JP2000089000A - X線発生装置 - Google Patents

X線発生装置

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JP2000089000A
JP2000089000A JP10259060A JP25906098A JP2000089000A JP 2000089000 A JP2000089000 A JP 2000089000A JP 10259060 A JP10259060 A JP 10259060A JP 25906098 A JP25906098 A JP 25906098A JP 2000089000 A JP2000089000 A JP 2000089000A
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gas
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Noriaki Kamitaka
典明 神高
Hiroyuki Kondo
洋行 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスを標的材とした軟X線発生装置において
も、略軸対称な平行光束が得られるX線発生装置を提供
する。 【解決手段】 真空容器中に標的ガス供給ノズル1が配
置されており、そこから噴出されたガスは、断熱膨張し
て温度が下がり、クラスターとなる。それにパルスレー
ザー光2を照射することによりプラズマ3が発生し、プ
ラズマ3から軟X線が放出される。プラズマ3の発生位
置は、多層膜回転放物面鏡4の焦点に位置しているの
で、この軟X線は、多層膜回転放物面鏡4によって反射
されてX線平行光束5となり外部に放射される。パルス
レーザー光2は、4方向からほぼ同時に照射される。単
一のパルス光が照射された場合、軟X線強度の角度分布
は照射された側にやや偏っているが、このように4方向
から照射することによって、標的ガス供給ノズル1の軸
に対してほぼ対称な軟X線強度分布が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体またはそのク
ラスターに励起エネルギービームを当ててプラズマ化
し、軟X線を発生させるX線発生装置に関するものであ
り、さらに詳しくは、略軸対象な平行光束を得ることが
できるX線発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路の製造において
は、マスク上に形成された非常に微細なパターンを、可
視光あるいは紫外光によって、レジストを塗布したシリ
コンウェハ上に縮小投影して転写する方法が広くおこな
われている。しかし、パターンサイズの微細化に伴い紫
外光でも回折限界に近づいており、紫外光よりさらに波
長の短い、波長13nmあるいは11nmの軟X線を用いた縮小
投影露光が提案されている。
【0003】波長13nmあるいは11nmの軟X線を用いる場
合、その光源(軟X線源)の1つの候補として考えられ
ているのが、レーザープラズマX線源(以下LPXと記
す)である。レーザー装置からのパルス出射光を物質に
集光・照射すると、その照射強度が1010W/cm2を超え
るような場合、物質の原子はその強力な電場によって電
子をはぎ取られてプラズマ化し、そのプラズマからは軟
X線が輻射される。このプラズマから輻射される軟X線
の輝度は非常に高く、しかも、LPXはシンクロトロン
放射光発生施設などと較べると装置としては非常にコン
パクトである。そのためLPXは軟X線縮小投影露光だ
けでなく、X線顕微鏡や分析装置などの線源として非常
に有望である。
【0004】このLPXを軟X線縮小投影露光に用いる
際、大きな問題となるのは飛散粒子の発生である。金属
などの固体を標的材として励起レーザー光を照射した場
合、プラズマを形成していたイオンや、プラズマの急激
な膨張により吹き飛ばされ、プラズマ近傍の標的材が周
囲に飛び散る。発生した軟X線を利用するために、プラ
ズマの周囲には多層膜鏡や薄膜フィルタなどの軟X線光
学素子が配置されるが、飛散粒子はこの表面に堆積し、
その光学的性能(反射率、透過率など)を低下させる。
軟X線縮小投影露光においては、高い繰り返し周波数
(例えば1KHz以上)で長期間(数カ月)に亘ってプ
ラズマが発生され続けるので、飛散粒子の発生量も膨大
なものとなる。よって、この飛散粒子の発生をどのよう
に抑制するかが大きな課題となっていた。
