JP2003241295A - インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具 - Google Patents

インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具

Info

Publication number
JP2003241295A
JP2003241295A JP2002038748A JP2002038748A JP2003241295A JP 2003241295 A JP2003241295 A JP 2003241295A JP 2002038748 A JP2002038748 A JP 2002038748A JP 2002038748 A JP2002038748 A JP 2002038748A JP 2003241295 A JP2003241295 A JP 2003241295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
case body
case
protrusion
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002038748A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Takatori
徹也 高取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2002038748A priority Critical patent/JP2003241295A/ja
Publication of JP2003241295A publication Critical patent/JP2003241295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 材料に紙樹脂を選択しても本体ケースと蓋が確実に接合
できるインスタントフィルムパックとその組立方法、及
び組立用保持治具を提供すること。 【解決手段】 インスタントフィルムパックは、ケース
本体11と蓋12とからなるケースのなかに、遮光カバ
ー13、複数枚のフィルムユニット14、及び遮光シー
ト15を収納した構成されている。材料に紙と熱可塑性
樹脂との構成比が51:49以上75:25以下であ
る、いわゆる紙樹脂を選択した場合にも、ケース本体1
1に設けた係合穴28と、蓋12に設けた位置決め用突
出部24上にある係合突起23とのスナップフィット止
めをすることで確実に接合できるインスタントフィルム
パックとその組立方法、及び組立用保持治具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インスタントカメ
ラ等に装填して用いられ、内部に自己現像処理型のフィ
ルムユニットを複数枚収納したインスタントフィルムパ
ックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影したその場で、すぐに写真が見られ
るカメラとしてインスタントカメラが広く知られてい
る。このインスタントカメラは、カメラ本体のフィルム
パック装填室にインスタントフィルムパックを装填して
使用される。インスタントフイルムパックには、自己現
像処理型のフィルムユニットがプラスチック製のケース
に積層して収納されている。
【0003】自己現像処理型のフィルムユニットは、露
光部を挟んだ一端側に現像処理液ポッドが、他端側にト
ラップ部が備えられている。現像処理液ポッドは露光部
に対して排出方向側に配置されており、撮影の後、フィ
ルムユニットがカメラ本体に設けられた取出し口から取
り出されたとき、カメラ本体内の展開ローラが現像処理
液ポッドを裂開して現像処理液を露光部に展延して現像
処理を行う。これにより、取り出されたフィルムユニッ
トには、しばらくすると画像が現れる。トラップ部は露
光部に対して排出方向の逆側に設けられ、現像処理液ポ
ッドから露光部に展開されて余った現像処理液を捕捉し
て硬化させる。露光部の厚みは現像処理液ポッド、及び
トラップ部よりも薄くなっている。
【0004】インスタントフィルムパックのケースは、
特開平7−159932号公報や、特開平2000−8
9352号公報に記載されているように、上面に露光開
口が形成されたケース本体と、ケース本体の底面を塞ぐ
蓋とからなり、フィルムユニットや遮光カバー、遮光シ
ート等を内蔵した状態で、ケース本体と蓋とが超音波溶
着等により接合される。未使用時のインスタントフィル
ムパックには、フイルムユニットの最上層に遮光カバー
が載せられており、露光開口を遮光している。また、蓋
には、露光開口と対峙する位置に押圧用開口が形成され
ており、インスタントフィルムパックをカメラに装填す
ると、カメラの裏蓋に設けられた押し上げ部材が押圧用
開口からケース内に進入し、フィルムユニットを最下層
から押し上げて、複数枚のフィルムユニットを露光開口
に押し付ける。これにより最上層のフィルムユニットが
