JP2000090767A - 携帯用電子回路装置のスイッチ構造 - Google Patents

携帯用電子回路装置のスイッチ構造

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JP2000090767A
JP2000090767A JP10258139A JP25813998A JP2000090767A JP 2000090767 A JP2000090767 A JP 2000090767A JP 10258139 A JP10258139 A JP 10258139A JP 25813998 A JP25813998 A JP 25813998A JP 2000090767 A JP2000090767 A JP 2000090767A
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JP
Japan
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switch
tact switch
rubber cover
tact
pressing
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Application number
JP10258139A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Suda
和彦 須田
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラバーカバーに設けた押圧操作部を押動してタ
クトスイッチを操作するときのそのスイッチに対する押
圧荷重の調整を容易に行なうことができるようにする。 【解決手段】 ラバーカバー12のスイッチ押圧操作部
13の裏側に、タクトスイッチ3のノブ8を挟んでほぼ
対称に位置され、かつ上記タクトスイッチ3を避けて回
路基板4に接近又は当接される操作荷重調整用リブ14
をラバーカバー12と一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車ドア
の開閉あるいはエンジンの起動・停止等の操作を遠隔操
作で行なうときに使用する携帯用電子回路装置のスイッ
チ構造であって、特にラバーカバーに設けた押圧操作部
を押動してタクトスイッチを操作するときのそのスイッ
チに対する押圧荷重の調整を容易に行なうことができる
ようにした携帯用電子回路装置のスイッチ構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車ドアの開閉、エンジンの始動・停
止等を遠隔操作で行なうために使用される従来の携帯用
送信機に代表される携帯用電子回路装置のスイッチ構造
の従来例として、例えば図6で示す如き構造がある。即
ちこの従来例は、上下に重なり合うロアケース1とアッ
パケース2とからなる内部にタクトスイッチ3を取付け
支持してなる回路基板4を内装し、さらに上記ロアケー
ス1とアッパケース2とで、回路基板4及びタクトスイ
ッチ3の上側に位置される防水用ラバーカバー5を挟持
させ、上記ロアケース1、アッパケース2、回路基板
4、ラバーカバー5の各部材を、ロアケース1を貫通
し、アッパケース2に螺着される取付ねじ6を用いて一
体に結合させている。
【0003】また上記ラバーカバー5には、上記タクト
スイッチ3上に位置されると共に、アッパケース2の窓
部2aから露出されている断面略冠形状のスイッチ押圧
操作部7が形成されていて、このスイッチ操作部7を窓
部2aを通して押圧することにより、このスイッチ押圧
操作部7を介してタクトスイッチ3のノブ8が押下され
てスイッチが起動される構成となっている。なお11
は、ロアケース1内で保持されるバッテリーを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成の携帯用電子回路装置のスイッチ構造では、スイッ
チ押圧操作部7の内側面9と回路基板4の表面10との
間隙が大きく設定されているために、スイッチ押圧操作
部7の押動ストローク幅が大きくなり、このためにスイ
ッチ押圧操作部7を押動したとき、タクトスイッチ3の
オンに必要な押圧力のバラツキにより、必要以上の過大
な押圧荷重が必要になったり、また少し押圧しただけで
オンしてしまったりすることがあり、スイッチの品質性
能をあらわす操作性が低下するという問題点があった。
【0005】また従来の携帯用電子回路装置のスイッチ
構造にあっては、例えばスイッチ押圧操作部7の経年変
形等によりスイッチ押圧操作部7の裏側面とタクトスイ
ッチノブ8との当接面が常時接触した状態となり、スイ
ッチ押圧操作部7に触れただけでオンしてしまうという
問題点もあった。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に着目してな
されたもので、ラバーカバーに設けたスイッチ押圧操作
部を介してタクトスイッチのノブを押動操作するスイッ
チ構造において、タクトスイッチのオン操作に必要な押
圧力をタクトスイッチ自体に手を加えずに調整可能に
し、かつそのスイッチ押圧操作部とタクトスイッチノブ
との間の間隔を確保せしめて、そのスイッチ押圧操作部
の経時的変形等に伴なうタクトスイッチの押圧ストロー
クの大幅な変化を防止して、スイッチの動作信頼性を高
めることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1では、ロアケースとアッパケースと
からなる送信機ケースの内部に、タクトスイッチを取付
けた回路基板を内装し、さらにそのタクトスイッチのノ
ブ上に位置するスイッチ押圧操作部を一体に形成してな
るラバーカバーを上記ロアケースとアッパケースとによ
り挟持固定してなる携帯用電子回路装置のスイッチ構造
において、上記ラバーカバーのスイッチ押圧操作部の裏
側に、タクトスイッチのノブを挟んでほぼ対称に位置さ
れ、かつ上記タクトスイッチを避けて回路基板に接近又
は当接される操作荷重調整用リブをラバーカバーと一体
に形成した携帯用電子回路装置のスイッチ構造であるこ
とを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す各実施
形態に基いて詳細に説明する。
【0009】図1、図2は、自動車のドアの開閉、エン
