JP2000096624A - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JP2000096624A
JP2000096624A JP10272225A JP27222598A JP2000096624A JP 2000096624 A JP2000096624 A JP 2000096624A JP 10272225 A JP10272225 A JP 10272225A JP 27222598 A JP27222598 A JP 27222598A JP 2000096624 A JP2000096624 A JP 2000096624A
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JP
Japan
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door
cabin
striker
glass
work machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP10272225A
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English (en)
Inventor
Hiroo Nakada
裕雄 中田
Kazuomi Sugiyama
和臣 杉山
Hitoo Nasu
仁雄 那須
Mitsuhiko Onbe
光彦 遠部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビンの乗降口用のドアを視界性良好とす
る。 【解決手段】 キャビン7の搭乗口8用のドア13は一
枚物のガラスで構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に係り、より具体的には、キャビンおよびキャ
ビンに備えているドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バックホー等の旋回作業機には、運転操
縦部を包囲するキャビンが旋回台に搭載されているもの
があり、該キャビンの搭乗口には開閉自在なドアが備え
られている。前記ドアとして、実開平4−133912
号公報(従来例の1)に記載されているものがあり、ド
ア本体をプレス等の枠組フレームに構成し、この枠組フ
レームに上部ガラスと下部ガラスとを貼着したものであ
った。
【0003】この従来例の1はデザイン上の見栄えが損
われ、運転者の視界を阻害することから、特開平8−2
91537号公報で開示の技術がある(従来例の2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の1および2は
いずれもドア本体を枠組フレームに構成してこのフレー
ムに上部ガラスと下部ガラスとを貼着したものであっ
た。このため、枠組フレーム部分は視界障害となって側
方視界が阻害されるという課題があった。
【0005】また、部品点数が多く、組立も面倒でコス
ト高となっていた。更に、キャビンの包囲空間が狭く、
前記枠組フレームと相まってキャビン内は暗く圧迫感が
あり、居住性が悪いものであった。そこで本発明は、ド
アの視界性を向上し、かつ居住性を向上できて部品点数
が少なくて済むキャビン及びドアを有する旋回作業機を
提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビン7の
搭乗口8を開閉自在とするドア13を備えている旋回作
業機において、前述の目的を達成するために次の技術的
手段を講じている。即ち、請求項1に係る本発明は、前
記ドア13は1枚ガラスで構成されていて蝶番27を介
してキャビン7に開閉自在として備えられ、該ドア13
の閉じ状態を保持するドアロック28と、該ドア13の
開放時のロックのためのストライカ29とをドアガラス
部に取付けていることを特徴とするものである。
【0007】このような構成としたことから、ドア13
のガラス部はそのほぼ全面が視界部分となって、側方視
界は良好であるし、キャビン7の暗さは防止されて圧迫
感はなく、居住性が向上するのである。また、本発明
は、前記請求項1において、ドアガラス部に前後方向に
延伸した金属製板材31を装着しており、該金属製板材
31に、ドアロック28およびストライカ29を取付け
ていることを特徴とするものである(請求項2)。
【0008】このような構成を採用したことによって、
金属製板材31によってガラス部分を増強できるだけで
なく、ドアロック28およびストライカ29の装着が確
実になったのである。更に、本発明は、前記請求項2に
おいて、金属製板材31には乗降用の手摺32を備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】このような構成を採用したことによって、
乗降がしやすくなるし、部品の兼用化によるコストダウ
ンが図れるのである。また、本発明は、キャビン7の搭
乗口8を開閉自在とするドア13を備えている旋回作業
機において、前記キャビン7は搭乗口8側が旋回台4の
回転軌跡に沿うべく外方に膨らんでおり、その膨み部の
ほぼ頂点近傍にドア13の開閉用回動支点27Cを位置
させていることを特徴とするものである(請求項4)。
【0010】このような構成を採用したことによってキ
ャビン空間は広く構成できてデザインが良好になるだけ
でなく、圧迫感(運転者の)は少なくなって操縦性、居
住性が向上でき、このような構成を採用したとき、ドア
13を一枚のガラスで構成した請求項1〜3の構成を併
