JP2000085215A - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置及びデータ処理方法

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JP2000085215A
JP2000085215A JP10258878A JP25887898A JP2000085215A JP 2000085215 A JP2000085215 A JP 2000085215A JP 10258878 A JP10258878 A JP 10258878A JP 25887898 A JP25887898 A JP 25887898A JP 2000085215 A JP2000085215 A JP 2000085215A
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JP10258878A
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English (en)
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Kenji Tsutsumi
健次 堤
Yasuo Tanaka
泰夫 田中
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理を行う際に矛盾した設定がなされる
のを確実に防止し、ユーザが所望する設定でジョブを実
行する。 【解決手段】 受信した設定変更開始要求を受理し、受
理した前記設定変更開始要求に対応する設定処理を行う
に際し、設定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受
理した設定変更開始要求に対応する設定処理が終了する
まで新たな設定変更開始要求の受理を禁止することによ
り、画像処理を行う際に矛盾した設定がなされるのを確
実に防止することができる。さらに設定変更開始要求を
受理した後、少なくとも一のジョブ処理要求がなされる
まで、あるいは、少なくとも一のジョブが処理されるま
では、新たな設定変更開始要求の受理を禁止することに
より、ユーザが所望する設定でジョブを実行することを
保証することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、プリン
タ装置、ファクシミリ装置等の画像処理装置、もしくは
前記機能が複合された画像処理装置に適用して好適なデ
ータ処理装置及びデータ処理方法に関し、特にネットワ
ークを介して接続されている複数の端末装置から送信さ
れてくる各種設定用データ同士の競合を防止する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、WWW技術を用いてネットワーク
に接続されているプリンタやファクシミリ等の画像処理
装置を、パーソナルコンピュータ等の端末からウェブブ
ラウザでコントロールしたり、無線信号の送受信端末か
ら送信されてくる無線データによって画像処理装置をコ
ントールすることが可能な画像処理装置が普及してい
る。このような画像処理装置においては、画像処理装置
に設けられているコントロールパネルを用いて設定操作
を行うことなく、ネットワークを介して接続されている
端末装置から、または、無線通信路を介して接続されて
いる無線端末装置から遠隔操作することにより画像処理
装置の制御及び各種データの設定を行うことができる。
【0003】例えば、特開平7−162964号公報に
開示されている従来のプリンタ装置では、複数のリモー
トコントローラからの設定要求に基づいてモード設定を
行うとともに、各リモートコントローラ同士で通信した
り、プリンタ装置に設定された内容を各リモートコント
ローラ同士で通信することによって、各リモートコント
ローラが持つ制御情報を最新の状態で共有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
プリンタ装置では受信した設定要求はすべて受理してし
まう構成を採っていたため、ほぼ同じ時刻に複数の異な
るリモートコントローラから設定変更操作を行った場合
に、当該複数のリモートコントローラの設定要求が競合
して、先に受理されたユーザの設定が少し後に受理され
たユーザ設定によって一部、または全部の設定内容が書
き換えられてしまい、設定が矛盾したものとなってしま
うことがあった。また、先に受理されたユーザの意図に
そぐわない設定でジョブが行われてしまうという不具合
があった。そこで、本発明の第1の目的は、画像処理を
行う際に矛盾した設定がなされるのを確実に防止するこ
とができるデータ処理装置及びデータ処理方法を提供す
ることにある。また、本発明の第2の目的は、ユーザが
所望する設定でジョブを実行することが可能なデータ処
理装置及びデータ処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、受信した設定変更開始要求
を受理する要求受信手段と、受理された前記設定変更開
始要求に対応する設定処理を行う設定手段と、前記設定
変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理した設定変
更開始要求に対応する前記設定処理が終了するまで新た
な設定変更開始要求の受理を禁止する受理禁止手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の構成は、設定データグルー
プ毎になされる設定変更開始要求を受信し、受理する要
求受信手段と、受理された前記設定変更開始要求に対応
する設定処理を行う設定手段と、前記設定変更開始要求
を受理した後、かつ、当該受理した設定変更開始要求に
対応する前記設定処理が終了するまで同一の前記設定デ
ータグループに属する新たな設定変更開始要求の受理を
禁止する受理禁止手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0007】請求項3記載の構成は、設定対象を特定す
るための設定項目情報を含む設定変更開始要求を受信
し、受理する要求受信手段と、受理された前記設定変更
開始要求に対応する設定処理を行う設定手段と、前記設
定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理した設定
変更開始要求に対応する前記設定処理が終了するまで同
一の前記設定項目情報を含む新たな設定変更開始要求の
受理を禁止する受理禁止手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0008】請求項4記載の構成は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の構成において、前記設定変更
開始要求に対応する設定処理が終了するまでは、当該設
定変更開始要求の発行元に対応する設定処理のみを行う
ことを特徴としている。
【0009】請求項5記載の構成は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の構成において、前記受理禁止
手段は、前記設定変更開始要求を受理した後、少なくと
も一のジョブ処理要求がなされるまで、新たな設定変更
開始要求の受理を禁止することを特徴としている。
【0010】請求項6記載の構成は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の構成において、前記受理禁止
手段は、前記設定変更開始要求を受理した後、少なくと
も一のジョブ処理要求に対応するジョブが終了するま
で、新たな設定変更開始要求の受理を禁止することを特
徴としている。
【0011】請求項7記載の構成は、受信した設定変更
開始要求を受理し、受理した前記設定変更開始要求に対
応する設定処理を行う受理設定工程と、前記設定変更開
始要求を受理した後、かつ、当該受理した設定変更開始
要求に対応する前記設定処理が終了するまで新たな設定
変更開始要求の受理を禁止する受理禁止工程と、を備え
たことを特徴としている。
【0012】請求項8記載の構成は、予め設定された所
定期間中に受け付けられた複数の設定変更開始要求に対
応する設定情報をユーザ毎に記憶する設定情報記憶手段
