JP3567697B2 - 業務ドキュメント出力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝票に基づいて各種業務を行う業務処理システムに適用される業務ドキュメント出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、企業において各種業務をシステム化する場合には、コンピュータに関する専門知識が必要となり、この専門知識を持っているシステムエンジニアに頼らなければならない。この場合、システムエンジニアが各業務における処理内容を分析し、ユーザーの要望に沿って概要設計、プログラミング設計等を行っており、ユーザーである一般の業務担当者は、プログラミング等の知識を有しておらず、業務処理におけるシステムの全体像、及びその処理内容についてブラックボックスになっているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来においては、業務処理システムの構築を全てシステムエンジニアが担当していたため、その設計内容はシステムエンジニアに依存し、システムメンテナンスの増大やコストアップの原因にもなり、しかも、各業務毎に別個独立してシステム設計を行っているため、各業務間の連結性が悪くなる等、業務システムの生産性や品質性の点においても問題があった。しかも、実際の業務は、時間の経過につれてその手順や処理内容を変更する必要か発生し、業務処理システムが現実の業務に適合しなくなり、その業務処理システムのままでは現状の業務内容にマッチした事務処理を行うことができなくなる場合がある。
【0004】
このように業務の改善が必要になった場合、従来においては、業務処理システムの一部を変更することによって対処するようにしているが、その都度、概要設計、及びプログラミング設計を行うことは極めて煩雑であり、度重なる変更により、事務処理システムの全体像、及びその処理内容が見えなくなり、プログラムを解読するために手間がかかるという問題もあった。
【0005】
本発明の課題は、伝票や帳票を理解している一般の業務担当者であれば、業務内容に合うように、各部門における業務間の流れを表した流れず図を描画ツールを利用して描画するだけで、業務処理システムを容易に構築したり、改善することを可能として、業務における手順や処理内容の変更に伴う業務処理システムの変更を容易にすることである。
【0006】
すなわち、業務担当者が日常使用している伝票を基に部門間の業務の流れを表す流れ図を描画ツールを利用して作成描画すると、この流れ図を基に業務処理システムを構築することができ、また、業務改善が必要となった場合には流れ図の一部を変更するだけで業務処理システムを改善することができ、現場の業務担当者が業務処理システムの構築、改善を全て担当することができ、実際の業務体系に合ったきめ細かなシステム設計が可能となるとともに、システムメンテナンスやコスト面でも有利なものとなり、しかも、流れ図にしたがって各業務を有機的に連結することができ、更に流れ図をドキュメントとして出力すれば、常に最新のシステム化されている業務処理全体を容易に理解して、業務の流れを改善することができる等、有益な業務ドキュメントを出力可能とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、
複数の業務に対する処理手順とその各業務で処理される伝票の伝票情報とを対応付けて記憶するとともに、その各伝票毎にその伝票内項目情報を記憶する記憶手段と、
所定業務についての所定ドキュメントの出力を指示する指示手段と、
この指示手段により所定ドキュメントの出力が指示されると、そのドキュメントの指示内容に基づいて、前記個々の業務を示す各図形オブジェクトを生成し、この各図形オブジェクトを前記処理手順の順番で所定方向に配置し、かつ前記個々の業務で処理される各伝票における複数の伝票内項目情報を前記記憶手段から読み込み、この読み込んだ各伝票における伝票内項目を、前記図形オブジェクトの配置位置に対応付けて配置して業務ドキュメントを出力するドキュメント出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0008】
この請求項1記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、
複数の業務に対する処理手順とその各業務で処理される伝票の伝票情報とを対応付けて記憶するとともに、その各伝票毎にその伝票内項目情報を記憶手段に記憶し、指示手段により所定業務についての所定ドキュメントの出力が指示されると、ドキュメント出力手段は、そのドキュメントの指示内容に基づいて、前記個々の業務を示す各図形オブジェクトを生成し、この各図形オブジェクトを前記処理手順の順番で所定方向に配置し、かつ前記個々の業務で処理される各伝票における複数の伝票内項目情報を前記記憶手段から読み込み、この読み込んだ各伝票における伝票内項目を、前記図形オブジェクトの配置位置に対応付けて配置して業務ドキュメントを出力する。
【0009】
請求項6記載の発明は、
複数の業務を示す業務ブロック情報と、複数の伝票を示す伝票ブロック情報と、これらの各業務ブロックと各伝票ブロックとを結合する結合情報と、を記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された各業務ブロック情報と各伝票ブロック情報とを、結合情報に基づいて関連付けて描画し、かつ各業務ブロック同士の結合状態を描画した描画情報を生成する描画情報生成手段と、
この描画情報生成手段により生成された描画情報に基づいて、前記各業務で処理される伝票、及び各業務の手順の各情報を特定する情報特定手段と、
所定業務についての所定ドキュメントの出力を指示する指示手段と、
この情報特定手段により特定された前記各伝票に対応する複数の伝票項目情報を前記記憶手段から読み込み、前記指示手段により指示された所定ドキュメントを出力する際には、前記情報特定手段により特定された各情報に基づいて、前記各業務の手順、前記各業務で処理される伝票、及び各伝票における伝票項目を整列させて一覧出力するドキュメント出力手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0010】
この請求項6記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、
複数の業務を示す業務ブロック情報と、複数の伝票を示す伝票ブロック情報と、これらの各業務ブロックと各伝票ブロックとを結合する結合情報と、を記憶手段に記憶し、描画情報生成手段により、この記憶手段に記憶された各業務ブロック情報と各伝票ブロック情報とを、結合情報に基づいて関連付けて描画し、かつ各業務ブロック同士の結合状態を描画した描画情報を生成し、この描画情報生成手段により生成された描画情報に基づいて、情報特定手段により前記各業務で処理される伝票、及び各業務の手順の各情報を特定すると、ドキュメント出力手段により、この特定された前記各伝票に対応する複数の伝票項目情報を前記記憶手段から読み込み、前記指示手段により指示された所定ドキュメントを出力する際には、前記情報特定手段により特定された各情報に基づいて、前記各業務の手順、前記各業務で処理される伝票、及び各伝票における伝票項目を整列させて一覧出力する。
【0011】
したがって、複数の業務データと複数の伝票データとを関連付けて設定記憶さえすれば、その記憶内容から各業務の手順に従って各業務に対応する図形オブジェクトが自動的に描画され、かつ各図形オブジェクトに対応する位置にその業務で処理される伝票の項目内容が自動的に描画されるため、複数の業務の流れの中での個々の業務についての役割、仕事の内容、各伝票間での対応関係等が一望できて把握し易くなり、不要業務の発見等、業務改革に役立てることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1〜図13は、本発明を適用したコンピュータシステムの一実施の形態を示す図である。
