JP2000095548A - 無機硬化体の製造方法 - Google Patents

無機硬化体の製造方法

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JP2000095548A
JP2000095548A JP33162798A JP33162798A JP2000095548A JP 2000095548 A JP2000095548 A JP 2000095548A JP 33162798 A JP33162798 A JP 33162798A JP 33162798 A JP33162798 A JP 33162798A JP 2000095548 A JP2000095548 A JP 2000095548A
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JP
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weight
parts
cured product
hydraulic material
gypsum
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JP33162798A
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English (en)
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Masaaki Kubo
雅昭 久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/08Slag cements

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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬化に要する時間を短縮することができ、そ
の結果、生産性を高めることができる無機硬化体の製造
方法を提供することにある。 【解決手段】 製鋼スラグと石膏とを主成分とする水硬
性材料(1)を常温で型枠(2)に充填した後、同水硬
性材料(1)を加温して反応させる養生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機硬化体の製造
方法に関し、具体的には、外壁などの建築用板、屋根瓦
などに利用するのに有用な無機硬化体の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、無機硬化体の製造方法として
は、普通ポルトランドセメントを主成分とする水硬性材
料を常温で型枠に充填した後、同水硬性材料を型枠に充
填した状態で養生を行うようにして硬化させるものが知
られていた。
【0003】そして、意匠上、外観上での見栄えなどに
より、必要に応じて、この得られた無機硬化体の表面に
仕上げ塗装がなされるといったものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな無機硬化体の製造方法においては、硬化に要する時
間が10時間以上かかり、結果として、無機硬化体を製
造するのは、1日に1〜2サイクル程度しかできないも
のであって、生産性としては非常に低いものであった。
【0005】また、硬化に要する時間を短縮するため
に、普通ポルトランドセメントに代えて、アルミナセメ
ントなどのような特殊なセメントを用いて、無機硬化体
を製造することも考えられたが、このアルミナセメント
などのような特殊なセメントは非常に高価であるので、
多量に製造するのには実用的なものではなかった。
【0006】本発明は、上記の欠点を除去するためにな
されたもので、その目的とするところは、硬化に要する
時間を短縮することができ、その結果、生産性を高める
ことができる無機硬化体の製造方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
無機硬化体の製造方法は、製鋼スラグと石膏とを主成分
とする水硬性材料(1)を常温で型枠(2)に充填した
後、同水硬性材料(1)を加温して反応させる養生を行
うことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る無機硬化体の製造
方法は、上記型枠(2)として模様付き型枠(3)を使
用して、上記水硬性材料(1)を加温して反応させる養
生を一次養生として行った後、この一次養生を行った硬
化物(4)どうしを積載してから、二次養生を行うこと
を特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る無機硬化体の製造
方法は、上記製鋼スラグと上記石膏との重量比率が、そ
の全量を100とするとき、95:5〜50:50であ
ることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る無機硬化体の製造
方法は、上記水硬性材料(1)に補助成分として補強繊
維が添加されることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る無機硬化体の製造
方法は、上記水硬性材料(1)に減水剤と増粘剤とが添
加され、この増粘剤としては、メチルセルロース、β−
1,3グルカンのうち、少なくとも一方が用いられるこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に係る無機硬化体の製造
方法は、上記製鋼スラグの一部を普通セメントで置き換
えることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7に係る無機硬化体の製造
方法は、上記製鋼スラグの一部を高炉水砕スラグで置き
換えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係る無機硬
化体の製造方法を示した概略図である。図2の(a)
は、本発明の他の一実施形態に係る無機硬化体の製造方
法を示した概略図であり、図2の(b)は、本発明の無
機硬化体の製造方法で得られた無機硬化体を養生してい
る様子を示した概略図である。
【0016】本発明の無機硬化体の製造方法は、図1お
よび図2に示すごとく、製鋼スラグと石膏とを主成分と
する水硬性材料(1)を常温で型枠(2)に充填した