露光開口にセットされ、さらに、ケース本体の上面壁内
側に押し付けられて、フィルムユニットに平面性が与え
られる。
【0005】ところで、カメラに装填する前に、露光開
口を通して遮光カバーを押すと、露光部と現像液ポッド
又はトラップ部との厚みの差によって露光部となる中央
が凹み、遮光カバーと露光開口との間に隙間が発生し、
この隙間から外光が進入してフィルムユニットを露光し
てしまう恐れがある。これを防止するため、上記特開平
7−159932号公報、及び特開平2000−893
52号公報に記載されているインスタントフィルムパッ
クでは、蓋の露光開口に対峙する位置に、円弧状のユニ
ット支持突起を一対設けている。一対のユニット支持突
起は、現像液ポッド及びトラップ部の両端部と中央部の
露光部との厚みの差の相違からくる最下層のフィルムユ
ニットの湾曲に対応した円弧状で形成されている。これ
により、カメラに装填していない状態でもフィルムユニ
ットをその中央部が露光開口に向けて凸となるように円
弧状に押し上げるため、複数枚のフィルムユニットの厚
みとユニット支持突起の突出量によって遮光カバーの押
し下げが規制されるので、露光開口との間にできる隙間
はごく僅かとなり、たとえ隙間ができてもケースの内部
に進入した外光がフィルムユニットを誤って露光してし
まうことがない。
【0006】一方、ケース本体と蓋との接合は、上述し
た超音波溶着によるものだけではない。例えば米国特許
4685791号等に記載されているインスタントフィ
ルムパックでは、蓋の一端側をケース本体と開閉自在に
連結した状態で形成し、フイルムユニットや遮光カバ
ー、遮光シート等を内蔵した状態で、蓋を閉じ位置に
し、他端側に設けられた被係止部をケース本体側の係止
部に係止させることにより開口部を塞いでいる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】インスタントフィルム
パックのケースでは、環境保全や、リサイクル性、ある
いはコストダウンや、デザイン性等の問題などから、様
々な材質で形成することが検討されている。ところが、
それらの材質のうち、例えばセルロース繊維と全熱可塑
性樹脂との構成比率が質量比で51:49以上75:2
5以下のいわゆる紙樹脂(以下、本発明において「紙樹
脂」という。)を用いたものでは、超音波溶着による接
合強度が低い。このため、上述した特開平7−1599
32号公報や、特開平2000−89352号公報に記
載されているインスタントフィルムパックなどのよう
に、ケース本体と蓋との接合に超音波溶着を行う場合、
紙樹脂のように使用できない材質があり、材質選択の自
由度が低いという欠点がある。
【0008】また原料を紙樹脂とした場合、成型品のゲ
ートから遠い場所にあるウェルドの強度が低下し割れや
すいという欠点がある。
【0009】本発明は、材料として超音波溶着性が悪い
紙樹脂を選択する場合にも、ケース本体・蓋を強固に固
定したインスタントフィルムパックを提供することと、
ウェルド強度の低い紙樹脂を選択する場合においても成
形品の強度を低下させない方法で成形した、ケース本体
・蓋でインスタントフィルムパックを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は以下の手段
により達成された。上面に露光開口が形成され、底面に
形成された開口からフィルムユニットが収納されるケー
ス本体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付
けられて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケー
スに積層して収納される複数の矩形シート状のフィルム
ユニットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて
突出し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を
有するユニット支持突起が設けられたインスタントフィ
ルムパックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突
起と蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向け
て突出する係合突起が形成されており、この係合突起
と、前記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを
係合させることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り
付けられ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出
し、前記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止す
る押さえ部とが形成され、前記蓋に設けられた係合突起
と押さえ部とが隣接して交互に形成されたことを特徴と
するインスタントフィルムパック。