【0017】
まず、構成を説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態のコンピュータシステム1全体の概要を示す図である。この図1において、コンピュータシステム1は、会社内のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されたオフィスコンピュータ等であり、このコンピュータシステム1は、会社内の所定部門(例えば、業務管理部門等)に設置され、構内専用回線を介して他の各部門に設置されているコンピュータシステムと接続されている。このコンピュータシステム1は、入力された伝票データを入力処理して伝票レコードを生成したり、この伝票レコードに基づいて所定ファイルのレコードを更新したり、所定ファイルのレコードを集計してその集計結果を帳表データとして印刷出力する等、各種の処理を実行可能なものであるが、例えば、クライアントマシンとしての各ターミナル装置が構内専用回線を介して接続されている場合には、各ターミナル装置から送信されてきた伝票レコードを取り込み、この伝票レコードに基づいてファイルの更新処理を行うようにしてもよい。
【0019】
このコンピュータシステム1は、その本体1aにキーボード3aとポインティングデバイスであるマウス3bとから構成された入力装置3、表示装置4、及び印刷装置5が接続されており、これら各部の入出力動作を制御する。
【0020】
コンピュータシステム1の本体1a内には、図2に示す要部構成のブロック図のように、CPU2、RAM6、記憶装置7、及び記憶媒体8が設けられ、記憶媒体8を除く各部、及び上記入力装置3、表示装置5、及び印刷装置5はバス9を介して接続されている。
【0021】
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶装置7内に格納されているシステムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定されたアプリケーションプログラムをRAM6内の図示しないプログラム格納領域に展開し、入力装置3から入力される各種指示あるいはデータをRAM6内に一時的に格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶装置7内に格納されたアプリケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM6内に格納するとともに、表示装置5に表示する。そして、RAM6に格納した処理結果を入力装置3から入力指示される記憶装置7内の保存先に保存する。
【0022】
また、CPU2は、後述する業務フロー描画処理を実行し、後述するRAM6内に格納された業務フロー描画用の図形である各種オブジェクト(組織オブジェクト、業務オブジェクト、伝票オブジェクト、結線オブジェクト)の各基本フォーマットに基づいて、入力される組織名、及び業務名、から対応する組織オブジェクト、及び業務オブジェクトを生成するとともに、選択される伝票名から対応する伝票項目をRAM6内に格納された伝票項目テーブルから読み込んで伝票オブジェクトを生成し、これらの生成した各オブジェクトを組織毎に関連付けて当該業務フロー描画用オブジェクトとして記憶装置7に記憶するとともに、これらの生成したオブジェクトのうち各組織オブジェクトに含まれる業務オブジェクト、及び伝票オブジェクト間を結線オブジェクトにより接続して業務フローを描画して表示装置4に出力して表示する。
【0023】
さらに、CPU2は、後述する業務関連図の出力処理を実行し、上記業務フロー描画処理において出力された業務フロー図を表示し、この業務フロー図上で業務の流れに沿って業務オブジェクトが指定されると、その業務オブジェクトに関連する業務関連図を作成出力するための基本フォームをRAM6から読み出して表示し、この基本フォーム内で当該業務オブジェクトの出力位置を特定し、当該業務オブジェクトデータ、当該業務オブジェクトに係る組織オブジェクトデータ、及び伝票オブジェクトデータを先に記憶した記憶装置7から読み出すとともに、伝票オブジェクトに係る項目データをRAM6に格納された伝票項目テーブルから読み出して、先に特定した出力位置に業務オブジェクトデータ、組織オブジェクトデータ、伝票オブジェクトデータを基本フォーム内に出力する。そして、CPU2は、当該業務オブジェクトに関連して記憶装置7に記憶された業務オブジェクトデータ、組織オブジェクトデータ、伝票オブジェクトデータを順次読み出して基本フォーム上に展開することにより、後述する業務関連図を表示装置4に表示させるとともに、印刷装置5から印字出力させる。
【0024】
さらにまた、CPU2は、後述する業務オブジェクトの選択処理を実行することにより、上記業務フロー描画処理において出力された業務フロー図を表示し、この業務フロー図上で業務関連図を作成出力するための始点となる業務オブジェクトと終点となる業務オブジェクトとが範囲指定されると、その指定された終点業務オブジェクトの業務IDを記憶装置7から読み出してRAM6内に格納された選択テーブルに記憶し、その終点業務オブジェクトを出力IDとする結線オブジェクトデータから当該終点業務オブジェクトの入力側業務オブジェクトを特定し、この入力側業務オブジェクトに接続される結線オブジェクトデータから入力側業務オブジェクトを特定する処理を繰返し実行して、範囲指定された始点業務オブジェクトと終点業務オブジェクトの間の関連する業務オブジェクトを順次特定し、選択テーブルに記憶された各業務オブジェクトのIDの記憶順を逆にして記憶することにより、上記業務関連図の出力処理において必要となる業務オブジェクトの指定操作を容易にする。
【0025】
入力装置3は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード3a及びマウス3bを含み、キーボード3aにおいて押下されたキーの押下信号やマウス3bの位置信号をCPU2に出力する。
【0026】
表示装置4は、CRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示データ(業務フロー図や業務関連図等)を表示する。印刷装置5は、CPU2から入力される印字データ(業務フロー図や業務関連図等)を所定の記録紙に印字して出力する。
【0027】
RAM(Random Access Memory)6は、CPU2が上記各種アプリケーションプログラムを実行する際に各種データを展開するメモリ領域を形成するとともに、CPU2により実行される上記業務フロー描画処理に際して生成される組織オブジェクト、業務オブジェクト、伝票オブジェクト、及び結線オブジェクトの各基本フォーマットを格納している。この各オブジェクトの基本フォーマットを図3に示す。
【0028】
図3(a)は組織オブジェクトを生成するための基本フォーマットを示しており、その基本フォーマット内には組織ID、組織名、及び描画位置の各データを記憶する。また、図3(b)は業務オブジェクトを生成するための基本フォーマットを示しており、その基本フォーマット内には業務ID、業務名、組織ID、入力項目、出力項目、及び描画位置の各データを記憶する。また、図3(c)は伝票オブジェクトオブジェクトを生成するための基本フォーマットを示しており、その基本フォーマット内には伝票ID、伝票名、伝票分類、新規入力項目、入力項目、出力項目、及び描画位置の各データを記憶する。また、図3(d)は結線オブジェクトを生成するための基本フォーマットを示しており、その基本フォーマット内には結線ID、始点オブジェクトID、終点オブジェクトID、及び描画位置の各データを記憶する。また、図3(e)は各種伝票に対応する伝票項目を記憶する伝票項目テーブルを示しており、その伝票項目テーブル内には各伝票オブジェクトに対応する伝票名、伝票ID、伝票分類、及び伝票項目1〜nを記憶する。