ジンの始動・停止等を遠隔操作で行なうために使用する
携帯用送信機の平面及びその断面を示すものであって、
この携帯用送信機のラバーカバー12を除く他のスイッ
チ構成部材は、従来例で説明した携帯用送信機と変りな
いので、その同一構成部材については、従来例と同一の
符号を付してその構造説明は省略する。すなわち本発明
に係る携帯用送信機は、図3で示す構成部材からなって
おり、その構成部材の中のラバーカバー12の構成に特
徴がある。
【0010】このラバーカバー12には、回路基板4上
に取付けられているタクトスイッチ3上に位置される断
面略冠形状のスイッチ押圧操作部13がラバーカバー1
2と一体に形成されている。中央横断面図では、スイッ
チ押圧操作部13が1個所にしか図示されないが、かか
るスイッチ押圧操作部13は、実際には図1で示すよう
に、複数個所に設けられており、さらにこれらのスイッ
チ押圧操作部13に対応する不図示のタクトスイッチが
回路基板4上に配設されているものである。
【0011】またラバーカバー12の裏面であって、上
記スイッチ押圧操作部13に接近する位置にはタクトス
イッチ3を避け、かつそのタクトスイッチ3を挟むよう
にして対称に位置される操作荷重調整用リブ14がラバ
ーカバー12と一体に成形されている。これら操作荷重
調整用リブ14は、上記スイッチ押圧操作部13を介し
てタクトスイッチ3を押圧するときのタクトスイッチ3
への押圧荷重を、リブ14の厚み、長さ等を調整するこ
とによって適宜量に調整するためのものであって、その
操作荷重調整用リブ14の突出長(L)は、そのラバー
カバー12を他の構成部材と共にロアケース1とアッパ
ケース2との内部に組付けたとき、その操作荷重調整用
リブ14の突出先端が回路基板4の表面に接近するか又
は当接するように設定する。またその形状は、上記押圧
荷重を規制し得る形状であればよく、例えば図5の
(イ)〜(ハ)に示す如く、タクトスイッチ3を挟ん
で、対設される平面外向きのコ字形14A又は平面内向
きのコ字形14B又はタクトスイッチ3の周囲を囲む平
面ロ字形14C等適宜設定することができる。
【0012】またその操作荷重調整用リブ14の応力を
増大せしめるには、図5(ハ)で示すようにタクトスイ
ッチ3の周囲を囲む形状とし、さらにはその操作荷重調
整用リブ14の肉厚を大きく設定すればよく、またそれ
とは逆に操作荷重調整用リブ14の応力を弱めるために
は、図5(イ)、(ロ)で示すように操作荷重調整用リ
ブ14の一部を切欠するとか、その肉厚を薄く設定する
ことにより、タクトスイッチ3のノブ8の操作荷重に適
した応力の操作荷重調整用リブを設けることができる。
【0013】このように上記実施形態にあっては、タク
トスイッチ3上に被せられているラバーカバー12を介
して、そのタクトスイッチ3を押動操作するスイッチ構
造において、そのラバーカバー12の裏側に、タクトス
イッチ3に作用する操作荷重を規制する操作荷重調整用
リブ14をラバーカバー12と一体に設けたものである
から、スイッチ押圧操作部の剛性を調整でき、またラバ
ーカバーの経年変形等による押圧操作面とスイッチノブ
8との当接面を常時隔設できるので、耐久性及び動作信
頼性に優れた携帯用送信機スイッチ構造の提供が可能で
ある。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の携帯用電子回路装
置のスイッチ構造によれば、ラバーカバーのリブを調整
するのみでタクトスイッチの押圧操作力を適切に調整で
きるようになる。またラバーカバーの押圧操作面とノブ
との当接面が常に隔間しているので、タクトスイッチの
ノブに作用する押圧操作荷重の過大付与を抑止すること
ができ、該タクトスイッチの破損等を未然に防止するこ
とが可能となり、また押圧時のストロークが必要にな
り、このために押圧操作面に触れるだけでオンすること
がなくなるという作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる携帯用送信機スイッチ構造の平
面図。
【図2】図1における本発明よりなる携帯用送信機スイ
ッチ構造の中央部横断面図。
【図3】本発明よりなる携帯用送信機スイッチ構造の分
解説明図。
【図4】本発明よりなる携帯用送信機スイッチ構造の他
の実施形態を示した要部拡大断面図。
【図5】(イ)、(ロ)、(ハ)は操作荷重調整用リブ
の各実施形態を示した説明図。
【図6】従来の携帯用送信機スイッチ構造を示した断面
図。
【符号の説明】
1…ロアケース 2…アッパケース 3…タクトスイッチ 4…回路基板 6…取付ねじ 7…スイッチ押圧操作部 8…ノブ 9…スイッチ押圧操作部内側面 10…回路基板表面 11…バッテリー 12…ラバーカバー 13…スイッチ押圧操作部 14…操作荷重調整用リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアケース(1)とアッパケース(2)
    とからなる送信機ケースの内部に、タクトスイッチ
    (3)を取付けた回路基板(4)を内装し、さらにその
    タクトスイッチ(3)のノブ(8)上に位置するスイッ
    チ押圧操作部(13)を一体に形成してなるラバーカバ
    ー(12)を上記ロアケース(1)とアッパケース
    (2)とにより挟持固定してなる携帯用電子回路装置の
    スイッチ構造において、上記ラバーカバー(12)のス
    イッチ押圧操作部(13)の裏側に、タクトスイッチ
    (3)のノブ(8)を挟んでほぼ対称に位置され、かつ
    上記タクトスイッチ(3)を避けて回路基板(4)に接
    近又は当接される操作荷重調整用リブ(14)をラバー
    カバー(12)と一体に形成したことを特徴とする携帯
    用電子回路装置のスイッチ構造。
JP10258139A 1998-09-11 1998-09-11 携帯用電子回路装置のスイッチ構造 Pending JP2000090767A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104505290A (zh) * 2014-11-14 2015-04-08 宁波公牛电器有限公司 自复位墙壁开关

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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