【0011】上面に露光開口が形成され、底面に形成さ
れた開口からフィルムユニットが収納されるケース本
体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付けら
れて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケースに
積層して収納される複数の矩形シート状のフィルムユニ
ットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて突出
し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を有す
るユニット支持突起が設けられたインスタントフィルム
パックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突起と
蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向けて突
出する係合突起が形成されており、この係合突起と、前
記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを係合さ
せることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り付けら
れ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出し、前
記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止する押さ
え部とが形成されたインスタントフィルムパックの組立
方法であって、前記ケース本体にフィルムユニットを収
納する工程、及び前記ケース本体の両側端部のうち、前
記蓋に設けられた押さえ部に相当する部分が外側に変形
しないように保持しながら、前記蓋に設けられた係合突
起を、前記ケース本体に設けられた係合穴に係合させる
工程を含むことを特徴とするインスタントフィルムパッ
クの組立方法。
【0012】上面に露光開口が形成され、底面に形成さ
れた開口からフィルムユニットが収納されるケース本
体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付けら
れて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケースに
積層して収納される複数の矩形シート状のフィルムユニ
ットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて突出
し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を有す
るユニット支持突起が設けられたインスタントフィルム
パックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突起と
蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向けて突
出する係合突起が形成されており、この係合突起と、前
記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを係合さ
せることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り付けら
れ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出し、前
記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止する押さ
え部とが形成されたインスタントフィルムパックの組立
用保持治具であって、上記ケース本体の両側端部のう
ち、上記蓋に設けられた押さえ部に相当する部分が外側
に変形しないように保持する保持部が設けられ、前記ケ
ース本体の両側端部のうち、係合穴の部分が外側に変形
することを許容する構造を有することを特徴とするイン
スタントフィルムパックの組立用保持治具。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
を説明する。図1は、本発明のインスタントフィルムパ
ック(以下、単にフィルムパックとする。)の構造を示
す。図1において、フィルムパック10は、ケース本体
11と蓋12とからなるケースの中に、遮光カバー1
3、複数枚のフィルムユニット14、及び遮光シート1
5を収納した構成となっている。ケース本体11、及び
蓋12は、その成形材料として紙樹脂を用いている。
【0014】ケース本体11の前面には、被写体光をフ
ィルムユニット14へ露光させるための露光開口18が
形成されている。露光開口18には、周知のクロー部材
が入り込む切欠19が設けらている。また、ケース本体
11の上面には、露光済のフイルムユニット14を排出
するためのスリット状の排出口20が形成されている。
この排出口20からは、フィルムユニット14の他、遮