【0029】
また、RAM4は、各種伝票の伝票名のリストを記憶し、上記CPU2により実行される業務関連図の出力処理により利用される業務関連図の基本フォーム、及び上記CPU2により実行される業務オブジェクトの選択処理により指定された各業務オブジェクトの業務IDを記憶する選択テーブル(図示せず)を格納している。
【0030】
記憶装置7は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記憶媒体8を有しており、この記憶媒体8は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記憶媒体8は記憶装置7に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、この記憶媒体8には上記システムプログラム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプログラム、業務フロー描画処理プログラム、業務関連図の出力処理プログラム、業務オブジェクトの選択処理プログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0031】
また、この記憶媒体8に記憶するプログラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体8に記憶されているプログラム、データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0032】
さらに、記憶装置7には、上記CPU2により実行される業務フロー描画処理により生成された組織オブジェクト、業務オブジェクト、伝票オブジェクト、及び結線オブジェクトを記憶する。
【0033】
また、本実施の形態のコンピュータシステム1には、図1に示すように、通常備えられているオペレーティングシステム13等の基本ソフトウエアや各種のアプリケーションソフトの他、上述した本実施の形態に特有の業務フロー描画処理、業務関連図の出力処理、及び業務オブジェクトの選択処理を実現するため業務構築システム11、業務運用システム12が組み込まれている。
【0034】
次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0035】
本実施の形態のコンピュータシステム1により実行される業務フロー描画処理、業務関連図の出力処理の動作原理について図4に示す図を参照して説明する。
【0036】
コンピュータシステム1では、出力業務の選択▲1▼によりRAM6内に記憶された各種オブジェクトの基本フォーマットに基づいて業務フロー図▲2▼を作成出力し、その業務フロー図の作成に際して各出力業務に対応して生成する各種オブジェクトブロック(組織オブジェクト、業務オブジェクト、伝票オブジェクト、結線オブジェクト)▲3▼を記憶装置7内に記憶する。そして、コンピュータシステム1では、業務フロー図▲2▼に表示された業務オブジェクトの選択により先に記憶された対応する各種オブジェクトブロックに設定された組織、業務、伝票、及び結線の各オブジェクトデータ、及び伝票項目テーブル▲4▼に記憶された伝票オブジェクトに係る伝票項目データに基づいて組織、業務、及び伝票を関連付ける業務関連図▲5▼を作成出力する。
【0037】
以上の図4に示したように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、業務フロー図の作成出力機能と、業務関連図の作成出力機能を有している。
【0038】
まず、上記CPU2により実行される業務フロー描画処理について図5、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0039】
コンピュータシステム1では、表示装置4に各種処理モード等を選択可能な処理モード選択画面等を表示し、この処理モード選択画面において、「業務フロー描画処理」が選択されると、CPU2は、図5に示す業務フロー描画処理を開始する。
【0040】
図5において、CPU2は、まず、組織オブジェクトを描画するため、オペレータにより表示画面内で組織オブジェクトを描画する描画位置を指定させ(ステップS1)、組織オブジェクトの描画位置が指定されると、その組織オブジェクトに入力する組織名を入力させる(ステップS2)。組織名が入力されると、その組織名に対応する組織IDを生成する(ステップS3)。そして、当該組織オブジェクトの描画位置と、組織IDと、及び組織名とを対応付けて、RAM6に記憶された図3(a)に示す組織オブジェクトの基本フォーマットに設定して、記憶装置7に記憶するとともに、当該組織オブジェクトを表示画面内の指定描画位置に描画して表示する(ステップS4)。
【0041】
以上のステップS1〜ステップS4の処理により組織オブジェクトデータとして記憶装置7に記憶された描画位置と、組織IDと、及び組織名の例を図7(a)に示す。この図7(a)に示す組織オブジェクトデータでは、組織IDとして「S001,S002,S003・・・」、組織名として「開発・設計,資材管理,原価統轄・・・」、描画位置として「×××,×××,×××・・・」が記憶された場合を示している。
【0042】
次いで、組織オブジェクトの描画の終了指示が入力されたか否かを判別し(ステップS5)、組織オブジェクトの描画終了が指示されなければ、ステップS1の処理に戻って、ステップS1〜ステップS4の組織オブジェクトの描画処理を繰返し実行する。組織オブジェクトの描画終了が指示された場合は、組織オブジェクト毎に業務オブジェクトの描画位置を指定させ(ステップS6)、業務オブジェクトの描画位置が指定されると、その業務オブジェクトに入力する業務名を入力させる(ステップS7)。業務名が入力されると、その業務名に対応する業務IDを生成する(ステップS8)。そして、当該業務オブジェクトの描画位置から当該組織オブジェクトの組織IDを特定する(ステップS9)。
【0043】
すなわち、当該組織オブジェクトに対応する組織IDを上記ステップS4で記憶装置7に記憶された組織オブジェクトデータを参照して特定する。
【0044】
次いで、当該業務オブジェクトの直前に描画された伝票オブジェクトが有るか否かを、記憶装置7に記憶される伝票オブジェクトデータに基づいて判別する(ステップS10)。当該業務オブジェクトの直前に描画された伝票オブジェクトが無ければ、ステップS12の処理に移行し、当該業務オブジェクトの直前に描画された伝票オブジェクトが有れば、その記憶装置7に記憶された当該伝票オブジェクトの出力項目を現在の業務オブジェクトの入力項目として、ステップS8で生成した業務IDに対応付けて、図3(b)に示す業務オブジェクトの基本フォーマットに設定して、記憶装置7に記憶する(ステップS11)。
【0045】
また、当該業務IDに対応付けて、先に入力された業務名、特定した組織ID、及び描画位置を図3(b)に示す業務オブジェクトの基本フォーマットに設定して記憶装置7に記憶するとともに、当該業務オブジェクトを表示画面内の指定描画位置に描画して表示する(ステップS12)。
【0046】
次いで、組織オブジェクトと業務オブジェクトが表示された表示画面内で伝票オブジェクトの描画位置を指定させ(ステップS13)、伝票オブジェクトの描画位置が指定されると、RAM6から伝票名を読み込んで表示画面上にサブウインドウ形式等でリスト表示して(ステップS14)、伝票名を選択させる(ステップS15)。伝票名が選択されると、当該伝票名に対応する複数の伝票項目を、RAM6に格納された伝票項目テーブルから読み込み(ステップS16)、その伝票項目をサブウインドウ形式等でリスト表示する(ステップS17)。