と、前記設定変更開始要求を受け付けたタイミングに基
づいて前記複数の設定変更開始要求に対応する設定情報
のうち、いずれか一の設定情報に基づいて設定処理を行
う設定手段と、を備えたことを特徴としている。
【0013】請求項9記載の構成は、請求項8記載の構
成において、前記所定期間中に前記複数の設定変更開始
要求が受け付けられた場合に、当該複数の設定変更開始
要求に対応する複数のユーザに対し、複数の設定変更開
始要求がなされていることを告知する告知手段を備えた
ことを特徴としている。
【0014】請求項10記載の構成は、請求項8または
請求項9記載の構成において、前記所定期間は、前記複
数の設定変更開始要求のうち、最初に受け付けられた前
記設定変更開始要求に対応する前記設定情報の記憶処理
が終了するまでの期間であることを特徴としている。
【0015】請求項11記載の構成は、設定変更開始要
求に対応する設定情報をユーザ毎に記憶する設定情報記
憶手段を有するデータ処理装置のデータ処理方法におい
て、予め設定された所定期間中に受け付けられた複数の
設定変更開始要求に対応する設定情報をユーザ毎に前記
設定情報記憶手段に記憶させる設定情報記憶工程と、前
記設定変更開始要求を受け付けたタイミングに基づいて
前記複数の設定変更開始要求に対応する設定情報のう
ち、いずれか一の設定情報に基づいて設定処理を行う設
定工程と、を備えたことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。 [1] 第1実施形態 まず、第1実施形態として画像処理システムについて説
明する。 [1.1] 画像処理システムの構成 図1に画像処理システムの概要構成ブロック図を示す。
画像処理システム10は、大別すると、画像データの実
際の処理を行う画像処理装置20と、画像処理装置20
と、ネットワーク30あるいは専用回線40を介して接
続された端末装置50と、を備えて構成されている。
【0017】[1.1.1] 画像処理装置の構成 画像処理装置20は、大別すると、制御系統100と、
画像読取出力系統200とを備えて構成されている。 [1.1.1.1] 制御系統の構成 制御系統100は、ネットワーク30を介して接続され
た複数の端末装置50との間のインターフェース動作を
行う通信インターフェース101と、制御プログラムに
基づいて制御系統100全体を制御するCPU102
と、制御プログラムが格納されたROMなどのプログラ
ム用メモリ103と、一時的に各種データを記憶するた
めの作用業メモリ104と、ユーザが各種設定を行うた
めの操作子が設けられたコントロールパネル105と、
専用回線40を介して接続された端末装置50との間の
インターフェース動作を行う専用回線インターフェース
106と、各種計時動作を行うための時計回路107
と、画像データなどの各種印刷情報を記憶するためのハ
ードディスクなどの印刷情報格納装置108と、各種設
定データなどの不揮発性が要求されるデータを格納する
不揮発性メモリ109と、実際に印刷すべき画像データ
を展開するための画像用メモリ110と、画像読取出力
系統200との間のインターフェース動作を行うプリン
トインターフェース111と、を備えて構成されてい
る。この場合において、不揮発性メモリ109の内容を
更新する場合には、コントロールパネル105、もしく
はネットワーク30等の通信回線を介して接続された端
末装置50側で設定プログラムを使用して、設定操作を
行うこととなる。
【0018】[1.1.1.2] 画像読取出力系統の
構成 画像読取出力系統200は、制御プログラムに基づいて
画像読取出力系統200全体を制御するCPU202
と、制御プログラムが格納されたROMなどのプログラ
ム用メモリ203と、一時的に各種データを記憶するた
めの作用業メモリ204と、ユーザが各種設定を行うた
めの操作子が設けられたコントロールパネル205と、
プリントインターフェース111を介して制御系統10
0との間のインターフェース動作を行う外部インターフ
ェース206と、各種計時動作を行うための時計回路2
07と、画像データなどの各種印刷情報を記憶するため
のハードディスクなどの印刷情報格納装置208と、各
種設定データなどの不揮発性が要求されるデータを格納
する不揮発性メモリ209と、実際に印刷すべき画像デ
ータを展開するための画像用メモリ210と、後述の複
写エンジン212あるいは後述の画像入力インターフェ
ースとの間のインターフェース動作を行うエンジンイン
ターフェース211と、画像データに基づいてプリント
アウトを行うプリンタエンジン212と、原稿から画像
読取を行う画像読取部213と、画像読取部213との
間のインターフェース動作を行う画像入力インターフェ
ース214と、を備えて構成されている。
【0019】[1.1.1.3]コントロールパネルの
構成 ここで、動作説明に先立ち、コントロールパネル105
の構成について説明する。図2に、コントロールパネル
105の外観正面図の一例を示す。コントロールパネル
105は、プリンタ装置の設定状況や各種の通知を表示
するLCD301と、設定等を行う際のカーソルの上下
左右への移動操作に用いる矢印ボタン部302と、メニ
ュー画面の表示、各種データの設定などを行うための機
能ボタン部303と、を備えて構成されている。矢印ボ
タン部302は、ツリー構造を有するメニュー構成の場
合に、同階層において第1の順番で表示メニューを変更
するための上矢印ボタン302aと、同階層において第
1の方向とは逆の第2の順番で表示メニューを変更する
ための下矢印ボタン302bと、一つ下の階層のメニュ
ーを表示するための右矢印ボタン302cと、一つ上の
階層のメニューを表示するための左矢印ボタン302d
と、を備えて構成されている。また、機能ボタン部30
3は、メニュー画面の表示/消去を行うためのメニュー
ボタン303aと、オンライン/オフラインを切り換え
るためのオンラインボタン303bと、各種設定を確定
するためのセットボタン303cと、各種設定を取り消
すための取り消しボタン303dと、を備えて構成され
ている。上記コントロールパネル105の構成は、同様
な機能を持つ構成であれば上記構成に限定されるもので
はなく、ボタン数を増減させたり、あるいは、液晶パネ
ル及び各種ボタンの機能を複合させたタッチパネルのよ
うな構成とするなどの各種変形が可能である。
【0020】[1.1.2] 設定メニューの構成 図3に、設定メニューにおける設定画面の遷移状態説明
図を示す。この場合において、設定データグループとし
て「イッパンセッテイ」、「メモリセッテイ」及び「T
CP/IPセッテイ」の3つの設定データグループを設
けるものとする。なお、設定データグループの分類方法
については後に詳述する。また、各設定データグループ
における設定可能な設定項目は、「イッパンセッテイ
(一般設定)」の設定データグループにおいては、「プ
リンタメイ(プリンタ名)」及び「スタートページ」の
二つの設定項目があり、「メモリセッテイ(メモリ設
定)」の設定データグループには、「スプールサイズ」
及び「キャッシュサイズ」の二つの設定項目があり、
「TCP/IPセッテイ(TCP/IP設定)」の設定
データグループには、「IPアドレス」、「サブネット
マスク」及び「ゲートウェイアドレス」の三つの設定項
目があるものとして説明する。
【0021】同様にして、メニュー画面としては、メニ
ュー画面非表示状態において、メニューボタン303a
を押し下げられた場合にる表示されるメニューメイン画
面M1がある。そして、メニューメイン画面M1の下位
階層には、「イッパンセッテイ」メニュー画面M11、
「メモリセッテイ」メニュー画面M12及び「TCP/I
Pセッテイ」メニュー画面M13の3つのメニュー画面が
存在する。また「イッパンセッテイ」メニュー画面M11
の下位階層には、「プリンタメイ」設定画面M111及び
「スタートページ」設定画面112の二つの設定画面が存
在する。さらに、「メモリセッテイ」メニュー画面M12
の下位階層には、「スプールサイズ」設定画面M121及
び「キャッシュサイズ」設定画面M122の二つの設定画
面が存在する。さらにまた、「TCP/IPセッテイ」
メニュー画面M13の下位階層には、「IPアドレス」設
定画面M131、「サブネットマスク」設定画面M132及び
「ゲートウェイアドレス」設定画面M133の三つの設定