光カバー13も排出される。この排出口20は、軟質の
遮光シール21で外部から塞がれている。遮光シール2
1は、遮光カバー13、及びフィルムユニット14の排
出を邪魔することがないように、排出口20の長辺側の
一縁だけが貼り付けられている。遮光カバー13は、露
光開口18に最初にセットされるフィルムユニット14
の上に重ねられており、露光開口18を塞いでいる。
【0015】フィルムユニット14は、露光部14a
と、現像処理液ポッド14bと、トラップ部14cとが
設けられている。露光部14aは、カバーシート、露光
面となる感光層、白色の拡散反射層、及びバック面とな
る受像層とから構成されている。現像処理液ポッド14
bは、露光部14aに対して排出方向側に設けられ、現
像処理液が封入されている。感光層とカバーシートとの
間に現像処理液が展開されると、感光層に記録された潜
像が拡散反射層を通してポジ像として受像層に転写され
る。受像層に転写された像は、露光部14aとは反対側
の面からポジ像として観察される。トラップ部14c
は、露光部14aに対して排出方向の逆側に設けられ、
現像処理液ポッド14bから感光層とカバーシートとの
間に展開して余った現像処理液を捕捉して硬化させる。
露光部14aの厚みは、現像液ポッド14b及びトラッ
プ部14cよりも薄くなっている。このフィルムユニッ
ト14は、最後まで1枚のシートとして取り扱うことが
できる縦長矩形をしたモノシートタイプとなっており、
露光面が縦長でその長辺方向に沿って排出される。
【0016】遮光シート15は、弾性を有するプラスチ
ック製の2枚のシート29,30からなる。一方のシー
ト29は、中央部が蓋12に取り付けられ、カメラに装
填される前では蓋12の2つの孔12a,12bを遮蔽
し、また、その中央両端に切り欠き部29a,29bを
もっており、装填後にはカメラ側の押し上げ部材の押し
上げによりユニット支持突起12c,12dとの間で上
下端が露光開口18に向けて弾性屈曲して他方のシート
30を介してフィルムユニット14を露光開口18に向
けて押し上げる。カメラ側の押し上げ部材の押し上げに
よってこれらのシート29,30は、露光部14aより
も現像処理液ポッド14b、及びトラップ部14c側の
背後を押すために、中央部が露光開口18に向けて屈曲
した形状となる。
【0017】他方のシート30は、下端が一方のシート
29の下端部29c(ハッチングを示した範囲)に取り
付けられており、一方のシート29の弛みを防ぎ、また
孔12a,12bからの光洩れを防止するとともに、カ
メラ側の押し上げ部材により一方のシート29が弾性屈
曲したときに、フィルムユニット14を略平面的に押し
上げる作用をする。
【0018】図2はケース本体を背面側から見たときの
外観斜視図であり、図6はケース本体の縦断面図であ
る。図2、及び図6に示すように、ケース本体11に
は、両側端部内周面にそれぞれ2箇所ずつ凹部27が形
成されている。この凹部27は、図3に示す蓋12の位
置決め用突出部24の位置に合わせてそれぞれ配置さ
れ、さらに位置決め用突出部24の外形状に合わせて底
面部開口11aの内周面から一段凹ませて形成されてい
る。
【0019】図3は蓋を示す外観斜視図であり、図5は
蓋の側面図を示す。 図3中、蓋12には2つの押圧用
開口12a、12bと、2つのユニット支持突起12
c,12dと、6つの係合突起23と、6つの位置決め
用突出部24と、リブ25と、2つの押さえ部26とが
設けられており、露光開口18に対峙するようにケース
本体11に取り付けられる。なお、図3においては、位
置決め用突出部24、及びリブ25の形状を把握しやす
いように、ユニット支持突起12cの一部を切り欠いて
図示しているが、実際は、ユニット支持突起12cは、
ユニット支持突起12dと同様の形状をしている。2つ
の押圧用開口12a,12bは、蓋12の前後に所定間
隔離して設けられおり、カメラに装填されたときにカメ
ラ側に設けた押し上げ部材がパック10の内部に向けて
入り込むときの入口となる。
【0020】ユニット支持突起12c,12dは、押圧
用開口12a、12bを避けて、それらの両側方部に所
定間隔離してそれぞれ配置されており、蓋12の底面部
12eから露光開口18に向けて円弧状に突出した形状
となっている。これらのユニット支持突起12c,12
dは、フィルムユニット14の中央部を露光開口18に
向けて凸にした円弧状に押し上げており、不用意な取り
扱いにより遮光カバー13が外部から露光開口18を通
して蓋12に向けて押された場合、露光開口18と遮光
カバー13との間に生じる隙間を狭くしてその隙間から
進入する外光によってフィルムユニット14が露光する
ことを未然に防止する。
【0021】押圧用開口12a、12b、及びユニット
支持突起12c、12dの周りを囲むようにして、略矩
形枠状のリブ25が形成されている。リブ25は、ケー
ス本体11の底面部開口11a(図2参照)に、その外
周形状を合わせるように形成されておりケース本体11
に蓋12が取り付けられたとき、底面部開口11aにリ
ブ25が嵌め込まれる。