【0047】
そして、そのリスト表示から前の業務オブジェクトデータからの入力項目を選択させ(ステップS18)、入力項目が選択されると、次の業務オブジェクトへの出力項目を選択させ(ステップS19)、出力項目が選択されると、更に、新規入力項目を選択させる(ステップS20)。新規入力項目が選択されると、伝票項目テーブルから当該伝票名に対応する伝票ID、及び伝票分類を読み込む(ステップS21)。
【0048】
そして、読み込んだ伝票IDに対応付けて、伝票名、伝票分類、新規入力項目、入力項目、出力項目、及び各描画位置を図3(c)に示す伝票オブジェクトの基本フォーマットに設定して記憶装置7に記憶するとともに、当該伝票オブジェクトを表示画面内の指定描画位置に描画して表示する(ステップS22)。この伝票オブジェクトに設定された入力項目を直前に描画された業務オブジェクトの出力項目として、記憶装置7に記憶された当該直前の業務オブジェクトデータに記憶する(ステップS23)。
【0049】
次いで、全オブジェクトの描画終了が指示されたか否かを判別し(ステップS24)、全オブジェクトの描画終了が指示され無ければ、ステップS6の処理に戻って、上記ステップS6〜ステップS23の処理を繰返し実行して、業務オブジェクト、及び伝票オブジェクトの各描画処理を繰返し実行する。
【0050】
以上のステップS6〜ステップS23の処理により業務オブジェクデータとして記憶装置7に記憶された描画位置と、組織IDと、業務名、入力項目及び出力項目の例を図7(b)に示すとともに、伝票オブジェクトデータとして記憶装置7に記憶された伝票ID、伝票名、伝票分類、新規入力項目、入力項目、出力項目、及び各描画位置の例を図7(c)に示す。
【0051】
この図7(b)に示す業務オブジェクトデータでは、業務IDとして「G001,G002,G003・・・」、業務名として「ラインアップ案内,起票&入力,転記・・・」、組織IDとして「S001,S002,S003・・・」、入力項目として「−,製品名,製品CD・・・」、出力項目として「製品名,製品CD,製品CD・・・」、描画位置として「×××,×××,×××・・・」が記憶された場合を示している。
【0052】
また、図7(c)に示す伝票オブジェクトデータでは、伝票IDとして「D111,D112,D113・・・」、伝票名として「ラインアップ案内,品目入力帳票,製品登録依頼票・・・」、伝票分類として「補助伝票,補助伝票,補助伝票・・・」、新規入力項目として「製品名,製品CD,−・・・」、入力項目として「規格品,製品名,製品CD・・・」、出力項目として「−,製品CD,製品CD・・・」、描画位置として「×××,×××,×××・・・」が記憶された場合を示している。
【0053】
また、ステップS24において、全オブジェクトの描画終了が指示されれば、描画した各業務オブジェクト、及び各伝票オブジェクト間に結線オブジェクトをそれぞれ描画し(ステップS25)、その各業務オブジェクト、及び各伝票オブジェクト間に描画した各結線オブジェクトの結線IDをそれぞれ生成する(ステップS26)。そして、各結線IDに対応付けて始点オブジェクト(業務オブジェクトあるいは伝票オブジェクト)のIDと終点オブジェクト(業務オブジェクトあるいは伝票オブジェクト)のID、及び各描画位置を図3(d)に示す結線オブジェクトの基本フォーマットに設定して記憶装置7に記憶する(ステップS27)。
【0054】
以上のステップS25〜ステップS27の処理により結線オブジェクトデータとして記憶装置7に記憶された結線ID、始点オブジェクトID、終点オブジェクトID、及び描画位置の例を図7(d)に示す。この図7(d)に示す結線オブジェクトデータでは、結線IDとして「K001,K002,K003,K004・・・」、始点オブジェクトIDとして「G001(業務ID),D111(伝票ID),G002(業務ID),D112(伝票ID)・・・」、終点オブジェクトIDとして「D111(伝票ID),G002(業務ID),D112(伝票ID),G003(業務ID)・・・」、描画位置として「×××,×××,×××,×××・・・」が記憶された場合を示している。
【0055】
次いで、上記表示画面内に描画した描画情報に対応付けて各組織オブジェクト、各業務オブジェクト、及び伝票オブジェクトを記憶装置7に記憶して(ステップS28)、本業務フロー描画処理を終了する。
【0056】
以上の業務フロー描画処理により描画された業務フロー図の一例を図8に示す。この図8に示す業務フロー図では、「業務名:製品登録マスター」の業務フローを描画した場合を示しており、組織オブジェクトとして「開発・設計,資材管理,原価統轄,経営企画,事業企画」の順にそれぞれ描画され、この各組織オブジェクトに対応する業務オブジェクトとして「ラインアップ案内,起表&入力,転記,受付,記入」の順に描画され、その各業務オブジェクトに対応する伝票オブジェクトとして「ラインアップ案内,品目入力帳票,製品登録依頼票,製品登録依頼票,製品登録依頼票」の順に描画され、その各業務オブジェクトと各伝票オブジェクトとの間には結線オブジェクトが描画されている。
【0057】
この図8に示す業務フロー図では、各組織の描画枠内に描画された業務オブジェクトと伝票IDが結線オブジェクトにより接続されるとともに、組織間では伝票オブジェクトと業務オブジェクトとが、その業務の流れに沿って結線オブジェクトにより接続されている。
【0058】
このように業務フロー描画処理により描画された業務フロー図を見ることにより、ユーザーは、その「業務名:製品登録マスター」の業務に関わる組織と、その組織毎の業務内容と、その業務内容に係る伝票内容と、業務の流れを容易に把握することが可能となる。
【0059】
次に、上記CPU2により実行される業務関連図の出力処理について図9、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0060】
コンピュータシステム1では、表示装置4に各種処理モード等を選択可能な処理モード選択画面等を表示し、この処理モード選択画面において、「業務関連図の出力処理」が選択されると、CPU2は、図9に示す業務関連図の出力処理を開始する。
【0061】
図9において、CPU2は、まず、上記業務フロー描画処理により描画された図8に示したような業務フロー図を表示装置4に表示し(ステップS31)、この表示した業務フロー図において、オペレータの操作により業務の流れに沿って業務オブジェクトを1つずつ順次選択させる(ステップS32)。業務オブジェクトが選択されると、その選択された業務オブジェクトに対応する業務IDを記憶装置7から読み出してRAM6に記憶し(ステップS33)、図11に示すような「部門」出力枠と、「業務の流れ」出力枠と、「補助伝票」出力枠と、「本伝票」出力枠と、を設定した業務関連図の基本フォームをRAM6から読み出し表示装置4に表示する(ステップS34)。
【0062】
次いで、表示した業務関連図の基本フォーム内に展開する業務ブロックの出力位置として“1”を設定し(ステップS35)、すなわち、図11に示す業務関連図の基本フォームにおいて各出力枠の左端位置を出力位置“1”として設定し、ステップS32で選択された当該業務オブジェクトの業務IDを指定する(ステップS36)。そして、当該業務IDに対応する業務名を記憶装置7に記憶された当該業務オブジェクトデータから読み出し(ステップS37)、その業務IDに対応して当該業務オブジェクトデータに設定された組織IDに基づいて組織名を読み出す(ステップS38)。その業務IDを始点オブジェクトIDとして設定された結線オブジェクトデータを記憶装置7から検索し、当該結線オブジェクトデータに設定された終点オブジェクトIDである伝票ID「D111,D112,D113・・・(図7(c)参照)」を読み込む(ステップS39)。
【0063】