後、同水硬性材料(1)を加温して反応させる養生を行
うものである。
【0017】上記水硬性材料(1)は、製鋼スラグと石
膏とを主成分としているものである。この水硬性材料
(1)としては、図1の〔1〕に示すごとく、例えば、
ミキサー(5)にて充分に混合されて形成されているも
のである。
【0018】上記製鋼スラグは、正確には、「製鋼還元
期スラグ」といわれるものである。この製鋼還元期スラ
グは、製鋼還元工程中に硫黄分を除去するために、カル
シア、アルミナ、蛍石から作られた溶融鉱物であり、常
温では粉化して白色粉末として回収されるものである。
【0019】また、上記石膏は、硫酸カルシウムであ
り、具体的には、無水石膏(CaSO 4 )であってもか
まわないし、焼石膏(CaSO4 ・1/2H2 O)であ
ってもかまわないし、二水石膏(CaSO4 ・2H
2 O)であってもかまわないものである。ただし、無水
石膏の場合、水を添加しても、硬化せずに二水塩に還元
するもので、少量のミョウバンを混入焼成させて水硬性
を持たせることで用いることができるものである。そし
て、二水石膏の場合、水硬性を持たないが、100℃程
度の温度で焼石膏に変化し、水硬性が得られるようにな
るものである。
【0020】さらに、上記水硬性材料(1)に配合する
水の量としては、同水硬性材料(1)を混練して水が分
離しない程度の量に設定するのが好ましいものである。
【0021】上記型枠(2)は、図1の〔2〕および図
2の(a)に示すごとく、上記水硬性材料(1)を充填
するものであり、本発明においては、常温のまま充填さ
れるものである。この型枠(2)の材質としては、例え
ば、アルミなどの金属製のものが使用されるものであ
る。
【0022】上記型枠(2)としては、例えば、図1の
〔2〕および図2の(a)に示すごとく、下型(6)と
上型(7)とに分かれており、下型(6)には必要に応
じて水抜き孔が設けられていてもかまわないものであ
る。また、下型(6)としては、箱状のものであり、上
型(7)としては、板状のものであるが、この下型
(6)と上型(7)との形状は、得ようとする硬化物の
形態に応じて自由自在に設定されるものである。そし
て、この型枠(2)の大きさなども、必要に応じて自由
自在に設定されるものである。
【0023】なお、図1の〔2〕に示すごとく、上記下
型(6)の下面側にヒーター(8)を設けて、上記型枠
(2)に充填した後、上記水硬性材料(1)を加温して
反応させる養生を行うものである。すなわち、本実施形
態では、ヒーター(8)の運転により、下型(6)の下
面側から温め、上記水硬性材料(1)を加温して反応さ
せる養生を行っているものである。この加温とともに、
上記上型(7)を充填された水硬性材料(1)の上面側
から落とすようにして挟み込みプレスしているものであ
る。このようにして、養生が終了すると、無機硬化体が
得られるものである。
【0024】また、図2の(a)に示すごとく、上記上
型(7)に脱水孔(9)が必要に応じて設けられていて
もかまわないものである。そして、上記型枠(2)に上
記水硬性材料(1)を充填した際に、同水硬性材料
(1)と上型(7)との間に脱水布(10)が位置する
ように設けられていてもかまわないものである。なお、
この場合、減圧は、矢印の方向でP2 のごとき行うこと
ができるものである。
【0025】上記加温については、その温度は、具体的
に限定されるものではないものであるが、特に温度が1
00℃を越えるものであると、乾燥が進み過ぎる可能性
が高く、100℃以下の温度に設定するのが好ましいも
のである。
【0026】本発明は、このような製造方法をとること
によって、アルミナセメントのような高価なセメントを
用いることなく、製鋼スラグと石膏とを主成分とする水
硬性材料(1)を常温で型枠(2)に充填した後、同水
硬性材料(1)を加温して反応させるだけで硬化が進
み、そのために、養生の時間としても短縮されるもので
あり、しかも、加温による反応で、ある程度硬化が進ん
でいるので、硬化に要する時間を短縮することができ、
その結果、無機硬化体の製造サイクルも短くなるので、
生産性を高めることができるものである。
【0027】すなわち、本発明は、硬化に要する時間を
短縮することができ、その結果、生産性を高めることが
できるものである。
【0028】特に、上記製鋼スラグと上記石膏との重量
比率が、その全量を100とするとき、95:5〜5
0:50であると、このような重量比率の水硬性材料
(1)を加温して反応させるだけでより一層確実に硬化
が進み、そのために、養生の時間としてもより一層確実
に短縮されるものであり、しかも、加温による反応で、
ある程度硬化が進んでいるので、硬化に要する時間をよ
り一層確実に短縮することができ、その結果、無機硬化
体の製造サイクルも短くなるので、生産性をより一層確
実に高めることができるものである。
【0029】また、図1の〔2〕に示すごとく、上記型
枠(2)として模様付き型枠(3)を使用して、上記水
硬性材料(1)を加温して反応させる養生を一次養生と
して行った後、この一次養生を行った硬化物(4)どう
しを図1の〔3〕に示すごとき積載してから、二次養生
を行うものであると、型枠(2)として模様付き型枠
(3)を使用して、表面に模様を有する無機硬化体を得
ようとする場合、水硬性材料(1)を加温して反応させ
る養生を一次養生として行った硬化物(4)をこの模様
付き型枠(3)から取り出し、表面に模様が付いた同硬
化物(4)どうしを積載しても、表面の模様がつぶれた
り、崩れたりすることなく、同模様が維持され、さら
に、二次養生を行うことでより一層確実に表面の模様が
維持された無機硬化体となるものである。
【0030】さらに、上記水硬性材料(1)に補助成分
として補強繊維が添加されると、この補強繊維の添加に
て、得られる無機硬化体の強度をより一層確実に向上さ
せることができるものであり、同無機硬化体を長期間使
用した際の耐久性としてもより一層確実に良くなるもの
である。
【0031】上記補強繊維としては、通常パルプ粉など
が用いられているが、これに限定されるものではなく、
その他にも、例えば、セルロース系のパルプ繊維、石綿
などの鉱物性繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、ア
クリル、ビニロンなどの有機質の樹脂系繊維、ガラス繊
維、炭素繊維、無機質の金属繊維などを用いることがで
きるものである。
