JP2009098789A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009098789A
JP2009098789A JP2007267952A JP2007267952A JP2009098789A JP 2009098789 A JP2009098789 A JP 2009098789A JP 2007267952 A JP2007267952 A JP 2007267952A JP 2007267952 A JP2007267952 A JP 2007267952A JP 2009098789 A JP2009098789 A JP 2009098789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
information processing
processing apparatus
standby state
activated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007267952A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoki Ikeda
元気 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007267952A priority Critical patent/JP2009098789A/ja
Publication of JP2009098789A publication Critical patent/JP2009098789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】 情報処理装置の利用開始時に、少メモリ環境下で複数のアプリケーションをインストールし運用することを可能とする。
【解決手段】 アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、利用者の認証を行う情報処理装置であって、インストール済みのアプリケーションの中から1あるいは複数の起動するアプリケーションを選択する起動アプリケーション選択手段を有し、利用者の認証時に起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動させる構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置上で動作するアプリケーションの起動方法に関するものである。
例えば画像形成装置では、コピーやファクス/送信, スキャン, 文書保存など様々な機能が用意されているように、昨今の情報処理装置は多機能化が図られており利便性・有用性に富んでいる。これらの機能を利用するためには、ファームウェアとして機器に予め組み込まれた組込アプリケーションを使用するが、これら組込アプリケーションを削除あるいはカスタマイズしたり、新たな組込アプリケーションを追加するといったことは困難である。どうしても組込アプリケーションの追加や削除を行いたい場合は、利用可能な組込アプリケーションの構成を変更したファームウェアを用意し、ファームウェアを入れ替える作業を行う必要がある。
これを解決する技術として、ファームウェアのリアルタイムOS上に仮想マシンと呼ばれるソフトウェア実行環境を設け、これに対しアプリケーションのインストール・アンインストールを行うことが可能な情報処理装置が提案されている(例えば特許文献1)。これによりファームウェアを入れ替えることなしに、情報処理装置上で利用可能なアプリケーションの更新を行うことが可能となっている。
上述の技術の具体例として、Java(登録商標)言語を用いて作成されたアプリケーションプログラムを、情報処理装置上に実装されたJava(登録商標)仮想マシン上で動作させるプラットフォーム技術が挙げられる。
特開2000−298561号公報
しかしながら一般に、こうした情報処理装置に搭載されるメモリ(RAM)は低容量である場合が多く、かつファームウェアとして組み込まれている組込アプリケーションの動作を優先させるが故に、上記仮想マシンに割り当てられるメモリ容量はさらに低容量である場合が多い。よって仮想マシンにインストールし起動させメモリ上に常駐させることのできるアプリケーションの数や、個々のアプリケーションが使用できるメモリ容量も限られた容量となる。
よって画像形成装置のように多数のユーザにより共用され、故に多くのアプリケーションの追加が望まれる場合などでは、ユーザの要望を満たすことができない。また、アプリケーションの種類によっては単一で多くのメモリを消費する形態も考え得るが、こうしたアプリケーションを他の多数のアプリケーションと共に運用することも困難である。
上述した課題・問題点を解決するために、アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、利用者の認証を行う情報処理装置であって、インストール済みのアプリケーションの中から1あるいは複数の起動するアプリケーションを選択する起動アプリケーション選択手段を有し、
利用者の認証時に起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動させることを特徴とする。
また好ましくは、利用者の個人設定情報として標準的に起動させるアプリケーションを1あるいは複数記憶する標準アプリケーション記憶手段を有し、利用者の認証時には起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションと標準アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションとの和である1あるいは複数のアプリケーションを起動させることを特徴とする。