そして、読み込んだ伝票IDから伝票分類「補助伝票・・・(図7(c)参照)」、伝票名「ラインアップ案内,品目入力帳票,製品登録依頼票・・・(図7(c)参照)」、新規入力項目「製品名,製品CD,−・・・(図7(c)参照)」を、記憶装置7に記憶された当該伝票オブジェクトデータから読み出し(ステップS40)、当該伝票名に対応する全伝票項目をRAM6に格納された伝票項目テーブルから読み出す(ステップS41)。次いで、上記ステップS34で表示した業務関連図の基本フォーム内の「部門」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“1”に組織名を出力する(ステップS42)。
【0064】
図11に示す業務関連図内の「部門」出力枠では組織名として「開発・設計」が出力された状態を示している。
【0065】
次いで、上記ステップS40で読み出した伝票分類「補助伝票」に応じた伝票項目出力位置の特定を、図11の業務関連図の基本フォーム内において行う(ステップS43)。すなわち、図11の業務関連図の基本フォーム内の「補助伝票」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“1”に特定する。そして、その特定した伝票項目出力位置に、上記ステップS40で読み出した伝票名、及びステップS41で読み出した全伝票項目名を出力する(ステップS44)。
【0066】
図11に示す業務関連図内の「補助伝票」出力枠では伝票名として「ラインアップ案内」と、全伝票項目名として「製品名,規格名」が出力された状態を示している。
【0067】
次いで、現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されているか否かを、現在の業務オブジェクトデータに入力項目が設定されているか否かにより判別する(ステップS45)。現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されていなければ、すなわち、図11の業務関連図内の「業務の流れ」出力枠では、業務オブジェクト「ラインアップ案内」の前には業務オブジェクトが設定されていないため、ステップS49の処理に移行して、現在の伝票オブジェクトデータに新規入力項目が設定されているか否かを判別する。現在の伝票オブジェクトデータに新規入力項目が設定されていれば、その新規入力項目を網掛出力する(ステップS50)。
【0068】
図11に示す業務関連図内の「補助伝票」出力枠では新規入力項目として「製品名,規格名」が網掛出力された状態を示している。
【0069】
以上の業務関連図の出力処理により図11の業務関連図では、上記ステップS36の処理で出力位置1とした各出力枠において、上記ステップS32で選択された業務オブジェクトのうち1番目の業務オブジェクトに係るデータとして、「部門」出力枠には組織名「開発・設計」が出力され、「業務の流れ」出力枠には業務名「ラインアップ案内」が出力され、「補助伝票」出力枠には伝票名「ラインアップ案内」と、新規入力項目「製品名,規格名」が網掛出力されている。
【0070】
次いで、上記ステップS32の処理で選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了したか否かを判別し(ステップS51)、選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了していなければ、業務ブロックの出力位置を“+1”して、すなわち、図11に示す業務関連図の基本フォームにおいて各出力枠の左端位置からブロック1つ分右側に移動した出力位置として設定し(ステップS54)、上記ステップS36の処理に戻って、ステップS32で選択された2番目の業務オブジェクトの業務ID「G002」(図7(b)参照)を指定する。
【0071】
そして、当該業務ID「G002」に対応する業務名「起票&入力」を記憶装置7に記憶された当該業務オブジェクトデータから再度読み出し(ステップS37)、その業務ID「G002」に対応して当該業務オブジェクトデータに設定された組織ID「S002」に基づいて、次の組織名「資材管理」を読み出す(ステップS38)。その業務ID「G002」を始点オブジェクトIDとして設定された結線オブジェクトデータ(図7(d)参照)を記憶装置7から検索し、当該結線オブジェクトデータに設定された終点オブジェクトIDである伝票ID「D112」を図7(c)の伝票オブジェクトデータから読み込む(ステップS39)。
【0072】
そして、その読み込んだ伝票ID「D112」から伝票分類「補助伝票」、伝票名「品目入力帳票」、新規入力項目「製品CD」を、記憶装置7に記憶された当該伝票オブジェクトデータから読み出し(ステップS40)、当該伝票名「品目入力帳票」に対応する全伝票項目「製品名,規格名,製品CD」をRAM6に格納された伝票項目テーブルから読み出す(ステップS41)。次いで、上記ステップS34で表示した業務関連図の基本フォーム内の「部門」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“+1”(左端から2番目のブロック出力位置)、すなわち、図11に示す業務関連図内の「部門」出力枠に組織名「資材管理」を出力する(ステップS42)。
【0073】
次いで、上記ステップS40で読み出した伝票分類「補助伝票」に応じた伝票項目出力位置の特定を、図11の業務関連図の基本フォーム内において行う(ステップS43)。すなわち、図11の業務関連図の基本フォーム内の「補助伝票」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“+1”(左端から2番目のブロック出力位置)に特定する。そして、その特定した図11に示す業務関連図内の伝票項目出力位置に、上記ステップS40で読み出した伝票名「品目入力帳票」、及びステップS41で読み出した全伝票項目名「製品名,規格名,製品CD」を出力する(ステップS44)。
【0074】
次いで、現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されているか否かを、現在の業務オブジェクトデータに入力項目が設定されているか否かにより判別する(ステップS45)。現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されていれば、すなわち、図11の業務関連図内の「業務の流れ」出力枠では、業務オブジェクト「起票&入力」の前には業務オブジェクト「ラインアップ案内」が設定されているため、この業務オブジェクト「ラインアップ案内」に設定された出力項目「製品名」の出力座標を始点として特定する(ステップS46)。そして、現在の業務オブジェクト「起票&入力」に設定された入力項目「製品名」の出力座標を終点として特定する(ステップS47)。その特定した始点項目「製品名」と終点項目「製品名」との間に、図11に示すように矢印図形を描画出力する(ステップS48)。
【0075】
次いで、現在の伝票オブジェクト「品目入力帳票」に新規入力項目が設定されているか否かを判別する。現在の伝票オブジェクト「品目入力帳票」には新規入力項目として「製品CD」設定されているため、その新規入力項目「製品CD」を図11に示すように網掛出力する(ステップS50)。
【0076】
以上の業務関連図の出力処理により図11の業務関連図では、上記ステップS36の処理で出力位置+1とした各出力枠において、上記ステップS32で選択された業務オブジェクトのうち2番目の業務オブジェクトに係るデータとして、「部門」出力枠には組織名「資材管理」が出力され、「業務の流れ」出力枠には業務名「起票&入力」が出力され、「補助伝票」出力枠には伝票名「品目入力帳票」と、伝票項目「製品名,規格名」が出力されるとともに、新規入力項目「製品CD」が網掛出力されている。
【0077】
