JP2000085813A - 外嵌合容器 - Google Patents

外嵌合容器

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JP2000085813A
JP2000085813A JP10264611A JP26461198A JP2000085813A JP 2000085813 A JP2000085813 A JP 2000085813A JP 10264611 A JP10264611 A JP 10264611A JP 26461198 A JP26461198 A JP 26461198A JP 2000085813 A JP2000085813 A JP 2000085813A
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JP
Japan
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lid
container
side wall
container body
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP10264611A
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English (en)
Inventor
Tomoshi Yamada
知史 山田
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TOYO ECHO KK
Original Assignee
TOYO ECHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブを設けることなく容易に嵌合を解くこと
ができる外嵌合容器を提供することである。 【解決手段】 容器本体10の側壁12a、12bのう
ち、一方の側壁12bを山形状にし、蓋20の前記側壁
12bに対応する側壁22bの下縁を山形状にして、前
記側壁12bの頂部12cを手指で押圧することによ
り、鎖線のように嵌合部の係合が外れるようにしたので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、外嵌合容器、特に蓋の
取り外しが容易な外嵌合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】蓋と容器本体の外周を互に嵌め合せるこ
とによって密閉する嵌合容器には、大別して外嵌合、内
嵌合、内外併用嵌合の三形態がある。中でも外嵌合は、
最もよく普及している嵌合形態であって、図10に示す
ように、容器本体1のフランジ2の外周から垂下するス
カート部3に、蓋4のフランジ5の外周から垂下するス
カート部6を係合して蓋4を取り付けるようにしたもの
である。さらに、スカート部3の外面とスカート部6の
内面に互に嵌り合う凸条と凹条を設けて、密閉性をより
高めたものがある。
【0003】
【発明の課題】この種の外嵌合容器は、蓋4を取り外す
のが容易でない問題がある。特に容器本体と蓋のいずれ
か或は両方が浅い場合、手でつかむスペースが少ないた
め、嵌合部の係合を解くのに充分な引張力を加えること
ができないからである。
【0004】そのため、図10に示すように、蓋又は容
器本体の一方又は両方にタブ6a、3aを設けて、タブ
を引張ることによりその部分から嵌合部の係合を外して
行く方法が採られている。このタブは、角形容器の場
合、コーナ部に設けるのが機能上最もよく、また材料面
でも節約になる。しかしながらコーナ部のアールが小さ
いとタブも小さくなり機能的に劣ることになる。一方、
タブを大きくすれば材料の無駄が増えることになるほ
か、容器全体をラップフィルムで包装する際、タブがラ
ップフィルムを突き破ることが多い。
【0005】そこで、この発明の課題は、タブを設ける
ことなく嵌合を容易に解くことができるようにすること
である。
【0006】
【課題の解決手段】上記の課題を解決するため、この発
明は、蓋の外周に設けられたフランジから垂下するスカ
ート部を容器本体のフランジ外周に設けられたリム又は
スカート部外面に係合する多角形外嵌合容器において、
前記容器本体の少くとも一つの側壁上縁をほぼ山形状と
したことを特徴とする。山形状頂部を比較的軽い力で押
圧することによって、側壁が内側に窪むため、嵌合部の
係合が一部分外れ、同時に蓋を引張ることによって蓋を
取り外すことができる。
【0007】
【実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1乃至図
9に基づいて説明する。図1、図2、図3は容器本体を
示す。図示のように、容器本体10は、ほぼ台形の底壁
11、底壁11の両側から立ち上る側壁12a、12
b、底壁11の両端から立ち上る端壁13a、13b、
これらの側壁及び端壁の外周全周にわたって設けられた
フランジ14、及びフランジ14の外周から垂下するリ
ム15より成る。
【0008】前記側壁12a、12b及び端壁13a、
13bはいずれも外側に傾斜するテーパ面になってい
る。そして端壁13aと13bは同形で一方の側壁12
aから他方の側壁12bの方向に高さが高くなってい
る。また、他方の側壁12bは、下辺は直線状である
が、上辺の中間部、好ましくは中央部が最も高くなる頂
部12cを有するほぼ山形状になっている。なお、フラ
ンジ14の外周に設けられたリム15は、図示のものよ
りも幅の広いスカート部のようなものでもよい。
【0009】上記容器本体10に嵌合する蓋を図4、図
5、図6に示す。図示のように蓋20は、頂壁21と、
この頂壁21の両側から垂下する側壁22a、22b
と、頂壁21の両端から垂下する端壁23a、23bを
有し、側壁及び端壁の外周全周にフランジ24が設けら
れ、フランジ24の外周縁からスカート部25が垂下
し、このスカート部25の内面に複数の係止突起26が
設けられている。係止突起26は、コーナ部及び前記容
器本体10の頂部に対応する部分に設けておくのが好ま
しいが、他の個所でもよい。
【0010】前記側壁22a、22b及び端壁23a、
23bは、容器本体10に蓋20を嵌合したとき、容器
本体10の底壁11と蓋20の頂壁21がほぼ並行にな
るように、それらの高さが調整され、特に側壁22b
は、容器本体10の側壁12bの山形形状に適合するよ
うな略山形状下縁22cを有している。
【0011】上記蓋20を容器本体10に嵌合するに
は、図7に示すように、蓋20の側壁22bを容器本体
10の山形側壁12bに対応させて、蓋20のスカート
部25を容器本体10のリム15外周に被せるように嵌
め合せ、スカート部25内面の突起26をリム15の下
縁に係止させる。この操作は通常の外嵌合容器と同様で
ある。そして、蓋20を取り外す場合には、図の矢印で
示すように、容器本体10の山形状側壁12bの頂部1
2c近辺を手指で押圧すると、図の鎖線のように内側に
窪んで突起26とリム15との係合が外れ、また頂部1
2cに隣接するコーナ部が同時に引き寄せられコーナ部
の係合も外れ易くなるため、蓋20を上方に引張ると容
易に取り外すことができる。容器本体10の側壁12a
のように上縁が直線状の場合は、特にフランジ14及び
リム15によって補強されていることもあって、指で押
圧してもほとんど窪まないが、側壁12bのように山形
にしておくと、比較的軽い力で押圧することによって窪
ませることができる。
【0012】図8に示すように、側壁12bの山形形状
がアール状になっていてもよい。また、それぞれの端壁
13a、13bの高さが均一であってもよい。容器本体
10の平面形状は四角形に限らずその他の多角形でもよ
い。図9に三角形の場合を示す。この場合周壁12d、
12e、12fのうち、12fを山形状にしてあるが、
いずれの多角形においても一以上の側壁又は周壁を山形
状にしておくことができる。
【0013】なお、容器本体及び蓋の材料は、弾性を有
する合成樹脂シートが好ましいが、金属箔であってもよ
い。また、嵌合機構は、係止突起とリムの係合だけでな
く蓋のスカート部と容器本体のスカート部との圧着や、
両スカート部に設けた凹部と凸部の係合によるものでも
よい。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、多角
形外嵌合容器の容器本体の側壁の下辺を直線状とし、上
辺を山形状にしたので、山形状側壁の頂部近辺を手指に
よって押圧すると、比較的軽い押圧力で内側に窪ませる
ことができるため、外嵌合部の係合を部分的に解くこと
ができ、同時に蓋を引張ることによって、簡単に蓋を取
り外すことができる。
【0015】また、外力による衝撃に対しては、側壁を
窪ませる方向の衝撃力に加えて蓋を容器本体から取り外
す方向の引張力が同時に加わらない限り(そのようなこ
とは通常考えられない)蓋が外れるようなことはなく、
内容物を充分保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の嵌合容器の容器本体の一例を示す斜
視図
【図2】同上の縦断面図
【図3】同上の横断面図
【図4】蓋の底面図
【図5】同上の横断面図
【図6】同上の一部縦断正面図
【図7】嵌合容器の横断面図
【図8】容器本体の他の例を示す平面図
【図9】容器本体のさらに他の例を示す平面図
【図10】従来の嵌合容器を示す断面図
【符号の説明】
1 容器本体 2 フランジ 3 スカート部 3a タブ 4 蓋 5 フランジ 6 スカート部 6a タブ 10 容器本体 11 底壁 12a、12b 側壁 12c 頂部 13a、13b 端壁 14 フランジ 15 リム 20 蓋 21 頂壁 22a、22b 側壁 22c 山形状下縁 23a、23b 端壁 24 フランジ 25 スカート部 26 係止突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋の外周に設けられたフランジから垂下
    するスカート部を容器本体のフランジ外周に設けられた
    リム又はスカート部外面に係合する多角形外嵌合容器に
    おいて、前記容器本体の少くとも一つの側壁上縁をほぼ
    山形状としたことを特徴とする外嵌合容器。
JP10264611A 1998-09-18 1998-09-18 外嵌合容器 Pending JP2000085813A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014000974A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Fp Corp 蓋付容器
JP2019218070A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 シーピー化成株式会社 包装用容器
JP2019218069A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 シーピー化成株式会社 包装用容器
JP2020132241A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 シーピー化成株式会社 包装用容器

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