JP2006319724A - 画像処理システム及びその制御方法 - Google Patents

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裕康 森田
Takeshi Matsukubo
勇志 松久保
Fumio Mikami
文夫 三上
Yoshinobu Umeda
嘉伸 梅田
Tadashi Kawaguchi
匡 川口
Yoshio Kimura
欣生 木村
Hiroshi Uchikawa
宙志 内川
Yasuhiko Hirano
安彦 平野
Hitoshi Imai
仁 今井
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Abstract

【課題】 原稿読み取り完了後の元原稿の取り忘れを確実に防止できるようにする。
【解決手段】 原稿の読取処理を行う読取手段と、その読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、操作手段で設定された出力条件に従って記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を出力手段に実行させる制御手段と、読み取った原稿が読取手段から取り除かれたか否かを判定する判定手段とを備え、判定手段により読取手段から原稿が取り除かれたと判定された後に操作手段での出力条件の設定を完了可能にし、読取手段から原稿が取り除かれたと判定される前においては所望の処理を実行することができないようにして、元原稿の取り忘れを確実に防ぐことができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿を読み取って当該原稿の画像データの出力処理を行う画像処理システム及びその制御方法に関する。
従来、原稿を読み取り、その原稿画像の印刷、送信、蓄積等を可能とする画像処理システムの一例として、コピー(複写)機能やデータ送受信機能を備えるデジタル複合機がある。このようなシステムにおいては、操作部を用いて、まずコピーや送信等の処理の目的を設定し、その動作の詳細(例えば、印刷部数や送信宛先等)を設定した後、原稿の読み取りを指示する。これにより、システムにおいて、原稿の読み取りが開始され、設定に応じた処理が行われる。
また、このようなシステムにおいては、通信時の秘密保持の観点から通信を行う場合にその内容(データ)を暗号化して送受信することも行われている。このような暗号化を適用したデータ通信の一例としては、S/MIME(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)を使った電子メール送信等がある。このようなセキュアな通信を指示した場合でも、同様の操作が行われ、設定に応じて処理が実行される。
特開2000−352916号公報
しかしながら、従来の画像処理システムでは、処理を実行させるために必要な設定を行った後に原稿の読み取り開始を指示することで、原稿の読み取りが行われて設定に応じた処理が実行される。そのため、原稿読み取りが完了した後の元原稿を取り忘れることがあり、特に、元原稿が機密文書である場合にはセキュリティ上問題があった。
本発明の目的は、原稿読み取り完了後の元原稿の取り忘れを確実に防止することである。
本発明の画像処理システムは、処理設定に係る情報を入力するための操作手段と、原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記操作手段で設定された出力条件に従って、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を出力手段に実行させる制御手段と、前記読取手段により読み取った原稿が当該読取手段から取り除かれたか否かを判定する判定手段とを備え、前記判定手段により前記読取手段から原稿が取り除かれたと判定された後に、前記操作手段での前記出力条件の設定を完了可能にすることを特徴とする。
本発明の画像処理システムは、原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶装置に記憶する記憶手段と、前記記憶装置に記憶された原稿の画像情報を印刷する印刷手段と、前記記憶装置に記憶された原稿の画像情報を送信する送信手段と、ユーザに各種設定可能とする操作手段と、ユーザに原稿の読取方法を設定させる読取設定手段と、前記読み取った原稿の画像情報の処理方法を設定させる処理設定手段と、前記読取手段による原稿の読取処理開始を指示する読取指示手段と、前記読取手段による原稿の読取処理完了を判断する判断手段と、前記読取処理が完了した原稿が、前記読取手段から取り除かれたか否かを判定する判定手段とを有し、ユーザが設定した原稿の読取方法に従って原稿の読取処理が完了し、当該原稿が前記読取手段から取り除かれて初めて、読み取った原稿の画像情報の処理方法の設定が可能となることを特徴とする。
本発明の画像処理システムは、原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段と、ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行させる制御手段とを有し、前記制御手段は、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了させるシーケンスを実行可能にすることを特徴とする。
本発明の画像処理システムの制御方法は、原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段とを有し、ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行可能にする画像処理システムの制御方法であって、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了させるシーケンスを実行可能にすることを特徴とする。
本発明のプログラムは、原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段とを有し、ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行可能にする画像処理システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、読み取り完了後の原稿が読取手段から取り除かれたと判定される前においては、当該原稿の画像情報の出力処理に係る出力条件の設定を完了することができず、所望の処理を実行することができないので、読み取り完了後の元原稿の取り忘れを確実に防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による画像処理システムを適用した複合機器の一構成例を示すブロック図である。
この複合機器は、スキャナ部104や受信インターフェース106を介して得られる画像データから複合機器で出力する画像を形成する画像形成部101、当該複合機器の各機能を制御する制御部102、出力された用紙をソートしたりするフィニッシャー103、原稿を読み取って当該原稿の画像データを出力するスキャナ部104、複合機器に実行させる処理やその動作を設定したりするための設定に係る情報を入力する機能を有する操作部105、外部から供給されるデータを受信する複数の受信インターフェース(受信I/F)106、外部にデータを送信する複数の送信インターフェース(送信I/F)107から構成されており、それぞれ専用インターフェースで制御部102に接続されている。
また、制御部102は、中央処理装置(CPU)108と記憶装置(メモリ)109とから、その主要部が構成されている。また、スキャナ部104は、原稿台(オートドキュメントフィーダ(ADF)であっても良い)に原稿が存在するか否か、言い換えればそれにセット(載置)された原稿が取り除かれたか否かを検出するセンサ110を有して構成されている。
図2は、操作部105の構成例を示す図である。
表示部111は、後述する各種設定画面(設定ダイアログ)に係る画像などを表示可能な液晶表示パネルで構成されている。また、表示部111には、その表示面上にタッチパネルが設けられており、操作者がタッチパネルを指等で触れることにより入力を行うことができるように構成されている。
テンキー112は数値入力のための0から9までの数字キーであり、スタートキー113は設定に応じた処理の実行を指示するためのキーである。クリアキー114Aは設定に関し既に入力済の内容を無効化(クリア)するためのキーであり、ストップキー114Bは設定に応じた処理の実行を中止させるためのキーである。各種キー115は、設定操作支援等の各種処理を実行させるためのキーである。
図3は、第1の実施形態における画像処理システムでの一連の処理を表したフローチャートである。
まず、ユーザ(操作者)により操作部105を介して原稿を読み取る際のパラメータが設定される(ステップS201)と、スキャナ部104にセットされた原稿を読み取り(ステップS202)、読み取った原稿の画像データを記憶装置109に蓄積する(ステップS203)。そして、中央処理装置108は、スキャナ部104により読み取り対象のすべての原稿を読み取ったか否かを判定する(ステップS204)。
ステップS204での判定がNoならば、すなわちスキャナ部104にて読み取っていない原稿がある場合には、処理はステップS202に戻る。一方、ステップS204での判定がYesならば、すなわちスキャナ部104にてセットされたすべての原稿の読み取りが終了している場合には、中央処理装置108は、読み取り終了を通知するダイアログを操作部105(より詳細にはその表示部111)に表示する(ステップS205)。
続いて、中央処理装置108は、スキャナ部104にセットされた原稿が取り除かれたか否かを判定する(ステップS206)。この判定は、スキャナ部104に設けたセンサ110による検出結果に基づいて行われる。ステップS206での判定がYesならば、すなわちスキャナ部104にセットされた原稿が取り除かれている場合には、中央処理装置108は、読み取りが完了した原稿に対する処理設定を促す処理設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS207)。一方、ステップS206での判定がNoならば、処理はステップS205に戻る。
ステップS207で操作部105に表示した処理設定ダイアログに従ってユーザが設定入力を完了した後、中央処理装置108は、ステップS207においてユーザが設定した処理の目的がコピー(複写)機能であったか否かを判定する(ステップS208)。ステップS208での判定がYesならば、すなわち読み取った原稿に対してコピー処理が要求されている場合には、中央処理装置108は、印刷条件の設定を促す印刷設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS209)。ステップS209での設定(入力された印刷条件)に従い、中央処理装置108は、画像形成部101及びフィニッシャー103を制御し、それらを用いて原稿画像を印刷することでコピー処理を行う(ステップS210)。そして、読み取った原稿の印刷が完了すると処理を終了する。
また、ステップS208での判定がNoならば、中央処理装置108は、ステップS207においてユーザが設定した処理の目的が送信機能であったか否かを判定する(ステップS211)。ステップS211での判定がYesならば、すなわち読み取った原稿の画像データの送信処理が要求されている場合には、中央処理装置108は、送信条件の設定を促す送信設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS212)。ステップS212での設定(入力された送信条件)に従い、中央処理装置108は、送信インターフェース107を制御し、それを用いて原稿の画像データの送信処理を行う(ステップS213)。そして、読み取った原稿の画像データの送信が完了すると処理を終了する。
また、ステップS211での判定がNoならば、中央処理装置108は、ステップS207においてユーザが設定した処理の目的が蓄積処理である、すなわち読み取った原稿の画像データの本体記憶装置109への恒久蓄積処理が要求されていると判定する。その判定に従って、中央処理装置108は、蓄積条件の設定を促す蓄積設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS214)。ステップS214での設定(入力された蓄積条件)に従い、中央処理装置108は、原稿の画像データの本体記憶装置109への蓄積処理を行う(ステップS215)。そして、読み取った原稿の画像データの蓄積保存が完了すると処理を終了する。
図4は、読み取りが完了した原稿に対する処理を設定するための処理設定画面(処理設定ダイアログ)の一例を示す図である。この処理設定画面は、上述したようにスキャナ部104にセットされて読み取られた原稿が取り除かれた後に表示される。なお、この図4に示す設定画面をはじめとして、後述する各設定画面は操作部105の表示部111に表示される。
図4に示すように、処理設定画面には、読み取った原稿に対する処理を設定するためのコピーキー401、送信/ファックスキー402、及びボックスキー403が設けられている。コピーキー401は読み取った原稿に対してコピー処理を要求するためのものであり、送信/ファックスキー402は読み取った原稿の画像データの送信処理を要求するためのものであり、ボックスキー403は読み取った原稿の画像データの恒久蓄積処理を要求するためのものである。なお、拡張キー404は複合機器における拡張機能設定に係るものである。
図4においては、読み取った原稿に対してコピー処理を要求するためにコピーキー401が選択操作された場合の画面を一例として示している。読み取った原稿に対する処理目的にコピー機能を設定する場合には、その動作の詳細として図4に一例を示すように印刷枚数、出力用紙サイズ、倍率、印刷濃度、ソート設定、片面/両面コピー設定等を印刷条件に設定可能である。
また、図4に示した応用モードキー405は、複合機器のコピー機能を実行するうえで選択可能な各種特定処理を表示させるためのキーである。この応用モードキー405を選択することで図5に一例を示すように前記特定処理が一覧表示され、ユーザは一覧表示された特定処理のキーを選択することで、当該キーに対応する所望の特定処理を実現させることができる。
図6は、図4に示した処理設定画面でコピー機能における印刷条件を設定した後に表示される処理設定画面の一例を示す図である。図6に示すように、印刷条件設定後の表示画面においては、印刷条件が設定されている旨が表示されるとともに、設定されている印刷条件を確認するための設定確認キー406が設けられる。この設定確認キー406を選択すると、図6に示す処理設定画面から図7に示すような設定確認画面に表示が切り換わり、設定されている印刷条件が表示される。
図8は、図4に示したような処理設定画面において、読み取った原稿の画像データの送信処理を要求するために送信/ファックスキー402が選択操作された場合の画面の一例を示す図である。読み取った原稿の処理目的としてその画像データの送信機能を設定する場合には、その動作の詳細として図8に一例を示すように送信態様(ファックス、電子メール、ファイル送信等)、宛先、ファイル送信する場合のファイル形式、その他送信設定情報等を送信条件に設定可能である。
例えば、画像データの送信宛先は以下のようにして設定することも可能である。まず、図9に一例を示すような宛先表を設け、宛先に係る情報を予め宛先表に登録し保存しておく。そして、図8に示した宛先表キーが操作されることで登録済みの宛先情報が表示された宛先表を表示し、その表示された宛先情報を選択することで送信宛先を設定することが可能である。
また、図4に示した送信設定キーは、複合機器の送信機能により原稿の画像データを送信する場合に、それに関して具体的な情報を設定するための送信設定画面を表示させるためのキーである。この送信設定キーを選択することで図10に一例を示すように送信文書名や件名等の情報を入力設定するための画面が表示され、当該情報が入力されると図11に示すように入力された情報も合わせて表示される。なお、入力設定可能な情報は、原稿の画像データを送信する場合の送信態様によって異なっている。
以上、説明したように第1の実施形態によれば、原稿を読み取って当該原稿の画像情報の出力処理を行う場合に、原稿読み取り完了後に読み取った元原稿をスキャナ部104から取り除かない限り、出力処理やその条件の設定ができなくなり、所望の出力処理を行うことができない。したがって、元原稿を取り忘れてユーザがその場を離れてしまうことを防止することができ、読み取り完了後の元原稿の取り忘れを確実に防ぐことができる。
なお、上述した説明では、読み取り完了後の元原稿をスキャナ部104から取り除いてから、出力処理やその条件の設定を可能なようにしているが、本発明はこれに限定されるものではない。少なくとも元原稿をスキャナ部104から取り除いた後に出力処理やその条件の設定を完了可能とするようにすれば良く、例えば元原稿をスキャナ部104から取り除く前であっても出力処理やその条件の設定の一部を可能にしても良いし、また例えばユーザ操作による出力処理の実行開始指示のみを元原稿をスキャナ部104から取り除くまで無効とするようにしても良い。
例えば、元原稿をスキャナ部104から取り除く前であっても設定を許可する処理条件と取り除いた後にはじめて設定を許可する処理条件と管理するための表1に示すようなテーブルデータを内部に設けておき、制御部102がこのテーブルデータを参照し、操作部105を介したユーザ操作等に応じて、動作を制御したり、ユーザに対する警告表示を行ったりするようにしても良い。
Figure 2006319724
このテーブルデータは、機能毎(コピー機能、送信機能<送信/ファックス機能>、恒久蓄積機能<ボックス機能>)に原稿の入力処理に関する設定と出力処理に関する設定とを区別して管理しており、それぞれ原稿を取り除く前であっても設定を許可してよい処理条件と、原稿を取り除いた後にはじめて設定を許可してよい処理条件(原稿を取り除く前には設定を禁止する処理条件)等を管理するためのものである。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
以下に説明する本発明の第2の実施形態は、読み取った原稿に対して暗号化送信などのセキュアな処理が指示された場合に、読み取った原稿が取り除かれて初めてその動作の詳細の設定を完了可能にすることで、通常処理の際の利便性を低下させることなく、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるようにするものである。
なお、第2の実施形態による画像処理システムの構成は、図1に一例を示した第1の実施形態による画像処理システムを適用した複合機器と同様であるので、その構成についての説明は省略する。
図12は、第2の実施形態における画像処理システムでの一連の処理を表したフローチャートである。
まず、ユーザにより操作部105を介して、原稿を読み取る際のパラメータが設定され(ステップS301)、さらに読み取る原稿に対する処理種別が設定される(ステップS302)と、中央処理装置108は、ステップS302で指定された処理種別が原稿の画像データを暗号化して送信するセキュア送信であるか否かを判定する(ステップS303)。
ステップS303での判定がYesならば、すなわち読み取り対象の原稿に関してセキュア送信処理が指定された場合には、スキャナ部104にセットされた原稿を読み取り(ステップS304)、読み取った原稿の画像データを記憶装置109に蓄積する(ステップS305)。そして、中央処理装置108は、スキャナ部104により読み取り対象のすべての原稿を読み取ったか否かを判定する(ステップS306)。
ステップS306での判定がNo、すなわちスキャナ部104にて読み取っていない原稿があれば、処理はステップS304に戻る。一方、ステップS306での判定がYes、すなわちスキャナ部104にてセットされたすべての原稿の読み取りが終了していれば、中央処理装置108は、読み取り終了を通知するダイアログを操作部105に表示する(ステップS307)。
次に、中央処理装置108は、スキャナ部104にセットされた原稿が取り除かれたか否かを判定する(ステップS308)。この判定は、スキャナ部104に設けたセンサ110による検出結果に基づいて行われる。ステップS308での判定がYes、すなわちスキャナ部104にセットされた原稿が取り除かれていれば、中央処理装置108は、読み取りが完了した原稿に対する処理設定を促す処理設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS309)。一方、ステップS308での判定がNoならば、処理はステップS307に戻る。
続いて、中央処理装置108は、操作部105に表示した処理設定ダイアログに応じたユーザによる設定入力の完了後、その設定に従って各機能部を制御し指定された処理を行う(ステップS310)。そして、読み取った原稿に対する指定処理が完了すると処理を終了する。
また、ステップS303での判定がNo、すなわち読み取り対象の原稿に関してセキュア送信処理が指定されていなければ、中央処理装置108は、読み取り対象の原稿に対する処理設定を促す処理設定ダイアログを操作部105に表示する(ステップS311)。続いて、スキャナ部104にセットされた原稿を読み取り(ステップS312)、読み取った原稿の画像データを記憶装置109に蓄積する(ステップS313)。そして、中央処理装置108は、スキャナ部104により読み取り対象のすべての原稿を読み取ったか否かを判定する(ステップS314)。
ステップS314での判定がNo、すなわちスキャナ部104にて読み取っていない原稿があれば、処理はステップS312に戻り、判定がYes、すなわちスキャナ部104にてセットされたすべての原稿の読み取りが終了していれば、処理はステップS310に移る。
図13は、図12に示したステップS310において送信指定がなされた場合、すなわち読み取った原稿の画像データの送信処理が指定された場合の処理を表したフローチャートである。
ユーザにより操作部105を介して、送信宛先が設定され(ステップS401)、機器情報を元に送信元情報が設定される(ステップS402)。続いて、中央処理装置108は、読み取った原稿に対して指定されている処理が原稿の画像データを暗号化して送信するセキュア送信であるか否かを判定する(ステップS403)。
ステップS403での判定がYesならば、中央処理装置108は、ステップS304及びS305において、スキャナ部104により読み取って記憶装置109に蓄積した送信画像(原稿の画像データ)を暗号化処理し(ステップS404)、さらに暗号化されたデータを送信可能なデータ形式にエンコードする(ステップS405)。このステップS405でのエンコードは、例えばメール送信であればbase−64変換である。さらに、中央処理装置108は、暗号化通信に必要なヘッダ(暗号化送信用ヘッダ)を付与し(ステップS406)、メールサーバへの接続を行う(ステップS407)。
一方、ステップS403での判定がNoならば、中央処理装置108は、ステップS312及びS313において、スキャナ部104により読み取って記憶装置109に蓄積した送信画像を送信可能なデータ形式にエンコードし(ステップS410)、ステップS407での処理に進む。
中央処理装置108は、ステップS407においてメールサーバに接続した後、ヘッダ情報、エンコードされた送信画像を含むメールデータを送信する(ステップS408)。そして、中央処理装置108は、メールデータの送信が完了すると、メールサーバへの接続を解除し(ステップS409)、処理を終了する。
図14は、第2の実施形態において、読み取った原稿の画像データの送信処理を要求するために送信/ファックスキー402が選択操作された場合の処理設定画面の一例を示す図である。第2の実施形態での送信機能に対応する処理設定画面においては、図6に示した第1の実施形態での処理設定画面に設けられたキーに加え、原稿の画像データを送信する際にそれを暗号化して送信するセキュア送信処理を設定するための重要文書キー1401が設けられている。この重要文書キー1401の選択/非選択に応じて、セキュア送信の設定/非設定が指定できる。なお、処理設定画面においてその他の処理設定キー(コピーキー401及びボックスキー403)が選択された場合は、第1の実施形態と同様であるので説明は省略する。図15は、原稿の画像データを送信する暗号化されたメールのヘッダ及び本文の一例を示した図である。
以上、説明したように第2の実施形態によれば、読み取った原稿に対して暗号化送信などのセキュアな処理を指示した場合に、読み取った元原稿をスキャナ部104から取り除かない限り、処理や条件の設定を行うことができない。したがって、通常処理の場合の利便性を損なうことなく、機密文書等のセキュアな処理が要求される元原稿の取り忘れを確実に防止することができ、セキュリティの向上を図ることができる。
また、上述した説明では、読み取った原稿に対してセキュアな処理が指示された場合には、読み取り完了後の元原稿をスキャナ部104から取り除いてから、処理や条件の設定を可能なようにしているが、少なくとも元原稿をスキャナ部104から取り除いた後に処理や条件の設定を完了可能とするようにすれば良い。例えば元原稿をスキャナ部104から取り除く前であっても処理や条件の設定の一部を可能にしても良いし、また例えばユーザ操作によるセキュア処理の実行開始指示のみを元原稿をスキャナ部104から取り除くまで無効とするようにしても良い。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、元原稿をスキャナ部104から取り除いた後に処理や条件の設定が可能(あるいは完了可能)となるように原稿取り忘れ防止機能を常に有効とするようにしているが、図16に示すような設定画面を設けて原稿取り忘れ防止機能の有効(ON)/無効(OFF)を適宜選択できるようにしても良い。このようにした場合には、ユーザの使用環境等に応じて原稿取り忘れ防止機能を無効にすることが可能となり、操作性の向上等を図ることができる。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、第1及び第2の実施形態に示した画像処理システムは、図17に示すようなコンピュータ機能1700を有し、そのCPU1701により第1及び第2の実施形態での動作が実施される。
コンピュータ機能1700は、前記図17に示すように、CPU1701と、ROM1702と、RAM1703と、キーボード(KB)1709のキーボードコントローラ(KBC)1705と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1710のCRTコントローラ(CRTC)1706と、ハードディスク(HD)1711及びフレキシブルディスク(FD)1712のディスクコントローラ(DKC)1707と、ネットワークインタフェースカード(NIC)1708とが、システムバス1704を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
CPU1701は、ROM1702又はHD1711に記憶されたソフトウェア、又はFD1712より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス1704に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU1701は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM1702、HD1711、又はFD1712から読み出して実行することで、第1及び第2の実施形態での動作を実現するための制御を行う。
RAM1703は、CPU1701の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC1705は、KB1709や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC1706は、CRT1710の表示を制御する。
DKC1707は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施形態における前記処理プログラム等を記憶するHD1711及びFD1712とのアクセスを制御する。
NIC1708はネットワーク1713上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の一実施形態による画像処理システムを適用した複合機器の構成例を示すブロック図である。 本実施形態における複合機器の操作部の一構成例を示す図である。 第1の実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。 処理設定画面の一例を示す図である。 コピー機能における応用モードの一覧表示画面の一例を示す図である。 印刷条件設定後の処理設定画面の一例を示す図である。 印刷設定確認画面の一例を示す図である。 処理設定画面の他の例を示す図である。 送信機能における宛先表画面の一例を示す図である。 送信機能における詳細情報入力画面の一例を示す図である。 詳細情報が入力された詳細情報入力画面の一例を示す図である。 第2の実施形態における処理の一例を示すフローチャートである。 送信指定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における処理設定画面の一例を示す図である。 暗号化されたメールのヘッダ及び本文の一例を示す図である。 原稿取り忘れ防止機能の設定画面の一例を示す図である。 第1及び第2の実施形態における画像処理システムを実現可能なコンピュータ機能を示すブロック図である。
符号の説明
101 画像形成部
102 制御部
103 フィニッシャー
104 スキャナ部
105 操作部
106 受信インターフェース
107 送信インターフェース
108 CPU
109 メモリ
110 センサ

Claims (21)

  1. 処理設定に係る情報を入力するための操作手段と、
    原稿の読取処理を行う読取手段と、
    前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記操作手段で設定された出力条件に従って、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を出力手段に実行させる制御手段と、
    前記読取手段により読み取った原稿が当該読取手段から取り除かれたか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段により前記読取手段から原稿が取り除かれたと判定された後に、前記操作手段での前記出力条件の設定を完了可能にすることを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報を印刷する印刷手段、及び前記原稿の画像情報を送信する送信手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記判定手段により前記読取手段から原稿が取り除かれたと判定された後に、前記操作手段での前記出力条件の設定を入力可能にすることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理システム。
  4. 前記判定手段により前記読取手段から原稿が取り除かれたと判定されるまで、前記操作手段からの前記出力処理の実行開始指示を無効とすることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理システム。
  5. 前記読み取った原稿の画像情報を前記記憶手段に記憶する際、もしくは当該原稿の画像情報を前記出力手段が有する送信手段で送信する際に、当該原稿の画像情報を暗号化処理する暗号化手段と、
    前記暗号化手段による暗号化処理を実行するか否かを指示する暗号化指示手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理システム。
  6. 原稿の読取処理を行う読取手段と、
    前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶装置に記憶する記憶手段と、
    前記記憶装置に記憶された原稿の画像情報を印刷する印刷手段と、
    前記記憶装置に記憶された原稿の画像情報を送信する送信手段と、
    ユーザに各種設定可能とする操作手段と、
    ユーザに原稿の読取方法を設定させる読取設定手段と、
    前記読み取った原稿の画像情報の処理方法を設定させる処理設定手段と、
    前記読取手段による原稿の読取処理開始を指示する読取指示手段と、
    前記読取手段による原稿の読取処理完了を判断する判断手段と、
    前記読取処理が完了した原稿が、前記読取手段から取り除かれたか否かを判定する判定手段とを有し、
    ユーザが設定した原稿の読取方法に従って原稿の読取処理が完了し、当該原稿が前記読取手段から取り除かれて初めて、読み取った原稿の画像情報の処理方法の設定が可能となることを特徴とする画像処理システム。
  7. 前記記憶装置に記憶する際、もしくは前記送信手段により送信する際、読み取った原稿の画像情報を暗号化して記憶又は送信する暗号化手段と、
    前記暗号化手段により読み取った原稿を暗号化処理するか否かを指示する暗号化指示手段とを有し、
    読み取った原稿を暗号化処理する指示がなされれば、原稿の読取処理が完了し、当該原稿が前記読取手段から取り除かれて始めて、読み取った原稿の画像情報の処理方法の設定が可能となることを特徴とする請求項6記載の画像処理システム。
  8. 原稿を載置する原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、
    前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段と、
    ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行させる制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了させるシーケンスを実行可能にすることを特徴とする画像処理システム。
  9. 前記制御手段は、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理を行い、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする第1シーケンスと、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理を行わずに、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする第2シーケンスと、を選択的に実行可能にすることを特徴とする請求項8記載の画像処理システム。
  10. 前記制御手段は、前記第1シーケンスと前記第2シーケンスとのうちのユーザにより選択されたシーケンスを実行可能にすることを特徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  11. 前記制御手段は、処理対象となる原稿が所定の条件を満たす原稿の場合に前記第1シーケンスを実行可能にし、処理対象となる原稿が所定の条件を満たす原稿ではない場合に前記第2シーケンスを実行可能にすることを特徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  12. 原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段とを有し、ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行可能にする画像処理システムの制御方法であって、
    前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了させるシーケンスを実行可能にすることを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  13. 前記シーケンスにて、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理を行うことを特徴とする請求項12記載の画像処理システムの制御方法。
  14. 前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理を行い、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする第1シーケンスと、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる該当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理を行わずに、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする第2シーケンスとを選択的に実行可能にすることを特徴とする請求項12記載の画像処理システムの制御方法。
  15. 前記第1シーケンスと前記第2シーケンスのうちのユーザにより選択されたシーケンスを実行可能にすることを特徴とする請求項14記載の画像処理システムの制御方法。
  16. 処理対象となる原稿が所定の条件を満たす原稿の場合に前記第1シーケンスを実行可能にし、処理対象となる原稿が所定の条件を満たす原稿ではない場合に前記第2シーケンスを実行可能にすることを特徴とする請求項14記載の画像処理システムの制御方法。
  17. 前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定が完了することを阻止するための処理は、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれる前に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定がなされた場合に、前記操作部に警告表示を実行させることを特徴とする請求項13〜16の何れか1項に記載の画像処理システムの制御方法。
  18. 前記出力手段は、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報のプリント処理を行うプリント手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の外部装置への送信処理を行う送信手段の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項12〜16の何れか1項に記載の画像処理システムの制御方法。
  19. 前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にするシーケンスを実行する場合でも、前記原稿台に載置される原稿の読取処理に係る前記操作部でのユーザによる設定は、前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれたか否かに関係なく、実行を許可することを特徴とする請求項12〜16の何れか1項に記載の画像処理システムの制御方法。
  20. 原稿を載置する原稿台と、前記原稿台に載置された原稿の読取処理を行う読取手段と、前記読取手段により読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された原稿の画像情報の出力処理を実行する出力手段とを有し、ユーザにより操作部で設定された出力条件に従って、前記原稿の画像情報の出力処理を前記出力手段により実行可能にする画像処理システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記原稿台に載置された原稿がユーザにより当該原稿台から取り除かれた後に、前記操作部でのユーザによる当該原稿の画像情報のための出力条件の設定を完了可能にする処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  21. 請求項20記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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