次いで、上記ステップS32の処理で選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了したか否かを判別し(ステップS51)、選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了していなければ、業務ブロックの出力位置を更に“+1”して、すなわち、図11に示す業務関連図の基本フォームにおいて各出力枠の左端位置からブロック2つ分右側に移動した出力位置として設定し(ステップS54)、上記ステップS36の処理に戻って、ステップS32で選択された3番目の業務オブジェクトの業務ID「G003」(図7(b)参照)を指定する。
【0078】
そして、当該業務ID「G003」に対応する業務名「転記」を記憶装置7に記憶された当該業務オブジェクトデータから再度読み出し(ステップS37)、その業務ID「G003」に対応して当該業務オブジェクトデータに設定された組織ID「S003」に基づいて、次の組織名「原価統轄」を読み出す(ステップS38)。その業務ID「G003」を始点オブジェクトIDとして設定された結線オブジェクトデータを記憶装置7から検索し、当該結線オブジェクトデータに設定された終点オブジェクトIDである伝票ID「D113」を図7(c)の伝票オブジェクトデータから読み込む(ステップS39)。
【0079】
そして、その読み込んだ伝票ID「D113」から伝票分類「補助伝票」、伝票名「製品登録依頼票」、新規入力項目「なし」を、記憶装置7に記憶された当該伝票オブジェクトデータから読み出し(ステップS40)、当該伝票名「製品登録依頼票」に対応する全伝票項目「製品名,規格名,製品CD,管理No.,大分類,中分類,小分類,取引部門,仕様2」をRAM6に格納された伝票項目テーブルから読み出す(ステップS41)。次いで、上記ステップS34で表示した業務関連図の基本フォーム内の「部門」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“+2”(左端から3番目のブロック出力位置)、すなわち、図11に示す業務関連図内の「部門」出力枠に組織名「原価統轄」を出力する(ステップS42)。
【0080】
次いで、上記ステップS40で読み出した伝票分類「補助伝票」に応じた伝票項目出力位置の特定を、図11の業務関連図の基本フォーム内において行う(ステップS43)。すなわち、図11の業務関連図の基本フォーム内の「補助伝票」出力枠内において、上記ステップS35で設定したブロック出力位置“+2”(左端から3番目のブロック出力位置)に特定する。そして、その特定した図11に示す業務関連図内の伝票項目出力位置に、上記ステップS40で読み出した伝票名「製品登録依頼票」、及びステップS41で読み出した全伝票項目名「製品名,規格名,製品CD,管理No.,大分類,中分類,小分類,取引部門,仕様2」を出力する(ステップS44)。
【0081】
次いで、現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されているか否かを、現在の業務オブジェクトデータに入力項目が設定されているか否かにより判別する(ステップS45)。現在の業務オブジェクトの前に業務オブジェクトが設定されていれば、すなわち、図11の業務関連図内の「業務の流れ」出力枠では、業務オブジェクト「原価統轄」の前には業務オブジェクト「資材管理」が設定されているため、この業務オブジェクト「資材管理」に設定された出力項目「製品CD」の出力座標を始点として特定する(ステップS46)。そして、現在の業務オブジェクト「原価統轄」に設定された入力項目「製品CD」の出力座標を終点として特定する(ステップS47)。その特定した始点項目「製品CD」と終点項目「製品CD」との間に、図11に示すように矢印図形を描画出力する(ステップS48)。
【0082】
次いで、現在の伝票オブジェクト「製品登録依頼票」に新規入力項目が設定されているか否かを判別する。現在の伝票オブジェクト「製品登録依頼票」には新規入力項目が設定されていないため、ステップS51の処理に移行して、上記ステップS32の処理で選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了したか否かを判別する。
【0083】
以上の業務関連図の出力処理により図11の業務関連図では、上記ステップS36の処理で出力位置+2とした各出力枠において、上記ステップS32で選択された業務オブジェクトのうち3番目の業務オブジェクトに係るデータとして、「部門」出力枠には組織名「原価統轄」が出力され、「業務の流れ」出力枠には業務名「転記」が出力され、「補助伝票」出力枠には伝票名「製品登録依頼票」と、全伝票項目「製品名,規格名,製品CD,管理No.,大分類,中分類,小分類,取引部門,仕様2」が出力されている。
【0084】
以後、上記ステップS36〜ステップS50の処理を繰返し実行することにより、図11の業務関連図において、4番目、及び5番目の各出力枠に対して、上記ステップS32の処理で選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が繰返し実行される。
【0085】
図11の業務関連図内の4番目のブロック出力枠では、「部門」出力枠には組織名「経営企画」が出力され、「業務の流れ」出力枠には業務名「受付」が出力され、「補助伝票」出力枠には伝票名「製品登録依頼票」と、伝票項目「製品名,規格名,管理No.,大分類,中分類,小分類,取引部門,仕様2」が出力されるとともに、新規入力項目「製品CD」が網掛出力されている。
【0086】
また、図11の業務関連図内の5番目のブロック出力枠では、「部門」出力枠には組織名「事業企画」が出力され、「業務の流れ」出力枠には業務名「記入」が出力され、「補助伝票」出力枠には伝票名「製品登録依頼票」と、伝票項目「製品名,規格名,製品CD,管理No.」が出力されるとともに、新規入力項目「大分類,中分類,小分類,取引部門,仕様2」が網掛出力されている。
【0087】
次いで、上記ステップS32の処理で選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了したか否かを判別し(ステップS51)、選択された全オブジェクトの業務関連図への出力が終了していれば、すなわち、図11の業務関連図を表示装置4に表示させるとともに(ステップS52)、印刷装置5から印刷させて(ステップS53)、本業務関連図の出力処理を終了する。
【0088】
このように描画された業務関連図を見ることにより、ユーザーは、業務に関わる組織の業務と伝票の流れを把握することが容易になり、かつ組織毎の伝票業務内容を把握することが容易になる。その結果、例えば、業務内容に無駄かないか否かを把握することができ、この業務関連図を業務内容の改善に役立てることが可能となる。
【0089】
次に、上記CPU2により実行される業務オブジェクトの選択処理について図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0090】
この業務オブジェクトの選択処理では、上記業務関連図の出力処理においてオペレータにより業務フロー図の流れに沿って1つずつ順次指定されていた業務オブジェクトの指定操作を、始点オブジェクトと終点オブジェクトの2点を指定するだけで、業務関連図を描画する業務オブジェクトの範囲指定を可能とする操作方法を提供する。
【0091】
図9において、CPU2は、まず、上記業務フロー描画処理により描画された図8に示したような業務フロー図を表示装置4に表示し、この表示した業務フロー図において、オペレータの操作により始点となる業務オブジェクトと終点となる業務オブジェクトを含む範囲が指定されると、その範囲指定された始点の業務オブジェクトを指定し(ステップS61)、その指定した始点業務オブジェクトに対応する業務IDを記憶装置7から読み出して始点IDとする(ステップS62)。