【0022】係合突起23、及び位置決め用突出部24
はユニット支持突起12c、12dと、底面部12eの
長辺両側端面12f、12gとの間の位置にそれぞれ2
箇所ずつと短辺両側端部に1箇所ずつ、計6カ所配置さ
れている。位置決め用突出部24は、詳しくは、図5に
示すように、略矩形の板状に形成されており、底面部1
2eからリブ25の外周部に接して上方へ突出するよう
にそれぞれ配置されている。
【0023】係合突起23は、位置決め用突出部24の
ほぼ中央部から、蓋12の側方部に向かってそれぞれ突
出するように形成されている。そして、ケース本体11
には、この係合突起23に対応する位置で、さらに周囲
が凹部27で囲まれている位置と短辺両側端部の中央
に、係合穴28がそれぞれ形成されている。これによっ
て、蓋12がケース本体11に取り付けられるとき、凹
部27に位置決め用突出部24を嵌合させることによ
り、係合突起23が係合穴28に係合するように位置決
めされている。
【0024】係合突起23、及び位置決め用突出部24
は、図5に示すように、蓋12を側面から見たときユニ
ット支持突起12c、12dの円弧面12hよりも突出
しないように形成されている。これにより、係合突起2
3、及び位置決め用突出部24は、フィルムユニット1
4に干渉することがなく、ユニット支持突起12c、1
2dがフィルムユニット14を円弧形状に押し上げる際
の支障となることはない。さらに、係合突起23、及び
位置決め用突出部24は、図5に示すように、ケース本
体11の側面11aとユニット支持突起12cとに挟ま
れる隙間の空間に形成されている。
【0025】押さえ部26は、図3に示すように蓋12
の両側端部とほぼ中央の計3箇所から上方へ突出するよ
うに形成されており、この押さえ部26と被押さえ部1
1bが隣接して交互に形成されているので、ケース本体
の側面が内側・外側どちらに変形しても係合が離脱しに
くい。またこの押さえ部26とリブ25との間隔は、ケ
ース本体11の被押さえ部11bの幅に合わせて形成さ
れており、蓋12をケース本体11に取り付けたとき、
押さえ部26とリブ25とで、ケース本体11の被押さ
え部11bを挟みこんで、側面壁の変形による係合穴2
8と係合突起23との離脱を防止し、接合をさらに強固
にする。
【0026】図4は蓋のエネルギーダイレクターを設け
る部分を示す正面図である。上記超音波ホーンを当てる
蓋には図4の斜線で示された部分にエネルギーダイレク
ターを設けても良い。ケース本体と蓋とを組み立てた後
に蓋に超音波ホーンを当て超音波溶着を補助として用い
ることができる。これにより一層強固にケース本体と蓋
とを固定できる。ここで用いるエネルギーダイレクター
の好ましい一態様の形状は高さ0.2mmから0.8m
mの三角形を底面とする三角柱である。設置部の長手方
向に垂直の向きで一辺の長さが0.2mmから0.8m
m、他辺の長さが0.5〜2mmとなる長方形の側面を
接地面とし、図4に示す斜線部36に1〜5mm間隔で
取り付ける。また、ケース本体にエネルギーダイレクタ
ーを設けて、超音波溶着をしても同じ効果が得られる。
【0027】なお、上記実施形態では蓋12に形成され
た係合突起と、ケース本体11に形成された係合穴とを
係合させることにより、ケース本体11に蓋12を取り
付けているが、本発明はこれに限るものではなく、蓋1
2側に係合穴を形成し、ケース本体側に係合突起を形成
して、これらを係合させるようにしてもよい。加えて、
上記実施形態では蓋12に形成された六箇所の係合突起
と、ケース本体に形成された六箇所の係合穴とを係合さ
せることにより、ケース本体11に蓋12を取り付けて
いるが、本発明はこれに限るものではなく、係合突起と
係合穴のそれぞれの数、位置を任意に選択し、これらを
係合させるようにしてもよい。
【0028】本発明に用いる紙樹脂は紙と熱可塑性樹脂
との構成比率が51:49以上75:25以下である混
合成型物からなる。
【0029】本発明に用いる紙樹脂に使用できる紙とし
ては、一般にパルプとして販売される植物セルロース繊
維が挙げられる。パルプに使用される原料としては、
松、杉、檜等の針葉樹材、ブナ、シイ、ユーカリ等の広
葉樹林材、ミツマタ、竹、等の非木材繊維等が挙げられ
る。
【0030】本発明に用いる紙樹脂には森林資源の保存
のために、紙を再利用することが好ましく、新聞、週刊
誌、雑誌、広告チラシなど、家庭、会社、駅で集められ
た回収紙、製本・印刷工場で発生する裁落及び損紙など
から、離解、粗選、熟成、脱墨、精選、漂白などの各工
程により古紙パルプとして再生された、植物セルロース
繊維、写真印画紙用に製造された原紙及び/又はこの原
紙にポリオレフィン樹脂を被覆した印画紙防水紙が使用
できる。
【0031】本発明においては、原紙由来のセルロース
繊維として、写真印画紙用に製造された原紙及び/又は
この原紙にポリオレフィン樹脂を被覆した印画紙用防水
紙を使用することが好ましい。
【0032】本発明において、「写真印画紙用に製造さ
れた原紙」とは、好ましくは粉砕した後に得られるセル
ロース繊維の重量平均繊維長が0.30mm以上、0.
