JP2000098581A - 殖版処理管理システム - Google Patents

殖版処理管理システム

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JP2000098581A
JP2000098581A JP27293998A JP27293998A JP2000098581A JP 2000098581 A JP2000098581 A JP 2000098581A JP 27293998 A JP27293998 A JP 27293998A JP 27293998 A JP27293998 A JP 27293998A JP 2000098581 A JP2000098581 A JP 2000098581A
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plate
processing
plate making
film
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Tomoji Matsushita
友次 松下
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版部門で作成される処理データを効率良く
正確に刷版部門の各殖版機に伝え、殖版処理を実行す
る。 【解決手段】 殖版部門12の複数の殖版機それぞれに
接続されているコンピュータの上位に統合コンピュータ
14をネットワークで接続し、統合コンピュータ14で
複数の殖版機に行わせる処理を管理した。また、製版部
門10から送られる製版フィルム16にフィルム識別符
号20を付与し、処理データには該フィルム識別符号1
6と対応付けられる処理識別符号18を付与した。前記
統合コンピュータにて、フィルム識別符号16と処理識
別符号18を照合させることにより、製版フィルム16
に対応する処理データ22を特定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殖版処理管理シス
テムに関わり、殖版機によって製版フィルムの画像を感
光性平板印刷版に焼き付け印刷用の刷版を作成する場合
に、この印刷用原稿に基づいて、前記製版フィルムを作
成する製版部門と、製版部門で作成された製版フィルム
を用いて複数の殖版機を操作し前記感光性平板印刷版を
作成する刷版部門とを、一括管理する殖版処理管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷用の刷版を作成する刷版工程では、
感光性平版印刷版等の印刷版(以下、PS版という)へ
殖版機によって製版フィルムに記憶されている画像の焼
付を行なっている。
【0003】通常、殖版機の担当部門である刷版部門に
は、複数の殖版機があり、製版フィルムの作成の担当部
門である製版部門から製版フィルムを受け取り、担当者
によって各殖版機に製版フィルムをセットしている。
【0004】また、各殖版機にはそれぞれコンピュータ
が1台ずつ接続されており、このコンピュータにより各
殖版機に殖版作業を行なわせている。
【0005】ところで、1回の殖版処理ごとに、製版フ
ィルムに記憶されている画像をPS版に焼き付ける位置
や向きは異なる。また、カラー印刷の場合は、通常、利
用する製版フィルムは複数枚(2枚から6枚程度)とな
る。従ってこの焼付を行なうためには、殖版機に、毎
回、製版フィルムの配置位置、方向、枚数等の指示情報
(1単位作業ごとの処理データという)を伝える必要が
ある。
【0006】従来は、製版部門から、該製版フィルムに
おいて最適な作業を行なわせるための1単位作業ごとの
処理データが紙に記され(実際には、単なるメモ書
き)、刷版部門に送られていた。刷版部門では、各殖版
機につながる各コンピュータ1台1台に、担当者がこの
処理データを入力し、殖版機ごとに殖版を実行させてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、刷版部門
の担当者が紙に記された前記1単位ごとの処理データを
見ながらコンピュータに入力していたため、印刷工程全
体から見ると作業効率が悪かった。また、複数の殖版機
に殖版作業を実行させるためには、担当者が各殖版機に
つながる各コンピュータ1台1台に移動して、1単位ご