画面が存在する。
【0022】[1.1.3] 設定データグループ 図4に設定データグループの説明図を示す。設定データ
グループは、なるべく同時に設定した方がよい、すなわ
ち、同時に設定することにより互いに矛盾が生じないよ
うにする必要がある設定データを一まとめにしたもので
あり、ある設定データを設定しても、他の設定データに
は影響を与えない場合には当該他の設定データは別の設
定データグループとしている。例えば、IPアドレスを
変更する場合には、サブネットマスクやゲートウエイア
ドレスも変更する可能性が高い。また、IPアドレスと
サブネットマスク及びゲートウエイアドレスを別々のユ
ーザが変更可能とすると、矛盾した設定となる可能性が
ある。そこで、これらの設定データは同一の設定データ
グループに属するように構成している。一方、IPアド
レスと、スタートページのオン/オフやキャッシュサイ
ズなどは完全に独立して(すなわち、何の影響も与える
ことなく)設定することが可能であるので、別の設定デ
ータグループとするのである。
【0023】さらに、ある設定データグループに属する
設定項目のいずれかが現在設定中である場合には、当該
設定データグループに対応する使用中フラグがセット
(=“1”)され、他のユーザにより当該設定データグ
ループについての設定がなされないようにする。また、
設定データグループに属する設定項目のいずれも現在設
定中ではない場合には、当該設定データグループに対応
する使用中フラグがリセット(=“0”)され、他のユ
ーザにより当該設定データグループについての設定が自
由に行えることがわかるように構成されている。より具
体的には、「イッパンセッテイ」の設定データグループ
及び「TCP/IPセッテイ」の設定データグループの
使用中フラグは、リセット状態=“0”であり、「メモ
リセッテイ」の設定データグループの使用中フラグは、
セット状態=“1”である場合には、「メモリセッテ
イ」の設定データグループは、当該設定を行っているユ
ーザ以外の他のユーザによる設定は禁止され、他の設定
データグループについては、いずれかのユーザにより設
定が可能な状態となっている。
【0024】[1.2] 画像処理システムの動作 画像処理システムの動作について、各種データの設定動
作を中心として説明する。 [1.2.1] 設定動作 [1.2.1.1] ローカル設定動作 まず、設定動作について、コントロールパネル105か
らデータ設定を行うローカル設定動作について図3及び
図5の処理フローチャートを参照して説明する。コント
ロールパネルにあるメニューボタン303aを押下げる
と、CPU102は、LCD301にメニューメイン画
面M1を表示させ、所定時間経過後、「イッパンセッテ
イ」メニュー画面M11を表示させて、キー入力待ち状態
となる(ステップS101)。そしてCPU102は、
キー入力がなされると、上矢印ボタン302aが押し下
げられたか否かを判別する(ステップS102)。ステ
ップS102の判別において、上矢印ボタン302aが
押し下げられた場合には(ステップS102;Ye
s)、一つ上のメニュー画面を表示して(ステップS1
12)、再びキー入力待ち状態となる(ステップS10
1)。より具体的には、現在表示されているメニュー画
面が「イッパンセッテイ」メニュー画面M11である場合
には、「TCP/IPセッテイ」メニュー画面M13が表
示されてキー入力待ち状態となる。
【0025】ステップS102の判別において、押し下
げられたのが上矢印ボタン302a以外のボタンである
場合には(ステップS102;No)、CPU102
は、下矢印ボタン302bが押し下げられたか否かを判
別する(ステップS103)。ステップS103の判別
において、下矢印ボタン302bが押し下げられた場合
には(ステップS103;Yes)、一つ下のメニュー
画面を表示して(ステップS113)、再びキー入力待
ち状態となる(ステップS101)。より具体的には、
現在表示されているメニュー画面が「イッパンセッテ
イ」メニュー画面M11である場合には、「メモリセッテ
イ」メニュー画面M12が表示されてキー入力待ち状態と
なる。ステップS103の判別において、押し下げられ
たのが下矢印ボタン302a以外のボタンである場合に
は(ステップS103;No)、CPU102は、左矢
印ボタン302cが押し下げられたか否かを判別する
(ステップS104)。ステップS104の判別におい
て、左矢印ボタン302bが押し下げられた場合には
(ステップS104;Yes)、現在の表示画面がメイ
ンメニュー画面M1であるか否か、すなわち、現在最上
位層にあるか否かを判別する(ステップS114)。
【0026】ステップS114の判別において、現在の
表示画面がメインメニュー画面M1である、すなわち、
現在最上位層にある場合には(ステップS114;Ye
s)、設定処理を終了する。ステップS114の判別に
おいて、現在の表示画面がメインメニュー画面M1では
ない、すなわち、現在最上位層ではない場合には(ステ
ップS114;No)、再びキー入力待ち状態となる
(ステップS101)。ステップS104の判別におい
て、押し下げられたのが左矢印ボタン302c以外のボ
タンである場合には(ステップS104;No)、CP
U102は、右矢印ボタン302dが押し下げられたか
否かを判別する(ステップS105)。ステップS10
5の判別において、押し下げられたのが右矢印ボタン3
02d以外のボタンである場合には(ステップS10
5;No)、CPU102は、再びキー入力待ち状態と
なる(ステップS101)。ステップS105の判別に
おいて、右矢印ボタン302dが押し下げられた場合に
は(ステップS105;Yes)、一つ下の階層のメニ
ュー画面を表示し(ステップS106)、表示している
メニュー画面が最下位層のもの(=メニュー画面M11
1、M112、M121、M122、M131、M132、M133)であ
るかいないかを判別する(ステップS107)。
【0027】ステップS107の判別において、表示し
ているメニュー画面が最下位層のものではない場合には
(ステップS107;No)、再びキー入力待ち状態と
なる(ステップS101)。ステップS107の判別に
おいて、表示しているメニュー画面が最下位層のもので
ある場合、すなわち、ステップS106の処理において
表示されたメニュー画面がメニュー画面M111、M112、
M121、M122、M131、M132、M133のいずれかである
場合には(ステップS107;Yes)、当該表示され
ているメニュー画面に対応する設定データグループの設
定変更開始要求を出力し、当該設定データグループの設
定変更開始要求が受理されたか否かを判別する(ステッ
プS108)。より具体的には、この場合において、C
PU102は、並行して設定項目管理機能動作を行って
おり、使用中フラグを参照し、設定変更開始要求が出力
された設定データグループに対応する使用中フラグがリ
セット=“0”であるか否かを判別し、使用中フラグが
リセット=“0”状態である場合には、設定変更開始要
求を受理することとなる。そして、CPU102は、設
定変更開始要求が出力された設定データグループに対応
する使用中フラグをセット=“1”状態とする。ステッ
プS108の判別において、当該表示されているメニュ
ー画面に対応する設定データグループの設定変更開始要
求が不受理となった場合には(ステップS108;N
o)、ネットワーク30あるいは専用回線40を介して
接続された端末装置50が当該設定データグループにつ
いての変更処理を行っていると考えられるので、当該設
定変更開始要求は受理されなかった旨を告知すべく、L
CD301に「リモートカラヘンコウチュウ(リモート
から変更中)」と表示し(ステップS115)、再びキ
ー入力待ち状態となる(ステップS101)。
【0028】ステップS108の判別において、当該表
示されているメニュー画面に対応する設定データグルー
プの設定変更開始要求が受理された場合には(ステップ
S108;Yes)、新たな設定データの入力を待つた
めのキー入力待ち状態となる(ステップS109)。こ
の場合において、設定データの入力は、上矢印ボタン3
02a、下矢印ボタン302b、右矢印ボタン302
d、セットボタン303c及び取消ボタン303dを用
いて行われることとなる。次にCPU102は、キー入