50mm以下の範囲にある原紙をいう。この原紙として
は、クラフトパルプにより抄紙された原紙等が挙げら
れ、写真印画紙用に用いられることが多いが、他の目的
に使用される原紙であっても、前記の繊維長の特性を満
たす限り、本発明の「写真印画紙用に製造された原紙」
に含まれるものである。重量平均繊維長は、実施例に記
載したような光学的測定機により測定できる。この重量
平均繊維長は、粉砕直後に測定しても、成形品の製造過
程で測定しても殆ど変わらない測定値を与える。
【0033】また、本発明における「写真印画紙用に製
造された原紙」は、粉砕する前の原紙におけるセルロー
ス繊維の重量平均繊維長が0.4mm以上、0.7mm
以下である広葉樹晒しクラフトパルプを使用することが
好ましい。このような原紙を用いた印画紙用防水紙をリ
ファイナーにより粉砕し、粉砕した後に得られるセルロ
ース繊維の重量平均繊維長が、上述のように、0.30
mm以上、0.50mm以下の範囲にあることが特に好
ましい。粉砕前のセルロース繊維の重量平均繊維長が
0.7mmを超えると、樹脂との混練性が悪くなる傾向
があり、又250℃以上の高温と長時間を混練に要する
傾向がある。繊維長が0.4mm未満になると、220
℃程度の比較的低い温度で短時間の混練が可能になる
が、得られた紙樹脂成形品の精度と強度が低下する傾向
がある。粉砕する前の原紙におけるセルロース繊維の重
量平均繊維長が0.4mm以上、0.7mm以下である
セルロース繊維を用いた原紙を使用することにより、紙
樹脂成形品の高い表面平滑性、高い成形精度、及び高い
成形強度を得ることができる。
【0034】セルロース繊維の長さは均一である方が好
ましい。セルロース繊維の長さを均一にしておけば、紙
樹脂成形品製造の混練工程および成形工程を均一に、安
定的に進行させることができる。また、これらの工程の
所要時間を短時間にすることができ、余計な熱エネルギ
ーの付与がなくなり、得られる紙樹脂成形品の写真性へ
の悪影響を最小限にすることができる。
【0035】本発明に用いる紙樹脂に使用できる熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレ
ン(PP)等のポリオレフィン類、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル類、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイ
ロン12等のポリアミド類、ポリスチレン、ポリスチレ
ン共重合体等を挙げることができる。
【0036】本発明に用いる紙樹脂に使用できる添加剤
としては、写真性に悪影響を及ぼさないように調合され
た組み合わせが好ましい。すなわち、写真感光材料の生
保存性、現像処理されたプリントの保存性等に悪影響を
及ぼさない添加剤であることが好ましい。このような添
加剤としては、酸化防止剤(ヒンダードフェノール系酸
化防止剤等)、アルデヒド中和剤(ヒダントイン類、イ
ミダゾール類等)が好ましい。
【0037】図7はケース本体Bと蓋Aのゲートの成形
によって発生するウェルドラインを示す図であり、図8
は本発明の蓋のウェルドラインを示す外観斜視図であ
る。原料を紙樹脂とし、一つのゲートで当該ケース本
体、当該蓋を成形した場合、ゲートから距離のある場所
に形成したウェルド部は強度が低く割れやすい。一方、
本発明であるゲートを2箇所にした場合にはゲートから
ウェルドまでの距離が短くなり、上記強度の低いウェル
ド部がないケース本体、蓋を提供できる。なおゲートを
設ける位置の例としては、フィルムユニット14の排出
方向に沿って互いに反対側の2箇所に設ける場合が挙げ
られる。ゲート直径は0.5mmから3mmであり任意
に選択することができる。さらに、図8に示す補強用リ
ブ31をウェルド部に設けることで、ウェルドが形成さ
れる部分の断面がT字型になり断面積も大きくなるので
ウェルド強度もより大きくなる。
【0038】上記構成の作用について以下に説明する。
インスタントフィルムパック10の組立工程において
は、まず、ケース本体11の底面部11aから、遮光カ
バー13、複数枚のフィルムユニット14の順番となる
ように積層して、内部へ収納する。このとき、排出口2
0には遮光シール21が貼付されており、蓋12には遮
光シート15が取り付けられている。
【0039】そして、遮光カバー13、及びフィルムユ
ニット14を収納した後、蓋12をケース本体11に取
り付ける。蓋12を取り付ける際には先ず、ケース本体
11の被押さえ部11bの位置を外側から規制して、被
押さえ部11bがケース本体11の外側へ向かってずれ
るように変形することを防ぐ。次に、蓋12の位置決め
用突出部24をケース本体11の凹部27に沿って進入
させていくと、蓋12の係合突起23が凹部27の内壁
面側に当接して、ケース本体11の側面壁を外側に向か
って変形させるように押圧するが、上述したように、被
押さえ部11bは外側から位置が規制されているので、
位置決め用突出部24をケース本体11の奥側に向かっ
てさらに進入させるように蓋12を移動させていくと、
蓋12の押さえ部26とリブ25とで、被押さえ部11
bが挟み込まれる。そして、位置決め用突出部24を、
ケース本体11の奥側へさらに進入させていくと、係合
突起23が係合穴28に係合する。
【0040】このように、係合突起23と係合穴28と
の係合で、蓋12をケース本体11に取り付けているの
で、超音波溶着などの接合手段を用いなくてもよい。こ
れにより、本実施形態で例に上げたような、紙樹脂を成
形材料として用いることができる。
【0041】図9はフィルムパックの組立治具によって
前記ケース本体と前記蓋を組み立てる状況を示した外観
斜視図である。上記ケース本体の両側端部のうち、上記
蓋に設けられた押さえ部11bに相当する部分が外側に
変形しないように保持する保持部34が設けられ、前記
ケース本体の両側端部のうち、係合穴の部分が外側に変
形することを許容する空間35を有することを特徴とす
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明のインスタントフ