との処理データを入力しなければならず、担当者の負荷
が高かった。さらに、刷版部門では、紙に記された前記
1単位ごとの処理データに対応する前記製版フィルム
を、担当者の目で見て判断していたため、誤った処理デ
ータと製版フィルムを組にして殖版機にセットしてしま
うことがあった。
【0008】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、製版部門で作成される処理データを効率良
く正確に刷版部門の各殖版機に伝え、殖版処理を実行す
ることができる殖版処理管理システムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、殖版機によって製版フィ
ルムの画像を感光性平板印刷版に焼き付け印刷用の刷版
を作成する場合に、この印刷用原稿に基づいて、前記製
版フィルムを作成する製版部門と、製版部門で作成され
た製版フィルムを用いて複数の殖版機を操作し前記感光
性平板印刷版を作成する刷版部門とを、一括管理する殖
版処理管理システムであって、前記刷版部門に設置され
る複数の殖版機を統合して管理するための上位機として
の統合コンピュータと、前記統合コンピュータにおいて
各殖版機が処理する1単位作業毎の処理データを作成
し、この1単位作業毎の処理データに基づいて処理する
殖版機を指定することを特徴とした殖版処理管理システ
ムである。
【0010】請求項1の発明によれば、1単位毎の処理
データは、複数の殖版機の上位に位置する統合コンピュ
ータ1台だけに入力する。この統合コンピュータでは、
下位にある複数の殖版機の中から、この1単位作業毎の
処理データの処理を行う殖版機を指定し、殖版機に処理
の予約をする。また、統合コンピュータから、各殖版機
に処理が予約された1単位作業ごとの処理データを与え
て実行させることができる。これにより、統合コンピュ
ータ1台だけで、1単位作業ごとの処理データの作成か
ら、複数の殖版機への1単位作業ごとの処理データの振
り分け、殖版処理の実行を行わせることができ、従来の
技術で行う場合と比べて作業効率がよくなる。また、刷
版部門の担当者の作業も軽減することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記1単位毎の処理データの1つ1つ
に異なる処理データ識別符号を該処理データに付与し、
該処理データ識別符号に対応するフィルム識別符号を該
処理データと対応する前記製版フィルム、又は製版フィ
ルムを収容する袋体に付与し、前記統合コンピュータに
おいて、該処理データを処理する殖版機を前記処理デー
タ識別符号を用いて管理し、前記統合コンピュータにお
いて、前記フィルム識別符号と前記処理データ符号を照
合させることを特徴としている。
【0012】請求項2の発明によれば、統合コンピュー
タには、1単位作業毎の処理データが、前記フィルム識
別符号と対応付けられた前記処理識別符号と共に入力さ
れ、殖版処理を行う殖版機が指定される。また、刷版部
門には、製版フィルム自体又は製版フィルムを収容する
袋体にフィルム識別符号が付与された製版フィルムが渡
される。この製版フィルムに対応する1単位作業毎の処
理データは、統合コンピュータで前記フィルム識別符号
と処理識別符号を照合させることで特定することができ
る。また、同時に、処理が予約されている殖版機も特定
することができる。これにより、製版フィルムと処理デ
ータを正確に殖版機にセットすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態の全体
概念図を示す。
【0014】図1に示すように、殖版処理管理システム
は、製版フィルムを作成する製版部門10と、殖版処理
を行う刷版部門とで構成される。
【0015】製版部門10では、作成された製版フィル
ム16にフィルム識別符号としてのフィルムID18が
与えられるようになっている。なお、フィルムID18
は、1回の殖版処理に使われる製版フィルムごとに、異
なるフィルムID18が与えられる。このフィルムID
18は製版フィルム16に直接付与しなくてもよく、例
えば、カラー印刷の場合のように、4枚1組(イエロ
ー、マジェンダ、シアン、ブラックにそれぞれ1枚ずつ
で計4枚)の製版フィルム16を利用するときには、こ
の4枚の製版フィルム16を収容する製版袋26の外装
に付与してもよい(図2参照)。以下、製版袋26にフ