【0005】Kublakらは、この飛散粒子の問題を解決す
るためにガスを標的材としたLPXを提案した(USP5,5
77,092)。この方法は、真空容器内にノズルから超音速
で気体を噴出させることで断熱膨張により気体分子のク
ラスターを形成させ、そのクラスターにレーザー光を照
射することでプラズマを発生させるものである。標的材
が常温では気体の物質であるために、プラズマ形成後に
周囲に拡散しても軟X線光学素子表面に堆積することは
なく、その光学的性能は低下することがない。これによ
って軟X線光学系のミラーの寿命は109ショットにも達
すると報告されている。
【0006】ガスを標的としたLPXを実際に軟X線縮
小投影に利用しようとした場合には、飛散粒子の発生以
外にもいくつかの問題がある。軟X線縮小投影露光にお
いては、回折限界に近い非常に微細なパターンを形成す
るために、マスクを照明する照明光学系にも様々な要求
がなされる。このような要求を満たすものとして、特願
平10−047400号公報に提案されているX線照明
光学系の例を図9に示す。
【0007】軟X線発生装置(不図示)からの軟X線平
行光束21は、多光源形成光学素子22、23で反射さ
れ、集光ミラー24、平面鏡25を介してマスク26の
表面を照射する。マスク26で反射された軟X線は、縮
小投影光学系27により、マスク26面に形成されたパ
ターンの像をシリコンウェハ28上に縮小転写する。
【0008】この照明光学系を用いる軟X線縮小投影に
おいては投影される領域が輪帯円弧状をなしている。よ
って、照明されるべきマスク26上の領域も輪帯円弧状
であり、その領域を照明するために、多光源形成光学素
子22、23として図10に示されるようなフライアイ
ミラーを用いている。このフライアイミラーに軸対称な
平行光束が入射することにより、照明領域を無駄なく均
一に照明し、しかもマスク上のどの方向を持つパターン
についても等しい解像度を得られる照明が実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガスを標的材
としたLPXでは軟X線は周囲に発散するように拡が
り、放出される軟X線強度の角度分布は均一ではなく、
また、形成されるプラズマの形状も球対称ではない。よ
って、ガスを標的材としたLPXを用いて、軸対称な軟
X線の平行光束を得ることは困難とされていた。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ガスを標的材とした軟X線発生装置において
も、略軸対称な平行光束が得られるX線発生装置を提供
することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、排気装置によって減圧可能な容器中
に、気体を噴出するノズルが配置され、当該ノズルから
間欠的又は連続的に噴出されたガス分子又はそのクラス
ターに励起エネルギービームを集光してプラズマ化する
ことにより軟X線を発生させるX線発生装置であって、
プラズマ生成位置を焦点とする回転放物面形状を有する
軟X線反射鏡(回転放物面反射鏡)を備えたことを特徴
とするX線発生装置(請求項1)である。
【0012】本手段においては、プラズマ生成位置を焦
点とする回転放物面形状を有する軟X線反射鏡(回転放
物面反射鏡)が備えられているので、プラズマから発生
した軟X線は、回転放物面反射鏡により反射されて、回
転放物面反射鏡の光軸に平行で軸対称な平行光束とな
る。
【0013】前記課題を解決するための第2の手段は、
前記第1の手段であって、前記ノズルと前記回転放物面
反射鏡が、互いの中心軸が一致するように配置され、前
記ノズルは、前記励起エネルギービームの中心軸が、前
記ノズル部分を通過しないような位置に配置されている
ことを特徴とするもの(請求項2)である。
【0014】本手段においては、前記ノズルと前記回転
放物面反射鏡が、互いの中心軸が一致するように配置さ
れているので、ノズルが、軟X線の平行光束を光軸に対
して非対称に遮ることがない。よって、軸対称な平行光
束を得ることができる。また、ノズルは、励起エネルギ
ービームの中心軸が、ノズル部分を通過しないような位
置に配置されているので、励起エネルギービームがノズ
ルに到達し、ノズルから飛散物質が発生して周囲に飛散
することがない。
【0015】前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1の手段又は第2の手段であって、気体を前記回
転放物面反射鏡の回転対称軸に沿った方向に噴出させる