ィルムパックによれば、蓋の側方部に突出する係合突起
を設け、この係合突起と、ケース本体の両側端部に形成
された係合穴とを係合させることにより、蓋をケース本
体に取り付けているので、超音波溶着性が悪い紙樹脂を
材料としてもケース本体と蓋とを強固に固定でき、加え
て、紙樹脂を材料としてもゲートを2箇所設けることに
よって強度の低下を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インスタントフィルムパックの一実施態様の
構造を示す分解斜視図である。
【図2】 ケース本体の例を背面側から見たときの外観
斜視図である。
【図3】 蓋の1例を背面側から見たときの外観斜視図
である。
【図4】 エネルギーダイレクターを設ける蓋の部分の
例を示す正面図である。
【図5】 蓋の1例の側面図である。
【図6】 ケース本体の1例の縦断面図である。
【図7】 ケース本体と蓋のゲート位置とウェルドライ
ンの例を示した図である。
【図8】 本発明の蓋の1例を背面側から見たときのウ
ェルドラインを示した外観斜視図である。
【図9】 本発明のケース本体と蓋を用いたフィルムパ
ックの組立治具の例の外観斜視図である。
【符号の説明】
10 フィルムパック 11 ケース本体 11b 被押さえ部 12 蓋 12c、12d ユニット支持突起 12e 底面部 12f、12g 側端部 14 フィルムユニット 14a 露光部 14b 現像液ポッド部 14c トラップ部 18 露光開口 22 エネルギーダイレクター取り付け部 23 係合突起 24 位置決め用突出部 25 リブ 26 押さえ部 27 凹部 28 係合穴 31 ウェルド補強用リブ 32 ウェルドライン 33 ゲート 34 ケース本体保持部 35 空間 36 エネルギーダイレクター取り付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 560 G03C 3/00 560P 560Q 560S 560U 560Z 590 590F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に露光開口が形成され、底面に形成
    された開口からフィルムユニットが収納されるケース本
    体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付けら
    れて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケースに
    積層して収納される複数の矩形シート状のフィルムユニ
    ットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて突出
    し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を有す
    るユニット支持突起が設けられたインスタントフィルム
    パックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突起と
    蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向けて突
    出する係合突起が形成されており、この係合突起と、前
    記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを係合さ
    せることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り付けら
    れ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出し、前
    記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止する押さ
    え部とが形成され、前記蓋に設けられた係合突起と押さ
    え部とが隣接して交互に形成されたことを特徴とするイ
    ンスタントフィルムパック。
  2. 【請求項2】 上面に露光開口が形成され、底面に形成
    された開口からフィルムユニットが収納されるケース本
    体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付けら
    れて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケースに
    積層して収納される複数の矩形シート状のフィルムユニ
    ットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて突出
    し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を有す
    るユニット支持突起が設けられたインスタントフィルム
    パックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突起と
    蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向けて突
    出する係合突起が形成されており、この係合突起と、前
    記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを係合さ
    せることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り付けら
    れ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出し、前
    記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止する押さ
    え部とが形成されたインスタントフィルムパックの組立
    方法であって、前記ケース本体にフィルムユニットを収
    納する工程、及び前記ケース本体の両側端部のうち、前
    記蓋に設けられた押さえ部に相当する部分が外側に変形