ィルムIDが付与する形態で説明する。製版袋26に
は、バーコード部28とテキスト部30の2ヶ所にフィ
ルムID18の記入欄が設けられており、それぞれにフ
ィルムID18がバーコードとテキストで記入される。
【0016】また、製版部門10から前記製版フィルム
16に最適な作業を行なわせるための1単位作業ごとの
処理データ22が、前記フィルムID18と1対1に対
応する処理識別符号としての処理ID20を付与され
て、統合コンピュータ14に送られる。なお、この処理
ID20は該フィルムID18と全く同じでもよい。処
理ID20を付与された1単位作業ごとの処理データ2
2は、統合コンピュータ14内で殖版データ24に変換
され、刷版部門12に送られる。以下に、本実施の形態
の概略構成図を示す図3を用いて、詳しく説明する。
【0017】図3に示すように、製版部門10には製版
側コンピュータ30が設置されており、統合コンピュー
タ14にネットワーク接続されている。この製版側コン
ピュータ30は、製作した各製版フィルム16に対する
1単位作業ごとの処理データ22を、所定のフォーマッ
トに従って入力するようになっている。また、1単位作
業ごとの処理データ22に付与する処理ID20も入力
するようになっている。製版側コンピュータ30の図示
しない送信キーを押すことにより、入力された1単位作
業ごとの処理データ22と処理ID20は、ネットワー
クを介して統合コンピュータ14に送ることができる。
【0018】刷版部門12には、8台の刷版側コンピュ
ータ32A〜Hが設置されており、それぞれ統合コンピ
ュータ14にネットワーク接続されている。また、刷版
側コンピュータ32A〜Hには、それぞれ殖版機34A
〜Hが接続されている。この刷版側コンピュータ32A
〜Hのディスプレイ54A〜Hには、それぞれが接続し
ている殖版機34A〜Hに予約されている殖版データ2
4と処理ID20を表示することができる。また、ディ
スプレイ54A〜Hそれぞれには、図示しない殖版処理
実施ボタンが表示されている。刷版側コンピュータ32
A〜Hにそれぞれに接続されている図示しないキーボー
ドでこの殖版処理実行ボタンをクリックすることで、各
殖版機34A〜Hに処理を行わせることができる。
【0019】殖版機34A〜Hには、図示しない製版フ
ィルム送り部が取り付けられており、前記製版フィルム
16はこの製版フィルム送り部に所定の方法でセットさ
れる。また、殖版機34A〜Hには、それぞれ識別番号
が付けられており、この識別番号を示すバーコードが各
殖版機の所定の位置に貼り付けられている。
【0020】一方、統合コンピュータ14には、周辺機
器として、プリンタ36、外部記憶装置38、モデム4
0、バーコードリーダの親機42が接続されている。こ
のモデム40は、前記製版側コンピュータ30以外のコ
ンピュータと接続する場合に利用する。
【0021】また、バーコードリーダの親機42は、子
機44と無線で情報通信が可能であり、子機44からの
情報の受信と、子機44への統合コンピュータ14から
の情報の送信を行なう。この子機44は、バーコードを
読み取る読取部46と情報を表示するディスプレイ48
とが一体型接続されているもので、携帯可能な大きさで
ある。また、この子機44には、バーコードが印刷され
たシート50が別途用意されている。このシート50の
バーコードは「YES」、「NO」、「CANCE
L」、「END」等の基本的なコマンドを表している。
読取部46でこのシート50のバーコードを読み取るこ
とにより、基本的なコマンドを親機42に送信できる。
なお、このバーコードリーダの子機44およびシート5
0は、通常、刷版部門12に置かれている。
【0022】統合コンピュータ14には、本殖版処理管
理システムを司るソフトウェアがインストールされてい
る(以下、このソフトウェアとハードウェア(統合コン
ピュータ14)を含めて、殖版処理管理システム100
とする)。この殖版処理管理システム100は常時、前
記刷版側コンピュータ32A〜Hを介しての前記殖版機
34A〜Hそれぞれとの接続状態および殖版機34A〜
Hの作業状態を監視している。この接続状態は、必要で
あれば、統合コンピュータ14のディスプレイ52に表
示させることもできる。
【0023】殖版処理管理システム100は、「予約機
能」を有している。この「予約機能」では、殖版機34
