バス100を通じてこれらの
デバイスに各種命令やデータの受け渡しがなされる。ま
た前記楽音信号発生回路106には、発生せしめられた
楽音をアナログに変換するD/A変換回路107と、そ
れを増幅する増幅器108及び外部に発音せしめるスピ
ーカなどの再生装置109が電気的に接続されている。
【0015】図2は、本発明により構成される音色設定
装置の機能ブロック図であり、ユーザの指令により所定
の信号を出力する信号出力手段1と、電子鍵盤楽器の処
理モードを管理し、前記信号出力手段1により信号が出
力された時に、電子鍵盤楽器の任意の処理モードを強制
的に終了させると共に、その強制終了後に、該電子鍵盤
楽器の音色を所定の音色に設定する音色選択モードに変
更するモード管理手段2とを有している。
【0016】上記信号出力手段1は、パネル操作部10
5とパネルスキャン回路105aで構成される。パネル
操作部105に設けられたピアノオンリースイッチが押
されたか否かがパネルスキャン回路105aで検出さ
れ、この検出信号(スキャンデータ中に含まれる)は、
CPU101を介してRAM102上に記憶される。す
なわち該スキャンデータ(NEWデータ)は、CPU1
01において、以前のデータ(OLDデータ)と比較さ
れ、OLDデータではピアノオンリースイッチが操作さ
れておらず、NEWデータでピアノオンリースイッチが
操作されたことが判明すると、ピアノオンリースイッチ
フラグが立つことになる。
【0017】上記モード管理手段2は、CPU101及
びRAM102で構成され、この電子鍵盤楽器の処理モ
ードの管理をしている。電源立ち上げ時には初期画面に
おいてモード選択画面が表示され、図面に示されるよう
に、処理Aモード、処理Bモード、機能設定処理モー
ド、自動伴奏処理モード、音色選択モード、…処理Nモ
ードなどの処理モードが選択できるようになっている。
このうち、機能設定処理モードでは、タッチカーブ設定
やペダル割り当て設定などの各種機能設定が行われるモ
ードである。このようなモード処理管理中に、前記CP
U101は、割り込み処理によって、ピアノオンリース
イッチフラグの状態をチェックし、ピアノオンリースイ
ッチフラグが立っていると判断される場合は、各種機能
設定状態にあるかをフラグで判断する(機能1設定フラ
グ、機能2設定フラグ、…機能M設定フラグ)。これら
のフラグのいずれかが立っていれば、すなわちこれらの
機能のいずれかが設定中であれば、その機能設定処理を
中止し、該機能設定処理モードを強制終了させる。その
後音色選択モードに強制的に処理を移らせ、その際、音
色設定をピアノにするよう指示を与える。本構成では、
その後初期画面に自動的に戻り、モード選択ができるよ
うにしている。
【0018】図3は、以上の構成において、機能設定処
理モード中に、パネル上に備えられたピアノオンリース
イッチが押された場合の音色設定処理の処理手順を示す
フローチャートである。すなわちステップS101の機
能設定処理中に、CPU101により割り込み処理が行
われ(ステップS102)、ピアノオンリースイッチフ
ラグの状態のチェックにより、ピアノオンリースイッチ
が押されたか否かが判断される(ステップS103)。
ピアノオンリースイッチが押されていなければ(ステッ
プS103;No)、前述したステップS101に戻
る。反対にピアノオンリースイッチが押されていれば
(ステップS103;Yes)、CPU101により、
各種機能設定のフラグがチェックされ、各種機能設定中
か否かが判断される(ステップS104)。各種機能設
定中であれば(ステップS104;Yes)、その機能
設定処理を中止し、該機能設定処理モードを強制終了さ
せる(ステップS105)。さらに音色選択モードに強
制的に処理を移らせ、その際、音色設定をピアノにする
よう指示を与える(ステップS106)。その後初期の
モード選択画面に戻る(ステップS107)。
【0019】図4は、上記構成において、処理モードが
自動伴奏処理モードにある場合に、ピアノオンリースイ
ッチが押された場合の本装置の機能ブロックを示してい
る。自動伴奏処理モード中に、前記CPU101は、割
り込み処理によって、ピアノオンリースイッチフラグの
状態をチェックし、ピアノオンリースイッチフラグが立
っていると判断される場合は、予め記憶されているどの
曲が自動伴奏状態にあるかをフラグで判断する(曲1伴
奏フラグ、曲2伴奏フラグ、…曲P伴奏フラグ)。これ
らのフラグのいずれかが立っていれば、すなわちこれら
の曲のいずれかが自動伴奏中であれば、その自動伴奏処
理を中止し、該自動伴奏処理モードを強制終了させる。
その後音色選択モードに強制的に処理を移らせ、その
際、音色設定をピアノにするよう指示を与える。本構成
では、その後初期画面に自動的に戻り、モード選択がで
きるようにしている。
【0020】図5は、以上の構成において、自動伴奏処
理モード中に、パネル上に備えられたピアノオンリース
イッチが押された場合の音色設定処理の処理手順を示す
フローチャートである。すなわちステップS201の自
動伴奏処理中に、CPU101により割り込み処理が行
われ(ステップS202)、ピアノオンリースイッチフ
ラグの状態のチェックにより、ピアノオンリースイッチ
が押されたか否かが判断される(ステップS203)。
ピアノオンリースイッチが押されていなければ(ステッ
プS203;No)、前述したステップS201に戻
る。反対にピアノオンリースイッチが押されていれば
(ステップS203;Yes)、CPU101により、
どの曲を自動伴奏中かについてのフラグがチェックさ
れ、自動伴奏処理中か否かが判断される(ステップS2
04)。自動伴奏処理中であれば(ステップS204;
Yes)、その自動伴奏処理を中止し、該自動伴奏処理
モードを強制終了させる(ステップS205)。さらに
音色選択モードに強制的に処理を移らせ、その際、音色
設定をピアノにするよう指示を与える(ステップS20
6)。その後初期のモード選択画面に戻る(ステップS
207)。
【0021】以上の本発明に係る構成では、音色数が多