【0032】上記補強繊維の量としては、繊維の種類、
繊維の長さ、繊維の径などに応じて、それぞれ適宜設定
されるものであり、特に制限されるものではないもので
ある。例えば、ビニロンを用いた場合であると、水硬性
材料(1)の全量に対して大略1〜4wt%が適量とな
るものである。
【0033】さらに、上記水硬性材料(1)に減水剤と
増粘剤とが添加され、この増粘剤としては、メチルセル
ロース、β−1,3グルカンのうち、少なくとも一方が
用いられるものであると、減水剤の添加により、速硬化
性能を維持しながら、少量の水で水硬性材料(1)の流
動性を上げることができるために、成形および硬化が容
易になるものである。その上、増粘剤の添加により、水
分と水硬性材料(1)の粉体分との分離がより一層改良
されたものとなるために、成形および硬化の際に表面を
滑らかに形成することができ、その結果、得られる無機
硬化体の外観が美麗なものとなる。そして、増粘剤とし
て、メチルセルロース、β−1,3グルカンのうち、少
なくとも一方が用いられることで、より一層効果的に成
形および硬化の際に表面を滑らかに形成することがで
き、その結果、得られる無機硬化体の外観が確実に美麗
なものとなる。
【0034】なお、上記減水剤としては、AE減水剤、
高性能減水剤、高性能AE減水剤などを挙げることがで
きるものである。
【0035】また、上記製鋼スラグの一部を普通セメン
トで置き換えるものであると、この一部の普通セメント
にて硬化に要する時間を逆に遅延させることができるも
のであり、その結果、生産ライン、生産装置などに応じ
て、置き換える普通セメントの量を適宜変えて、硬化に
要する時間を所望の時間に制御することができるものと
なる。
【0036】上記普通セメントとしては、いわゆる普通
ボルトランドセメントなどをさしているものである。こ
の普通セメントの置き換えの量として、硬化を遅延させ
たい時間に応じて、自由自在に設定することができるも
のであるが、硬化の遅延が著しくならないように、好ま
しくは、水硬性材料(1)の80wt%以下の量に設定
されるものである。
【0037】同様に、上記製鋼スラグの一部を高炉水砕
スラグで置き換えるものであると、この一部の高炉水砕
スラグにて硬化に要する時間を逆に遅延させることがで
きるものであり、その結果、生産ライン、生産装置など
に応じて、置き換える高炉水砕スラグの量を適宜変え
て、硬化に要する時間を所望の時間に制御することがで
きるものとなる。
【0038】上記高炉水砕スラグへの置き換えの量とし
て、硬化を遅延させたい時間に応じて、自由自在に設定
することができるものであるが、硬化の遅延および得ら
れる無機硬化体の強度の低下が著しくならないように、
好ましくは、水硬性材料(1)の50wt%以下の量に
設定されるものである。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げる。
【0040】実施例1 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)90重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)10重量部、水45重量
部を配合した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠
(2)に充填した後、同水硬性材料(1)を50℃に加
温して反応させる養生を行い、時間50分で厚さ5mm
の無機硬化体を得た。
【0041】得られた無機硬化体は、40mm×160
mmのサンプルとして切断され60℃の温度で乾燥した
後、スパン120mmで曲げ強度が調べられ、その結
果、曲げ強度は6.2MPaであった。
【0042】実施例2 水硬性材料(1)を60℃に加温して反応させる養生を
行った以外は、実施例1と同様にして、時間30分で厚
さ5mmの無機硬化体を得た。
【0043】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
3MPaであった。
【0044】実施例3 水硬性材料(1)を70℃に加温して反応させる養生を
行った以外は、実施例1と同様にして、時間20分で厚
さ5mmの無機硬化体を得た。
【0045】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
1MPaであった。
【0046】実施例4 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)70重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)30重量部、水45重量
部を配合した水硬性材料(1)を用い、同水硬性材料
(1)を60℃に加温して反応させる養生を行った以外
は、実施例1と同様にして、時間25分で厚さ5mmの
無機硬化体を得た。
【0047】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
6MPaであった。
【0048】実施例5 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)60重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)40重量部、水45重量
部を配合した水硬性材料(1)を用い、同水硬性材料
(1)を60℃に加温して反応させる養生を行った以外
は、実施例1と同様にして、時間25分で厚さ5mmの
無機硬化体を得た。
【0049】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
2MPaであった。
【0050】実施例6 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)90重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)10重量部、水45重量
部、ビニロン(クラレ社製、ビニロンRM182、繊維
長さ4mm)2重量部を配合した水硬性材料(1)を用
い、同水硬性材料(1)を60℃に加温して反応させる
養生を行った以外は、実施例1と同様にして、時間30
分で厚さ5mmの無機硬化体を得た。
【0051】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は9.