A〜Hのうち接続状態が正常である殖版機に対して、前
記殖版データ24の処理を予約登録し、予約データファ
イル102を作成する。この予約登録ファイル102は
殖版機34A〜Hそれぞれに用意されており、予約した
殖版データ24の処理ID20が予約登録順に記入され
る。この予約データファイル102はディスプレイ52
に表示することもでき、必要であれば、予約している処
理の順序の入れ替えや削除も可能である。前記刷版側コ
ンピュータ32A〜Hは、それぞれ該当する予約登録フ
ァイル102を読み込んで、該殖版機34A〜Hに予約
されている殖版データ24の処理ID20を表示する。
【0024】予約登録された殖版データ24(ファイ
ル)は統合コンピュータ14の内蔵記憶装置に、所定の
ディレクトリ下に保存される。このディレクトリは、殖
版機34A〜Hそれぞれ別々に用意されており、例えば
殖版機34Aに予約された殖版データ24は殖版機34
Aに用意されたディレクトリの下に保存される。前記刷
版側コンピュータ32A〜Hは、それぞれ該当するディ
レクトリ下に保存されている殖版データ24を読み込ん
で、該殖版機34A〜Hに予約されている殖版データ2
4を表示する。
【0025】この殖版データ24の予約登録作業は、バ
ーコードリーダの子機44を使って刷版部門12内から
行なうことができる。また、当然ながら、統合コンピュ
ータ14に付属のキーボード56や図示しないマウスを
使って統合コンピュータ14の前からでも行なうことも
できる。
【0026】なお、この「予約機能」には、各殖版機3
4A〜Hの予約状況の確認、各殖版処理34A〜Hに予
約された殖版データ24の殖版機による処理実行状況の
監視も含まれる。
【0027】また、殖版処理管理システム100は、
「殖版データ作成機能」を有している。この「殖版デー
タ作成機能」は、前記1単位作業ごとの処理データ22
を殖版機で扱えるデータフォーマットに変換し、殖版デ
ータ24を作成するものである。作成された殖版データ
24は1単位作業ごとに1つのファイルとされ、処理I
D20と1対1対応を取ることができるファイル名(処
理ID20と同じでもよい)が付けられる。
【0028】この殖版データ24は、統合コンピュータ
14のディスプレイ52に表示することができる。図4
の「殖版データ作成機能」の画面イメージ図に示すよう
に、殖版データ24は、テキスト表示領域60にテキス
トで、グラフィック表示領域62にグラフィックで表示
することができる。また、ツールバー領域64には、複
数のアイコンボタン66が表示されている。このアイコ
ンボタン66は殖版データを修正・編集を行うためのさ
まざまな機能とそれぞれリンクされており、マウスクリ
ック等でアイコンボタン66の何れかが選択されると、
選択されたアイコンボタン66にリンクされている修正
・編集機能が起動するようになっている。従って、必要
であれば、オペレータによりこのアイコンボタン66を
使って、殖版データ24の修正・編集も可能である。な
お、このアイコンボタンは通常未選択状態)は、凸型の
アイコンボタン66Bで表示され、選択されると凹型の
アイコンボタン66Aに表示が変わる。
【0029】殖版処理管理システム100は、上記の他
に、PS版に焼き付けるマークやケガキ位置等を設定す
る「印刷機データ作成機能」、殖版に利用するPS版の
サイズ等の情報や各サイズのPS版を収納するサプライ
ヤトレイの番号を設定する「PSデータ・サプライヤト
レイ作成機能」、殖版機毎や勤務シフト毎の実績作業数
・版数を集計する「生産実績集計機能」、本実施の形態
のシステム内の装置やネットワークの故障状況の確認や
イベントの確認を行なう「故障データ確認・ロボットイ
ヴェント確認機能」を有する。
【0030】本実施の形態の作用を以下に説明する。
【0031】図5に本実施の形態のシステム全体のフロ
ーチャートを示す。本実施の形態では、製版部門10に
おいて製版部門処理が行なわれ(ステップ300)、統
合コンピュータ14により統合コンピュータ処理が行な
われ(ステップ400)、最後に刷版部門12において
刷版部門処理が行なわれる(ステップ500)。
【0032】図6に製版部門10で行われる製版部門処
理(ステップ300)の詳細を示す。
【0033】製版部門10で作成された製版フィルム1
6は、1回の殖版処理に使われる製版フィルム16ごと