【0092】
次いで、その範囲指定された終点の業務オブジェクトを指定し(ステップS63)、その指定した終点業務オブジェクトに対応する業務IDを記憶装置7から読み出して終点IDとして(ステップS64)、RAM6内の選択テーブルに終点IDを記憶する(ステップS65)。そして、当該終点業務オブジェクトを出力ID(終点オブジェクトID)とする結線オブジェクトを記憶装置7から検索し、その結線オブジェクトデータから入力ID(始点オブジェクトID)を特定する(ステップS66)。
【0093】
次いで、その特定した入力ID(始点オブジェクトID)は、業務オブジェクトであるか否かを判別する(ステップS67)。業務オブジェクトでなければ、ステップS70の処理に移行し、業務オブジェクトであれば、その入力IDをRAM6内の選択テーブルに記憶し(ステップS68)、その入力IDは始点オブジェクトIDであるか否かを結線オブジェクトデータにより判別する(ステップS69)。その入力IDが始点オブジェクトIDでなければ、入力IDを出力IDとする結線オブジェクトを記憶装置7から検索し、その結線オブジェクトデータから入力ID(始点オブジェクトID)を特定して(ステップS70)、ステップS67の処理に戻って、その入力IDは業務オブジェクトであるか否かの判別を繰返し、入力IDが始点オブジェクトIDである結線オブジェクトを選択テーブルに記憶するようにする。
【0094】
また、ステップS68の処理で選択テーブルに記憶した入力IDが始点オブジェクトIDであれば、選択テーブルに記憶した各入力IDと各終点IDの記憶順を逆にして再度記憶し(ステップS71)、本業務オブジェクトの選択処理を終了する。
【0095】
以上の業務オブジェクトの選択処理を実行することにより、上記業務関連図の出力処理において業務フロー図の流れに沿って1つずつ順次指定されていた業務オブジェクトの指定操作を、始点オブジェクトと終点オブジェクトを2点を範囲指定する指定操作だけで済ませることができ、オブジェクトの指定操作を簡便かつ容易にすることができる。
【0096】
そして、この業務オブジェクトの選択処理により選択テーブルに記憶された各入力IDと各終点IDの記憶順に従って業務オブジェクトを選択することにより、上記業務関連図の出力処理を実行することができる。
【0097】
以上のように、本実施の形態のコンピュータシステム1では、業務フロー描画処理により描画された業務フロー図を見ることにより、ユーザーは、その「業務名:製品登録マスター」の業務に関わる組織と、その組織毎の業務内容と、その業務内容に係る伝票内容と、業務の流れを容易に把握することが可能となる。
【0098】
すなわち、複数の業務データと複数の伝票データとを関連付けて設定記憶さえすれば、その記憶内容から各業務の手順に従って各業務に対応する図形オブジェクトが自動的に描画され、かつ各図形オブジェクトに対応する位置にその業務で処理される伝票の項目内容が自動的に描画されるため、複数の業務の流れの中での個々の業務についての役割、仕事の内容、各伝票間での対応関係等が一望できて把握し易くなり、不要業務の発見等、業務改革に役立てることができる。
【0099】
また、本実施の形態のコンピュータシステム1では、業務関連図の出力処理により描画された業務関連図を見ることにより、ユーザーは、業務に関わる組織の業務と伝票の流れを把握することが容易になり、かつ組織毎の伝票業務内容を把握することが容易になる。その結果、例えば、業務内容に無駄かないか否かを把握することができ、この業務関連図を業務内容の改善に役立てることが可能となる。
【0100】
すなわち、業務関連図では、複数の業務についての各業務の流れと各業務で処理される伝票データの内容とが対応付けて配列されて一覧形式で表現されているため、複数の業務の流れの中で個々の業務についての役割、仕事の内容、各伝票間での対応関係等が一望して把握し易くなり、不要業務の発見等による業務改革に役立てることができる。
【0101】
また、上記実施の形態のコンピュータシステム1では、出力される業務関連図において各業務に対応する個々の組織名が各業務の図形オブジェクトに対応付けて自動的に配置出力されるため、業務毎に組織名を対応付ける手間を省略することができる。
【0102】
また、上記実施の形態のコンピュータシステム1では、出力される業務関連図において業務毎に処理される伝票内で引き継がれる伝票項目間を自動的に結ばれるため、業務間で引き継がれる伝票項目内容を識別することができる。
【0103】
さらに、上記実施の形態のコンピュータシステム1では、出力される業務関連図において業務毎に処理される伝票の種類に応じて配置位置が自動的に変更されるため、業務毎に処理される伝票の種類を把握することが容易になる。
【0104】
さらにまた、上記実施の形態のコンピュータシステム1では、出力される業務フロー図において描画された複数の業務ブロックを選択するだけで、所望の業務範囲に対する処理内容を一覧形式の業務関連図で確認することができる。
【0105】
なお、上記実施の形態の業務フロー描画処理により描画された図8に示した業務フロー図では、組織間で各業務オブジェクトと各伝票オブジェクトとの間を結線オブジェクトにより接続する場合を示したが、その結線オブジェクトの描画形態としては、例えば、図13に示すように、その組織間で業務オブジェクトと業務オブジェクトを結ぶように結線オブジェクトを描画するようにしてもよく、その結線オブジェクトの描画形態は限定されるものではない。
【0106】
また、上記実施の形態の業務フロー描画処理、及び業務関連図の出力処理において、処理対象とした業務内容、及び伝票内容は限定されるものではなく、様々な業種の業務内容、及び伝票内容に対しても上記業務フロー描画処理、及び業務関連図の出力処理を適用可能であることは勿論である。
【0107】
【発明の効果】
請求項1、及び請求項6記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、複数の業務データと複数の伝票データとを関連付けて設定記憶さえすれば、その記憶内容から各業務の手順に従って各業務に対応する図形オブジェクトが自動的に描画され、かつ各図形オブジェクトに対応する位置にその業務で処理される伝票の項目内容が自動的に描画されるため、複数の業務の流れの中での個々の業務についての役割、仕事の内容、各伝票間での対応関係等が一望できて把握し易くなり、不要業務の発見等、業務改革に役立てることができる。
【0108】
請求項2、及び請求項7記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、各業務に対応する個々の組織名を各業務の図形オブジェクトに対応付けて自動的に配置出力することができ、業務毎に組織名を対応付ける手間を省略することができる。
【0109】
請求項3記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、業務毎に処理される伝票内で引き継がれる伝票項目間を自動的に結ぶことができ、業務間で引き継がれる伝票項目内容を識別することができる。
【0110】
請求項4記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、業務毎に処理される伝票内で新規に入力される伝票項目を自動的に識別出力することができ、業務毎に伝票に新規入力する伝票項目を把握することが容易になる。
【0111】
請求項5記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、業務毎に処理される伝票の種類に応じて配置位置を自動的に変更することがてき、業務毎に処理される伝票の種類を把握することが容易になる。
【0112】