用することで側方視界性がより向上するのである。更
に、本発明は、前記請求項4において、ドア13の回動
支点27Cは、キャビン7の壁面より外方へ突出した位
置に設けてあり、ドア13は180度を超えて回動可能
であることを特徴とするものである(請求項5)。
【0011】このような構成を採用したことによって、
ドア13の納りが良好となって全旋回しての掘削作業、
狭小路地等での作業においてドア13が障害となること
がないのである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。本発明に係る旋回作業機1の
全体側面を示す図1および平面を示す図2および正面を
示す図3において、左右一対のクローラで例示する走行
装置2上には旋回ベアリング3を介して旋回台(旋回機
体)4が縦軸心X廻りに全旋回可能として搭載されてい
る。
【0013】旋回台4内にはその後部側にエンジン類が
搭載されていて、該エンジン類はボンネット5で包囲さ
れてエンジンルームを構成しており、該ボンネット5に
は開閉ボンネット5Aを有してエンジン等をメンテナン
ス可能である。旋回機体4は平面視において、左右側壁
4A,4Bがほぼ平行(直線)として前後方向に延び、
該左右側壁4A,4Bの前後は弯曲コーナー部4C,4
Dを介して後側は外方膨出状の曲面壁4Fで前側は左右
方向直線状の直壁4Gとされていて、軸心X廻りに全旋
回しても左右の走行装置2の間隔内に収まるようになっ
ている。
【0014】ボンネット5上で軸心Xの一側方(図2で
は左側)には運転席6が備えられ、この運転席6および
この側方乃至前方に配置した操縦部(図示せず)を包囲
してキャビン7が旋回台4の前半部およびボンネット5
上に搭載されている。キャビン7は図2で示すように、
旋回台4の横幅のほぼ3分の2の長さを有しており、該
キャビン7の左側立面が搭乗口8とされていて、この搭
乗口8を含むキャビン7の一側立面(左側立面)は旋回
台4の回転軌跡に沿うべく外方に膨んで構成されてい
る。
【0015】キャビン7の骨格は、図7で示すように左
右一対の前支柱9L,9Rと左右一対の後支柱10L,
10Rおよび左側の前後中間部の中間支柱11で主構成
されており、前右支柱9Rと後右支柱10Rはほぼ同一
垂直立面上に位置して両支柱9R,10R間には引戸式
の窓ガラス装置12が装着されており、一方、前左支柱
9Lと中間支柱11との間の搭乗口8には開閉自在なド
ア13が装着され、中間支柱11と後右支柱10Lとの
間は、側窓ガラス装置14が装着され、左右の後支柱1
0L,10R間には後窓ガラス装置15が装着されてい
る。
【0016】左右の前支柱9R,9Lの内向面(各内
側)には支柱長手方向に沿うレール15L,15Rが形
成されていて、このレール15L,15Rにはワイパー
装置16を有する前窓ガラス装置17がローラ18L,
18Rを介して移動自在に嵌合されていて、該前窓ガラ
ス装置17は左右の前支柱9L,9Rのレール15L,
15Rに連通したレールを有する左右の天井杆となるレ
ール部材19L,19Rに沿って移動自在であり、レー
ル部材19L,19Rに前ガラス装置17をほぼ水平に
納めたときには、操縦部の前方が開放される構成とされ
ている。
【0017】右側のレール部材19Rの外側方に旋回台
4が張出ており、この張出部20上には作動油タンク2
1,コントロールバルブ22等が搭載されていてこれら
は開閉自在なカバー部材23で覆われており、更に、右
前支柱9Rと対応する旋回台4の前壁には、ブラケット
24を介してバケット等を有する掘削装置25が上下動
自在でかつ左右揺動自在として装着され、左右のレール
部材19L,19R等は、キャビン7の天井枠を兼用し
ていて屋根パネル26によって覆われている。
【0018】搭乗口8を開閉自在とするドア13は、1
枚ガラスで構成されていて、図1および図6で示す上下
の蝶番27を介してキャビン7に開閉自在として備えら
れており、該ドア13のガラス部には、ドア13の閉じ
状態を保持するドアロック28と該ドア13の開放時の
ロックのためのストライカ29が取付けられている。す
なわち、ドア13はその外周を弾性材からなるウェザー
ストリップ13Aによって縁取りされているだけであ
り、枠組フレーム等はなく、ここに、ドア全面が透視可
能な面部とされていて大きな視界部とされているのであ
る。
【0019】ここで、ガラス(ドア13,窓ガラス1
2,14,15を含む)とは、透明、半透明のガラス材
若しくは硬質樹脂例えばポリカーボネート等をいう。ま
た、ドアロック28とは施錠ボックスに把手付のラッチ
を備えたものであり、該ラッチを出没乃至回動すること
によってドアを固定解放自在にするものであり、キー付
であっても良く、市販のものを採用できる。
【0020】更に、ストライカ29とはドア13を全開
したとき、キャビン側壁に装着している受け30に係脱
自在となるものをいう。また、蝶番27は図8で示すよ
うに蝶番片の一方27Aを中間支柱11にボルト等で固
着し、他方27Bをガラス面にボルト、接着等で固着し
て対の蝶番片27A,28Bを枢軸27Cで開閉自在と
したものを採用できる。
【0021】図7を参照すると、キャビン7の左側(搭
乗口8側)は旋回台4の回転軌跡に沿うべく外方に膨ん
でおり、その膨み部のほぼ頂点近傍にドア13の回動支
点(枢軸27C)を位置させており、望ましくは、図8
で示すように、回動支点27Cは、キャビン7の壁面
(実施例では中間支柱11)より外方へ突出した位置に
設けてあり、該支点27Cを中心にドア13を180度
を超えて回動可能としており、全開したときには、図7