にまとめて1つの製版袋26に入れられる(ステップ3
02)。製版袋26のフィルムID記入欄のバーコード
部28とテキスト部30に、フィルムID18がそれぞ
れバーコードとテキストで記入される(ステップ30
4)。その後、製版袋26に入れられた製版フィルム1
6は刷版部門12へ配送される(ステップ306)。
【0034】また、製版側コンピュータ30に、前記製
版フィルム16に適切な殖版作業を行なうための1単位
作業ごとの処理データ22と、該フィルムID18と対
応する処理ID20が入力され、統合コンピュータ14
に送信される(ステップ308)。
【0035】次に図7に、統合コンピュータ14で行な
う統合コンピュータ処理(ステップ400)の詳細を示
す。
【0036】前記製版部門10から送信された1単位作
業ごとの処理データ22と処理ID20を受け取ると
(ステップ402)、統合コンピュータ14では、1単
位作業ごとの処理データ22を自動的に殖版機で扱える
データフォーマットに変換し、1単位作業ごとにファイ
ルにまとめられた殖版データ24が作成される(ステッ
プ404)。この時殖版データ24のファイル名には、
自動的に、処理ID20と対応が取れるような名前(処
理ID20と同じでもよい)がつけられる。なお、必要
であれば、殖版データ24を統合コンピュータ14のデ
ィスプレイ52に表示して、殖版データ24の修正・編
集を行なってもよい。
【0037】次に殖版機34A〜Hの中から処理を行う
殖版機を選択し(ステップ406)、選択された殖版機
に殖版データ24の処理を予約する(ステップ40
8)。この処理(ステップ406、408)は、統合コ
ンピュータ14に接続されているバーコードリーダの親
機42と、携帯可能な子機44を利用して、刷版部門1
2から行うことができる。当然ながら、統合コンピュー
タ14にキーボード56等を用いて直接入力することも
できる。
【0038】以下に、バーコードリーダの親機42と、
子機44を利用して刷版部門12か予約登録を行なう場
合について、殖版機34Aを例に取り説明する。統合コ
ンピュータ14と子機44間の送信プロトコルを図9に
示す。バーコードリーダの子機44のディスプレイ48
には、殖版機34A〜Hの何れかの識別番号を読み込み
を催促するメッセージが表示されている(ステップ42
0)。オペレータにより、殖版機34Aに貼られている
殖版機の識別番号を示すバーコードを、子機44の読取
部46で読み取らせる(ステップ422)。子機44か
ら親機42に無線で殖版機34Aを選択した情報が伝え
られ、統合コンピュータ14では、殖版機34Aの選択
が確定される(ステップ424)。
【0039】次にバーコードリーダの子機44のディス
プレイ48には、製版袋26に記入されているフィルム
ID18の読み込みを催促するメッセージが表示される
(ステップ426)。オペレータにより、製版袋26の
バーコード部28にバーコードできにゅうされているフ
ィルムID18を、子機44の読取部46で読み取らせ
る(ステップ428)。製版袋26のフィルムID18
が子機44のディスプレイに表示される(ステップ43
0)。子機44から親機42に無線でファイルIDが伝
えられ、統合コンピュータ14では、フィルムID18
と該当する処理ID20と殖版データ24が検索される
(ステップ432)。この検索結果は親機42から子機
44へ送られ、子機44のディスプレイ48に殖版機の
識別番号、フィルムID18、処理ID20、処理デー
タ22が表示される(ステップ434)。また予約登録
をしてもよいかを尋ねる確認メッセージとともに、YE
S/NOの入力を催促するメッセージも表示される(ス
テップ436)。子機44の読取部46でシート50の
「YES」を示すバーコードを読み取る(ステップ43
8)。子機44から親機42に確認したことを示す情報
が伝えられ、統合コンピュータ14では、処理データ2
2を予約登録する(ステップ440)。子機44のディ
スプレイ48には、予約作業の続けるかを尋ねるメッセ
ージが表示されるとともに、YES/NOの入力を催促
するメッセージも表示される(ステップ442)。子機
44の読取部46でシート50の「YES」を示すバー
コードを読み取ると、ステップ420に戻り、ステップ
420〜442が繰り返される。
【0040】以下に、統合コンピュータにキーボード5
6等を用いて直接入力する場合について、図7を用いて