く、パネル上に全ての音色選択スイッチを設けることが
できない機種において、一番使用頻度の高いピアノ音色
を選択しようとする場合、上記のようにパネル上のピア
ノオンリースイッチをONするという1回の操作だけ
で、ピアノ音色を選択できるようになる。従ってピアノ
の音色の選択に関しては、比較的使用頻度の少ない音色
を選択する場合のような複雑な手順をふむ必要はなくな
り、初心者にも簡単に操作することができるようにな
る。
【0022】また機能設定処理モードの複数の階層下に
入っている機能設定途中で、その機能設定が必要なくな
った時や急遽発音が必要になった場合、機能設定を中止
するために、その階層分の取消しスイッチなどを操作す
る必要はなくなり、ピアノオンリースイッチを押すだけ
で、ピアノ音色を設定できるようになる。このピアノオ
ンリースイッチは、機能設定途中でその機能設定のやり
方が分からなくなった時にも、強制的に一番シンプルな
ピアノ発音状態に戻すことできることになる。
【0023】さらに電子オルガン等の電子鍵盤楽器の自
動伴奏処理モード中に、この自動伴奏機能を停止し、ピ
アノ音色のみにしようとするケースでも、ピアノオンリ
ースイッチを押すだけで、自動伴奏機能を停止し、ピア
ノ音色を設定できるようになる。また自動伴奏中にピア
ノ以外の他の音色を選ぶ場合にも、ピアノオンリースイ
ッチを押せば、全ての機能が停止するので、その後希望
する音色スイッチを押せば少ないスイッチ操作で音色変
更が可能となる。
【0024】上記実施形態構成によれば、ピアノの音色
に設定できる構成につき説明したが、これに限られるわ
けではなく、他の音色に強制的に設定することもでき、
たとえば予めユーザにオンリースイッチで強制的に設定
される音色を選択させておくことも可能であることは言
うまでもない。また本発明の音色設定装置は、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜3記載の電子楽器の音色設定装置の構成によれば、音
色数が多く、パネル上に全ての音色選択スイッチを設け
ることができない機種において、一番使用頻度の高いピ
アノ音色を選択しようとする場合、信号出力手段による
ユーザの1回の指令操作だけで、目的とする音色を選択
できるようになる。従って使用頻度の高い音色を設定し
ておけば、その音色の選択に関しては、複雑な手順をふ
む必要はなくなり、初心者にも簡単に操作することがで
きるようになるという優れた効果を奏することになる。
【0026】また機能設定処理モードの複数の階層下に
入っている機能設定途中で、その機能設定が必要なくな
った時や急遽発音が必要になった場合、機能設定を中止
するために、その階層分の取消しスイッチなどを操作す
る必要はなくなり、上述のように、信号出力手段による
ユーザの1回の指令操作だけで、目的とする音色を設定
できるようになる。
【0027】さらに電子オルガン等の電子鍵盤楽器の自
動伴奏処理モード中に、この自動伴奏機能を停止し、特
定の音色のみにしようとするケースでも、信号出力手段
によるユーザの1回の指令操作だけで、自動伴奏機能を
停止し、該音色を設定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音色設定装置を備えた電子鍵盤楽器の
回路概要図である。
【図2】本発明により構成される音色設定装置の機能ブ
ロック図である。
【図3】機能設定処理モード中に、パネル上に備えられ
たピアノオンリースイッチが押された場合の音色設定処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】処理モードが自動伴奏処理モードにある場合
に、ピアノオンリースイッチが押された場合の本装置の
機能ブロック図である。
【図5】自動伴奏処理モード中に、パネル上に備えられ
たピアノオンリースイッチが押された場合の音色設定処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】任意の処理モード中に割り込みにより行われ
る、従来の音色選択の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 信号出力手段 2 モード管理手段 100 バス 101 CPU 102 RAM 103 ROM 104 鍵盤部 104a キースキャン回路 105 パネル操作部 105a パネルスキャン回路 106 楽音信号発生回路 107 変換回路 108 増幅器 109 再生装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの指令により所定の信号を出力す
    る信号出力手段と、 該信号出力手段により信号が出力された時に、電子楽器
    の任意の処理モードを強制的に終了させるモード強制終
    了手段と、 その強制終了後に、該電子楽器の音色を所定の音色に設
    定する音色設定手段とを有することを特徴とする電子楽
    器の音色設定装置。
  2. 【請求項2】 ユーザの指令により所定の信号を出力す
    る信号出力手段と、 電子楽器の処理モードを管理し、前記信号出力手段によ
    り信号が出力された時に、電子楽器の任意の処理モード
    を強制的に終了させるモード管理手段と、 その強制終了後に、該電子楽器の音色を所定の音色に設
    定する音色設定手段とを有することを特徴とする電子楽
    器の音色設定装置。
  3. 【請求項3】 ユーザの指令により所定の信号を出力す
    る信号出力手段と、 電子楽器の処理モードを管理し、前記信号出力手段によ
    り信号が出力された時に、電子楽器の任意の処理モード
    を強制的に終了させると共に、その強制終了後に、該電
    子楽器の音色を所定の音色に設定する音色選択モードに
    変更するモード管理手段とを有することを特徴とする電
    子楽器の音色設定装置。
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