また好ましくは、標準アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションを起動させるか否かを指示する標準アプリケーション起動有無指示手段を有することを特徴とする。
また好ましくは、起動された1あるいは複数のアプリケーションを利用者の個人設定情報として記憶する標準アプリケーション設定手段を有することを特徴とする。
また好ましくは、標準アプリケーション設定手段により選択され起動されたアプリケーションを利用者の個人設定情報として記憶するか否かを指示する標準アプリケーション設定有無指示手段を有することを特徴とする。
また好ましくは、インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、起動アプリケーション選択手段により選択された起動させるアプリケーションについて、最大メモリ使用量取得手段により取得した各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には認証が成されないことを特徴とする。
また好ましくは、インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、認証後に、最大メモリ使用量取得手段により取得した起動対象のアプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には、アプリケーションの起動は行わず、起動アプリケーション選択手段による起動するアプリケーションの再選択を促すことを特徴とする。
また好ましくは、起動アプリケーション選択手段により選択され認証後に起動するアプリケーションの起動順序を指定するアプリケーション起動順序指定手段を有し、利用者の認証後にはアプリケーション起動順序指定手段により指定された順序に従って起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする。
また、アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、利用者の認証を行う情報処理装置であって、インストール済みのアプリケーションに関連しそれぞれについて設けられる認証指示手段を有し、認証指示手段による認証が成された場合には、認証指示手段に関連しているアプリケーションのみを起動することを特徴とする。
また、アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、本体に具備された操作手段を有する情報処理装置において、一定時間の間に操作手段による操作が成されなかった場合にはそれ以前になされた操作内容を破棄し待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、待機状態を解除する待機状態解除手段と、待機状態遷移手段により待機状態に遷移した場合にインストール済みのアプリケーションの中から1あるいは複数の起動するアプリケーションを選択する起動アプリケーション選択手段とを有し、待機状態解除手段が指示された場合には起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする。
また好ましくは、インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、起動アプリケーション選択手段により選択された起動させるアプリケーションについて、最大メモリ使用量取得手段により取得した各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には待機状態解除手段による待機状態の解除が成されないことを特徴とする。
また好ましくは、起動アプリケーション選択手段により選択され待機状態解除後に起動するアプリケーションの起動順序を指定するアプリケーション起動順序指定手段を有し、待機状態解除後にはアプリケーション起動順序指定手段により指定された順序で起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする。
また、アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、本体に具備された操作手段を有する情報処理装置において、一定時間の間に操作手段による操作が成されなかった場合にはそれ以前になされた操作内容を破棄し待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、インストール済みのアプリケーションに関連しそれぞれについて設けられる待機状態を解除する待機状態解除手段とを有し、待機状態解除手段により待機状態が解除された場合には、待機状態解除手段に関連しているアプリケーションのみを起動することを特徴とする。
本発明により、多数のアプリケーションを動的にインストールし起動させることが要望されかつ使用可能なメモリ容量の割り当てが低容量である情報処理装置であっても、情報処理装置の利用開始時にユーザが所望するアプリケーションを動的に起動させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を実施例に沿って図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に掛かる情報処理装置の構成を示すブロック図である。この情報処理装置はデジタル複合機などの画像形成装置である。