説明する。
【0041】統合コンピュータ14のディスプレイ52
で、殖版機34A〜Hの接続状況をそれぞれ確認し、接
続状態が正常で利用可能な殖版機を殖版機34A〜Hの
中から選択する(ステップ406)。前記殖版データ2
4の処理ID20一覧をディスプレイ52に表示し、予
約する殖版データ24の処理ID20を選択し、ディス
プレイ52上の予約登録ボタンをクリックすると、この
選択した殖版機に該殖版データ24の処理が予約登録さ
れる(ステップ408)。
【0042】上記のように、バーコードリーダの親機4
2と子機44を用いての予約登録、又は統合コンピュー
タ14のキーボード56等によって直接予約登録が行な
われると、自動的に、予約データファイル102に予約
された殖版データ24の処理ID20が記入される(ス
テップ410)。なお、この予約データファイル102
は殖版機34A〜H毎に用意されている。また、予約さ
れた殖版データ24(ファイル)は、自動的に、統合コ
ンピュータ14の内蔵記憶装置の殖版機34A〜H毎に
別々に用意されているディレクトリ下に保存される(ス
テップ412)。
【0043】殖版データ24を予約登録する度に、予約
作業終了であるかが確認される(ステップ414)。引
き続き予約作業を行なう場合は、ステップ406の殖版
機の選択から繰り返される。
【0044】図8に刷版部門12で行われる刷版部門1
2処理(ステップ500)の詳細を示す。
【0045】刷版部門12では、製版袋26に入れられ
た製版フィルム16を受け取る(ステップ502)。こ
こでは、殖版機34Aにて殖版処理を行なうものとして
説明する。
【0046】刷版側コンピュータ32Aのディスプレイ
上の予約確認キーが表示されている。この予約確認キー
をクリックする(ステップ504)と、刷版側コンピュ
ータ32Aは、前記統合コンピュータ14に保存されて
いる殖版機Aの前記予約データファイル102を読み込
み、殖版機34Aに予約されている殖版データ24の処
理ID20一覧をディスプレイ上に表示する(ステップ
506)。この処理ID20一覧の中に、製版袋26に
記入されているフィルムID18と一致する処理ID2
0が含まれているかを確認する(ステップ508)。
【0047】一致する処理ID20が含まれていた場合
は、オペレータは、製版袋26から製版フィルム16を
取り出し、殖版機34Aにセットする(ステップ51
0)。一致する処理ID20が存在しない場合は、この
ステップ510をスキップする。
【0048】全ての製版フィルム16に対して予約確認
作業が終了し、製版フィルム16をセットし終わり(ス
テップ512)、刷版側コンピュータのディスプレイに
表示されている予約実行ボタンをクリックされると(ス
テップ514)、刷版側コンピュータは統合コンピュー
タ14の殖版機34A用の殖版データ24を保存してい
るディレクトリから、予約されている処理の順番に殖版
データ24を読み込む(ステップ516)。その後、予
約されている処理の順番にしたがって、読み込んだ殖版
データ24を殖版機34Aに送り、殖版処理を実行させ
る(ステップ518)。
【0049】なお、本実施の形態では、製版側コンピュ
ータ30から統合コンピュータ14へネットワークを介
して1単位作業ごとの処理データ22および処理ID2
0を入力するとしたが、これに限定されない。フロッピ
ーディスク等の記憶媒体を介して入力してもよいし、モ
デム40で外部のコンピュータ等、製版側コンピュータ
30以外のコンピュータに接続し、1単位作業ごとの処
理データ22や処理ID20をFTP(File Transfer
Protocol)等を利用して転送し、統合コンピュータ14
に入力してもよい。
【0050】また、予約の確認を刷版側コンピュータを
用いて行なったが、これに限定されない。例えば、バー
コードの子機44で、殖版機34A〜Hの中から予約を
確認したい殖版機に貼られているバーコードを読み取
り、統合コンピュータ14から該殖版機の予約データフ
ァイル102と該殖版機に予約されている殖版データ2
4を保存するディレクトリ下から殖版データ24を親機
42を介して子機44に送り、そのディスプレイ48に
表示させることで、予約の確認を行ってもよい。また、
製版袋26のフィルムID18を読み取り、統合コンピ
ュータ14で該フィルムID18に対応する処理ID2