力がなされると、左矢印ボタン302cが押し下げられ
たか否かを判別する(ステップS110)。ステップS
110の判別において、左矢印ボタン302c以外のボ
タンが押し下げられた場合には(ステップS110;N
o)、設定の変更が要求された設定項目(例えば、TC
P/IP設定におけるIPアドレス設定)の設定を変更
し(ステップS111)、設定内容を不揮発性メモリ1
09に書き込んで再びキー入力待ち状態となる(ステッ
プS109)。ステップS110の判別において、左矢
印ボタン302cが押し下げられた場合には(ステップ
S110;Yes)、当該設定データグループの設定は
終了したものとして、グループ設定終了通知を出力し
(ステップS116)、再びキー入力待ち状態となる
(ステップS101)。このグループ設定終了通知に基
づいて、並行して設定項目管理機能動作を行っているC
PU102は、当該設定データグループに対応する使用
中フラグをリセット=“0”状態とする。従って、これ
以降再び使用中フラグがセット=“1”状態となるま
で、当該設定データグループについての設定を行うこと
が可能となる。
【0029】[1.2.1.2] リモート設定動作 まず、設定動作について、ネットワーク30あるいは専
用回線40を介して端末装置50からデータ設定を行う
リモート設定動作について図6の表示態様説明図及び図
7の処理フローチャートを参照して説明する。リモート
設定を行う場合には、ローカル設定の場合と異なり、図
6に示すように、設定項目単位ではなく、各設定データ
グループ単位(図6では、TCP/IP設定の設定デー
タグループが設定変更対象となっている。)で端末装置
50側におけるローカルな設定変更を行う(ステップS
201)。そして画面上の設定変更ボタンが押し下げら
れたか否か、すなわち、実際的には、入力装置としてマ
ウスを用いる場合、表示画面上でマウスカーソルを設定
変更ボタンの表示領域内に移動させ、マウスの左ボタン
(確定ボタン)がクリックされたか否かを判別する(ス
テップS202)。ステップS202の判別において、
設定変更ボタンが押し下げられていない場合には(ステ
ップS202;No)、再び処理をステップS201に
移行し、端末装置50側におけるローカルな設定変更を
行うこととなる。ステップS202の判別において、設
定変更ボタンが押し下げられた場合には(ステップS2
02;Yes)、当該設定がなされているメニュー画面
に対応する設定データグループの設定変更開始要求をネ
ットワーク30あるいは専用回線40を介して画像処理
装置20に出力し、当該設定データグループの設定変更
開始要求が受理されたか否かを判別する(ステップS2
03)。
【0030】より具体的には、この場合において、画像
処理装置20のCPU102は、設定項目管理機能動作
を行っており、使用中フラグを参照し、設定変更開始要
求が出力された設定データグループに対応する使用中フ
ラグがリセット=“0”であるか否かを判別し、使用中
フラグがリセット=“0”状態である場合には、設定変
更開始要求を受理し、その旨を通知する(例えば、リタ
ーン値としてOKコードを送信する)こととなる。ま
た、CPU102は、使用中フラグがセット=“1”状
態である場合には、ローカル設定中あるいは当該設定変
更開始要求を送信した端末装置50以外の端末装置50
が設定変更処理を行っている最中であるとして、当該設
定変更開始要求を不受理とし、その旨を通知する(例え
ば、リターン値としてエラーコードを送信する)ことと
なる。この結果、ステップS203の判別において、当
該表示されているメニュー画面に対応する設定データグ
ループの設定変更開始要求が不受理となった場合には
(ステップS203;No)、ネットワーク30あるい
は専用回線40を介して接続された端末装置50が当該
設定データグループについての変更処理を行っていると
考えられるので、当該設定変更開始要求は受理されなか
った旨をユーザに告知すべく、端末装置50の表示画面
上に「設定に失敗しました」と表示し(ステップS11
5)、再び処理をステップS201に移行して待機状態
となる(ステップS201)。
【0031】また、ステップS203の判別において、
当該表示されているメニュー画面に対応する設定データ
グループの設定変更開始要求が受理された場合には(ス
テップS203;Yes)、画像処理装置20のCPU
102は、設定変更開始要求が出力された設定データグ
ループに対応する使用中フラグをセット=“1”状態と
し、当該設定データグループの設定変更を行い(ステッ
プS204)、変更内容を不揮発性メモリ109に書き
込む。そして変更終了後、グループ設定終了通知を対応
する端末装置50に出力して処理を終了する(ステップ
S205)。このとき、CPU102は、当該設定デー
タグループに対応する使用中フラグを再びリセット=
“0”状態とする。従って、これ以降再び使用中フラグ
がセット=“1”状態となるまで、当該設定データグル
ープについての設定を行うことが可能となる。
【0032】[1.2.2] 設定動作以外の動作 [1.2.2.1] 端末装置からのプリント動作 この場合において、不揮発性メモリ109に設定された
各種設定データは、以降の処理に反映されることとな
る。また、必要に応じて不揮発性メモリ109に設定さ
れた設定データは、画像読取出力系統200の不揮発性
メモリ209に予め転送される。ネットワーク30ある
いは専用回線40を介して端末装置50から画像データ
のプリントアウトが指示されると、CPU102は、制
御系統100の通信インターフェース101を制御し、
通信インターフェース101あるいは専用回線インター
フェース106を介して画像データ及び当該画像データ
の制御用コマンドデータを一旦、印刷情報格納装置10
8に格納する。続いて、CPU102は、印刷情報格納
装置108に格納された画像データを制御用コマンドデ
ータに基づいて画像用メモリ110に展開する。そし
て、展開した画像データをプリントインターフェース1
11並びに画像読取出力系統200の外部インターフェ
ース206及びエンジンインターフェース211を介し
て、プリンタエンジン212に出力する。これによりプ
リンタエンジン212は、入力された画像データに対応
する画像をプリントアウトすることとなる。
【0033】[1.2.2.2] 画像読取部からのプ
リント動作 この場合においても、不揮発性メモリ109に設定され
た各種設定データは、以降の処理に反映されることとな
る。また、必要に応じて不揮発性メモリ109に設定さ
れた設定データは、画像読取出力系統200の不揮発性
メモリ209に予め転送される。画像読取部213に原
稿をセットし、コントロールパネル205により複写動
作が指示されると、CPU202は、画像読取部213
を制御して、原稿を読み取り、画像データを画像入力イ
ンターフェース214を介して、印刷情報格納装置20
8に格納する。続いて、CPU202は、印刷情報格納
装置208に格納された画像データを制御用コマンドデ
ータに基づいて画像用メモリ210に展開する。そし
て、展開した画像データをエンジンインターフェース2
11を介して、プリンタエンジン212に出力する。こ
れによりプリンタエンジン212は、入力された画像デ
ータに対応する画像をプリントアウトすることとなる。
【0034】[1.3] 第1実施形態の効果 以上の説明のように本第1実施形態によれば、設定デー
タグループとして同時に設定することにより互いに矛盾
が生じないようにする必要がある設定データを一まとめ
にしておき、同一の設定データグループは、ローカルあ
るいはリモートのいずれか一の装置からしか行えないよ
うにされているので、画像処理を行う際に矛盾した設定
がなされるのを確実に防止することができる。 [1.4] 第1実施形態の変形例 [1.4.1] 第1変形例 上記説明においては、設定変更開始要求が受理された画
像処理装置20あるいは端末装置50が設定変更処理を
確実に終了させる場合について述べたが、設定変更開始
要求が受理された装置が何らかの理由により設定処理が
正常終了できなかった場合には、使用中フラグがセット
されたままとなり、他の装置からの設定変更開始要求を
受理することができなくなってしまう可能性がないとは
いえない。そこで、設定変更開始要求を受理してから、
所定時間が経過した時点で、強制的に使用中フラグをリ
セットする構成とすることにより、使用中フラグがセッ