画像形成装置100の画像形成システムの構成は以下のとおりである。
CPU101はこの画像形成システム全体を制御するためのコントローラである。CPU101はデータバス102などのバスによって各部と接続されている。CPU101が実行するソフトウェアにはJVM(Java(登録商標) Virtual Machine : Java(登録商標)仮想マシン)を含む。Java(登録商標)言語で記述されたプログラムをコンパイルするとバイトコードと呼ばれるインタプリタ用命令列の中間表現が得られるが、JVMはこのバイトコードを実行時に動的に読込み、各バイトコードを逐次的に解釈実行するJava(登録商標)プログラムの実行環境である。
RAM103はCPU101の主メモリやワークエリア等の一時記憶領域として動作するものである。また、画像データの変換処理時などの際には一時的なデータ保存領域としても利用される。
プリンタ制御部104は、プリンタデバイス105を制御して、画像データを紙などに印字させる。プリンタデバイス105は、画像データを用紙上に画像として印字するものであり、感光体ドラムや感光体ベルトなどを用いた電子写真印刷方式や、微小ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式などがあるが、どの方式でもかまわない。
スキャナ制御部106は、スキャナデバイス107を制御して、画像データを取得する。スキャナデバイス107はCCDなどの光学読取装置を用いて、紙などの原稿上の走査を行い、原稿の画像情報を電気信号データに変換する。
ネットワーク制御部108は、LANや電話回線などのネットワークに対して、画像データを始めとする各種データの送信あるいは受信のための制御を行う。
ストレージ110はHDDなどの読み出しと書き込みが可能な不揮発メモリであり、ここにはシステム全体を制御するためのプログラムや組込アプリケーションおよび動的に追加されたアプリケーション、スキャンされた画像データ,ネットワーク経由で取得された画像データなど様々なデータが保存される。また後述するWebサーバ116が使用するWebコンテンツデータもこのストレージ110に保存されている。更にユーザIDおよびパスワードであるユーザ認証情報やユーザ毎の利用環境のカスタマイズ情報である個人設定情報もストレージ110に保存されている。ストレージ制御部109はストレージ110を制御するものである。
入力制御部111は、タッチパネルやハードキーといった入力デバイス112から、ユーザの操作指示を入力する。表示制御部113はLCDやCRTなどの表示デバイス114を制御して、設定操作画面をユーザに対して表示させる。入力制御部111および入力デバイス112, 表示制御部113, 表示デバイス114により操作部115が構成される。
Webサーバ116は、ネットワーク制御部108を介し不図示であるクライアントPC(Personal Computer)上のWebブラウザとHTTPベースの通信を行う。ストレージ110に保存されているHTMLやgif, jpegといったwebコンテンツデータをクライアントPCに送信すると共に、クライアントPCからはwebコンテンツの送信要求やファイルを受信する。
次に図を用いて不図示のクライアントPCから新たなアプリケーションをインストールする際の操作手順を示す。
図2はクライアントPC上のWebブラウザからWebサーバ116にアクセスした際に表示される画面を示した画面図である。
アプリケーション一覧201は現在インストールされているアプリケーションの一覧である。一行がひとつのアプリケーションに対応しており、アプリケーションの名称や他のアプリケーションとの区別のためのプログラムID, そしてそのアプリケーションが使用するメモリ容量の最大値が表示される。
インストールキー202は新たなアプリケーションをインストールするためのキーである。インストールキー202を指示すると不図示のファイル送信画面が表示され、インストールするアプリケーションファイルを画像形成装置100に送信することができる。画像形成装置100はアプリケーションファイルを受信後、アプリケーションの整合性等を確認した後、ストレージ制御109を介してストレージ110にアプリケーションファイルを保存する。ここでアプリケーションファイルは、jarファイルと呼ばれるJava(登録商標)に規定される形式のファイルである。jarファイルはJava(登録商標)ソースコードをコンパイルして得られるバイトコードをアーカイブしたものである。また、jarファイルはマニフェストと呼ばれるアプリケーションの情報を記載したファイルを梱包している。本実施例における画像形成装置にインストール可能なアプリケーションにおいては、このマニフェストにそのアプリケーションが使用する最大メモリ容量を記載し宣言する。画像形成装置100はこの値を参照しアプリケーションの起動制御に使用する。
アンインストールキー203はインストールされているアプリケーションを削除するものである。アンインストールキー203を指示すると、アプリケーション一覧201の選択列204で選択されたアプリケーションを削除する。
次に図を用いてユーザ認証時に起動させるアプリケーションを選択し起動させる手順を示す。
図3は画像形成装置100を使用するためのユーザ認証を受け付ける画面を示す画面図である。
ログイン画面300はユーザ認証を行う画面である。
ユーザIDテキストフィールド301はユーザIDを入力するものである。
パスワードテキストフィールド302はユーザIDテキストフィールドに入力するユーザIDに対するパスワードを入力するものである。