5MPaであった。
【0052】実施例7 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)70重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)30重量部、水45重量
部、ビニロン(クラレ社製、ビニロンRM182、繊維
長さ4mm)2重量部を配合した水硬性材料(1)を用
い、同水硬性材料(1)を60℃に加温して反応させる
養生を行った以外は、実施例1と同様にして、時間30
分で厚さ5mmの無機硬化体を得た。
【0053】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は9.
6MPaであった。
【0054】比較例1 普通ポルトランドセメント(日本セメント社製)100
重量部、水50重量部、パルプ(LBKPを解繊したも
の)5重量部を配合した水硬性材料(1)を用い、同水
硬性材料(1)を60℃に加温して反応させる養生を行
った以外は、実施例1と同様にして、時間10時間〜1
2時間で厚さ5mmの無機硬化体を得た。
【0055】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は9.
5MPaであった。
【0056】比較例2 普通ポルトランドセメント(日本セメント社製)100
重量部、水20重量部、パルプ(LBKPを解繊したも
の)5重量部を配合した水硬性材料(1)を用い、同水
硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行った以外
は、実施例1と同様にして、時間12時間〜14時間で
厚さ5mmの無機硬化体を得た。
【0057】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は8.
5MPaであった。
【0058】比較例3 水硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行った以外
は、実施例1と同様にして、時間4時間〜5時間で厚さ
5mmの無機硬化体を得た。
【0059】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
1MPaであった。
【0060】比較例4 水硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行った以外
は、実施例4と同様にして、時間4時間〜5時間で厚さ
5mmの無機硬化体を得た。
【0061】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は6.
2MPaであった。
【0062】比較例5 水硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行った以外
は、実施例6と同様にして、時間4時間〜5時間で厚さ
5mmの無機硬化体を得た。
【0063】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は9.
7MPaであった。
【0064】比較例6 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)40重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)60重量部、水45重量
部を配合した水硬性材料(1)を用い、同水硬性材料
(1)を60℃に加温して反応させる養生を行った以外
は、実施例1と同様にして、時間30分で厚さ5mmの
無機硬化体を得た。
【0065】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は5.
2MPaであった。
【0066】比較例7 水硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行った以外
は、比較例6と同様にして、時間4時間〜5時間で厚さ
5mmの無機硬化体を得た。
【0067】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は4.
9MPaであった。
【0068】比較例8 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)40重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)60重量部、水45重量
部、ビニロン(クラレ社製、ビニロンRM182、繊維
長さ4mm)2重量部を配合した水硬性材料(1)を用
い、同水硬性材料(1)を20℃の常温にて養生を行っ
た以外は、実施例1と同様にして、時間4時間〜5時間
で厚さ5mmの無機硬化体を得た。
【0069】得られた無機硬化体は、実施例1と同様に
して、曲げ強度が調べられ、その結果、曲げ強度は7.