0を検索し、その結果を子機44のディスプレ48に表
示することで予約の確認を行ってもよい。
【0051】さらに、統合コンピュータ14を独立に設
置したが、これに限定されず、統合コンピュータ14の
役割を、製版側コンピュータ30または刷版側コンピュ
ータ32A〜Hのいずれかに担わせてもよい。また、刷
版側コンピュータ32A〜Hおよび殖版機34A〜Hを
それぞれ8台としたが、当然これに限定されず、8台以
上でも以下でもよい。
【0052】
【発明の効果】上記のように、本発明では、殖版部門の
複数の殖版機それぞれに接続されているコンピュータの
上位に統合コンピュータをネットワークで接続し、統合
コンピュータで複数の殖版機に行わせる処理を管理し
た。また、製版部門から送られる製版フィルムにフィル
ム識別符号を付与し、処理データには該フィルム識別符
号と対応付けられる処理識別符号を付与した。前記統合
コンピュータにて、フィルム識別符号と処理識別符号を
照合させることにより、製版フィルムに対応する処理デ
ータを特定した。
【0053】これにより、統合コンピュータと刷版部門
のコンピュータに製版部門で作成される処理データを効
率良く正確に刷版部門の各殖版機に伝え、殖版処理を実
行することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に関わる作業の流れを示す全体該略
図である。
【図2】製版フィルム16を入れた製版袋の該略図であ
る。
【図3】本実施形態に関わる概略構成図である。
【図4】殖版データ作成画面のイメージ図である。
【図5】本実施の形態の全体の作業の流れを示すフロー
チャートである。
【図6】製版部門で行う作業の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】統合コンピュータで行う作業の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図8】刷版部門で行う作業の流れを示すフローチャー
トである。
【図9】バーコードを用いて予約を行う場合の統合コン
ピュータとバーコードとの送信プロトコル図である。
【符号の説明】
10 製版部門 12 刷版部門 14 統合コンピュータ 16 製版フィルム 18 フィルムID(フィルム識別符号) 20 処理ID(処理識別符号) 22 処理データ 24 殖版データ 34A〜H 殖版機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殖版機によって製版フィルムの画像を感
    光性平板印刷版に焼き付け印刷用の刷版を作成する場合
    に、この印刷用原稿に基づいて、前記製版フィルムを作
    成する製版部門と、製版部門で作成された製版フィルム
    を用いて複数の殖版機を操作し前記感光性平板印刷版を
    作成する刷版部門とを、一括管理する殖版処理管理シス
    テムであって、 前記刷版部門に設置される複数の殖版機を統合して管理
    するための上位機としての統合コンピュータと、 前記統合コンピュータにおいて各殖版機が処理する1単
    位作業毎の処理データを作成し、 この1単位作業毎の処理データに基づいて処理する殖版
    機を指定する、ことを特徴とした殖版処理管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記処理データ毎に異なる処理データ識
    別符号を該処理データに付与し、 該処理データ識別符号に対応するフィルム識別符号を該
    処理データと対応する前記製版フィルム、又は製版フィ
    ルムを収納する袋体に付与し、 前記統合コンピュータにおいて、該処理データを処理す
    る殖版機を前記処理データ識別符号を用いて管理し、 前記統合コンピュータにおいて、前記フィルム識別符号
    と前記処理データ符号を照合させる、ことを特徴とした
    請求項1記載の殖版処理管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010086535A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムにおけるイベント同期報告
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