請求項8記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、描画された複数の業務ブロックを選択するだけで、所望の業務範囲に対する処理内容を一覧形式で確認することができる。
【0113】
請求項9記載の発明の業務ドキュメント出力装置によれば、描画された複数の業務ブロックにおいて始点の業務ブロックと終点の業務ブロックを含む範囲選択を行うだけで、所望の業務範囲に対する処理内容を一覧形式で確認することができ、業務ブロックの選択操作を簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のコンピュータシステム1全体の概要を示す図である。
【図2】図1のコンピュータシステム1における本体1a内の要部構成を示すブロック図である。
【図3】図2のRAM6内に記憶される業務フロー描画用の各種オブジェクトの基本フォーマットを示す図であり、(a)は組織オブジェクトの基本フォーマットを示す図、(b)は業務オブジェクトの基本フォーマットを示す図、(c)は伝票オブジェクトの基本フォーマットを示す図、(d)は結線オブジェクトの基本フォーマットを示す図、(e)は伝票項目テーブルのデータ構成を示す図である。
【図4】本実施の形態のコンピュータシステム1において実行される業務ドキュメント処理の動作原理を説明するための図である。
【図5】図1のCPU2により実行される業務フロー描画処理の一部を示すフローチャートである。
【図6】図5に続く業務フロー描画処理の一部を示すフローチャートである。
【図7】図5、図6の業務フロー描画処理により生成される各種オブジェクトデータの一例を示す図である。
【図8】図5、図6の業務フロー描画処理により作成出力される業務フロー図の一例を示す図である。
【図9】図1のCPU2により実行される業務関連図の出力処理の一部を示すフローチャートである。
【図10】図9に続く業務関連図の出力処理の一部を示すフローチャートである。
【図11】図9、図10の業務関連図の出力処理により作成出力される業務関連図の一例を示す図である。
【図12】図1のCPU2により実行される業務オブジェクトの選択処理を示すフローチャートである。
【図13】図5、図6の業務フロー描画処理により作成出力される業務フロー図のその他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム
1a 本体
2 CPU
3 入力装置
3a キーボード
3b マウス
4 表示装置
5 印刷装置
6 RAM
7 記憶装置
8 記憶媒体
9 バス
11 業務構築システム
12 業務運用システム
13 オペレーティングシステム

Claims (9)

  1. 複数の業務に対する処理手順とその各業務で処理される伝票の伝票情報とを対応付けて記憶するとともに、その各伝票毎にその伝票内項目情報を記憶する記憶手段と、所定業務についての所定ドキュメントの出力を指示する指示手段と、この指示手段により所定ドキュメントの出力が指示されると、そのドキュメントの指示内容に基づいて、前記個々の業務を示す各図形オブジェクトを生成し、この各図形オブジェクトを前記処理手順の順番で所定方向に配置し、かつ前記個々の業務で処理される各伝票における複数の伝票内項目情報を前記記憶手段から読み込み、この読み込んだ各伝票における伝票内項目を、前記図形オブジェクトの配置位置に対応付けて配置して業務ドキュメントを出力するドキュメント出力手段と、を備えたことを特徴とする業務ドキュメント出力装置。
  2. 前記記憶手段は、更に前記各業務に対応付けて組織名の情報を記憶し、前記ドキュメント出力手段は、前記業務ドキュメントを出力する際に、前記配置出力する各業務に対応する個々の組織名を前記記憶手段から読み込み、この読み込んだ各組織名を各業務に対応する前記図形オブジェクトの配置位置に対応付けて出力することを特徴とする請求項1記載の業務ドキュメント出力装置。
  3. 前記記憶手段は、更に前記各業務に対応付けて前の業務から引き継がれる伝票項目情報を記憶し、前記ドキュメント出力手段は、前記業務ドキュメントを出力する際に、前記各業務に対応して配置出力される各伝票内項目のうち前記前の業務から引き継がれる伝票項目情報により特定される伝票内項目を当該前の業務の同一伝票内項目と線によって結んで識別出力することを特徴とする請求項1記載の業務ドキュメント出力装置。
  4. 前記記憶手段は、更に前記各伝票の中でその伝票によって新規に入力される伝票項目情
    報を記憶し、前記ドキュメント出力手段は、前記業務ドキュメントを出力する際に、前記各業務に対応して配置出力される各伝票内項目のうち前記新規入力伝票項目情報により特定される伝票項目を識別出力することを特徴とする請求項1記載の業務ドキュメント出力装置。
  5. 前記記憶手段は、更に前記各伝票を分類する伝票分類情報を記憶し、前記ドキュメント出力手段は、前記各図形オブジェクトの配置位置に対応付けて前記伝票内項目を出力する際は、前記記憶手段に記憶された各伝票における伝票分類情報の内容に応じてその配置位置を異ならせて配置出力することを特徴とする請求項1記載の業務ドキュメント出力装置。
  6. 複数の業務を示す業務ブロック情報と、複数の伝票を示す伝票ブロック情報と、これらの各業務ブロックと各伝票ブロックとを結合する結合情報と、を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された各業務ブロック情報と各伝票ブロック情報とを、結合情報に基づいて関連付けて描画し、かつ各業務ブロック同士の結合状態を描画した描画情報を生成する描画情報生成手段と、この描画情報生成手段により生成された描画情報に基づいて、前記各業務で処理される伝票、及び各業務の手順の各情報を特定する情報特定手段と、所定業務についての所定ドキュメントの出力を指示する指示手段と、この情報特定手段により特定された前記各伝票に対応する複数の伝票項目情報を前記記憶手段から読み込み、前記指示手段により指示された所定ドキュメントを出力する際には、前記情報特定手段により特定された各情報に基づいて、前記各業務の手順、前記各業務で処理される伝票、及び各伝票における伝票項目を整列させて一覧出力するドキュメント出力手段と、を備えたことを特徴とする業務ドキュメント出力装置。
  7. 前記記憶手段は、更に前記各業務と対応する複数の組織を示す組織ブロックを記憶し、前記描画情報生成手段は、前記描画情報中に描画された前記各業務ブロックの各描画位置に、更に前記記憶手段に記憶された複数の組織ブロックを関連付けて描画し、前記情報特定手段は、前記描画情報生成手段により描画情報中に更に描画された複数の組織ブロックの各描画位置から前記各業務ブロックに対応する各業務の属する組織の情報を特定し、前記ドキュメント出力手段は、前記指示された所定ドキュメントを出力する際には、前記各業務の出力位置に対応付けてその各業務が属する組織名を前記特定された組織情報から出力することを特徴とする請求項6記載の業務ドキュメント出力装置。
  8. 前記描画情報生成手段により生成された前記描画情報において描画された前記業務ブロックの中から所望の業務ブロックを選択する選択手段を更に備え、前記ドキュメント出力手段は、選択手段により前記描画情報において業務ブロックが複数選択されると、その選択された各業務ブロックに対応する各業務を対象として前記一覧出力を行うことを特徴とする請求項6記載の業務ドキュメント出力装置。
  9. 前記選択手段は、前記描画情報において前記業務ブロックを複数選択する際は、その選択対象となる各業務ブロックの中で先頭の第1業務ブロックと最後の第2業務ブロックとを指定することにより、その第1、第2業務ブロック間を結合する各業務ブロックを選択することを特徴とする請求項8記載の業務ドキュメント出力装置。
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