の鎖線で示すように、ドア13が内方に収まった状態で
ストライカ29が受け30に係合して全開姿勢を保持可
能としている。
【0022】キャビン7の左側壁が外方に膨んでいるこ
とから、キャビン7内の側方空間は拡大されていて操縦
空間を大としており、図では、図7で示すように弯曲形
として膨んでいることから、一枚のガラスもこれに沿う
べく弯曲形として膨んでいるのである。なお、外方膨み
は弯曲形が望ましいが、中間支柱11の部分を頂点とし
て前後左支柱9L,10Lと中間支柱11間を平面状に
膨らませたものであっても構わない。
【0023】図4〜図6を参照すると、ドアガラス部に
はその内面(外面でも良い)に前後方向に延伸する金属
製板材31が固着によって装着されており、この板材3
1にドアロック28およびストライカ29が取付けられ
ており、ここに、板材、望ましくは帯板状の板材31は
ドアガラスの補強材として機能しているとともに、ドア
ロック28およびストライカ29の取付部材としても機
能しているのである。
【0024】また、板材31には、図5で示すように乗
降用の手摺32が固着によって備えられているととも
に、上下の蝶番27の蝶番片27B同士を金属製帯板材
33によって互いに連結し、この帯板材33と板材31
との間にわたって図6で示すように筋違い状の手摺32
を設けたものであっても良い。この筋違い状の手摺32
のときは、一枚ガラスのドア13を増強して補強できて
有利となる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、外
観デザイン性が向上し、居住空間を拡大したもとで、部
品の兼用化によるコストダウンができるドアおよびこの
ドアを有するキャビンを装備した旋回作業機を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る旋回作業機の側面図である。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】図1の要部正面図である。
【図4】キャビンの側面図である。
【図5】図4のY−Y断面図である。
【図6】キャビンの他の例を示す側面図である。
【図7】キャビンの平面視断面図である。
【図8】図7のZ部の拡大図である。
【符号の説明】
7 キャビン 8 搭乗口 13 ドア 28 ドアロック 29 ストライカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 那須 仁雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 遠部 光彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2D015 EA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビン(7)の搭乗口(8)を開閉自
    在とするドア(13)を備えている旋回作業機におい
    て、 前記ドア(13)は1枚ガラスで構成されていて蝶番
    (27)を介してキャビン(7)に開閉自在として備え
    られ、該ドア(13)の閉じ状態を保持するドアロック
    (28)と、該ドア(13)の開放時のロックのための
    ストライカ(29)とをドアガラス部に取付けているこ
    とを特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 ドアガラス部に前後方向に延伸した金属
    製板材(31)を装着しており、該金属製板材(31)
    に、ドアロック(28)およびストライカ(29)を取
    付けていることを特徴とする請求項1記載の旋回作業
    機。
  3. 【請求項3】 金属製板材(31)には乗降用の手摺
    (32)を備えていることを特徴とする請求項2記載の
    旋回作業機。
  4. 【請求項4】 キャビン(7)の搭乗口(8)を開閉自
    在とするドア(13)を備えている旋回作業機におい
    て、 前記キャビン(7)は搭乗口(8)側が旋回台(4)の
    回転軌跡に沿うべく外方に膨らんでおり、その膨み部の
    ほぼ頂点近傍にドア(13)の開閉用回動支点(27
    C)を位置させていることを特徴とする旋回作業機。
  5. 【請求項5】 ドア(13)の回動支点(27C)は、
    キャビン(7)の壁面より外方へ突出した位置に設けて
    あり、ドア(13)は180度を超えて回動可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の旋回作業機。
JP10272225A 1998-09-25 1998-09-25 旋回作業機 Pending JP2000096624A (ja)

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JP2012012848A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Kobelco Contstruction Machinery Ltd キャビンのドア

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CN102330528A (zh) * 2010-07-01 2012-01-25 神钢建设机械株式会社 设置在工程机械的驾驶室上的门及驾驶室
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