ログインボタン303はユーザIDテキストフィールド301に入力されたユーザIDおよびパスワードテキストフィールド302に入力されたパスワードをもって画像形成装置への認証要求を指示するものである。認証が成功すると後述のように選択されたアプリケーションを起動する。
アプリケーション一覧304は画像形成装置100にインストール済みのアプリケーションを一覧で表示するものであり、一行がひとつのアプリケーションに対応している。選択状況列305は認証後に起動するアプリケーションの選択を示す列である。起動するアプリケーションに該当する行を指示することによりこの列に数字番号を含む記号が表示される。この数字番号はアプリケーションを選択した順番を表しており、この数字順にアプリケーションを起動する。名称列306はインストール済みのアプリケーションの名称を示す列である。使用メモリ量列307はそのアプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を示すものである。アプリケーションキー列308における各行のキーは認証要求を指示するものである。ユーザIDテキストフィールド301へユーザIDを、パスワードフィールド302へパスワードをそれぞれ入力した後にこの列のキーを指示すると、ログインすると同時にそのキーに対応したアプリケーションのみを起動する。
スクロールキー309および310はスクロールのためのキーであり、アプリケーション一覧304に表示されるインストール済みアプリケーションの数が一画面に収まらない場合に、このキーの指示によりスクロールさせて表示する。
標準アプリ起動キー311はトグル形式のキーであり、一回の指示により反転し選択状態となる。再度指示すると反転は解消し非選択状態となる。このキーを指示し選択状態とした上でログインキー303の指示による認証が成されると、アプリケーション一覧304で選択されたアプリケーションと、そのユーザの個人設定情報として記憶されている標準で起動するアプリケーション(標準アプリケーション)との和である1あるいは複数のアプリケーションを起動する。例えば標準アプリケーションとして「SpecialTray」アプリケーションと「SmartCopy」アプリケーションが設定されており、かつ図示のようにアプリケーション一覧304では「SmartCopy」アプリケーションおよび「Plane」アプリケーションが選択されているとする。このときログインキー303の指示による認証が成された場合には、「SpecialTray」および「SmartCopy」, 「Plane」の各アプリケーションが起動される。
標準アプリ設定キー312は標準アプリ起動キー311と同様トグル形式のキーである。このキーを選択状態とした上でログインキー303の指示による認証が成された場合には、認証後に起動されたアプリケーションを標準アプリケーションとして個人設定情報に反映する。次回ログイン時に標準アプリ設定キー311を選択した状態で認証が成された場合にはこれらアプリケーションが標準アプリケーションとして起動の対象となる。
アプリケーション一覧304の下部の領域には、アプリケーション一覧で起動対象として選択されているアプリケーションそれぞれが最大で使用するメモリ容量の合計値が表示される。合計値が許容値を上回る場合にはログインキー303およびアプリケーションキー列308の各キーは操作ができないよう制御する。
次にログインキー303の指示により認証が成された後、所定のアプリケーションを起動する手順を図を用いて説明する。
図4はアプリケーションの起動手順を示すフロー図である。
ログインキー303を指示すると(S401)認証処理が実行される(S402)。認証が成功した(S403)場合には標準アプリ起動キー311の選択有無を確認する(S404)。選択がある場合にはストレージ制御部109を介しストレージ110に個人情報設定として記憶されている標準アプリケーションの一覧を取得する(S405)。次に起動対象とするアプリケーションを判定する(S406)。アプリケーション一覧304でユーザにより選択されたアプリケーションと取得した標準アプリケーションとの和であるアプリケーションを起動対象とする。S404で標準アプリ起動キー311の選択がない場合には、アプリケーション一覧304で選択されたアプリケーションのみを起動対象のアプリケーションとする。
次に起動対象のアプリケーション全てについて最大メモリ使用量を取得する(S407〜S409)。各アプリケーションの最大メモリ使用量の総和を算出し、これが許容量を超えない場合には(S410)、起動対象のアプリケーションを順次起動していく(S411〜S415)。ただしこの時、起動したアプリケーションが繰り返しステップの最初に処理されたものである場合には(S413)、表示制御部113を介し表示デバイス114にこのアプリケーションを表示する(S414)。
更に標準起動アプリ設定キー312の指定がある場合には(S416)、S411からS415で起動したアプリケーションの一覧をストレージ制御部109を介しストレージ110に保存し、個人情報設定としての標準アプリケーションを更新する(S417)。
尚S411からS415における起動対象のアプリケーションの起動処理では、まずアプリケーション一覧304で選択されたアプリケーションを選択状況列305に示される選択順に起動し、その後標準アプリケーションであるアプリケーションを起動するものとする。標準アプリケーションについても起動順序を個人設定情報に予め設定しておき、S411からS415における標準アプリケーションの起動順序に反映してもよい。
ところで、S410において各アプリケーションの最大メモリ使用量の総和が許容量を超える場合には、再度ログイン画面300を表示する。図5はこの際のログイン画面300の表示内容を示す画面図である。