8MPaであった。
【0070】下記の表1に実施例1〜7と比較例1〜8
で得た無機硬化体における、水硬性材料の配合量(製鋼
スラグ、石膏、普通ポルトランドセメント、ビニロン、
パルプ)と水の配合量、養生の際の温度、同無機硬化体
を得るまでの硬化に要した時間(硬化時間)、曲げ強度
の結果をそれぞれ示してまとめておいた。
【0071】
【表1】
【0072】この表1を見て、上述のことを合わせてみ
ながら、実施例1〜7のものと比較例1〜8のものを比
べてわかるように、硬化に要した時間(硬化時間)にお
いて、実施例1〜7のものが比較例1〜8のものよりも
はるかに短くなっており、アルミナセメントのような高
価なセメントを用いることなく、製鋼スラグと石膏とを
主成分とする水硬性材料(1)を常温で型枠(2)に充
填した後、同水硬性材料(1)を加温して反応させるだ
けで硬化が進み、そのために、養生の時間としても短縮
されるものであり、しかも、加温による反応で、ある程
度硬化が進んでいるので、硬化に要する時間を短縮する
ことができ、その結果、無機硬化体の製造サイクルも短
くなるので、生産性を高めることができるものであると
いえる。
【0073】すなわち、本発明は、硬化に要する時間を
短縮することができ、その結果、生産性を高めることが
できるものであるといえる。
【0074】また、曲げ強度において、実施例1〜5の
ものと実施例6〜7のものとを比べてわかるように、実
施例6〜7のものが実施例1〜5のものよりもはるかに
高い値が得られており、得られる無機硬化体の強度をよ
り一層確実に向上させることができるものであり、同無
機硬化体を長期間使用した際の耐久性としてもより一層
確実に良くなるものであるといえる。
【0075】次に、本発明の他の実施例を挙げる。 実施例8 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)70重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)30重量部、水50重量
部、パルプ(LBKPを解繊したもの)5重量部を配合
した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠(2)と
して採用された模様付き型枠(3)に充填した後、同水
硬性材料(1)を6MPaの圧力で60℃に加温して1
0分反応させる養生を一次養生として行った後、この一
次養生を行った硬化物(4)どうしを図1の〔3〕に示
すごとき積載してから、20℃の常温にて1週間の二次
養生を行い、厚さ10mmの無機硬化体を得た。
【0076】得られた無機硬化体は、その表面を目視に
て観察したところ、模様つぶれは、なかった。
【0077】実施例9 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)80重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)20重量部、水50重量
部、パルプ(LBKPを解繊したもの)5重量部を配合
した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠(2)と
して採用された模様付き型枠(3)に充填した後、同水
硬性材料(1)を6MPaの圧力で60℃に加温して1
0分反応させる養生を一次養生として行った後、実施例
8と同様にして、二次養生を行い、厚さ10mmの無機
硬化体を得た。
【0078】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、なかっ
た。
【0079】実施例10 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)90重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)10重量部、水50重量
部、パルプ(LBKPを解繊したもの)5重量部を配合
した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠(2)と
して採用された模様付き型枠(3)に充填した後、同水
硬性材料(1)を6MPaの圧力で60℃に加温して1
0分反応させる養生を一次養生として行った後、実施例
8と同様にして、二次養生を行い、厚さ10mmの無機
硬化体を得た。
【0080】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、なかっ
た。
【0081】比較例9 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)98重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)2重量部、水50重量
部、パルプ(LBKPを解繊したもの)5重量部を配合
した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠(2)と
して採用された模様付き型枠(3)に充填した後、同水
硬性材料(1)を未硬化のまま模様付き型枠(3)から
取り出して、図1の〔3〕に示すごとき積載してから、
60℃に加温して反応させる養生を行い、厚さ10mm
の無機硬化体を得た。
【0082】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、積載さ
れた下段にややあった。
【0083】比較例10 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)80重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)20重量部、水50重量
部、パルプ(LBKPを解繊したもの)5重量部を配合
した水硬性材料(1)を混練して、常温で型枠(2)と
して採用された模様付き型枠(3)に充填した後、同水
硬性材料(1)を未硬化のまま模様付き型枠(3)から
取り出して、図1の〔3〕に示すごとき積載してから、
20℃の常温にて養生を行い、厚さ10mmの無機硬化
体を得た。
【0084】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、積載さ
れた下段にややあった。
【0085】比較例11 普通ポルトランドセメント(日本セメント社製)100
重量部、水50重量部、パルプ(LBKPを解繊したも
の)5重量部を配合した水硬性材料(1)を混練して、
常温で型枠(2)として採用された模様付き型枠(3)
に充填した後、同水硬性材料(1)を未硬化のまま模様
付き型枠(3)から取り出して、図1の〔3〕に示すご
とき積載してから、60℃に加温して反応させる養生を
行い、厚さ10mmの無機硬化体を得た。
【0086】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、積載さ
れた全段にあった。
【0087】比較例12 普通ポルトランドセメント(日本セメント社製)100
重量部、水20重量部、パルプ(LBKPを解繊したも
の)5重量部を配合した水硬性材料(1)を混練して、
常温で型枠(2)として採用された模様付き型枠(3)
に充填した後、同水硬性材料(1)を未硬化のまま模様
付き型枠(3)から取り出して、図1の〔3〕に示すご
とき積載してから、20℃の常温にて養生を行い、厚さ
10mmの無機硬化体を得た。
【0088】得られた無機硬化体は、実施例8と同様に
して、目視にて観察したところ、模様つぶれは、積載さ
れた全段に顕著にあった。
【0089】なお、実施例8〜10と比較例9〜12に
おいて、積載した際の水硬性材料(1)の段数は、硬化
物(4)であっても、未硬化のままであっても、いずれ
にしても30枚、すなわち、30段とした。
【0090】下記の表2に実施例8〜10と比較例9〜
12で得た無機硬化体における、水硬性材料の配合量
(製鋼スラグ、石膏、普通ポルトランドセメント、パル
プ)と水の配合量、養生の際の温度、模様つぶれの有無
の結果をそれぞれ示してまとめておいた。
【0091】
【表2】
【0092】この表2を見て、上述のことを合わせてみ
ながら、実施例8〜10のものと比較例9〜12のもの
を比べてわかるように、模様つぶれの有無において、実
施例8〜10のものが比較例9〜12のものよりもはる
かに良い結果を得ており、型枠(2)として模様付き型
枠(3)を使用して、表面に模様を有する無機硬化体を
得ようとする場合、水硬性材料(1)を加温して反応さ
せる養生を一次養生として行った硬化物(4)をこの模
様付き型枠(3)から取り出し、表面に模様が付いた同
硬化物(4)どうしを積載しても、表面の模様がつぶれ
たり、崩れたりすることなく、同模様が維持され、さら
に、二次養生を行うことでより一層確実に表面の模様が
維持された無機硬化体となるものであるといえる。
【0093】さらに、下記のように、実施例11〜26
と比較例13〜19を行った。まず、実施例11〜18
について説明する。
【0094】実施例11 製鋼スラグ(愛知製鋼社から入手)90重量部、石膏
(石原産業社製、チタン石膏)10重量部、ビニロン
(クラレ社製、RM182X6)2重量部、水30重量
部、減水剤として高性能AE減水剤(花王社製、マイテ