トされたままとなり、他の装置からの設定変更開始要求
を受理することができなくなってしまう状況が発生する
のを回避させることができ、より使い勝手を向上するこ
とができる。
【0035】[1.4.2] 第2変形例 上記説明においては、同一の設定データグループについ
ては、一の設定変更開始要求を受理する構成としていた
が、設定データグループに限定されることなく、設定対
象を特定するための設定項目情報を設定変更開始要求に
含め、同一の設定項目情報を含む設定変更開始要求につ
いては受理しないように構成することによっても、画像
処理を行う際に矛盾した設定がなされるのを確実に防止
することができる。 [1.4.3] 第3変形例 上記説明においては、一の設定変更開始要求を受理した
後に他のユーザが設定変更処理(設定変更開始要求を除
く。)を行う場合については言及していなかったが、設
定の矛盾が発生するのを確実に防止すべく、設定変更開
始要求が受理されたユーザを特定し、当該ユーザ以外の
設定変更処理については処理を行わないようにすること
により、より確実に矛盾する設定がなされるのを防止す
ることができる。
【0036】[2] 第2実施形態 上記第1実施形態においては、設定の矛盾は回避できる
ものの、あるユーザが設定処理を完了した後であって、
当該ユーザのジョブを実行する前に他のユーザが設定変
更を行った場合には、当該他のユーザの設定が有効とな
り、元のユーザのジョブは、当該他のユーザの設定によ
り行われる可能性がある。そこで、本第2実施形態は、
ユーザの所望の設定でジョブを実行させることが可能と
するための実施形態である。 [2.1] 第2実施形態の動作 本第2実施形態においては、設定変更がなされた後にジ
ョブが実行されたか否かを判別するためのジョブ未実行
フラグを設け、このジョブ未実行フラグがセットされて
いる場合に、同一の設定データグループに対応する設定
変更開始要求がなされた場合には、当該設定変更開始要
求を不受理とするように構成している。以下、図8及び
図9を参照してより具体的な動作を説明する。
【0037】[2.1.1] 設定変更終了時の動作 まず、設定変更終了時の動作について説明する。設定変
更終了時に設定変更終了通知がなされると、図8に示す
ように、当該設定変更終了通知の発行者が正規の発行者
であるか否か、すなわち、設定データグループに対応す
る設定変更開始要求を発行したユーザあるいは予め設定
されたシステム管理者であるか否かを判別する(ステッ
プS301)。ステップS301の判別において、設定
変更終了通知の発行者が正規の発行者でない場合には
(ステップS301;No)、何もせず、その旨を通知
すべくリターン値としてエラーコードを送信して処理を
終了する(ステップS305)。ステップS301の判
別において、設定変更終了通知の発行者が正規の発行者
である場合には(ステップS301;Yes)、設定変
更開始要求が出力された設定データグループに対応する
使用中フラグをリセット=“0”状態とし(ステップS
302)、ジョブ未実施フラグをセット=“1”状態と
し(ステップS303)、その旨を通知すべく、リター
ン値としてOKコードを送信することとなる(ステップ
S304)。
【0038】[2.1.2] 設定変更終了後の設定開
始要求時の動作 次に設定変更終了後の設定開始要求時の動作について説
明する。図9に示すように、制御系統100のCPU1
02は、設定開始要求を受信すると、ジョブ未実行フラ
グがセットされているか否かを判別する(ステップS4
01)。ステップS401の判別において、ジョブ未実
行フラグがセットされている場合には(ステップS40
1;Yes)、CPU102は、変更設定後にいまだジ
ョブが一度も実行されていないとして、当該設定変更開
始要求を不受理とし、その旨を通知する(リターン値と
してエラーコードを送信する)こととなる(ステップS
405)。ステップS401の判別において、ジョブ未
実行フラグがリセットされている場合には(ステップS
401;No)、設定開始要求に対応する設定データグ
ループに対応する使用中フラグがセットされているか否
かを判別する(ステップS402)。ステップS402
の判別において、CPU102は、設定開始要求に対応
する設定データグループの使用中フラグがセット=
“1”状態である場合には(ステップS402;Ye
s)、ローカル設定中あるいは当該設定変更開始要求を
送信した端末装置50以外の端末装置50が設定変更処
理を行っている最中であるとして、当該設定変更開始要
求を不受理とし、その旨を通知すべくリターン値として
エラーコードを送信することとなる(ステップS40
5)。
【0039】またステップS402の判別において、C
PU102は、設定開始要求に対応する設定データグル
ープの使用中フラグがリセット=“0”状態である場合
には、設定変更開始要求を受理し、設定変更開始要求が
出力された設定データグループに対応する使用中フラグ
をセット=“1”状態とし(ステップS403)、その
旨を通知すべく、リターン値としてOKコードを送信す
ることとなる(ステップS404)。その後、CPU1
02は、当該設定データグループの設定変更を行い、変
更内容を不揮発性メモリ109に書き込むこととなる。
その後、ジョブが実行されると、ジョブ未実施フラグ
は、自動的にリセットされることとなる。 [2.2] 第2実施形態の効果 以上の説明のように本第2実施形態によれば、設定変更
がなされた後にジョブが実行されたか否かを判別するた
めのジョブ未実行フラグを設け、このジョブ未実行フラ
グがセットされている場合には、当該設定でジョブを実
行させるべく、同一の設定データグループに対応する設
定開始要求がなされた場合に当該設定開始要求を不受理
とするので、矛盾した設定がなされることなく、ユーザ
が所望する設定でジョブを実行することが可能となる。
【0040】[2.3] 第2実施形態の変形例 [2.3.1] 第1変形例 以上の説明においては、設定変更後であって、ジョブ未
実行フラグがセットされている状況下で、ジョブを実行
可能なユーザは制限されていなかったが、設定開始要求
を出したユーザを特定し、当該ユーザのジョブが実行さ
れるまで、ジョブ未実行フラグをセットしておくように
すれば、ユーザの所望の設定で確実にジョブを実行させ
ることが可能となる。この場合においては、設定開始要
求が受理されたユーザがその後何らジョブを実行しない
場合には、ジョブ未実行フラグがセットされたままとな
り、他のユーザのジョブを実行することができなくなっ
てしまう可能性が生じる。そこで、ジョブ未実行フラグ
がセットされてから、所定時間が経過した時点で、強制
的にジョブ未実行フラグをリセットする構成とすること
により、ジョブ未実行フラグがセットされたままとな
り、他のユーザからのジョブ実行要求を受け付けること
ができなくなるのを回避することができ、より使い勝手
を向上することができる。 [2.3.2] 第2変形例 以上の説明においては、ジョブの実行が完了するまで、
設定変更開始要求は受理されなかったが、ジョブの実行
要求を受理した段階で設定変更開始要求を受理するよう
に構成することも可能である。これによっても、矛盾し
た設定がなされることなく、ユーザが所望する設定でジ
ョブを実行することが可能となるとともに、より迅速に
設定変更開始要求を受理することができ、使い勝手が向
上することとなる。
【0041】[3] 第1実施形態及び第2実施形態に
共通する変形例 上記各実施形態においては、複写機とプリンタとの複合
機の場合について説明したが、図1における画像読取出
力系統200に代えてプリントインターフェース111
にプリンタエンジン(例えば、プリンタエンジン212
相当)を接続したプリンタ装置についても本発明の適用
が可能である。また、設定項目としては、上述した設定
項目の他、各種機能に割り当てるべきメモリ容量や装置
資源などを含めることも可能である。 [4] 第3実施形態 次に第3実施形態の画像処理システムについて説明す
る。本第3実施形態の画像処理システムの構成について
は、図1に示した第1実施形態の場合と同様であるの
で、その詳細な説明を省略する。 [4.1] 本実施形態の背景 上述したように、プリンタ装置やプリンタ機能及びコピ
ー機能を有する複合機においては、ネットワーク等を介
してブラウザ(Browser)によるリモート設定ができる
ようになっているが、ローカルでの設定も可能なように
上述したコントロールパネルのようなローカル設定を行
うための操作部が設けられているのが一般的である。こ
のため、ローカル設定とリモート設定とが競合した場
合、調停を行う必要がある。
【0042】このための確実な方法として、操作部によ
るローカル設定中には、リモート設定を禁止する方法が
ある。しかしながら、リモート設定を行いたいユーザは
ローカル設定が終了するまでリモート設定を行うことが
できず、使い勝手が悪いという問題点が生じる。また、
時分割処理などを行うことにより、見かけ上、同時に設
定を行うように構成した場合には、あるユーザが行おう
としていた一連の設定が、他のユーザによって更新され
て設定に矛盾を生じたり、設定の都合上、プリンタ装置
などの再起動が必要となった場合には、突然他のユーザ
によって操作を中断させられてしまうという不具合が生
じていた。そこで、本第3実施形態は、ローカル設定操
作とリモート設定操作とを見かけ上、同時に行えるよう
にし、矛盾した設定がなされたり、不本意な操作中断が
発生することのない画像処理システムを構築することを
目的としている。
【0043】[4.2] 機能構成 まず図10に本第3実施形態における制御系統100の
機能構成ブロック図を示す。制御系統100の機能構成
は、オペレーティングシステム100Aと、オペレーテ
ィングシステム100A上に構築された入力インターフ
ェース機能部100B、プリント制御部100C及びリ
ソース管理部100Dを備えている。さらにこれらの入
力インターフェース機能部100B、プリント制御部1
00C及びリソース管理部100D上には、ユーザイン
ターフェース(UI)共通制御部100Eが構成されて
いる。そしてユーザインターフェース共通制御部Eを介
して、ネットワークなどで接続された端末装置50等の
ためのリモートユーザインターフェース制御部100F
及び当該画像処理装置20のためのローカルユーザイン
ターフェース制御部100Gが構築されている。以下の
説明においては、これらの機能構成ブロックのうち、リ
モートユーザインターフェース制御部100F及びロー
カルユーザインターフェース制御部100Gを除く部分
を、以下、ユーザインターフェースシステム(UIシス
テム)と呼ぶこととする。
【0044】[4.3] 第3実施形態の概要 ネットワーク30あるいは専用回線40を介して端末装
置50からリモート設定が開始された場合にはリモート
ユーザインターフェース制御部100Fが図11に示す
コンテキストをユーザ毎に設ける。また、コントロール
パネル105が操作された場合には、ローカルユーザイ
ンターフェース制御部100Gが図11に示したコンテ
キストを設ける。ここで、コンテキストについて説明す
る。コンテキストには、図11に示すように、大項目、
小項目及び小項目に対応するデータ(値)が含まれてい
る。設定可能な項目としては、通信プロトコル、プリン
タ制御コマンドなど様々な態様が考えられる。より具体
的に、通信(ネットワーク)プロトコルを例としてコン
テキストの内容を説明する。例えば、大項目が「Net
ware」のプロトコルの設定の場合、小項目として
は、「プロトコルの起動」、「装置名」、……等があ
り、データとしては、 ・「プロトコルの起動」→「オン」 ・「装置名」→「プリンタ」 のように設定される。この場合において、各ユーザ(ロ
ーカルを含む)の設定すべき大項目、小項目及び対応す
るデータは、当該ユーザの装置毎に異なり、各ユーザ毎
に異なっている。
【0045】そして、各ユーザの操作にしたかって、当
該ユーザに対応するコンテキストの内容を更新する。例
えば、上述の例の場合、大項目「Netware」の小
項目「プロトコルの起動」のデータを「オン」から「オ
フ」更新することができる。しかしながら、この段階に
おいて、実際の設定データは変更されない。そして、更
新されたコンテキストの内容を実際にリソース管理部に
反映させるのは、設定を更新したユーザが1人の場合に
は、当該ユーザが設定完了を確認した時点となる。ま
た、設定をほぼ同時に更新したユーザが複数の場合に
は、原則として最も最後に設定を開始したユーザに対応
するコンテキストの内容が実際にリソース管理部100
Dに反映されることとなり、他のユーザについては、設
定が行えなかった(設定失敗)旨が通知されることとな
る。さらに設定をほぼ同時に更新したユーザが複数であ
って、最も最後に設定を開始したユーザが設定操作を中
断した場合には、当該ユーザの直前に設定を開始したユ
ーザに対応するコンテキストの内容が実際にリソース管
理部100Dに反映されることとなる。
【0046】[4.4] 第3実施形態の具体的動作 次に第3実施形態の具体的動作について図12ないし図
15を参照して説明する。 [4.4.1] 通常時の動作 通常時の動作シーケンスフローチャートを図12に示
す。まず、コントロールパネル105を介して、ローカ
ル設定の設定変更開始要求(図中、設定開始で示す。)
P1がローカルユーザインターフェース制御部100G
に入力されると、ローカルユーザインターフェース制御
部100Gは、設定内容を順次ローカルのコンテキスト
に書き込むことにより、ローカルのコンテキストを更新
する。これと並行して、ローカルユーザインターフェー
ス100Gは、ユーザインターフェースシステム100
Sに対し、設定変更開始要求P2を送信する。一方、ネ
ットワー30あるいは専用回線40を介していずれかの
端末装置50からリモート設定の設定変更開始要求P3
がリモートユーザインターフェース制御部100Fに入
力されると、リモートユーザインターフェース制御部1
00Fは、ユーザインターフェースシステム100Sに
対し、設定変更開始要求P4を送信する。
【0047】これらの結果、設定変更開始要求P2に対
応するローカルのコンテキストの更新が完了する前に設
定変更開始要求P4が入力されたので、ユーザインター
フェースシステム100Sは、他のユーザが設定中であ
ることを告知するための設定中知らせP5をリモートユ
ーザインターフェース制御部100Fに通知する。これ
により、リモートユーザインターフェース制御部100
Fは、当該設定変更開始要求P3を送信した各端末装置
50に対し、設定開始画面の送信P6を行い、当該端末
装置50の表示画面上には設定開始画面が表示される。
設定開始画面は、図13に示すように、大別すると、設
定べき大項目を選択するためのメニュー画面が表示され
るメニュー画面表示領域AR1と、現在選択されている
大項目名及び当該大項目に対応する小項目設定メニュー
が表示された設定メニュー表示領域AR2と、同時操作
者リストを表示する同時操作者リスト表示領域AR3
と、設定メニュー表示領域AR2に表示された設定内容
で、設定を完了させるための設定完了ボタンが表示され
る設定完了ボタン表示領域AR4と、を備えて構成され
ている。これにより、設定開始画面が表示された端末装
置50のユーザは設定を開始できることとなる。一方、
コントロールパネル105を介して、ユーザが設定指示
P7をローカルユーザインターフェース制御部100G
に出力すると、ローカルユーザインターフェース制御部
100Gは、ユーザインターフェースシステム100S
に対し、設定実行指示P8を出力する。この場合におい
て、リモートユーザインターフェース制御部100F側
でも設定操作中であるので、ローカルユーザインターフ
ェース制御部100G側でなされた設定は保留される旨
の設定保留P9が通知される。
【0048】その後、リモートユーザインターフェース
制御部100Fに対し、端末装置50からユーザが設定
指示P10を出力し、設定内容を送信すると、リモート
ユーザインターフェース制御部100Fは、当該設定内
容を対応するコンテキストに書き込む。そして、リモー
トユーザインターフェース制御部100Fは、ユーザイ
ンターフェースシステム100Sに対し、設定実行指示
P11を出力する。この結果、ユーザインターフェース
システム100Sは、最後に設定開始を指示したリモー
トユーザインターフェース制御部100F側のユーザの
設定を優先させるべく、ローカルユーザインターフェー
ス制御部100Gには、設定失敗通知P12を出力す
る。そして、リモートユーザインターフェース制御部1
00F側のユーザのコンテキストの内容をリソース管理
部100Dに反映するとともに、リモートユーザインタ
ーフェース制御部100Fに対し設定完了通知P13を
出力して、設定が完了した旨を通知することとなる。こ
のように通常動作時には、設定をほぼ同時に更新したユ
ーザが複数の場合には、原則として最も最後に設定を開
始したユーザ(上述の例の場合、リモートユーザ制御部
100F側のユーザ)に対応するコンテキストの内容が
実際にリソース管理部100Dに反映されることとな
る。
【0049】[4.4.2] 最も最後に設定を開始し
たユーザが設定操作を中断した場合の動作 最も最後に設定を開始したユーザが設定操作を中断した
場合の動作シーケンスフローチャートを図14に示す。
まず、コントロールパネル105を介して、ローカル設
定の設定変更開始要求(図14中、設定開始で示す。)
P21がローカルユーザインターフェース制御部100
Gに入力されると、ローカルユーザインターフェース制
御部100Gは、設定内容を順次ローカルのコンテキス
トに書き込むことにより、ローカルのコンテキストを更
新する。これと並行して、ローカルユーザインターフェ
ース100Gは、ユーザインターフェースシステム10
0Sに対し、設定変更開始要求P22を送信する。一
方、ネットワー30あるいは専用回線40を介していず
れかの端末装置50からリモート設定の設定変更開始要
求P23がリモートユーザインターフェース制御部10
0Fに入力されると、リモートユーザインターフェース
制御部100Fは、ユーザインターフェースシステム1
00Sに対し、設定変更開始要求P24を送信する。こ
れらの結果、設定変更開始要求P22に対応するローカ
ルのコンテキストの更新が完了する前に設定変更開始要
求P24が入力されたので、ユーザインターフェースシ
ステム100Sは、他のユーザが設定中であることを告
知するための設定中知らせP25をリモートユーザイン
ターフェース制御部100Fに通知する。
【0050】これにより、リモートユーザインターフェ
ース制御部100Fは、当該設定変更開始要求P23を
送信した各端末装置50に対し、設定開始画面の送信P
26を行い、当該端末装置50の表示画面上には図13
に示した設定開始画面が表示される。これにより、設定
開始画面が表示された端末装置50のユーザは設定を開
始できることとなる。一方、コントロールパネル105
を介して、ユーザが設定指示P27をローカルユーザイ
ンターフェース制御部100Gに出力すると、ローカル
ユーザインターフェース制御部100Gは、ユーザイン
ターフェースシステム100Sに対し、設定実行指示P
28を出力する。この場合において、リモートユーザイ
ンターフェース制御部100F側でも設定操作中である
ので、ローカルユーザインターフェース制御部100G
側でなされた設定は保留される旨の設定保留P29が通
知される。そして、リモートユーザインターフェース制
御部100Fに対し、端末装置50からユーザが設定取
消指示P30を出力し、送信すると、リモートユーザイ
ンターフェース制御部100Fは、ユーザインターフェ
ースシステム100Sに対し、設定取消実行指示P31
を出力する。この結果、ユーザインターフェースシステ
ム100Sは、当該設定取消実行指示P31を受信し、
設定取消を完了した旨を通知すべく、リモートユーザイ
ンターフェース制御部100Fに設定取消完了通知P3
2を出力する。これに伴い、最も最後に設定を開始した
ユーザの直前に設定を開始したユーザであるローカルユ
ーザインターフェース制御部100G側のユーザの設定
を優先させ、ローカルユーザインターフェース制御部1
00G側のユーザのコンテキストの内容をリソース管理
部100Dに反映するとともに、ローカルユーザインタ
ーフェース制御部100Gに対し設定完了通知P33を
出力して、設定が完了した旨を通知することとなる。こ
のように設定をほぼ同時に更新したユーザが複数であっ
て、最も最後に設定を開始したユーザが設定操作を中断
した場合には、当該ユーザの直前に設定を開始したユー
ザに対応するコンテキストの内容が実際にリソース管理
部100Dに反映されることとなる。
【0051】[4.4.3] ローカル側優先時の動作 続いてローカルユーザインターフェース制御部100G
側の設定を優先させる場合の動作シーケンスフローチャ
ートを図15に示す。まず、コントロールパネル105
を介して、ローカル設定の設定変更開始要求(図15
中、設定開始で示す。)P41がローカルユーザインタ
ーフェース制御部100Gに入力されると、ローカルユ
ーザインターフェース制御部100Gは、設定内容を順
次ローカルのコンテキストに書き込むことにより、ロー
カルのコンテキストを更新する。これと並行して、ロー
カルユーザインターフェース100Gは、ユーザインタ
ーフェースシステム100Sに対し、設定変更開始要求
P42を送信する。一方、ネットワー30あるいは専用
回線40を介していずれかの端末装置50からリモート
設定の設定変更開始要求P43がリモートユーザインタ
ーフェース制御部100Fに入力されると、リモートユ
ーザインターフェース制御部100Fは、ユーザインタ
ーフェースシステム100Sに対し、設定変更開始要求
P44を送信する。これらの結果、設定変更開始要求P
42に対応するローカルのコンテキストの更新が完了す
る前に設定変更開始要求P44が入力されたので、ユー
ザインターフェースシステム100Sは、他のユーザが
設定中であることを告知するための設定中知らせP45
をリモートユーザインターフェース制御部100Fに通
知する。これにより、リモートユーザインターフェース
制御部100Fは、当該設定変更開始要求P3を送信し
た各端末装置50に対し、設定開始画面の送信P46を
行い、当該端末装置50の表示画面上には、図13に示
した、設定開始画面が表示される。
【0052】これにより、設定開始画面が表示された端
末装置50のユーザは設定を開始できることとなる。一
方、コントロールパネル105を介して、ユーザが設定
指示P7をローカルユーザインターフェース制御部10
0Gに出力すると、ローカルユーザインターフェース制
御部100Gは、ユーザインターフェースシステム10
0Sに対し、設定実行指示P48を出力する。この場合
において、リモートユーザインターフェース制御部10
0F側でも設定操作中であるので、ローカルユーザイン
ターフェース制御部100G側でなされた設定は保留さ
れる旨の設定保留P49が通知される。その後、リモー
トユーザインターフェース制御部100Fに対し、端末
装置50からユーザが設定指示P50を出力し、設定内
容を送信すると、リモートユーザインターフェース制御
部100Fは、当該設定内容を対応するコンテキストに
書き込む。そして、リモートユーザインターフェース制
御部100Fは、ユーザインターフェースシステム10
0Sに対し、設定実行指示P51を出力する。この場合
においては、ユーザインターフェースシステム100S
は、最後に設定開始を指示したのはリモートユーザイン
ターフェース制御部100F側のユーザであるが、ロー
カルユーザインターフェース制御部100G側の設定を
優先させるべく、ローカルユーザインターフェース制御
部100G側のユーザのコンテキストの内容をリソース
管理部100Dに反映するとともに、ローカルユーザイ
ンターフェース制御部100Gに対し設定完了通知P5
2を出力して、設定が完了した旨を通知することとな
る。
【0053】一方、リモートユーザインターフェース制
御部100Fには、設定失敗通知P53を出力する。こ
のようにローカル側優先時には、設定をほぼ同時に更新
したユーザが複数あっても、当該ユーザ中にローカル側
のユーザが含まれている場合には、ローカルユーザ制御
部100G側のユーザに対応するコンテキストの内容が
実際にリソース管理部100Dに反映されることとな
る。 [4.5] 第3実施形態の効果 以上の説明のように本第3実施形態によれば、リモート
ユーザインターフェース側のユーザ及びローカルユーザ
インターフェース側のユーザは、他方のユーザインター
フェース制御部のユーザの操作による矛盾状態の発生を
考慮することなく設定変更操作を実行すること可能とな
る。また、設定変更捜査中は、他のユーザが同時に設定
変更を行っているか否かを容易に把握することができ、
各ユーザは自己の設定変更が有効となるか否かについて
判断することも可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、画像処理を行う際に矛
盾した設定がなされるのを確実に防止することができ
る。さらに、ユーザが所望する設定でジョブを実行する
ことを保証することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像処理システムの概要構成ブロック図であ
る。
【図2】 コントロールパネルの外観正面図である。
【図3】 メニュー画面の遷移状態の説明図である。
【図4】 設定データグループの説明図である。
【図5】 ローカル設定の処理フローチャートである。
【図6】 リモート設定における表示画面の説明図であ
る。
【図7】 リモート設定の処理フローチャートである。
【図8】 第2実施形態の処理フローチャート(その
1)である。
【図9】 第2実施形態の処理フローチャート(その
2)である。
【図10】 第3実施形態の機能構成説明図である。
【図11】 コンテキストの説明図である。
【図12】 第3実施形態の通常時の処理シーケンスフ
ローチャートである。
【図13】 第3実施形態の設定表示画面の説明図であ
る。
【図14】 第3実施形態の設定取消時の処理シーケン
スフローチャートである。
【図15】 第3実施形態のローカル優先時の処理シー
ケンスフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像処理システム、20…画像処理装置、30…
ネットワーク、40…専用回線、50…端末装置、10
0…制御系統、101…通信インターフェース、102
…CPU、103…プログラム用メモリ、104…作用
業メモリ、105…コントロールパネル、106…専用
回線インターフェース、107…時計回路、108…印
刷情報格納装置、109…不揮発性メモリ、110…画
像用メモリ、111…プリントインターフェース、20
0…画像読取出力系統、202…CPU、203…プロ
グラム用メモリ、204…作用業メモリ、205…コン
トロールパネル、206…外部インターフェース、20
7…時計回路、208…印刷情報格納装置、209…不
揮発性メモリ、210…画像用メモリ、211…エンジ
ンインターフェース、212…プリンタエンジン、21
3…画像読取部、214…画像入力インターフェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 HJ07 HJ10 HK05 HN04 HN05 HN13 HN15 5B021 AA01 AA02 AA05 AA19 BB01 CC05 EE01 5B089 GA08 GA21 JB10 KA12 LB12 5C062 AA05 AA13 AA35 AB38 AB42 AC35 AC38 AE16 AF00 BA00 5C075 AB90 CD13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した設定変更開始要求を受理する要
    求受信手段と、 受理された前記設定変更開始要求に対応する設定処理を
    行う設定手段と、 前記設定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理し
    た設定変更開始要求に対応する前記設定処理が終了する
    まで新たな設定変更開始要求の受理を禁止する受理禁止
    手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 設定データグループ毎になされる設定変
    更開始要求を受信し、受理する要求受信手段と、 受理された前記設定変更開始要求に対応する設定処理を
    行う設定手段と、 前記設定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理し
    た設定変更開始要求に対応する前記設定処理が終了する
    まで同一の前記設定データグループに属する新たな設定
    変更開始要求の受理を禁止する受理禁止手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 設定対象を特定するための設定項目情報
    を含む設定変更開始要求を受信し、受理する要求受信手
    段と、 受理された前記設定変更開始要求に対応する設定処理を
    行う設定手段と、 前記設定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理し
    た設定変更開始要求に対応する前記設定処理が終了する
    まで同一の前記設定項目情報を含む新たな設定変更開始
    要求の受理を禁止する受理禁止手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のデータ処理装置において、 前記設定変更開始要求に対応する設定処理が終了するま
    では、当該設定変更開始要求の発行元に対応する設定処
    理のみを行うことを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のデータ処理装置において、 前記受理禁止手段は、前記設定変更開始要求を受理した
    後、少なくとも一のジョブ処理要求がなされるまで、新
    たな設定変更開始要求の受理を禁止することを特徴とす
    るデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のデータ処理装置において、 前記受理禁止手段は、前記設定変更開始要求を受理した
    後、少なくとも一のジョブ処理要求に対応するジョブが
    終了するまで、新たな設定変更開始要求の受理を禁止す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 受信した設定変更開始要求を受理し、受
    理した前記設定変更開始要求に対応する設定処理を行う
    受理設定工程と、 前記設定変更開始要求を受理した後、かつ、当該受理し
    た設定変更開始要求に対応する前記設定処理が終了する
    まで新たな設定変更開始要求の受理を禁止する受理禁止
    工程と、 を備えたことを特徴とするデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 予め設定された所定期間中に受け付けら
    れた複数の設定変更開始要求に対応する設定情報をユー
    ザ毎に記憶する設定情報記憶手段と、 前記設定変更開始要求を受け付けたタイミングに基づい
    て前記複数の設定変更開始要求に対応する設定情報のう
    ち、いずれか一の設定情報に基づいて設定処理を行う設
    定手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータ処理装置におい
    て、 前記所定期間中に前記複数の設定変更開始要求が受け付
    けられた場合に、当該複数の設定変更開始要求に対応す
    る複数のユーザに対し、複数の設定変更開始要求がなさ
    れていることを告知する告知手段を備えたことを特徴と
    するデータ処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9記載のデータ
    処理装置において、 前記所定期間は、前記複数の設定変更開始要求のうち、
    最初に受け付けられた前記設定変更開始要求に対応する
    前記設定情報の記憶処理が終了するまでの期間であるこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 設定変更開始要求に対応する設定情報
    をユーザ毎に記憶する設定情報記憶手段を有するデータ
    処理装置のデータ処理方法において、 予め設定された所定期間中に受け付けられた複数の設定
    変更開始要求に対応する設定情報をユーザ毎に前記設定
    情報記憶手段に記憶させる設定情報記憶工程と、 前記設定変更開始要求を受け付けたタイミングに基づい
    て前記複数の設定変更開始要求に対応する設定情報のう
    ち、いずれか一の設定情報に基づいて設定処理を行う設
    定工程と、 を備えたことを特徴とするデータ処理方法。
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