ように前記ノズルが配置され、当該ノズルから噴出され
たガス分子又はそのクラスターに複数の方向から励起エ
ネルギービームが照射されることを特徴とするもの(請
求項3)である。
【0016】本手段においては、気体を前記回転放物面
反射鏡の回転対称軸に沿った方向に噴出させるように前
記ノズルが配置されているので、容易にノズルの中心軸
と回転放物面鏡の中心軸を一致させることができ、ノズ
ルが軟X線の平行光束を光軸に対して非対称に遮ること
がないようにすることができる。また、このような配置
にすると、ノズルから噴出されたガス分子又はそのクラ
スターに複数の方向から励起エネルギービームを照射す
ることが容易になり、このようにすることにより、軟X
線の平行光束を光軸に対して対称とすることが容易にな
る。
【0017】前記課題を解決するための第4の手段は、
前記第3の手段であって、複数のエネルギービームの光
軸は、前記回転放物面反射鏡の回転対称軸に垂直な平面
に投影したときに、略等角度間隔をなすことを特徴とす
るもの(請求項4)である。
【0018】本手段においては、複数のエネルギービー
ムの光軸をこのように配置することにより、軟X線の平
行光束を光軸に対して対称とすることが容易になる。略
同じ角度とは、X線発生装置に要求されるX線強度の光
軸対称性の精度に応じて、ある程度の角度の差が許され
ることを意味し、その程度は、X線発生装置の設計仕様
に応じて、当業者が任意に選択できる。また、「略等角
度」という範囲には全く同じ角度をも含むことは言うま
でもないことであり、このことは、本明細書で使用する
「略」という表現に共通するものである。
【0019】前記課題を解決するための第5の手段は、
前記第3の手段又は第4の手段であって、複数方向から
照射される励起エネルギービームが、略同じ強さであ
り、略同時に照射されることを特徴とするもの(請求項
5)である。
【0020】本手段においては、励起エネルギービーム
の照射方法をこのようにすることにより、軟X線の平行
光束を光軸に対して対称とすることができる。略同じ強
さ、略同時とは、X線発生装置に要求されるX線強度の
光軸対称性の精度に応じて、ある程度の強さの差、照射
タイミングの差が許されることを意味し、その程度は、
X線発生装置の設計仕様に応じて、当業者が任意に選択
できる。
【0021】前記課題を解決するための第6の手段は、
前記第3の手段又は第4の手段であって、複数方向から
の励起エネルギービームが、1つあるいは複数のビーム
ごとに照射され、何度かの照射の後には各方向からの照
射回数と照射強度の積の和がほぼ等しくなるように励起
エネルギービームが照射されることを特徴とするもの
(請求項6)である。
【0022】X線発生装置の使用対象によっては、X線
の被照射対象物が一定時間静止している場合がある。こ
の場合には、この静止している期間中に各部分に照射さ
れるX線の量の積分値が、全ての部分について同一であ
れば、照射むらのない照射が可能である。本手段におい
ては、複数方向からの励起エネルギービームが、1つあ
るいは複数のビームごとに照射されるが、何度かの照射
の後には各方向からの照射回数と照射強度の積の和がほ
ぼ等しくなるようにされているので、一定期間静止して
いる物体に照射むらのない照射が可能である。
【0023】前記課題を解決するための第7の手段は、
前記第1の手段から第6の手段のいずれかであって、回
転放物面反射鏡が、焦点位置を発した軟X線に対して反
射面上のどの入射位置についても同一の反射波長を有す
るように膜厚分布が制御された多層膜を表面に有するこ
とを特徴とするものである。
【0024】回転放物面鏡に入射する軟X線の入射角
は、場所によって異なるので、多層膜を構成する膜厚を
一定にしておくと、場所によって反射率が最大となる軟
X線の波長が異なってくる。本手段においては、焦点位
置を発した軟X線に対して反射面上のどの入射位置につ
いても同一の反射波長を有するように膜厚分布が制御さ
れているので、回転放物面鏡のどの部分に入射する軟X
線に対しても反射率が一定となり、軟X線の平行光束を
光軸に対して対称とすることができる。
【0025】前記課題を解決するための第8の手段は、
前記第1の手段から第7の手段のいずれかであって、プ
ラズマから放射されるX線で、前記回転放物面反射鏡に
入射するX線以外のX線のうち、X線発生装置から外部
に放出されるものの少なくとも一部を遮蔽する部材を設
けたことを特徴とするもの(請求項8)である。
【0026】プラズマから発生する軟X線は、回転放物
