JP2000088661A - 婦人体温計 - Google Patents

婦人体温計

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JP2000088661A JP10255809A JP25580998A JP2000088661A JP 2000088661 A JP2000088661 A JP 2000088661A JP 10255809 A JP10255809 A JP 10255809A JP 25580998 A JP25580998 A JP 25580998A JP 2000088661 A JP2000088661 A JP 2000088661A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基礎体温の測定履歴から次回生理日を高精度に
推定する。 【解決手段】基礎体温の測定履歴から、基準体温を算出
して基礎体温の測定ごとにその日が高温相か低温相かを
判定し、低温相であれば、最後の生理日を基準として、
平均月経周期を加算した日付けを中心に、平均月経周期
のばらつきを可能期間とする範囲を生理日として推定し
(S1303)、高温相であれば、最後の排卵日を基準
として、平均高温相期間を加算した日付けを中心に、平
均高温相期間のばらつきを可能期間とする範囲を生理日
として推定する(S1305)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、婦人が基礎体温を
測定するための婦人体温計に関する。
【0002】
【従来の技術】女性の基礎体温は周期的に高温相と低温
相の2相性を持っており、婦人体温計はその基礎体温を
測定するために使用される。婦人体温計により基礎体温
を毎日記録してトレンドグラフを作成することで、高温
相と低温相の周期を測定者は知ることができる。基礎体
温のトレンドを正確に記録するために、測定者による読
み取り誤差をなくすべく、デジタル式の婦人体温計も利
用されている。デジタル式の婦人体温計では、単に体温
を測定するにとどまらず、測定した体温を記録してトレ
ンドグラフ自体を作成する機能や、次回生理日等を測定
した体温の記録から推定する推定機能を有するものもあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな推定機能を有する従来の婦人体温計ではその推定機
能の精度が十分ではなく、かならずしも満足できる推定
結果を得ることができなかった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、高精度で次回生理日を予測できる婦人体温計を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基礎体温を測定する体温測定手段と、生
理事項データを入力する入力手段と、前記体温測定手段
により測定された基礎体温および前記入力手段により入
力された生理事項データに基づいて次回生理日を推定す
る推定手段とを有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を適用した婦人用電子体温
計を図面を参照して説明する。
【0007】<装置の構成>図2(a)は体温計本体の
蓋31を120度程度開いた上面図、(b)は蓋を閉じ
た状態の側面図である。この体温計本体は、口中に挿入
して体温を検知するためのセンサ部32aを備えたプロ
ーブ32と、測定日時や測定された体温、基礎体温のト
レンド等などの測定値に関する情報や、電池切れなど装
置の制御に関する情報を表示する表示パネル33と、体
温測定に付随する各種情報を入力するためのキーパネル
34とを備えている。また、図示しないが、パーソナル
コンピュータなどをホストとして接続するためのコネク
タ等も備える。また、この体温計は定時測定を促進する
ために目覚まし機能を有しており、別途設定された時刻
になると目覚し音を鳴らして利用者に体温測定を促す。
【0008】より詳しく説明すると、表示パネル7は、
日付や測定された体温、あるいは測定された体温のトレ
ンドグラフを表示する他に、次回排卵日,次回生理日,
出産予定日といった、基礎体温の測定結果に基づいて推
定される日付を表示するための予定表示バー33aを含
む。また、基礎体温の測定に付随して入力される、生理
メモ,発熱メモ等の各メモ項目を示すためのメモ表示バ
ー33bも含まれる。なお、図2ではすべての表示バー
33a,33bが表示されている様子を示しているが、
これらはすべて同時に表示されるわけではなく、対応す
る項目の表示時や入力時に各表示バーが表示される。
【0009】また、入力部としてのキーパネル34に
は、電源キー,メモキー,機能キー,確定キー,体温表
示・移動キー(+キー及び−キー),アラームキー,取
り消しキーの各種キーが備えられている。また、前述の
各表示バーに対応して、各表示バーが何を意味するかを
示す項目名が記載されている。
【0010】図1は図2の体温計による体温測定を制御
するための体温計(婦人体温計)全体の構成を示すブロ
ック図である。
【0011】図1において、CPU41は、所定のプロ
グラムを実行して装置全体を制御するとともに、後述す
る手順で体温を測定し、測定結果を基に種々の中間デー
タや推定値を求める。時計8は実時間を刻む時計であ
る。表示部7は液晶パネルなどで、測定された体温や、
測定値のトレンド、種々の予測値などを表示する。体温
測定部1は、プローブ32により計測された温度から前
述した方法で平衡温を予測するようにすることができ
る。入力部44はキーパネル34を含み、優先時刻や各
種の制御情報などを入力する。RAM42は、1日1回
の測定値及び各メモ項目の設定値を所定日数(例えば2
40日分)記憶するとともに、各生理期間(生理初日か
ら次の生理初日の前日まで)ごとの各種中間データ等を
記憶する測定値記憶部421、操作モードを記憶するモ
ード記憶部422を含むほか、作業領域として使用され
る。なお記憶部421〜422のために不揮発性の書き
換え可能メモリを用いれば、電池によるバックアップを
する必要がなくなる。ROM43は、固定されたデータ
の他、CPU41により実行されるプログラム431を
格納する。またこの体温計は、ホストインターフェース
45を介して不図示のホスト装置と接続することもでき
る。
【0012】<婦人体温計の機能>図3は、体温の測定
やメモ入力、推定結果の計算や表示等、本婦人体温計に
よる各種機能を遂行するための機能モードの遷移を示す
状態遷移図である。 (1)停止モード 電源スイッチがオフにされたり、あるいは、電源投入後
所定時間経過した場合には停止モードとなる。本婦人体
温計は、電源オフの状態であっても、回路全体の電源が
断たれるわけではなく、時計8やCPU41等、目ざま
しタイマや、データ処理モードにおける機能遂行のため
に、入力部44や表示部7、体温測定部1やセンサ部3
2a等を除いた部分には微弱ながら電力が供給される。
停止モードでは、このように、再起動のために必要な部
分に対してのみ電力が供給される。 (2)測定モード 電源スイッチをオンにしたときや、取り消しキーにより
リセットされたときは測定モードに入る。この測定モー
ドでは、初期状態で時計8により示される現在日の測定
値を表示する。また、体温表示・移動キーの+キーある
いは−キーの操作により、指定された日の測定値ととも
に、その日のデータとして設定されたメモ項目に対応す
るメモ表示バー33bが表示される。また、この測定モ
ードではセンサ部32aからの測定値を監視しており、
測定開始条件がみたされれば体温測定を開始する。 (3)メモモード 測定モードにおいて、入力部44としてのキーパネル3
4を構成するメモキーが押されると、メモモードに遷移
する。このモードに入ると、測定モードで設定された日
付について、生理メモや発熱メモ等、6項目の生理事項
に関するメモが入力できる。メモキーが押されるごとに
設定する項目が順次移行する。その際、現在設定対象と
なっている項目に対応するメモ表示バー33bを点滅表
示する。操作者はその点滅表示を見て、設定される項目
を知ることができる。各項目において確定キーが押され
ると、そのメモ項目が設定されたことを記憶し、その項
目に対応するメモ表示バー33bを表示して測定モード
に戻る。また、どの項目も確定されず、6回目のメモキ
ーが押された場合にも測定モードに戻る。
【0013】このようにして設定されたメモ項目は、測
定モードにおいて指定された日付ごとに読み出され、設
定されている項目に対応するメモ表示バー33bが表示
される。 (4)推定日表示モード 測定モードにおいて機能キーが押されると、推定日表示
モードに遷移する。このモードに入ると、既に計算され
記憶された各種データから、まず次回排卵日が表示され
る。このモードで表示される項目は全部で3項目あり、
機能キーが押されるごと表示される項目が次回生理日,
出産予定日と移行し、3回目の機能キーで測定モードに
戻る。 (5)データ処理モード 後述するデータ処理を実行するモードである。このモー
ドは、電源スイッチがオフにされたとき、あるいは、目
ざましアラームの設定時刻から5時間経過した後に移行
する。ただし、データ処理は1日に1回に行われるだけ
であり、1日に2回以上このモードに移った場合には、
2回目以降ではデータ処理は行われず、直ちに処理終了
となって停止モードに移行する。
【0014】本実施形態の婦人体温計のモードは以上の
5モードである。なお、各モードにおいて取り消しキー
が押されると測定モードに戻る。また、測定モード以外
の各モードにおいては、キー入力がないまま経過する時
間を測定しており、所定時間経過すると取り消しキーが
押された場合と同じ状態に戻る。測定モードにおいて同
様に所定時間が経過すると、自動的に停止モードに移
る。また、測定モードから各モードに遷移するためのキ
ー入力は、誤入力を防止するために、所定時間押し続け
られた場合に入力されたものとみなされる。
【0015】<体温測定シーケンス>測定モードにおい
て、使用者がプローブ32の先端のセンサ部32aを口
中に挿入して体温の測定を開始すると、体温測定部1
は、センサ部32aから入力された温度に基づいて所定
の手順に従って体温の測定を開始する。そして測定が終
了すると得られた測定値をRAM42に記憶する。この
ために、体温測定部1は、センサ部32aにより検出さ
れる温度データを所定時間おきにサンプリングしてい
る。本体温計では、サンプルデータが30℃を越えてか
つ温度上昇率が0.25℃/4秒以上になれば、その時
点を起点として体温の測定を開始する。
【0016】測定を開始すると所定サンプリング周期
(例えば2秒)ごとにセンサ部32aにより検知される
温度をサンプリングし、そのサンプルデータをもとに所
定の方法で体温を測定する。ここでは測定にピークホー
ルド方式を用いる。ピークホールド方式では、温度を定
期的にサンプリングしてそれらサンプリングされた温度
のうち最高値を保持する。温度測定部1は、サンプルデ
ータの上昇率が所定の値、例えば0.019℃/16秒
以下になった時点で測定を終了し、その時点で得られた
最高値を測定値として、CPU41によりRAM42に
記憶させる。また、測定に用いるサンプルデータはセン
サ部32aからの計測値をそのまま用いず、ある時点に
おけるサンプルデータとして、そのデータそのものとそ
の前後合わせて3つのサンプルデータの算術加算平均を
求め、それをその時点のサンプルデータとして用いる。
こうすることでサンプリングごとのばらつきを抑えてよ
り正確に測定を行うことができる。こうして一回の測定
を終えると、表示制御部6によりRAM42から測定値
が読み出されて表示部7に表示される。
【0017】<データ処理の内容>データ処理モードで
は、蓄積した測定値を用いて生理初日を判定し、生理初
日がそれまでの日付から更新されたなら、更新前の生理
初日から更新された生理初日の前日までの、最新の月経
周期について、その平均高温相期間,平均低温相期間を
求めるほか、それまで蓄積された過去の月経周期につい
てのデータを用いて、平均月経周期や基準体温を計算す
る。さらに、測定が行われた当日(以下、本日と呼ぶ)
が高温相か低温相か判定して排卵日を検出し、平均体温
を算出する。最後に、これらのデータを用いて、次回生
理日,次回排卵日,出産予定日を予測する。
【0018】図4は、月経周期の例を示す図である。丸
付き数字は各生理周期における生理初日を表し、この間
の符号a〜hがそれぞれ月経周期となる。各月経周期に
は、生理初日から始まる低温相H〜Nと、排卵日◎から
始まる高温相とが含まれる。本婦人体温計は、ある月経
周期の中にいるときに、次回の排卵日および生理日を高
精度に予測(推定)するとともに、測定結果から妊娠と
判定されれば出産予定日も予測(推定)する。また、図
4を参照して各種データ処理の説明をするが、その際、
図4の月経周期aの途中から測定が開始され、符号が
最初に確認される生理初日であるものとする。処理の内
容は次のようなものである。
【0019】(1)計算タイミング 図5は処理全体を示すフローチャートである、図5に示
された演算処理は、電源スイッチのオフ時、または目覚
ましアラーム設定時間経過5時間後にデータ処理モード
に移行し、1日1回行われる。2回目以降は何も行われ
ずに処理は終了する。なお、目覚まし時間の初期値は、
午前6時ちょうどに設定されているものとする。次に、
各ステップにおける処理をより詳しく説明する。
【0020】(2)生理初日判断 ・生理メモ入力が所定日数以上、例えば3日以上連続し
た場合、生理メモ入力の初日を生理初日と判定する。所
定日数未満、例えば3日未満の場合は生理誤認とする。 ・生理メモが無く低温相が開始された場合、低温相の開
始日を生理初日とする。ただし、高温相が開始される前
に生理メモが入力された場合、生理初日を訂正する。
【0021】(3)平均月経周期(非表示) 図4における符号〜が生理初日であり、区間b〜h
が月経周期となる。すなわち、生理初日から次回生理初
日の前日までが1月経周期となる。 ・平均月経周期は生理初日確定後に計算し、次回生理初
日確定まで計算結果は保持される。例えば、図4の月経
周期gにいる場合、平均月経周期は周期gの生理初日
の確定後に計算され、次の周期の生理初日の直前まで
保持される。 ・平均月経周期は、最近所定回(6回)分の月経周期か
ら最長周期と最短周期を除いた所定回(4回分)の月経
周期を平均して得られる。 ・平均される所定回(4回)分の月経周期の内、所定回
(3回)分以上有効月経周期(後述)があれば、計算し
た平均月経周期は有効とする。 ・測定開始以来所定周期分、例えば6周期分のデータが
得られていない場合には、暫定処置として、所定回数、
例えば3回分以上の有効月経周期があればその平均を平
均月経周期とする。例えば、図4の区間eにおいては、
平均月経周期=(b+c+d)/3とする。ただし、
b、c、dは有効月経周期である。
【0022】同様に区間fにおいては、平均月経周期=
(b+c+d+e)/4とする。ただし、b、c、d、
eは有効月経周期である。
【0023】また、区間gにおいては、最長を除く所定
回(3回)分以上の有効月経周期の平均を平均月経周期
とする。 ・月経周期は、所定日数、例えば21日以上42日以下
を有効とする。 ・平均月経周期の算出に用いられる月経周期(最大4周
期)内の最長周期と最短周期が、(最長周期 < 最短
周期 × 2)の関係を満たしていれば、平均月経周期
は有効である。
【0024】例えば、区間a、b、c、dにおいては平
均月経周期は得られない。また、最近所定月経周期、例
えば6月経周期の中に有効月経周期が所定数、例えば3
つ以上ない場合や、有効なものが所定数、例えば3つ以
上あっても(最長周期 <最短周期 × 2)が満足さ
れない場合、または計算の結果平均月経周期が有効外の
場合、平均月経周期のデータは無いものとする。
【0025】このように、平均月経周期とは、最近所定
回(6回)分の月経周期から最大と最小を除き、さらに
そのうち少なくとも所定回(3回)分の有効月経周期の
平均である。
【0026】(4)平均高温相期間(非表示) 図4において、符号〜は生理初日、◎は排卵日(後
述の排卵日検出により判定)、区間A〜Gは高温相期間
(排卵日の翌日から生理初日の前日まで)、区間b〜h
は月経周期である。 ・平均高温相期間は生理初日確定後に計算され、次回生
理初日確定まで計算結果が保持される。 ・平均高温相期間は、最近所定回分、例えば6回分の高
温相期間から最長期間と最短期間を除いた所定回分、例
えば4回分の高温相期間を平均して得られる。 ・平均される所定回分、例えば4回分の高温相期間の
内、所定回分、例えば3回分以上有効高温相期間(後
述)があれば、計算した平均高温相期間は有効である。 ・測定開始以来所定回分、例えば6回分のデータが得ら
れていない場合には、暫定処置として、区間eにおいて
は、平均高温相期間=(A+B+C)/3とする。ただ
し、A、B、Cは有効高温相期間である。
【0027】同様に区間fにおいては、平均高温相期間
=(A+B+C+D)/4とする。ただし、A、B、
C、Dは有効高温相期間である。
【0028】また、区間gにおいては、最長を除く有効
な所定回分、例えば3回分以上の高温相期間の平均を平
均高温相期間とする。 ・高温相期間は、所定日数、例えば12日以上16日以
下を有効とする。有効外の高温相期間は計算から除外す
る。
【0029】例えば、区間a、b、c、dにおいては平
均高温相期間は得られない。また、最近月経周期、例え
ば6月経周期の中に有効高温相期間が所定数(3つ)以
上ない場合や、計算の結果、平均高温相期間が有効外の
場合、平均高温相期間データはないものとする。
【0030】(5)平均低温相期間(非表示) 図4において、符号〜は生理初日、◎は排卵日(後
述の排卵日検出により判定)、区間H〜Nは低温相期間
(生理初日から排卵日まで)、区間b〜hは月経周期で
ある。 ・平均低温相期間は生理初日確定後に計算され、次回生
理初日確定まで計算結果が保持される。 ・平均低温相期間は、最近所定回分、例えば6回分の低
温相期間から最長期間と最短期間を除いた所定回分、例
えば4回分の低温相期間を平均して得られる。 ・平均される所定回分、例えば4回分の低温相期間の
内、所定回分、例えば3回分以上有効低温相期間(後
述)があれば、計算した平均低温相期間は有効である。 ・測定開始以来所定回分、例えば6回分のデータが得ら
れていない場合には、暫定処置として、区間eにおいて
は、平均低温相期間=(H+I+J)/3とする。ただ
し、H、I、Jは有効高温相期間である。
【0031】同様に区間fにおいては、平均高温相期間
=(H+I+J+K)/4とする。ただし、H、I、
J、Kは有効低温相期間である。
【0032】また、区間gにおいては、最長を除く有効
な所定回分、例えば3回分以上の低温相期間の平均を平
均低温相期間とする。 ・低温相期間は、所定日数、例えば5日以上30日以下
を有効とする。有効外の低温相期間は計算から除外す
る。
【0033】例えば、区間a、b、c、dにおいては平
均低温相期間は得られない。また、最近所定月経周期、
例えば6月経周期の中に有効低温相期間が所定数(3
つ)以上ない場合や、計算の結果、平均低温相期間が有
効外の場合、平均低温相期間データはないものとする。
【0034】(6)次回生理日予定(表示) 図4において、符号〜は月経初日メモ入力日、区間
a〜gは月経周期である。 ・次回生理日は、所定回分、例えば4回目の生理初日が
確定した以降、平均月経周期、平均高温相期間の計算が
終了後計算する。なお、図4の区間a〜dにおいては次
回生理予定日は求められないため、その場合の次回生理
日のデータはないものとする。 ・次回生理日は、所定期間、例えば3日乃至7日間の期
間(××月××日〜××月××日)として算出(推定)
する。 ・本計算処理を行っている当日が低温相(後述の相判定
により判定)の場合 次回生理日 = 最近の生理初日+平均月経周期−可能
期間〜最近の生理初日+平均月経周期+可能期間 とする。ただし、可能期間は、平均月経周期の計算に使
用した月経周期の分布を正規分布として1.5σ相当/
2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四
捨五入とする。 ・本計算処理を行っている当日が高温相(後述の相判定
により判定)の場合 次回生理日 = 最近の排卵日+平均高温相期間−可能
期間〜最近の排卵日+平均高温相期間+可能期間 とする。ただし、可能期間は、平均高温相期間の計算に
使用した高温相期間の分布を正規分布として1.5σ相
当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位
で四捨五入とする。
【0035】このようにして推定された次回生理日を表
示する際には、表示当日の条件に応じて次のように表示
制御される。 ・表示当日が次回生理日の期間に含まれない場合、計算
された次回生理日をそのまま表示する。 ・表示当日が計算された次回生理日の期間に入ってお
り、その期間の最後の日から所定日数前、例えば3日前
までの場合、表示される期間は、表示当日の日付〜次回
生理日の期間の最後の日とする。すなわち、表示当日〜
最近の生理初日+平均月経周期+可能期間、あるいは表
示当日の日付〜最近の排卵日+平均高温相期間+可能期
間となる。 ・表示当日が次回生理日の最終日−3日以降の場合、生
理初日まで、表示は、表示当日の日付〜表示当日の日付
+3日とする。 ・計算の結果、次回生理日が所定日数、例えば8日間以
上の期間にわたる場合、表示は「−−月−−日〜−−月
−−日」とする。 ・表示当日が高温相で、排卵日からの日数が所定日数、
例えば17日以上の場合、表示は「−−月−−日〜−−
月−−日」とする。 ・平均月経周期または平均高温相期間が確定していない
場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
【0036】(7)基準体温(非表示) 図4において、符号〜は生理初日、◎は排卵日、区
間A〜Gは高温相期間、区間H〜Nは低温相期間、区間
b〜hは月経周期である。基準体温は生理初日確定後に
計算され、以降次回生理初日が確定するまで保持され
る。 ・基準体温は、 基準体温=(過去所定回分(例えば3回分)の高温相平
均体温+過去所定回分(例えば3回分)の低温相平均体
温)/2 として求められる。ただし、高温相平均体温および低温
相平均体温は後述の平均体温により得られる。
【0037】例えば、生理初日における基準体温は、 基準体温=((区間Aの平均体温+区間Bの平均体温+区
間Cの平均体温)/3+(区間Hの平均体温+区間Iの平均
体温+区間Jの平均体温)/3)/2 である。
【0038】また、生理初日においては基準体温は更
新されない。
【0039】生理初日においては、 基準体温=(区間Aの平均体温+区間Hの平均体温)/2生
理初日においては、 基準体温=((区間Aの平均体温+区間Bの平均体温)/2
+(区間Hの平均体温+区間Iの平均体温)/2)/2 である。 ・区間a〜bにおける基準体温は、基準体温=36.5
℃として予め与えられる。
【0040】(8)平均体温(非表示) 平均体温としては、高温相平均体温と低温相平均体温の
それぞれを、初回の生理初日確定以降計算する。 ・高温相平均体温は、高温相開始から所定日目、例えば
3日目の体温を初期値として、低温相開始の所定日前、
例えば3日前までの体温で平均体温を計算する。 ・低温相平均体温は、低温相開始から所定日目、例えば
3日目の体温を初期値として、高温相開始の所定日前、
例えば3日前までの体温で平均体温を計算する。
【0041】(9)相判定(非表示) 測定当日の相を判定する。 ・当日体温≧基準体温の場合、高体温とする。 ・当日体温<基準体温の場合、低体温とする。 ・相判定は記録開始から最初に低温相が確認されてから
所定日毎、例えば1日毎に判定する。 ・当日で低体温が所定日数、例えば3日連続した場合は
当日から所定日数、例えば2日遡って低温相開始とす
る。または生理初日が確定した時点で、生理開始日から
低温相開始とする。 ・当日で高体温が所定日数、例えば3日連続した場合は
当日から所定日数、例えば2日遡って高温相開始とす
る。ただし、連続した所定日数内、例えば3日内に発熱
メモ入力がある場合または体温が37.5℃以上の場合
は、その測定結果は計算から除外する。
【0042】(10)排卵日検出(非表示) ・排卵日は、相判定において高温相の開始日が更新され
た後に計算する。 ・排卵日は低温相の最後の日なので、相判定後下式で求
められる。
【0043】排卵日=高温相開始日−1 (11)次回排卵日予定(表示) 次回排卵日は、所定回数目、例えば4回目の生理初日が
確定した以降、平均月経周期、平均低温相期間の計算の
終了後に計算(推)する。なお区間a〜dにおいては計
算できないために「−−月−−日〜−−月−−日」とす
る。 ・次回排卵日は所定期間、例えば3〜7日間の期間(×
×月××日〜××月××日)として表示する。 ・当日が低温相の場合、 次回排卵日=最近の生理初日+平均低温相期間−可能期
間〜最近の生理初日+平均低温相期間+可能期間 とする。ただし、可能期間は、平均低温相期間の計算に
使用した低温相期間の分布を正規分布として1.5σ相
当/2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位
で四捨五入である。 ・当日が高温相の場合、 次回排卵日=最近の排卵日+平均月経周期−可能期間〜
最近の排卵日+平均月経周期+可能期間 とする。ただし、可能期間は、平均月経周期の計算に使
用した月経周期の分布を正規分布として1.5σ相当/
2とする。なお、可能期間は日単位、小数点第1位で四
捨五入である。
【0044】このようにして推定された次回排卵日を表
示する際には、表示当日の条件に応じて次のように表示
制御される。 ・表示当日が次回排卵日の期間に含まれない場合、計算
された次回排卵日をそのまま表示する。 ・当日が計算された次回排卵日の期間に入っており、そ
の期間の最後の日から所定日前、例えば3日前までの場
合、表示される期間は、表示当日の日付〜次回排卵日の
期間の最後の日とする。すなわち、表示当日〜最近の生
理初日+平均低温相期間+可能期間、あるいは表示当日
の日付〜最近の排卵日+平均月経周期+可能期間とな
る。 ・表示当日が次回排卵日の最終日−3日以降の場合、排
卵日まで、表示は、表示当日の日付〜表示当日の日付+
3日とする。 ・計算の結果、次回排卵日が所定日数、例えば8日間以
上の場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とす
る。 ・当日が高温相で、排卵からの日数が所定日数、例えば
17日以上の場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−
日」とする。 ・平均月経周期または平均低温相期間が確定していない
場合、表示は「−−月−−日〜−−月−−日」とする。
【0045】(12)出産予定日予測(表示) 最後の排卵日からの日数が所定日数、例えば20日をこ
え、当日(最新測定体温)が高体温の場合、下式で推定
する。
【0046】出産予定日=排卵日+265日 ・出産予定日が求められていない場合、その表示は「−
−月−−日〜−−月−−日」とする。
【0047】(13)測定体温の欠落データ(取り忘
れ)後処理 基礎体温は原則として毎日測定されるべきものである
が、もし測定し忘れなどでデータが欠落している場合に
は、内部データとして、欠落日前後の測定体温から計算
で求める。ただし、欠落したデータの表示は行わない、
欠落日の体温表示は「−−.−−℃」となる。欠落した
データは、欠落の直前の測定値と直後の測定値とを、線
形に補間するように補填される。すなわち、次の例のよ
うになる。 ・測定体温データ欠落が1日分(第N日)の場合、第N−1日の測定値がa、第 N+1日の測定値がbとすれば、 日付 | N−1日 | N日 | N+1日 体温 | a | a+(b−a)/2 | b ・測定体温データ欠落が2日分(第N日、第N+1日)の場合、 日付 |N−1日| N日 | N+1日 |N+2日 体温 | a |a+(b−a)/3|a+2(b−a)/3| b ・同様に測定体温データの欠落がm日にわたる場合、欠
落前日体温をa、欠落後の体温をbとして 欠落n日目の体温=a+n(b−a)/(m+1) 測定体温欠落データの連続日数mは所定日数、例えば8
日まで許容する。その所定日数、例えば8日をこえる欠
落があった場合、最近の生理日に遡り、体温データを無
効とする。 ・測定体温の有効データが、月経周期内の日数の所定比
率以上、例えば50%以上の場合、その月経周期内のデ
ータを有効とする。所定比率未満、例えば50%未満の
場合、その月経周期内のデータを無効とする。
【0048】<データ処理の手順>以上、個々の項目ご
とに処理の内容を説明したが、図5〜図9により、一連
の処理としてデータ処理手順を説明する。図5は処理全
体の流れを示すフローチャートであり、図1におけるC
PU41によりROM43に格納されたプログラムを実
行することで実現される。以下、フローチャートを参照
しつつ、処理の内容について説明する。なお、図6〜図
9は、上述した各処理の一部の内容をフローチャート化
したものであるので、簡単に触れるにとどめる。
【0049】図5において、まず本日の体温測定が既に
済んでいるか判定する(ステップS501)。済んでい
れば処理は終了する。済んでいなければ、まず欠落デー
タを補間する(ステップS501)。すなわち、所定日
数、例えば8日以上欠落があれば、最近の生理初日以降
のデータを無効化し、所定日数以下、例えば7日以下で
あれば、n日欠落したm日目のデータを(a+n(b−
a)/(m+1))の式により補間する。これは上述し
た項目(13)に説明した通りである。
【0050】次に、生理初日を判定する(ステップS5
03)。この詳細は前述した項目(2)の通りである
が、改めて図6に示した。すなわち、生理メモ入力が所
定日以上、例えば3日以上連続したならその初日、すな
わち当日の所定日前、例えば2日前の日付で生理初日を
更新する(ステップS803)。また、ステップS51
09で低温相の開始日が更新されると、ステップS50
3に戻って、その低温相開始日で生理初日を更新する
(ステップS808)。また、ステップS808で生理
初日が更新された場合には、高温相になる前に生理メモ
が入力された日付けで生理初日を更新する(ステップS
806)。生理初日はこれら3つのいずれかをきっかけ
として更新される。
【0051】次に、直前の月経周期が確定したならば、
すなわち、あらたな生理初日が確認されてから初めての
処理であり、かつ、直前の月経周期のデータが有効であ
れば、平均月経周期の計算(ステップS506)、平均
高温相期間および平均低温相期間の計算(ステップS5
07)、基準体温の計算(ステップS508)を行う。
これら3つの値は、上述した項目(3)〜(5)および
(7)に説明した要領で算出される。
【0052】ステップS506−S508は、1回の月
経周期で1回行われる処理である。これに対して、ステ
ップS509−S514は毎日体温が測定されるごとに
実行される。
【0053】まず、相判定並びに排卵日の検出が行われ
る(ステップS510)。その詳細は、上述した項目
(9)および(10)で説明した通りであるが、改めて
図7に示す。すなわち、原則的には所定日間、例えば3
日間連続して低体温あるいは高体温であれば、その初日
をそれぞれ低温相あるいは高温相の開始日とする(ステ
ップS1103,S1106)。ただし、所定日間、例
えば3日連続低体温でなくとも、生理初日がその日に更
新されていれば、更新された生理初日を低温相の開始日
とする(ステップS1108,S1109)。また、所
定温度を越えている場合あるいは発熱メモが入力された
場合には、その日の測定値は採用しない。また、高温相
開始日の前日をその月経周期における排卵日とする(ス
テップS1107)。
【0054】ステップS509において相判定が行われ
ると、本日づけで低温相開始日が更新され、かつ、生理
初日が更新されていないことを、ステップS510にお
いて判定する。この結果が肯定判定であれば、生理初日
を低温相開始日で更新する必要があるため、ステップS
503に戻り生理初日の更新を改めて行う。それにとも
なって、生理初日が新たに判定されて、その直前の月経
周期に関するデータ処理がステップS504−S508
で行われることになる。
【0055】これ以降は、平均体温計算(ステップS5
11)、次回生理日予測(推定)計算(ステップS51
2)、次回排卵日予測(推定)計算(ステップS51
3)、出産予定日予測(推定)計算(ステップS51
4)を順次行って、データ処理モードにおける処理を終
了する。
【0056】平均体温は、項目(8)で説明した通り、
高温相・低温相の交代が確認された時点で、直前の相の
開始日から所定日目、例えば3日目から今回の相の開始
日の所定日前、例えば3日前までの体温の平均を求め
る。
【0057】次回生理日は、図8(A)のように、現在
高温相であれば最後の排卵日を基準にして平均高温相期
間を加え、その日を中心としてばらつきを加味して予測
(推定)する(ステップS1305)。また、現在低温
相であれば最後の生理初日を基準にして平均月経周期を
加え、その日を中心としてばらつきを加味して予測(推
定)する(ステップS1303)。これは、項目
(6),(11),(12)において説明した通りであ
る。
【0058】次回排卵日は、図8(B)のように、現在
高温相であれば最後の排卵日を基準にして平均月経周期
を加え、その日を中心としてばらつきを加味して予測
(推定)する(ステップS1404)。また、現在低温
相であれば最後の生理初日を基準にして平均低温相期間
を加え、その日を中心としてばらつきを加味して予測す
る(ステップS1406)。
【0059】出産予定日は、図9のように、最後の排卵
日から所定日以上、例えば20日以上経過して、しかも
高温相である場合に、最後の排卵日から265日目を出
産予定日として求める(ステップS1503)。
【0060】測定された体温や上述のようにして計算さ
れた値は全てRAM421に格納され、240日間にわ
たって保存される。すなわち、例えば月経周期や高温相
期間,低温相期間,平均体温等、月経周期の1周期毎に
算出される値であれば、おおよそ6〜10周期分程度が
保存される。このため、平均高温相期間や平均低温相期
間等、その前の多くの月経周期におけるデータに基づい
て得られる値を算出するためにも、十分なデータを保存
しておくことができる。
【0061】上述した構成および処理手順により、測定
された基礎体温および生理メモや発熱メモなどの生理事
項から得られた、生理初日や平均月経周期、排卵日や平
均高温相周期・平均低温相周期といった生理的な周期を
基に、現在の相(低温相あるいは高温相)に応じて、次
回生理日あるいは次回排卵日を予測する。この際、生理
初日の判定を、単に生理メモの入力のみならず低温相の
開始日に基づいても行うために、仮に生理メモの入力が
なくとも正確に生理初日を判定できる。このため、より
精度の高い生理日や排卵日の予測が可能となる。
【0062】さらに、3日連続して高体温の場合にはじ
めてその初日を高温相の初日と判定するため、低温相の
最終日が排卵日であるとの判定が高精度に行える。ま
た、高温相の開始日の精度が高くなることにより、高温
相周期を用いたりあるいは現在の相に応じたデータ処理
の精度が高くなる。
【0063】さらに、欠落した基礎体温データを、欠落
期間の前後で実測された値を線形に補間するように推定
するため、欠落した期間が高温相と低温相との境界を含
んでいる場合であっても、相の境界を、その誤差の最大
値が最小となる様に推定することができる。
【0064】さらに、基礎体温データから得られる生理
的な諸周期を使用する際に、有効な値であるための条件
を設定し、それに適合する値に限って使用するために、
信頼できる値だけを使用して、各種の値を算出できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る婦人
体温計は、基礎体温や入力された生理事項を基に、次回
の生理日を予測することができる。その際、予測当日が
高温相の日であれば、最後の排卵日を基準として、過去
の平均高温相期間を中心とする、過去の高温相期間のば
らつきの範囲を次回生理日として予測し、予測当日が低
温相の日であれば、最後の生理初日を基準として、過去
の平均月経周期を平均とする、過去の月経周期のばらつ
きの範囲を次回生理日として予測する。このように、高
温相では最後の排卵日を基準として予測するために、排
卵日が確定して高温相期間になれば、次回生理日の予測
精度をより向上させることができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】婦人体温計のブロック図である。
【図2】婦人体温計本体の外観図である。
【図3】婦人体温計の処理モードの遷移を表す状態遷移
図である。
【図4】女性の生理的な周期の一例を示す図である。
【図5】本発明にかかる婦人体温計によるデータ処理手
順のフローチャートである。
【図6】生理初日を判定する手順のフローチャートであ
る。
【図7】相判定および排卵日検出の手順のフローチャー
トである。
【図8】次回生理日および次回排卵日を予測する手順の
フローチャートである。
【図9】出産予定日を予測する手順のフローチャートで
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎体温を測定する体温測定手段と、 生理事項データを入力する入力手段と、 前記体温測定手段により測定された基礎体温および前記
    入力手段により入力された生理事項データに基づいて次
    回生理日を推定する推定手段とを有することを特徴とす
    る婦人体温計。
  2. 【請求項2】 前記推定手段は、当日が高温相であれ
    ば、最後の排卵日を基準として、平均高温相期間後の日
    を中心とする高温相期間のばらつきの範囲を次回生理日
    として予測し、当日が低温相であれば、最後の生理初日
    を基準として、平均月経周期後の日を中心とする月経周
    期のばらつきの範囲を次回生理日として予測することを
    特徴とする請求項1に記載の婦人体温計。
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