イ21VS)0.5重量部、メチルセルロース(信越化
学社製)0.2重量部を配合した水硬性材料(1)をプ
ラネタリーミキサーにて約5分間混練して、図2の
(a)に示すごとき型枠(2)に充填した後、P1 =4
MPaの圧力で加圧脱水し、図2の(b)に示すごとき
受け板(11)に成形された水硬性材料(1)を置き、
同水硬性材料(1)を60℃に加温して反応させる蒸気
養生を行い、時間60分で無機硬化体を得た。
【0095】得られた無機硬化体は、重ねた状態で湿空
中で1週間放置した後、2週間乾燥させて、外観を目視
にて観察し、40mm×150mmのサンプルとして切
断された後、スパン100mmで曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は9.8MPa
であった。
【0096】実施例12 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチル
セルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0097】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は10.1MP
aであった。
【0098】実施例13 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)27重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
3重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)7
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチル
セルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0099】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は9.7MPa
であった。
【0100】実施例14 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、高炉水砕スラグ(新日化社製、エスメント)
50重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチ
ルセルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0101】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は9.5MPa
であった。
【0102】実施例15 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水35重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチ
ルセルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0103】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は8.2MPa
であった。
【0104】実施例16 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水40重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチ
ルセルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0105】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は7.3MPa
であった。
【0106】実施例17 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水35重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチル
セルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0107】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は8.5MPa
であった。
【0108】実施例18 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水40重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、メチル
セルロース(信越化学社製)0.2重量部とした以外
は、実施例11と同様にして、無機硬化体を得た。
【0109】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は7.1MPa
であった。
【0110】下記の表3に実施例11〜18で得た無機
硬化体における、水硬性材料の配合量(製鋼スラグ、石
膏、普通ポルトランドセメント、高炉水砕スラグ、ビニ
ロン、高性能AE減水剤、メチルセルロース)と水の配
合量について、さらに、外観の様子、曲げ強度の結果を
それぞれ示してまとめておいた。ただし、高性能AE減
水剤の項目は、表3中では、AE減水剤と記している。
【0111】
【表3】
【0112】次に、実施例19〜26について説明す
る。実施例19 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0113】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は10.2MP
aであった。
【0114】実施例20 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0115】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は10.3MP
aであった。
【0116】実施例21 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)27重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
3重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)7
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0117】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は10.1MP
aであった。
【0118】実施例22 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、高炉水砕スラグ(新日化社製、エスメント)
50重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水30重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0119】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は10.0MP
aであった。
【0120】実施例23 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水35重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0121】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は8.5MPa
であった。
【0122】実施例24 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水40重量部、減水剤として高性能AE減水
剤(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0123】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は7.6MPa
であった。
【0124】実施例25 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水35重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。得られた無機硬化体は、実施例11と同
様にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べら
れ、その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は8.8M
Paであった。
【0125】実施例26 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水40重量部、減水剤として高性能AE減水剤
(花王社製、マイテイ21VS)0.5重量部、β−
1,3グルカン(武田薬品工業社製、ビオポリー)0.