面鏡で反射されれば平行光束となるが、そうでないもの
は平行光束を構成しない。よって、回転放物面鏡で反射
されない光がX線発生装置から外部に放出されると、光
束の平行性を乱すことになる。本手段においては、この
ような回転放物面鏡で反射されずに外部に放出されるX
線の少なくとも一部を遮蔽する部材が設けられているの
で、軟X線の平行光束を光軸に対して対称とすることが
できる。このようなX線の全部を遮蔽するのが理想的で
あることは言うまでもないが、要求されるX線発生装置
の使用に応じて、遮蔽の範囲を選択することができる。
【0027】前記課題を解決するための第9の手段は、
前記第1の手段から第8の手段のいずれかであって、プ
ラズマから放射されるX線のうち、前記回転放物面反射
鏡に入射するX線以外のX線が放射される立体角内に、
反射光をプラズマの生成位置又はその近傍に集光させる
反射鏡を設けたことを特徴とするもの(請求項9)であ
る。
【0028】本手段においては、前記第8の手段と同じ
効果が得られるばかりでなく、反射光をプラズマの生成
位置又はその近傍に集光させることにより、プラズマの
温度を上げ、そこから発生するX線の量を大きくするこ
とができる。
【0029】前記課題を解決するための第10の手段
は、前記第1の手段から第9の手段のいずれかであっ
て、ノズルから噴出されるガスがキセノン(Xe)ガ
ス、クリプトン(Kr)ガス、酸素(O2)ガス、若し
くはこれらの気体を含む混合気体、又はこれらの原子を
含む気体化合物であることを特徴とするものである。こ
れらの気体は、プラズマを形成するための標的物質とし
て好適である。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の軟X線光束形成装置は、
プラズマから輻射された発散する軟X線を回転放物面鏡
によって平行光束に変換する。さらに、好ましくは、標
的材であるガスを供給するノズルが平行光束を非対称に
遮らない配置とし、供給されたガスに複数の方向から励
起レーザー光を同時に照射することによりプラズマの形
状をより対称なものに近づけるものである。これによっ
て、軸対称な軟X線の平行光束を得ることができる。
【0031】本発明の実施の形態である軟X線発生装置
の、基本部分の構成の概要を図1を用いて説明する。図
1において、1は標的ガス供給ノズル、2はパルスレー
ザー光、3はプラズマ、4は多層膜回転放物面鏡、5は
X線平行光束である。真空容器中(不図示)に標的ガス
供給ノズル1が配置されており、ガスが噴出された位置
にパルスレーザー光2を集光・照射できるようになって
いる。噴出されたガスは、断熱膨張して温度が下がり、
クラスターとなる。それにパルスレーザー光2を照射す
ることによりプラズマ3が発生し、プラズマ3から軟X
線が放出される。プラズマ3の発生位置は、多層膜回転
放物面鏡4の焦点に位置しているので、この軟X線は、
多層膜回転放物面鏡4によって反射されてX線平行光束
5となり外部に放射される。
【0032】標的ガス供給ノズル1はほぼ軸対称な形状
をしており、ガスが噴出する開口は対称軸上にある。図
1の配置を矢印Aの方向から見た図を図2に示す。以下
の図においては、発明の実施の形態の欄において、前出
の図に示された構成要素と同じ構成要素には、同じ符号
を付してその説明を省略する。
【0033】パルスレーザー光2は、ほぼ等角度間隔
(約90°)で、4方向からほぼ同時に照射される。単
一のパルス光が照射された場合、軟X線強度の角度分布
は照射された側にやや偏っているが、このように4方向
から照射することによって、標的ガス供給ノズル1の軸
に対してほぼ対称な軟X線強度分布が得られる。標的ガ
ス供給ノズル1が持つ対称軸に対して対称なプラズマを
得る方法として、図1のような配置において矢印A方向
から励起レーザー光を照射する方法があるが、この場
合、励起レーザー光はガスに完全に吸収されてしまわな
い限り標的ガス供給ノズル1に到達する。よって、ノズ
ル1から飛散物質が発生して周囲に飛散するため好まし
くない。
【0034】図3に、あまり好ましくない標的ガス供給
ノズル1の配置とパルスレーザー光2の照射方法の例を
示す。ガス供給ノズルを図3のように配置した場合に
も、プラズマ3から発した軟X線は多層膜回転放物面鏡
4によってX線平行光束5に変換される。ただし、標的
ガス供給ノズル1によってX線平行光束5が軸に対して
非対称に遮られる。標的ガス供給ノズル1などが充分に
細くない場合には、この非対称性が問題となる。また、
クラスターに当たらなかったパルスレーザー光2がガス
供給ノズル1に到達して、ガス供給ノズル1を削り取
り、飛散物質が生じるという問題点もある。
【0035】これに対し、図1に示した実施の形態で
は、ガス供給ノズル1は多層膜回転放物面鏡4の対称軸
上に配置されているため、X線平行光束5を非対称に遮
ることがないので、軸対称な平行光束を得ることがで
き、かつ、パルスレーザー光2が標的ガス供給ノズル1
に当たることもないので、より好ましい。
【0036】図4、図5に、本発明の実施の形態である
軟X線発生装置の第1の例の概略図を示す。図4は、装
置の縦断面図であり、図5は、図4の配置を矢印B方向
から見たものである。図4、図5において、6は真空容
器、7はガス供給管、8はレーザー光導入窓、9は支持
柱である。
【0037】真空容器6内部に標的ガス供給ノズル1が
配置されており、この標的ガス供給ノズル1には高圧の
クリプトン(Kr)ガスがガス供給管7を通じて供給さ
れている。標的ガス供給ノズル1から噴出したガスは急
速に拡散し、図4中、下側にある引き口から排気される
が、真空容器6内と引き口の先には液体窒素トラップ
(不図示)が配置されており、クリプトンを固化して回
収できるようになっている。これにより、クリプトンガ
スを繰り返し使用することができ、ランニングコストを
低く抑えることができる。
【0038】真空ポンプによる排気によって、真空容器
6内は少なくとも0.1Torr以下の圧力に保たれている。
ノズルの噴出口から1mm程度の位置には、レーザー光
導入窓8を通じて4方向からNd:YAGレーザーから
のパルスレーザー光2が集光・照射されている。この4
つのパルスレーザー光は、1つのレーザー光発生装置か
ら出射したパルス光をビームスプリッタで等しく4つに
分けたものである。このとき、各4つのレーザービーム
の光軸は、そのいずれもが同一とならないようになって
いる。これは、プラズマを透過した光が反対側の光軸を
逆方向に進行し、レーザー装置が破壊されることがない
ようにするためである。
【0039】プラズマ3から輻射された軟X線は、プラ
ズマ位置に焦点を持つ多層膜回転放物面鏡4によって反
射され、X線平行光束5となる。多層膜回転放物面鏡4
は4つの部分に分割されており、パルスレーザー光2
は、それぞれの多層膜回転放物面鏡4の部分の間を通っ
て、標的ガスに照射されている。このため、形成された
平行光束は完全には軸対称ではなく、4つの扇形の部分
に分かれている。標的ガス供給ノズル1は支持柱9によ
って固定されているが、この支持柱9は4つの扇形の光
束の間になるように配置されており、標的ガス供給ノズ
ル1にガスを供給しているガス供給管7も、同様に4つ
の光束を遮らない位置に配置されている。
【0040】また、励起レーザー光は、図中、やや下側
から多層膜回転放物面鏡4の間を通って照射されてい
る。この配置によって、励起レーザー光の一部が標的ガ
スを透過してしまった場合にも、標的ガス供給ノズル1
や多層膜回転放物面鏡4に直接入射してしまう恐れはな
い。また、軟X線は励起レーザー光の照射方向にやや偏
った強度分布を有するため、多層膜回転放物面鏡がより
多くの軟X線を受けとめる点でも有利である。
【0041】この実施の形態においては、標的ガス供給
ノズル1がX線平行光束5の内側に配置されるため、標
的ガス供給ノズル1が光束を遮ってしまう。よって、軸
に垂直な方向の断面積ができるだけ小さな標的ガス供給
ノズル1を使用し、利用できる軟X線量をできるだけ多
くすることが望ましい。また、支持柱9もノズルの位置
が変化しないように十分な強度を持ちながら、なおかつ
光軸を遮る断面積ができるだけ小さいものであることが
望ましい。
【0042】また、本実施の形態では、発生する軟X線
光束の進行方向と標的ガス供給ノズル1から噴出される
気体の方向とは逆方向であるが、発生する軟X線の進行
方向はこれに限るものではなく、たとえば、標的ガス供
給ノズルから噴出される気体の方向と同一でもよい。
【0043】図6に本発明の実施の形態である軟X線発
生装置の第2の例の概略図を示す。この実施の形態にお
いては、発生する軟X線の進行方向は、標的ガス供給ノ
ズルから噴出される気体の方向と同一である。プラズマ
から軟X線採り出し方向に直接輻射された軟X線が平行
光束とならず、問題となる可能性があるので、それに対
する対策が講じられている。図8において、10は軟X
線フィルターである。
【0044】第1の実施の形態と同様に、真空容器6内
部に標的ガス供給ノズル1が配置されており、高圧のク
リプトン(Kr)ガスがガス供給管7を通じて供給され
ている。噴出したガスに4方向からパルスレーザー光2
が集光されてプラズマ3が生成される。噴出したクリプ
トンガスが液体窒素トラップによって回収されている
点、及び、プラズマ3から輻射された軟X線が多層膜回
転放物面鏡4によってX線平行光束5に変換される点
も、第1の実施の形態と同様である。
【0045】第1の実施の形態との違いは、クリプトン
ガスが噴出される方向と、形成されるX線平行光束5の
進行方向が同一である点である。本実施の形態において
は、多層膜回転放物面鏡4に入射するX線量をできるだ
け多くするために、ノズルの先端部分が細いことが望ま
しい。また、平行光束5が入射する光学素子(不図示)
に、平行光束でないプラズマ3からの軟X線が直接入射
しないように、遮蔽部を備えた軟X線フィルタ10を配
置している。
【0046】図7に、遮蔽部を備えた軟X線フィルタ1
0をプラズマ3側から見た図を示す。図7において、1
1はX線透過部、12はX線遮蔽部である。プラズマ3
から直接放射された軟X線のうち、周辺部に向かうもの
は、真空容器6の壁面等で吸収され、X線発生装置の外
部には出ないので、これを遮蔽する必要がない。よっ
て、軟X線フィルター10の周辺部は、X線透過部11
で形成され、X線平行光束5がこの部分を通過して外部
に放出されるようになっている。X線透過部11は厚さ
1μm以下のシリコン薄膜で形成されている。シリコン
薄膜は波長13nmの軟X線に対して透過率が高いため、こ
のフィルタを使用すれば軟X線平行光束を通過させるこ
とができる。
【0047】これに対し、プラズマ3から直接放射され
た軟X線のうち、中央部を通るものは平行光束とならな
いまま外部に放出されるので、この部分にはX線遮蔽部
12を設けて、軟X線を遮蔽する。X線遮蔽部12は、
金属薄膜によって形成されている。
【0048】図8に本発明の実施の形態である軟X線発
生装置の第3の例の概略図を示す。図8において、13
は多層膜反射鏡である。本実施の形態の構成の大部分は
図6に示した実施の形態と同じである。違う点は、遮蔽
部を備えた軟X線フィルタ10の代わりに、略半球型の
多層膜反射鏡13でプラズマ3の位置付近に中心を有す
るものを配置している点である。この多層膜反射鏡13
は、平行光束5が入射する光学素子(不図示)にプラズ
マ3からの軟X線が直接入射しないように遮っているだ
けでなく、入射した軟X線を反射してプラズマ発生位置
あるいはその近傍に集光している。
【0049】プラズマ発生位置に集光した場合には、こ
れによりプラズマは再加熱されて高温を保ち、軟X線の
発生量が増加する。プラズマ近傍に集光した場合にはプ
ラズマ近傍を通過した軟X線はプラズマから直接発した
軟X線とほぼ同様な光路を持つため、その一部は多層膜
回転放物面鏡4に入射し、X線平行光束5を形成する。
【0050】以上の実施の形態においては定常的にガス
を噴出しているが、真空ポンプの排気速度が充分でな
く、充分な軟X線の透過率を確保できる圧力にまで排気
できない場合には、単位時間当たりに供給されるガスの
量を低減させるために間欠的にガスの噴出をおこなって
もよい。この場合、励起レーザーパルス光の照射はガス
の噴出と同期をとっておこなう必要がある。
【0051】また、以上の実施の形態においては、4方
向から励起レーザー光を照射しているが、照射方向の数
はこれに限るものではなく、プラズマの形状の不均一性
が問題とならない場合には1方向からの照射でも良い。
【0052】さらに、以上の実施の形態においては、1
つのレーザー光を4等分してプラズマ形成位置に集光し
ているが、各ビームは1つのビームを分割したものに限
るものではなく、各ビーム間相互で同期がとれるならば
別のレーザー光発生装置から発生したものでもよい。ま
た、複数のレーザービームそれぞれの強度は、多層膜鏡
の軸に対してプラズマが略対称になるように調整されて
いることが望ましく、そのようなプラズマを形成できる
ならば、各レーザービームの波長は同一でなくともよ
い。
【0053】加えて、以上の実施の形態においては、各
レーザービームをほぼ同時に照射しているが、照射は同
時におこなわれるものに限るものではない。レーザープ
ラズマから発した軟X線を平行光束に変換して図9にお
ける平行光束21とすると、レーザープラズマはパルス
光源であるために、マスク上のある一点は数回ないし数
十回にわたって間欠的に照明される。照明の均一性とし
て問題になるのは、マスク上の各位置ごとの時間的な積
分照射強度であるため、この数回ないし数十回の照明の
間に各レーザービームの照射強度の積分値の平均化がな
され、結果としてマスクが一様に照明されていればよ
い。
【0054】以上の実施の形態においては、平行光束を
形成するのに4つに分割した回転放物面鏡を利用してい
るが、この分割する数はこれに限るものではなく、ま
た、分割しなくてもよい。
【0055】また、以上の実施の形態においては、プラ
ズマを発生させるガスとして、クリプトン(Kr)ガス
を用いているが、キセノン(Xe)ガス、酸素(O2)
ガス、若しくはこれらの気体を含む混合気体、又はこれ
らの原子を含む気体化合物を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明においては、プラズマから発生した軟X
線は、回転放物面反射鏡により反射されて、回転放物面
反射鏡の光軸に平行で軸対称な平行光束となる。
【0057】請求項2に係る発明においては、ノズルが
軟X線の平行光束を光軸に対して非対称に遮ることがな
いので、軸対称な平行光束を得ることができる。また、
励起エネルギービームの中心軸が、前記ノズル部分を通
過しないような位置に配置されているので、励起エネル
ギービームがノズルに到達して、ノズルから飛散物質が
発生して周囲に飛散することがない。
【0058】請求項3に係る発明においては、ノズルが
軟X線の平行光束を光軸に対して非対称に遮ることがな
いようにすることができる。また、このような配置にす
ると、ノズルから噴出されたガス分子又はそのクラスタ
ーに複数の方向から励起エネルギービームを照射するこ
とが容易になる。これにより、軟X線の平行光束を光軸
に対して対称とすることが容易になる。
【0059】請求項4に係る発明においては、複数のエ
ネルギービームの光軸が回転放物面形状の対称軸に垂直
な平面に投影したときに互いに略同じ角度を形成するの
で、軟X線の平行光束を光軸に対して対称とすることが
容易になる。
【0060】請求項5に係る発明においては、複数方向
から照射される励起エネルギービームが、略同じ強さで
あり、略同時に照射されるので、軟X線の平行光束を光
軸に対して対称とすることができる。
【0061】請求項6に係る発明においては、何度かの
照射の後には各方向からの照射回数と照射強度の積の和
がほぼ等しくなるようにされているので、一定期間静止
している物体に照射むらのない照射が可能である。
【0062】請求項7に係る発明においては、焦点位置
を発した軟X線に対して反射面上のどの入射位置につい
ても同一の反射波長を有するように膜厚分布が制御され
ているので、回転放物面鏡のどの部分に入射する軟X線
に対しても反射率が一定となり、軟X線の平行光束を光
軸に対して対称とすることができる。
【0063】請求項8に係る発明においては、回転放物
面鏡で反射されないX線の少なくとも一部を遮蔽する部
材が設けられているので、軟X線の平行光束を光軸に対
して対称とすることができる。
【0064】請求項9に係る発明においては、反射光を
プラズマの生成位置又はその近傍に集光させることによ
り、プラズマの温度を上げ、そこから発生するX線の量
を大きくすることができる。
【0065】請求項10に係る発明においては、適当な
ガスを標的物質として使用しているので、効率的に軟X
線を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である軟X線発生装置の、
基本部分の構成の概要を示す図である。
【図2】図1に示した軟X線発生装置を別の方向から見
た概要を示す図である。
【図3】あまり好ましくない標的ガス供給ノズル1の配
置とパルスレーザー光2の照射方法の例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態である軟X線発生装置の第
1の例の概略図(縦断面図)である。
【図5】図4に示した軟X線発生装置を別の方向から見
た概略図である。
【図6】本発明の実施の形態である軟X線発生装置の第
2の例の概略図(縦断面図)である。
【図7】図6に示す軟X線発生装置を別の方向から見た
概略図である。
【図8】本発明の実施の形態である軟X線発生装置の第
3の例の概略図(縦断面図)である。
【図9】従来のX線照明光学系の例を示す概略図であ
る。
【図10】X線照明光学系に使用されているフライアイ
ミラーを示す図である。
【符号の説明】
1…標的ガス供給ノズル 2…パルスレーザー光 3…プラズマ 4…多層膜回転放物面鏡 5…X線平行光束 6…真空容器 7…ガス供給管 8…レーザー光導入窓 9…支持柱 10…軟X線フィルター 11…X線透過部 12…X線遮蔽部 13…多層膜反射鏡

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気装置によって減圧可能な容器中に、
    気体を噴出するノズルが配置され、当該ノズルから間欠
    的又は連続的に噴出されたガス分子又はそのクラスター
    に励起エネルギービームを集光してプラズマ化すること
    により軟X線を発生させるX線発生装置であって、プラ
    ズマ生成位置を焦点とする回転放物面形状を有する軟X
    線反射鏡(回転放物面反射鏡)を備えたことを特徴とす
    るX線発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線発生装置であっ
    て、前記ノズルと前記回転放物面反射鏡が、互いの中心
    軸が一致するように配置され、前記ノズルは、前記励起
    エネルギービームの中心軸が、前記ノズル部分を通過し
    ないような位置に配置されていることを特徴とするX線
    発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のX線発生
    装置であって、気体を前記回転放物面反射鏡の回転対称
    軸に沿った方向に噴出させるように前記ノズルが配置さ
    れ、当該ノズルから噴出されたガス分子又はそのクラス
    ターに複数の方向から励起エネルギービームが照射され
    ることを特徴とするX線発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のX線発生装置であっ
    て、前記複数のエネルギービームの光軸は、前記回転放
    物面反射鏡の回転対称軸に垂直な平面に投影したとき
    に、略等角度間隔をなすことを特徴とするX線発生装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のX線発生
    装置であって、前記複数方向から照射される励起エネル
    ギービームが、略同じ強さであり、略同時に照射される
    ことを特徴とするX線発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載のX線発生
    装置であって、前記複数方向からの励起エネルギービー
    ムが、1つあるいは複数のビームごとに照射され、何度
    かの照射の後には各方向からの照射回数と照射強度の積
    の和がほぼ等しくなるように励起エネルギービームが照
    射されることを特徴とするX線発生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のうちいずれか1
    項に記載のX線発生装置であって、前記回転放物面反射
    鏡が、焦点位置を発した軟X線に対して反射面上のどの
    入射位置についても同一の反射波長を有するように膜厚
    分布が制御された多層膜を表面に有することを特徴とす
    るX線発生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のうちいずれか1
    項に記載のX線発生装置であって、プラズマから放射さ
    れるX線で、前記回転放物面反射鏡に入射するX線以外
    のX線のうち、X線発生装置から外部に放出されるもの
    の少なくとも一部を遮蔽する部材を設けたことを特徴と
    するX線発生装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のうちいずれか1
    項に記載のX線発生装置であって、プラズマから放射さ
    れるX線のうち、前記回転放物面反射鏡に入射するX線
    以外のX線が放射される立体角内に、反射光をプラズマ
    の生成位置又はその近傍に集光させる反射鏡を設けたこ
    とを特徴とするX線発生装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のうちいずれか
    1項に記載のX線発生装置であって、前記ノズルから噴
    出されるガスがキセノン(Xe)ガス、クリプトン(K
    r)ガス、酸素(O2)ガス、若しくはこれらの気体を
    含む混合気体、又はこれらの原子を含む気体化合物であ
    ることを特徴とするX線発生装置。
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