ダイアログ501は最大メモリ使用量の総和が許容量を超えている旨を表示するものである。
ユーザIDテキストフィールド301およびパスワードテキストフィールド302は、既に認証が成されているため操作不可となっている。
ログインキー303は表示が「OK」に切り替わると共に、メモリ使用量が許容量を超えているため操作不可となっている。アプリケーション一覧304の選択状況や標準アプリ起動キー311の選択有無を変更し、メモリ使用量の総和が許容量を超えないよう操作が成されるとログインキー303は操作が可能となり、これ指示することによりアプリケーションを起動する。
アプリケーション一覧304の下部領域では、認証が成され標準アプリケーションの設定が明らかとなっているため、これらアプリケーションの最大メモリ使用量が加味された表示が成される。
図6は、S414で画像形成装置100が表示する画面の画面図である。
アプリケーション切替えキー601〜603は使用するアプリケーションを切替えるためのものである。これらはアプリケーション一覧304での起動するアプリケーションの選択順に並んでいる。S414では未だ2番目以降のアプリケーションは起動されていないため、これに対応するアプリケーション切替えキー(602および603)は使用不可となっているが、1番目に選択したアプリケーションは既に使用可能な状態である。2番目以降に起動するアプリケーションに関しても、起動後順次アプリケーション切替えキーは使用可能となり、これらのアプリケーションを使用することが可能となる。
上述のように、使用可能なメモリ容量に制限がある環境であり、かつ多くのアプリケーションがインストールされている環境であっても、ユーザが所望するアプリケーションを起動させ利用することが可能である。
また、ユーザ認証の際にアプリケーションを起動するため、アプリケーションの起動時間により情報処理装置が操作可能になるまでのオーバーヘッドが生じるが、上述のように起動順序を考慮することにより、ユーザが使用したいアプリケーションをすぐに起動させることが可能なため、利便性を向上させることが可能である。加えて、アプリケーションに関連付けた認証指示手段を設け操作ステップを低減することをも配慮しており、ますますユーザの利便性を向上させることが可能である。
更に起動するアプリケーションの選択時ないしユーザの認証時に起動するアプリケーションのメモリ使用量の確認を行うことで不正なメモリ使用の事態を防止すべく考慮されており、信頼性の高いシステムをユーザに提供することが可能となっている。
実施例1ではユーザの認証の際に起動するアプリケーションを指定する方法について説明した。本実施例では待機状態から復帰する際に起動するアプリケーションを指定する方法について説明する。
本実施例も図1に示した画像形成装置100を用いて説明する。図1の画像形成装置100の構成は実施例1で説明したとおりである。
図7は、画像形成装置100の状態およびその遷移を示す状態遷移図である。
初期状態701から画像形成装置100に電源が投入され装置の起動が成されると待機状態702に遷移する。
待機状態702において、待機状態解除指示が成されると使用状態703へ遷移する。この時、後述のようにしてユーザにより選択が成されたアプリケーションを起動する。
使用状態703において、ユーザから一定時間の間、操作部115でいずれの操作も成されなかった場合には待機状態702に遷移する。この際、それまでに成された設定を全て破棄すると共に、起動中のアプリケーションを全て停止させる。
図8は待機状態702において表示デバイス114が表示する画面の画面図である。
アプリケーション一覧801は図3で示したアプリケーション一覧304と同様であり、選択状況列802は選択状況列305と, 名称列803は名称列306と使用メモリ量列804は使用メモリ量列307と, スクロールキー806および807はスクロールキー309および310とそれぞれ同一であるため、詳細な説明は省略する。
アプリケーション一覧801の下部の領域には、アプリケーション一覧で起動対象として選択されているアプリケーションそれぞれが最大で使用するメモリ容量の合計値が表示される。合計値が許容値を上回る場合には待機状態解除キー808およびアプリケーションキー列805の各キーは操作ができないよう制御する。
アプリケーションキー列805における各行のキーは、待機状態の解除を指示するものであるが、このキーを指示した場合には待機状態を解除すると共に、このキーに対応したアプリケーションのみが起動される。
待機状態解除キー808は待機状態の解除を指示するものである。待機状態解除キーを指示すると待機状態を解除すると共に、アプリケーション一覧801で選択されているアプリケーションを起動する。
次に待機状態解除キー808の指示により待機状態を解除し、所定のアプリケーションを起動する手順を図を用いて説明する。
図9はアプリケーションの起動手順を示すフロー図である。
待機状態解除キー808を指示すると(S901)、アプリケーション一覧801で選択したアプリケーションを起動対象として、これらのアプリケーションを起動する(S902〜S906)。アプリケーションはアプリケーション一覧801で選択した順に起動するが、起動したアプリケーションが1番目である場合には(S904)、表示制御部113を介して表示デバイス114に1番目のアプリケーションを表示する(S905)。
S905にける表示デバイス114の表示内容は図6に示した内容と同様であるが、図6に示した画面中にアプリケーション一覧801を含む画面を表示するためのキーを設け、未起動のアプリケーションを選択し同画面内に設ける起動指示キーの指示により、更に別のアプリケーションを起動できるよう構成しても良い。
上述のように、ユーザ管理が成されておらず認証処理を要しない形態の情報処理装置であっても、限られた使用可能なメモリを有効に利用し、ユーザが所望するアプリケーションを起動させ利用することが可能である。
本実施形態(第一の実施例)の画像形成装置の構成を示すブロック図 図1の画像形成装置のWebサーバが提供する画面の表示例を示す画面図 図1の画像形成装置が表示するユーザ認証を受け付ける画面の表示例を示す画面図 本実施形態(第一の実施例)におけるアプリケーション起動処理の手順を示すフロー図 図1の画像形成装置に表示される使用メモリ容量が許容量を超える場合の画面の表示例を示す画面図 図1の画像形成装置に表示される認証後の画面の表示例を示す画面図 本実施形態(第二の実施例)の画像形成装置の状態遷移を示す状態遷移図 図7の待機状態における画像形成装置が表示する画面の画面例を示す画面図 本実施形態(第二の実施例)におけるアプリケーション起動処理の手順を示すフロー図
符号の説明
100 画像形成装置
101 CPU
102 バス
103 RAM
104 プリンタ制御部
105 プリンタデバイス
106 スキャナデバイス
107 スキャナ制御部
108 ネットワーク制御部
109 ストレージ制御部
110 ストレージ
111 入力制御部
112 入力デバイス
113 表示制御部
114 表示デバイス
115 操作部
116 Webサーバ
201 アプリケーション一覧
202 インストールキー
203 アンインストールキー
204 選択列
301 ユーザIDテキストフィールド
302 パスワードテキストフィールド
303 ログインキー
304 アプリケーション一覧
305 選択状況列
306 名称列
307 使用メモリ量列
308 アプリケーションキー列
309 スクロールキー
310 スクロールキー
311 標準アプリ起動キー
312 標準アプリ設定キー
501 ダイアログ
601 アプリケーション切替えキー
602 アプリケーション切替えキー
603 アプリケーション切替えキー
701 初期状態
702 待機状態
703 使用状態
801 アプリケーション一覧
802 選択状況列
803 名称列
804 使用メモリ量列
805 アプリケーションキー
808 待機状態解除キー

Claims (13)

  1. アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、利用者の認証を行う情報処理装置であって、
    インストール済みのアプリケーションの中から1あるいは複数の起動するアプリケーションを選択する起動アプリケーション選択手段を有し、
    利用者の認証時に前記起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    利用者の個人設定情報として標準的に起動させるアプリケーションを1あるいは複数記憶する標準アプリケーション記憶手段を有し、
    利用者の認証時には前記起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションと前記標準アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションとの和である1あるいは複数のアプリケーションを起動させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記標準アプリケーション記憶手段に記憶されたアプリケーションを起動させるか否かを指示する標準アプリケーション起動有無指示手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置であって、
    起動された1あるいは複数のアプリケーションを利用者の個人設定情報として記憶する標準アプリケーション設定手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記標準アプリケーション設定手段により選択され起動されたアプリケーションを利用者の個人設定情報として記憶するか否かを指示する標準アプリケーション設定有無指示手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、
    前記起動アプリケーション選択手段により選択された起動させるアプリケーションについて、前記最大メモリ使用量取得手段により取得した各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には認証が成されないことを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、
    認証後に、前記最大メモリ使用量取得手段により取得した起動対象のアプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には、アプリケーションの起動は行わず、前記起動アプリケーション選択手段による起動するアプリケーションの再選択を促すことを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1に記載の情報処理置であって、
    前記起動アプリケーション選択手段により選択され認証後に起動するアプリケーションの起動順序を指定するアプリケーション起動順序指定手段を有し、
    利用者の認証後には前記アプリケーション起動順序指定手段により指定された順序に従って前記起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする情報処理装置。
  9. アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、利用者の認証を行う情報処理装置であって、
    インストール済みのアプリケーションに関連しそれぞれについて設けられる認証指示手段を有し、
    前記認証指示手段による認証が成された場合には、前記認証指示手段に関連しているアプリケーションのみを起動することを特徴とする情報処理装置。
  10. アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、本体に具備された操作手段を有する情報処理装置において、
    一定時間の間に前記操作手段による操作が成されなかった場合にはそれ以前になされた操作内容を破棄し待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、
    前記待機状態を解除する待機状態解除手段と、
    前記待機状態遷移手段により待機状態に遷移した場合にインストール済みのアプリケーションの中から1あるいは複数の起動するアプリケーションを選択する起動アプリケーション選択手段とを有し、
    前記待機状態解除手段が指示された場合には前記起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置であって、
    インストール済みの各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値を取得する最大メモリ使用量取得手段を有し、
    前記起動アプリケーション選択手段により選択された起動させるアプリケーションについて、前記最大メモリ使用量取得手段により取得した各アプリケーションが使用するメモリ容量の最大値の総和が利用可能なメモリ容量を上回る場合には前記待機状態解除手段による待機状態の解除が成されないことを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項10に記載の情報処理置であって、
    前記起動アプリケーション選択手段により選択され前記待機状態解除後に起動するアプリケーションの起動順序を指定するアプリケーション起動順序指定手段を有し、
    前記待機状態解除後には前記アプリケーション起動順序指定手段により指定された順序で前記起動アプリケーション選択手段により選択されたアプリケーションを起動することを特徴とする情報処理装置。
  13. アプリケーションを動的にインストールして起動させることが可能であると共に、本体に具備された操作手段を有する情報処理装置において、
    一定時間の間に前記操作手段による操作が成されなかった場合にはそれ以前になされた操作内容を破棄し待機状態に遷移する待機状態遷移手段と、
    インストール済みのアプリケーションに関連しそれぞれについて設けられる前記待機状態を解除する待機状態解除手段とを有し、
    前記待機状態解除手段により待機状態が解除された場合には、前記待機状態解除手段に関連しているアプリケーションのみを起動することを特徴とする情報処理装置。
JP2007267952A 2007-10-15 2007-10-15 情報処理装置 Pending JP2009098789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007267952A JP2009098789A (ja) 2007-10-15 2007-10-15 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007267952A JP2009098789A (ja) 2007-10-15 2007-10-15 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009098789A true JP2009098789A (ja) 2009-05-07

Family

ID=40701757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007267952A Pending JP2009098789A (ja) 2007-10-15 2007-10-15 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009098789A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043932A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 情報処理装置
WO2012096075A1 (ja) * 2011-01-11 2012-07-19 シャープ株式会社 携帯情報端末
JP2012155478A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Canon Inc 画像形成装置、装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
JP2012185800A (ja) * 2011-02-16 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 機器、プログラム管理方法、プログラム管理プログラム、及び記録媒体
JP2014048805A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Sharp Corp アプリ管理システム、情報表示装置、アプリ管理方法、アプリ管理プログラムおよびプログラム記録媒体
JP2017188113A (ja) * 2011-11-10 2017-10-12 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー アプリケーションごとのリソース使用情報の提供

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011043932A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Ricoh Co Ltd 情報処理装置
WO2012096075A1 (ja) * 2011-01-11 2012-07-19 シャープ株式会社 携帯情報端末
JP2012155478A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Canon Inc 画像形成装置、装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
US8832678B2 (en) 2011-01-25 2014-09-09 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and printer
JP2012185800A (ja) * 2011-02-16 2012-09-27 Ricoh Co Ltd 機器、プログラム管理方法、プログラム管理プログラム、及び記録媒体
JP2017188113A (ja) * 2011-11-10 2017-10-12 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング,エルエルシー アプリケーションごとのリソース使用情報の提供
US10154153B2 (en) 2011-11-10 2018-12-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Application resource usage information
JP2014048805A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Sharp Corp アプリ管理システム、情報表示装置、アプリ管理方法、アプリ管理プログラムおよびプログラム記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6458598B2 (ja) 画像処理装置および情報処理装置
JP5413154B2 (ja) 表示装置、画像形成装置、カスタマイズ方法、プログラム
JP5169429B2 (ja) 画像処理装置
JP2019135814A (ja) 画像形成装置、その方法およびプログラム
JP5188210B2 (ja) ジョブ処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2010193253A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP7242755B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム
JP2009098789A (ja) 情報処理装置
JP2019049773A (ja) 情報処理装置および情報表示方法とプログラム
JP2011182038A (ja) 画像処理装置、画像処理システムおよび表示画面制御方法
JP2018049552A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20130063749A1 (en) Image forming apparatus, image forming system, and method of setting of image forming apparatus operation
JP6857047B2 (ja) 画像形成装置、表示方法およびプログラム
JP2016213758A (ja) 画像通信装置とその制御方法、及びプログラム
JP2007251432A (ja) 画像形成装置
JP4795848B2 (ja) 画像処理システム
JP4222438B2 (ja) データ入出力システム、データ入出力システムの制御方法および制御装置
JP6919370B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
US11050894B2 (en) Image processing apparatus that performs function in action pattern corresponding to changeable user's request, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
JP2017039317A (ja) データ処理装置、設定情報管理方法及びプログラム
JP2008112414A (ja) 仮想キーボードシステム、その制御方法及びコンピュータプログラム
JP2016172432A (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JP2021097258A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2006319724A (ja) 画像処理システム及びその制御方法
JP2020015266A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630