4重量部とした以外は、実施例11と同様にして、無機
硬化体を得た。
【0126】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は美麗であり、曲げ強度は7.4MPa
であった。
【0127】下記の表4に実施例19〜26で得た無機
硬化体における、水硬性材料の配合量(製鋼スラグ、石
膏、普通ポルトランドセメント、高炉水砕スラグ、ビニ
ロン、高性能AE減水剤、β−1,3グルカン)と水の
配合量について、さらに、外観の様子、曲げ強度の結果
をそれぞれ示してまとめておいた。ただし、高性能AE
減水剤の項目は、表4中では、AE減水剤と記してい
る。
【0128】
【表4】
【0129】それから、比較例13〜19について説明
する。比較例13 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水30重量部とした以外は、実施例11と同
様にして、無機硬化体を得た。
【0130】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面に未充填部があり、曲げ強度は
7.5MPaであった。
【0131】比較例14 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水30重量部とした以外は、実施例11と同様
にして、無機硬化体を得た。
【0132】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面に未充填部があり、曲げ強度は
7.7MPaであった。
【0133】比較例15 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、高炉水砕スラグ(新日化社製、エスメント)
50重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水30重量部とした以外は、実施例11と同
様にして、無機硬化体を得た。
【0134】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面に未充填部があり、曲げ強度は
7.3MPaであった。
【0135】比較例16 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水35重量部とした以外は、実施例11と同
様にして、無機硬化体を得た。
【0136】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面にアバタがあり、曲げ強度は7.
0MPaであった。
【0137】比較例17 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)90重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
10重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)
2重量部、水40重量部とした以外は、実施例11と同
様にして、無機硬化体を得た。
【0138】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面に荒れがあり、曲げ強度は5.8
MPaであった。
【0139】比較例18 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水35重量部とした以外は、実施例11と同様
にして、無機硬化体を得た。
【0140】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面にアバタがあり、曲げ強度は6.
9MPaであった。
【0141】比較例19 水硬性材料(1)の配合を製鋼スラグ(愛知製鋼社から
入手)45重量部、石膏(石原産業社製、チタン石膏)
5重量部、普通ポルトランドセメント(新日化社製)5
0重量部、ビニロン(クラレ社製、RM182X6)2
重量部、水40重量部とした以外は、実施例11と同様
にして、無機硬化体を得た。
【0142】得られた無機硬化体は、実施例11と同様
にして、外観を目視にて観察し、曲げ強度が調べられ、
その結果、外観は表面に荒れがあり、曲げ強度は6.0
MPaであった。
【0143】下記の表5に比較例13〜19で得た無機
硬化体における、水硬性材料の配合量(製鋼スラグ、石
膏、普通ポルトランドセメント、高炉水砕スラグ、ビニ
ロン、高性能AE減水剤、メチルセルロース、β−1,
3グルカン)と水の配合量について、さらに、外観の様
子、曲げ強度の結果をそれぞれ示してまとめておいた。
ただし、高性能AE減水剤の項目は、表5中では、AE
減水剤と記している。
【0144】
【表5】
【0145】上述の実施例11〜26と比較例13〜1
9のことと表3〜表5とを見ながら、実施例11〜26
と比較例13〜19とを比べてみると、外観の様子、曲
げ強度のいずれの項目においても、減水剤と増粘剤が添
加された実施例11〜26のものが、減水剤と増粘剤と
のいずれも配合されていない比較例13〜19のものよ
りも、少なくとも同じか上回っており、これらの点か
ら、減水剤の添加により、速硬化性能を維持しながら、
少量の水で水硬性材料(1)の流動性を上げることがで
きるために、成形および硬化が容易になるものであると
いえる。その上、増粘剤の添加により、水分と水硬性材
料(1)の粉体分との分離がより一層改良されたものと
なるために、成形および硬化の際に表面を滑らかに形成
することができ、その結果、得られる無機硬化体の外観
が美麗なものとなるといえる。そして、増粘剤として、
メチルセルロース、β−1,3グルカンのうち、少なく
とも一方が用いられることで、より一層効果的に成形お
よび硬化の際に表面を滑らかに形成することができ、そ
の結果、得られる無機硬化体の外観が確実に美麗なもの
となるといえる。
【0146】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る無機硬化体の製
造方法によると、アルミナセメントのような高価なセメ
ントを用いることなく、製鋼スラグと石膏とを主成分と
する水硬性材料(1)を常温で型枠(2)に充填した
後、同水硬性材料(1)を加温して反応させるだけで硬
化が進み、そのために、養生の時間としても短縮される
ものであり、しかも、加温による反応で、ある程度硬化
が進んでいるので、硬化に要する時間を短縮することが
でき、その結果、無機硬化体の製造サイクルも短くなる
ので、生産性を高めることができるものである。
【0147】すなわち、本発明は、硬化に要する時間を
短縮することができ、その結果、生産性を高めることが
できるものである。
【0148】本発明の請求項2に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1記載の場合に加えて、型枠
(2)として模様付き型枠(3)を使用して、表面に模
様を有する無機硬化体を得ようとする場合、水硬性材料
(1)を加温して反応させる養生を一次養生として行っ
た硬化物(4)をこの模様付き型枠(3)から取り出
し、表面に模様が付いた同硬化物(4)どうしを積載し
ても、表面の模様がつぶれたり、崩れたりすることな
く、同模様が維持され、さらに、二次養生を行うことで
より一層確実に表面の模様が維持された無機硬化体とな
るものである。
【0149】本発明の請求項3に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1または請求項2記載の場合に加
えて、このような重量比率の水硬性材料(1)を加温し
て反応させるだけでより一層確実に硬化が進み、そのた
めに、養生の時間としてもより一層確実に短縮されるも
のであり、しかも、加温による反応で、ある程度硬化が
進んでいるので、硬化に要する時間をより一層確実に短
縮することができ、その結果、無機硬化体の製造サイク
ルも短くなるので、生産性をより一層確実に高めること
ができるものである。
【0150】本発明の請求項4に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1ないし請求項3何れか記載の場
合に加えて、この補強繊維の添加にて、得られる無機硬
化体の強度をより一層確実に向上させることができるも
のであり、同無機硬化体を長期間使用した際の耐久性と
してもより一層確実に良くなるものである。
【0151】本発明の請求項5に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1ないし請求項4何れか記載の場
合に加えて、減水剤の添加により、速硬化性能を維持し
ながら、少量の水で水硬性材料(1)の流動性を上げる
ことができるために、成形および硬化が容易になるもの
である。その上、増粘剤の添加により、水分と水硬性材
料(1)の粉体分との分離がより一層改良されたものと
なるために、成形および硬化の際に表面を滑らかに形成
することができ、その結果、得られる無機硬化体の外観
が美麗なものとなる。そして、増粘剤として、メチルセ
ルロース、β−1,3グルカンのうち、少なくとも一方
が用いられることで、より一層効果的に成形および硬化
の際に表面を滑らかに形成することができ、その結果、
得られる無機硬化体の外観が確実に美麗なものとなる。
【0152】本発明の請求項6に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1ないし請求項5何れか記載の場
合に加えて、この一部の普通セメントにて硬化に要する
時間を逆に遅延させることができるものであり、その結
果、生産ライン、生産装置などに応じて、置き換える普
通セメントの量を適宜変えて、硬化に要する時間を所望
の時間に制御することができるものとなる。
【0153】本発明の請求項7に係る無機硬化体の製造
方法によると、請求項1ないし請求項5何れか記載の場
合に加えて、この一部の高炉水砕スラグにて硬化に要す
る時間を逆に遅延させることができるものであり、その
結果、生産ライン、生産装置などに応じて、置き換える
高炉水砕スラグの量を適宜変えて、硬化に要する時間を
所望の時間に制御することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無機硬化体の製造方
法を示した概略図である。
【図2】(a)は、本発明の他の一実施形態に係る無機
硬化体の製造方法を示した概略図であり、(b)は、本
発明の無機硬化体の製造方法で得られた無機硬化体を養
生している様子を示した概略図である。
【符号の説明】
1 水硬性材料 2 型枠 3 模様付き型枠 4 硬化物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C04B 16:06 24:38) 111:20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製鋼スラグと石膏とを主成分とする水硬
    性材料を常温で型枠に充填した後、同水硬性材料を加温
    して反応させる養生を行うことを特徴とする無機硬化体
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記型枠として模様付き型枠を使用し
    て、上記水硬性材料を加温して反応させる養生を一次養
    生として行った後、この一次養生を行った硬化物どうし
    を積載してから、二次養生を行うことを特徴とする請求
    項1記載の無機硬化体の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記製鋼スラグと上記石膏との重量比率
    が、その全量を100とするとき、95:5〜50:5
    0であることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の無機硬化体の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記水硬性材料に補助成分として補強繊
    維が添加されることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3何れか記載の無機硬化体の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記水硬性材料に減水剤と増粘剤とが添
    加され、この増粘剤としては、メチルセルロース、β−
    1,3グルカンのうち、少なくとも一方が用いられるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4何れか記載の無
    機硬化体の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記製鋼スラグの一部を普通セメントで
    置き換えることを特徴とする請求項1ないし請求項5何
    れか記載の無機硬化体の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記製鋼スラグの一部を高炉水砕スラグ
    で置き換えることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    何れか記載の無機硬化体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105888113A (zh) * 2016-05-26 2016-08-24 重庆河邦建材有限公司 纤维石膏填充箱及制备工艺

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