    しないように保持しながら、前記蓋に設けられた係合突
    起を、前記ケース本体に設けられた係合穴に係合させる
    工程を含むことを特徴とするインスタントフィルムパッ
    クの組立方法。
  3. 【請求項3】 上面に露光開口が形成され、底面に形成
    された開口からフィルムユニットが収納されるケース本
    体、及びそのケース本体の底面を塞ぐように取り付けら
    れて内部を遮光する蓋からなるケースと、このケースに
    積層して収納される複数の矩形シート状のフィルムユニ
    ットとからなり、前記蓋に、前記露光開口に向けて突出
    し、フィルムユニットを背後から支持する円弧面を有す
    るユニット支持突起が設けられたインスタントフィルム
    パックにおいて、前記蓋には、前記ユニット支持突起と
    蓋両側端部との間に配置され、蓋の側方外側に向けて突
    出する係合突起が形成されており、この係合突起と、前
    記ケース本体の両側端部に形成された係合穴とを係合さ
    せることにより、前記蓋が前記ケース本体に取り付けら
    れ、更に前記蓋には、その底面部から上方へ突出し、前
    記ケース本体の両側端部の外側への変形を防止する押さ
    え部とが形成されたインスタントフィルムパックの組立
    用保持治具であって、上記ケース本体の両側端部のう
    ち、上記蓋に設けられた押さえ部に相当する部分が外側
    に変形しないように保持する保持部が設けられ、前記ケ
    ース本体の両側端部のうち、係合穴の部分が外側に変形
    することを許容する構造を有することを特徴とするイン
    スタントフィルムパックの組立用保持治具。
JP2002038748A 2002-02-15 2002-02-15 インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具 Pending JP2003241295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002038748A JP2003241295A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002038748A JP2003241295A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003241295A true JP2003241295A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27779982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002038748A Pending JP2003241295A (ja) 2002-02-15 2002-02-15 インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003241295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111688218A (zh) * 2020-06-22 2020-09-22 长沙银腾塑印包装有限公司 一种冷冻保鲜盒盖材产品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111688218A (zh) * 2020-06-22 2020-09-22 长沙银腾塑印包装有限公司 一种冷冻保鲜盒盖材产品
CN111688218B (zh) * 2020-06-22 2024-03-22 长沙银腾塑印包装有限公司 一种冷冻保鲜盒盖材产品的生产装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195508B1 (en) Photo film pack for self-developing photo film units with light-shielding cover sheet, and instant camera
JP2003241295A (ja) インスタントフィルムパックとその組立方法、及びその組立用保持治具
JP3530225B2 (ja) インスタントフイルムパック及びカメラ
US6802657B2 (en) Instant photographic film pack
JP2002148762A (ja) インスタントフイルムパック
JP3653397B2 (ja) インスタントフイルムパック用遮光カバー
US4685791A (en) Film cassette
JP2005077852A (ja) インスタントフイルムパック
JP2000089352A (ja) インスタントフイルムパック
JP2003005328A (ja) インスタントフイルムパック
JPH07234481A (ja) 写真フイルムパック
JP2000081688A (ja) インスタントフイルムパック
JP2987283B2 (ja) インスタントフイルムパック及びカメラ
JP2002221772A (ja) インスタントフイルムパック
JP2001330927A (ja) インスタントフイルムパック
JPH10288810A (ja) インスタントフイルムパック
JP2002318435A (ja) インスタントフイルムパック
JP2987284B2 (ja) インスタントフイルムパック及びカメラ
JP2004170828A (ja) インスタントフイルムパックおよびその製造方法
JPH07159934A (ja) インスタントフイルムパック及びカメラ
JPH086210A (ja) 内視鏡用フィルムケース
JP2000081687A (ja) インスタントフイルムパック
JP2987282B2 (ja) インスタントフイルムパック及びカメラ
JP2002287237A (ja) インスタントフイルムパック
JP2786039B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット