JP2000089352A - インスタントフイルムパック - Google Patents

インスタントフイルムパック

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JP2000089352A
JP2000089352A JP10254722A JP25472298A JP2000089352A JP 2000089352 A JP2000089352 A JP 2000089352A JP 10254722 A JP10254722 A JP 10254722A JP 25472298 A JP25472298 A JP 25472298A JP 2000089352 A JP2000089352 A JP 2000089352A
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Japan
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unit
exposure
film
exposure opening
film unit
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JP10254722A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takatori
徹也 高取
Tomoyuki Takahashi
知之 高橋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット支持突起により最下層のフイルムユ
ニットを円弧状に押圧することでクロー部材の掻き出し
時フイルムユニットが座窟して排出不良となることを防
止する。 【解決手段】 フイルムパックには、露光開口18に対
峙する面に、露光開口18に向けて円弧状に突出した円
弧面をもったユニット支持突起12dが設けられてい
る。ユニット支持突起12dには、円弧面のうちのフイ
ルムユニットのトラップ部と露光部との間に対応する部
分に、その円弧面から露光開口18に向けて突出した押
圧部12eが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インスタントカメ
ラ等に装填して用いられ、内部に自己現像処理型のフイ
ルムユニットを複数枚収納したインスタントフイルムパ
ックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インスタントフイルムパック(以下、
「フイルムパック」と称す)は、例えば特開平7−20
9814号公報に記載されているように、箱状をしたプ
ラスチック製の遮光容器(ハードケース)の中に矩形状
をしたモノシートタイプの自己現像処理型フイルムユニ
ット(以下、フイルムユニットという)を複数枚重ねて
収納したものである。
【0003】図4に示すように、フイルムユニット1
は、露光部1a、現像処理液ポッド1b、及びトラップ
部1cとを持っている。露光部1aは、露光面となる感
光層、白色の拡散反射層、及びバック面となる受像層と
から構成されている。現像処理液ポッド1bは、露光部
1aに対して排出方向側に設けられ、現像処理液が封入
されている。感光層と受像層との間に現像処理液が展開
されると、感光層に記録された潜像が拡散反射層を通し
てポジ像として受像層に転写される。受像層に転写され
た像は、露光面とは反対側の面からポジ像として観察さ
れる。トラップ部1cは、露光部1aに対して排出方向
の逆側に設けられ、現像処理液ポッド1bから感光層と
受像層との間に展開して余った現像処理液を捕捉して硬
化させる。露光部1aの厚みは、現像液ポッド1b及び
トラップ部1cよりも薄くなっている。
【0004】フイルムパック2には、カメラに装填され
たときに被写体光をフイルムユニットの露光部1aに入
射させるための露光開口2aが形成されている。この露
光開口2aは、通常はフイルムユニット1の最上層に載
せられた遮光カバー3によって遮光されている。遮光カ
バー3及び露光済のフイルムユニット1は、露光開口2
aを設けた面に直交する面に設けられた排出口2bから
排出される。
【0005】フイルムパック2の露光開口2aに対峙す
る面には、孔2c,2dが開いている。それらの孔2
c,2dは、通常はフイルムパック2に設けた弾性自在
の遮光シート4で遮光されている。このフイルムパック
2をカメラに装填すると、図5に示すように、孔2c,
2dにはカメラの裏蓋に設けた押し上げ部材5が入って
くる。遮光シート4は2枚のシート4a,4bで構成さ
れている。押し上げ部材5は、遮光シート4を介してフ
イルムユニット1を最下層から露光開口2aに向けて押
して、複数枚のフイルムユニット1をその中央部が露光
開口2aに向けて凸となるように円弧状に押し上げる。
これにより、撮影済のフイルムユニット1を排出後に次
のフイルムユニット1を露光開口2aにセットする。
【0006】ところで、カメラに装填する前に、フイル
ムパック2の露光開口2aを通して遮光カバー3を押す
と、露光部1aと現像液ポッド1b又はトラップ部1c
との厚みの差によって露光部1aとなる中央が凹み、遮
光カバー3と露光開口2aとの間に隙間が発生し、この
隙間から外光が進入してフイルムユニット1を露光して
しまう恐れがある。これを防止するために特開平7−1
59932号公報では、露光開口2aに対峙する面で、
且つ遮光シート4の両側に、円弧状のユニット支持突起
6を一対設けている。一対のユニット支持突起6は、現
像液ポッド1b及びトラップ部1cの両端部と中央部の
露光部1aとの厚みの差の相違からくる最下層のフイル
ムユニット1の湾曲に対応した円弧状で形成されてい
る。これにより、カメラに装填していない状態でもフイ
ルムユニット1をその中央部が露光開口2aに向けて凸
となるように円弧状に押し上げるため、複数枚のフイル
ムユニット1の厚みとユニット支持突起6の突出量によ
って遮光カバー3の押し下げが規制されるので、露光開
口2aとの間にできる隙間はごく僅かとなり、たとえ隙
間ができてもパック2の内部に進入した外光がフイルム
ユニット1を誤って露光してしまうことがない。
【0007】上記公報記載のフイルムパック2では、カ
メラに装填する前ではユニット支持突起6が最下層のフ
イルムユニット1を円弧状に押し上げた状態となり、ま
た、カメラに装填すると、カメラの押し上げ部材5の押
し上げにより一方のシート4bがユニット支持突起6の
間で最下層のフイルムユニットの裏面に押し付けられそ
のフイルムユニット1の湾曲に沿うように弾性変形され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】撮影後には、カメラ側
のクロー部材7がフイルムパック2の切欠8から内部に
入り込み露光開口2aにセットされたフイルムユニット
1のうちのトラップ部1cの下端部に係合し、そのフイ
ルムユニット1を排出口2bに向けて掻き出す。このと
き、最上層のフイルムユニット1には、カメラ側の押し
上げ部材5の押し上げにより背後から大きな負荷がかか
っている。この負荷は、背後のフイルムユニット1が中
央部を露光開口2aに向けて凸となる円弧状に反ってい
るため、フイルムユニット1の中央部付近に大きく作用
し、排出方向に向けて掻き出すときの抵抗となる。この
ため、特に最初のフイルムユニット1は、下端からクロ
ー部材7の掻き出しを行うと、前述した抵抗によりトラ
ップ部1cと露光部1aとの間の部分が露光開口2aと
は逆側に向けて凸に屈曲する座屈が生じてしてしまう。
そして、そのままクロー部材7の掻き出しが行われると
トラップ部1cが折り返されてしまってクロー部材7と
トラップ部1cとの係合が解除され排出することができ
ない恐れがあった。
【0009】本発明は、クロー部材によりフイルムユニ
ットの掻き出し不良を防止したフイルムパックを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフイルムパックでは、ユニット支持突起の
円弧面のうちのフイルムユニットのトラップ部と露光部
との間に対応する部分に、その円弧面から前記露光開口
に向けて突出した押圧部を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のフイルムパックの構造を
示す図2において、フイルムパック10は、ケース本体
11と蓋12とからなるケースの中に、遮光カバー1
3、複数枚のフイルムユニット14、及び遮光シート1
5を収納した構成となっている。
【0012】ケース本体11の前面には、被写体光をフ
イルムユニット14へ露光させるための露光開口18が
形成されている。露光開口18には、周知のクロー部材
が入り込む切欠19が設けらている。また、ケース本体
11の上面には、露光済のフイルムユニット14を排出
するためのスリット状の排出口20が形成されている。
この排出口20からは、フイルムユニット14の他、遮
光カバー13も排出される。この排出口20は、軟質の
遮光シール21で外部から塞がれている。遮光シール2
1は、遮光カバー13、及びフイルムユニット14の排
出を邪魔することないように、排出口20の長辺側の一
縁だけが貼り付けられている。遮光カバー13は、露光
開口18に最初にセットされるフイルムユニット14の
上に重ねられており、露光開口18を塞いでいる。
【0013】図2に示すように、フイルムユニット14
は、露光部14a、現像処理液ポッド14b、及びトラ
ップ部14cとを持っている。露光部14aは、露光面
となる感光層、白色の拡散反射層、及びバック面となる
受像層とから構成されている。現像処理液ポッド14b
は、露光部14aに対して排出方向側に設けられ、現像
処理液が封入されている。感光層と受像層との間に現像
処理液が展開されると、感光層に記録された潜像が拡散
反射層を通してポジ像として受像層に転写される。受像
層に転写された像は、露光部14aとは反対側の面から
ポジ像として観察される。トラップ部14cは、露光部
14aに対して排出方向の逆側に設けられ、現像処理液
ポッド14bから感光層と受像層との間に展開して余っ
た現像処理液を捕捉して硬化させる。露光部14aの厚
みは、現像液ポッド14b及びトラップ部14cよりも
薄くなっている。このフイルムユニット14は、最後ま
で1枚のシートとして取り扱うことができる縦長矩形を
したモノシートタイプとなっており、露光面が縦長でそ
の長辺方向に沿って排出される。
【0014】蓋12には、2つの孔12a,12bと、
2つのユニット支持突起12c,12dとが設けられて
おり、露光開口18に対峙するようにケース本体11に
取り付けられる。2つの孔12a,12bは、蓋12の
上下に所定間隔離して設けられおり、カメラに装填され
たときにカメラ側に設けた押し上げ部材がパック10の
内部に向けて入り込むときの入口となる。
【0015】ユニット支持突起12c,12dは、蓋1
2の両側端部に縦長にそれぞれ設けられており、露光開
口18に向けて円弧状に突出した形状となっている。こ
れらのユニット支持突起12c,12dは、露光開口1
8に最後にセットされるフイルムユニット14の裏面に
当接し、フイルムユニット14をその中央部を露光開口
18に向けて凸にした円弧状に押し上げており、不用意
な取り扱いにより遮光カバー13が外部から露光開口1
8を通して蓋12に向けて押された場合、露光開口18
と遮光カバー13との間に生じる隙間を狭くしてその隙
間から進入する外光によってフイルムユニット14が露
光することを未然に防止する。
【0016】遮光シート15は、弾性を有するプラスチ
ック製の2枚のシート23,24からなる。一方のシー
ト23は、中央部が蓋12に取り付けられ、カメラに装
填される前では蓋12の2つの孔12a,12bを遮蔽
し、また、その中央両端に切り欠き部23a,23bを
もっており、装填後にはカメラ側の押し上げ部材の押し
上げによりユニット支持突起12c,12dとの間で上
下端が露光開口18に向けて弾性屈曲して他方のシート
24を介してフイルムユニット14を露光開口18に向
けて押し上げる。カメラ側の押し上げ部材の押し上げに
よってこれらのシート23,24は、露光部14aより
も現像処理液ポッド14b、及びトラップ部14c側の
背後を押すために、中央部が露光開口18に向けて屈曲
した形状となる。
【0017】他方のシート24は、下端が一方のシート
23の下端部23c(ハッチングを示した範囲)に取り
付けられており、一方のシート23の弛みを防ぎ、また
孔12a,12bからの光洩れを防止するとともに、カ
メラ側の押し上げ部材により一方のシート23が弾性屈
曲したときに、フイルムユニット14を略平面的に押し
上げる作用をする。
【0018】ユニット支持突起12dは、図1に示すよ
うに、蓋12から半径R1の丸みで円弧状に突出した形
状となっている。この形状は、現像液ポッド1b及びト
ラップ部1cの両端部と中央部の露光部1aとの厚みの
差の相違からくる最下層のフイルムユニット1の湾曲に
対応した円弧となっている。
【0019】そのユニット支持突起12dには、フイル
ムユニット14を押し上げる円弧面から押圧部12eが
露光開口18に向けて部分的に突出して設けられてい
る。押圧部12eは、フイルムユニット14のトラップ
部14cと露光部14aとの間に対応する部分を、ユニ
ット支持突起12dよりもさらに露光開口18に向けて
押圧し、カメラ側のクロー部材の掻き出しによってフイ
ルムユニット14が座屈するのを防止する。
【0020】押圧部12eの円弧面は、半径R1よりも
小さい半径R2の丸み形状となっている。さらに、ユニ
ット支持突起12dと押圧部12eとの間には、ユニッ
ト支持突起12dの円弧と押圧部12eの円弧とにそれ
ぞれ接する直線部12fを設けている。この直線部12
fは、フイルムユニット14の排出方向と平行な直線と
なっている。なお、他方のユニット支持突起12cにも
図2に示すように前述したと同じ形状の押圧部12g及
び直線部12hとが一体に設けられている。
【0021】このように構成されたフイルムパック10
は、未使用状態では露光開口18が遮光カバー13で、
また、排出口20が遮光シール21で、さらに孔12
a,12bがシート23でそれぞれ塞がれ、内部が遮光
されている。また、最下層のフイルムユニット14の裏
面両端にはユニット支持突起12c,12dが当接して
いる。フイルムユニット14は、露光部14aの方が現
像処理液ポッド14b、及びトラップ部14cより厚み
が薄いから、円弧状のユニット支持突起12c,12d
の当接により、露光開口18にセットされる順の最終側
の数枚のフイルムユニット14が中央部を露光開口18
に向けて凸にした円弧状に反った状態となる。
【0022】フイルムパック10をカメラのフイルム装
填室に装填すると、図3に示すように、孔12a,12
bからカメラ側の押し上げ部材27,28が入り込んで
シート23を露光開口18に向けて押し上げる。これに
より、シート23,24は、最後のフイルムユニット1
4の背後に押し付けられ、中央部を露光開口18に向け
て凸にした円弧状に反った状態となる。
【0023】カメラ側では、撮影準備のためにシャッタ
レリーズ操作を1回行う。これにより、カメラ側のクロ
ー部材30が切欠19に入り込み、遮光カバー13の後
端隅部に係合してクロー部材30が遮光カバー13を排
出口20に向かって掻き出し、遮光カバー13が遮光シ
ール21を押し上げながら排出される。排出口20から
所定の長さ排出されると、排出口20の外のカメラ側に
設けられた展開ローラが遮光カバー13の上端をニップ
してカメラの外に排出する。これにより、フイルムパッ
ク10の側では、最上層のフイルムユニット14が露光
開口18にセットされてカメラの撮影の準備が完了す
る。
【0024】撮影は、前述と同じにシャッタレリーズ操
作をする。これにより、露光済のフイルムユニット14
がクロー部材30によって排出口20に向けて掻き出さ
れる。このとき、最上層のフイルムユニット14には、
カメラ側の押し上げ部材27,28の押し上げにより背
後から大きな負荷がかかっており、また、背後のフイル
ムユニット14が中央部を露光開口18に向けて凸とな
る円弧状に反っているため、その負荷がフイルムユニッ
ト1の中央部付近に大きく作用している。したがって、
下端からクロー部材30の掻き出しが行われると、前述
した負荷によりトラップ部14cと露光部14aとの間
の部分が露光開口18とは逆側に向けて凸に屈曲する座
屈が生じる。
【0025】しかしながら本実施形態では、ユニット支
持突起12c,12dに設けた押圧部12e,12gが
トラップ部14cと露光部14aとの間の部分をユニッ
ト支持突起12c,12dよりもさらに露光開口18に
向けて押圧しているから、その後のクロー部材30の掻
き出しによってもそれ以上の屈曲が阻止され、したがっ
て、クロー部材30とトラップ部14cとの係合が解除
されることがないため、クロー部材30の掻き出しによ
ってフイルムユニット14を確実に排出することができ
る。
【0026】掻き出されたフイルムユニット14は、遮
光シール21を押し上げながら、展開ローラに向けて排
出され、現像処理液ポッド14bが展開ローラによって
裂開される。現像処理液ポッド14bから流れ出た現像
処理液は、展開ローラの押圧によって下方の露光部14
aに展開されながら、カメラの外部に排出される。
【0027】以下、カメラで撮影を行う毎にフイルムユ
ニット14が排出される。露光済のフイルムユニット1
4が排出されるにしたがって、内部に残ったフイルムユ
ニット14が少なくなるから、カメラ側の押し上げ部材
27、28が内部に入り込んできて、シート23,24
を露光開口18に向けて押し上げてゆく。これにより、
数枚のフイルムユニット14を排出した後には、シート
23,24がユニット支持突起12c,12d及び押圧
部12e,12gよりも露光開口18の側に迫り出し、
その後はフイルムユニット14が遮光シート15のみで
露光開口18に押し付けられ、クロー部材30での排出
が確実に行われる。
【0028】上記実施例では、ユニット支持突起12
c,12dに直線部12f,12hを設けているが、直
線部12f,12hはフイルムユニット14の押圧を均
一にし、遮光を確実にするために設けたものであり、本
発明の目的である排出不良には直接的に関係ないため本
発明では必ずしも必要としない。また、押圧部12f,
12hを半径R2の円弧としているが、楕円弧としても
よい。
【0029】ところで、ケース本体11、遮光カバー1
3、シート23,24、及び蓋12は、プラスチック材
料で射出成形されている。射出成形では、成型後に成型
品にゲート跡、及び金型から外に製品を押し出すための
突き出しピンの跡とがつく。これらの跡は、フイルムユ
ニット14に傷等を付けてしまう不都合が生じるため、
ゲート跡は一段凹んだ面に、また、突き出しピンの跡は
突き出しピンを製品側に食い込ませて一段凹んだ面とな
るように工夫されている。
【0030】図6及び図7には、ケース本体11に付い
たゲート跡40と、突き出しピンの跡41との位置を示
している。なお、突き出しピンの跡41は多数あるた
め、同じ記号で表示して全部に符号を付与することを省
略している。図8及び図9には、遮光カバー13に付い
たゲート跡40と、突き出しピンの跡41との位置を示
している。図10及び図11は、シート24に付いたゲ
ート跡40と、突き出しピンの跡41との位置を示して
いる。図12及び図13は、シート23に付いたゲート
跡40と、突き出しピンの跡41との位置を示してい
る。図14及び図15は、蓋12に付いたゲート跡40
と、突き出しピンの跡41との位置を示している。
【0031】図16は、横長の露光面をもつフイルムユ
ニット14をその短辺方向に排出するタイプのフイルム
パック10を示している。このタイプのフイルムユニッ
ト10も、形状以外は上記で説明したと同じ構造である
ため、同符号を付与して詳しい説明を省略する。図17
及び図18には、そのタイプのフイルムユニット10の
ケース本体11に付いたゲート跡40と、突き出しピン
の跡41との位置を示している。図19及び図20に
は、遮光カバー13に付いたゲート跡40と、突き出し
ピンの跡41との位置を示している。図21及び図22
には、シート24に付いたゲート跡40と、突き出しピ
ンの跡41との位置を示している。図23及び図24に
は、シート23に付いたゲート跡40と、突き出しピン
の跡41との位置を示している。図25及び図26に
は、蓋12に付いたゲート跡40と、突き出しピンの跡
41との位置を示している。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明のインスタントフ
イルムパックによれば、ユニット支持突起の円弧面のう
ちのフイルムユニットのトラップ部と露光部との間に対
応する部分に、その円弧面から前記露光開口に向けて突
出した押圧部を設けたので、クロー部材が掻き出すとき
にフイルムユニットのトラップ部と露光部との間をユニ
ット支持突起よりもさらに押圧するため、その部分が座
屈した後にそのまま折れ曲がってしまい、排出不良とな
る不都合を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケース本体と蓋とを組み合わせた
状態の縦断面図である。
【図2】フイルムパックの構造を示す分解斜視図であ
る。
【図3】カメラに装填した状態のフイルムパックを示す
縦断面図である。
【図4】従来技術で説明したフイルムパックの縦断面図
であり、カメラに装填する前の状態を示している。
【図5】従来技術で説明したフイルムパックの縦断面図
であり、カメラに装填した状態を示している。
【図6】ケース本体の正面図であり、正面を露光開口側
とする。
【図7】ケース本体の背面図である。
【図8】遮光カバーの正面図である。
【図9】遮光カバーの背面図である。
【図10】一方のシートの正面図である。
【図11】一方のシートの背面図である。
【図12】他方のシートの正面図である。
【図13】他方のシートの背面図である。
【図14】蓋の正面図である。
【図15】蓋の背面図である。
【図16】横長の露光面をもつフイルムユニットをその
短辺方向に排出するタイプのフイルムパックを示す分解
斜視図である。
【図17】図16で説明したケース本体の正面図であ
る。
【図18】図16で説明したケース本体の背面図であ
る。
【図19】図16で説明した遮光カバーの正面図であ
る。
【図20】図16で説明した遮光カバーの背面図であ
る。
【図21】図16で説明した一方のシートの正面図であ
る。
【図22】図16で説明した一方のシートの背面図であ
る。
【図23】図16で説明した他方のシートの正面図であ
る。
【図24】図16で説明した他方のシートの背面図であ
る。
【図25】図16で説明した蓋の正面図である。
【図26】図16で説明した蓋の背面図である。
【符号の説明】
1,14 フイルムユニット 1a,14a 露光部 1b,14b 現像液ポッド部 1c,14c トラップ部 2,10 フイルムパック 2a,18 露光開口 3,13 遮光カバー 6,12c,12d ユニット支持突起 11 ケース本体 12 蓋 12e,12g 押圧部 12f,12h 直線部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理液を封入した現像処理液ポッド
    から露光部に展開されて余った現像処理液を捕捉して硬
    化させるトラップ部を持ったフイルムユニットを内部に
    収納しており、前記フイルムユニットに露光を与えるた
    めの矩形な露光開口と、前記露光開口に対峙する面に、
    前記露光開口に向けて円弧状に突出し、フイルムユニッ
    トを背後から押し付ける円弧面を有するユニット支持突
    起とを備えたインスタントフイルムパックにおいて、 前記ユニット支持突起の円弧面のうち、前記フイルムユ
    ニットのトラップ部と露光部との間に対応する部分にそ
    の円弧面から前記露光開口に向けて突出した押圧部を設
    けたことを特徴とするインスタントフイルムパック。
JP10254722A 1998-08-06 1998-09-09 インスタントフイルムパック Pending JP2000089352A (ja)

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JP10254722A JP2000089352A (ja) 1998-09-09 1998-09-09 インスタントフイルムパック
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